JP2884955B2 - 車両生産最終工程の納期管理補助装置 - Google Patents

車両生産最終工程の納期管理補助装置

Info

Publication number
JP2884955B2
JP2884955B2 JP4305612A JP30561292A JP2884955B2 JP 2884955 B2 JP2884955 B2 JP 2884955B2 JP 4305612 A JP4305612 A JP 4305612A JP 30561292 A JP30561292 A JP 30561292A JP 2884955 B2 JP2884955 B2 JP 2884955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
delivery date
display panel
work
management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4305612A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06144317A (ja
Inventor
敏之 香川
健一 秋葉
昭吾 栄
寛 玉島
裕之 高野
政昭 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP4305612A priority Critical patent/JP2884955B2/ja
Publication of JPH06144317A publication Critical patent/JPH06144317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2884955B2 publication Critical patent/JP2884955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テスターラインや検
査ライン等のラインと、作業者が重点確認作業や手直し
作業等を行う作業領域とを具える、自動車等の車両の生
産の最終工程で、車両の納期管理を補助する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の生産の最終工程では通常、前工
程で組立てた車両について、先ず品質確認ラインで各部
の仕上がりや重要保安部品の取付状況等を確認し、合格
であれば次いでテスターラインでシャワーテストやホイ
ールアライメントテスト、光軸テスト等の各種テストを
行い、次いで検査ラインでテスト結果の水漏れ等を検査
し、合格であれば最後に防錆ラインで防錆処理を施して
出荷し、その一方、この工程以前の車体組立てや塗装工
程で手直しがあった車両や、上記品質確認ラインまたは
検査ラインで不具合が発見された車両の場合は、作業領
域で作業者が、手直しがあった部分の重点確認作業や、
品質確認や検査で不具合があった部分の手直し作業を行
っていた。なお、このことは、自動車工学全書第19巻
(昭和55年4月20日(株)山海堂発行)の第239 〜241
頁、項目9.5 の「品質保証」に記されている。
【0003】そして上記最終工程での納期管理は従来、
各車両が最終工程内の何処にあるかの把握は行ってい
ず、生産管理システムが出力した所定の期間内に生産す
る車両の識別番号と納期とを示す納期管理表を元に管理
者が出荷段階まで来た車両をチェックして、納期が近い
が出荷段階まで来ていない車両については最終工程内の
何処にあるか進捗状況を作業者に調べさせ、特に作業の
進み具合が思わしくなく納期遅れが生ずるおそれがある
車両については、多数の作業者がその車両について集中
的に作業を行うことで納期内に仕上げる、といった方法
で行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の納期管理方法では、出荷段階で初めて作業の進捗状況
の遅れが判るため、納期遅れが生ずるおそれがある車両
の仕上げに多大の工数が嵩むとともに、他の仕掛かり中
の車両についての通常の作業も乱され、作業者の負担が
増すという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
有利に解決した装置を提供することを目的とするもので
あり、この発明の車両生産最終工程の納期管理補助装置
は、車両生産最終工程内の各ラインおよび各作業領域に
設置されて、そこにある車両の識別番号を入力する識別
番号入力手段と、前記車両生産最終工程内の前記各作業
領域に設置された領域別納期管理表示盤と、前記車両生
産最終工程内の所定の場所に設置された全体納期管理表
示盤と、前記入力された識別番号を納期管理表と照合し
て、前記各領域別納期管理表示盤に、その表示盤が設置
された作業領域内の、仕掛かり車両台数と、納期が近い
車両の識別番号とを表示させるとともに、前記全体納期
管理表示盤に、当該車両生産最終工程内の、全仕掛かり
車両台数と、納期が近い車両の識別番号およびその車両
の有り場所とを表示させる納期管理表示盤制御手段と、
を具えてなるものである。
【0006】
【作用】かかる装置にあっては、各ラインおよび各作業
領域に設置された識別番号入力手段が、そこにある車両
の識別番号をそれぞれ入力すると、納期管理表示盤制御
手段がその入力された識別番号を納期管理表と照合し
て、車両生産最終工程内の各作業領域に設置された領域
別納期管理表示盤に、その表示盤が設置された作業領域
内の、仕掛かり車両台数と、納期が近い車両の識別番号
とを表示させるとともに、車両生産最終工程内の所定の
場所に設置された全体納期管理表示盤に、当該車両生産
最終工程内の、全仕掛かり車両台数と、納期が近い車両
の識別番号およびその車両の有り場所とを表示させる。
【0007】従ってこの発明の装置によれば、各作業領
域の作業者が各々、領域別納期管理表示盤を見て自分の
作業領域内の仕掛かり車両台数と納期が近い車両とを把
握しつつ作業でき、また管理者も、全体納期管理表示盤
を見て当該車両生産最終工程内の全仕掛かり車両台数と
納期が近い車両の進捗状況とを把握して作業者に指示で
きるので、納期管理が容易になるとともに、納期遅れが
生ずるおそれがある車両の仕上げの工数も削減でき、作
業者の負担を軽減することができる。
【0008】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基づき詳
細に説明する。図1は、この発明の車両生産最終工程の
納期管理補助装置の一実施例を適用した、自動車の生産
の最終工程のレイアウトを示す平面図であり、ここにお
ける最終工程は、その前の車両組立工程で組立てられて
その工程の最終位置で搬送手段である電車から降ろさ
れ、自走して来た車両について、各部の仕上がりや重要
保安部品の取付状況等を確認する、品質確認ラインとし
ての三本のCS(カスタマーズサティスファクション)
ライン1と、そのCSライン1で合格した車両について
シャワーテストやホイールアライメントテスト、光軸テ
スト等の各種テストをテスターで行う三本のテスターラ
イン2と、そのテスターライン2を出た車両についてテ
スト結果の水漏れ等を検査する、検査ラインとしての二
本のOKライン3と、そのOKライン3で合格した車両
について防錆処理を施す二本の防錆ライン4とを具え、
ここでは図中矢印で示す如くそれらのライン1〜4を経
て、防錆ライン4を出た車両が出荷される。
【0009】またここにおける最終工程は、作業者が作
業を行う作業領域として、この工程以前の車体組立てや
塗装工程で手直しがあった車両についての手直しがあっ
た部分の重点確認作業や上記CSライン1で不具合が発
見された車両についてのその不具合があった部分の手直
し作業等を行う、CSライン1に隣接する作業Aゾーン
5と、上記テスターライン2を出た車両についてのそれ
までの工程で生じた塗装傷の補修等を行う、テスターラ
イン2の出口に隣接する作業Bゾーン6と、上記テスタ
ーライン2で不具合が発見された車両についてのホイー
ルアライメントや光軸の再調整等を行う、これもテスタ
ーライン2の出口に隣接する作業Cゾーン7と、上記O
Kライン3で水漏れが確認された車両についての水密性
の確保のための手直し等を行う、OKライン3に隣接す
る作業Dゾーン8とを具えるとともに、該最終工程の管
理者が駐在する、防錆ライン4の出口に隣接する管理ブ
ース9を具えている。
【0010】図2は、上記最終工程とその前の車両組立
工程とを持つ車両組立工場の生産管理システムを示す構
成図であり、図中符号11で示す、該自動車生産工場全体
の生産管理および品質管理を行う全体管理コンピュータ
には、生産順決定および部品単位での原価管理その他を
行う図示しない工場ホストコンピュータが接続されると
ともに、管理系ローカルエリアネットワーク(LAN)
12と生産情報系LAN13とを持つ基幹LAN14を介し、
生産管理用ファイルサーバ(F/S)15と、品質管理用
F/S16と、上記車両組立工程と最終工程とを管理する
工程管理コンピュータ17とが接続されている。
【0011】ここにおける工程管理コンピュータ17は、
通常時に稼働するオンラインコンピュータ17a と、その
コンピュータ17a の故障時等に稼働するバックアップコ
ンピュータ17b とを並列接続して構成されるとともに、
それらで共用するようにハードディスクドライブからな
る二つのデータベース(D/B)18を具え、その工程管
理コンピュータ17には上記基幹LAN14を介し、端末装
置と各種外部記憶装置とプリンタとを持つ組立品質管理
用エンジニアリングワークステーション(EWS)19が
接続されている。
【0012】そして上記工程管理コンピュータ17および
組立品質管理用EWS19には、入出力用の端末装置20を
工程内の各所に持つ工程内LAN21を介し、上記車両組
立工程のペインティッドボディライン(PBL)とメイ
ンラインとの管理用のセルコントローラ22と、サブライ
ンの管理用のセルコントローラ23と、上記最終工程のテ
スター等の自動機の管理用のセルコントローラ24と、そ
の最終工程がある工場1階のCSライン1、OKライン
3および各作業ゾーンでの作業者への作業指示および品
質管理用のセルコントローラ25と、上記車両組立工程の
PBL、メインラインおよびサブラインがある工場2階
の有人ラインでの作業指示および品質管理用のセルコン
トローラ26とが設けられており、それらのセルコントロ
ーラ22〜26も、各々コンピュータで構成されるととも
に、入出力用端末装置27〜31をそれぞれ有している。
【0013】さらにここにおける生産管理システムは、
上記ライン管理用のセルコントローラ22〜24にそれぞれ
接続されるとともに互いにLAN32を介し接続されて、
上記車両組立工程でライン毎に制御を総括する、マイク
ロコンピュータを具えるプログラマブル・ロジックコン
トローラ(PLC)33と、作業者への表示用の生産実績
表示盤34と、上記メインライン管理用のセルコントロー
ラ22に接続された、上記電車が搭載するマイクロコンピ
ュータに対する情報の受渡し制御用の複数のIDコント
ローラ35と、上記最終工程の管理用のセルコントローラ
24に接続された後述する納期管理表示盤36、各々コンピ
ュータからなるテスター自動判定記録装置37、OK処理
装置38およびファイナルID管理装置39と、上記1階の
品質管理用セルコントローラ25にインターフェイス(I
/F)40を介し接続された部品仕様指示装置41、プリン
タを持つ端末装置である品質チェック処理装置42、重要
保安部品の締付保証装置43等と、上記2階の品質管理用
セルコントローラ26にI/F40を介し接続された部品仕
様指示装置41、品質チェック処理装置42、重要保安部品
の締付保証装置43およびVIDラベル発行装置44とを具
えている。
【0014】ここで上記VIDラベル発行装置44は、上
記車両組立工程の最終位置のIDコントローラ35が電車
から受け取った、その電車が搬送して来た車両の識別番
号のデータをバーコードに変換して、そのバーコードを
印刷したVIDラベルを発行し、そのVIDラベルは対
応する、電車から降ろされた車両のインストルメントパ
ネル上に載置され、上記OK処理装置38のうちのマスタ
ー装置は、上記テスターライン2でこれから検査する各
車両から作業者が取り出して該装置に投入したVIDラ
ベルのバーコードを読み取って、その車両の検査内容を
各テスターに知らせ、また上記OK処理装置38うちのス
レーブ装置は、上記OKライン3で検査の結果合格とな
った車両から作業者が取り出して該装置に投入したVI
Dラベルのバーコードを読み取って、合格となった車両
の識別番号を上記最終工程管理用セルコントローラ24に
知らせる。
【0015】そして上記ライン毎のPLC33にはそれぞ
れ、自動化マスター用や、部品供給用コンベヤ(C/
V)の作動制御用、上記電車の走行・停止制御用等の複
数のPLC45が接続され、それらの自動化マスター用P
LC45にはさらに、部品組付けロボット等の作業設備の
制御用の図示しないPLCが接続されている。また、上
記ファイナルID管理装置39には、IDカード46に対す
る情報の受渡し制御用の複数のIDコントローラ47が接
続されており、そのIDコントローラ47に対する無線通
信機能と、与えられたデータの記憶機能とを有する上記
IDカード46(例えば本出願人が先に出願した特開昭61
−108080号参照)は、上記車両組立工程の最終位置で、
電車から降ろされた車両に搭載されるとともに、その車
両を搬送して来た電車のマイクロコンピュータが保持し
ていたその車両の識別番号その他のデータを上記IDコ
ントローラ35およびIDコントローラ47を介し移載され
て、その車両とともに上記最終工程内を移動する。
【0016】ところで、この実施例の納期管理補助装置
は、図1に示すように、識別番号入力手段として用いる
上記IDコントローラ47のアンテナ48を、上記最終工程
内のCSライン1、OKライン2、および防錆ライン4
の入口と、作業Aゾーン5、作業Bゾーン6、作業Cゾ
ーン7および作業Dゾーン8の入口とにそれぞれ配置す
るとともに、これも識別番号入力手段として用いる上記
OK処理装置38のマスター装置を、テスターライン2の
入口に配置し、さらに、手入力で識別番号を入力し得る
ように、上記端末装置20も何箇所かに配置しており、そ
れゆえ、各ラインおよび各作業ゾーン内にある車両の識
別番号は全て、上記IDカード46および上記VIDラベ
ルから上記セルコントローラ24を介し、また上記端末装
置20から直接、納期管理表示盤制御手段として用いる上
記工程管理コンピュータ17に入力される。
【0017】そして、この実施例の納期管理補助装置が
用いる上記納期管理表示盤36は、図3に示すように、セ
ルコントローラ24に接続された親機としての全体表示盤
36aと、その全体表示盤36a にそれぞれ接続された子機
としての領域別表示盤36b とからなるとともに、それぞ
れにセレクトスイッチ36c を具えており、ここで上記全
体表示盤36a は、図1に示すように、作業Cゾーン7内
の、管理ブース9から見易い位置に設置され、その全体
表示盤36a には、図4に示すように、当該最終工程内の
全仕掛かり車両台数と、納期が近い五台の車両の識別番
号(シリアル)と、それらの車両の判別を助けるそれら
の車両の車種、カラーおよび仕向地と、それらの車両の
当該最終工程内での有り場所とを表示し得る、例えばド
ットマトリックス式の表示器49が設けられるとともに、
進捗注意ランプ50が設けられている。
【0018】また上記領域別表示盤36b は、図1に示す
ように、作業Aゾーン5〜作業Dゾーン8の各作業ゾー
ン内の見易い位置に設置され、それらの領域別表示盤36
b にも、上記全体表示盤36a と同様に、それが設置され
た作業ゾーン内の仕掛かり車両台数と、納期が近い五台
の車両の識別番号(シリアル)と、それらの車両の車
種、カラーおよび仕向地とを表示し得る、例えばドット
マトリックス式の表示器が設けられるとともに、進捗注
意ランプが設けられている。
【0019】しかしてここにおける工程管理コンピュー
タ17は、各ラインおよび各作業ゾーン内にある車両の識
別番号を入力されると、それらの識別番号を、先に記し
た全体管理コンピュータ11から送られて来る、所定の期
間内に生産する車両の識別番号と納期とを示す納期管理
表と照合して、各ラインおよび各作業ゾーン内にある車
両の納期を調べ、当該最終工程内全体として納期が近い
順に10台分の車両の識別番号と車種とカラーと仕向地と
有り場所とのデータを順次上記全体表示盤36aに送る一
方、各作業ゾーン内にある車両のうちで納期が近い順に
10台分の車両の識別番号と車種とカラーと仕向地とのデ
ータを順次その作業ゾーン内の上記領域別表示盤36b に
送り、それらの表示盤36a, 36bは、送られてきた10台分
のデータのうち、納期が近い順に5台分の車両のデータ
を、納期順に上から順次表示し、セレクトスイッチ36c
を作業者が操作すると、残る5台分の車両のデータを、
納期順に上から順次表示する。
【0020】従って例えば、納期が近い車両が、ある作
業ゾーンから他の作業ゾーンへ移動した場合には、その
車両が有った作業ゾーンの領域別表示盤36b からその車
両の識別番号が除かれ、代わりにその車両の移動先の作
業ゾーンの領域別表示盤36bにその車両の識別番号が表
示されることになる。
【0021】さらにここにおける工程管理コンピュータ
17は、納期が、例えばその日の現在時点30分後である
等、極めて迫っている車両の識別番号のデータを、上記
全体表示盤36a と上記各領域別表示盤36b とに送り、そ
れらの表示盤36a, 36bは、図では右隅の、その納期が迫
っている車両の識別番号の表示に対応する進捗注意ラン
プ50を点滅させて、管理者および作業者に注意を促す。
【0022】従って、この実施例の納期管理補助装置に
よれば、各作業ゾーン5〜8の作業者が各々、その作業
ゾーンの領域別表示盤36b を見て自分の作業ゾーン内の
仕掛かり車両台数と納期が近い車両とを把握して、納期
遅れが生じないように作業することができ、また管理者
も、全体表示盤36a を見て当該最終工程内の全仕掛かり
車両台数と納期が近い車両の進捗状況とを把握して作業
者に指示できるので、納期管理が容易になるとともに、
納期遅れが生ずるおそれがある車両の仕上げの工数も削
減でき、作業者の負担を軽減することができる。そして
この実施例によれば、納期が迫っている車両についてさ
らに進捗注意ランプ50を点滅させて注意を促すので、納
期遅れの発生をさらに確実に防止することができる。
【0023】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、車両の
識別番号の入力を全てIDカード46からIDコントロー
ラ47を経て行うようにしても良く、また納期管理表示盤
制御手段を構成するコンピュータを全体納期管理表示盤
内に設けても良い。さらにこの発明の装置は、自動車以
外の車両の生産の最終工程にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】かくしてこの発明の装置によれば、各作
業領域の作業者が各々、領域別納期管理表示盤を見て自
分の作業領域内の仕掛かり車両台数と納期が近い車両と
を把握しつつ作業でき、また管理者も、全体納期管理表
示盤を見て当該車両生産最終工程内の全仕掛かり車両台
数と納期が近い車両の進捗状況とを把握して作業者に指
示できるので、納期管理が容易になるとともに、納期遅
れが生ずるおそれがある車両の仕上げの工数も削減で
き、作業者の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車両生産最終工程の納期管理補助装
置の一実施例を適用した、自動車の生産の最終工程のレ
イアウトを示す平面図である。
【図2】上記実施例の装置を構成する、上記最終工程と
その前の車両組立工程とを持つ車両組立工場の生産管理
システムを示す構成図である。
【図3】上記実施例の装置における納期管理表示盤を示
す構成図である。
【図4】上記納期管理表示盤のうちの全体表示盤を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 CSライン 2 テスターライン 3 OKライン 4 防錆ライン 5 作業Aゾーン 6 作業Bゾーン 7 作業Cゾーン 8 作業Dゾーン 17 工程管理コンピュータ 36 納期管理表示盤 36a 全体表示盤 36b 領域別表示盤 36c セレクトスイッチ 38 OK処理装置 46 IDカード 47 IDコントローラ 48 アンテナ 49 表示器 50 進捗注意ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉島 寛 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 高野 裕之 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (72)発明者 井上 政昭 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−175272(JP,A) 特開 昭62−224562(JP,A) 特開 平4−93156(JP,A) 特開 平4−184602(JP,A) 特開 平2−22706(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 65/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両生産最終工程内の各ラインおよび各
    作業領域に設置されて、そこにある車両の識別番号を入
    力する識別番号入力手段(38,47)と、 前記車両生産最終工程内の前記各作業領域に設置された
    領域別納期管理表示盤(36b)と、 前記車両生産最終工程内の所定の場所に設置された全体
    納期管理表示盤(36a)と、 前記入力された識別番号を納期管理表と照合して、前記
    各領域別納期管理表示盤に、その表示盤が設置された作
    業領域内の、仕掛かり車両台数と、納期が近い車両の識
    別番号とを表示させるとともに、前記全体納期管理表示
    盤に、当該車両生産最終工程内の、全仕掛かり車両台数
    と、納期が近い車両の識別番号およびその車両の有り場
    所とを表示させる納期管理表示盤制御手段(17)と、 を具えてなる、車両生産最終工程の納期管理補助装置。
