JP2894511B2 - トレモロおよびチューニング装置 - Google Patents

トレモロおよびチューニング装置

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JP2894511B2 JP2232628A JP23262890A JP2894511B2 JP 2894511 B2 JP2894511 B2 JP 2894511B2 JP 2232628 A JP2232628 A JP 2232628A JP 23262890 A JP23262890 A JP 23262890A JP 2894511 B2 JP2894511 B2 JP 2894511B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、弦楽器のトレモロおよびチューニング装
置、特に、弦楽器に取着されたときに比較的低いプロフ
ィルを呈するとともに、弦を固定する能力と微チューニ
ング能力とを備えた、改良されたトレモロおよびチュー
ニング装置に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題) ギターのような弦楽器の分野の当業者が承知するよう
に、楽器の弦は、楽器のナットおよび楽器のブリッジに
一般に設けられる2つの重要な接触点間を延びるように
配設される。各弦はまた、弦のテンションを調整するよ
うに楽器に設けられたチューニングペグ(tuning peg)
即ちチューニングマシン(machine)に弦が取着される
臨界接触点(critical contact points)の少なくとも
一方を越えて延びている。弦の他方もまた、楽器に固着
されているように、もう一方の臨界接触点を越えて延び
ている。
本技術分野において公知であるように、各弦が生ずる
音は、臨界接触点間の弦の長さと弦のテンションの双方
の影響を受ける。一般的には、弦の長さは、弦がブリッ
ジに接触する臨界接触点と楽器のナット素子との間の距
離を調整することにより調整される。これは、一般に
は、ハーモニーのチューニング(harmonic tuning)ま
たは弦長チューニングと呼ばれている。楽器の弦のテン
ションは、一般には、弦のテンションを変えるように作
用するチューニングペグまたはマシンにより調整され
る。この後者のタイプの調整は、しばしば、弦のピッチ
のチューニング(pitch tuning)または微チューニング
(fine tuning)と呼ばれている。一般には、楽器の各
弦は、個々にかつ楽器の他の弦とは独立して、ピッチの
チューニングとハーモニーのチューニングの双方を行な
うことができる。
弦楽器用のトレモロ装置もまた周知であり、該装置
は、楽器の全ての弦のテンションを同時にかつ有意に変
えることにより通常とは異なるトーンの変動または特殊
なサウンド効果を生みだすために広く使用されている。
トレモロ装置の効果を得るためにギターなどに対してト
レモロ装置を使用することは1960年代に流行したが、多
くの演奏家は、トレモロ装置が取着されて使用されるギ
ターの弦の離調(detuning)の問題により、トレモロ装
置を容易には採用しおよび/またはトレモロ装置の使用
を継続することはなかった。本発明の発明者であるフロ
イド・ローズ(Floyd Rose)が1970年代および1980年代
に幾つかの発明を行なった結果、トレモロ装置を採用す
るギターの弦の離調に関連する問題点の幾つかは抑制さ
れた。
即ち、フロイドの発明に係る、1979年10月23日に付与
された米国特許第4,141,661号においては、楽器のブリ
ッジがトレモロ装置に設けられ、弦がトレモロ装置の起
動および復帰の際の相対的な摺動を抑制するように楽器
のブリッジとナットの双方にあるいはこれらに近接して
保持即ち「ロック」されている。このようにして、トレ
モロ装置が使用され、次の非活動位置へ復帰されてか
ら、弦は起動前と実質上同じテンションに復帰し、従っ
て、調子が保持される。米国特許第4,141,661号に記載
の好ましい実施例においては、楽器の弦はギターのナッ
トとギターのブリッジの双方においてクランプされ、ク
ランプブリッジ素子がトレモロ装置に取着され、トレモ
ロ装置とともに動かされる。フロイド・ローズのこの発
明は、しばしば「弦ロック」発明と呼ばれている。
トレモロ装置に関するフロイド・ローズの2つの有意
な改良が、米国特許第4,497,236号およびその継続出願
に係る米国特許第4,549,461号において実施化されてい
る。かかく改良の1つは、ハーモニーのチューニングを
変えることなく弦の微チューニングを行なうために、ト
レモロ装置に取着されかつトレモロ装置とともに動かさ
れる微チューニング手段を設けたことにある。第2の改
良点は、楽器のブリッジを含む弦支持手段と弦を保持す
る弦保持手段とが実質上一体として動かされて、ハーモ
ニーのチューニングを変えることなく個々の弦の微チュ
ーニングをおこなうことができるようにした特定タイプ
の微チューニング手段を設けたことにある。かかる改良
により、弦の微チューニングを行なうことができるとと
もに、楽器のブリッジに対する弦の動きを最少にして、
フロイドの上記米国特許第4,141,661号の発明を採用す
ることができるものとなる。
上記した改良の双方を採用している上記米国特許第4,
497,236号に開示されている特定の実施例においては、
ブリッシ素子が楽器の各弦に対して設けられている。各
ブリッジ素子は2片構成であって、第1の前部ブロック
素子と、該第1のブロックに回転自在に取着されかつ弦
接触面を備えた第2の後部ブロック素子とを備えてい
る。各前部ブロック素子は、トレモロ装置のベースプレ
ート上で摺動して各弦のハーモニーのチューニングを調
