JP2905254B2 - 二輪車用盗難警報装置 - Google Patents
二輪車用盗難警報装置Info
- Publication number
- JP2905254B2 JP2905254B2 JP9756190A JP9756190A JP2905254B2 JP 2905254 B2 JP2905254 B2 JP 2905254B2 JP 9756190 A JP9756190 A JP 9756190A JP 9756190 A JP9756190 A JP 9756190A JP 2905254 B2 JP2905254 B2 JP 2905254B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alarm
- state
- control circuit
- output signal
- alarm control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62H—CYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
- B62H5/00—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
- B62H5/20—Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles indicating unauthorised use, e.g. acting on signalling devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/01—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
- B60R25/04—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
- B60R25/045—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor by limiting or cutting the electrical supply to the propulsion unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は二輪車用盗難警報装置、特に遠隔操作が可
能な警報器を備えた二輪車用盗難警報装置に関連する。
能な警報器を備えた二輪車用盗難警報装置に関連する。
従来の技術 公知の自動車用盗難警報器は自動車の全ての開閉部を
閉鎖してロックしたときに、盗難警報器はディスアーム
ド状態からアームド状態に切り替えられる。アームド状
態において不正にドア、トランク又はフード等の開閉部
を開放すると、自動的に警報が発生して、自動車の盗難
を防止することができる。
閉鎖してロックしたときに、盗難警報器はディスアーム
ド状態からアームド状態に切り替えられる。アームド状
態において不正にドア、トランク又はフード等の開閉部
を開放すると、自動的に警報が発生して、自動車の盗難
を防止することができる。
また、特公昭63−11509号広報に示されるように、所
定のコード番号を含む赤外線を使用してロック装置を解
錠する遠隔操作ロック制御装置は公知である。この遠隔
操作ロック制御装置は、手動操作されるスイッチを含む
発信装置と、スイッチを押圧したときに発信装置から発
射される赤外線を受信して赤外線中に含まれる所定のコ
ード番号を検出したときにロック装置に解錠信号を供給
する受信装置とを有する。この遠隔操作ロック制御装置
は受光装置のセンサ部に対し約1m以上離れた位置から赤
外線を発射してロック装置を解錠することができる。こ
のため、発信装置のスイッチ押圧による解錠操作の簡易
化と迅速化を図れる利点がある。
定のコード番号を含む赤外線を使用してロック装置を解
錠する遠隔操作ロック制御装置は公知である。この遠隔
操作ロック制御装置は、手動操作されるスイッチを含む
発信装置と、スイッチを押圧したときに発信装置から発
射される赤外線を受信して赤外線中に含まれる所定のコ
ード番号を検出したときにロック装置に解錠信号を供給
する受信装置とを有する。この遠隔操作ロック制御装置
は受光装置のセンサ部に対し約1m以上離れた位置から赤
外線を発射してロック装置を解錠することができる。こ
のため、発信装置のスイッチ押圧による解錠操作の簡易
化と迅速化を図れる利点がある。
実公昭58−11661号広報にはシートロックに設けたス
イッチの作動により警報状態を解除する二輪車の盗難警
報器が開示されている。また、実公昭58−26207号広報
にはイグニッション回路を電源に不正に接続したときに
警報器が作動する二輪車用盗難防止装置が記載されてい
る。更に、実公昭58−26208号広報にはイグニッション
回路が切断されたときに警報器が作動する二輪車用盗難
防止装置が記載されている。
イッチの作動により警報状態を解除する二輪車の盗難警
報器が開示されている。また、実公昭58−26207号広報
にはイグニッション回路を電源に不正に接続したときに
警報器が作動する二輪車用盗難防止装置が記載されてい
る。更に、実公昭58−26208号広報にはイグニッション
回路が切断されたときに警報器が作動する二輪車用盗難
防止装置が記載されている。
発明が解決しようとする課題 ところで、従来の二輪車の盗難防止装置では、電磁波
を用いた遠隔操作によって盗難警報器の状態切替を行う
ことができなかった。
を用いた遠隔操作によって盗難警報器の状態切替を行う
ことができなかった。
そこで、この発明は、上記欠点を解消し、電磁波を用
いた遠隔操作によって警報器を制御できる二輪車用盗難
警報装置を提供することを目的とする。
いた遠隔操作によって警報器を制御できる二輪車用盗難
警報装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による二輪車用盗難警報装置（１）は、ステ
アリングロック装置（２）のキー孔（３）内に装着され
るキャップ（10）に設けられかつキー孔（３）からキャ
ップ（10）が抜き出されたときに出力信号を発生するス
イッチ手段（13）と、発信器（８）から所定のコード信
号を含む電磁波を受信したときに出力信号を発生する受
信器（９）と、スイッチ手段（13）及び受信器（９）の
出力信号を受信しかつ警報器（６）を作動する警報信号
を発生する警報制御回路（５）とを備えている。警報制
御回路（５）は、スイッチ手段（13）の出力信号を受信
しても警報信号を発生しないディスアームド状態と、ス
イッチ手段（13）の出力信号を受信したときに警報信号
を発生する警報状態へ移行するアームド状態とに切り替
えられる。ディスアームド状態にある警報制御回路
（５）は、受信器（９）の出力信号を受信したときにア
ームド状態に切り替えられる。アームド状態又は警報状
態にある警報制御回路（５）は、受信器（９）の出力信
号を受信したときにディスアームド状態に切り替えられ
る。警報器（６）は、二輪車に取り付けられたホーン、
ランプその他の聴覚的又は視覚的警報装置である。
アリングロック装置（２）のキー孔（３）内に装着され
るキャップ（10）に設けられかつキー孔（３）からキャ
ップ（10）が抜き出されたときに出力信号を発生するス
イッチ手段（13）と、発信器（８）から所定のコード信
号を含む電磁波を受信したときに出力信号を発生する受
信器（９）と、スイッチ手段（13）及び受信器（９）の
出力信号を受信しかつ警報器（６）を作動する警報信号
を発生する警報制御回路（５）とを備えている。警報制
御回路（５）は、スイッチ手段（13）の出力信号を受信
しても警報信号を発生しないディスアームド状態と、ス
イッチ手段（13）の出力信号を受信したときに警報信号
を発生する警報状態へ移行するアームド状態とに切り替
えられる。ディスアームド状態にある警報制御回路
（５）は、受信器（９）の出力信号を受信したときにア
ームド状態に切り替えられる。アームド状態又は警報状
態にある警報制御回路（５）は、受信器（９）の出力信
号を受信したときにディスアームド状態に切り替えられ
る。警報器（６）は、二輪車に取り付けられたホーン、
ランプその他の聴覚的又は視覚的警報装置である。
この二輪車用盗難警報装置（１）の実施例では、ディ
スアームド状態において受信器（９）の出力信号を受信
したとき、警報制御回路（５）のタイマーが一定時間作
動して警報制御回路（５）がアームド準備状態に切り替
えられ、タイマが一定時間を計数した後、警報制御回路
（５）がアームド状態に切り替えられる。スイッチ手段
（13）は、感圧センサ、マイクロスイッチ又は開閉接点
である。
スアームド状態において受信器（９）の出力信号を受信
したとき、警報制御回路（５）のタイマーが一定時間作
動して警報制御回路（５）がアームド準備状態に切り替
えられ、タイマが一定時間を計数した後、警報制御回路
（５）がアームド状態に切り替えられる。スイッチ手段
（13）は、感圧センサ、マイクロスイッチ又は開閉接点
である。
作 用 運転者が二輪車から離れるとき、ステアリングロック
装置（２）のキー孔（３）にキャップ（10）を装着した
後、発信器（８）から所定のコード信号を含む電磁波を
照射して受信器（９）から出力信号を発生させると、警
報制御回路（５）はディスアームド状態からアームド状
態に切り替えられる。アームド状態の警報制御回路
（５）は、ステアリングロック装置（２）からキャップ
（10）が抜き出されたときに発生するスイッチ手段（1
3）からの出力信号を受信して警報状態へ移行すること
により警報信号を発生し、警報器（６）を作動する。警
報状態において受信器（９）の出力信号を受信すると、
警報制御回路（５）はディスアームド状態又はアームド
状態に切り替えられ、警報信号を停止する。本発明の実
施例では、ディスアームド状態において受信器（９）の
出力信号を受信したとき、警報制御回路（５）のタイマ
が一定時間作動して警報制御回路（５）がアームド準備
状態に切り替えられ、更に一定時間経過後、アームド状
態に切り替えられる。
装置（２）のキー孔（３）にキャップ（10）を装着した
