JP2902286B2 - 高濃度石炭・水スラリーの製造方法 - Google Patents

高濃度石炭・水スラリーの製造方法

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JP2902286B2 JP31958293A JP31958293A JP2902286B2 JP 2902286 B2 JP2902286 B2 JP 2902286B2 JP 31958293 A JP31958293 A JP 31958293A JP 31958293 A JP31958293 A JP 31958293A JP 2902286 B2 JP2902286 B2 JP 2902286B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高濃度石炭・水スラリー
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高濃度石炭・水スラリーの製造方
法では、原料炭を粗砕機で粗砕後、水及び界面活性剤と
共に湿式ミルに投入し、微粉砕し、スラリー化してい
た。このような従来の装置を図8に示し、従来の石炭・
スラリーの製造方法を図により説明する。
【0003】図8において、原料炭バンカー1に原料炭
を貯蔵しておき、粗砕機2へ一定量ずつ供給している。
粗砕機2で原料炭を粗砕し、粗砕された原料炭は一段分
級機4に送られ分級される。
【0004】一段分級機4において、一定粒径以上の粗
大粒子は分級されて、再循環のための管路9aを通じて
再び粗砕機2に戻されて再粉砕され、一定の粒径以下と
なるまで粉砕される。
【0005】一定粒径以下となった粗粉炭は管路9bの
途中の湿式ミル7の手前で、水及び界面活性剤10を加
えたうえで、湿式ミル7内に送られる。そして、湿式ミ
ル7で微粉化し、スラリー化した後、スラリー貯蔵タン
ク8に送られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の装置による石炭・水スラリーの製造方法には、次の
ような問題があった。即ち、一段分級機4で粗砕された
石炭は粒径が大きく、湿式ミル7内で長い滞溜時間が必
要となるため、湿式ミル7が大型化する傾向にあった。
【0007】このため、湿式ミルの消費動力と設備費が
高くなっていた。また、粗大粒子が湿式ミル7に供給さ
れると、製品スラリー中の粗大粒子が増加し、これを燃
焼させた場合に灰中未燃分が増加したり、バーナチップ
が閉塞したりするなど燃焼性に悪影響を与えることとな
る。
【0008】更に、スラリーの高濃度化のためには、石
炭粒子を最密充填する必要があるが、湿式ミル一段のみ
での粒度調整には当然ながら限界があった。
【0009】本発明は、このような従来の装置による製
造方法の諸問題、課題の解決を図り、粗粒子を低減し、
微粒子を増加させてスラリーを高濃度化し、かつ動力も
低減するような高濃度石炭・水スラリーの製造方法を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、原料
炭を粗砕機で粗砕し、その粗砕炭を乾式分級し、粗粒、
細粒、微粒に分ける。粗粒は、粗砕機に戻して再粗砕す
る手段をとる。細粒は低濃度湿式ミルで微粉化、スラリ
ー化された後、更に先に分級した微粒と共に高濃度湿式
ミルに供給してスラリーとするような製造方法とする。
【0011】又、上記の製造方法において、二段分級機
の目開きの比率、低濃度,高濃度湿式ミルでの粉砕濃度
比及び低濃度湿式ミル出口のスラリー中に含まれる石炭
の重量と高濃度湿式ミルに加える微粒との比率の範囲を
特定した方法も提供し、これらの方法において、粗粒子
の低減と微粒子の増加を図り、スラリーを高濃度化する
と共に動力も低減するような方法とするものである。
【0012】即ち、請求項1の発明は、粗砕機により粗
粉砕された石炭を二段分級機で分級して、同分級機の一
段目不通過分の粗粒、同分級機の一段目通過分であって
二段目不通過分の細粒、同分級機の二段目通過分の微粒
とに分け、前記粗粒は前記粗砕機に戻して再粉砕し、前
記細粒は低濃度湿式ミルで水及び界面活性剤のうち少く
とも1つと混合して湿式粉砕してスラリーとなし、この
スラリーと前記微粒とを水及び界面活性剤のうち少くと
も1つと混合して高濃度湿式ミルで粉砕、スラリー調整
を行なうことを特徴とする高濃度石炭・水スラリーの製
造方法を提供する。
【0013】又、請求項2の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記二段分級機の一段目の目開き(S1)と二段
目の目開き(S2)との比(S1 /S2 )が1.5〜6の
範囲であることを特徴とする高濃度石炭・水スラリーの
製造方法を提供する。
【0014】又、請求項3の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記低濃度湿式ミルの粉砕濃度(CL ) と前記
高濃度湿式ミルの粉砕濃度(CH ) との比(CL
H ) が0.7〜1.0の範囲であることを特徴とする
高濃度石炭・水スラリーの製造方法を提供する。
【0015】更に、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記低濃度湿式ミル出口のスラリー中の石炭
重量(W1)と前記高濃度湿式ミルに供給する微粒の重量
(W 2)との比(W1 /W2 )が0.4〜2.4の範囲で
あることを特徴とする請求項1記載の高濃度石炭・水ス
ラリーの製造方法を提供する。
【0016】
【作用】本発明はこのような手段をとることにより、そ
の請求項1の発明においては、粗砕機で粗粉砕された石
炭は二段分級機で粗粒、細粒、微粒に分級される。その
うち粗粒は粗砕機に戻して再粉砕し、細粒は低濃度湿式
ミルで湿式粉砕されスラリーとなり、このスラリーと二
段分級機からの微粒が混合されて高濃度湿式ミルで粉砕
され高濃度の石炭・水スラリーを製造する。
【0017】従って、粗砕炭中の粗粒は再粉砕され、細
粒のみを低濃度湿式ミルで粉砕するため効果的に粗粒子
を低減することができる。又、高濃度湿式ミルに供給さ
れるスラリー及び微粒は、微粉化がすすんでいるため同
ミルでの滞溜時間が短縮でき、高濃度湿式ミルの小容量
化が図れ、又、微粒の粒度分布が調整してあるため、最
密充填が可能であり、石炭・水スラリーを容易に高濃度
化することができる。更に、粗大粒子が含まれていない
ために、高濃度湿式ミル出口の製品スラリー中にも、粗
大粒子が含まれず、着火性燃焼性が安定し、灰中未燃分
も減少する。
【0018】又、請求項2の発明においては、上記の請
求項1の発明で二段分級機の一段目の目開き(S1)と二
段目の目開き(S2)との比(S1 /S2 )を1.5〜
6.0の範囲にすることにより、前述と同じ作用を奏す
ると共に粗大粒子の低減と超微粒子の増加が著しく良好
となる。
【0019】又、請求項3の発明においては、低濃度湿
式ミルの粉砕濃度(CL )と高濃度湿式ミルの粉砕濃度
(CH )との比(CL /CH )を0.7〜1.0の範囲
にすることにより、前述の請求項1の発明と同じ作用を
奏すると共にスラリー濃度がより安定して良好に保て
る。
【0020】更に、請求項4の発明においては、低濃度
湿式ミル出口のスラリー中の石炭重量(W1)と高濃度湿
式ミルに供給する微粒の重量(W2)との比(W1
2 )を0.4〜2.4の範囲にすることにより、前述
の請求項1の発明と同じ作用を奏すると共にスラリー濃
度が安定した良質のスラリーが得られるものである。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る高
濃度石炭・水スラリーの製造方法の系統図である。
【0022】図1において、原料炭バンカー1から粗砕
機2に供給された石炭は、粗粉砕される。粗粉は管路を
通って、二段分級機3に入り分級され、一段目分級機不
通過分の粗粒、一段目分級機は通過するが二段目分級機
不通過分の細粒、二段目分級機通過分の微粒とにわかれ
る。これら分級された石炭のうち粒径3mm以上の粗粒
は、管路9aにより粗砕機2に戻されて再粉砕される。
【0023】細粒は、管路9bを通って、低濃度湿式ミ
ル5に水又は水及び界面活性剤10と共に送り込まれ、
粉砕される。こうしてできたスラリーは、管路9cを通
って、高濃度湿式ミル6に向かうが、途中、管路9dを
経てきた微粒と合流して高濃度湿式ミル6に供給され
る。
【0024】高濃度湿式ミル6では、スラリーと微粒と
水又は水及び界面活性剤10と混合物を微粉化、スラリ
ー化し、調整のうえ、製品スラリーとして、スラリー貯
蔵タンク8に管路9eを通じて送り込み、貯蔵されるこ
ととなる。
【0025】このような石炭・水スラリーでは石炭の粗
粒低減と微粒増加が必要で、粗大粒子低減のためには、
3mm以下の石炭を湿式ミルに投入することが望まし
い。そのために本発明では、二段分級機3で分級し、粗
粒、細粒、微粒に分ける。細粒は、粗大粒子低減効果の
ある低濃度湿式ミル5で粉砕され、微粒は、超微粒増加
効果のある高濃度湿式ミル6に投入される。ただし、高
濃度湿式ミル6は粗大粒子低減にはあまり効果が無いた
め、粗大粒子が入ると、製品中の粗大粒子が増加する恐
れがあるが、発明者らは、数多くの試験を通じて、二段
分級機3の一段目目開き(S1)と二段目目開き(S2)の
比S(S1 /S2 )が1.5以上になると湿式ミルでの
粗大粒子低減効果が増加することを確認した。更に、こ
のSが6.0以上になると、超微粒子増加効果が飽和し
てしまうことも確認した。従って、Sの範囲はほぼ、
1.5〜6であることが好ましい。
【0026】図2はその実験結果を示すもので、二段分
級機の目開きの比(S1 /S2 )を横軸に、粗大粒子量
(%)を左縦軸に、超微粒子量(%)を右縦軸に示し、
実線で示すAが粗大粒子量の曲線、点線で示すBが超微
粒子量の曲線であり、S=1.5の前後で粗大粒子が減
少しはじめ、S=6.0の前後で微粒子の増加傾向が飽
和しはじめている。
【0027】又、前述のように、低濃度湿式ミルでの粉
砕では粗大粒子低減に効果があり、高濃度湿式ミルでの
粉砕は、超微粒増加に効果があることが試験により確認
され、粉砕濃度の比が、低濃度湿式ミルでの粉砕濃度を
L 、高濃度粉砕濃度をCHとして、その比C=CL
H をとると、Cの値がほぼ、0.7〜1.0の時に最
も石炭・水スラリーの安定性が良い。
【0028】図3はその実験結果を示すものであり、横
軸にC=CL /CH を、縦軸に静置安定性(日数)をと
り、C=0.7の前後で静置安定性が飽和状態となり、
C=1.0までこの状態が続いている。静置安定性とは
石炭と水のスラリー混合状態が均一な濃度状態を維持し
ている日数を意味し、Cがほぼ0.7〜1.0の範囲で
は安定な状態の日数を最大の状態に維持できるものであ
る。
【0029】湿式ミルに投入される石炭の量について
は、低濃度湿式ミル5の出口のスラリー中の石炭重量
(W1)とこれに混合して高濃度湿式ミル6に投入する微
粒(W2)との比は、大きすぎても小さすぎても良質の高
濃度石炭・水スラリーはできず、その比W=W1 /W2
がほぼ0.4〜2.4の時に良質の高濃度石炭・水スラ
リーが得られることがわかった。
【0030】図4はその実験結果を示すものであり、前
述のようにWがほぼ、0.4〜2.4の範囲で安定した
良質の高濃度石炭・水スラリーの静置安定性(日数)を
長く保持できることを示している。
【0031】以上、具体的に説明したような特徴を有す
る実施例では、粗粒割合の多い細粒を最初に低濃度湿式
ミル5で粉砕することにより、先ず粗粒を大幅に低減
し、次に微粒を加え、更に、水又は水及び界面活性剤を
加えて高濃度湿式ミル6で粉砕することにより超微粒生
成割合を増加させる高濃度石炭・水スラリーの製造方法
であり、この方法に従いテストを実施した。
【0032】その結果、本発明の狙いであった低濃度湿
式粉砕の粗粒低減効果と高濃度湿式粉砕の超微粒増加効
果を合せ持たせることにより、適正粒径分布を達成させ
ることに成功した。
【0033】図5は低濃度湿式ミルにおける粒径と累積
割合(粉砕物粒径分布)を示すもので、低濃度湿式粉砕
では、粉砕物粒径分布が急勾配となり、粗粒低減効果は
非常に大きいが、超微粒生成割合が小さいことがわか
る。
【0034】又、図6は高濃度湿式ミルにおける粒径と
累積割合(粉砕物粒径分布)を示すもので、高濃度湿式
粉砕では、粉砕物粒径分布が緩勾配となり、超微粒生成
効果は非常に大きいが、粗粒割合が大きいことがわか
る。
【0035】図7は二段分級機による二段粉砕、低濃度
湿式ミル、高濃度湿式ミルを用いた場合の本発明の粒径
と累積割合を示すもので、図6に示す低濃度湿式ミルで
の粗粒低減効果と図7に示す高濃度湿式ミルでの超微粒
生成効果を合せ持った特性となっている。
【0036】次に、表1にテスト結果を示すが、従来の
高濃度湿式一段粉砕法に比較して、ほぼ同一スラリー粘
度で約1%高濃度化ができ、粗粒量(500μm以上)
は約5分の1に低減でき、ミル消費動力は20%以上低
減できることが明らかになった。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】以上、具体的に説明したように、本発明
の方法によれば、石炭を粗粒、細粒、微粒に分級して細
粒のみを低濃度湿式ミルで粉砕し、高濃度湿式ミルへ送
り、高濃度湿式ミルで微粒と混合して粉砕してスラリー
調整する方法であるので、粗粒の低減効果が増すと共に
超微粒子生成効果も大きくなり、スラリーを高濃度化す
ることができる。更に、微粒の微粉化によりミルでの滞
溜時間が短縮され、ミルの小形化が図れると共に動力の
低減もなされ、製品スラリー中にも粗大粒子が含まれて
いないので、着火性、燃焼性が安定し、未燃分も減少し
て製品の品質も向上するものである。
【0039】更に、分級機の目開き比、低濃度湿式ミル
の粉砕濃度と高濃度湿式ミルの粉砕濃度との比及び低濃
度湿式ミルからのスラリー中の石炭の重量と高濃度湿式
ミルに加える微粒の重量との比を特定の範囲にすること
により、上記の効果をより効果的にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高濃度石炭・水スラリ
ーの製造方法を適用する装置の系統図である。
【図2】本発明の一実施例における二段分級機の目開き
比と粒子量との特性を示す図である。
【図3】本発明の一実施例における濃度比と静置安定性
との特性を示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるミル投入の石炭の重
量比と静置安定性との特性を示す図である。
【図5】本発明の一実施例における低濃度湿式ミルのみ
での粒径と累積割合との関係を示す図である。
【図6】本発明の一実施例における高濃度湿式ミルのみ
での粒径と累積割合との関係を示す図である。
【図7】本発明の一実施例における全体の粒径と累積割
合の関係を示す図である。
【図8】従来の高濃度石炭・水スラリーの製造装置の系
統図である。
【符号の説明】
1 原料炭バンカー 2 粗砕機 3 二段分級機 5 低濃度湿式ミル 6 高濃度湿式ミル 8 スラリー貯蔵タンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 博久 長崎市深堀町5丁目717番1号 三菱重 工業株式会社長崎研究所内 (56)参考文献 特開 平1−178595(JP,A) 特開 昭63−23992(JP,A) 特開 昭62−132999(JP,A) 特開 昭62−70490(JP,A) 特開 昭60−215096(JP,A) 特開 昭60−58493(JP,A) 特開 昭59−49291(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C10L 1/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗砕機により粗粉砕された石炭を二段分
    級機で分級して、同分級機の一段目不通過分の粗粒、同
    分級機の一段目通過分であって二段目不通過分の細粒、
    同分級機の二段目通過分の微粒とに分け、前記粗粒は前
    記粗砕機に戻して再粉砕し、前記細粒は低濃度湿式ミル
    で水及び界面活性剤のうち少くとも1つと混合して湿式
    粉砕してスラリーとなし、このスラリーと前記微粒とを
    水及び界面活性剤のうち少くとも1つと混合して高濃度
    湿式ミルで粉砕、スラリー調整を行なうことを特徴とす
    る高濃度石炭・水スラリーの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記二段分級機の一段目の目開き(S1)
    と二段目の目開き(S2)との比(S1 /S2 )が1.5
    〜6の範囲であることを特徴とする請求項1記載の高濃
    度石炭・水スラリーの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記低濃度湿式ミルの粉砕濃度(CL )
    と前記高濃度湿式ミルの粉砕濃度(CH ) との比(CL
    /CH ) が0.7〜1.0の範囲であることを特徴とす
    る請求項1記載の高濃度石炭・水スラリーの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記低濃度湿式ミル出口のスラリー中の
    石炭重量(W1)と前記高濃度湿式ミルに供給する微粒の
    重量(W2)との比(W1 /W2 )が0.4〜2.4の範
    囲であることを特徴とする請求項1記載の高濃度石炭・
    水スラリーの製造方法。
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