JP2890495B2 - 高密度電気コネクタ - Google Patents

高密度電気コネクタ

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JP2890495B2 JP18200889A JP18200889A JP2890495B2 JP 2890495 B2 JP2890495 B2 JP 2890495B2 JP 18200889 A JP18200889 A JP 18200889A JP 18200889 A JP18200889 A JP 18200889A JP 2890495 B2 JP2890495 B2 JP 2890495B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子装置に用いられる電気コネクタに関し、
特に多数の接触子を内蔵した高密度の電気コネクタに関
する。
〔従来の技術〕
従来、この種の電気コネクタにおいては、金属のばね
性材料で接触子を構成している。即ち、雌雄嵌合コネク
タにおいては、雌側に一定の変位を与えることにより接
触力が得られるばね構造をもつ接触子を配設し、雄側に
この雌側接触子を変位させる剛性のあるポストピンを配
設し、ポストピンを雌側接触子に嵌合させてばね変形さ
せ、このばね復帰力により雌側接触子をポストピンに接
触させ、電気的な接続を行う構造となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の電気コネクタは、雌側接触子を金属の
ばね材料で構成し、かつその板厚方向のばね力を利用し
て雄側のピンに接触させる構成のため、多数の接触子を
コネクタハウジング内に内装して高密度化を図るときに
は、各接触子の幅を狭くする必要がある。そして、この
種の接触子を製造する際には、加工上の制限から接触子
の幅寸法に対応して板厚を変える必要があり、接触子の
幅寸法の低減とともに板厚を薄くすることが要求され
る。
このため、コネクタの高密度化に伴ってばね材の板厚
が薄くなり、これにより接触子のばね力が低減して安定
した接続が得られなくなるという問題がある。また、板
厚の低減に伴って実装上の制約を受け、このためにばね
材に異形状のものを使う必要が生じ、或いはばね材を複
雑に折り曲げインサートモールド成形する必要が生じ、
コストアップになるという問題もある。
本発明は上述した問題を解消した高密度の電気コネク
タを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電気コネクタは、絶縁材を板状に形成した突
出部と、この突出部の後端部に湾曲した状態で突出さ
れ、前記突出部と一体形成された複数本のアーム部と、
前記突出部の上下面の前記各アーム部に対応する位置に
それぞれ形成した複数本の細幅の導電性接触部と、この
接触部に連続して前記アーム部の下面に形成された導電
部とで電気接触子を構成する。
そして、この電気接触子を上下方向に所要間隔おいて
コネクタハウジング内に配列するとともに、各導電部を
回路基板に接続し、かつ電気接触子の上下間隔内にフォ
ーク端子コネクタに設けたフォーク端子を嵌入して前記
接触部に電気的に接触し得るように構成している。
〔作用〕
この構成では、突出部に複数本の細幅の接触部を配列
形成し、この接触部にフォーク端子を接触させて電気接
続を行うことで、接触部の高密度化を実現する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例の斜視図及びそ
の縦断面図であり、接触子のみを図示している。
電気接触子1は絶縁材料例えば樹脂で一体形成されて
おり、先端を薄い板厚とした突出部2と、この突出部2
から後方下側に向かって延びる複数本のアーム部3を有
している。そして、前記突出部2の上下面の前記アーム
部3の延長上の位置には、後述するフォーク状の接触子
と電気的接触する細幅の接触部4a,4bをそれぞれ形成し
ている。また、アーム部3の下側面には、下側の前記接
触部4bに連続される導電部5を形成している。なお、前
記接触部4a,4b及び導電部5はそれぞれ2重成形或いは
めっき、蒸着塗装により金属導電皮膜を設けて形成して
いる。この場合、接触部4a,4bは接触信頼性を高めるた
め貴金属を表面に設けることが好ましい。また、導電部
5の先端部は、後述するプリント板7のランド8と半田
付け接続される半田接続部6として構成される。
なお、前記接触部4a,4bと導電部5の形成に際して
は、化学処理で形成することにより、その幅Wを精度よ
く非常に細くすることが可能となる。また、突出部2及
びアーム部3を一体形成することで、その精度を高くす
ることができ。
第3図及び第4図は、第1図及び第2図に示した電気
接触子1を用いて構成した電気コネクタの一実施例及び
その縦断面図である。電気コネクタ10は複数個(ここで
は3個)の電気接触子1を突出部2の後端部においてイ
ンシュレータ12を挟んで積み重ね、プリント板7に取り
付けるための取付部13を有するハウジング11に固定され
ている。
このとき、各電気接触子1の上下間隔は等しくされ
る。また、各電気接触子1のアーム部3の先端部は略同
一平面上に位置されるように上下の電気接触子1間でア
ーム3の長さや突出方向を相違させることが好ましい。
一方、第3図のように、コネクタ10に対しては、フォ
ーク端子コネクタ14が嵌合され、相互に電気接続され
る。フォーク端子コネクタ14は細幅で先端からスリット
15aが形成されたフォーク端子15を有し、このフォーク
端子15を前記電気接触子1の接触部4a,4bに対応する位
置に並列配置し、かつ絶縁材を用いてハウジング16内に
固定支持している。また、その一部には電気コネクタ10
の電気接触子1をガイドする挿入穴17を有している。
この構成によれば、電気コネクタ10の電気接触子1を
挿入穴17に沿ってフォーク端子コネクタ14に嵌合するこ
とにより、フォーク端子15は電気接触子1の接触部4a,4
bに接触し、電気的な接続が行われる。
この場合、電気接触子1においては、一体成形した突
出部2に細幅Wの接触部4a,4bを形成しているため、接
触部4a,4bの製造限界までその幅を小さくすることがで
きる。一方、フォーク端子15はその板厚方向の端面で接
触部4a,4bに接触させ、かつそのばね力は幅wで調整で
きるため、板厚tを薄くした場合でも接触部4a,4bとは
安定した電気接触が確保でき、かつその配列方向の寸法
を小さくできる。これにより、電気コネクタ10及びフォ
ーク端子コネクタ14をそれぞれ高密度に構成できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、絶縁材で構成した突出
部に、これから突出され、前記突出部と一体形成された
複数本のアーム部に対応して複数本の細幅の導電性接触
部を形成し、この接触部にフォーク端子コネクタに設け
たフォーク端子を嵌入して電気的に接触し得るように構
成しているので、ばね力が低減して安定した接続が得ら
れないという問題や、板厚の低減に伴ってばね材を複雑
に折り曲げインサートモールド成形する必要が生じる等
の問題を生じることなく接触部の高密度化を実現するこ
とができ、これにより高密度の電気コネクタが構成でき
る効果がある。
また、本発明では、アーム部が突出部と一体形成され
ているため、突出部に対するアーム部の寸法精度、すな
わち突出部に対する電気接触子の寸法精度を高めること
ができ、電気接触子のハウジングへの固定に際しての組
立精度を高くし、高密度の電気コネクタを構成すること
が可能となる。さらに、電気接触子を上下方向に所要間
隔おいてコネクタハウジング内に配列した場合でも、各
アーム部の導電部を回路基板に接続することで、各電気
接触子をコネクタの回路基板に電気接続することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の電気コネクタで用いる電気接触子の一
部破断斜視図、第2図は第1図の電気接触子の断面図、
第3図は本発明の一実施例の電気コネクタの一部破断斜
視図、第4図は第3図における電気コネクタの断面図で
ある。 1…電気接触子、2…突出部、3…アーム部、4a,4b…
接触部、5…導電部、6…半田接続部、7…プリント
板、8…ランド、10…コネクタ、11…ハウジング、12…
インシュレータ、13…取付部、14…フォーク端子コネク
タ、15…フォーク端子、15a…スリット、16…ハウジン
グ、17…挿入穴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁材を板状に形成した突出部と、前記突
    出部の後端部に湾曲した状態で突出され、前記突出部と
    一体形成された複数本のアーム部と、前記突出部の上下
    面の前記各アーム部に対応する位置にそれぞれ形成した
    複数本の細幅の導電性接触部と、前記導電性接触部に連
    続して前記アーム部の下面に形成された導電部とからな
    る電気接触子を有し、前記電気接触子を上下方向に所要
    間隔おいてコネクタハウジング内に配列するとともに前
    記複数の導電部を回路基板に接続し、かつ前記電気接触
    子の上下間隔内にフォーク端子コネクタに設けたフォー
    ク端子を嵌入して前記導電性接触部に電気的に接触し得
    るように構成したことを特徴とする高密度電気コネク
    タ。
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JPH0346778A JPH0346778A (ja) 1991-02-28
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TW238431B (ja) * 1992-12-01 1995-01-11 Stanford W Crane Jr

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