JP2885791B1 - 積層棚および積層棚用の固締具 - Google Patents

積層棚および積層棚用の固締具

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Abstract

【要約】 【課題】 床板同士、および床板と梁とを簡単にかつ低
コストで固締する。 【解決手段】 固締具10の本体11の床板用凹溝14
内に床材5の受容溝7の底部を受容せしめ、本体11の
当接面15をH型鋼梁4の上部フランジ部4aの底面に
当接せしめて上部フランジ部4aを当接面15と受容溝
7の底壁とにより挟持する。固締具10のボルト12が
受容溝7内を下方に延びてボルトの先端部12aが床板
5のL字状突起まで到り、本体11の底壁よりも下方に
位置するボルト12にナット13を螺合せしめる。ナッ
ト13が締め付けられるとボルトの先端部12aと床板
用凹溝14間で一対の床板5が互いに固締されると同時
に、ボルトの先端部12aと当接面15間でこれら床板
5とH型鋼梁4とが互いに固締される。この固締具10
はC型鋼梁にも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層棚および積層棚
用の固締具に関する。
【0002】
【従来の技術】互いに離間して配置された複数の下層棚
を具備し、これら下層棚の棚柱の頂端部を梁により互い
に連結し、これら梁上に、梁に対し垂直に延びる複数の
床板を並べて配置し、各床板の長手方向一側を折り曲げ
て床板の平坦部から下方に延びる長側壁と、長側壁から
床板の外方に延びる底壁と、底壁から上方に延びる短側
壁とにより上向きに開口する受容溝を形成すると共に、
各床板の長手方向他側を折り曲げて床板の平坦部から下
方に延びる側壁と、側壁から床板の内方に延びる底壁と
によりL字状突起を形成し、各床板のL字状突起を隣接
する床板の受容溝内に受容せしめることによりこれら床
板を互いに接続し、これら床板上に上層棚を配置した積
層棚が公知である(特開平8−48405号公報参
照)。この積層棚では互いに隣接する床板を溶接により
固締し、床板と梁とを溶接により固締するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに床板同士を溶接しかつ床板と梁とを溶接するように
すると、作業が複雑になりコストが高くなるという問題
点がある。また、積層棚を解体するときに床板を取り外
すのが困難になり、さらに、取り外し後の床板を再使用
することができないという問題点もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に1番目の発明によれば、互いに離間して配置された複
数の下層棚を具備し、これら下層棚の棚柱の頂端部を下
層棚の間口面に対し垂直に延びるH型鋼梁またはC型鋼
梁により互いに連結し、これら梁上に、梁に対し垂直に
延びる複数の床板を並べて配置し、各床板の長手方向一
側を折り曲げて床板の平坦部から下方に延びる長側壁
と、長側壁から床板の外方に延びる底壁と、底壁から上
方に延びる短側壁とにより上向きに開口する受容溝を形
成すると共に、各床板の長手方向他側を折り曲げて床板
の平坦部から下方に延びる側壁と、側壁から床板の内方
に延びる底壁とによりL字状突起を形成し、各床板のL
字状突起を隣接する床板の受容溝内に受容せしめること
によりこれら床板を互いに接続し、これら床板上に上層
棚を配置した積層棚において、平板を折り曲げて形成し
た固締具の本体が四角形状の底壁と、底壁の四辺のうち
対向する二辺から上方に延びる長側壁および短側壁と、
底壁の四辺のうち残りの二辺から上方に延びる小側壁と
を具備し、長側壁の頂端面内に床板用凹溝を形成して床
板用凹溝内に床材の受容溝の底部を受容せしめ、梁がH
型鋼梁から形成される場合には短側壁の頂端面内に形成
される当接面をH型鋼梁のフランジ部の底面に当接せし
めてフランジ部を当接面と床板の受容溝の底壁とにより
挟持するようにし、梁がC型鋼梁から形成される場合に
は短側壁をC型鋼梁の内部空間内に挿入すると共に、C
型鋼梁の下向き側壁の底端部を短側壁と小側壁間に形成
される梁用凹溝内に受容せしめて下向き側壁を梁用凹溝
内壁面と床板の受容溝の底壁とにより挟持するように
し、固締具のボルトが本体の底壁に形成された貫通穴を
通って上方に延び、床板の受容溝の短側壁とこれに対面
する床板の平坦部との間の間隙を介し受容溝内を下方に
延びてボルトの先端部が床板のL字状突起まで到り、本
体の底壁よりも下方に位置するボルトにナットを螺合せ
しめ、ナットが締め付けられるとボルトの先端部と本体
の床板用凹溝間で一対の床板が互いに固締されると共
に、ボルトの先端部と本体の当接面または梁用凹溝間で
これら床板と梁とが互いに固締されるようにしている。
【0005】また、上記課題を解決するために2番目の
発明によれば、積層棚のH型鋼梁またはC型鋼梁上に、
梁に対し垂直に延びる複数の床板が並べて配置されてお
り、各床板の長手方向一側が折り曲げられて床板の平坦
部から下方に延びる長側壁と、長側壁から床板の外方に
延びる底壁と、底壁から上方に延びる短側壁とにより上
向きに開口する受容溝が形成されると共に、各床板の長
手方向他側が折り曲げられて床板の平坦部から下方に延
びる側壁と、側壁から床板の内方に延びる底壁とにより
L字状突起が形成されており、各床板のL字状突起が隣
接する床板の受容溝内に受容されることによりこれら床
板が互いに接続されており、平板を折り曲げて形成した
固締具の本体が四角形状の底壁と、底壁の四辺のうち対
向する二辺から上方に延びる長側壁および短側壁と、底
壁の四辺のうち残りの二辺から上方に延びる小側壁とを
具備し、長側壁の頂端面内に床板用凹溝を形成して床板
用凹溝内に床材の受容溝の底部を受容せしめ、梁がH型
鋼梁から形成される場合には短側壁の頂端面内に形成さ
れる当接面をH型鋼梁のフランジ部の底面に当接せしめ
てフランジ部を当接面と床板の受容溝の底壁とにより挟
持するようにし、梁がC型鋼梁から形成される場合には
短側壁をC型鋼梁の内部空間内に挿入すると共に、C型
鋼梁の下向き側壁の底端部を短側壁と小側壁間に形成さ
れる梁用凹溝内に受容せしめて下向き側壁を梁用凹溝内
壁面と床板の受容溝の底壁とにより挟持するようにし、
固締具のボルトが本体の底壁に形成された貫通穴を通っ
て上方に延び、床板の受容溝の短側壁とこれに対面する
床板の平坦部との間の間隙を介し受容溝内を下方に延び
てボルトの先端部が床板のL字状突起まで到り、本体の
底壁よりも下方に位置するボルトにナットを螺合せし
め、ナットが締め付けられるとボルトの先端部と本体の
床板用凹溝間で一対の床板が互いに固締されると共に、
ボルトの先端部と本体の当接面または梁用凹溝間でこれ
ら床板と梁とが互いに固締されるようにしている。
【0006】すなわち1番目または2番目の発明では、
ナットを締め付けるという単一の動作により、一対の床
板が固締されると同時にこれら床板と梁とが固締され、
したがって、簡単にかつ低コストで床板および梁が固締
される。しかも、床板の取り外しが容易に行われ、取り
外し後の床板が再使用可能となる。さらに、単一の固締
具がH型鋼梁にもC型鋼梁にも適用されうる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照すると、金
属製の積層棚1は互いに離間して配置された複数の下層
棚2を具備する。これら下層棚2の棚柱3の頂端部は複
数の下層棚2に対し共通の梁4により互いに連結され、
これら梁4は下層棚2の間口面Mに対し垂直に延びてい
る。本実施態様では梁4はH型鋼梁から形成される。H
型鋼梁4は上方フランジ部4aと下方フランジ部4bと
を有する。H型鋼梁4の下方フランジ部4bの底面には
棚柱3の頂端に形成されたフランジが当接せしめられ、
ここにおいてH型鋼梁4と棚柱3とが固締される。一
方、H型鋼梁4の上方フランジ部4a上にはH型鋼梁4
に対し垂直に延びる複数の床板5が並べて配置される。
床板5上には上層棚6が配置され、斯くして積層棚1が
形成される。
【0008】図3(A)および(B)を参照すると、各
床板5の長手方向一側にはこの長手方向一側を折り曲げ
て床板5の平坦部5aから下方に延びる長側壁7aと、
長側壁7aから床板5の外方に延びる底壁7bと、底壁
7bから上方に延びる短側壁7cとにより上向きに開口