後、発信器（８）から所定のコード信号を含む電磁波を
照射して受信器（９）から出力信号を発生させると、警
報制御回路（５）はディスアームド状態からアームド状
態に切り替えられる。アームド状態の警報制御回路
（５）は、ステアリングロック装置（２）からキャップ
（10）が抜き出されたときに発生するスイッチ手段（1
3）からの出力信号を受信して警報状態へ移行すること
により警報信号を発生し、警報器（６）を作動する。警
報状態において受信器（９）の出力信号を受信すると、
警報制御回路（５）はディスアームド状態又はアームド
状態に切り替えられ、警報信号を停止する。本発明の実
施例では、ディスアームド状態において受信器（９）の
出力信号を受信したとき、警報制御回路（５）のタイマ
が一定時間作動して警報制御回路（５）がアームド準備
状態に切り替えられ、更に一定時間経過後、アームド状
態に切り替えられる。
実 施 例 以下、この発明の実施例を第１図〜第８図について説
明する。
明する。
第１図に示すように、この発明による二輪車用盗難警
報装置１は、ステアリングロック装置２のキー孔３に装
着されるキャップ10を有する。二輪車には電源４と、電
源４に隣接して設けられた警報制御回路５と、警報制御
回路５に接続された警報器６とを有する。キャップ10内
に設けられたスイッチ手段は導線７により警報制御回路
５に接続される。また、警報制御回路５には発信器とし
ての赤外線発光器８から照射される赤外線を受信する受
信器としての受光器９が接続される。
報装置１は、ステアリングロック装置２のキー孔３に装
着されるキャップ10を有する。二輪車には電源４と、電
源４に隣接して設けられた警報制御回路５と、警報制御
回路５に接続された警報器６とを有する。キャップ10内
に設けられたスイッチ手段は導線７により警報制御回路
５に接続される。また、警報制御回路５には発信器とし
ての赤外線発光器８から照射される赤外線を受信する受
信器としての受光器９が接続される。
第２図及び第３図に示すように、キャップ10はハウジ
ング11と、ハウジング11の開口部を閉鎖するようにハウ
ジング11に固定されたカバー12とを有する。ハウジング
11内にはスイッチ手段としての感圧センサ13と、感圧セ
ンサ13に隣接して配置されるボタン部材14と、ボタン部
材14に当接する頭部16を有しかつ樹脂により成形された
プラグ15と、カバー12に取り付けられかつ孔17を有する
スリーブ18と、プラグ15の頭部16とスリーブ18との間に
配置されかつプラグ15をボタン部材14に対して常時押圧
するスプリング19とを有する。ボタン部材14、プラグ15
及びスリーブ18は回転可能に配置される。キャップ10の
プラグ15の先端には、ステアリングロック装置２のキー
孔３内に挿入されたときタンブラに係止する一対の弾性
突起15aが設けられる。感圧センサ13には通常スプリン
グ19によりボタン部材14が押圧されている。プラグ15が
外側に移動するときに感圧センサ13へのスプリング19の
弾力が軽減又は解除されるが、感圧センサ13はスプリン
グ19の弾力が減少又は解除されるときに警報制御回路５
への出力信号を発生する。
ング11と、ハウジング11の開口部を閉鎖するようにハウ
ジング11に固定されたカバー12とを有する。ハウジング
11内にはスイッチ手段としての感圧センサ13と、感圧セ
ンサ13に隣接して配置されるボタン部材14と、ボタン部
材14に当接する頭部16を有しかつ樹脂により成形された
プラグ15と、カバー12に取り付けられかつ孔17を有する
スリーブ18と、プラグ15の頭部16とスリーブ18との間に
配置されかつプラグ15をボタン部材14に対して常時押圧
するスプリング19とを有する。ボタン部材14、プラグ15
及びスリーブ18は回転可能に配置される。キャップ10の
プラグ15の先端には、ステアリングロック装置２のキー
孔３内に挿入されたときタンブラに係止する一対の弾性
突起15aが設けられる。感圧センサ13には通常スプリン
グ19によりボタン部材14が押圧されている。プラグ15が
外側に移動するときに感圧センサ13へのスプリング19の
弾力が軽減又は解除されるが、感圧センサ13はスプリン
グ19の弾力が減少又は解除されるときに警報制御回路５
への出力信号を発生する。
第４図は感圧センサ13が接続される入力端子を有する
警報制御回路５を示す。警報制御回路５は赤外線の受光
器９が接続された入力端子及び警報器６に接続された出
力端子を有する。警報制御回路５の詳細を図示しない
が、ワンチップマイクロコンピュータにより構成するこ
とができる。警報制御回路５には所定のコード信号を記
憶するRAM22及び警報制御回路５の作動をプログラム制
御する動作シーケンスを記憶するROM23が接続される。
警報制御回路５は、感圧センサ13の出力信号を受信して
も警報信号を発生しないディスアームド状態と、感圧セ
ンサ13から出力信号を受信したときに警報信号を発生す
る警報状態へ移行するアームド状態とに切り替えられ
る。
警報制御回路５を示す。警報制御回路５は赤外線の受光
器９が接続された入力端子及び警報器６に接続された出
力端子を有する。警報制御回路５の詳細を図示しない
が、ワンチップマイクロコンピュータにより構成するこ
とができる。警報制御回路５には所定のコード信号を記
憶するRAM22及び警報制御回路５の作動をプログラム制
御する動作シーケンスを記憶するROM23が接続される。
警報制御回路５は、感圧センサ13の出力信号を受信して
も警報信号を発生しないディスアームド状態と、感圧セ
ンサ13から出力信号を受信したときに警報信号を発生す
る警報状態へ移行するアームド状態とに切り替えられ
る。
受光器９は所定のコード信号を含む電磁波を受信した
ときに出力信号を発生する。警報制御回路５は自身のア
ームド状態、ディスアームド状態又は警報状態とを検出
し、キャップ10がキー孔３から抜き出されたときに感圧
センサ13が発生する出力信号を受信する。ディスアーム
ド状態にある警報制御回路５は、受光器９の出力信号を
受信したときにアームド状態に切り替えられる。この場
合に、警報制御回路５のタイマが一定時間作動して警報
制御回路５がディスアームド状態からアームド準備状態
に切り替えられ、タイマが一定時間を計数した後、警報
制御回路５がアームド準備状態からアームド状態に切り
替えられる。アームド状態又は警報状態にある警報制御
回路５は、受光器９の出力信号を受信したときにディス
アームド状態に切り替えられる。必要に応じ、アームド
準備状態のときに表示装置を作動させ、アームド準備状
態を表示することもできる。
ときに出力信号を発生する。警報制御回路５は自身のア
ームド状態、ディスアームド状態又は警報状態とを検出
し、キャップ10がキー孔３から抜き出されたときに感圧
センサ13が発生する出力信号を受信する。ディスアーム
ド状態にある警報制御回路５は、受光器９の出力信号を
受信したときにアームド状態に切り替えられる。この場
合に、警報制御回路５のタイマが一定時間作動して警報
制御回路５がディスアームド状態からアームド準備状態
に切り替えられ、タイマが一定時間を計数した後、警報
制御回路５がアームド準備状態からアームド状態に切り
替えられる。アームド状態又は警報状態にある警報制御
回路５は、受光器９の出力信号を受信したときにディス
アームド状態に切り替えられる。必要に応じ、アームド
準備状態のときに表示装置を作動させ、アームド準備状
態を表示することもできる。
警報制御回路５は、アームド状態のときに二輪車に設
けられたステアリングロック装置２からキャップ10が外
され、感圧センサ13からトリガ信号を受信したときに警
報信号を発生し、警報器６を一定時間作動する。受光器
９の出力信号により警報制御回路５が警報状態からディ
スアームド状態又はアームド状態に切り替えられたとき
に、警報信号は停止する。
けられたステアリングロック装置２からキャップ10が外
され、感圧センサ13からトリガ信号を受信したときに警
報信号を発生し、警報器６を一定時間作動する。受光器
９の出力信号により警報制御回路５が警報状態からディ
スアームド状態又はアームド状態に切り替えられたとき
に、警報信号は停止する。
上記の構成において、警報制御回路５は第５図に示す
動作シーケンスにより作動される。
動作シーケンスにより作動される。
運転者が二輪車から離れるとき、ステアリングロック
装置２のキー孔３にキャップ10のプラグ15を挿入する。
このとき、ステップ30のスタートからステップ31に進
み、警報制御回路５は受光器９に赤外線信号を受信した
か否か判断する。その後、赤外線発光器８から所定のコ
ード信号を含む赤外線を受光器９に照射すると、ステッ
プ32に進み、警報制御回路５は赤外線信号内に含まれる
コード信号がRAM22内に記憶されたコード信号と一致す
るか否か判断する。これらのコード信号が一致すると、
感圧センサ13の出力信号の有無によりステアリングロッ
ク装置２のキー孔３にキャップ10が挿入されているか否
か検出する（ステップ33）。ステップ31〜33において、
否定状態の場合はスタートに戻る。ステップ33において
キャップ10がキー孔３に装着されているとき、警報制御
回路５はディスアームド状態か否か判断し（ステップ3
4）、ディスアームド状態でないとき、ステップ35に進
みアームド状態か否か判断する。ここでアームド状態で
ないとき、ステップ36に進み警報状態か否か判断する。
ステップ35においてアームド状態のとき又はステップ36
において警報状態のときは、ステップ37に進み、警報制
御回路５はディスアームド状態に切り替えられる。ステ
ップ36において警報状態でないとき、スタートに戻る。
装置２のキー孔３にキャップ10のプラグ15を挿入する。
このとき、ステップ30のスタートからステップ31に進
み、警報制御回路５は受光器９に赤外線信号を受信した
か否か判断する。その後、赤外線発光器８から所定のコ
ード信号を含む赤外線を受光器９に照射すると、ステッ
プ32に進み、警報制御回路５は赤外線信号内に含まれる
コード信号がRAM22内に記憶されたコード信号と一致す
るか否か判断する。これらのコード信号が一致すると、
感圧センサ13の出力信号の有無によりステアリングロッ
ク装置２のキー孔３にキャップ10が挿入されているか否
か検出する（ステップ33）。ステップ31〜33において、
否定状態の場合はスタートに戻る。ステップ33において
キャップ10がキー孔３に装着されているとき、警報制御
回路５はディスアームド状態か否か判断し（ステップ3
4）、ディスアームド状態でないとき、ステップ35に進
みアームド状態か否か判断する。ここでアームド状態で
ないとき、ステップ36に進み警報状態か否か判断する。
ステップ35においてアームド状態のとき又はステップ36
において警報状態のときは、ステップ37に進み、警報制
御回路５はディスアームド状態に切り替えられる。ステ
ップ36において警報状態でないとき、スタートに戻る。
ステップ34においてディスアームド状態のときは、ス
テップ38に進み、警報制御回路５内のタイマが作動され
る。このタイマが作動する時間はアームド準備状態であ
る。ステップ39においてタイマが一定時間（例えば30
秒）を計数したときに、ステップ40に進み警報制御回路
５はアームド状態に切り替えられる。アームド状態にお
いて、キャップ10がステアリングロック装置２のキー孔
３から抜き出されると、感圧センサ13が出力信号を発生
するから、ステップ42において警報制御回路40から一定
時間（例えば２分）出力が発生し、警報器６が一定時間
作動される（ステップ42）。その後、ステップ40に戻
り、再びアームド状態に切り替えられるから、再びキャ
ップ10がステアリングロック装置２のキー孔３に装着さ
れかつ取り外されたとき同様に警報器６が作動される。
テップ38に進み、警報制御回路５内のタイマが作動され
る。このタイマが作動する時間はアームド準備状態であ
る。ステップ39においてタイマが一定時間（例えば30
秒）を計数したときに、ステップ40に進み警報制御回路
５はアームド状態に切り替えられる。アームド状態にお
いて、キャップ10がステアリングロック装置２のキー孔
３から抜き出されると、感圧センサ13が出力信号を発生
するから、ステップ42において警報制御回路40から一定
時間（例えば２分）出力が発生し、警報器６が一定時間
作動される（ステップ42）。その後、ステップ40に戻
り、再びアームド状態に切り替えられるから、再びキャ
ップ10がステアリングロック装置２のキー孔３に装着さ
れかつ取り外されたとき同様に警報器６が作動される。
この発明の上記実施例は種々の変更が可能である。例
えば、上記の実施例ではスイッチ手段として感圧センサ
13を示したが、マイクロスイッチ、リードスイッチ又は
他の開閉接点を使用することもできる。第６図〜第８図
は一対の接点55、56を有するキャップ10とステアリング
ロック装置２内のキーシリンダ50に導電部材51を設けた
例を示す。キャップ10は弾性を有する樹脂で成形され、
接点55、56はキャップ10のリング部52に埋設される。リ
ング部52がキーシリンダ50内に挿入されたとき、接点55
と56は導電部材51に接触して通電される。
えば、上記の実施例ではスイッチ手段として感圧センサ
13を示したが、マイクロスイッチ、リードスイッチ又は
他の開閉接点を使用することもできる。第６図〜第８図
は一対の接点55、56を有するキャップ10とステアリング
ロック装置２内のキーシリンダ50に導電部材51を設けた
例を示す。キャップ10は弾性を有する樹脂で成形され、
接点55、56はキャップ10のリング部52に埋設される。リ
ング部52がキーシリンダ50内に挿入されたとき、接点55
と56は導電部材51に接触して通電される。
また、電磁波として赤外線の代わりに電波を使用する
ことができる。
ことができる。
発明の効果 この発明の二輪車用盗難警報装置では、遠隔操作によ
り警報制御回路を制御できるので、操作上大きな利便が
図られると共に、確実に盗難防止を図ることができる。
り警報制御回路を制御できるので、操作上大きな利便が
図られると共に、確実に盗難防止を図ることができる。
第１図はこの発明による二輪車用盗難警報装置の装着状
態を示す斜視図、第２図はステアリングロック装置に装
着するキャップの断面図、第３図は第２図の分解斜視
図、第４図は警報制御回路の接続状態を示す回路図、第
５図は警報制御回路の動作シーケンスを示すフローチャ
ート、第６図はこの発明の他の実施例を示すスイッチ手
段の斜視図、第７図は第６図のキャップの詳細を示す断
面図、第８図は第６図のキーシリンダの詳細を示す断面
図である。 １……二輪車用盗難警報装置、２……ステアリングロッ
ク装置、３……キー孔、５……警報制御回路、６……警
報器、８……赤外線発光器（発信器）、９……受光器
（受信器）、10……キャップ、13……感圧センサ（スイ
ッチ手段）、
態を示す斜視図、第２図はステアリングロック装置に装
着するキャップの断面図、第３図は第２図の分解斜視
図、第４図は警報制御回路の接続状態を示す回路図、第
５図は警報制御回路の動作シーケンスを示すフローチャ
ート、第６図はこの発明の他の実施例を示すスイッチ手
段の斜視図、第７図は第６図のキャップの詳細を示す断
面図、第８図は第６図のキーシリンダの詳細を示す断面
図である。 １……二輪車用盗難警報装置、２……ステアリングロッ
