JP2895975B2 - セラミックパッケージ - Google Patents

セラミックパッケージ

Info

Publication number
JP2895975B2
JP2895975B2 JP7410691A JP7410691A JP2895975B2 JP 2895975 B2 JP2895975 B2 JP 2895975B2 JP 7410691 A JP7410691 A JP 7410691A JP 7410691 A JP7410691 A JP 7410691A JP 2895975 B2 JP2895975 B2 JP 2895975B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead
brazing
ceramic package
package
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7410691A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04284651A (ja
Inventor
博幸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP7410691A priority Critical patent/JP2895975B2/ja
Publication of JPH04284651A publication Critical patent/JPH04284651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2895975B2 publication Critical patent/JP2895975B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミックパッケージに
関し、更に詳細にはセラミック製のパッケージ表面に形
成され且つタングステン等の導電体によって形成された
メタライズ層から成るろう付け部に、リードの先端部が
ろう付けされて接続されたセラミックパッケージに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のセラミックパッケージにおいて
は、図3に示す如く、セラミックパッケージ10の角部
表面に形成されたメタライズ層をろう付け部14として
用い、メタライズ層の露出面にリード12の先端がろう
付けされていた。かかるメタライズ層は、焼成前のセラ
ミックパッケージの所定箇所にタングステンペースト等
を塗布し、セラミックパッケージと共に焼成して形成す
る。また、ろう付け用のろう材としては、銀(Ag)ー銅(C
u)系のろう材(以下、銀ろうと称することがある)が汎
用されている。この様な図3に示すセラミックパケージ
のリード12は、リード先端のろう付け部14における
位置決め等を容易に行うことができ、リード12の方向
等のコントロールが容易である。しかし、リード12の
ろう付け強度は、リード12に加えられる外力の方向に
よって異なる。つまり、リード12に平行な方向(図3
の矢印A方向)に作用する引張力に対しては、リード1
2のろう付け強度は高く、リード12の先端部とろう付
け部14との剥離は発生し難い。一方、リード12に垂
直な方向に作用する引張力(図3の矢印B方向)に対し
ては、リード12のろう付け強度が低く、リード12の
先端部とろう付け部14との剥離が発生し易い。これに
対し、図4に示すリード32は、先端部が曲折されて凸
部30が形成されている。このリード32の凸部30
は、その頭頂部をセラミックパッケージ10のろう付け
部34の表面に当接させつつろう付けされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる図4に示すセラ
ミックパッケージにおいては、リード32のろう付け強
度の方向性を解消することができる。しかしながら、最
近の様に、セラミックパッケージの多ピン化等の要請に
応えるべく、リードが極細に形成されるようになると、
図4のリード32の如く、先端部を曲折する加工は極め
て困難となる。また、先端部が曲折されたリード32を
用いると、ろう付け部34における凸部30の位置決め
が容易ではなく、リード32の方向等のコントロールが
困難となる。
【0004】そこで、本発明の目的は、リードのろう付
け強度の方向性が解消され且つパッケージのろう付け部
におけるリード端部の位置決めが容易なセラミックパッ
ケージを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成すべく検討したところ、パッケージの端縁近傍に形
成された段差部底面の少なくとも一部を構成するろう付
け部に一体に形成され且つ段差部の外周縁近傍に延びる
ろう付け部にリード先端を銀ろうでろう付すると共に、
リード本体と段差部の内壁面との間の空隙に銀ろうを充
填・固化することによって、リードのろう付け強度を向
上できることを知った。本発明者は、前記知見を基にし
て更に検討した結果、リード本体と段差部底面を構成す
るろう付け部との間の空隙に、銀ろうの表面に凹状のメ
ニスカスが形成されるように、銀ろうを充填・固化する
ことによって、リードのろう付け強度が更に一層向上さ
れ且つろう付け強度の方向性も解消されることを見い出
し、本発明に到達した。
【0006】すなわち、本発明は、セラミック製のパッ
ケージ表面に形成され且つタングステン等の導電体によ
って形成されたメタライズ層から成るろう付け部に、リ
ードの先端部がろう付けされて接続されたセラミックパ
ッケージにおいて、該パッケージの端縁近傍に段差部が
形成され、且つ前記段差部の底面の少なくとも一部が
差部の外周縁方向に延びるろう付け部に形成されてお
り、前記ろう付け部にリードの先端がろう付けされて
いると共に、前記リードと段差部底面ろう付け部と
の間の空隙に充填・固化されたろう材の表面が凹状のメ
ニスカス形成されていることを特徴とするセラミック
パッケージにある。
【0007】
【作用】一般に、銀ろう等のろう材によってパッケージ
のろう付け部にリード先端を接着するようなとき、図3
又は図4に示す如く、ろう材表面の形状を凹状に形成す
ることが、ろう材の多量付着等によってろう材表面が凸
状に形成された場合と比較して、リードのろう付け強度
を向上することができる。ろう材表面が凸状に形成され
た場合には、リードに加えられる外力がろう材表面の凸
状端縁部に集中するためと推察される。従って、ろう材
の付着量については、厳格に管理することを要する。こ
の点、本発明においては、段差部底面のろう付け部とリ
ードとの間隙にろう材を充填・固化するため、ろう材付
着量が多少異なっても、ろう材表面に理想形状のメニス
カスを確実に形成することができ、ろう材付着量の管理
を簡略化できる。また、リード先端を曲折することなく
パッケージのろう付け部に接着することができるため、
リードが極細化されても加工が容易で且つリード先端の
ろう付け部における位置決めも容易に行うこともでき
る。
【0008】
【実施例】本発明を図面を用いて更に詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例を示す部分断面図であり、セ
ラミックパッケージ10(以下、パッケージ10と称す
ることがある)の端縁部に段差部20が形成されてい
る。この段差部20の底面を含む内壁面の一部を形成す
るメタライズ層は、段差部20の上端縁を越えて段差部
20の外周縁近傍にまで延びている。かかるメタライズ
層は、リード12の先端部がろう付けされるろう付け部
18であり、タングステンペースト等を塗布して形成し
たものである。本実施例のパッケージ10においては、
段差部20の外周縁近傍に延びるろう付け部18の部分
に、リード12の先端が銀ろう16によってろう付けさ
れている。この銀ろう16は、段差部20の底面を形成
するろう付け部18とリード12の本体とによって形成
される空隙の一部にも充填・固化され、銀ろう16の表
面形状は凹状を呈している。この様な銀ろう16の凹状
表面形状は、溶融状態にある銀ろうがろう付け部18と
リード12の本体と接触して凹状メニスカスを形成する
ためである。図1に示す本実施例のパッケージ10によ
れば、銀ろう16の凹状表面をパッケージ10の端縁か
ら離して形成することができる。しかも、銀ろう付着量
が多少変動しても銀ろう16の表面形状を確実に凹状と
することができるため、前記銀ろう16の凹状表面が形
成される位置と相俟って、銀ろう16において、リード
12に加えられる外力を分散できる。
【0009】かかる図1に示すパッケージ10の段差部
20は、図2a〜図2cに示す方法で容易に形成するこ
とができる。まず、図2aの様に、焼成前のグリーンシ
ート100にタングステンペースト等を塗布して塗布層
180を形成する。その後、グリーンシート100の表
面を、塗布層180の一部が底面を形成するように、ポ
ンチ130で押圧して凹部150を形成する(図2
b)。次いで、凹部150の底面の所定箇所(図2bに
おいて、点線で示す部分)を切断することによって、端
縁部に段差部120が形成されたグリーンシート100
を得ることができる。この様にして得られた図2cのグ
リーンシート100は、塗布層180と共に焼成工程で
焼成され、図1のパッケージ10の様に、底面の一部が
メタライズ層から成るろう付け部18によって構成され
た段差部が端縁部に形成されたパッケージを得ることが
できる。尚、図2a〜図2cにおいて、グリーンシート
100をポンチ130で押圧するこによって凹部150
を形成したが、切削工具によって切削によって凹部15
0を形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、ろう材の付着量等の厳
密な管理を不要とすることができ、リードのろう付け作
業の管理を簡略化することができる。また、リードのろ
う付け強度が向上されるため、ろう付けしたリードの剥
離を防止でき、最終的に得られるパッケージの信頼性を
向上できる。更に、リード先端に曲折加工等を施す必要
がなく、多ピン化等の要請に応えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図である。
【図2】パッケージの段差部を形成する方法を説明する
ための説明図である。
【図3】従来のパッケージを示す部分断面図である。
【図4】従来のパッケージを示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 セラミックパッケージ 12 リード 16 ろう材(銀ろう) 18 ろう付け部 20 段差部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 23/04 H01L 23/08 H01L 23/12 H01L 23/48 H01L 23/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック製のパッケージ表面に形成さ
    れ且つタングステン等の導電体によって形成されたメタ
    ライズ層から成るろう付け部に、リードの先端部がろう
    付けされて接続されたセラミックパッケージにおいて、 該パッケージの端縁近傍に段差部が形成され、且つ前記
    段差部の底面の少なくとも一部が段差部の外周縁方向に
    延びるろう付け部に形成されており、 前記ろ う付け部にリードの先端がろう付けされている
    と共に、前記リードと段差部底面ろう付け部との間
    の空隙に充填・固化されたろう材の表面が凹状のメニス
    カス形成されていることを特徴とするセラミックパッ
    ケージ。
JP7410691A 1991-03-13 1991-03-13 セラミックパッケージ Expired - Fee Related JP2895975B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7410691A JP2895975B2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 セラミックパッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7410691A JP2895975B2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 セラミックパッケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04284651A JPH04284651A (ja) 1992-10-09
JP2895975B2 true JP2895975B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=13537609

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7410691A Expired - Fee Related JP2895975B2 (ja) 1991-03-13 1991-03-13 セラミックパッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2895975B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4755426B2 (ja) * 2005-02-23 2011-08-24 株式会社住友金属エレクトロデバイス セラミック基板の製造方法
JP5407903B2 (ja) * 2010-01-28 2014-02-05 セイコーエプソン株式会社 電子装置、および、電子装置の製造方法
JP2017079258A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 京セラ株式会社 電子部品搭載用基板および電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04284651A (ja) 1992-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0417887B1 (en) IC card
KR100282003B1 (ko) 칩 스케일 패키지
JPS61142750A (ja) 絶縁基板
JP2895975B2 (ja) セラミックパッケージ
JP2727970B2 (ja) ボンディングツール
EP0154757B1 (en) Cap for semiconductor device
JP3008470B2 (ja) リードフレーム
US5925927A (en) Reinforced thin lead frames and leads
JPH06181276A (ja) 半導体装置用リード
JPS6097654A (ja) 封止型半導体装置
JPS62262447A (ja) 半導体パツケ−ジとその実装方法
JP2586352B2 (ja) 半導体装置用リード切断装置
JPS6143857B2 (ja)
JP2583353B2 (ja) 半導体装置用リードフレーム
EP0711104A1 (en) Packaged semiconductor, semiconductor device made therewith and method for making same
JPS63250163A (ja) 半導体集積回路装置
JPS60109295A (ja) 実装基板およびそれを用いた実装体
JP2861926B2 (ja) 半導体容器
JPH0222850A (ja) 半導体装置用のリードフレーム
JP2912128B2 (ja) キャピラリおよびリードフレームならびにそれらを用いたワイヤボンディング方法
JPS6129547B2 (ja)
JPS6318334B2 (ja)
JP2818369B2 (ja) 樹脂封止型半導体装置用リードフレーム
JP2581319B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0555436A (ja) 半導体装置用リードフレーム

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees