JP2896972B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2896972B2 JP15944095A JP15944095A JP2896972B2 JP 2896972 B2 JP2896972 B2 JP 2896972B2 JP 15944095 A JP15944095 A JP 15944095A JP 15944095 A JP15944095 A JP 15944095A JP 2896972 B2 JP2896972 B2 JP 2896972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置では、図4に示すよう
に半導体基板上の各集積回路間51にスクライブライン
52を設けてあり、ダイシングの際には、このスクライ
ブライン52に沿ってカッタで半導体基板を切断してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものは生産性を向上させるために集積回路51間を狭く
設定しており、そのためにダイシングの際に集積回路5
1まで切り込んでしまうという問題点を有していた。
【0004】そこで本発明の目的は、ダイシングの際の
集積回路への切込みを防止した半導体装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】各集積回路間に形成され
たスクライブラインの交差部以外に対応した部分に、一
対の対向する壁部からなるガイドパターンを複数設け、
該壁部は、スクライブライン方向に沿って形成されると
ともにその両端が外側に向かって開いた形状である半導
体装置により上記目的を達成する。
【0006】上記ガイドパターンは上記各集積回路を構
成する絶縁層、配線層等の層から形成することが好まし
い。
【0007】各集積回路間に形成されたスクライブライ
ンの交差部以外に対応した第1の部分に、一対の対向す
る壁部からなる第1のガイドパターンを複数設け、該壁
部は、スクライブライン方向に沿って形成されるととも
にその両端が外側に向かって開いた形状であり、また、
該スクライブラインの該交差部に対応した第2の部分
に、該交差部の中央部を除いて該中央部から該交差部の
四つの角部に向かって延びた四つの壁部からなる第2の
ガイドパターンを設けた半導体装置によっても上記目的
を達成する。
【0008】上記第1および第2のガイドパターンは上
記各集積回路を構成する絶縁層、配線層等の層から形成
することが好ましい。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例の半導体装置について
説明する。図1は本例の構成を説明するための説明図で
あり、同図(a)は半導体装置の平面を示し、同図
(b)は同図の(a)A−A線での断面を示す。同図
(a)において1は集積回路であり、半導体基板(ここ
では、図示しない。)上に設けられている。2はスクラ
イブラインであり、各集積回路1間に設けられている。
3、4はガイドパターンである。ガイドパターン3はス
クライブライン2の交差部以外に対応した第1の部分2
0に複数設けられる。また、ガイドパターン3は一対の
対向する壁部30〜30からなり、この壁部30はスク
ライブライン2方向に沿って形成されるとともにその両
端が外側に向かって開いた形状である。すなわち、ガイ
ドパターン3の斜視図を示した図2に示すように、壁部
30は、スクライブライン2方向に沿った並行部31と
外側に向かって開く開放部32とからなる。ガイドパタ
ーン4はスクライブライン2の交差部に対応した第2の
部分21に設けられている。ガイドパターン4の斜視図
を示した図3に示すように、このガイドパターン4は上
記交差部の中央部を除いてこの中央部からこの交差部の
四つの角部22〜22に向かって延びた四つの壁部41
〜41からなる。これらのガイドパターン3、4は図1
(b)に示すように、集積回路1を構成する半導体基板
13上の絶縁層10、配線層11、最終保護膜12等の
層から形成されている。すなわち、特に図示しないが、
半導体装置製造工程の絶縁層等の加工時および最終保護
膜の加工時の転写マスクパターンにガイドパターン3、
4のパターンを設けるのである。したがって、ガイドパ
ターン3、4を形成するための特別の工程を付加する必
要はない。
【0010】以上のように構成される本例の半導体装置
は、ダイシングの際ではガイドパターン3、4の間をカ
ッタ(図示しない。)で切断する。このときガイドパタ
ーン3、4によりカッタはスクライブライン2方向にガ
イドされる。すなわち、ガイドパターン3においては、
様々な要因によって進行方向のずれたカッタは開放部3
2により捕らえられ、開放部32から並行部31へとカ
ッタが進むに従い、カッタの進行方向はスクライブライ
ン2方向に矯正される。また、ガイドパターン4では上
記交差部の中央部を除いてあるので、壁部41〜41に
よりカッタを上記交差部の中央にガイドし、交差する何
れのスクライブライン2方向にもカッタをガイドでき
る。これらにより、カッタの集積回路1への切込みを防
ぐ。
【0011】また、これとともに、ガイドパターン3、
4により集積回路1にカッタが直接切り込むことを防
ぎ、集積回路1の欠けを防止することが可能となる。す
なわち、様々な要因によりカッタの位置ずれが発生した
場合、従来の方法では集積回路1の欠けが生じていた
が、本例ではカッタの切り込みによる集積回路1の欠け
はガイドパターン3、4で止まり、集積回路1に達しな
い。また、ガイドパターン3、4は複数設けられている
ため、一つのガイドパターンに切込みが生じたとしても
他のガイドパターンに欠けが及ぶことがなく、この点で
も有利である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、スクライブライン上に
複数のガイドパターンを設けることによりダイシングの
際、カッタの進行方向をスクライブラインに沿う方向に
ガイドでき、集積回路への切込みを防止することが可能
となる。このため、集積回路の欠けによる不良を低減す
ることができ、チップ加工時の安定稼働、収率向上とい
う効果がある。
【0013】ガイドパターンは集積回路を構成する絶縁
層、配線層等の層から形成するので、特別の工程を付加
する必要がなく、ガイドパターンを設けることによるコ
スト増を抑えることができる。
【0014】特に、スクライブラインの交差部以外に対
応した第1の部分に、一対の対向する壁部からなる第1
のガイドパターンを複数設け、該壁部は、スクライブラ
イン方向に沿って形成されるとともにその両端が外側に
向かって開いた形状としたので、カッタの進行方向をス
クライブラインに沿う方向にガイドでき、該スクライブ
ラインの該交差部に対応した第2の部分に、該交差部の
中央部を除いて該中央部から該交差部の四つの角部に向
かって延びた四つの壁部からなる第2のガイドパターン
を設けたので、交差する何れのスクライブライン方向に
もカッタをガイドできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の半導体装置の構成の説明の
ための説明図。
【図2】図1の要部の構成を示す説明図。
【図3】図1の要部の構成を示す説明図。
【図4】従来の技術の構成の説明のための説明図。
【符号の説明】
1 集積回路 2 スクライブライン 3、4 ガイドパターン 20 第1の部分 21 第2の部分 30 壁部 41 壁部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各集積回路間に形成されたスクライブラ
    インの交差部以外に対応した部分に、一対の対向する壁
    部からなるガイドパターンを複数設け、該壁部は、スク
    ライブライン方向に沿って形成されるとともにその両端
    が外側に向かって開いた形状であることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 上記ガイドパターンは上記各集積回路を
    構成する絶縁層、配線層等の層から形成されたことを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 各集積回路間に形成されたスクライブラ
    インの交差部以外に対応した第1の部分に、一対の対向
    する壁部からなる第1のガイドパターンを複数設け、該
    壁部は、スクライブライン方向に沿って形成されるとと
    もにその両端が外側に向かって開いた形状であり、ま
    た、該スクライブラインの該交差部に対応した第2の部
    分に、該交差部の中央部を除いて該中央部から該交差部
    の四つの角部に向かって延びた四つの壁部からなる第2
    のガイドパターンを設けたことを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第1および第2のガイドパターンは
    上記各集積回路を構成する絶縁層、配線層等の層から形
    成されたことを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
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