JP2887959B2 - 電磁継電器の電子部品取付装置 - Google Patents

電磁継電器の電子部品取付装置

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JP2887959B2
JP2887959B2 JP17618991A JP17618991A JP2887959B2 JP 2887959 B2 JP2887959 B2 JP 2887959B2 JP 17618991 A JP17618991 A JP 17618991A JP 17618991 A JP17618991 A JP 17618991A JP 2887959 B2 JP2887959 B2 JP 2887959B2
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return spring
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勝美 柴田
雅英 石川
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、動作表示装置やサー
ジ吸収装置などの電子部品を電磁継電器に取り付けるた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁継電器に付属品として取り付けられ
る電子部品には、動作状態をLEDなどで表示する動作
表示装置や、自己コイル消磁時に発生するサージ電圧を
吸収するサージ吸収装置などがある。サージ吸収装置と
してはDC回路用にはダイオードが、AC回路用にはコ
ンデンサと抵抗とからなるCR回路が用いられる。
【0003】このような電子部品の取付装置として、電
子部品を搭載するリードフレームと、このリードフレー
ムと一体に成形された合成樹脂のホルダとからなり、こ
のホルダに設けられた貫通孔に継鉄に切り起された復帰
ばねの係止片が圧入されて電磁継電器本体に固定される
ものが提案されており、動作表示装置付電磁継電器は特
開昭62−123624号公報に、またサージ吸収装置
付電磁継電器は実開平2−61040号公報にそれぞれ
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記各公開
に係る電子部品取付装置は回路部品がアーマチュア復帰
ばねの片側にのみ配置され、動作表示装置もしくはサー
ジ吸収装置のどちらか一つしか取り付けられない。それ
はCR回路と動作表示装置とを一つのホルダに納めよう
とすると部品同志の接続回路を構成するリードフレーム
は中央にある復帰ばねを避けて配線しなければならず、
そのため形状が複雑で加工が困難となるためである。特
にAC200Vクラスの励磁コイルに取り付けるCR回
路のコンデンサ及び抵抗は定格電圧あるいは消費電力の
大きなものが必要で、それに伴い外径寸法も大きくなり
部品の配置も限られてくる。そこで、この発明の第1の
目的は、リードフレームの形状に工夫を講じ、動作表示
装置とサージ吸収装置の両方を同時に取り付けられるよ
うにした電磁継電器の電子部品取付装置を提供すること
にある。
【0005】一方、電子部品をリードフレームに取り付
けるのに、従来は一般に図7に示すように電子部品(図
の場合はコンデンサ)14をリードフレーム5の上に直
に載せ、その電極部5cと電子部品14の電極14
をはんだ20で接続している。また、別の例として、図
8に示すようにリードフレーム5の電極部5c,5c間
に電子部品14を挿入し、電子部品14の電極14aと
リードフレーム5の電極部5cとをはんだ20で接続し
ている。なお、リードフレーム5と一体成形したホルダ
6には凹所21を形成し、電極部5c,5c間に挿入し
た電子部品14はこの凹所21内に納めるようにしてい
る。
【0006】しかし、リードフレーム上に電子部品を載
せてはんだ付けする方法は、電子部品の外形寸法が大き
い場合にはホルダからはみ出した電子部品が電磁継電器
のカバー内に納まらないという問題がある。また、リー
ドフレームの電極部間に電子部品を挿入してはんだ付け
する方法は、電極部のプレス切断面と電子部品の電極と
をはんだ付けすることになるため、リードフレームの上
に載せてはんだ付けする場合よりもはんだの濡れ量が少
なく、接続強度が不足するおそれがある。そこで、この
発明の第2の目的は、電子部品をホルダからはみ出させ
ることなく十分な強度でリードフレームにはんだ付けで
きる電磁継電器の電子部品取付装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、この発明は、リードフレームをアーチ状に形
成して復帰ばねの両側に跨がらせ、復帰ばねを挟んで動
作表示装置及びサージ吸収装置に必要な部品を配置する
ものである。また、上記第2の目的を達成するために、
この発明は、電子部品が取り付けられるリードフレーム
の対向電極部をそれぞれL字状に折り曲げ、これら電極
部間に電子部品を挿入してその電極と前記電極部とをは
んだ付けするものである。
【0008】
【作用】リードフレームをアーチ状に形成してアーマチ
ュア復帰ばねと電磁継電器カバーの天井との間を通すこ
とにより、リードフレームを複雑な形状にすることなく
復帰ばねの両側に跨がらせ、動作表示装置及びサージ吸
収装置の部品を同時に搭載することが可能となる。すな
わち、CRサージ吸収装置のコンデンサと抵抗とを中央
の復帰ばねを挟んで配置し、コンデンサと抵抗とを接続
する部分のリードフレームをアーチ状にプレス加工して
復帰ばねと電磁継電器カバーとの間を通す。アーチ状部
は復帰ばねとの絶縁のために合成樹脂ホルダと一体にイ
ンサート成形する。一方、動作表示装置の回路部品に接
続するリードフレームは継鉄の復帰ばね係止片の後ろを
通すようにする。また、リードフレームの電極部をL字
状に折り曲げることにより、電子部品をこの電極部間に
挿入してはんだ付けしたときのはんだの濡れ面積が広が
りはんだ付け強度が高まる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図6に基づいてこの発明の実施