する受容溝7が形成される。一方、各床板5の長手方向
他側にはこの長手方向他側を折り曲げて平坦部5から下
方に延びる側壁8aと、側壁8aから床板5の内方に延
びる底壁8bとによりL字状突起8が形成される。各床
板5のL字状突起8を隣接する床板5の受容溝7内に受
容せしめることによりこれら床板5が互いに接続され
る。このとき、L字状突起8の側壁8aは受容溝7の長
側壁7aに沿って延び、L字状突起8の底壁8bは受容
溝7の底壁7bに沿って延びている。一対の床板5がこ
のようにして接続されたときに受容溝7の短側壁7cの
頂端面とこれに対面する床板5の平坦部5a底面間には
間隙9が形成される。なお、床板5の平坦部5aに例え
ばスリップ防止用の小突起を形成してもよく、あるいは
貫通穴を形成してもよい。
【0009】このように床板5に受容溝7およびL字状
突起8を形成することにより床板5の剛性を高めること
ができる。また、受容溝7にL字状突起8を単に受容せ
しめることにより、容易に床板5を接続することができ
る。さらに、受容溝7内に例えば電気ケーブルを収容す
ることができ、この場合、下から床板5を見上げたとき
に電気ケーブルを隠すことができる。
【0010】積層棚1はさらに、互いに隣接する一対の
床板5を固締すると同時にこれら床板5と梁4とを互い
に固締する金属製の固締具10を具備する。図4を参照
すると、固締具10は本体11と、ボルト12と、ナッ
ト13とを具備する。平板を折り曲げて形成された本体
11は四角形状の底壁11aと、底壁11aの四辺のう
ち対向する二辺から上方に延びる長側壁11bおよび短
側壁11cと、底壁の四辺のうち残りの二辺から上方に
延びる小側壁11dとを具備する。長側壁11bの頂端
面内には、床材5の受容溝7の底部を受容可能な床板用
凹溝14が形成される。一方、短側壁11cの頂端面内
にはH型鋼梁の上部フランジ4aの底面に当接しうる当
接面15が形成される。図4に示す例では当接面15は
短側壁11cの頂端面からわずかばかり突出する二つの
突起の頂端面から形成される。しかしながらこのような
突起を形成せず、当接面15を短側壁11cの頂端面か
ら形成してもよい。
【0011】さらに図4を参照すると、短側壁11cと
一対の小側壁11d間にはそれぞれ間隙が形成されてお
り、各間隙内に梁用凹溝16が形成される。また、底壁
11aには貫通穴17が形成される。この貫通穴17は
一対の小側壁11d間のほぼ中央に配置され、しかしな
がら長側壁11bよりもわずかばかり短側壁11cの近
くに配置されている。
【0012】ボルト12はフック状の頭部を有し、先端
部12aは下方に延びている。一方、ネジ山が形成され
たボルト12の末端部12bは本体11の貫通穴17を
介し本体11の下方まで延び、ナット13と螺合せしめ
られる。次に図5(A)および(B)を参照して本実施
態様を詳細に説明する。図5(A)および(B)に示さ
れるように、固締具10の本体11の床板用凹溝14内
には床板5の受容溝7の底部が受容せしめられる。一
方、当接面15がH型鋼梁4の上部フランジ部4aの底
面に当接せしめられ、斯くして上部フランジ部4aが当
接面15と受容溝7とにより挟持される。このとき、ボ
ルト12は本体11の貫通穴17を通って上方に延びて
おり、間隙9を介し受容溝7内を下方に延びてボルトの
先端部12aはL字状突起8の底壁8bの頂面8baに
当接している。さらに、上部フランジ部4aの先端部は
ボルトの先端部12aよりも本体11の中央に位置して
いる。
【0013】この状態でナット13が締め付けられる
と、ボルト先端部12aと床板用凹溝14間の距離が小
さくなってボルト先端部12aと床板用凹溝14間で一
対の床板5が互いに固締される。同時に、ボルト先端部
12aと当接面15間の距離が小さくなってボルト先端
部12aと当接面15間で床板5とH型鋼梁4とが互い
に固締される。
【0014】このように単にナット13を締め付けるだ
けで、床板5同士、および床板5とH型鋼梁4とを互い
に固締することができる。この場合、ナット13が本体
11の底壁11a下方にあるので作業を容易に行うこと
ができる。また、積層棚1を解体するときに床板5の取
り外しを容易に行うことができ、床板5に溶接の痕が残
らないので取り外し後の床板5を再使用することができ
る。
【0015】なお、図5(B)から明らかなように、本
体11の短側壁11cの当接面15までの高さは長側壁
11bの床板用凹溝14間での高さから上部フランジ部
4aの厚さを差し引いたものに相当する。次に別の実施
態様を説明する。本実施態様は梁がC型鋼梁4から形成
されている点で上述の実施態様と構成を異にしている。
【0016】図6を参照すると、下層棚2の棚柱3の頂
部にはフランジ18が取り付けられており、このフラン
ジ18にC型鋼梁4が例えばボルト止めされる。C型鋼
梁4の頂壁4c上に床板5が配置される。C型鋼梁4の
開口部4dは互いに対向する下向き側壁4eと上向き側
壁4fにより画定され、この開口部4dは水平方向に指
向される。なお、C型鋼梁4の内部空間4g内にも床板
5の受容溝7と同様に、電気ケーブルなどを収容するこ
とができる。
【0017】本実施態様でも上述の実施態様と同様に、
固締具10の本体11の床板用凹溝14内に床板5の受
容溝7の底部が受容せしめられる。一方、短側壁11c
がC型鋼梁4の内部空間4g内に挿入されると共に、C
型鋼梁4の下向き側壁4eの底端部が本体11の梁用凹
溝16内に受容せしめられ、斯くして下向き側壁4eが
梁用凹溝16内壁面と受容溝7とにより挟持される。
【0018】この状態でナット13が締め付けられる
と、ボルト先端部12aと床板用凹溝14間の距離が小
さくなってボルト先端部12aと床板用凹溝14間で一
対の床板5が互いに固締される。同時に、ボルト先端部
12aと梁用凹溝16間の距離が小さくなってボルト先
端部12aと梁用凹溝16間で床板5とC型鋼梁4とが
互いに固締される。
【0019】このように固締具10は梁4がH型鋼梁の
場合にもC型鋼梁の場合にも適用することができ、した
がって梁の形状に合わせて固締具を用意する必要がなく
なる。
【0020】
【発明の効果】床板同士、および床板と梁とを簡単にか
つ低コストで固締することができる。しかも、床板の取
り外しを容易に行うことができ、取り外し後の床板を再
使用することができる。さらに、単一の固締具をH型鋼
梁にもC型鋼梁にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層棚の全体斜視図である。
【図2】積層棚の部分拡大部分破断図である。
【図3】(A)床板の部分斜視図、(B)接続された床
板の端面図である。
【図4】固締具の分解斜視図である。
【図5】(A)梁に対し平行な鉛直面に沿ってみた断面
図、(B)梁に対し垂直な鉛直面に沿ってみた断面図で
ある。
【図6】C型鋼梁を示す部分拡大斜視図である。
【図7】梁に対し垂直な鉛直面に沿ってみた断面図であ
る。
【符号の説明】
1…積層棚 4…梁 5…床板 10…固締具 11…本体 12…ボルト 12a…ボルトの先端部 13…ナット 14…床板用凹溝 15…当接面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16B 5/02 F16B 5/02 H (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 A47B 47/02 A47B 96/06 E04B 1/343 E04B 5/02 E04F 15/02 F16B 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに離間して配置された複数の下層棚
    を具備し、これら下層棚の棚柱の頂端部を下層棚の間口
    面に対し垂直に延びるH型鋼梁またはC型鋼梁により互
    いに連結し、これら梁上に、梁に対し垂直に延びる複数
    の床板を並べて配置し、各床板の長手方向一側を折り曲
    げて該床板の平坦部から下方に延びる長側壁と、該長側
    壁から該床板の外方に延びる底壁と、該底壁から上方に
    延びる短側壁とにより上向きに開口する受容溝を形成す
    ると共に、各床板の長手方向他側を折り曲げて該床板の
    平坦部から下方に延びる側壁と、該側壁から該床板の内
    方に延びる底壁とによりL字状突起を形成し、各床板の
    L字状突起を隣接する床板の受容溝内に受容せしめるこ
    とによりこれら床板を互いに接続し、これら床板上に上
    層棚を配置した積層棚において、平板を折り曲げて形成
    した固締具の本体が四角形状の底壁と、該底壁の四辺の
    うち対向する二辺から上方に延びる長側壁および短側壁
    と、底壁の四辺のうち残りの二辺から上方に延びる小側
    壁とを具備し、該長側壁の頂端面内に床板用凹溝を形成
    して該床板用凹溝内に床材の受容溝の底部を受容せし
    め、梁がH型鋼梁から形成される場合には該短側壁の頂
    端面内に形成される当接面をH型鋼梁のフランジ部の底
    面に当接せしめて該フランジ部を該当接面と床板の受容
    溝の底壁とにより挟持するようにし、梁がC型鋼梁から
    形成される場合には該短側壁をC型鋼梁の内部空間内に
    挿入すると共に、C型鋼梁の下向き側壁の底端部を短側
    壁と小側壁間に形成される梁用凹溝内に受容せしめて該
    下向き側壁を梁用凹溝内壁面と床板の受容溝の底壁とに
    より挟持するようにし、固締具のボルトが本体の底壁に
    形成された貫通穴を通って上方に延び、床板の受容溝の
    短側壁とこれに対面する床板の平坦部との間の間隙を介
    し受容溝内を下方に延びてボルトの先端部が床板のL字
    状突起まで到り、本体の底壁よりも下方に位置するボル
    トにナットを螺合せしめ、該ナットが締め付けられると
    ボルトの先端部と本体の床板用凹溝間で一対の床板が互
    いに固締されると共に、ボルトの先端部と本体の当接面
    または梁用凹溝間でこれら床板と梁とが互いに固締され
    るようにした積層棚。
  2. 【請求項2】 積層棚のH型鋼梁またはC型鋼梁上に、
    梁に対し垂直に延びる複数の床板が並べて配置されてお
    り、各床板の長手方向一側が折り曲げられて該床板の平
    坦部から下方に延びる長側壁と、該長側壁から該床板の
    外方に延びる底壁と、該底壁から上方に延びる短側壁と
    により上向きに開口する受容溝が形成されると共に、各
    床板の長手方向他側が折り曲げられて該床板の平坦部か
    ら下方に延びる側壁と、該側壁から該床板の内方に延び
    る底壁とによりL字状突起が形成されており、各床板の
    L字状突起が隣接する床板の受容溝内に受容されること
    によりこれら床板が互いに接続されており、平板を折り
    曲げて形成した固締具の本体が四角形状の底壁と、該底
    壁の四辺のうち対向する二辺から上方に延びる長側壁お
    よび短側壁と、底壁の四辺のうち残りの二辺から上方に
    延びる小側壁とを具備し、該長側壁の頂端面内に床板用
    凹溝を形成して該床板用凹溝内に床材の受容溝の底部を
    受容せしめ、梁がH型鋼梁から形成される場合には該短
    側壁の頂端面内に形成される当接面をH型鋼梁のフラン
    ジ部の底面に当接せしめて該フランジ部を該当接面と床
    板の受容溝の底壁とにより挟持するようにし、梁がC型
    鋼梁から形成される場合には該短側壁をC型鋼梁の内部
    空間内に挿入すると共に、C型鋼梁の下向き側壁の底端
    部を短側壁と小側壁間に形成される梁用凹溝内に受容せ
    しめて該下向き側壁を梁用凹溝内壁面と床板の受容溝の
    底壁とにより挟持するようにし、固締具のボルトが本体
    の底壁に形成された貫通穴を通って上方に延び、床板の
    受容溝の短側壁とこれに対面する床板の平坦部との間の
    間隙を介し受容溝内を下方に延びてボルトの先端部が床
    板のL字状突起まで到り、本体の底壁よりも下方に位置
    するボルトにナットを螺合せしめ、該ナットが締め付け
    られるとボルトの先端部と本体の床板用凹溝間で一対の
    床板が互いに固締されると共に、ボルトの先端部と本体
    の当接面または梁用凹溝間でこれら床板と梁とが互いに
    固締されるようにした積層棚用の固締具。
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