JP2886976B2 - Atm交換機の通話路における品質クラス制御方式 - Google Patents

Atm交換機の通話路における品質クラス制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 複数の入出力ハイウェイ間を接続するスイッチング素
子にバッファメモリを備えたATM交換機の通話路におけ
る品質クラス制御方式に関し, 廃棄特性と遅延特性を独立に制御することができ自セ
ルより低い優先度のセルにより特性を左右されないATM
交換機の通話路における品質クラス制御方式を提供する
ことを目的とし, セルに廃棄特性のクラスと遅延特性のクラスの組み合
わせに対応した複数の品質クラスを付与し,入力ハイウ
ェイに廃棄特性のクラスに対応した複数の個別のバッフ
ァメモリを備え,且つ複数の各バッファメモリはそれぞ
れ遅延特性のクラスに対応した複数個の個別のバッファ
メモリにより構成され,廃棄特性のクラスに対応した複
数の個別のバッファメモリのそれぞれ遅延特性のクラス
に対応した各個別のバッファメモリのバッファ使用量を
測定するバッファ量測定手段を備え,入力ハイウェイと
廃棄特性のクラスに対応して設けられた各個別のバッフ
ァメモリとの間に各廃棄特性のクラスに対応して設けら
れてセルの廃棄を行う廃棄手段を設け,廃棄棄制御部
は,入力するセルを廃棄特性のクラスに対応する個別の
バッファメモリに書き込む時に前記バッファ量測定手段
からのバッファ使用量が,廃棄特性のクラス毎に予め設
定したしきい値を越えると当該クラスのセルを廃棄する
制御を行い,出力ハイウェイにセルを出力するための遅
延制御部を設け,遅延制御部は遅延特性のクラスに対応
して複数のバッファメモリからの読み出し順序の優先制
御を行うよう構成する。
[産業上の利用分野] 複数の入出力ハイウェイ間を接続するスイッチング素
子にバッファメモリを備えたATM交換機の通話路におけ
る品質クラス制御方式に関する。
ATM交換機では,音声のような遅延に厳しい通信やデ
ータのように廃棄に厳しい通信が一元的に取り扱われ
る。一方,複数の入出力ハイウェイの各交差点にバッフ
ァメモリを備えたスイッチング素子を設け,スイッチン
グ素子を駆動することにより通話路を形成するATM交換
機が知られている。
そのようなATM交換機の通話路では,バッファメモリ
の容量を大きくすればセルの廃棄を少なくすることがで
きるが,遅延が大きくなってしまう。逆にバッファメモ
リの容量を小さくすれば遅延は小さくなるが,セルの廃
棄が多くなるといったトレードオフの関係があり,全て
の通信を一元的に処理するのが困難だった。従って,セ
ルの性質に応じてセルの廃棄,遅延の制御を行うことが
望まれている。
[従来の技術] 第6図は従来例の説明図である。
第6図のA.はATMスイッチの構成であり,複数の入力
ハイウェイ(HW)#1〜#Pと複数の出力ハイウェイ
(HW)#1〜#Qの各交差点にバッファメモリ60が設け
られ,入力HWから入力するセル(通常5バイトのヘッダ
部と48バイトのデータ部とで構成する)のヘッダに含ま
れた宛先情報(VPI/VCI等)を識別して対応する出力HW
と接続するバッファメモリ60にセルが蓄積される。バッ
ファメモリ60は複数の入力HWから同じ出力HWに向かうセ
ルが同時に入力された時の衝突防止用に設けられ,バッ
ファメモリに蓄積されたセルは出力HWに対応したセレク
タ61により順次読み出されて出力HWに出力される。
上記した従来のATM交換機の方式では,バッファの容
量に制限があるため,例えば1つの出力HWに多くのセル
が集中する場合,バッファメモリにセルが蓄積できない
時セルの廃棄が起こり,バッファメモリに大量のセルが
蓄積されるとセルの遅延時間が増大してしまう。そのよ
うな場合に取られる従来の優先制御方式を第6図のB.に
示す。
この例では,セルのヘッダに優先度が高いか低いかを
表す優先度情報が付加されており,入力HWに対応するバ
ッファメモリ60は,高優先セルバッファメモリ601と低
優先セルバッファメモリ602の2つで構成される。入力H
Wからセルが入力すると,そのセルの優先度情報を判別