例を説明する。ここで、図1は継鉄に電子部品が取り付
けられた電磁継電器の平面図、図2は図1における電子
部品取付装置の背面図、図3は図1における励磁コイル
と動作表示装置及びサージ吸収装置との接続を示す結線
図、図4は図1の継鉄と電子部品取付装置の分解斜視
図、図5は図1のV−V線に沿う要部断面図、図6は図
1におけるコンデンサの取付状態を示す縦断面図であ
る。これらの各図において、1はコ字形の継鉄、2はこ
れにヒンジ結合されたアーマチュア、3は継鉄1に切起
された係止片1aとアーマチュア2との間に装着された
復帰ばねである。電子部品取付装置4は図1に破線で示
したパターンのリードフレーム5とこれに一体にインサ
ート成形された合成樹脂のホルダ6とからなり、ホルダ
6に設けられた貫通孔7に係止片1aが圧入されて継鉄
1に固定されている。
【0010】リードフレーム5には動作表示装置8を構
成するLED9、抵抗10、保護ダイオード11の並列
回路及びこれに直列の制限抵抗12と、サージ吸収装置
13を構成するコンデンサ14と抵抗15との直列回路
とが搭載され、動作表示装置8及びサージ吸収装置13
はリードフレーム5の脚5a及び5bを介して励磁コイ
ル16に共に並列に接続されている。
【0011】上記電子部品の内、LED9、抵抗10、
保護ダイオード11及び抵抗15は継鉄中央の復帰ばね
3の一方の側に配置され、制限抵抗12及びコンデンサ
14は他方の側に配置されている。そして、サージ吸収
装置13のコンデンサ14と抵抗15とを接続するリー
ドフレーム接続部17はアーチ状に形成されて復帰ばね
3と電磁継電器カバー18(図5)の天井との間を通
り、動作表示装置8のLED9などと制限抵抗12とを
接続するリードフレーム接続部19は係止片1aの後ろ
を通っている。リードフレーム接続部17及び19はホ
ルダ6に覆われ、復帰ばね3及び係止片1aに対してそ
れぞれ絶縁が図られている。
【0012】図示のように、CRサージ吸収装置13の
コンデンサ14と抵抗15とを復帰ばね3を挟んで左右
に配置し、これらを接続するリードフレーム接続部17
をアーチ状にプレス加工して復帰ばね3とカバー18の
天井との間を通すようにするこにより、復帰ばね3を避
けるためにリードフレーム接続部17を係止片1aの後
ろまで大きく迂回させる必要がなく、その代わりに動作
表示装置8のリードフレーム接続部19を係止片1aの
後ろに通すことができるので、リードフレーム5の形状
が単純化され、動作表示装置8及びサージ吸収装置13
を構成する素子をリードフレーム5に同時に搭載するこ
とが可能となる。
【0013】ここで、比較的小形のLED9や抵抗10
などはリードフレーム5の上に載せられて取り付けられ
ているが、これらよりも大形のコンデンサ14はホルダ
6からはみ出さないように電極部間に挿入されてリード
フレーム5に取り付けられている。すなわち、図6にお
いて、コンデンサ14はリードフレーム5の電極部5
c,5c間に挿入され、ホルダ6の凹所21内に納めら
れているが、リードフレーム5の電極部5cはコンデン
サ14の電極14aに沿うようにL字状に折り曲げら
れ、電極部5cと電極14aとははんだ20により接続
されている。図から明らかなように、リードフレーム5
の電極部5c及びコンデンサ14の電極14aとはんだ
20との濡れ面積は電極部5cのL曲げ部の存在により
図8の従来例より広がり、はんだ付け強度が高くなって
いる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、リードフレームをア
ーチ状に形成して復帰ばねの両側に跨がらせたことによ
り、リードフレームの形状を複雑にすることなく動作表
示装置とサージ吸収装置の同時搭載を実現できる。ま
た、リードフレームの電極部をL字状に折り曲げたこと
により、電子部品を電極部間に挿入してはんだ付けした
場合にも十分なはんだの濡れ面積を確保でき、はんだ付
け強度の低下を免れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の実施例を示す電磁継電器の平
面図である。
【図2】図1における電子部品取付装置の背面図であ
る。
【図3】図1における励磁コイルと動作表示装置及びサ
ージ吸収装置との接続を示す結線図である。
【図4】図1の継鉄と電子部品取付装置の分解斜視図で
ある。
【図5】図1のV−V線に沿う要部断面図である。
【図6】図1におけるコンデンサの取付状態を示す縦断
面図である。
【図7】電子部品の従来の一般的な取付状態を示す縦断
面図である。
【図8】電子部品の従来の別の取付状態を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1 継鉄 1a 係止片 3 復帰ばね 4 電子部品取付装置 5 リードフレーム 5c 電極部 6 ホルダ 7 貫通孔 8 動作表示装置 13 サージ吸収装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を搭載するリードフレームと、こ
    のリードフレームと一体に成形された合成樹脂のホルダ
    とからなり、このホルダに設けられた貫通孔に継鉄に切
    り起されたアーマチュア復帰ばねの係止片が圧入されて
    電磁継電器本体に固定される電磁継電器の電子部品取付
    装置において、前記リードフレームをアーチ状に形成し
    前記アーマチュア復帰ばねの両側に跨がらせたことを
    特徴とする電磁継電器の電子部取付装置。
  2. 【請求項2】前記電子部品が取り付けられる前記リード
    フレームの対向電極部をそれぞれL字状に折り曲げ、こ
    れら電極部間に前記電子部品を挿入してその電極と前記
    電極部とをはんだ付けしたことを特徴とする請求項1記
    載の電磁継電器の電子部品取付装置。
JP17618991A 1990-09-06 1991-06-20 電磁継電器の電子部品取付装置 Expired - Lifetime JP2887959B2 (ja)

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