JP2895992B2 - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JP2895992B2
JP2895992B2 JP3223115A JP22311591A JP2895992B2 JP 2895992 B2 JP2895992 B2 JP 2895992B2 JP 3223115 A JP3223115 A JP 3223115A JP 22311591 A JP22311591 A JP 22311591A JP 2895992 B2 JP2895992 B2 JP 2895992B2
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雅博 森山
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトディスク、
レ−ザディスク等の円盤状記録媒体に信号の記録、また
は再生が可能なディスクプレ−ヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、本出願人はディスクプレーヤの小
型化、軽量化を行うため特願平2−87141号のよう
なディスクプレーヤを提案している。
【0003】即ち、ディスククランプする時のモータ昇
降機構は、固定シャーシに対して昇降可能に支持された
スピンドルモ−タが取り付けられたモ−タベ−スと、モ
−タベ−スを挟んで両側に配備され、シャーシに沿って
水平方向に往復運動が案内された2枚のスライド駆動板
と、前記モ−タベ−スの両側面に突設した複数のピン
を、前記スライド駆動板にスライド方向に形成した複数
のカム溝へ夫々係合せしめて構成されるカム機構によ
り、ロ−ディングモ−タからの動力で、前記スライド駆
動板の移動方向に往復運動される駆動部材と、該駆動部
材と前記両スライド駆動板の間に介装されたスプリング
により、駆動部材が水平方向に運動することによりスピ
ンドルモ−タが取り付けられたモ−タベ−スが昇降運動
しディスククランプするよう構成したもである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術に於ては駆動部材と両スライド駆動板の間に介装さ
れているのはスプリングのみの力であり、また駆動部材
はロ−ディングモ−タからの動力をシャフト1本で受け
ているので、非常に不安定に動作する。
【0005】駆動部材が不安定に動作すると、両スライ
ド駆動板が同時に動作せず、ひいてはスピンドルモ−タ
が取り付けられたモ−タベ−スが垂直に昇降運動せず、
ディスクを正規の状態でクランプしない状態が発生する
可能性があり、さらに昇降運動時不安定で異音の原因と
なることがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】駆動部材(64)に2本
シャフト(150)を植立させ、該駆動部材が水平運動
する範囲で前記シャフト(150)を案内するレ−ル
(151)を設けた部材(152)を具えた点にある。
【0007】
【作用】駆動部材(64)が安定に動作し、両スライド
駆動板(55)が同時に動作することになる。ひいては
スピンドルモ−タ(51)が取り付けられたモ−タベ−
ス(52)が垂直にかつ安定した昇降運動を行う。
【0008】
【実施例】図1、図2に示すように、シャ−シ(13)
の裏面に2本のガイドシャフト(18)(18)が下向
きに突設され、これらのガイドシャフト(18)によっ
てモ−タベ−ス(52)の昇降が案内されている。該モ
−タベース(52)にはスピンドルモータ(51)が取
り付けられ、該モータ出力軸にはターンテーブル(5
0)が固定されている。モ−タベ−スの上面には、シャ
−シ(13)の裏面に当ってモータベース(52)の上
昇端を規定するための複数の位置決め座(53)が設け
られると共に、ベ−ス両側面には夫々3本のピン(5
4)が突設される。
【0009】上記モータベース(52)を挟んで両側に
は一対のスライド駆動板(55)(55)が配置され、
各スライド駆動板(55)(55)は、シャ−シ(1
3)の裏面に突設した複数のガイド部材(19)によっ
て、トレイ出没方向へ往復移動可能に支持されている。
(図3乃至図5参照)。両スライド駆動板(55)(5
5)の内面には夫々、斜め方向へ伸びる第1乃至第3の
カム溝(56)(57)(58)が凹設されている。
【0010】また、第1カム溝(56)及び第3カム溝
(64)は同一形状であって、傾斜カム部(56a)
(58a)と水平カム部(56b)(58b)とを具え
ている。一方、第2カム溝(57)は第一傾斜カム部
(57a)と該カム部よりも傾斜角度の緩い第二傾斜カ
ム部(57b)を具えている。又、スライド駆動板(5
5)の後方端部には、長孔(55a)及び係止部(55