整しあるいは変えることができるように取着されてい
る。回転自在の各後部ブロック素子は、弦を弦接触面に
対してクランプするクランプブロック(clamping bloc
k)を備えている。クランプブロックは、トレモロ装置
の上方へ延びるフランジに設けられている適宜のスロッ
トを介して後部ブロック素子の後方を延びるねじ付きシ
ャンクまたはロッドにより、弦に対して付勢されてい
る。チューニング微調整ねじがトレモロ装置のフランジ
に取着され、かつ、ねじ付きシャンクまたはロッドの延
長部と接触して後部ブロックの回転位置を調整するよう
に配置されている。これにより、ナットにおける臨界接
触点と後部ブロック素子の弦接触面の前部に画定される
ブリッジにおける臨界接触点との間の距離が実質上同一
に保持されるので、保持されている弦のテンションを、
弦のハーモニーのチューニングを変えることなく調整す
ることができる。
フロイド・ローズの発明に係るこれら従来のトレモロ
およびチューニング装置は、商業的に著しい成功を収
め、かくして、かかる特許発明は、電気ギターの分野に
おいて広くライセンスの許諾がなされた。その結果、フ
ロイド・ローズの米国特許第4,141,661号および同第4,4
97,236号の発明を採択した夥しい数のトレモロおよびチ
ューニング装置の変形体の開発が、最適のトレモロおよ
びチューニング装置を提供しようとする努力の中で行な
われた。幾つかの改良および/または修正の中で、チュ
ーニング微調整部材が取着されたフランジの高さ位置を
低くすることにより、トレモロ装置のプロフィル(prof
ile)を小さくする試みがなされているトレモロおよび
チューニング装置がある。このように、これまで開発さ
れたのは、トレモロベースプレートの表面に対して斜め
に延び、かつ、チューニング微調整部材がトレモロベー
スプレートの表面に対して、米国特許第4,497,236号の
実施例に示されるように直交するのではなく、略斜めの
方向へ動くことができるように、該調整部材を取着した
下方へ延びる部分を有する、角度をなしかつ後方へ配向
されたフランジを備えたトレモロブリッジ系であった。
トレモロブリッジ系の別の変形体として、回転自在のブ
ロック素子の後方へ延びるシャンクに、トレモロ装置の
後部フランジの傾斜面に対して係合する回転自在のスリ
ーブが設けられた構成のカムタイブの機構がある。スリ
ーブを回転させることにより、回転自在のブロック素子
の回転位置か調整されて、保持されている弦のテンショ
ンが調整される。しかしながら、これらの従来の各トレ
モロブリッジ系では、回転ブリッジ素子に連結された後
方へ延びる部材は、トレモロベースプレートの表面より
も上の高さ位置に配設即ち配置され、従って、プロフィ
ルが依然として比較的高くなるとともに、比較的複雑で
面倒な調整作業が必要となる。
弾き心地を一層良好にするとともに、演奏者がトレモ
ロ装置の後方へ延びるフランジに手を置くことにより弦
を不意におよび/または不注意により離調してしまうこ
とを少なくするために、ギター用の比較的低いプロフィ
ルを有するトレモロブリッジ系が、演奏者によって所望
されている。同時に、米国特許第4,141,661号および同
第4,497,236号に開示の改良点を利用することができる
ように、弦のロック性および微チューニング性を提供す
ることを所望されている。更に、演奏者が、所望の場合
には、楽器のブリッジ接触点のより近くで弦を弾くこと
くかできるようにするために、プロフィルを低くするこ
とが待望されている。チューニング微調整部材が弦の高
さ位置よりも上方へ有意に離れた位置に配置されるよう
にしたプロフィルを有するトレモロブリッジ系を使用し
た場合には、ブリッジ接触点の近くで弦を「弾く」こと
がしばしば困難となる。従って、楽器用のトレモロおよ
びチューング装置を最適なものとするために、更に改良
を加える研究が続けられている。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、各弦が楽器のナット上の位置で楽器
の第1の臨界接触を行なうとともに楽器きブリッジ上の
位置において第2の臨界接触を行なうようになっている
トレモロおよびチューニング装置が提供されている。該
装置は、楽器の全ての弦のピッチを同時に変えうるよう
に弦楽器に取着され、かつ支持面を有するベースプレー
トを備えたトレモロ手段と、前記ベースプレートに回転
自在に取着されかつ前記支持面の上方に前記第2の臨界
接触点を有する各弦の弦支持手段と、前記各弦をそれぞ
れの弦支持手段に対して保持するように前記各弦支持手
段に一体的に連結された弦保持手段と、弦の前記第1の
臨界接触点と前記第2の臨界接触点との間の距離を実質
上変えることなく弦の微チューニングを行なうように前
記弦支持手段と前記弦保持手段とを一体として回転させ
ることにより前記弦保持手段により保持された弦のテン
ションを調整するように前記各弦支持手段と連係する微
チューニング手段とを備えている。かかる構成の本発明
のトレモロおよびチューニング装置において、前記各微
チューニング手段は、前記第2の臨界接触点を有する前
記弦支持手段に一体的に連結されかつ前記トレモロ手段
が弦楽器に取着されたときに前記ベースプレートの前記
支持面よりも下の高さ位置に配設された延長部を有する
ピボットアームと、前記トレモロ手段の前記ベースプレ
ートの延長部に取着され、前記第2の臨界接触点を有す
る弦支持手段を回転させるように前記ピボットアームの
前記延長部の上面と係合し、該延長部の上面を摺動しう
る調整素子を備えた調整手段とより成る。
(実施例) 以下、本発明に係るトレモロおよびチューニング装置
を、添付図面に示す実施例に関して説明するが、図面に
おいて、同一または対応する部材は、同一の参照番号で
示す。
第1図は、本発明の好ましい実施例に係るトレモロお
よびチューニング装置10を示し、第2図は電気ギター12
に取着した本実施例のトレモロおよびチューニング装置
10を示す。ギター12は、本体14とネック16とを備えてい
る。ネック16の頂部付近にはナット素子18が配設されて
いるとともに、ナット18を越えた位置に、幾つかのチュ
ーニングベグ(peg)即ちマシン20が、ギター12の各弦2
2について1つずつ設けられている。ギター12の本体14
には、参照番号24により全体が示されているブリッジ素
子が設けられている。本発明に係るトレモロおよびチュ
ーニング装置10は、ギター12の全ての弦22のテンション
張力を同時に有意に増減するトレモロ装置の機能ととも
に、ギター12のブリッジ素子24の機能を行なうことによ
り、通常のものとは異なるトーンの変化即ちサウンド効
果を発揮するようになっている。これに関連して、弦ク
ランプ装置17が、弦をしっかりと保持即ち拘束してナッ
ト18に対して動かないようにするため、ナット18に近接
して配設されている。
本発明は、図示のように、電気ギターに関して実施さ
れているが、例えば、バンジョー、ウクレレ、マンドリ
ン、リュート、バイオリン、チェロ更にはピアノをはじ
めとする他の弦楽器にも適用することができるものであ
る。しかしながら、本発明は、ギターに関して最適に適
用することができるものと考えられるので、本明細書に
おいては、本発明を、ギターに関して説明する。更に、
本発明は、ブリッジ素子として図示説明されているが、
本発明はまた、弦楽器のナット素子としての使用にも適
合させることができる。
周知のように、ギターの各弦22は、ナット18とブリッ
ジ24においてギター12と接触しており、ナット18に対す
る弦22の最後の接触点(即ち、ブリッジ24に最も近い接
触点)とブリッジ24に対する最初の接触点(即ち、ナッ
ト18に最も近い接触点)との間の距離が、演奏の際の弦
の有効振動長(effective vibratory length)を画定す
る。かくして、弦の有効振動長を画定する接触点は、各
弦22の「臨界」接触点と云うことができる。同じく周知
のように、ギターの弦22は、ハーモニー的なチューニン
グとピッチのチューニングの双方が行なわれる。弦22の
ハーモニーのチューニングは、ギター12のナット18とブ
リッジ24に設けられる臨界接触点間の距離を調整するこ
とにより行なわれる。例えば、ハーモニーのチューニン
グは、ブリッジ24における弦22の臨界接触点をナット18
の臨界接触点に対して長手方向に動かすことにより行な
うことができる。弦22のピッチのチューニングは、弦22
のテンションを変えることにより行なわれる。理想的に
は、これは、ナットの臨界接触点とブリッジの臨界接触
点との間の距離を変えることなく行なわれるべきであ
る。弦22のテンションを増加させると、弦22のピッチが
上昇し、弦のテンションを小さくすると、弦のピッチは
低下する。ピッチのチューニングは一般には、以下に詳
細に説明するように、ギター12のヘッドにチューニング
ペグ即ちチューニングマシン20を使用することにより、
および/またはトレモロおよびチューニング装置10のチ
ューニング微調整部材を使用することにより行なわれ
る。
本発明に係るトレモロおよびチューニング装置10は一
般に、米国特許第4,171,661号および同第4,497,236号の
構成を利用している。第1および3乃至5図に一層詳細
に示すように、本発明に係る特定のトレモロ装置10は、
全体としてみると、トレモロ基板即ちベースプレート26
と、ベースプレート26から下方へ延びる垂下フランジ28
と、下方に向けられている微チューニング支持部材30と
を備えている。トレモロ装置10は更に、ベースプレート
26の側縁の一方の付近で該ベースプレートに取者された
トレモロバー32を備えている。
ベースプレート26には、トレモロ装置10の前方側の各
コーナに隣接してナイフエッジ部34が設けられている。
トレモロ装置10は、ベースプレート26がギター12の上面
と略平行して整合するように、ギター12の本体に固着さ
れかつトレモロ装置のナイフエッジ部34を受けるように
テーパが付された溝を有する直立した位置ねじ36によっ
てギター12に取着されるようになっている(第3図)。
垂下フランジ28は、ギター12の本体14のキャビティまで
下方へ延びるとともに、水平に配設されたばね38がフラ
ンジ28の底部に連結され、以下に詳細に説明するよう
に、トレモロ装置10に取着された弦22の作用に対してト
レモロ装置10をバランスさせている。
かかる構成においては、トレモロバー32がギター12の
本体14に向けて動かされると、トレモロのベースプレー
ト26は、ばね38の作用に抗して、2つの固定された位置
ねじ36の上方で回動即ち傾動する。この作用により、弦
22の元の即ち最初のピッチチューン(pitch tune)は、
弦22のテンションを小さくするフラットの方向へ有意に
変更される。最初のピッチチューンが再び所望される場
合には、トレモロバー32が解放され、ばね38がトレモロ
ベースペレート26を最初の位置へ復帰させ、ベースプレ
ート26はブリッジ構造体24と弦22を元の位置へ復帰させ
る。同様に、トレモロバー32をギター12の本体14から遠
ざけるように動かすと、ベースプレート26が2つの固定
された位置ねじ36を中心に回動即ち傾動し、ギターの弦
22のテンションを高めることにより、元のピッチをシャ
ープの方向へ変える。トレモロバー32を再び解放する
と、弦22の増加したテンションにより、トレモロの基板
26は元の位置へ戻され、ブリッジ構造体24と弦22を元の
位置へ戻す。
トレモロ装置10のベースプレート26には、ギター12の
各弦22に対するブリッジ素子40が配設されている。第6
および7図に示すように、各ブリッジ素子40は、弦22に
対する弦支持領域(全体的には78、80、82)を提供する
とともに、好ましい実施例においては、弦22の長手方向
と交差して延びる軸線を中心に回転するように取着され
ている回転自在の弦支持部材42を備えている。より詳細
に説明すると、好ましい実施例においては、ブリッジ素
子40は、それぞれ、第1の前部ブロック素子46と第2の
後部ブロック素子42とからなる2片構成体となってい
る。第2の後部ブロック素子42は、回転自在の弦支持部
材として作用するとともに弦支持領域を有しており、前
部ブロック素子46に回転自在に取着されている。
前部ブロック素子46は、前縁部から幅方向の略中間の
位置まで後方へ延びるスロット50を有する前部プレート
状部48を備えている。スロット50は、トレモロ装置10の
ベースプレート26に螺挿されかつ前部ブロック素子46を
プレート26に定着させるこねじその他の固着手段54を収
容するのに十分な幅を有している(第1および4図参
照)。こねじ54を緩めると、前部ブロック素子46を、後
部ブロク素子42および関連する部材とともに長手方向へ
動かして、以下の詳細な説明から明らかなように、それ
ぞれの弦22のハーモニーのチューニングを行なうことが
できるようになっている。
前部ブロック素子46の後部は、前部プレート状部48の
上方に延びているが、上方からながめると略U字状をな
し、かつ、後方へ開口するように切欠を有している。か
くして、後部は、前端部が中間部60によって接合された
2つの側部58から構成されている。中間部60の上綾部
は、参照番号62により示すように、わずかに持ち上がっ
ている。
後部ブロック素子42は、前部ブロック素子46と略同じ
幅を有する本体部64と、前部ブロック素子46に回転自在
に連結されるようになっている前方耳部66と、本体部64
の下方かつ後方へ延びるピボット部材即ちアーム68とを
有している。前方耳部66は、前部ブロック素子46の後部
の2つの側部58間の距離と略同じ寸法の幅を有し、側部
58間に配置されるようになっている。円形の開口が、後
部ブロック素子42の耳部66とともに2つの側部58を貫通
するように整合して設けられており、しかもピン70がこ
れらの開口に配置されて、後部ブロック素子42がピン70
を中心に前部ブロック素子46に対して回転自在であるよ
うにしている。従って、ピン70は、弦22の長手方向と略
直交して延びている。
前方耳部66には、略長手方向へ延びるくぼんだトラフ
72が中央に設けられている。後部ブロック素子42の本体
部64は、弦クランプブロック76を収容するように上面が
開口する凹部74を中央に有している。中央の凹部74の前
部は、トラフ72の後部に隣接し、下方へかつわずか後方
へ延びている。くぼんだトラフ72と中央凹部74は、好ま
しい実施例においては、弦22が接触する位置から弦22が
クランプされる位置まで実質上連続する弦接触支持領域
78、80および82を提供している。
第7図に明瞭に示すように、弦接触または支持領域
は、弦22に対するブリッジ臨界接点を有する前部弦支持
部78と、後部傾斜移行部80と、下方へ傾斜している弦ク
ラン部82とを備えている。前部弦支持部78は、湾曲し、
かつ、ブリッジ素子40が弦22と最初に即ち最も前方で接
触するようにしている。かくして、後部ブロック素子42
が、以下に詳細に説明するように弦22の微チューニング
を行なうために回転されると、弦22が前記弦支持部78と
最初に接触する位置は後部ブロック素子42において変化
するが、ブリッジ接点に対応するこの最初の接触点とギ
ター12のナット18上の臨界接点との間の距離の変化はな
い。この場合、前部弦支持部78の曲率半径は、前部弦支
持部78から後部ブロック素子42の回転軸までの距離に略
等しいようにするのが好ましい。更に、前部弦支持部78
は、例えば、約30°乃至約60°の弧に沿って、所望の範
囲の微チューニングを行なうのに十分な距離に亘って延
設するのが好ましい。当然のことであるが、前部弦支持
部78の曲率半径と該部分の延設距離は変化させることが
できる。
好ましい実施例においては、後方へ傾斜する移行部80
と下方へ傾斜する弦クランプ部82は、相互間に90°より
も大きい内部角を、より好ましくは、約110°乃至約140
°の角度を画定するように相対的に配設される。例え
ば、図示の特定の実施例においては、後方へ傾斜する移
行部80は、水平方向に対して約20°の角度をなして配置
され、下方へ傾斜する弦クランプ部82は、垂直方向に対
して約15°の角度をなして配置されている。移行部80と
弦クランプ部82は、弦がブリッジ素子40に取着されたと
きに弦の曲げ過ぎおよび切断を防止するために、このよ
うに配置することが重要である。
上記したように、中央凹部74はクランプブロック76を
有しており、該クランプブロック76は、第2の下方へ傾
斜する面82とクランプブロック76の前面との間で弦22を
クランプするように、下方へ傾斜する弦クランプ部即ち
面82へ向けて付勢されるようになっている。クランプね
じ84が、本体部64の後部傾斜面に螺挿して設けられ、か
つ、凹部74に延びている。クランプねじ84は、クランプ
ブロック76の後面に設けられた凹部88に収容されている
縮径先端部86を有している。かくして、クランプねじ84
を回転させると、凹部74の底面に着座しているブロック
76を下方へ傾斜しているクランプ面82へ向けて付勢す
る。第7図に示すように、後部ブロック素子42の本体部
64の後面は下方へ傾斜する弦クランプ面82の角度と実質
上整合する角度で傾斜し、クランプねじ84が後面から直
交して延びるようにしている。好ましい実施例において
は、この傾斜角度は、垂直方向に対して約15°である。
第6および7図からわかるように、弦22を後部ブロッ
ク素子42にクランプするため、クランプねじ84を先づ緩
め、次に、弦に設けられているボールその他の拡大され
たヘッド部が切断または除去された弦の端部をクランプ
ブロック76と下方へ傾斜する面82との間で凹部74の底部
に対して付勢する。次いで、クランプねじ84を締め、弦
が後方へ傾斜する移行面80と前部弦支持面78とに載るよ
うにトラフ72内に配置し、次にギター12のネック16上を
前方へ通すとともに、通常のチューニングペグ即ちマシ
ン20に螺挿する。上記したように、ブリッジ素子40の弦
接触点は、弦22がトラフ72との接触が終る位置において
前部弦支持部78に設けられている。弦は、以下に詳細に
説明するようにして、ハーモニックとピッチの双方のチ
ューニングが行なわれる。
第3、6および7図に明瞭に示すように、後部ブロッ
ク部材42のピボットアーム68は、下方へ延びる部分即ち
脚90と後方へ延びる部分即ち脚92とを有している。好ま
しい実施例においては、ピボットアーム68には、後部ブ
ロック素子42の本体部64が一体的に形成されているとと
もに、本体部64の幅の半分と略等しいかあるいはわずか
に小さい幅を有する。また、ピボット部材68は、好まし
い実施例においては、後部ブロック素子42の中央に配置
されるが、製造を容易にするために所望される場合に
は、ブロック素子42の本体部64の側縁の一方に隣接して
配置することができる。ピボットアーム68の下方へ延び
る脚90は、ベースプレート26の上面96よりも下の位置、
より好ましくは、ベースプレート26の底面98よりも下の
位置において、以下に詳細に説明するようにチューニン
グ微調整部材94の作用を受ける下方へ延びる脚92を位置
決めするように作用する。これにより、微チューニング
用の回転自在のブロック素子42を、ブリッジ素子40が配
置されているベースプレート26の面よりも下の位置から
回動させることができるので、微チューニング支持フラ
ンジ30に支持されているチューニング微調整部材94をよ
り低い高さ位置に配置して、トレモロおよびチューニン
グ装置10全体のプロフィルを一層低くすることができ
る。
第1および3図に示すように、微チューニングフラン
ジ30は、横断面が略三角形状をなすように形成され、ベ
ースプレート26の底面98と整合する底面100と、頂点106
で遭遇する前部傾斜上面102および後部傾斜上面104とを
有している。第3図に示すように、支持フランジ30の頂
点106は、後部ブロック素子42の回転中心となるピボッ
トピン70の高さと略対応する高さ位置、即ち、後部ブロ
ック素子42の上面よりも下方に画定される。更に、第1
および4図に詳細に示すように、ベースプレート26の後
部と支持フランジ30の前部は、各後部ブロック素子42の
中心部と整合する複数のスロット110を有しており、ピ
ボットアーム68は、後方へ延びる脚92が支持フランジ30
の底面100よりも下に位置するようにスロット110に挿通
される。このようにして、ピボットアーム68が後部ブロ
ック素子42の一方の側縁と隣接して配置されると、ベー
スプレート26と支持フランジ30のスロット110も同様
に、各後部ブロック素子42の側縁と整合するように後方
へ変位される。
ねじが形成されている複数のチューニング微調整部材
即ちねじ94を収容するように、複数のねじ穴がフランジ
30に設けられている。ねじ穴はスロット110と整合さ
れ、後部傾斜面104から支持フランジ30を介して底面100
まで延びている。第3図に明瞭に示すように、各チュー
ニング微調整ねじ94の端部114は、対応するピボットア
ーム68の後方へ延びる脚92の上面と整合して係合するよ
うに、底面100の下方へ延びている。各チューニング微
調整ねじ94の端部114には、ねじが切られているのでは
なく、適宜の丸みが付され、ピボットアーム68の後方へ
延びる脚92と滑らかに係合するとともに、弦22のテンシ
ョンの調整の際に脚92に沿って滑らかに摺動することが
できるようになっている。
第3図に示すように、チューニング微調整ねじ94は、
フランジ30の後部傾斜面104と略直角をなす角度をもっ
て配向されているとともに、頂点106寄りに配置されて
いる。チューニング微調整ねじ94は、ベースプレート26
の上面に対して、好ましくは約45°乃至約90°の角度、
より好ましくは約50°乃至約70°の角度で配向される。
かくして、後面104は、水平方向に対して約20°乃至約4
0°の角度をもって傾斜されるのが好ましい。前面102
は、後部ブロック素子42の後部における面108の勾配と
略対応する角度をもって傾斜されている。これは、ブリ
ッジ素子40が弦22のハーモニーのチューニングを調整す
るときに後方の位置まで動かされるときに、後部ブロッ
ク素子42とフランジ30との干渉を最少にすることができ
るので望ましい。即ち、ブリッジ素子40は、後部ブロッ
ク素子42が前部傾斜面102の上方に位置するようになる
まで後方へ動かすことができる。好ましくは、前部傾斜
面102は、約10°乃至約30°の角度をもって傾斜され
る。
好ましい実施例においては、第3および5図に示すよ
うに、トレモロ装置10には、各ピボットアーム68をそれ
ぞれのチューニング微調整ねじ94に対して上方へ付勢す
るばね手段118が更に設けられている。ばね手段は、好
ましい実施例においては、ベースプレート26の底面98と
トレモロ装置10の下方へ延びるフランジ28との間に支持
された共通ウェブ120から延びる複数の板ばね部材即ち
フィンガ118からなり、各フィンガ118は、下方傾斜部
と、それぞれのピボットアーム部材68の底部と係合する
ように適合されている上方へ角度を付された上方角度付
与部とを有している。各ばね部材118は、ピボットアー
ム68が所望の側方位置にかつチューニング微調整ねじ94
と整合して保持されるように、ピボットアーム68の側部
と係合するようになっている凹部(第5図参照)を有し
ている。ピボットアーム68は弦22の端部を保持する後部
ブロック素子42と一体となっているので、ばね部材118
はまた、後部ブロック42を所望の側方位置に保持するこ
とにより、弦22を適正な側方位置に保持する作用も行な
う。かくして、側方での不整合により弦のテンションが
極めてわずかに変化する結果として生ずる弦の離調を最
少限に抑えることができる。好ましい実施例において
は、ピボットアーム68は、ばね部材118の凹面内に収容
されているように適合された丸い底面を有している。し
かしながら、ピボットアーム68の下部は、ばね部材118
の凹形状と対応しあるいはこれに収容されて側方への片
寄った動きを最少にすることができる、横断面がV字状
のような他の形状とすることができる。
更にまた、上記したようなトレモロ装置10の好ましい
実施例においては、クランプねじ84にアクセスして、ク
ランプねじの締付けと解放を、微チューニング支持フラ
ンジ30にあるチューニング微調整ねじ94の位置とは関係
なしに常に行なうことができるようになっている。より
詳細に説明すると、チューニング微調整ねじ94の1つが
完全に支持フランジ30に螺挿されると、それぞれの後部
ブロック素子42はベースプレート26の上面96に載るよう
に位置決めされる。この位置においては、それぞれのク
ランプねじ84の、ベースプレート26の面96に対する傾斜
角度は最少となる。即ち、クランプねじ84は、最も下の
位置に配置されることになる。しかしながら、この場合
には、チューニング微調整ねじ94の高さもまた、第3図
に示すように、最低となり、クランプブロック76を締付
けあるいは緩めるのに、アレンレンチ(allen wrench)
その他の工具をクランプねじ84のヘッドに容易に挿入す
ることができる。同様に、チューニング微調整ねじ94の
位置が、該ねじを支持フランジ30から緩めて出すことに
より高くされたときには、対応する後部ブロック素子42
が上方へ回動し、対応するクランプねじ84の傾斜角がよ
り大きくなる。この場合にも、アレンレンチその他の工
具をクランプねじ84のヘッドに容易に挿入して該ねじを
緩めおよび/または締付けることにより、弦22を調整す
ることができる。かくして、後部ブロック素子42の本体
部64の後面の傾斜、従って、クランプねじ84の配向と微
チューニング支持フランジ30の形状とを適宜選択するこ
とにより、種々の構成素子の全ての作動位置において比
較的容易に弦22を後部ブロック素子42にクランプするこ
とができる。
本発明のトレモロおよびチューニング装置10は、楽器
12の弦楽器20のハーモニーとピッチの双方をチューニン
グすることができる。即ち、弦22のハーモニーのチュー
ニングは、それぞれのこぬじ54を緩め、前部ブロック素
子46のベースプレート26に対する位置を調整することに
より、従来の態様で設定される。周知のように、ハーモ
ニーのチューニングは、ギターのナット18に画定されて
いる臨界接触点とギターのブリッジ24に画定されている
臨界接触点との間の距離により制御され、これは、本発
明のトレモロ装置10においては、弦が後部ブロック素子
42の前部弦支持面78と最初に接触する位置により画定さ
れる。このようにハーモニーの距離が設定されると、次
に、ギター12の弦22が従来のチューニングヘッド20を使
用して従来の態様でチューニングされる。ハーモニーが
チューニングされ、チューニングヘッド20によりピッチ
がチューニングされると、弦22が、弦クランプ装置17に
よりナット18においてまたはナット18の近傍においてロ
ックされる。これにより、弦のテンションを従来のチュ
ーニングヘッド20から切り離すとともに、作動の際のナ
ット18上での弦の相対的な動きと、これによる楽器12の
演奏中のトレモロ装置10のリリースを防止することがで
きる。その後、弦22のピッチのチューニングの微調整
が、トレモロ装置10に設けられているチューニング微調
整部材94により行なわれる。即ち、チューニング微調整
ねじ94を回転させることにより、後部ブロック素子42の
回転位置が変更され、クランプブロック76により保持さ
れている弦22のテンションを増減させることができる。
この場合、クランプブロック76は、前部弦支持面78に設
けられている臨界接触点に極めて近接して弦22をクラン
プするように作用する。弦22は常に保持されているの
で、トレモロ装置10の作動の際に、臨界接触点に対して
弦22が動き即ち変位し、かつ、バー32がリリースして、
トレモロ装置10を非作動位置へ復帰させることがないよ
うにしている。
(効果) このように、本発明のトレモロ装置は、フロイド・ロ
ーズ(Floyd Rose)の米国特許第4,497,236号の構成と
ともにフロイド・ローズの米国特許第4,171,661号の構
成を採用している。しかしながら、同時に、本発明は、
好ましい実施例において例示されているように、ピボッ
トアーム68がより低い延長素子、即ち、高さ位置がベー
スプレート26の上面96、より好ましくはベースプレート
26の底面98よりも低い後方延長脚即ち延長部92を備えて
いるので、トレモロおよびチューニング装置10のプロフ
ィルを比較的低くすることができる。後部ブロック素子
42の回転位置を調整し、従って、弦22のテンションを調
整するために、チューニング微調整部材94が接触するの
は、この底部脚即ち延長部92なのである。チューニング
微調整部材94がピボットアーム68の下部脚即ち延長部92
と接触するので、トレモロ装置10に対する調整部材94の
高さ位置は有意に低くなり、好ましい実施例において
は、弦とほぼ同じ高さとされる。トレモロ装置10、特
に、チューニング微調整部材94のプロフィルをこのよう
に低くすることは、演奏者にとって有利であり、かつ、
好まれることになる。これまでは、チューニング微調整
ねじは、一般に、比較的高い位置、例えば、弦の高さよ
りも上方に配置されており、従って、ブリッジ接触点に
著しく接近して弾くことが所望される場合には特に、演
奏者に苦痛を与えるとともに、演奏の邪魔となってい
た。更に、従来の構成では、手をトレモロのブリッジに
置くと、チューニング微調整ねじのチューニングを突然
変えて、弦をわずかに離調する結果を招来していた。こ
のような問題は、本発明のトレモロおよびチューニング
装置10により著しく抑制される。
本発明の別の特徴によれば、チューニング微調整部材
94が三角形状の横断面形状を有する後方へ延びるチュー
ニング微調整支持フランジ30に取着されている。好まし
い実施例においては、かかる支持フランジ30は外観を良
好にするだけでなく、基本的にプレート部だけからなる
従来のトレモロブリッジ系のフランジよりも堅固であり
かつ剛性があるものとなる。好ましい実施例の支持フラ
ンジ30は、楽器12の演奏中に曲がったりあるいは動いた
りすることが少ないので、機能的に優れたものとなる。
実際に、剛性を有するとともに、堅固であるので、弦22
は、チューニング微調整部材94によりチューニングを行
なった後は、所望のテンションに適正に保持される。
更に、本発明の別の特徴によれば、手段118がピボッ
トアームの側方への動きを極力防止するように設けられ
ている。好ましい実施例においては、かかる手段はピボ
ットアーム68の側縁と接触するように凹部を有するばね
部材118からなる。
本発明を特定の実施例に関して説明したが、これらの
実施例は、単に、本発明を例示するものである。従っ
て、例示した実施例に対して数多くの修正を行なうこと
ができるとともに、特許請求の範囲に記載の本発明の精
神と範囲とから遊離することなく他の構成を採用するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトレモロおよびチューニング装置の実
施例を示す拡大斜視図、第2図は第1図のトレモロおよ
びチューニング装置が取着された電気ギタータイプの弦
楽器を示す斜視図、第3図は電気ギターに取着された状
態で図示されかつ図示を明確にするために部材の一部が
削除または破断されている第1図のトレモロおよびチュ
ーニング装置の側面図、第4図は電気ギターに取着され
た状態で図示されかつ図示を明確にするために部材の一
部が削除または破断されている第1図のトレモロおよび
チューニング装置の平面図、第5図は第4図の4−4線
断面図、第6図は本発明のトレモロおよびチューニング
装置の好ましい実施例において採用されているブリッジ
素子および該素子に保持されている弦を示す斜視図、第
7図は第6図の7−7線断面側面図である。 10……トレモロおよびチューニング装置、12……電気ギ
ター、14……本体、16……ネック、17……弦クランプ装
置、18……ナット素子、20……チューニングペグ、22…
…弦、24……ブリッジ素子、26……ベースプレート、28
……垂下フランジ、30……微チューニング支持部材、32
……トレモロバー、34……ナイフエッジ部、36……位置
ねじ、38……ばね、40……ブリッジ素子、42……第2の
後部ブロック素子、46……第1の前部ブロック素子、48
……前部プレート状部、50……スロット、54……こね
じ、58……側部、60……中間部、62……持上がり部、64
……本体部、66……前方耳部、68……ピボットアーム、
70……ピン、72……トラフ、74……中央凹部、76……弦
クランプブロック、78、80、82……弦接触支持部、84…
…クランプねじ、86……先端部、88……凹部、90、92…
…脚、94……チューニング微調整部材、96……上面、98
……底面、100……底面、102……上面、104……上面、1
06……頂点、110……スロット、114……端部。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各弦が楽器のナット上の位置で楽器と第1
    の臨界接触を行なうとともに楽器のブリッジ上の位置に
    おいて第2の臨界接触を行なうようになっており、しか
    も楽器の全ての弦のピッチを同時に変えうるように弦楽
    器に取着され、かつ支持面を有するベースプレートを備
    えたトレモロ手段と、前記ベースプレートに回転自在に
    取着されかつ前記支持面の上方に前記第2の臨界接触点
    を有する各弦の弦支持手段と、前記各弦をそれぞれの弦
    支持手段に対して保持するように前記各弦支持手段に一
    体的に連結された弦保持手段と、弦の前記第1の臨界接
    触点と前記第2の臨界接触点との間の距離を実質上変え
    ることなく弦の微チューニングを行なうように前記弦支
    持手段と前記弦保持手段とを一体として回転させること
    により前記弦保持手段により保持された弦のテンション
    を調整するように前記各弦支持手段と連係する微チュー
    ニング手段とを備えた弦楽器のトレモロおよびチューニ
    ング装置において、 前記各微チューニング手段は、前記第2の臨界接触点を
    有する前記弦支持手段に一体的に連結されかつ前記トレ
    モロ手段が弦楽器に取着されたときに前記ベースプレー
    トの前記支持面よりも下の高さ位置に配設された延長部
    を有するピボットアームと、前記トレモロ手段の前記ベ
    ースプレートの延長部に取着され、前記第2の臨界接触
    点を有する弦支持手段を回転させるように前記ピボット
    アームの前記延長部の上面と係合し、該延長部の上面を
    摺動しうる調整素子を備えた調整手段とより成るトレモ
    ロおよびチューニング装置。
  2. 【請求項2】前記ベースプレートの厚さよりも大きい厚
    さを有する微チューニング手段支持部材を備え、該微チ
    ューニング手段支持部材は、前記トレモロ手段が楽器に
    取着されているときに前記ベースプレートから前記弦支
    持手段の後方へ延びるとともに、前記調整手段を支持し
    ていることを特徴とする請求項1に記載のトレモロおよ
    びチューニング装置。
  3. 【請求項3】前記微チューニング手段支持部材は、前記
    ベースプレートの支持面と平行な底面と、前部傾斜上面
    および後部傾斜上面とを有する略三角形状の支持フラン
    ジからなることを特徴とする請求項2に記載のトレモロ
    およびチューニング装置。
  4. 【請求項4】前記調整手段は、前記ピボットアームの前
    記延長部の上面と係合し、該延長部の上面を摺動しうる
    ように前記微チューニング手段支持部材の下方に配置さ
    れた前記調整素子を備えた第1の部分と、該第1の部分
    の位置を調整することにより前記弦支持手段の回転位置
    を調整するように操作することができる、前記微チュー
    ニング手段支持部材の上方に配置された第2の部分とを
    備えることを特徴とする請求項2または3に記載のトレ
    モロおよびチューニング装置。
  5. 【請求項5】前記調整手段は、前記ベースプレートの支
    持面の平面に対して45°乃至90°の傾斜角度で前記微チ
    ューニング手段支持部材に支持されていることを特徴と
    する請求項4に記載のトレモロおよびチューニング装
    置。
  6. 【請求項6】前記調整手段は前記ベースプレートの支持
    面の平面に対して50°乃至70°の傾斜角度で前記微チュ
    ーニング支持部材に支持されていることを特徴とする請
    求項5に記載のトレモロおよびチューニング装置。
  7. 【請求項7】前記弦保持手段は、それぞれの弦支持手段
    に弦をクランプする弦クランプ手段からなり、該弦クラ
    ンプ手段は前記ベースプレートの支持面の上方の高さ位
    置においてそれぞれの弦支持手段に連結されていること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のトレモ
    ロおよびチューニング装置。
  8. 【請求項8】前記弦クランプ手段は、前記弦支持手段か
    ら前記微チューニング手段支持部材の高さ位置の上方の
    位置まで延びる方向に沿って調整のためにアクセス自在
    であるように前記弦支持手段に対して配向されているこ
    とを特徴とする請求項7に記載のトレモロおよびチュー
    ニング装置。
  9. 【請求項9】前記ピボットアームの前記延長部は、前記
    ベースプレートの底面よりも下の高さ位置に配置されて
    いることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載
    のトレモロおよびチューニング装置。
  10. 【請求項10】前記ベースプレートには、前記弦支持手
    段の後方に配置された前記各ピボットアームのためのス
    ロットが貫通して配設され、しかも前記ピボットアーム
    は前記スロットに挿通するように配設された下方配向部
    と前記延長部を含む長手方向へ延びる後部とを有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のトレ
    モロおよびチューニング装置。
  11. 【請求項11】前記ピボットアームの側方位置を前記ベ
    ースプレートに対して保持する手段を備えることを特徴
    とする請求項10に記載のトレモロおよびチューニング装
    置。
  12. 【請求項12】前記ピボットアームの側方位置を前記ベ
    ースプレートに対して保持する前記手段は、前記長手方
    向へ延びるピボットアームの延長部を上方へ付勢するば
    ね素子からなり、該ばね素子は前記長手方向へ延びるピ
    ボットアームの延長部の側部を受けて該側部と係合する
    凹部を有することを特徴とする請求項11に記載のトレモ
    ロおよびチューニング装置。
  13. 【請求項13】前記弦支持手段は、第1の前部ブロック
    と第2の後部ブロックとを有し、前記第2のブロックは
    前記第1のブロックに対して回転自在であるように取着
    されており、前記第2のブロックが前記第2の臨界接触
    点を有し、しかも前記各ピボットアームが該弦支持手段
    の前記第2のブロックと一体をなすことを特徴とする請
    求項1乃至12のいずれかに記載のトレモロおよびチュー
    ニング装置。
  14. 【請求項14】ギターと請求項1乃至13のいずれかに記
    載のトレモロおよびチューニング装置の組合わせからな
    り、ギターはギター本体部と、ギターネック部と、複数
    の前記弦とからなり、ナットはネック部に配置され、ト
    レモロおよびチューニング装置は本体部に配置されてい
    ることを特徴とする組合わせ体。
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