ク装置、３……キー孔、５……警報制御回路、６……警
報器、８……赤外線発光器（発信器）、９……受光器
（受信器）、10……キャップ、13……感圧センサ（スイ
ッチ手段）、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62H 5/00 - 5/20 B60R 25/10 G08B 13/00
Claims (3)
- 【請求項１】ステアリングロック装置のキー孔内に装着
されるキャップに設けられかつキー孔からキャップが抜
き出されたときに出力信号を発生するスイッチ手段と、
発信器から所定のコード信号を含む電磁波を受信したと
きに出力信号を発生する受信器と、スイッチ手段及び受
信器の出力信号を受信しかつ警報器を作動する警報信号
を発生する警報制御回路とを備え、 警報制御回路は、スイッチ手段の出力信号を受信しても
警報信号を発生しないディスアームド状態と、スイッチ
手段の出力信号を受信したときに警報信号を発生する警
報状態へ移行するアームド状態とに切り替えられ、 ディスアームド状態にある警報制御回路は、受信器の出
力信号を受信したときにアームド状態に切り替えられ、 アームド状態又は警報状態にある警報制御回路は、受信
器の出力信号を受信したときにディスアームド状態に切
り替えられることを特徴とする二輪車用盗難警報装置。 - 【請求項２】ディスアームド状態において受信器の出力
信号を受信したとき、警報制御回路のタイマーが一定時
間作動して警報制御回路がアームド準備状態に切り替え
られ、タイマが一定時間を計数した後、警報制御回路が
アームド状態に切り替えられる請求項（１）に記載の二
輪車用盗難警報装置。 - 【請求項３】スイッチ手段は、感圧センサ、マイクロス
イッチ又は開閉接点である請求項（１）に記載の二輪車
用盗難警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9756190A JP2905254B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 二輪車用盗難警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9756190A JP2905254B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 二輪車用盗難警報装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03295777A JPH03295777A (ja) | 1991-12-26 |
| JP2905254B2 true JP2905254B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=14195649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9756190A Expired - Fee Related JP2905254B2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 二輪車用盗難警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2905254B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111301171A (zh) * | 2020-02-07 | 2020-06-19 | 北京环境特性研究所 | 一种电动车下车断电安全电路及方法 |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3820084B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2006-09-13 | 本田技研工業株式会社 | シート用乗車検出装置 |
| TWI236987B (en) * | 2001-02-19 | 2005-08-01 | Honda Motor Co Ltd | Remote lock operation apparatus for light vehicle |
| TWI242511B (en) * | 2001-02-19 | 2005-11-01 | Honda Motor Co Ltd | Remote lock operation apparatus for light vehicle |
| JP2002240758A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Honda Motor Co Ltd | 軽車両における遠隔ロック操作装置 |
| JP3913652B2 (ja) | 2002-09-26 | 2007-05-09 | 本田技研工業株式会社 | 車両用電子キーシステム |
| JP4121345B2 (ja) | 2002-09-27 | 2008-07-23 | 本田技研工業株式会社 | 車両用電子キーシステム |
| TWI232826B (en) * | 2002-09-30 | 2005-05-21 | Honda Motor Co Ltd | Electronic key system for vehicle |
| CN102826144B (zh) * | 2012-06-30 | 2013-09-18 | 枣庄学院 | 轻型车辆遥控电磁式方向锁定压感报警装置 |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP9756190A patent/JP2905254B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111301171A (zh) * | 2020-02-07 | 2020-06-19 | 北京环境特性研究所 | 一种电动车下车断电安全电路及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03295777A (ja) | 1991-12-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0401322B1 (en) | Programmable alarm system having proximity detection with vocal alarm and reporting features | |
| JP3493180B2 (ja) | 共通のキーヘッドに無鍵乗車機能と車両不動化機能とを組み込んだ遠隔制御式キーシステム | |
| US5258741A (en) | Portable anti-theft alarm and locking device for vehicles | |
| US5247279A (en) | Vehicle security system with gear shift position sensor and door interlock | |
| US5836002A (en) | Anti-theft device | |
| US5055823A (en) | Portable anti-theft alarm and locking device for vehicles | |
| US5491470A (en) | Vehicle security apparatus and method | |
| US5705975A (en) | Anti-theft device for electronic apparatuses | |
| NO310018B1 (no) | Tyverihindrende anordning for motorkjöretöy | |
| US6236307B1 (en) | Vehicle lock and alarm | |
| JP2905254B2 (ja) | 二輪車用盗難警報装置 | |
| US5602426A (en) | Automotive theft-prevention system using a key pad and a remote signaling module | |
| US20070188311A1 (en) | Burglarproof device for bicycle | |
| US6323762B1 (en) | Car jacking prevention system | |
| US20040119583A1 (en) | Bicycle-mountable lock usable with a remotely controllable bicycle lock and alarm system | |
| US7453349B2 (en) | Vehicular alarm apparatus and remote control apparatus therefor | |
| US20010040497A1 (en) | Differential range remote control | |
| GB2276747A (en) | Anti-theft alarm system | |
| GB2141567A (en) | Anti-hijack devices | |
| US5870019A (en) | Remote control vehicle security system issuing in override re-arm feature | |
| US5841344A (en) | Vehicle security system with anti-robbery function | |
| CN2168769Y (zh) | 汽车防盗防劫报警器 | |
| CN215042657U (zh) | 一种车辆防盗报警设备 | |
| KR900006095B1 (ko) | 자동차의 시동전원제어 및 도난경보 시스템 | |
| JP2871411B2 (ja) | 車両用盗難防止装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |