JP2884993B2 - 壁パネル用シール材 - Google Patents
壁パネル用シール材Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の壁パネル用シ
ール材、特に壁パネルの縦目地を屋内側から裏打ちし、
縦目地からの屋内への水の漏れを防ぐシール材に関する
ものである。
ール材、特に壁パネルの縦目地を屋内側から裏打ちし、
縦目地からの屋内への水の漏れを防ぐシール材に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、コンクリート等より
なる多数のパネル材1を上下左右に配設して構成された
壁パネルにおいては、横目地2の外側開口はコーキング
材4で封止されるとともに、その内側に横一次シール材
5が設けられている。また縦目地3も同様に外側の開口
は図略のコーキング材で封止され、その内側には縦一次
シール材が設けられている。そして横目地2の屋内側に
は横二次シール材6が設けられている。
なる多数のパネル材1を上下左右に配設して構成された
壁パネルにおいては、横目地2の外側開口はコーキング
材4で封止されるとともに、その内側に横一次シール材
5が設けられている。また縦目地3も同様に外側の開口
は図略のコーキング材で封止され、その内側には縦一次
シール材が設けられている。そして横目地2の屋内側に
は横二次シール材6が設けられている。
【0003】縦目地3の屋内側のシール手段として、図
示のように両側に中空シール部72a,72bを備えた
裏打ち用シール材7を用いたものがある(実開平3−1
08706号)。
示のように両側に中空シール部72a,72bを備えた
裏打ち用シール材7を用いたものがある(実開平3−1
08706号)。
【0004】コーキング材は各パネル材1間の層間変位
や材質の劣化等で長期間使用により破断,亀裂が生じ、
内部に水が侵入する。そして風圧等による浸透で水は更
に縦一次シール材内へ入り込むことがある。上記裏打ち
シール材7は、縦目地3の内側開口を囲み、両中空シー
ル部72a,72bが上記開口両側でパネル材1の内面
と圧接しており、侵入水の屋内への漏れを防ぐようにな
っている。
や材質の劣化等で長期間使用により破断,亀裂が生じ、
内部に水が侵入する。そして風圧等による浸透で水は更
に縦一次シール材内へ入り込むことがある。上記裏打ち
シール材7は、縦目地3の内側開口を囲み、両中空シー
ル部72a,72bが上記開口両側でパネル材1の内面
と圧接しており、侵入水の屋内への漏れを防ぐようにな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、裏打ち用シ
ール材7の設置状態のバラツキにより、また、パネル材
1面は必ずしも完全な平滑面ではないことから、パネル
材1面とシール部72a,72bとの間に微小な隙間が
生じる場合が起こり得る。また、裏打ち用シール材7は
一般に、数m長さのものを長手方向に継ぎ合せて用いら
れるが、継目部には若干の段差が生じる場合があり、隙
間発生の原因となる。そして、これ等の隙間から、屋内
への水漏れが生じるおそれがある。
ール材7の設置状態のバラツキにより、また、パネル材
1面は必ずしも完全な平滑面ではないことから、パネル
材1面とシール部72a,72bとの間に微小な隙間が
生じる場合が起こり得る。また、裏打ち用シール材7は
一般に、数m長さのものを長手方向に継ぎ合せて用いら
れるが、継目部には若干の段差が生じる場合があり、隙
間発生の原因となる。そして、これ等の隙間から、屋内
への水漏れが生じるおそれがある。
【0006】そこで本発明は、裏打ち用シール材7のシ
ール性能を更に向上させ、屋内への漏水防止をより完全
にすることを課題としてなされたものである。
ール性能を更に向上させ、屋内への漏水防止をより完全
にすることを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は図1および図2
に示すように、帯状の基部71の両側縁に沿い、基部7
1の前面側へ膨出するチューブ状の中空シール部72
a,72bを備え、基部71の幅方向中央に沿い、基部
71の前面からハ字状に突出する一対のシールリップ7
3a,73bを形成したシール材を用い、シール材7の
複数を上下に連結する。連結構造は、図3,図4および
図5に示すように、シール材7の基部71とほぼ同幅の
基部81と、その両端が上下方向に突出する差し込み部
82a,82bと、基部8の中央から前方へハ字形に突
出する受け面部83a,93bを備えた継ぎ部材8を上
下のシール材7の間に介在させ、差し込み部82a,8
2bを上下のシール材7の中空シール部72a,72b
に差し込むとともに、受け面部33a,83bを上下の
シール材7のシールリップ73a,73bの外側面に重
ね合わせて上下のシール材を連結する構造とする(請求
項1)。他の連結構造は、図6および図7に示すよう
に、各シール材7の一端には、両側の中空シール部72
a,72bを延長する差し込み部92a,92bと、シ
ールリップ73a,73bから分岐して上方へ延びる受
け面部93a,93bを一体に形成し、各シール材7の
他端にはシールリップ73a,73bを延長する延長シ
ールリップ97a,97bを一体に形成し、連結される
一方のシール材7の上記一端の差し込み部92a,92
bを他方のシール材7の上記他端の中空シール部72
a,72bに差し込むとともに上記一端の受け面部93
a,93bを上記他端の延長シールリップ97a,97
bの外側面に重ね合わせて両シール材7を連結する構造
とする(請求項2)。
に示すように、帯状の基部71の両側縁に沿い、基部7
1の前面側へ膨出するチューブ状の中空シール部72
a,72bを備え、基部71の幅方向中央に沿い、基部
71の前面からハ字状に突出する一対のシールリップ7
3a,73bを形成したシール材を用い、シール材7の
複数を上下に連結する。連結構造は、図3,図4および
図5に示すように、シール材7の基部71とほぼ同幅の
基部81と、その両端が上下方向に突出する差し込み部
82a,82bと、基部8の中央から前方へハ字形に突
出する受け面部83a,93bを備えた継ぎ部材8を上
下のシール材7の間に介在させ、差し込み部82a,8
2bを上下のシール材7の中空シール部72a,72b
に差し込むとともに、受け面部33a,83bを上下の
シール材7のシールリップ73a,73bの外側面に重
ね合わせて上下のシール材を連結する構造とする(請求
項1)。他の連結構造は、図6および図7に示すよう
に、各シール材7の一端には、両側の中空シール部72
a,72bを延長する差し込み部92a,92bと、シ
ールリップ73a,73bから分岐して上方へ延びる受
け面部93a,93bを一体に形成し、各シール材7の
他端にはシールリップ73a,73bを延長する延長シ
ールリップ97a,97bを一体に形成し、連結される
一方のシール材7の上記一端の差し込み部92a,92
bを他方のシール材7の上記他端の中空シール部72
a,72bに差し込むとともに上記一端の受け面部93
a,93bを上記他端の延長シールリップ97a,97
bの外側面に重ね合わせて両シール材7を連結する構造
とする(請求項2)。
【0008】
【作用】壁パネルの縦目地3は屋内側の左右で、シール
材7のシールリップ73a,73bと中空シール部72
a,72bによって二重にシールされ、かつ各シール材
7は差し込み部82a(92a),82b(82b)の
中空シール部72a,72bへの差し込み、および受け
面部83a(93a),83b(93b)とシールリッ
プ73a(97a),73b(97b)との重ね合わせ
で正確に位置決め連結されるから、縦目地3からの屋内
への水漏れを、従来よりも一層確実に防止することがで
きる。
材7のシールリップ73a,73bと中空シール部72
a,72bによって二重にシールされ、かつ各シール材
7は差し込み部82a(92a),82b(82b)の
中空シール部72a,72bへの差し込み、および受け
面部83a(93a),83b(93b)とシールリッ
プ73a(97a),73b(97b)との重ね合わせ
で正確に位置決め連結されるから、縦目地3からの屋内
への水漏れを、従来よりも一層確実に防止することがで
きる。
【0009】
【実施例】図1に示すようにパネル材1を上下左右に配
設してなる壁パネルの横目地2には、外部側に横一次シ
ール材5aが、内部側に横二次シール材6が設けてあ
り、外部側の開口はコーキング材4aで封止されてい
る。また、図3に示すように、縦目地3も外部側に縦一
次シール材5bが設けてあり、開口はコーキング材4b
で封止してある。またパネル材1の屋内側には、縦目地
3に沿って裏打ち用シール材7が設けてある。
設してなる壁パネルの横目地2には、外部側に横一次シ
ール材5aが、内部側に横二次シール材6が設けてあ
り、外部側の開口はコーキング材4aで封止されてい
る。また、図3に示すように、縦目地3も外部側に縦一
次シール材5bが設けてあり、開口はコーキング材4b
で封止してある。またパネル材1の屋内側には、縦目地
3に沿って裏打ち用シール材7が設けてある。
【0010】このシール材7は押出成形体で、図1,図
2に示すように、帯状の基部71と、その両側縁に沿っ
てチューブ状に延在し、基部71の前面側へ膨出する一
対の中空シール部72a,72bと、基部71の幅方向
中央に沿って延在し、前面からハ字状ないしはV字状に
突出する一対のシールリップ73a,73bを備えてい
る。基部71はソリッドゴムからなり、他の部分はスポ
ンジゴムからなる。基部71の背面には両面接着テープ
74が取付けてある。
2に示すように、帯状の基部71と、その両側縁に沿っ
てチューブ状に延在し、基部71の前面側へ膨出する一
対の中空シール部72a,72bと、基部71の幅方向
中央に沿って延在し、前面からハ字状ないしはV字状に
突出する一対のシールリップ73a,73bを備えてい
る。基部71はソリッドゴムからなり、他の部分はスポ
ンジゴムからなる。基部71の背面には両面接着テープ
74が取付けてある。
【0011】図3に示すように、上記シール材7は、鉄
骨柱9の外面側に突設したT字形の基板90の先端フラ
ンジ901に、接着テープ74(図2)を介して接合さ
れ、シールリップ73a,73bが縦目地3の内部側の
開口をまたぐるようにしてパネル材1の内面とフランジ
901との間に挟まれ、シールリップ73a,73b、
中空シール部72a,72bが相隣れるパネル材1の内
面に押付けられる。なお、パネル材1は、上記フランジ
901の両端に溶接した金具902を介して基板90に
ボルト締め固定される。
骨柱9の外面側に突設したT字形の基板90の先端フラ
ンジ901に、接着テープ74(図2)を介して接合さ
れ、シールリップ73a,73bが縦目地3の内部側の
開口をまたぐるようにしてパネル材1の内面とフランジ
901との間に挟まれ、シールリップ73a,73b、
中空シール部72a,72bが相隣れるパネル材1の内
面に押付けられる。なお、パネル材1は、上記フランジ
901の両端に溶接した金具902を介して基板90に
ボルト締め固定される。
【0012】しかして、上記シール材7を設けることに
より、縦目地3の内部に水が侵入して内部開口に達して
も、その両側がシールリップ73a,73bでシールさ
れているから、水は下方へ落下する。そしてたとえ水の
一部がシールリップ73a,73bのシール隙間からリ
ップ73a,73b外へ浸出したとしても、更にその外
側が中空シール部72a,72bによりシールされてい
るから、屋内への水漏れは確実に防止される。
より、縦目地3の内部に水が侵入して内部開口に達して
も、その両側がシールリップ73a,73bでシールさ
れているから、水は下方へ落下する。そしてたとえ水の
一部がシールリップ73a,73bのシール隙間からリ
ップ73a,73b外へ浸出したとしても、更にその外
側が中空シール部72a,72bによりシールされてい
るから、屋内への水漏れは確実に防止される。
【0013】シール材7は通常、長さ数mのものを長手
方向に継ぎ合せて用いられる。継ぎ合せは、上下のシー
ル材7の端末を直接衝き合せたり、接着剤で接合するこ
とにより行われる。この継ぎ合せ作業は手数を要し、注
意して作業をしても衝合面間に隙間が生じたり、位置ず
れが生じたり、接続剥れが生じることがある。
方向に継ぎ合せて用いられる。継ぎ合せは、上下のシー
ル材7の端末を直接衝き合せたり、接着剤で接合するこ
とにより行われる。この継ぎ合せ作業は手数を要し、注
意して作業をしても衝合面間に隙間が生じたり、位置ず
れが生じたり、接続剥れが生じることがある。
【0014】図4および図5は、上下のシール材を位置
ずれや隙間なく、かつ作業性良好に連結し得る、連結構
造を示すものである。
ずれや隙間なく、かつ作業性良好に連結し得る、連結構
造を示すものである。
【0015】本構造では、型成形されたスポンジ材、例
えばスポンジゴムの継ぎ部材を用いる。図4に示すよう
に継ぎ部材8は、シール材7(図2)の基部71幅相当
の長さの基部81と、基部81の両端から上下に円錐状
に突出する差し込み部82a,82bと、基部81の中
央からハ字状に前方へ突出する受け面部83a,83b
を備えている。
えばスポンジゴムの継ぎ部材を用いる。図4に示すよう
に継ぎ部材8は、シール材7(図2)の基部71幅相当
の長さの基部81と、基部81の両端から上下に円錐状
に突出する差し込み部82a,82bと、基部81の中
央からハ字状に前方へ突出する受け面部83a,83b
を備えている。
【0016】この継ぎ部材8でシール材7を連結するに
は、図5に示すように下側のシール材7の中空シール部
72a,72bに継ぎ部材8の差し込み部82a,82
bの下側突出部を嵌め込み、基部81をシール材7の基
部71に衝合させ、受け面部83a,83bでシールリ
ップ73a,73bを受けるようにする。そして上側の
シール材7の中空シール部72a,72bを差し込み部
82a,82bに上から嵌め込むことにより両シール材
7は作業性よく、かつ位置ずれなく連結され、連結部の
シール性は良好である。
は、図5に示すように下側のシール材7の中空シール部
72a,72bに継ぎ部材8の差し込み部82a,82
bの下側突出部を嵌め込み、基部81をシール材7の基
部71に衝合させ、受け面部83a,83bでシールリ
ップ73a,73bを受けるようにする。そして上側の
シール材7の中空シール部72a,72bを差し込み部
82a,82bに上から嵌め込むことにより両シール材
7は作業性よく、かつ位置ずれなく連結され、連結部の
シール性は良好である。
【0017】なお、上記継ぎ部材8の差し込み部82
a,82bには、シール材7の中空シール部72a,7
2bへの挿入性をよくし、かつパネル材1の内面に押し
付けられたときの継ぎ目部分の変形性をよくするために
切欠き821a,821bが設けてある。
a,82bには、シール材7の中空シール部72a,7
2bへの挿入性をよくし、かつパネル材1の内面に押し
付けられたときの継ぎ目部分の変形性をよくするために
切欠き821a,821bが設けてある。
【0018】図6および図7は、上下のシール材7を連
結する他の連結構造を示すものである。図6に示すよう
に、連結すべき各押出成形のシール材7の上下には、継
手部9A,9Bが型成形してある。
結する他の連結構造を示すものである。図6に示すよう
に、連結すべき各押出成形のシール材7の上下には、継
手部9A,9Bが型成形してある。
【0019】上側の継手部9Aは、シール材7の中空シ
ール部72a,72bを上方へ延長し、先端が円錐形の
柱状差し込み部92a,92bと、シール材7の基部7
1を上方へ延長する基部91と、シール材7のシールリ
ップ73a,73bから上方へ延び、左右に分岐して基
部91の上端に至るリップ状受け面部93a,93b
と、両差し込み部92a,92b間の背面側から起立す
る背板部94を備えている。基部91は差し込み部92
a,92bよりも低くしてある。また基部91は両受け
面部93a,93b間が切り欠かれている。
ール部72a,72bを上方へ延長し、先端が円錐形の
柱状差し込み部92a,92bと、シール材7の基部7
1を上方へ延長する基部91と、シール材7のシールリ
ップ73a,73bから上方へ延び、左右に分岐して基
部91の上端に至るリップ状受け面部93a,93b
と、両差し込み部92a,92b間の背面側から起立す
る背板部94を備えている。基部91は差し込み部92
a,92bよりも低くしてある。また基部91は両受け
面部93a,93b間が切り欠かれている。
【0020】一方、下側の継手部9Bは、シール材7の
中空シール部92a,92bを下方へ延長する中空シー
ル部95a,95bと、シール材7の基部71を下方へ
延長する基部96と、シール材7のシールリップ73
a,73bを下方へ延長する延長シールリップ97a,
97bを備えている。基部91は中空シール部95a,
95bよりも下方へ延び、延長シールリップ97a,9
7bは基部91よりも更に下方へ延びている。
中空シール部92a,92bを下方へ延長する中空シー
ル部95a,95bと、シール材7の基部71を下方へ
延長する基部96と、シール材7のシールリップ73
a,73bを下方へ延長する延長シールリップ97a,
97bを備えている。基部91は中空シール部95a,
95bよりも下方へ延び、延長シールリップ97a,9
7bは基部91よりも更に下方へ延びている。
【0021】上下に型成形継手部9A,9Bを形成した
シール材7の接続は、図7に示すように上側のシール材
7の継手部9Bを下側のシール材7の継手部9Aの背板
部94に沿って降ろし、継手部9Bの中空シール部95
a,95bを継手部9Aの差し込み部92a,92bの
円錐状先端に嵌め込むとともに、両基部91,96の端
面を衝合させ、延長シールリップ97a,97bを受け
面部93a,93bの前に重ね合せてその下端を受け面
部93a,93bの分岐部に衝合させることにより、位
置ずれなく、作業性容易に行なうことができ、連結部の
シール性は良好である。なお、上記背板部94は省略し
てもよい。
シール材7の接続は、図7に示すように上側のシール材
7の継手部9Bを下側のシール材7の継手部9Aの背板
部94に沿って降ろし、継手部9Bの中空シール部95
a,95bを継手部9Aの差し込み部92a,92bの
円錐状先端に嵌め込むとともに、両基部91,96の端
面を衝合させ、延長シールリップ97a,97bを受け
面部93a,93bの前に重ね合せてその下端を受け面
部93a,93bの分岐部に衝合させることにより、位
置ずれなく、作業性容易に行なうことができ、連結部の
シール性は良好である。なお、上記背板部94は省略し
てもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明は左右一対のシールリップと中空
シール部を備えたシール材で、壁パネルの縦目地の内部
側を左右それぞれ二重にシールし、かつ上下のシール材
を位置ずれなく連結するから、縦目地からの屋内への水
漏れを確実に防止することができる。
シール部を備えたシール材で、壁パネルの縦目地の内部
側を左右それぞれ二重にシールし、かつ上下のシール材
を位置ずれなく連結するから、縦目地からの屋内への水
漏れを確実に防止することができる。
【図1】本発明の裏打ち用シール材を設けた壁パネルの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿う位置での裏打ち用シール
材の断面図である。
材の断面図である。
【図3】裏打ち用シール材の取付構造を示す水平断面図
である。
である。
【図4】図4(A)は裏打ち用シール材同士を連結する
継ぎ部材の平面図、図4(B)は正面図である。
継ぎ部材の平面図、図4(B)は正面図である。
【図5】継ぎ部材により裏打ち用シール材が連結される
状態を示す図である。
状態を示す図である。
【図6】上下に継手部が形成されている裏打ち用シール
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図7】図6に示す裏打ち用シール材が連結された状態
を示す図である。
を示す図である。
【図8】従来の裏打ち用シール材を設けた壁パネルの斜
視図である。
視図である。
【符号の説明】 1 パネル材 2 横目地 3 縦目地 4,4a,4b コーキング材 5,5a,5b 横一次シール材 6 横二次シール材 7 裏打ち用シール材 71 基部 72a,72b 中空シール部 73a,73b シールリップ 8 継ぎ部材82a,82b,92a,92b 差し込み部 83a,83b,93a,93b 受け面部 97a,97b 延長シールリップ
Claims (2)
- 【請求項1】 多数のパネル材で構成された壁パネルの
縦目地の内側開口まわりを裏打ちするシール材であっ
て、その複数を上下に連結してなる壁パネル用シール材
において、各シール材は、帯状の基部と、基部の両側縁
に沿い基部の前面側へ膨出して上記縦目地の内側開口に
沿ってその左右のパネル材内面に圧接する一対の中空シ
ール部と、基部の幅方向中央に沿い基部の前面からハ字
状に突出して上記両中空シール部の内側位置で上記左右
のパネル材内面に圧接する一対のシールリップを備え、
上下のシール材の端末間に、シール材の基部とほぼ同幅
の基部と、該基部の幅方向両端から上下方向に突出する
一対の差し込み部と、該基部の幅方向中央から前方へハ
字形の突出する一対の受け面部を備えた継ぎ部材を介在
せしめ、上記差し込み部を上下のシール材の中空シール
部に差し込んで上下のシール材の端末を継ぎ部材の基部
に衝合せしめるとともに、上記受け面部を上下のシール
材のシールリップの外側面に重ね合わせて、上下のシー
ル材を連結してなる壁パネル用シール材。 - 【請求項2】 多数のパネル材で構成された壁パネルの
縦目地の内側開口まわりを裏打ちするシール材であっ
て、その複数を上下に連結してなる壁パネル用シール材
において、各シール材は、帯状の基部と、基部の両側縁
に沿い基部の前面側へ膨出して上記縦目地の内側開口に
沿ってその左右のパネル材内面に圧接する一対の中空シ
ール部と、基部の幅方向中央に沿い基部の前面からハ字
状に突出して上記両中空シール部の内側位置で上記左右
のパネル材内面に圧接する一対のシールリップを備え、
各シール材の一端には、中空シール部からこれを延長す
る方向に突出する一対の差し込み部と、シールリップか
ら左右に分岐し上方へ延びる一対の受け面部とを一体に
形成し、各シール材の他端には、シールリップを延長す
る一対の延長シールリップを一体に形成し、連結すべき
一方のシール材の上記一端の差し込み部を他方のシール
材の上記他端の中空シール部に差し込むとともに、上記
一端の受け面部を上記他端の延長シールリップの外側面
に重ね合わせて、上記両シール材を連結してなる壁パネ
ル用シール材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12049693A JP2884993B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 壁パネル用シール材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12049693A JP2884993B2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | 壁パネル用シール材 |
Publications (2)
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