JP2896688B2 - タイマー - Google Patents

タイマー

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JP2896688B2
JP2896688B2 JP34045389A JP34045389A JP2896688B2 JP 2896688 B2 JP2896688 B2 JP 2896688B2 JP 34045389 A JP34045389 A JP 34045389A JP 34045389 A JP34045389 A JP 34045389A JP 2896688 B2 JP2896688 B2 JP 2896688B2
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JP
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main shaft
timer
bell
cam
switch
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守 有家
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Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気装置を予め定めた所定時間だけ動作さ
せたい場合に用いられるタイマーに関し、詳しくは上記
電気装置への通電が終了したときにはそれを報知するよ
うにしてあるタイマーに関する。
〔従来の技術〕
この種のタイマーは、タイマーモータによって主軸を
回し、その主軸に付されているカムによって、それに連
繋させた通電制御用のスイッチを開閉させるようにして
ある。そして上記カムとスイッチとの連繋機構にベル打
ち用の打子を連繋させて、スイッチ開放時の上記連繋機
構の動きにより上記打子を作動させてベルを打つように
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来のタイマーではベルが一度しか打たれず、従
ってそれを聴きのがしてしまう可能性が極めて大きい問
題点があった。
本発明は上記従来技術の問題点(技術的課題)を解決
する為になされたもので、負荷への通電終了後はベルを
連打することによって、明瞭な報知ができるようにした
タイマーを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本願発明は前記請求の範囲
記載の通りの手段を講じたものであって、その作用は次
の通りである。
〔作用〕
タイマーモータによって主軸が回動される。設定時間
が経過すると、カムによって負荷への通電制御用のスイ
ッチが開放される。またそのとき、上記タイマーモータ
によってベル打機構が作動され、ベルが連打される。こ
の場合、タイマーモータから主軸への回動力の伝達は遮
断されて、主軸は停止状態を保つ。
[実施例] 以下本願の実施例を示す図面について説明する。タイ
マーの機構部を示す第1図において、1はタイマーモー
タ、2は主軸で、回動及び軸方向の押し引きが可能にな
っている。この主軸2においては、その回動方向の切の
位置と時限作動の範囲と連続の位置とが定めてある。切
の位置は第1図に示されるような位置である。その第1
図の状態から時計方向に回動させた側が時限作動の範囲
であり、第1図の位置から反時計方向に僅かに回動させ
た位置が連続の位置である。3はタイマーモータ1と主
軸2とを連繋させる歯輪列を示す。4,5はその歯輪列の
内の一部の歯車を示し、これらの関係は第4図に示され
る通りである。主軸歯車5は、上記主軸において小判形
に形成された一部2aを同形に形成された透孔5aに挿通す
ることにより、主軸2と一体的な回動が可能でかつ主軸
2の軸方向変移に拘らず軸方向には一定の場所に位置し
得るようになっている。6はタイマーモータ1と主軸2
とを連繋させる経路の途中に介設した切離し機構の一例
として示す欠歯部で、主軸歯車5の一部を欠歯させるこ
とによって構成されている。この欠歯部6は、主軸2に
おける切の位置と対応する位置に設けられている。
次に8は第1カムで、負荷への通電制御用のスイッチ
を操作する為のカムである。9は第2カムで、タイマー
モータへの通電制御用のスイッチを操作する為のカムで
ある。これらは第3図に明示される如く一体に形成され
ており、主軸2に対し回動並びに軸方向への変移を自在
に装着してある。また内周面には嵌合凹部10を有する。
11は主軸2に固着したカムボスで、上記凹部10と嵌合す
る凸部12を有する。それらの嵌合によりカム8,9は主軸
2と一体的に回動するようになっている。13は付勢ばね
で、上記カム8,9をカムボス11に向けて軸線方向に付勢
する為のものである。第2、3図に示されるように、上
記カム8はその高段部がスイッチの入部となっており、
低段部がスイッチの切部14となっている。切部14は主軸
2の切の位置と対応する場所に設けてある。第2カム9
はその外周面に第1トラック15と第2トラック16を有す
る。第1トラック15は高段部であるスイッチ入部と、低
段部であるスイッチ切部17とを有する。切部17は主軸2
の切の位置及び連続の位置と対応する部分に跨がって形
成されている。第2トラック16はその全周がスイッチ入
部(高段部)となっている。
次に18は第1カム8に従動させた負荷への通電制御用
のスイッチ、22は第2カム9に従動させたタイマーモー
タへの通電制御用のスイッチで、第2図に示されるよう
にいずれも周知の構成であり、19,23は固定接点板、20,
24は可動接点板、21,25は従動子を夫々示す。
次に第1、5図に示される30はベル打機構である。以
下これについて説明すると、31はベル打カムで、歯輪列
32を介してタイマーモータ1に連繋させてある。33はベ
ル打用のカムレバーで、支軸34によって枢支されてお
り、先端部がカム従動部となっている。35は引張りばね
で、レバー33をカム31に従動させる為のものである。36
は支軸34に枢着した打子である。上記レバー33と該打子
36との関係は、打子36を慣性によってベルに打ち当てる
ようにした周知の構成である。即ち37はレバー33と一体
形成の押片、38は打子36と一体形成の被押片、39はレバ
ー33と打子36との間に介設したばねである。40は周知の
ベルである。
次に41はベル打機構30に連繋させた抑止機構で、ベル
打機構30の動作を抑止する為のものである。以下この機
構について説明すると、42は抑止用カムで、主軸2に対
し前記主軸歯車5と同様の状態に付設してあり、外周の
一部には解除部43を有する。44はカムレバー33に備えさ
せたカム従動部である。
尚第2、3図に示される符号45はタイマーのケースを
示し、前記説明の各機構、各部材はこのケース45に装着
されている。
次に上記構成のタイマーを使用する場合の回路を示す
第7図について説明する。47は周知の商用電源、48は負
荷で、種々の電気装置である。
次に上記構成のタイマーの動作を第6図に基づいて説
明する。まずタイマーが停止状態にある時には、各機構
は(A)欄に示される如き状態にある。(カム8,9及び
スイッチ18,22の関係は第3図(A)にも示される。)
この状態において、主軸2を矢印51で示される設定方向
に回すと、各機構は(B)に示される如き状態となる。
即ちスイッチ18は図示の如く閉じられて、負荷48への通
電が開始され、またスイッチ22も図示の如く閉じて、タ
イマーモータ1への通電が開始される。上記通電により
タイマーモータが作動すると、その回動力は歯輪列3を
通して主軸2に伝えられる。主軸は矢印52で示される時
限回動方向に回動する。またタイマーモータ1の回動力
は、歯輪列32を通してベル打カム31にも伝えられる。し
かしこの場合は、抑止機構におけるカム従動部44がカム
42における高段部に対接する為、カムレバー33の動作は
行なわれない。尚上記のように時間設定をした場合、ス
イッチ22における従動片25は、カム9における第1トラ
ック15の高段部に持上がる為、カム8,9はばね13の付勢
力により第3図(B)に示される如く軸方向に変移す
る。即ち従動片25がカム9における第1トラック15と第
2トラック16に跨がった状態となる。
上記の状態において設定した時間が経過して、主軸2
が切の位置に戻ると各機構は第6図(C)の状態とな
る。即ちスイッチ18が開いて負荷48への通電が断たれ
る。一方、スイッチ22は従動片25が第1トラック15の切
部17と対向するが、該従動片25は第3図(C)に示され
るように第2トラック16にも跨がっている為、即ち高段
部に乗った状態となっている為、スイッチ22は図示の如
く閉じられたままに保持される。従ってタイマーモータ
1の回動は継続する。しかし主軸歯車5における欠歯部
6が歯車4と対向する為、タイマーモータ1と主軸2と
の連繋が切り離され、主軸2は停止する。上記の場合、
抑止機構41においては、従動部44がカム42の解除部43に
対接する。この為カム31の回動に伴なり、カムレバー33
は矢印方向に揺動される。この揺動により打子36が揺動
されベル40を連打する。
上記の状態において上記ベルの連打を止めたい場合に
は、主軸2を軸方向に僅かに押す。するとカム8,9も同
方向に変移し、スイッチ22における従動片25は第1トラ
ック15の切部17に落ち込み、即ち第3図(A)に示され
る如き状態になり、スイッチ22は開放される。その結果
タイマーモータ1は動作を停止し、上記ベルの連打も停
止する。
次に負荷への連続通電を行ないたい場合には、例えば
第6図(A)の状態から(D)に示される如く主軸2を
僅かに反時計方向に回動させる。すると図示の如くスイ
ッチ18のみが閉じられ、負荷48に連続通電される状態と
なる。
一方、第6図(C)に示される状態から主軸2を連続
の位置に回すと、(E)に示される如き状態となる。こ
の状態ではスイッチ22が閉じている為モータ1は回動を
継続するが、抑止機構41が図示の如き状態となる為ベル
の連打は停止する。また欠歯部6と歯車4との関係は図
示の如き状態となる為、主軸2は連続の位置に位置した
ままに保たれる。
[発明の効果] 以上のように本願発明にあっては、負荷48を作動させ
たい場合、主軸2を回して所望時間を設定することによ
り、タイマーモータ1によって主軸2が回動され、設定
時間が経過すればカム8によってスイッチ18を開くこと
ができ、負荷を所望した時間だけ作動させられる効果が
ある。
しかも設定した時間が終了したときには、上記タイマ
ーモータ1の作動を継続させてベルを連打させることが
でき、負荷の動作の終了を明確に知らせることのできる
効果がある。
その上上記設定時間の終了時には上記の如くタイマー
モータ1の作動を継続させるものであっても、主軸2の
回動は断ってそれを切の位置に静止させられる特長があ
る。このことは、設定時間が終了したにも拘らず主軸2
が回っているとタイマーの使用者に本当に止まったのか
しらといった不安感を与える可能性があるが、そのよう
な可能性を予め除去できる使用上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図はタイマーの
機構部を示す斜視図、第2図は第1及び第2カムとスイ
ッチとの関係を示す平面図、第3図(A)〜(C)は第
2図におけるIII−III線位置の断面図で、カムとそれに
よって操作されるスイッチとの関係を示す図、第4図は
切離し機構の平面図、第5図はベル打機構及び抑止機構
の平面図、第6図は動作説明図、第7図は回路図。 1……タイマーモータ、2……主軸、8……カム、18…
…負荷への通電制御用のスイッチ、30……ベル打機構、
41……抑止機構。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイマーモータと、上記タイマーモータに
    対し被回動可能に連繋させた主軸であって負荷への通電
    制御用のスイッチを操作する為のカムが付されている主
    軸とを備えるタイマーにおいて、上記タイマーモータに
    は、タイマーモータからの回動力を受けてベルを連打す
    るようにしたベル打機構を連繋させると共に、該ベル打
    機構には、上記主軸が切の位置以外にある状態において
    はベル打機構の動作を抑止するようにした抑止機構を連
    繋させ、一方上記主軸と上記タイマーモータとの連繋の
    経路中には、主軸が切の位置にある状態では主軸とタイ
    マーモータ間の連繋を切り離すようにした切離し機構を
    介在させたことを特徴とするタイマー。
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