JP2885230B2 - プリント基板の脱落防止装置 - Google Patents

プリント基板の脱落防止装置

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JP2885230B2
JP2885230B2 JP15691697A JP15691697A JP2885230B2 JP 2885230 B2 JP2885230 B2 JP 2885230B2 JP 15691697 A JP15691697 A JP 15691697A JP 15691697 A JP15691697 A JP 15691697A JP 2885230 B2 JP2885230 B2 JP 2885230B2
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circuit board
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guide rail
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成宏 木村
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等におけ
るプリント基板の収納機構に関し、特に、ガイドレール
により支持されるプリント基板の脱落を防止する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器等に実装されるプリント基板
は、保守、点検等の作業性を向上させるため着脱が容易
であることが必要である。そこで、一般に、プリント基
板の電子機器等への実装は、電子機器内のシェルフにプ
リント基板を収納することにより行っている。このプリ
ント基板のシェルフへの収納は、プリント基板の縁部を
シェルフ内壁のガイドレールに設けたレール溝に挿入
し、プリント基板をガイドレールで支持することにより
行っている。しかし、このようなプリント基板の収納方
法は、外部からの振動等により簡単にプリント基板が動
いてしまい、ガイドレールのレール溝から脱落する場合
があった。
【0003】そこで、従来、特開平5−226860号
公報、特開平7−45976号公報等において、プリン
ト基板がガイドレールから脱落しないように支持、収納
する技術が提案されている。
【0004】特開平5−226860号公報には、図4
に示すように、ガイドレール11の前部のばね12の弾
力により、ストッパ13の先端部が電子装置14のケー
ス正面板の前面に突出し、電子装置14がシェルフ15
にプラグインした状態からの脱落を防止するシェルフ構
造が提案されている。なお、16はバックボード、17
はストッパ13を操作するつまみ、18はばね12を取
り付けるための枠部材である。
【0005】特開平7−45976号公報には、図5に
示すように、ガイドレール21の水平溝26の内壁上下
にばね22に遊着された鋼球23を設け、さらに、プリ
ント基板24上には前記鋼球23と対応する位置にスト
ッパホール25を設け、プリント基板24が挿入される
と前記鋼球23とストッパホール25が係合することに
よりシェルフ内のプリント基板24を支持、固定するプ
リント板の脱落防止装置が提案されている。なお、26
はレール溝、27は鋼球23のストッパである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−226860号公報で提案されたシェルフ構造にお
いては、電子装置14がバックボードコネクタから抜け
て脱落しようとする方向にストッパ13を設けているだ
けのため、収納状態の電子装置14に対して外部からの
振動、衝撃などを抑えることは困難であった。さらに、
電子装置14を抜去する際に、つまみ17を引いてスト
ッパ13をレール溝内に引き込まなければならず、その作
業が煩わしいものであった。
【0007】また、特開平7−45976号公報で提案
されたプリント板の脱落防止装置は、簡易、軽量な構造
で好ましいものであったが、プリント基板24を確実に
支持、固定するためには、プリント基板24の先端と中
間の二箇所ずつ対向して設けなければならず、部品点数
が多くなってしまうという問題を有していた。
【0008】本発明は、このような従来の各技術が有す
る課題を解決するために提案されたものであり、簡易か
つ軽量な構造でシェルフ内のプリント基板を確実に支
持、固定し、着脱も容易なプリント基板の脱落防止装置
の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
請求項1記載の発明は、シェルフに設けたガイドレール
でプリント基板を支持する装置において、ガイドレール
のガイド溝から突出自在に設けられた係止部材と、この
係止部材を前記プリント基板方向へ付勢するばねと、
プリント基板に形成され係止部材が嵌合するストッパ
溝と、前記プリント基板の端面から外方向へ広がった
後、内方向へ狭まったほぼ 字状に形成され前記係止
部材を前記ストッパ溝に案内するガイドとを有する構成
としてある。
【0010】また、請求項2記載の発明は、前記ストッ
パ溝とガイドとが連続的に段差なく形成された構成とし
てあり、請求項3記載の発明は、前記ピンの先端が曲面
に形成されるとともに、ストッパ溝がピンとほぼ同一の
曲面に形成された構成としてある。
【0011】本発明のプリント基板の脱落防止装置にお
いて、プリント基板を挿入することにより係止部材の先
端部はプリント基板に形成されたガイドに沿って動き、
バックボードとプリント基板がコネクタでプラグインさ
れる位置で、係止部材の先端部はガイドに導かれストッ
パ溝に嵌合する。このとき、ばねの弾力によりロックが
かかりプリント基板を確実に支持、固定する。これによ
り、外部からの振動等のためプリント基板がガイドレー
ルから脱落することを防止する。また、プリント基板を
抜去する際にも、ある程度の力でプリント基板を引くだ
けで係止部材の先端部はストッパ溝から外れ、ガイドに
沿って動きプリント基板を容易に引き抜くことができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明によるプリント基板の脱落
防止装置の実施形態を図面にもとづいて詳細に説明す
る。図1は、本発明によるプリント基板の脱落防止装置
の一実施例の平面図、図2は同上動作を示す平面図、図
3も同上動作を示す平面図である。図1において、1は
シェルフで、このシェルフ1の内側には対向した状態で
一対のガイドレール2が設けられ、このガイドレール2
にはレール溝3が形成されている。また、シェルフ1の
後面側(図中右側)にはバックボード4が設けられてい
る。
【0013】シェルフ1のバックボード4の近傍には、
両側に一対のばね5が設けられており、このばね5に係
止部材としてのピン6が支持されている。ピン6は、そ
の先端が曲面に形成されており、また、ガイドレール2
に形成された孔を貫通して進退自在に設けられ、外部か
らの負荷がないとき、先端部がガイドレール2を少し突
出する箇所に位置している。
【0014】7はプリント基板で、ガイドレール2に挿
入されている。このプリント基板7の奥側(図中右側)
の両側には、ほぼ「へ」字状のガイド8が形成されるとと
もに、このガイド8と連続して段差なくストッパ溝9が
形成され、このストッパ溝9はピン6とほぼ同一の曲面
に窪んで形成されている。なお、10(10a,10
b)はコネクタである。
【0015】このような構成のプリント基板の脱落防止
装置の動作について説明する。まず、図2に示すよう
に、プリント基板7をガイドレール2のレール溝3に沿
ってシェルフ1内に挿入することにより、ピン6の先端
部はプリント基板7に設けられたガイド8に沿って外側
方向に動き、さらに、プリント基板7を挿入すると、図
3に示すように、ピン6は内側方向に動く。そして、バ
ックボード4とプリント基板7がコネクタ10でプラグ
インする位置において、図1に示すように、ピン6の先
端部はガイド8に導かれストッパ溝9に嵌合する。この
とき、ばね5の弾力によりプリント基板7を確実に支
持、固定する。
【0016】また、プリント基板7を取り出す際には、
挿入した方向と逆方向に引張る。ばね5によるプリント
基板7を支持する力は、振動等に耐え得る程度の強さで
あるので、ある程度の力でピン6の先端部とストッパ溝
9の嵌合は外れ、プリント基板7を容易に取り出すこと
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リント基板をガイドレールに沿ってシェルフにプラグイ
ンすると、係止部材がばねの弾力によりプリント基板の
ストッパ溝に嵌合するので、プリント基板を支持、固定
でき外部からの振動等によってガイドレールからプリン
ト基板が脱落することがない。また、着脱も自在に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるプリント基板の脱落防止装置の
一実施例の平面図を示す。
【図2】 本発明によるプリント基板の脱落防止装置の
一実施例の動作を示す平面図を示す。
【図3】 本発明によるプリント基板の脱落防止装置の
一実施例の動作を示す平面図を示す。
【図4】 従来のプリント基板を固定するシェルフ構造
の平面図を示す。
【図5】 従来のプリント基板の脱落防止装置の要部の
断面図を示す。
【符号の説明】
1 シェルフ 2 ガイドレール 3 レール溝 4 バックボード 5 ばね 6 ピン 7 プリント基板 8 ガイド 9 ストッパ溝

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェルフに設けたガイドレールでプリン
    ト基板を支持する装置において、 ガイドレールのガイド溝から突出自在に設けられた係止
    部材と、 この係止部材を前記プリント基板方向へ付勢するばね
    と、前記 プリント基板に形成され係止部材が嵌合するストッ
    パ溝と、前記プリント基板の端面から外方向へ広がった後、内方
    向へ狭まったほぼ 字状に 形成され前記係止部材を前
    記ストッパ溝に案内するガイドとを有することを特徴と
    するプリント基板の脱落防止装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ溝とガイドとが連続的に段
    差なく形成されている請求項1記載のプリント基板の脱
    落防止装置。
  3. 【請求項3】 前記ピンの先端が曲面に形成されるとと
    もに、ストッパ溝がピンとほぼ同一の曲面に形成されて
    いる請求項2記載のプリント基板の脱落防止装置。
JP15691697A 1997-06-13 1997-06-13 プリント基板の脱落防止装置 Expired - Lifetime JP2885230B2 (ja)

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JPH118483A JPH118483A (ja) 1999-01-12
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JPH118483A (ja) 1999-01-12

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