b)が形成されている。
【0011】そして、モ−タベース(52)の両端に突
設したピン(54)が夫々両スライド駆動板(55)
(55)の各カム溝(56)(57)(58)に係合
し、スライド駆動板(55)の往復運動によってモ−タ
ベ−ス(52)を昇降させる左右一対のカム機構を構成
している。両スライド駆動板(55)(55)の間には
中継駆動板(64)及びスプリング(59)が介在して
いる。中継駆動板(64)は、両側に形成した突片(6
7)(67)を夫々スライド駆動板(55)の長孔(5
5a)に余裕をもって嵌めている。又、スプリング(5
9)は、中継駆動板(64)の前縁に下向きに突設した
支持片(66)に係止され、スプリング両端をスライド
駆動板(55)(55)の係止部(55b)に係合させ
ている。
【0012】中継駆動板(64)の下面には、2本のシ
ャフト(150)が植立している。更にその下部には前
記シャフト(150)が規制されながら通過できる幅の
溝のレール(151)がレ−ル保持部材(152)に取
り付けられている。中継駆動板(64)はそのレ−ル
(151)の規制により、水平直線運動をすることにな
る。
【0013】中継駆動板(64)の上面には、後述の駆
動レバー(6)のピン(62)が係合する長孔(65)
が設けられている。
【0014】従って、駆動レバー(6)によって中継駆
動板(64)を後方へ移動させるとスプリング(59)
を介して両スライド駆動板(55)(55)が後方へ牽
引され、前記カム機構の動作によってモータベース(5
2)が上方ヘ駆動されることになる。
【0015】図3乃至図5はスピンドルモータ(51)
が上昇する様子を示している。図3の如く、トレイ(4
4)がロ−ディングの状態では、両スライド駆動板(5
5)は最前進位置にあって、スピンドルモ−タ(51)
及びターンテーブル(50)はトレイ(44)とは干渉
しない低位の待機位置に設定されている。
【0016】図4の如くトレイ(44)がローディング
完了位置に達した後、スプリング(59)の牽引によっ
てスライド駆動板(55)が後方(図中後方)へ移動す
ると、モータベース(52)のピン(54)がスライド
駆動板(55)の第1、第2及び第3カム溝(56)
(57)(58)の傾斜カム部(56a)(57a)
(58a)によって駆動され、モ−タベ−スと共にスピ
ンドルモ−タ(51)及びターンテ−ブル(50)が上
昇する。
【0017】この過程で、中継駆動板(64)はレ−ル
(151)により、水平かつ直線的に動作する為、両ス
ライド駆動板(55)は完全に同期して動作する。その
ためターンテーブル(50)はトレイ(44)上のディ
スク(120)をトレイ載置面から真っすぐ安定して持
ち上げ、該ディスクをピックアップ装置(9)のクラン
パ−(70)に当接せしめる。
【0018】更に、スライド駆動板(55)が左方へ牽
引されると、図5の如くモ−タベ−ス(52)前後の2
本のピン(54)(54)はスライド駆動板(55)の
第1及び第3カム溝(56)(58)の水平カム部(5
6b)(58b)ヘ乗り上げるとともに、モ−タベ−ス
(52)の中央のピン(54)はスライド駆動板(5
5)の第2カム溝(57)の第2傾斜カム部(57b)
ヘ移行する。
【0019】この状態で更にスライド駆動板(55)が
左方へ僅かに牽引されることにより、前記第2カム部
(57b)の駆動によってモータベ−ス(52)上の位
置決め座(53)がシャーシ(13)の裏面に圧接さ
れ、ターンテーブル(50)は上昇端に正確に位置決め
され、保持されることになる。
【0020】尚、図5の状態では、図1に示すスプリン
グ(59)が弾性変形すると共に、中継駆動板(64)
の突片(67)(67)がスライド駆動板(55)の長
孔(55a)(55a)の余裕の範囲内で後方へずれ
る。従って、スプリング(59)の反発力によってスラ
イド駆動板(55)の位置決め座(53)がシャーシ
(13)に圧接保持されることになる。
【0021】次に、駆動レバ−(6)を回動させるため
の機構について説明する。
【0022】図6乃至図10に示す如く、シャーシ(1
3)上には、L字状の駆動レバ−(6)が支軸(60)
にて回動自在に取り付けられ、該レバ−の一端に設けた
カムフォロワ−(61)を、第3歯車(3)の裏面に形
成した渦巻き状のカム溝に係合せしめると共に、前述の
如くレバ−他端に設けたピン(62)を中継駆動板(6
4)の長孔(65) に係合せしめている。
【0023】第3歯車(3)のカム溝(33)は、半径
が一定の第1カム部(33a)と、次第に半径が縮小す
る第2及び第3カム部(33b)(33c)とカム溝外
周壁の半径が増大して溝幅が図中のWからXへ拡大する
第4カム部(33d)と、半径が一定の第5カム部(3
5e)とから構成される。第1カム部は(33a)、ト
レイ駆動中に駆動レバ−(6)のカムフォロワ−(6
1)と係合し、第2及び第3カム部は、モ−タ昇降機構
(5)の駆動のためにカムフォロワ−(61)と係合
し、第5カム部(33e)は、ピックアップ移送中にカ
ムフォロワ−(61)と係合するものである。
【0024】図6図乃至図10に示すトレイロ−ディン
グでは、駆動レバー(6)のカムフォロワ−(61)が
第3歯車(3)の第1カム部に係合しており、第3歯車
(3)が回転しても駆動レバー(6)は回動せず、時計
方向の回動端で停止したままである。従って、2枚のス
ライド駆動板(55)(55)は前方(図中左方)の移
動端に設置され、タ−ンテ−ブル(50)は下降端に保
持されている。
【0025】その後、第3歯車(3)が更に反時計方向
に駆動されると、駆動レバー(6)のカムフォロワ−
(61)は、第3歯車(3)のカム溝(33)の第2カ
ム部(33b)によって駆動され、駆動レバー(6)は
反時計方向に回動するこれによってスライド駆動板は後
方へ駆動され、前記第2カム部(33b)の動作範囲
で、タ−ンテ−ブル(50)は、図3の位置から図4の
位置まで上昇する。
【0026】更に、第3歯車(3)が反時計方向に駆動
されて、カム溝(33)の第3カム部(33c)が動作
することによって、中継駆動板(64)は第5図の後方
移動端に達すると共に、タ−ンテブル(50)は図4の
位置から図5の位置まで上昇して、ディスククランプが
行われる。
【0027】
【発明の効果】中継駆動板(64)が安定に動作し、両
スライド駆動板(55)が同時に動作することになる。
ひいてはスピンドルモ−タ(51)が取り付けられたモ
−タベ−ス(52)が垂直にかつ安定した昇降運動をす
るので、ディスククランプを正確に行い、スピンドルモ
ータ(51)の昇降時振動音を発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す。
【図2】本発明の断面図を示す図面。
【図3】トレイエジェクトから信号再生状態までの一連
の動作を説明の図面。
【図4】トレイエジェクトから信号再生状態までの一連
の動作を説明の図面。
【図5】トレイエジェクトから信号再生状態までの一連
の動作を説明の図面。
【図6】モータ昇降動作、ディスククランプ機構の動作
を説明するための図面。
【図7】モータ昇降動作、ディスククランプ機構の動作
を説明するための図面。
【図8】モータ昇降動作、ディスククランプ機構の動作
を説明するための図面。
【図9】モータ昇降動作、ディスククランプ機構の動作
を説明するための図面。
【図10】モータ昇降動作、ディスククランプ機構の動
作を説明するための図面。
【図11】本発明の実施例のプレーヤ。
【符号の説明】
51 スピンドルモータ 55 スライド駆動板 64 中継駆動板 150 シャフト 151 レール 152 レール保持部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピンドルモータ(51)によって駆動
    されるターンテーブル(50)と、トレイ(44)をデ
    ィスク排出位置からタ−ンテ−ブル(50)上のローデ
    ィング位置完了まで駆動するトレイ駆動機構(4)と、
    トレイ(44)上のディスクをタ−ンテ−ブル(50)
    に圧着せしめるディスククランプ機構(7)と、タ−ン
    テ−ブル(50)上のディスクに対して信号の記録又は
    再生を行うピックアップ装置(9)とを具えたディスク
    プレ−ヤに於て、ディスククランプする時のモータ昇降
    機構は、固定シャーシ(13)に対して昇降可能に支持
    され、スピンドルモ−タ(51)が取り付けられたモ−
    タベ−ス(52)と、モ−タベ−ス(52)を挟んで両
    側に配備され、シャーシ(13)に沿って水平方向に往
    復運動が案内された2枚のスライド駆動板(55)(5
    5)と、前記モ−タベ−ス(52)の両側面に突設した
    複数のピン(54)を、前記スライド駆動板(55)に
    スライド方向に形成した複数のカム溝(56)(57)
    (58)へ夫々係合せしめて構成されるカム機構と、ロ
    −ディングモ−タ(21)からの動力により前記スライ
    ド駆動板(55)の移動方向に往復運動される駆動部材
    と、該駆動部材と前記両スライド駆動板(55)の間に
    介装されたスプリング(59)と、該駆動部材に植立さ
    れたシャフト(150)と係合し、該駆動部材を直線往
    復運動させるレ−ル(151)を設けた部材(152)
    とを具えてなるディスクプレ−ヤ。
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