JP4305612A 1992-11-16 1992-11-16 車両生産最終工程の納期管理補助装置 Expired - Fee Related JP2884955B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4305612A JP2884955B2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 車両生産最終工程の納期管理補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4305612A JP2884955B2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 車両生産最終工程の納期管理補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06144317A JPH06144317A (ja) 1994-05-24
JP2884955B2 true JP2884955B2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=17947240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4305612A Expired - Fee Related JP2884955B2 (ja) 1992-11-16 1992-11-16 車両生産最終工程の納期管理補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2884955B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62175272A (ja) * 1986-01-28 1987-07-31 Toyota Motor Corp 工程内車両管理装置
JPH0665458B2 (ja) * 1986-03-26 1994-08-24 株式会社日立製作所 工程管理デ−タ表示装置
JPH0222706A (ja) * 1988-07-12 1990-01-25 Fujitsu Ltd 工程管理システムにおける納期調整指示装置
JP2971540B2 (ja) * 1990-08-03 1999-11-08 本田技研工業株式会社 生産管理システム
JPH04184602A (ja) * 1990-11-20 1992-07-01 Hitachi Ltd 生産計画作成システムおよび生産計画作成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06144317A (ja) 1994-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6801821B2 (en) Assembly line control system
US5321619A (en) Production control method and system therefor
JP2973745B2 (ja) 物品生産工程の品質管理システム
JP2000085649A (ja) 車両の組立ライン
JP2008000892A (ja) 組立ライン制御システム
GB2248945A (en) Production line management system
Goyal et al. Integrating production and quality control policies: A survey
Esparrago Jr Kanban
JP2884955B2 (ja) 車両生産最終工程の納期管理補助装置
Ulgen et al. Simulation in the automobile industry
Guide Jr et al. Implementation of drum-buffer-rope at a military rework depot engine works
JP2009001132A (ja) 航空機用ホイルの自動締付け装置
JP2002046823A (ja) 損傷状況分析方法、損傷状況分析システム、損傷状況入力端末及び記録媒体
JP3212993B2 (ja) 生産管理システム
CN112658662B (zh) 设备组装方法与机车转向架
GB2279775A (en) Production line control system
Knezevic Chief mechanic: the new approach to aircraft maintenance by Boeing
JPH04199305A (ja) 生産管理システム
Etschmaier Transit bus maintenance management in the United States
JPH10249678A (ja) 製造管理システム
JP2851411B2 (ja) 生産管理システム
JP3989427B2 (ja) 車両の組立ライン
JPH04223826A (ja) 生産工程管理システム
Hinsch et al. Maintenance
Monden et al. “autonomous defects control” assures product quality

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090212

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100212

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees