JP2902296B2 - くし歯付きカットレザー - Google Patents

くし歯付きカットレザー

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JP2902296B2 JP6157494A JP6157494A JP2902296B2 JP 2902296 B2 JP2902296 B2 JP 2902296B2 JP 6157494 A JP6157494 A JP 6157494A JP 6157494 A JP6157494 A JP 6157494A JP 2902296 B2 JP2902296 B2 JP 2902296B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は刃先に隣接するくし歯
を有するカットレザーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカットレザーとしては、
例えば実公昭40−30981号公報に示すものがあ
る。このカットレザーにおいては、刃板の刃先が刃取付
部の両挟着板間の腹側口から突出し、この刃取付部にく
し歯体を位置決めした状態で、この腹側口からの刃先の
突出長さよりも各くし歯の突出長さが大きくなっている
とともに、これらの突出長さが常に一定になっている。
そして、各くし歯の先端部を頭皮に当てがって滑らせる
と、各くし歯間に入った髪が刃先により切断される。こ
の場合、各くし歯間の刃先が頭皮に接触しないため、使
用上安全である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記刃先の
突出長さと前記くし歯の突出長さとの間の差、即ち刃先
に対するくし歯の突出長さが大きくなるほど、刃先が頭
皮から離れ、髪の切断後に頭皮に残る髪の長さも大きく
なるため、このくし歯の突出長さは頭皮に残る髪の量を
決める上で重要である。
【0004】本発明は刃先に対するくし歯の突出長さを
変更して好みの髪量にできるカットレザーを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面
(図1〜3)の符号を援用して本発明を説明する。 請求
項1の発明にかかるカットレザーは、下記のように構成
されている。 柄(1)から延設した刃取付部(2)の両
挟着板部(3,4)間に刃板(5)を挟着してこの刃板
(5)の刃先(5a)を両挟着板部(3,4)間の腹側
口(6)から突出させている。この腹側口(6)の対辺
側にある両挟着板部(3,4)の背部(7)側の外側に
くし歯体(8)の嵌着部(9)を取付けている。このく
し歯体(8)にある各くし歯(14)を前記両挟着板部
(3,4)間の腹側口(6)側から突出させて刃先(5
a)に隣接させている。
【0006】前記くし歯体(8)の嵌着部(9)は、前
記両挟着板部(3,4)の背部(7に面する背板部(1
0)と、前記腹側口(6)と背部(7)との間で両挟着
板部(3,4)の外側に面する両側板部(11,12)
とからなる。この背板部(10)の内側と両側板部(1
1,12)の内側との間で嵌着溝(13)を有してい
る。この嵌着部(9)の両側板部(11,12)のう
ち、一方の側板部(11)から前記各くし歯(14)を
延設して嵌着溝(13)の延設方向に沿って並設すると
ともに、他方の側板部(12)を係止縁(12a)とし
ている。 前記くし歯体(8)の嵌着部(9)を前記刃取
付部(2)に対しその背部(7)側から嵌め込んで前記
両挟着板部(3,4)の外側に前記両側板部(11,1
2)の内側を圧接した状態で、前記側板部(12)の係
止縁(12a)が係止される係止溝(15,16)を、
この両挟着板部(3,4)の外側にそれぞれ形成してい
る。この係止溝(15,16)に対する係止縁(12
a)の係止により、刃先(5a)に対するくし歯(1
4)の先端部(14a)の位置を複数段階に設定する。
請求項2の発明は、請求項1の発明に下記の構成を追加
している。 両挟着板部(3,4)の外側の係止溝(1
5,16)は、刃取付部(2)の腹側口(6)や背部
(7)又はくし歯体(8)の背板部(10)に沿って延
設されている。
【0007】
【作用】くし歯(14)の先端部(14a)を頭皮(1
7)に当てがって滑らせると、各くし歯(14)間に入
った髪(18)が刃先(5a)により切断される。その
場合、頭皮(17)上に残る髪(18)の剃り残し長さ
(HL,HS)は、刃先(5a)に対するくし歯(1
4)の突出長さ(L,S)により異なる。
【0008】
【第一実施例】まず、本発明の第一実施例にかかるカッ
トレザーを図1〜図3を参照して説明する。
【0009】図1に示すように、柄1から延設された刃
取付部2において両挟着板部3,4が互いに重合され、
この両挟着板部3,4間に刃板5が挟着されてその刃先
5aが両挟着板部3,4間の腹側口6から突出してい
る。この腹側口6の対辺側にある両挟着板部3,4の背
部7側の外側からくし歯体8が嵌め込まれている。この
くし歯体8の嵌着部9は背板部10と両側板部11,1
2とから断面コ字形状をなし、この各板部10,11,
12間に嵌着溝13が形成されている。一方の側板部1
1から複数のくし歯14が延設され、嵌着溝13の延設
方向に沿って並設されている。
【0010】通常、図2に示すように、くし歯体8の嵌
着部9が刃取付部2の背部7側から嵌め込まれてくし歯
体8の嵌着溝13に両挟着板部3,4が挿着され、嵌着
部9の背板部10の内側が背部7の外側に当接されると
ともに、嵌着部9の両側板部11,12の内側が両挟着
板部3,4の外側に圧接される。各くし歯14は両挟着
板部3,4間の腹側口6付近から刃先5a側へ延設さ
れ、この刃先5aに対し若干の間隙を開けて隣接してい
る。この場合、腹側口6からの刃先5aの突出長さが
A、同じくくし歯14の突出長さがBであり、これらの
突出長さの差L(B−A)が刃先5aに対するくし歯1
4の突出長さになっている。
【0011】特に本実施例では、図1に示すように、両
挟着板部3,4の外側において背部7付近で細長い係止
溝15,16が腹側口6や背部7に沿って延設されてい
る。図3に示すように、くし歯体8の嵌着部9を持ち上
げてその背板部10を背部7から離すと、両側板部1
1,12が両挟着板部3,4の外側を滑って一方の側板
部12の係止縁12aが一方の係止溝16に係止される
とともに、各くし歯14が刃板5に沿って動き、各くし
歯14の先端部14aが腹側口6に近づく。従って、腹
側口6からのくし歯14の突出長さがC(<B)とな
り、刃先5aに対するくし歯14の突出長さがS(C−
A)になる。
【0012】このように本実施例にかかるカットレザー
においては、刃先5aに対するくし歯14の突出長さ
L,Sが変化する点で特徴を有している。図2に示すよ
うにくし歯14の突出長さLが大きいカットレザーを使
用する場合に、くし歯14の先端部14aを頭皮17に
当てがって矢印向きFへ滑らせると、各くし歯14間に
入った髪18が刃先5aにより切断される。その場合、
頭皮17上に残る髪18の剃り残し長さはHLとなる。
一方、図3に示すようにくし歯14の突出長さSが小さ
いカットレザーにおいては、前記剃り残し長さがHSと
なり、図2に示す場合よりも短くなる。
【0013】なお、図2,3に示すようにくし歯14を
刃先5aの左側に位置させるようにくし歯体8を刃取付
部2に嵌着しているが、逆に、くし歯14を刃先5aの
右側に位置させるようにくし歯体8を刃取付部2に嵌着
してもよい。この場合には、他方の係止溝15に側板部
12の係止縁12aを係止させる。
【0014】第一実施例にかかるカットレザーは下記の
特徴を有する。 (イ) 刃先5aに対するくし歯14の突出長さL,S
が変わるため、髪18の剃り残し長さHL,HSを変え
て好みの髪量にすることができる。 (ロ) 刃取付部2の外側に位置決め凹部として係止溝
15,16を形成し、従来からある側板部12の係止縁
12aを位置決め凸部としてこの係止溝15,16に係
止するだけで、くし歯体8の取付位置を変えることがで
きるため、既存の刃取付部2に係止溝15,16を形成
するだけの簡単な構造のもとで容易にくし歯14の突出
長さL,Sを変更して、上記(イ)の目的を果たすこと
ができる。 (ハ) くし歯体8の両側板部11,12が両挟着板部
3,4の外側に圧接されるので、くし歯体8を刃取付部
2に対し確実に保持することができる。 (ニ) 両挟着板部3,4の外側にそれぞれ係止溝1
5,16を形成したので、刃先5aの両側のうちいずれ
かの側にくし歯14を位置させることができる。従っ
て、左右いずれのきき手の使用者にとっても便利で使い
易い。
【0015】
【0016】
【0017】
【他の実施例】 その他、図示しないが、前記第一実施例
において、一方の挟着板部3の外側に二以上の係止溝1
5を互いに平行に形成するとともに、他方の挟着板部3
の外側に二以上の係止溝16を互いに平行に形成し、こ
れらの係止溝15,16のうちいずれかのものに側板部
12の係止縁12aを係止させるようにしてもよい。こ
の場合には、刃先5aに対するくし歯14の突出長さ
L,Sが多段階的に変化し、髪18の剃り残し長さH
L,HSをいろいろと変化させて髪量の選択の幅が広が
る。
【0018】また、前記第一実施例において、係止溝1
5,16をその延設方向へ複数分割し、それに合わせて
側板部12の係止縁12aもその延設方向へ複数分割し
てもよい。
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の効果】本発明にかかるカットレザーによれば、
刃先(5a)に対するくし歯(14)の先端部(14
a)の位置を変更できるので、好みの髪量にすることが
できる。また、既存の形状を有効に利用した簡単な構造
のもとでくし歯体(8)を刃取付部(2)に対し確実に
保持することができる。さらに、左右いずれのきき手の
使用者にとっても便利で使い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例にかかるカットレザーを示す一部切
欠分解斜視図である。
【図2】(a)は第一実施例にかかるカットレザーにお
いて刃先に対するくし歯の突出長さを大きくした状態を
示す一部切欠組立斜視図であり、(b)は同じく断面図
である。
【図3】(a)は第一実施例にかかるカットレザーにお
いて刃先に対するくし歯の突出長さを小さくした状態を
示す一部切欠組立斜視図であり、(b)は同じく断面図
である。
【符号の説明】
1…柄、2…刃取付部、3…挟着板部、4…挟着板部、
5…刃板、5a…刃先、6…腹側口、7…背部、8…く
し歯体、9…嵌着部、10…背板部、11…側板部、1
2…側板部、12a…位置決め凸部としての係止縁、1
3…嵌着溝、14…くし歯、14a…先端部、15…位
置決め凹部としての係止溝、16…位置決め凹部として
の係止溝、L…刃先に対するくし歯の突出長さ、S…刃
先に対するくし歯の突出長さ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄(1)から延設した刃取付部(2)の
    両挟着板部(3,4)間に刃板(5)を挟着してこの刃
    板(5)の刃先(5a)を両挟着板部(3,4)間の腹
    側口(6)から突出させ、この腹側口(6)の対辺側に
    ある両挟着板部(3,4)の背部(7)側の外側にくし
    歯体(8)の嵌着部(9)を取付け、このくし歯体
    (8)にある各くし歯(14)を前記両挟着板部(3,
    4)間の腹側口(6)側から突出させて刃先(5a)に
    隣接させたカットレザーにおいて、前記くし歯体(8)
    の嵌着部(9)は、前記両挟着板部(3,4)の背部
    (7に面する背板部(10)と、前記腹側口(6)と背
    部(7)との間で両挟着板部(3,4)の外側に面する
    両側板部(11,12)とからなり、この背板部(1
    0)の内側と両側板部(11,12)の内側との間で嵌
    着溝(13)を有し、この嵌着部(9)の両側板部(1
    1,12)のうち、一方の側板部(11)から前記各く
    し歯(14)を延設して嵌着溝(13)の延設方向に沿
    って並設するとともに、他方の側板部(12)を係止縁
    (12a)とし、 前記くし歯体(8)の嵌着部(9)を前記刃取付部
    (2)に対しその背部(7)側から嵌め込んで前記両挟
    着板部(3,4)の外側に前記両側板部(11,12)
    の内側を圧接した状態で、前記側板部(12)の係止縁
    (12a)が係止される係止溝(15,16)を、この
    両挟着板部(3,4)の外側にそれぞれ形成し、 この係止溝(15,16)に対する係止縁(12a)の
    係止により、 刃先(5a)に対するくし歯(14)の先
    端部(14a)の位置を複数段階に設定することを特徴
    とするくし歯付きカットレザー。
  2. 【請求項2】 両挟着板部(3,4)の外側の係止溝
    (15,16)は、刃取付部(2)の腹側口(6)や背
    部(7)又はくし歯体(8)の背板部(10)に沿って
    延設されていることを特徴とする請求項1に記載のくし
    歯付きカットレザー。
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