して高優先セルか低優先セルかに応じて2つのバッファ
メモリ601,602の一方に蓄積される。蓄積されたセルは
読み出し制御部62において,高優先セルバッファメモリ
601の方が優先して読み出されるよう制御されセレクタ6
1から出力される。従って,従来例の方式では第6図の
C.に示すように遅延量を縦軸,廃棄量を横軸とした場
合,高優先セルが遅延量小で廃棄量が少となり,低優先
セルは遅延量が大で廃棄量が多くなるという制御を受け
ることになる。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来の方式では,廃棄特性と遅延特性を独立
に制御できないため,廃棄が少なく遅延も小さい高優先
クラスとその逆の低優先クラスという一次元の制御しか
できないので,例えば遅延が小さく廃棄が多いといった
制御ができないという問題があった。また,例えば低優
先セルがバッファメモリを占有していた場合,次に高優
先セルが到着しても廃棄されるというような,到着した
セルより優先度の低いクラスのセルの影響で高いクラス
の特性が左右されるという問題があった。
本発明は廃棄特性と遅延特性を独立に制御することが
でき自セルより低い優先度のセルにより特性を左右され
ないATM交換機の通話路における品質クラス制御方式を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図(a)は本発明の第1の原理構成図,第1図
(b)は第1の原理構成の作用説明図,第2図は本発明
の第2の原理構成図である。
第1図(a)及び第2図において,1−1〜1−n及び
1′−1〜1′−nは廃棄手段,2−1〜2−nは各廃棄
クラス別に分割して割当てられたバッファメモリ内の各
領域,3−1〜3−nは前記各領域で実際に使用したバッ
ファ量をそれぞれ測定するバッファ量測定手段,4,4′は
廃棄制御部,5は遅延制御部,6はセレクタ,7は廃棄クラス
識別手段,8はクラス比較手段である。
本発明はセルに廃棄及び遅延のそれぞれのクラスが付
与され,第1の構成は,入力ハイウェイから出力ハイウ
ェイへ接続する位置に設けた1つのバッファメモリをク
ラス別に割当てられた可変領域に格納し,その時のバッ
ファメモリの使用率に応じて廃棄すべきセルの廃棄クラ
スを変更することにより廃棄クラスの高いセルが保護
し,読み出しは遅延クラスの高いものを優先する。また
第2の構成は,バッファメモリがフル状態の場合に入力
セルのクラスより下位のクラスがあると,下位クラスの
領域からセルを廃棄して空いた領域に入力セルを格納す
るものである。
[作用] 第1図(a)において,入力セルにはB.に示すよう
に,ヘッダ部に遅延品質を表す遅延クラス(1〜mの中
の1つ)と,廃棄品質を表す廃棄クラス(1〜nの中の
1つ)とを予め設定されて入力され,CL(m,n)により2
つの品質を表すクラスが表現される。この場合,最初の
遅延クラスを表す数字が小さいと優先度が高く(遅延が
小さい),後の廃棄を表す数字は小さい程優先度が高い
(廃棄が少ない)。また,バッファメモリ内の各領域2
−1〜2−nは物理的には1つのバッファメモリを論理
的にn個の廃棄クラスに分割して使用され,各領域は遅
延クラスに対応して更にm個に分割される。
入力HWから入力したセルは廃棄クラスに応じて廃棄手
段1−1〜1−nに供給される。この時,廃棄制御部4
はバッファ量測定手段3−1〜3−nから各バッファメ
モリの使用量を得ることによりバッファメモリ全体の使
用量が分かる。一方,廃棄制御部4には第1図(b)の
A.に示すような廃棄制御のためのテーブルが設けられ,
廃棄制御部4はこのテーブルに応じて廃棄制御を行う。
このテーブルは,バッファ使用量がQ1(使用率100%
に相当)の場合,全てのクラス(1〜n)の入力セルが
廃棄され,使用量がQ2(使用率90%に相当)の場合,ク
ラス2〜nのセルが廃棄され(クラス1だけ格納され
る),さらに使用量Qn(使用率70%に相当)の場合クラ
スnだけ廃棄されることを表す。廃棄制御部4は,判断
した結果(廃棄すべきか否か)を入力セルに対応する廃
棄手段1−1〜1−nの1つに供給する。廃棄されない
場合,入力セルは対応するバッファメモリの領域2−1
〜2−nの1つに格納される。遅延制御部5は,各領域
2−1〜2−nの中の遅延クラス(1〜m)に分割され
た領域を,第1図(b)のB.に示すように高優先クラス
(数字の小さい方)を優先して読み出し制御する。
次に第2図に示す第2の原理構成の作用を説明する
と,第2図のバッファメモリのクラス別の領域2−1〜
2−nは第1図と同様の構成を備えており,入力HWから
の入力セルは廃棄クラスに対応したバッファメモリの分
割領域2−1〜2−nに格納する動作が行われる。この
時廃棄制御部4′は,各バッファ量測定部3−1〜3−
nからセルが格納されたバッファメモリの量を調べて,
バッファメモリ全体にセルが格納されたバッファフルの
状態か否かを判別する。この結果バッファフルであるこ
とが分かると,次に入力セルの廃棄クラスを廃棄クラス
識別手段7により識別して,そのクラスより低いセルが
バッファ内にあるか判別し,ある場合はバッファ内の最
低クラスを廃棄するよう対応する廃棄手段1′−1〜
1′−nを駆動する。こうしてバッファメモリ内に空き
が生じるので,その空いた領域を入力セルの廃棄クラス
の領域として使用して,格納する。入力セルの廃棄クラ
スより低いクラスのセルがバッファ内に無い場合は入力
セルを廃棄する。
[実施例] 第3図は実施例1の構成図,第4図(a)は本発明に
よるバッファメモリの原理構成図,第4図(b)は実施
例1におけるセルの廃棄及び遅延の制御特性,第5図は
実施例2の構成図である。
最初に第4図(a)により本発明によるバッファメモ
リの原理構成を説明する。この例ではクラスがCL1〜CLn
がある例を示す。
バッファメモリ42はセルの書き込みと読み出しが行わ
れる。空きアドレスキュー40にはバッファメモリ42内の
セルが格納されていない(空き状態)1セル分の領域の
アドレスがキューとして順次格納されている。また,各
クラス別にクラス1セル使用アドレスキュー41−1〜ク
ラスnセル使用アドレスキュー41−nが設けられ,バッ
ファメモリ42内に書き込み済みの各セルのアドレスがク
ラス別にキューを形成される。
このバッファメモリ42へのセルの書き込み動作は,セ
ルが入力するとクラスが識別され,空きアドレスキュー
40の先頭の空きアドレス(図の例ではアドレス3)が割
当てられ,次に書き込みが可能な場合(廃棄制御によ
る),バッファメモリ42の割当てられた空きアドレスに
入力セルを書き込み,識別されたクラスに対応するセル
使用アドレスキュー41にその書き込みアドレスを格納す
る。
読み出しは,遅延優先のクラスを優先するように読み
出し制御され,例えば,クラス1を優先すると,クラス
1(CL1)セル使用アドレスキュー41−1の先頭に格納
されたアドレス(図の例ではアドレス2)のセルを読み
出しアドレスとしてバッファメモリ42から読み出す。読
み出しが行われたアドレス2は,空きアドレスキュー40
の後端に格納される。
次に第3図に示す実施例1を説明する。図において,2
0はバッファメモリ,21は品質クラス識別回路,22はセル
到着検出回路,23は空きアドレスキュー,24はバッファ使
用量測定回路,25はクラス1(CL1)セルアドレスキュ
ー,26はクラス2(CL2)セルアドレスキュー,27−1,27
−2は比較回路,28は読み出しキュー選択部,29は読み出
し制御部である。
この実施例1は,ATM交換機の通話路の1つのスイッチ
ング素子のバッファメモリに関連する構成が示され,こ
の例は品質クラスが2つの場合で,クラス2の廃棄はク
ラス1より多いが遅延は小さく,クラス2の遅延はクラ
ス1より大きいが廃棄は少ない場合を示す。
第4図(b)にこの実施例における,セルの廃棄及び
遅延の制御特性を説明すると,バッファメモリ20の使用
量が100%の場合,クラス1及びクラス2の両方のセル
を廃棄し,80%の場合はクラス2のセルが廃棄される。
また遅延優先度は,クラス2のセルがクラス1より優先
して,読み出しが行われる。
実施例1のバッファメモリ20は上記第4図(a)と同
様の原理で制御され,以下に第3図の動作を説明する。
入力HWからセルが入力すると,セル到着検出回路22でセ
ルの到着を検出すると,空きアドレスキュー23からバッ
ファメモリ20内の空きセル領域の先頭アドレスを取り出
し,そのアドレスから到着セルをバッファメモリ20へ書
き込もうとする。この時の,書き込み判断は,上記第4
図(b)の廃棄特性により行われる。すなわち,バッフ
ァ使用量測定回路24においてバッファメモリ20の現在の
使用量(使用率)が測定され,比較回路27−1,27−2に
使用率が供給される。比較回路27−1には他の入力端子
から使用量Q1として100%が入力され,27−2には使用量
Q2として80%が入力されている。この結果,比較回路27
−1は使用量が100%に達していないと“1"が発生して
クラス1のセルの場合,アンド回路A1から“1"が発生し
て書き込み制御信号としてバッファメモリ20へ供給され
て書き込みが行われ,同時にCL1セルアドレスキュー25
に当該セルの書き込みアドレス(空きアドレス)を格納
する。使用量が100%に達するとCL1のセル(CL2のセル
も)書き込みが禁止される(比較回路27−1から0"が発
生)。
比較回路27−2は,使用量が80%以下の場合,“0"が
発生してアンド回路A2は,クラス2(CL2)のセルの書
き込み制御信号を発生し,CL2セルアドレスキュー26に当
該セルの書き込みアドレスを格納し,使用量が80%以上
の場合,比較回路27−2から“1"が発生してアンド回路
A2が禁止されてクラス2のセルは書き込まれない(廃棄
される)。このようにクラス1のセルの廃棄は少なくな
る。
CL1セルアドレスキュー25,CL2セルアドレスキュー26
には,エンプティフラグが設けられ,1つでもキューが格
納されていると,該フラグが“1"にセットされている。
読み出し制御部29は,読み出し許可信号(このスイッチ
においてセル出力が許容されるタイミングで入力する制
御信号)が入力すると読み出しを行う。最初に,読み出
し制御部29は,クラス別のセルアドレスキューのエンプ
ティフラグを読み出しキュー選択部28により監視し,ク
ラス1,2共にバッファメモリに書き込まれている場合
は,クラス2セルを先に読み出す。この場合CL2セルア
ドレスキュー26からキューの先頭のアドレスを取り出
し,ゲートG2を介してバッファメモリ20に読み出しアド
レスとして供給される。読み出されたセルは出力HWに出
力される。この時の読み出しアドレスは,読み出し制御
部29の制御により空きアドレスキュー23に書き込まれ
る。
上記の他に,読み出し制御としては,クラス別に絶対
的な読み出し優先順位を付けないで,クラス間の読み出
し頻度を変える方法をとることもできる。
次に第5図に示す実施例2の構成を説明する。
第5図において,20〜23,25,26,28及び29は,第3図に
示す同一符号の各装置に対応し,名称は同じである。
この実施例2の場合も,上記実施例1と同様に品質ク
ラスが2つの場合で,クラス2の廃棄はクラス1より多
いが遅延は小さく,クラス1の遅延はクラス2より大き
いが廃棄は少ない場合である。
動作を説明すると,セル到着検出回路22により入力HW
からセルの到着を検出すると,空きアドレスキュー23か
ら到着セルをバッファメモリ20へ書き込もうとする。こ
の時の書き込みの判断は以下のように行う。すなわち,
先ず到着したセルの品質クラスを品質クラス識別回路21
で識別すると共に,空きアドレスキュー23からのバッフ
ァメモリがフル状態か否かを表す信号を取り出して,ア
ンド回路A3,A4に入力するバッファメモリ20のフル状態
は,空きアドレスキュー23に空きアドレスが何も格納さ
れてないことを表す信号(エンプティフラグ)により表
示される。もし,フル状態を表す信号が“1"の場合,ア
ンド回路A4は禁止されてクラス2のセルの書き込みがで
きない(廃棄される)。しかし,入力したセルがクラス
1の場合,バッファメモリがフル状態の場合,バッファ
メモリ20に既にクラス2のセルが書き込まれていると
(CL2セルアドレスキューのエンプティフラグが“1"の
状態),読み出し制御部29は,読み出し信号線290からC
L2セルアドレスキュー26に対し読み出し信号を出力す
る。これによりCL2セルアドレスキュー26からアドレス
(キューの先頭)を読み出され(クラス2の該当セルは
廃棄),オア回路OR1を介して空きアドレスキュー23に
空きアドレスとして書き込まれる(フル状態が解除され
る)。こうして,入力したクラス1のセルは空きアドレ
スキュー23から読み出された空きアドレスが指示するバ
ッファメモリ20の位置に書き込まれ,同時にCL1セルア
ドレスキュー25にアドレスが格納される。このようにク
ラス1のセル廃棄は少なくなる。
読み出し時には,読み出し制御部29において,クラス
別のアドレスキュー25,26のエンプティフラグを監視
し,クラス1,2共にバッファメモリ20に書き込まれてい
る場合は,クラス2のセルを先に読み出す遅延制御を行
う。これによりクラス2の遅延を小さくすることができ
る。
[発明の効果] 本発明によれば廃棄特性と遅延特性を独立に制御でき
るため,例えば廃棄は多いが遅延は小さいクラスや,そ
の逆のクラスというように様々な品質クラスの制御を実
現できると共に,低優先セルをバッファメモリの使用量
により書き込み制限したり,廃棄することにより入力し
たセルより優先度の低いクラスのセルの影響によりその
クラスの特性が左右されることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の第1の原理構成図,第1図
(b)は第1の原理構成の作用説明図,第2図は本発明
の第2の原理構成図,第3図は実施例1の構成図,第4
図(a)は本発明によるバッファメモリの原理構成図,
第4図(b)は実施例1におけるセルの廃棄及び遅延の
制御特性,第5図は実施例2の構成図,第6図は従来例
の説明図である。 第1図(a),第2図中, 1−1〜1−n:廃棄手段 1′−1〜1′−n:廃棄手段 2−1〜2−n:廃棄クラス別のバッファメモリ内の各領
域 3−1〜3−n:バッファ量測定手段 4,4′:廃棄制御部 5:遅延制御部 6:セレクタ 7:廃棄クラス識別手段 8:クラス比較手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−236843(JP,A) 特開 平4−306031(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告 SE 87−75 電子情報通信学会技術研究報告 SE 87−92 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入出力ハイウェイ間を接続するスイ
    ッチング素子にバッファメモリを備えたATM交換機の通
    話路における品質クラス制御方式において, セルに廃棄特性のクラスと遅延特性のクラスの組み合わ
    せに対応した複数の品質クラスを付与し, 入力ハイウェイに廃棄特性のクラスに対応した複数の個
    別のバッファメモリを備え,且つ前記複数の各バッファ
    メモリはそれぞれ遅延特性のクラスに対応した複数個の
    個別のバッファメモリにより構成され, 前記廃棄特性のクラスに対応した複数の個別のバッファ
    メモリのそれぞれ遅延特性のクラスに対応した各個別の
    バッファメモリのバッファ使用量を測定するバッファ量
    測定手段を備え, 入力ハイウェイと前記廃棄特性のクラスに対応して設け
    られた各個別のバッファメモリとの間に各廃棄特性のク
    ラスに対応して設けられてセルの廃棄を行う廃棄手段を
    設け, 前記廃棄制御部は,入力するセルを廃棄特性のクラスに
    対応したバッファメモリ内の遅延特性のクラスに対応し
    た個別のバッファメモリに書き込む時に前記バッファ量
    測定手段からのバッファ使用量が,廃棄特性のクラス毎
    に予め設定したしきい値を越えると当該クラスのセルを
    廃棄する制御を行い, 出力ハイウェイにセルを出力するための遅延制御部を設
    け,該遅延制御部は前記遅延特性のクラスに対応して複
    数のバッファメモリからの読み出し順序の優先制御を行
    うことを特徴とするATM交換機の通話路における品質ク
    ラス制御方式。
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