JP2904704B2 - ディジタル信号処理システム - Google Patents

ディジタル信号処理システム

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JP2904704B2 JP4642794A JP4642794A JP2904704B2 JP 2904704 B2 JP2904704 B2 JP 2904704B2 JP 4642794 A JP4642794 A JP 4642794A JP 4642794 A JP4642794 A JP 4642794A JP 2904704 B2 JP2904704 B2 JP 2904704B2
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ディジタル信号処理シ
ステムに係り,特に連続される映像フレーム間の動映像
に対しエラー訂正後訂正されていない領域の映像に対し
動き補償された以前画面の映像信号に対置してエラー修
正を行うディジタル信号処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に,映像のディジタル信号処理の
中でも映像データ圧縮技術は,画像会議システム,画像
転化,マルチメディア,ディジタルビデオカセットレコ
ーダD−VCR,ディジタル高鮮明テレビジョンHD−
TV等の応用分野における核心技術であり,制限された
チャネル内で良質の映像を伝送又は記録するための多く
のアルゴリズムが提案されている。
【0003】映像データを圧縮する時は,映像が有して
いる相関性を利用しデータ量を効果的に減らす技術が用
いられている。特に,フレーム内の相関性のみを利用す
ることを2次元映像圧縮といい,フレーム内とフレーム
間の相関性を同時に利用してデータを圧縮することを3
次元映像圧縮という。
【0004】映像の2次元的な相関性を利用するために
は,普通,伝送コーディングが主に用いられ,様々な伝
送の中でも最近はDCT(Discrete Cosine Transform
)が一番多く使用されている。
【0005】そして,3次元映像圧縮でのフレーム間の
相関性は,映像が有するモーションの程度により左右さ
れるため,このモーションを検出し,検出したモーショ
ンによるフレーム間の映像差を抽出してコーティングし
ている。
【0006】このようなデータ圧縮技術を利用したディ
ジタル映像機器は記録の際(又は伝送の際),再生の際
(又は受信の際)に発生するエラーによって起こる画質
劣化を防止するためにエラー訂正,エラー修正方式等を
利用する。
【0007】ここで,エラー訂正は,再生(受信)デー
タに含まれているデータを訂正するための機能としてエ
ラー訂正コードが利用されており,特にバーストエラー
を訂正するために積符号が広く利用されている。また,
エラー修正とは,エラー訂正した後にも訂正されていな
い画像の領域をエラーが発生していない以前フィールド
の映像信号に対置して画質劣化を減少させる機能をい
う。
【0008】図6は,エラー訂正及びエラー修正機能が
内蔵された従来のディジタル信号処理システムを示す。
エラー訂正復号化部10では記録側又は伝送側から伝送
されるデータをエラー訂正する。なお,図示を省略する
が,このエラー訂正復号化部10は,訂正能力内のエラ
ーに対しては訂正を遂行し訂正能力を逸したエラーが発
生した場合にはエラーフラグを付加する内部エラー訂正
復号化部,伝送側又は記録側でインタリーブ処理された
データをデインタリーブ処理するデインタリーブ処理部
及びデインタリーブ処理部の出力中エラーフラグの付加
されたデータを再び訂正して訂正されない場合には更に
エラーフラグを付加して出力する外部エラー訂正復号化
部を含む。
【0009】エラー訂正に対する技術は日本公開特許公
報“昭和64−30344号" と大韓民国出願番号“9
1−15248号" に開示されている。
【0010】データ膨張部20ではエラー訂正復号化部
10から出力されるデータを膨張して原信号に復元す
る。また,図示を省略するが,データ膨張部20は,一
般的に伝送側又は記録側ではDCT処理を基本として量
子化部(Q:Quantizer ),可変長符号化部(VLC:
Variable Length Coding),エラー訂正符号化部(EC
C:Error Correction Coding)より構成される圧縮構
造にフレーム間で発生する映像の3次元的な相関性を利
用するために逆量子化,逆DCTを遂行するローカルデ
コーディング部とフレームメモリ,モーション予測部,
モーション補償部を追加して3次元的な映像圧縮構造を
持っている。
【0011】このような3次元的な映像圧縮構造では,
フレーム内の相関性のみを利用してコーディングするイ
ントラフレーム(intra frame )処理の間にローカルデ
コーディング部では次のフレームでのモーションを検出
するためにイントラフレームのデータを貯蔵する。次
に,イントラフレームで処理されるフレームのデータと
フレームメモリから読み出される前フレームのデータを
比較し,両フレーム間のモーションを検出し,検出され
たモーションによる予測データがモーション補償部から
抽出され現在のフレームとモーション補償されたデータ
の差である予測エラーがDCTされコーディングされ
る。
【0012】従って,データ膨張部20ではイントラフ
レームの場合エラー訂正復号化部(ECD:Error Corr
ection Decoder),可変長復号化部(VLD:Variable
Length Decoder ),逆量子化部,逆離散余弦変換部
(IDCT:Inverse Discreete Cosine Transform)を
経てデコーディングし,この際フレームメモリにイント
ラフレームデータを貯蔵する。次のイントラフレーム処
理は,可変長復号化部でデコーディングされたモーショ
ンベクトルによりモーション補償(MC:MotionCompen
sation )を遂行しIDCT処理後の予測エラーを復元
する。
【0013】後処理部30では,スクランブリングした
データをデスクランブリングし,輝度信号と色差信号の
比を4:2:0から4:2:2に変換する。これは伝送
側又は記録側では輝度信号及び色差信号の比が4:2:
2(例えばY:720pel×480line ,R−Y:360pel×48
0line ,B−Y:360pel×480line )である映像信号を
プリフィルターを通じて垂直副標本化のライン順序で輝
度信号及び色差信号の比が4:2:0(例えばY:720p
el×480line ,R−Y:360pel×240line ,B−Y:36
0pel×240line )になるようにデータを変換させるため
である。
【0014】又,一画面内でDCT(Discrete Cosine
Transform :離散余弦変換)する前に映像データの変化
のない平坦部と変化の激しい変化部が均一に分布するよ
うに再構成するスクランブリング処理を行うからであ
る。
【0015】エラー修正部40では,エラー訂正能力を
逸したエラーの載せられた部分は圧縮された画像情報を
復元した後に前フレームの画像情報を利用して復元す
る。
【0016】D/A変換部50では,エラー修正部40
から出力される画像信号をアナログ信号形に変換しモニ
ターのような表示装置にディスプレイする。
【0017】ここで,エラー修正部40にはエラー修正
部40の出力を動き係数即ち,現在フレームと以前フレ
ーム間の映像情報差を検出し動画像の場合にはそのまま
出力し静止画像の場合は以前フレームの画像信号を出力
し,ある程度の動きのある画像の場合には現在のフレー
ムの画像信号と以前フレームの画像信号を混合して画像
信号を出力する雑音除去部が更に付加され得る。
【0018】図7は図6に示したエラー修正部40の詳
細なブロック図である。図7によれば,後処理部30か
ら出力される輝度信号をフレーム単位で貯蔵する第1フ
レームメモリ41と,後処理部30から出力される色信
号をフレーム単位で貯蔵する第2フレームメモリ42
と,第1フレームメモリ41と第2フレームメモリ42
のアドレスを発生する第1アドレス発生器43と,後処
理部30から出力される映像データとタイミングを合わ
せるためにエラー訂正復号化部10から出力されるエラ
ーフラグをシンボル単位で貯蔵するFIFOメモリ46
と,デスクランブリングされたエラーフラグ用アドレス
を発生する第2アドレス発生器47と,FIFOメモリ
46に貯蔵されたエラーフラグを第2アドレス発生器4
7から発生するアドレスによりフレーム単位で貯蔵する
第3フレームメモリ48と,第3フレームメモリ48か
ら出力されるエラーフラグ信号によりエラー訂正された
領域に対しては後処理部30の出力を選択しエラー訂正
されていない位置の画像に対しては第1及び第2フレー
ムメモリ41,42に貯蔵された以前フレームの映像信
号を選択してD/A変換部50に出力する第1及び第2
マルチプレクサー44,45より構成される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
図6及び図7に示したディジタル信号処理システムにお
いて以下の問題点があった。
【0020】映像信号をディジタル方式で処理すること
においてはエラー処理が必須的である。このようなエラ
ー処理のためにエラー訂正コーティングを利用するが,
バーストエラーのようにエラー訂正復号化部でも訂正で
きないエラー部分は相当な画質劣化をもたらす。これを
減少させるためにエラー修正が使用されるが,既存の処
理方式は貯蔵された直ぐ前のフレーム(又は前フィール
ド)データから現在のフレーム(又はフィールド)のエ
ラー位置に当たるデータのみを持ってきて交替を遂行し
いるため,動きの大きい映像で不自然に感じられ画質
劣化をもたらのでこれを更に効率的に改善する必要があ
るという問題点があった。
【0021】例えば,正常再生,高速再生,スロー再
生,スチル再生等の様々な再生方法を有するD−VCR
において画像信号をディジタル方式で記録した場合,ス
チル及びスロー再生の際には同一の画像データを反復的
に再生したり,一度再生されたデータをメモリに貯蔵し
て反復的に読み出して処理を行った後画面にディスプ
レイする。この際,再生されたデータはエラー訂正コー
ディングを必ず経るが,エラー訂正されない部分はエラ
ー修正過程で直ぐ前のフレームの画像信号をそのまま復
元するので,直ぐ前のフレームの画像信号にエラーが訂
正されない部分がある場合には同一の位置で続けてエラ
ーの載せられた後続く画像が現れるので画質が劣化され
元の画質が得られないという問題点があった。
【0022】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,動きを有する映像に対しエラー訂正を行うディジタ
ル信号処理システムにおいて,エラー訂正を行った後エ
ラー訂正されていない画像領域に対しその位置での相応
する以前フィールドで同一の位置のデータでない動き補
償された前フレームのデータに対置し画質劣化を減少さ
せるディジタル信号処理システムを提供することを目的
とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る発明は,受信又は再生されるデー
タをエラー訂正復号化し,エラー訂正範囲を逸したエラ
ーに対しエラーフラグを発生するエラー訂正復号化手段
と,前記エラー訂正復号化されたデータを連続されるフ
レーム間で発生するモーション信号によりそのモーショ
ンを補償し元映像信号に復元するデータ復元手段と,前
記復元されたデータであって,前記エラー訂正復号化手
段でエラーが検出されたがエラー訂正範囲を逸している
ためにエラー訂正されていない領域の映像信号を以前フ
レームの映像信号に対置するエラー修正手段を具備した
ディジタル信号処理システムにおいて,前記エラー修正
手段は,前記データ復元手段から出力される輝度データ
をフレーム単位で貯蔵する第1フレームメモリと,前記
データ復元手段から出力される色データをフレーム単位
で貯蔵する第2フレームメモリと,前記エラー訂正復号
化手段から出力されるエラーフラグの発生した場合に前
記第1及び第2フレームメモリの出力を選択し、前記エ
ラーフラグの発生がない場合に前記データ復元手段の出
力を選択する選択手段と,前記エラーフラグが発生した
場合に現在フレームの位置で前記モーション信号に対応
する位置を加算したアドレスを発生し、前記エラーフラ
グの発生がない場合に現在フレームの位置のアドレスを
発生し、前記第1及び第2フレームメモリのアドレス信
号として出力するアドレス発生手段とを含むディジタル
信号処理システムを提供するものである。
【0024】また,請求項2に係る発明は,前記選択手
段から出力される信号が以前フレームの映像信号に対置
された場合にはブロック効果を減らすために対置された
領域の輪郭部分をフィルタリングする輪郭補償フィルタ
ーを更に具備するものである。
【0025】また,請求項3に係る発明は,前記アドレ
ス発生手段が,前記第1フレームメモリ及び第2フレー
ムメモリのアドレスを発生する第1アドレス発生部と,
前記第1アドレス発生部から発生する現在フレームの位
置のアドレスに前記モーション信号に対応する位置のア
ドレスを加算したアドレスを発生する第2アドレス発生
部と,前記エラーフラグにより前記第1又は第2アドレ
ス発生部のアドレスを選択し前記第1及び第2フレーム
メモリのアドレスとして出力するアドレス選択部とを含
むものである。
【0026】また,請求項4に係る発明は,前記第2ア
ドレス発生部が,前記データ復元手段から出力されるモ
ーション信号をフレーム単位で貯蔵するフレームメモリ
と,前記フレームメモリの書き込み及び読み出しアドレ
スを発生するモーション信号用アドレス発生器と,前記
第1アドレス発生部の出力と前記フレームメモリの出力
を加算する加算器とを含むものである。
【0027】また,請求項5に係る発明は,前記アドレ
ス選択部が,現在モードが動映像モードであり前記エラ
ーフラグが発生する場合にのみ前記加算器の出力を選択
するものである。
【0028】
【作用】本発明に係るディジタル信号処理システム(請
求項1)は,エラー修正手段において,データ復元手段
から出力される輝度データをフレーム単位で第1フレー
ムメモリに貯蔵し,かつ,データ復元手段から出力され
る色データをフレーム単 位で第2フレームメモリに貯蔵
し,エラー訂正復号化手段から出力されるエラーフラグ
の発生したか否かにより,第1及び第2フレームメモリ
の出力又はデータ復元手段の出力を選択し,また,エラ
ーフラグが発生したか否かにより現在フレームの位置で
モーション信号に対応する位置を加算したアドレス又は
現在フレームの位置のアドレスを発生して,第1及び第
2フレームメモリのアドレス信号として出力することに
より,動きを有する映像に対しエラー訂正を行った後,
エラー訂正されていない画像領域に対し,その位置での
相応する以前フレームで同一の位置のデータでない動き
補償された前フレームのデータに対置して交代し、画質
劣化なく高画質の画像を得る。
【0029】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)は,選択手段から出力される信号が
以前フレームの映像信号に対置された場合には,輪郭補
償フィルターによって,対置された領域の輪郭部分をフ
ィルタリングして,ブロック効果を減らす。
【0030】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)は,アドレス発生手段において,第
1アドレス発生部で第1フレームメモリ及び第2フレー
ムメモリのアドレスを発生し,第2アドレス発生部で第
1アドレス発生部から発生する現在フレームの位置のア
ドレスにモーション信号に対応する位置のアドレスを加
算したアドレスを発生し,アドレス選択部でエラーフラ
グにより第1又は第2アドレス発生部のアドレスを選択
し,第1及び第2フレームメモリのアドレスとして出力
することにより,エラー訂正されていない画像領域に対
し,その位置での相応する以前フレームで同一の位置の
データでない動き補償された前フレームのデータに対置
して交代可能とする。
【0031】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)は,第2アドレス発生部において,
フレームメモリにデータ復元手段から出力されるモーシ
ョン信号をフレーム単位で貯蔵し,モーション信号用ア
ドレス発生器でフレームメモリの書き込み及び読み出し
アドレスを発生し,加算器で第1アドレス発生部の出力
とフレームメモリの出力を加算することにより,第1ア
ドレス発生部から発生する現在フレームの位置のアドレ
スにモーション信号に対応する位置のアドレスを加算し
たアドレスを発生する。
【0032】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)は,アドレス選択部が,現在モード
が動映像モードでありエラーフラグが発生する場合にの
み加算器の出力を選択することにより,動映像モードの
ときに第1又は第2アドレス発生部のアドレスを選択す
る。
【0033】
【実施例】以下,添付した図面に基づき本発明を詳細に
説明する。
【0034】 図1は,本発明によるディジタル信号処理
システムの一実施例によるブロック図である。本発明の
構成において,エラー訂正復号化部100,データ膨張
部200,後処理部300及びD/A変換部500は,
図6に示したディジタル信号処理システムのエラー訂正
復号化部10,データ膨張部20,後処理部30,D/
A変換部50と同一の構成を有する。只,エラー修正部
400はデータ膨張部200から発生するモーションベ
クトルを入力し,エラー訂正復号化部100でエラーが
検出されたがエラー訂正範囲を逸しているためにエラー
訂正されていない部分の領域に対しモーションベクトル
に相応する位置の前フレームのデータに対置する。ここ
で,データ膨張部200と後処理部300はデータ復元
手段と呼ばれることもできる。なお、以下の説明におい
て単に「エラー訂正されていない」と記述する場合は、
エラー訂正復号化部100でエラーが検出されたがエラ
ー訂正範囲を逸しているためにエラー訂正を行うことが
できなかったということを意味するものとする。
【0035】 このモーションベクトルを検出してデータ
圧縮効率を高めるデータ圧縮技術はアメリカ特許4,6
70,851号及びアメリカ特許4,710,812号
に開示されており,図2は本発明の理解を助けるための
モーションベクトルを説明するための図面である。
【0036】 連続される映像フレーム間で発生するモー
ションを検出するためのアルゴリズムはインタフレーム
予測コーディングで多く提案されてきたが,その中でも
フルサーチによるブロックマッチング方法が一番多く用
いられている。
【0037】 ブロックマッチング方法は,図2に示した
通り現フレームの与えられたブロック(基準ブロック)
に対し同じ位置の前フレームのブロックを中心として基
準ブロックとマッチングさせ限定されたサーチ領域内で
一番類似したブロックを探すことである。この際,類似
の程度は様々な判断基準があるが,その中でもMAE
(Mean Absolute Error )により予測ブロックを探すこ
とが一般的である。
【0038】 即ち,サーチウインドー内の多くの候補ブ
ロックと基準ブロックを比較しその結果である歪曲が一
番小さいものが予測されたブロックとなり,基準ブロッ
クと同じ位置で予測されたブロックまでの座標上の距離
がモーションベクトルとなる。この歪曲はモーションベ
クトルと関係があり,次のような式で表せる。
【0039】
【数1】
【0040】ここで,Xは基準ブロック,mは行の高
さ,nは列の広さであり,Yはサーチウインドーであ
る。図3は本発明の理解を助けるための動きを補償する
エラー修正の原理を説明するための図面である。
【0041】 図3Aは動きによるモーションベクトルを
示しており,図3Bは現在フレームで訂正されなかった
エラーが発生した場合を示したことであり,図3Cは以
前フレームでエラーフラグにより動きを補償しデータの
交替を示している。即ち,現在エラーが発生した所のア
ドレス(X,Y)としこの際のモーションベクトルを
(H,V)とする。既存のエラー修正方式はエラー発生
の際以前フレームの(X,Y)地点でデータを交替する
が実際のエラーが発生した位置のデータは以前フレーム
で(X−H,Y−V)に位置する。
【0042】 本発明のエラー修正部400では動きが補
償された以前フレームの(X−H,Y−V)でデータを
交替することにより画質の劣化を最小化する。
【0043】 本発明をエラー修正部400を中心として
述べることにする。図4は図1に示したエラー修正部の
詳細な回路図である。エラー訂正部400の第1及び第
2フレームメモリ410,420のデータ入力端子DI
は図1に示した後処理部300の出力端子にそれぞれ接
続される。
【0044】 第1マルチプレクサー411の第1入力端
子0は後処理部300(図1)の出力端子に第2入力端
子1は第1フレームメモリ410の出力端子DOに,出
力端子は図1に示したD/A変換部500に接続された
輪郭補償フィルター480の入力端子にそれぞれ接続さ
れる。
【0045】 第2マルチプレクサー421の第1入力端
子0は後処理部300の出力端子に,第2入力端子1は
第2フレームメモリ420の出力端子DOに,出力端子
はD/A変換部500の入力端子にそれぞれ接続され
る。
【0046】 FIFOメモリ431の入力端子は図1に
示したエラー訂正復号化部100の出力端子に接続され
る。第3フレームメモリ432のデータ入力端子DIは
FIFOメモリ431の出力端子に,データ出力端子D
Oは第1及び第2フレームメモリ410,420のチッ
プ選択端子/CS,第1及び第2マルチプレクサー41
1,421の選択端子SEL,アンドゲート472の第
1入力端子にそれぞれ接続される。
【0047】 制御信号発生器441の制御信号出力端子
はFIFOメモリ431,書き込みアドレス発生器44
2,読み出しアドレス発生器443の制御信号入力端子
に接続される。書き込みアドレス発生器442のアドレ
ス出力端子は第3フレームメモリ432の書き込みアド
レス入力端子に接続される。デスクランブルロム444
のアドレス入力端子は読み出しアドレス発生器443の
アドレス出力端子に接続され,出力端子は第3フレーム
メモリ432の読み出しアドレス入力端子に接続され
る。ここで,制御信号発生器441,書き込みアドレス
発生器442,読み出しアドレス発生器443,デスク
ランブルロム444は第3アドレス発生部440を構成
する。
【0048】 第4フレームメモリ462のデータ入力端
子は図1に示したデータ膨張部200の出力端子に,ア
ドレス入力端子はモーションベクトル用のアドレス発生
器461の出力端子にそれぞれ接続される。
【0049】 加算器463の第1入力端子Aは第1アド
レス発生部450の出力端子に,第2入力端子Bは第4
フレームメモリ462の出力端子にそれぞれ接続され
る。ここで,モーションベクトル用アドレス発生器46
1,第4フレームメモリ462,加算器463は第2ア
ドレス発生部460に当たり,加算器463は減算器に
対置され得る。
【0050】 第3マルチプレクサー473の第1入力端
子は第1アドレス発生部450の出力端子に,第2入力
端子は加算器463の出力端子に,出力端子は第1及び
第2フレームメモリ410,420のアドレス入力端子
にそれぞれ接続される。
【0051】 アンドゲート472の他側入力端子はモー
ド選択制御信号を流入する制御用スイッチ471の出力
端子に接続され,出力端子は第3マルチプレクサー47
3の選択端子に接続される。制御用スイッチ471,ア
ンドゲート472,第3マルチプレクサー473は選択
部470に当たる。
【0052】 次いで,図4の動作を説明する。図4によ
れば,FIFOメモリ431ではエラー訂正復号化部1
00からシンボル単位で発生して伝送されるエラーフラ
グを貯蔵しエラー訂正復号化部100から出力される復
号化されたデータをデータ膨張部200及び後処理部3
00を経て出力されるデータとのタイミングを合わせる
ために所定時間(ここでは1フレーム+1クロック周
期)遅延させる。
【0053】 ここで,FIFOメモリ431は遅延器と
して動作し,シンボル単位は255バイトでなっており
可変できる。
【0054】 第3フレームメモリ432ではFIFOメ
モリ431からエラーフラグが出力される時はシンボル
単位で入力されたエラーフラグをFLU単位で発生する
ように変換する。ここで,FLU単位はデータ膨張部2
00で処理されるデータ処理単位であり,2550バイ
トとなることができ可変できる。
【0055】 エラー訂正復号化部100のデータの最大
処理単位とデータ膨張部200でのデータの最大処理単
位が相異なるのでFIFOメモリ431の出力をデータ
膨張部200のデータ処理単位とマッチングさせるため
に制御信号発生器441からフレームリセット信号が現
れる度にFIFOメモリ431に貯蔵された出力をデー
タ膨張部200のデータ処理単位で第3フレームメモリ
432に貯蔵する。ここで,第3フレームメモリ432
ではデータ膨張部200のデータ処理単位で一つのシン
ボルでもエラーが発生したらこれに当たるデータ膨張部
200のデータ処理周期全体に対してエラーが発生した
と判断できるように新しい形のエラーフラグが出力され
る。
【0056】 これはエラー訂正復号化部100から伝送
される復号化されたデータとエラー訂正復号化部100
で使用するデータとは異なる形を有するが即ち,エラー
訂正復号化部100で使用するコードの長さに適した信
号を別に発生させて使用するからである。
【0057】 従って,制御信号発生器441ではエラー
訂正復号化部100から伝送されるフレームトグル信号
を利用し後処理部300から伝送される映像データ(輝
度及び色信号)のタイミングに合う制御信号を発生しこ
の制御信号に合うフレームリセット信号を発生しFIF
Oメモリ431に出力する。ここで,フレームトグル信
号はイントラフレーム又は予測フレームを示す信号であ
り“ハイ" の時はイントラフレームを示し,“ロー" の
時は予測フレームを示す。以前にデスクランブリングさ
れた状態でエラー修正部400に入力される輝度及び色
信号とタイミングに一致するエラーフラグを作るために
エラーフラグもデスクランブリングする必要がある。
【0058】 書き込みアドレス発生器442では内蔵さ
れたカウンター(図示せず)の駆動クロックを使用しF
LU単位の周期の信号でアドレスを発生し,前記カウン
ターはフレームリセット信号でクリアさせる。
【0059】 書き込みアドレス発生器442から発生す
る行アドレスは例えば0−21値を有し,列アドレスは
0−29の値を有する。
【0060】 読み出しアドレス発生器443では第3フ
レームメモリ432の読み出しアドレスをデスクランブ
ルロム444に入力させデスクランブルロム444の出
力を読み出しアドレスとして出力する。
【0061】 読み出しアドレス発生器443から発生す
る出力は読み出しアドレスとして使用され水平アドレス
はフレーム内8×8ブロックの行アドレスを示し,例え
ば0−87の値を有し,垂直アドレスはフレーム内8×
8ブロックの列アドレスを示し例えば0−29の値を有
する。
【0062】 デスクランブルロム444の出力である水
平アドレスは0−21の値を有し,垂直アドレスは0−
29の値を有する。このデスクランブルロム444の水
平及び垂直アドレスはフレーム内のブロックがフレーム
単位で変換され再びスクランブリングされた後にそのブ
ロックが属するFLUの位置を示す。
【0063】 一方,第1アドレス発生器450では後処
理部300から画面分(ここではフレーム単位)に供給
される映像信号(輝度及び色データ)を第1及び第2フ
レームメモリ410,420に貯蔵するためにフレーム
メモリ用アドレスを発生し,第1及び第2フレームメモ
リ410,420を制御するための書き込みイネーブル
信号,チップ選択信号を作る。書き込み/読み出しアド
レスは同一のものを使用し,第3フレームメモリ442
から出力されるエラーフラグを利用して書き込みイネー
ブル信号が“ロー" の際エラーが発生した位置でチップ
選択信号/CSを“ハイ" にしてエラーが発生した部分
の映像信号は第1及び第2フレームメモリ410,42
0に貯蔵しないために書き込み動作を中止させる。
【0064】 第1及び第2フレームメモリ410,42
0は映像信号(輝度及び色データ)をフレーム単位で貯
蔵するためのメモリであり,エラーが発生しない映像信
号は貯蔵し,エラーが発生した映像信号は貯蔵しない。
こうすると,1フレーム遅延されメモリから出力される
映像信号はエラーが発生しない以前フレームの映像信号
である。
【0065】 第1及び第2マルチプレクサー411,4
21では第3フレームメモリ432から出力されるエラ
ーフラグ信号を選択信号として入力しエラーが発生しな
い場合には第1選択端子0を選択し現在入力される輝度
及び色データを選択する。エラーが発生した場合には第
2選択端子(1)を選択することにより第1及び第2フ
レームメモリ410,420に貯蔵された以前フレーム
信号を選択して出力する。
【0066】 ここで,動きのある画像信号でエラーが訂
正されない部分は動き量を補償し以前フレームのデータ
を出力しなければならないので第2アドレス発生部46
0が必要である。
【0067】 第2アドレス発生部460を中心として本
発明の動作を説明する。データ膨張部200から発生す
るモーションベクトルは第4フレームメモリ462に貯
蔵される。モーションベクトル用アドレス発生器461
では例えば水平アドレス0−87,垂直アドレス0−5
9を発生し第4フレームメモリ462に出力する。この
第4フレームメモリ462の出力は8ビット信号として
出力され,上位4ビットは水平距離に対するデータであ
り,下位4ビットは垂直距離に対するデータである。各
4ビットの最上位ビットはサインビットとして貯蔵され
る。従って,各4ビットのモーションベクトルは−8か
ら7までの距離を示す。
【0068】 加算器463では第1アドレス発生部45
0から発生する現在フレームのアドレスに第4フレーム
メモリ462から出力されるアドレスを加える。従
て,加算器463の出力は現位置に対応する動きが補償
された直ぐ前のフレームの位置に対するアドレスであ
る。
【0069】 第3マルチプレクサー473ではエラーが
訂正された部分の映像に対しては第1アドレス発生部4
50の出力を選択し,エラーが訂正されない部分の映像
に対しては加算器463の出力を選択し第1及び第2フ
レームメモリ410,420のアドレス信号として出力
する。
【0070】 動映像モード設定による供給電源レベルV
CCを示す“ハイ" 信号が制御用スイッチ471を通じ
てアンドゲート472に供給されると同時に第3フレー
ムメモリ432からエラーフラグが発生する場合にアン
ドゲート472の出力が“ハイ" となる。従って,第3
マルチプレクサー473が加算器463の出力を選択す
る。
【0071】 一方,輪郭補償フィルター480はブロッ
ク効果を減らす役割を果たす。第1マルチプレクサー4
11から出力される映像信号がエラーが発生していない
以前フレームの映像信号に対置された場合隣接された映
像信号とは相関性が少ないのでブロック効果が現れる。
ここで,色信号は輝度信号に比べ隣接した映像信号との
相関性が相対的に高いので輝度信号にのみ3×3フィル
ターの輪郭補償フィルター480を適用する。この3×
3フィルターの動作原理は図5に示した通りであり,輪
郭補償フィルター480の出力YI〔2〕は次式のよう
に表すことができる。
【0072】
【数2】
【0073】従って,輪郭補償フィルター480の出力
は以前フレームのデータに対置された領域の輪郭部分の
みをフィルタリングして対置された領域の輪郭を緩やか
にすることによりブロック効果を減らす。なお,本発明
はフレームメモリの代わりフィールドメモリを使用する
ことができる。
【0074】
【発明の効果】以上で説明した通り,本発明に係るディ
ジタル信号処理システム(請求項1)によれば,エラー
修正手段において,データ復元手段から出力される輝度
データをフレーム単位で第1フレームメモリに貯蔵し,
かつ,データ復元手段から出力される色データをフレー
ム単位で第2フレームメモリに貯蔵し,エラー訂正復号
化手段から出力されるエラーフラグの発生したか否かに
より,第1及び第2フレームメモリの出力又はデータ復
元手段の出力を選択し,また,エラーフラグが発生した
か否かにより現在フレームの位置でモーション信号に対
応する位置を加算したアドレス又は現在フレームの位置
のアドレスを発生して,第1及び第2フレームメモリの
アドレス信号として出力することにより,動きを有する
映像に対し エラー訂正を行った後,エラー訂正されてい
ない画像領域に対し,その位置での相応する以前フレー
ムで同一の位置のデータでない動き補償された前フレー
ムのデータに対置して交代することができ,画質劣化な
く高画質の画像を提供できる効果がある。
【0075】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)よれば,選択手段から出力される信
号が以前フレームの映像信号に対置された場合には,輪
郭補償フィルターによって,対置された領域の輪郭部分
をフィルタリングして,ブロック効果を減らすので,画
質劣化なく高画質の画像提供できる効果がある。
【0076】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)によれば,アドレス発生手段におい
て,第1アドレス発生部で第1フレームメモリ及び第2
フレームメモリのアドレスを発生し,第2アドレス発生
部で第1アドレス発生部から発生する現在フレームの位
置のアドレスにモーション信号に対応する位置のアドレ
スを加算したアドレスを発生し,アドレス選択部でエラ
ーフラグにより第1又は第2アドレス発生部のアドレス
を選択し,第1及び第2フレームメモリのアドレスとし
て出力することにより,エラー訂正されていない画像領
域に対し,その位置での相応する以前フレームで同一の
位置のデータでない動き補償された前フレームのデータ
に対置して交代ことができ,画質劣化なく高画質の画像
提供できる効果がある。
【0077】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)によれば,第2アドレス発生部にお
いて,フレームメモリにデータ復元手段から出力される
モーション信号をフレーム単位で貯蔵し,モーション信
号用アドレス発生器でフレームメモリの書き込み及び読
み出しアドレスを発生し,加算器で第1アドレス発生部
の出力とフレームメモリの出力を加算することにより,
第1アドレス発生部から発生する現在フレームの位置の
アドレスにモーション信号に対応する位置のアドレスを
加算したアドレスを発生するので,エラー訂正されてい
ない画像領域に対し,その位置での相応する以前フレー
ムで同一の位置のデータでない動き補償された前フレー
ムのデータに対置して交代ことができ,画質劣化なく高
画質の画像提供できる効果がある。
【0078】 また,本発明に係るディジタル信号処理シ
ステム(請求項)によれば,アドレス選択部が,現在
モードが動映像モードでありエラーフラグが発生する場
合にのみ加算器の出力を選択することにより,動映像モ
ードのときに第1又は第2アドレス発生部のアドレスを
選択するので,エラー訂正されていない画像領域に対
し,その位置での相応する以前フレームで同一の位置の
データでない動き補償された前フレームのデータに対置
して交代ことができ,画質劣化なく高画質の画像提供
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるディジタル信号処理システムの
一実施例によるブロック図である。
【図2】 モーションベクトルを説明するための図面で
ある。
【図3】 動きを補償するエラー修正の原理を説明する
ための図面である。
【図4】 図1に示したエラー修正部の詳細な回路図で
ある。
【図5】 図4に示した輪郭補償フィルターの動作原理
を説明するための図面である。
【図6】 従来のディジタル信号処理システムのブロッ
ク図である。
【図7】 図6に示したエラー修正部の詳細なブロック
図である。
【符号の説明】
100 エラー訂正復号化部 400 エラー修正部 410 第1フレームメモリ 411 第1マルチプレクサー 420 第2フレームメモリ 421 第2マルチプレクサー 431 FIFOメモリ 432 第3フレームメモリ 440 第3アドレス発生部 441 制御信号発生器 442 書き込みアドレス発生器 443 読み出しアドレス発生器 444 デスクランブルロム 450 第1アドレス発生部 460 第2アドレス発生部 461 アドレス発生器 462 第4フレームメモリ 463 加算器 470 選択部 471 制御用スイッチ 472 アンドゲート 473 第3マルチプレクサー 480 輪郭補償フィルター

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信又は再生されるデータをエラー訂正
    復号化し,エラー訂正範囲を逸したエラーに対しエラー
    フラグを発生するエラー訂正復号化手段と,前記エラー
    訂正復号化されたデータを連続されるフレーム間で発生
    するモーション信号によりそのモーションを補償し元映
    像信号に復元するデータ復元手段と,前記復元されたデ
    ータであって,前記エラー訂正復号化手段でエラーが検
    出されたがエラー訂正範囲を逸しているためにエラー訂
    正されていない領域の映像信号以前フレームの映像信
    号に対置するエラー修正手段を具備したディジタル信号
    処理システムにおいて,前記エラー修正手段は,前記デ
    ータ復元手段から出力される輝度データをフレーム単位
    で貯蔵する第1フレームメモリと,前記データ復元手段
    から出力される色データをフレーム単位で貯蔵する第2
    フレームメモリと,前記エラー訂正復号化手段から出力
    されるエラーフラグの発生した場合に前記第1及び第2
    フレームメモリの出力を選択し、前記エラーフラグの発
    生がない場合に前記データ復元手段の出力を選択する選
    択手段と,前記エラーフラグが発生した場合に現在フレ
    ームの位置で前記モーション信号に対応する位置を加算
    したアドレスを発生し、前記エラーフラグの発生がない
    場合に現在フレームの位置のアドレスを発生し前記第
    1及び第2フレームメモリのアドレス信号として出力す
    るアドレス発生手段とを含むことを特徴とするディジタ
    ル信号処理システム。
  2. 【請求項2】 前記選択手段から出力される信号が以前
    フレームの映像信号に対置された場合にはブロック効果
    を減らすために対置された領域の輪郭部分をフィルタリ
    ングする輪郭補償フィルターを更に具備することを特徴
    とする請求項記載のディジタル信号処理システム。
  3. 【請求項3】 前記アドレス発生手段は,前記第1フレ
    ームメモリ及び第2フレームメモリのアドレスを発生す
    る第1アドレス発生部と,前記第1アドレス発生部から
    発生する現在フレームの位置のアドレスに前記モーショ
    ン信号に対応する位置のアドレスを加算したアドレスを
    発生する第2アドレス発生部と,前記エラーフラグによ
    り前記第1又は第2アドレス発生部のアドレスを選択し
    前記第1及び第2フレームメモリのアドレスとして出力
    するアドレス選択部とを含むことを特徴とする請求項
    記載のディジタル信号処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第2アドレス発生部は,前記データ
    復元手段から出力されるモーション信号をフレーム単位
    で貯蔵するフレームメモリと,前記フレームメモリの書
    き込み及び読み出しアドレスを発生するモーション信号
    用アドレス発生器と,前記第1アドレス発生部の出力と
    前記フレームメモリの出力を加算する加算器とを含むこ
    とを特徴とする請求項記載のディジタル信号処理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記アドレス選択部は,現在モードが動
    映像モードであり前記エラーフラグが発生する場合にの
    み前記加算器の出力を選択することを特徴とする請求項
    記載のディジタル信号処理システム。
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