JP2895452B2 - キーパターン読み取り装置 - Google Patents

キーパターン読み取り装置

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JP2895452B2
JP2895452B2 JP27866296A JP27866296A JP2895452B2 JP 2895452 B2 JP2895452 B2 JP 2895452B2 JP 27866296 A JP27866296 A JP 27866296A JP 27866296 A JP27866296 A JP 27866296A JP 2895452 B2 JP2895452 B2 JP 2895452B2
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周史 粕谷
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AATO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キーパターンを
読み取ることのできるキーパターン読み取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、キーパターン読み取り装置として
は、鍵孔に差し入れたキーをイメージセンサ等の撮像装
置によって撮像し、それを画像処理してキーパターンを
読み取るものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のキ
ーパターン読み取り装置では、イメージセンサ等の撮像
装置を必要とするので、その構成が複雑となり、大型化
するとともに、価格も高くなってしまう。しかも、キー
パターンを正確に読み取るためには、どうしても20万
〜50万素子のCCDが必要となり、その画像処理にも
時間がかかってしまう。このような理由から、このキー
パターン読み取り装置は実用的でなく、一般になかなか
普及することがなかった。この発明の目的は、小型化す
るとともに、低価格で提供することができ、しかも、短
時間に、かつ、正確にキーパターンを読み取ることので
きるキーパターン読み取り装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、キーパタ
ーン読み取り装置に係り、鍵孔側からキーの差し入れ方
向に一列に並べて配置した複数のタイミング検知素子
と、最も鍵孔側に位置するタイミング検知素子を挟ん
で、キーの幅方向に一列に並べて配置した複数のキーパ
ターン検知素子と、これら光を検知する検知素子を照射
する光源と、各検知素子が接続する制御部とを備え、キ
ーを鍵孔に差し入れると、このキーが、検知素子と光源
との間に位置しながら、その幅方向の中央部分がタイミ
ング検知素子上を移動するとともに、このとき、上記制
御部は、タイミング検知素子が光の照射状態が変化した
ことを検知する度に、キーパターン検知素子に対する光
の遮断を判断して、キーパターンを読み取る構成にした
点に特徴を有する。
【0005】このようにしたキーパターン読み取り装置
では、キーを差し入れる時、あるいは、引き抜く時に、
そのキーが移動する度に、鍵孔側に位置するキーパター
ンの一部を読み取るので、結局は、全体としてのキーパ
ターンを読み取ることができる。そして、これらタイミ
ング検知素子とキーパターン検知素子とは、両方あわせ
て十数個程度あれば、種々のキーの幅及び長さに対応で
き、しかも、十分正確にキーパターンを読み取ることが
できる。第2の発明は、第1の発明において、制御部
は、キーの差し入れ時と引き抜き時とで、二重にキーパ
ターンを読み取る構成にした点に特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜7にしたがって、キーパタ
ーン読み取り装置の一実施例を説明する。図1(a)に示
すように、鍵孔1を有するユニット2内には、鍵孔1側
からキー3の差し入れ方向(矢印K方向)に向かって、1
6個のタイミング検知素子t1〜t16を一列に並べて配
置している。さらに、鍵孔1側でキー3の幅方向(矢印
H方向)には、最も鍵孔1側に位置するタイミング検知
素子t1を挟んで、4個ずつ、計8個のキーパターン検
知素子r1〜r4及びl1〜l4を一列に並べて配置してい
る。
【0007】また、図1(b)に示すように、ユニット2
内には、これら検知素子t1〜t16、r1〜r4及びl1
4を設けた面に対向させて、光源として赤外線照射部
4を設けている。そして、キー3を鍵孔1から差し入れ
ると、このキー3が、検知素子をt1〜t16、r1〜r4
及びl1〜l4設けた面と、赤外線照射部4を設けた面と
の間に位置することになる
【0008】赤外線が照射されるタイミング検知素子t
1〜t16及びキーパターン検知素子r1〜r4及びl1〜l
4は、ユニット2内に設けた制御回路5に接続してい
る。この制御回路5は、図2に示すように、各検知素子
1〜t16、r1〜r4及びl1〜l4の信号から、後述す
るようにしてキーパターンを読み取るCPU6と、この
キーパターンを記憶するメモリ7とからなる。いま、ス
イッチ8が登録モードにあれば、CPU6で読み取った
キーパターンをメモリ7に記憶することになる。そし
て、スイッチ8が運用モードにあれば、CPU6は、読
み取ったキーパターンをメモリ7に記憶されたキーパタ
ーンと照合し、それが一致すれば、施錠したり、解錠し
たりするよう信号を出力する。
【0009】次に、このキーパターン読み取り装置の作
用を説明する。図1(a)に示すように、鍵孔1にキー3
を差し入れると、このキー3の先端が、最も鍵孔1側に
位置するタイミング検知素子t1上に位置する。したが
って、この部分で赤外線が遮断され、タイミング検知素
子t1は、そのことを制御回路5のCPU6に伝えるこ
とになる。同時に、CPU6は、キーパターン検知素子
1〜r4及びl1〜l4に対して、赤外線が遮断されてい
るかどうかを判断する。例えば、この図1(a)でいえ
ば、キーパターン検知素子r1、l1上にキー3が位置す
るので、これらキーパターン検知素子r1、l1に対し
て、赤外線が遮断されることになる。
【0010】キー3をさらに差し入れると、図3に示す
ように、このキー3の先端がタイミング検知素子t2
に位置する。そして、このタイミング検知素子t2も、
赤外線が遮断されたことを、制御回路5のCPU6に伝
える。同時に、CPU6は、キーパターン検知素子
1、r2、l1、l2に対して、赤外線が遮断されたこと
を判断する。
【0011】このようにしてキー3を差し入れていき、
例えば、図4に示すように、タイミング検知素子t13
対して赤外線が遮断されたことを検知したとき、CPU
6では、キーパターン検知素子r1、l1、l2、l3に対
して、赤外線が遮断されたことを判断する。そして、簡
単に説明するため、ここまでの検出結果を図示すると、
図5に示すようにキーパターンが表現されることにな
る。
【0012】以上述べたように、赤外線が遮断されたこ
とをタイミング検知素子t1〜t16が順次検知する度
に、CPU6では、どのキーパターン検知素子r1〜r4
及びl1〜l4に対して、赤外線が遮断されたているかを
判断する。このようにすれば、キー3を差し入れた時
に、そのキー3が移動する度に、鍵孔1側に位置するキ
ーパターンの一部を読み取ることになり、結局は、全体
としてのキーパターンを読み取ることができる。
【0013】さらに、この実施例のキーパターン読み取
り装置では、キー3を引き抜くときにも、同様にしてキ
ーパターンを読み取るようにしている。いま、キー3を
最後まで差し入れた状態で、その先端が、タイミング検
知素子t16上に位置したとする。そして、この状態から
キー3を引き抜くと、このタイミング検知素子t16
は、再び赤外線が照射されることになる。
【0014】このような状況になったとき、CPU6
は、キー3が引き抜かれるものと判断し、タイミング検
知素子t15〜t1に再び赤外線が順次照射される度に、
どのキーパターン検知素子r1〜r4及びl1〜l4に対し
て赤外線が遮断されたかを判断する。この場合も、キー
3が移動する度に、鍵孔1側に位置するキーパターンの
一部を読み取ることになり、結局は、全体としてのキー
パターンを読み取ることができる。このように、キー3
の差し入れ時と引き抜き時とで、二重にキーパターンを
読み取るようにすれば、その信頼性を高めることができ
る。
【0015】なお、キー3を裏返して差し入れると、C
PU6は、左右逆になったキーパターンを読み取ること
になる。これに対処するには、メモリ7に両面側からみ
たキーパターンを記憶させておいてもよいが、例えば、
図6に示すように、鍵孔1にガイド孔9を形成してお
き、このガイド孔9に、キー3の凸部3a(図1参照。
だいたいのキーは、その幅方向の中央部分にこの凸部を
有している。)を合わせるようすれば、常に一定に向き
でキー3を差し入れることができる。
【0016】また、キー3を傾けたまま差し入れたりす
ると、キー3の幅方向の中央部分がタイミング検知素子
1〜t16の列からずれてしまい、正確にキーパターン
を読み取れなくなってしまうことがある。これに対処す
るには、例えば、ユニット2内に、図7に示すようなガ
イド部材10を設け、キー3の幅方向の中央部分を、常
にタイミング検知素子t1〜t16の列上に位置させるよ
うにすればよい。そして、このガイド部材10として板
バネ等を用いれば、種々のキー3の幅に対応することが
できる。さらにまた、具体的には図示しないが、キー3
の厚さも認識するようなセンサを設けておけば、キー3
の偽造防止に十分効果を発揮することができる。
【0017】以上述べたキーパターン読み取り装置によ
れば、16個のタイミング検知素子t1〜t16と、8個
のキーパターン検知素子r1〜r4及びl1〜l4とを設け
るだけで、キーパターンを読み取ることができる。ま
た、制御回路5のCPU6も、8×16=128ビット
の容量だけで済むことになる。したがって、その構成を
簡単にすることができ、このキーパターン読み取り装置
を小型化して、低価格で提供することができる。しか
も、キーパターンの一部ずつを読み取っていくので、短
時間でおこなうことができる。
【0018】なお、タイミング検知素子tと、キーパタ
ーン検知素子r及びlとの数は、いくつであってもかま
わない。例えば、キーパターン検知素子r及びlについ
ていえば、キーパターンを構成する溝の深さは、通常、
深いか浅いかの2通り程度しかないため、8個もあれば
十分正確に読み取ることができる。また、128ビット
の情報量があれば、10億通りのキーパターンを読み取
ることができる。それに対して、実際に使用されている
キーパターンは、せいぜい5万種類程度であることが知
られている。これらのことからも、両方の検知素子t、
r及びlあわせて十数個程度あれば、種々のキー幅及び
長さに対応でき、しかも、十分正確にキーパターンを読
み取れることがわかる。
【0019】このようにしたキーパターン読み取り装置
は、非常に実用的で、一般に普及させることができる。
そして、一般に普及すれば、以下のように使用すること
が考えられる。例えば、メモリ7に記憶させるキーパタ
ーンを自由に変更することができるので、一つのキーパ
ターン、つまり、一つのキーによって、自分の部屋と駐
車場といったように、複数の箇所の施錠及び解錠をする
ことができる。また、複数のキーパターンをメモリ7に
記憶させておけば、各自のキーによって、マンションの
共用口や会社の通用口などのように、複数の人が使用す
る箇所の施錠及び解錠をすることもできる。
【0020】
【発明の効果】第1の発明によれば、キーパターン読み
取り装置の構成を簡単にすることができ、小型化して、
低価格で提供することができる。しかも、そのキーパタ
ーンの読み取りを、短時間で、かつ、正確におこなうこ
とができる。第2の発明によれば、第1の発明におい
て、キーの差し入れ時と引き抜き時とで二重にキーパタ
ーンを読み取るので、その信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のキーパターン読み取り装
置を示し、(a)は平面図であり、(b)はb線側から見た
正面断面図である。
【図2】制御回路5を示した回路図である。
【図3】キーパターン読み取り装置の平面図であり、キ
ー3がタイミング検知素子t2上に位置した状態を示し
ている。
【図4】キーパターン読み取り装置の平面図であり、キ
ー3がタイミング検知素子t13上に位置した状態を示し
ている。
【図5】図4の状態になるまでに読み取ったキーパター
ンを表現した図である。
【図6】鍵孔1を示す図である。
【図7】キー3をガイドするためのガイド部材10を示
す図である。
【符号の説明】
1 鍵孔 3 キー 4 赤外線照射部 5 制御回路 6 CPU 7 メモリ t1〜t16 タイミング検知素子 r1〜r4、l1〜l4 キーパターン検知素子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍵孔側からキーの差し入れ方向に一列に
    並べて配置した複数のタイミング検知素子と、最も鍵孔
    側に位置するタイミング検知素子を挟んで、キーの幅方
    向に一列に並べて配置した複数のキーパターン検知素子
    と、これら光を検知する検知素子を照射する光源と、各
    検知素子が接続する制御部とを備え、キーを鍵孔に差し
    入れると、このキーが、検知素子と光源との間に位置し
    ながら、その幅方向の中央部分がタイミング検知素子上
    を移動するとともに、このとき、上記制御部は、タイミ
    ング検知素子が光の照射状態が変化したことを検知する
    度に、キーパターン検知素子に対する光の遮断を判断し
    て、キーパターンを読み取る構成にしたことを特徴とす
    るキーパターン読み取り装置。
  2. 【請求項2】 制御部は、キーの差し入れ時と引き抜き
    時とで、二重にキーパターンを読み取る構成にしたこと
    を特徴とする請求項1記載のキーパターン読み取り装
    置。
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JPH10102849A JPH10102849A (ja) 1998-04-21
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