JP2884260B2 - 導電性硫化亜鉛粉体、その製造方法及びその用途 - Google Patents

導電性硫化亜鉛粉体、その製造方法及びその用途

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は導電性硫化亜鉛粉体、その製造方法及びその
用途に関するものである。詳しくは、表面が硫化銅で被
覆され、プラスチックス、合成繊維及び積層紙等に帯電
防止性を付与するに用いられる硫化亜鉛粉体に関する。
[従来の技術] プラスチックスの電気絶縁性は既知である。しかし、
プラスチックスは特殊な用途においては若干の導電性を
備えることが益々要求され始めている。その種の用途と
しては、電子コンポーネントを外界の電磁界から遮蔽す
る(例えばコンピューターハウジングの場合)場合の
外、静電気を放電すべき場合、例えば包装産業又は爆薬
の貯蔵の場合である。
帯電防止性を備えた集積回路コンポーネント等、医療
用ゴム物品類、帯電防止性を備えた全面敷詰め(wall−
to−wall)カーペット、帯電防止「クリーンルーム」、
導電性の金属入り接着剤等の各種用途がある。導電性で
あったり、導電性の表面層を有しているプラスチック部
品には、帯電防止塗料が塗布されている。
導電性粉粒体を加えることによってポリマーを導電性
にすることは知られている。例えば、金属又はカーボン
ブラック粉体、半導体酸化物、例えば酸化亜鉛又はヨウ
化物例えばヨウ化銅も用い得る。
原則的には、市販されていて、フィラーとして入手可
能な添加剤を含有するポリマー類は黒色である。その理
由はこれらポリマーがカーボンブラック又は金属粉粒体
を含有するからである。しかし、黒色は多くの用途には
好まれない。充填剤として、例えば酸化亜鉛を含有する
ポリマー類は導電特性については不安定であり、充填剤
として例えばヨウ化銅を含有するポリマー類は完全には
不活性とはいえない。アンチモンで活性化された(dope
d)酸化スズは毒性上、容認できない場合がある。ヨー
ロッパ特許第025583号明細書から、酸化チタン粉体をア
ンチモン活性化酸化スズ層で被覆することが知られてい
る。既知の導電性白色粉体は染料又は顔料を加えること
によって、導電性有色顔料に変えることもできる。
銅の導電性は同様に古くから知られているが、それが
相当に高価であることが帯電防止剤として広く用いられ
ることを妨げている。しかも、純粋な硫化銅は殆ど黒色
であるから、それよりも遥かに安価な導電性付与剤であ
るカーボンブラツク−同様に黒色−と現象的には極めて
近接している。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は導電性粉体を提供することであり、該
粉体が安定な導電性と共にポリマー類及び樹脂類中への
高い分散性を併せ有し、簡単で経済的な方法で製造可能
であることをも包含する。
この目的は次の様にして、本発明の意図する形で達成
される。即ち、それは無機質粉体に導電性被覆を施すこ
とによって導電性粉体を得ることである。本発明によれ
ば、導電性粉体は硫化銅被覆付き硫化亜鉛を主体とす
る。
本発明の導電性粉体は相対的に安価な顔料級の硫化亜
鉛を重量では主成分として含有し、小粒径であると共に
極めて高度な分散性を備えている。しかも、この芯材の
硫化亜鉛が殆ど黒色の硫化銅を中間色である緑に明るく
変えている。本発明の導電性粉体中の硫化銅の比率は重
量で2〜30%、好ましくは6〜18%である。
基質又は芯材として用いられる硫化亜鉛は純度97%以
上という高純度品である。この純度の製品は一般に顔料
級を意図して作られている。その結果として、本発明の
目的に好適な顔料級の硫化亜鉛製品はBET法による比表
面積1〜20m2/g、好ましくは2〜10m2/gのものである。
硫化銅被覆は種々の望ましい結果を作り出す。硫化銅
の割合は好ましくは6〜18重量%で、原材料費の低減に
相当に寄与することに加えて、全体として見た製品は純
粋の硫化銅と同等の電気特性を備えている。この硫化銅
層の厚さは比較的薄く、硫化亜鉛の上に一般に1〜5nm
であるから、被覆物は純粋の硫化銅よりも際立って明色
となる[例えば明度(brightness reference value):
硫化銅2.0;14% 硫化銅被覆付硫化亜鉛19.8]。硫化亜
鉛上の硫化銅層が顔料に対して典型的な処理である粉
砕、分散その他の処理過程にも十分な強度を備えていれ
ば、顔料級硫化亜鉛の有利な性質、例えば小粒径である
こと、高分散性、低摩耗性等は保持される。
芯材に対する硫化銅の優れた結合性は結晶工学の観点
からも説明できる。硫化銅と硫化亜鉛とは結晶構造の点
で異なるとはいえ、硫化銅の複雑な積層構造は分割不能
の平面からなっており、それらの平面は六方晶系のC軸
に垂直で、閃亜鉛鉱型及びウルツ鉱型の硫化亜鉛に対し
て最良の幾何学的適合にある。更に、硫黄イオンは各々
の金属イオンと等間隔にある。これは得られた被覆がす
ばらしく均一なことを物語るもので、SEM検査及びTEM観
察によって確認された。この均一被覆は以下の理由の説
明にもなっている。つまり、硫化銅が薄層状の被覆層、
例えば均一被覆が分子レベルで仮にエピタキシャルであ
っても、そのX線回折線は粉末状の硫化同純物質のそれ
と位置及び強度において一致するということである。
この関係を見る為に第1図のグラフを参照する。同図
は硫化銅で被覆された3種類の硫化亜鉛粉体の導電性が
硫化銅含量(重量%)に依存する状況を示している。硫
化銅被覆を硫化亜鉛上に形成させる一例は酸性水溶液中
で、また他例は等モル量のEDTA(エチレンジアミンテト
ラ酢酸塩)を加えてpH7で、更に他の例はアルカリ性水
溶液中で行なった。比較の為に、硫化銅粉体と硫化亜鉛
粉体の混合粉の導電性も併記する。
各粉体の導電性をペレット状の試料(1〜5mm厚)の
体積抵抗を測定することによって求めた。その目的の為
には、各粉体を型に充填して圧力90バールでペレットを
形成させ、圧力2〜5バールで電極を圧接して測定を行
なった。
グラフ作成に用いられた各粉体の基質は顔料級の硫化
亜鉛[d50(セデイグラフによる測定値)0.37μm;比表
面積8m2/g]である。
このグラフから判ることは次の通り:− 電気伝導率は両場合の何れにおいても低下する。すな
わち、 硫化銅含量が低い場合; 硫化銅含量が4〜12重量%へ急激に増加する場合。
該被覆が均一なものと仮定できれば、該層の厚さが約
3nmであることは上記数値から算出できる。上述の通り
に、硫化銅の結晶学的C軸に対して垂直に配向が成長す
ると仮定すれば、2原子層の厚み[cell;E(CuS):a=
0.3792nm;c=1.634nm)で十分に導電性を達成できるこ
とをこのことが意味している。
被覆層に要求されるこの最小限厚さの見地では、硫化
銅に要求される最小含有率も用いる硫化亜鉛のd50値に
依存した形で近似的に決定できる。もし、硫化亜鉛粉粒
体(比重約4g/cm3)が球状と仮定すれば、対応する比表
面積は関係式(1)を用いて算出できる: (1)比表面積(m2/g)=1.5/d50 [d50は前述の平均粒径(単位:μm)] その結果、厚さ3nmの層に対する硫化銅(比重4.7g/cm
3)の含有率も関係式(2)によって近似的に算出でき
る: (2)CuS(%)=2.26/d50 しかし、硫化銅の実際の必要量は稍多くなることを考
慮する必要がある。その理由は硫化亜鉛粉体が完全な球
状であることは稀だからである。しかも、実際の粉体が
微小であるために、比表面積に対する比例的関係を上回
ってしまう。他方、d50が極めて小さい場合には、上記
の関係式に合わない結果となる(例えばd50<0.02μm
であると、含有率が100を超える)。その理由は単純化
の為の仮定が意味を為さなくなった点にある。
[課題を解決するための手段] 本発明はまた、導電性の硫化亜鉛粒子を生産する方法
にも関する。本方法は硫化亜鉛と硫化銅との溶解性の差
(下記)にも依存している: [溶解度積:pKL(ZnS)=21.7;pKL(CuS)=40.2] 上述の見地においては、本発明の導電性硫化亜鉛粉粒
体を生産する方法はpH2〜12に保たれた銅塩の水溶液又
は該塩を水に分散させた液中で、硫化亜鉛粉体を激しい
攪拌下に該液と混合し、表面反応によって硫化銅で被覆
された硫化亜鉛を分離し、更に処理を進めることにあ
る。
本発明の方法によれば、亜鉛成分と銅成分との混合が
硫化亜鉛粉粒体の表面でイオン交換を生じさせ、その結
果、亜鉛イオンは溶液中に入り、代わって銅イオンが沈
殿する。該銅塩は硫化銅よりも水溶液中に溶解し易いこ
とを要する。また、溶解した亜鉛イオンが反応系溶液中
の何れかの成分と反応しない(選択した条件下では難溶
性又は不溶性の化合物を生成させない)様にすることに
留意すべきである。その理由は当該場合において、固−
液分離の後に得られる導電性粉体が望ましくない該亜鉛
化合物によって汚染される恐れがあるという点にある。
それに加えて、遊離の銅イオンの濃度が2.8×10-28g/
l[pKL(CuS)及びpKL(ZnS)から算出)]を超えるこ
とを要する。尤も、均一な分散液が調製され得る限り、
硫化亜鉛の濃度には一般的に制限は無い。しかしなが
ら、硫化亜鉛の濃度は一般に20g/lから300g/lの範囲に
あることが好ましい。
銅(II)塩は硫化銅よりも反応系媒体に溶解し易い銅
塩として用いることが好ましい。特に適当な銅塩は鉱酸
の銅(II)塩であり、例えばその硝酸塩、塩化物及び硫
酸塩である。硫酸銅(II)が更に好ましい。
該水溶液は一般に硫酸銅五水塩を最大754g/l、好まし
くは5〜100g/l含有する。
硫化亜鉛粉粒体上の硫化銅層の望ましい厚さは次の両
者によって近似的に求められる: ・銅化合物の添加量; ・用いられた硫化亜鉛の比表面積 本発明方法において両成分を混合する場合には、一般
的に次の何れであるかは決定的に重要ではない。
・銅塩水溶液に硫化亜鉛をそれ自体で添加するか又は水
に分散させて添加するか; ・銅塩の水溶液を硫化亜鉛の懸濁液中に添加するか。
何れの場合においても、該懸濁液を強く攪拌すること
及び均一化することを要する。
本発明方法において維持されるべき温度は10〜110℃
の間にある。室温よりも高温で反応を行なえば、反応速
度は大巾に増加する。均一で強固に接着する被覆を作成
するには、反応系混合物を当初は室温で攪拌し、次いで
系の温度を50〜80℃へ高める。反応速度は錯化剤を加え
ることによっても増加され得る。錯化剤としては、例え
ば水酸化アンモニウム又はEDTA(エチレンジアミンテト
ラ酢酸塩)である。錯化剤はまた、水酸化亜鉛又は水酸
化銅の様な望ましくない生成物の沈殿を妨げる。更に、
錯化剤は生成物の品質をも往々にして向上させる。
第2図のグラフは水酸化アンモニウムを加えることに
よる硫酸銅溶液のpH値の増加の関係を示す。蒸留水を加
えたことによる対応挙動を対照実験に示す。pH値の増加
は当初、塩基性硫酸銅の難溶性沈殿を生じさせ(これは
徐々に硫化銅に転化する)、更にアンモニアを加える
と、深青色の銅テトラアンミン錯体を生ずる。硫化亜鉛
と銅(II)塩との反応の終点は青色が消えることにって
示される。水酸化物又は水和水酸化物等の化学量論比の
異なったもの、更には塩化銅(II)の添加によるZnOCl2
の生成、硫酸銅の添加によるZnSO4・3Zn(OH)2・xH2O等
の望ましくない二次物質の沈殿を阻止するには、銅含有
溶液を硫化亜鉛の懸濁液中に導入することが適当であ
る。この操作は徐々にしかも溶解された銅イオンの濃度
が最小になる様に行なわれる。
別法として、該反応は酸性媒体中で、好ましくは硫酸
酸性媒体中でも行なうことができる。しかし、その場合
には反応時間が遥かに長くなる。
塩基又は酸による硫化亜鉛の溶解を防ぐ為に、反応媒
体をpH値2〜12に調整する。
市販級の硫化亜鉛(粒径0.05〜5μm)は本発明方法
において被覆されるべき基質として用い得る。しかし、
顔料級の硫化亜鉛(粒径0.2〜0.6μm及び比表面積2〜
10m2/g)が本発明方法に用いるには好適である。粒径が
上記よりも小さなものを用いると、その硫化銅の被覆層
を生成させる為に必要な量が劇的に増大し、その為の費
用は増大するが、その反面、導電性には大した増加が生
じない。硫化亜鉛の粒径を上記よりも大きくすると、硫
化銅の添加比率は減少するが、その応用特性はひどく損
なわれる。
本発明の導電性硫化亜鉛は次の様な各種の物に帯電防
止性能を付与するのに用いられる。例えば塗料、ラッカ
ー、ワニス、表面仕上剤及び被覆組成物並びに合成繊維
及び積層紙、更には導電性接着剤等である。
本発明を更に詳細に説明する為に下記の実験例を示
す。
実験例1 29.2gの硫酸銅五水塩を600mlの水に溶解させ、pH値を
濃アンモニア溶液で9に調節した。次に100gの硫化亜鉛
粉体(d50 *:0.37μm;BET比表面積:6.8m2/g)を攪拌下に
1分間以内で導入した。生成した硫化銅は生成物の11重
量%を占めた。この懸濁液を室温で30分間攪拌し、次に
65℃で85分間攪拌した。固−液分離後に回収された固形
物を110℃で乾燥した。該固形物の粉末電気伝導率の測
定値は1.9×10-2(Ω・cm)-1である。もし、硫化亜鉛
粉体をCu(II)溶液に加えれば、反応系溶液中には事実
上Sイオンが存在しないことになろう。反応系溶液と接
触した際に硫化亜鉛の溶解度積の関係で硫化亜鉛表面か
ら離脱する何れのSイオンも直ちに硫化銅として殆ど硫
化亜鉛表面に沈殿すると思われる。もし、硫化亜鉛懸濁
液を用いれば、硫化亜鉛の溶解度積に見合う若干量のS
イオンが溶液中に存在しよう。該溶解Sイオンが硫化銅
として沈殿した後には、硫化亜鉛粉体を用いた場合と同
一の状態となる。
実験例2 16.8gの硫酸銅五水塩を600mlの水に溶解させ、濃アン
モニア溶液でpHを9に調節した。100gの硫化亜鉛粉体
(d50:0.37μm;BET比表面積:6.8m2/g)を攪拌下に1分
間以内で導入した。生成した硫化銅は生成物の6.5重量
%を占めた。この懸濁液を室温で30分間攪拌し、60℃で
更に85分間攪拌した。固−液分離後に得られた生成物を
110℃で乾燥した。
この粉体の電気伝導率の測定値は4.7×10-7(Ω・c
m)-1であった。
実験例3 65.8gの硫酸銅五水塩を800mlの水に溶解させ、濃アン
モニア水でpHを9に調節した。100gの硫化亜鉛粉体(d
50:0.37μm;BET比表面積:6.8m2/g)を攪拌下に1分間以
内で導入した。生成した硫化銅は生成物の25重量%を占
めた。この懸濁液を室温で100分間攪拌し、次に60℃で2
1時間間攪拌した。生成物を分離し、洗浄し、次いで95
℃で乾燥した。
この粉体は9.2×10-2(Ω・cm)-1の電気伝導率を示
した。
実験例4 5.4gの硫酸銅五水塩を600mlの水に溶解させ、濃アン
モニア水でpHを9に調節した。100gの硫化亜鉛粉体(d
50:0.37μm;BET比表面積:6.8m2/g)を室温で攪拌下に導
入した。この懸濁液を室温で30分間、次に60℃で65分間
攪拌した。続いて固形物を液体から分離し、洗浄し、11
0℃で風乾した。
この粉体は硫化銅を2重量%含み、測定可能な程の電
気伝導率は観測されなかった[<10-9(Ω・cm)-1]。
実験例5 11gの硫酸銅五水塩を1000mlの水に溶解させ、濃硫酸
でpHを3まで低下させた。100gの硫化亜鉛粉体(d50:0.
3μm;BET比表面積8m2/g)を攪拌下に1分間以内に導入
した。この懸濁液を室温で90分間、続いて60℃で28時間
攪拌し、生成物を濾過後に洗浄及び110℃で乾燥した。
生成した硫化銅層は生成物の4重量%を占めた。測定可
能な程の電気伝導率は観測できなかった。[<10-9(Ω
・cm)-1]。
実験例6 35.9gの硫酸銅五水塩を1000mlの水に溶解させ、濃硫
酸でpHを3まで低下させた。100gの硫化亜鉛粉体(d50:
0.3μm;BET比表面積:8m2/g)を攪拌下に1分間以内に、
その溶液中に導入した。この懸濁液を室温で150分間、
続いて60℃で53時間、更に80℃で5時間攪拌した。濾
過、洗浄及び乾燥(110℃)後に、該粉体は3.0×10
-2(Ω・cm)-1の電気伝導率を備えていた。生成した硫
化銅は生成物の13.5重量%を占めた。
実験例7 65.8gの硫酸銅五水塩を1000mlの水に溶解させ、濃硫
酸でpHを3まで低下させた。100gの硫化亜鉛粉体(d50:
0.3μm;BET比表面積8m2/g)を攪拌下に1分間以内に溶
液中に導入した。この懸濁液を室温で150分間、続いて6
0℃で67時間、80℃で更に7時間攪拌した。続いて固−
液分離、洗浄及び乾燥(110℃)の後に、粉体は1.3×10
-1[(Ω・cm)-1]の電気伝導率を備えていた。硫化亜
鉛粉体上の硫化銅被覆の比率は25重量%に達した。
実験例8 5.4gの硫酸銅五水塩を1500mlの水に溶解させ、濃アン
モニア溶液でpHを10に調節した。次に、100gの硫化亜鉛
粉体(d50:0.3μm:BET比表面積8m2/g)を攪拌下に1分
間以内に導入した。この懸濁液を室温で30分間、60℃で
更に210分間攪拌した。30.5gの硫酸銅五水塩を250mlの
水に溶解した溶液を上記210分の間に徐々に滴下し、懸
濁液中の溶解銅の濃度を最低量保持される様にした。最
終生成物は13.5%の硫化銅を含有していた。粉体として
は、洗浄及び乾燥した生成物は1.5×10-1(Ω・cm)-1
の電気伝導率を示した。
第二次物質、例えばCu(OH)x(SO4)y・zH2Oの沈殿は錯
化剤の添加によって事実上防止できる。生成物の粉体X
線検出によれば、硫化銅及び硫化亜鉛の回折ピーク以外
には観測されなかった。
実験例9 35.9gの硫酸銅五水塩を750mlの水に溶解させ、濃アン
モニア溶液でpHを10まで上昇させた。100gの硫化亜鉛粉
体(初期粒径:約0.03μm;BET比表面積75m2/g)を攪拌
下で1分間以内に添加した。この懸濁液を室温で17時間
攪拌した。その後に、濾過によって回収された生成物を
洗浄し、乾燥した(110℃)。この粉体の測定可能な程
の電気伝導率は観測されなかった[<10-9(Ω・c
m)-1]。生成物は硫化銅13.5重量%を含有していた。
実験例10 16.1gの硫酸銅五水塩を300mlの水に溶解させ、濃アン
モニアでpHを10に上昇させた。50gの硫化亜鉛粉体
(d50:0.37μm;BET比表面積6.8m2/g)を次に溶液中に攪
拌下で導入した。この懸濁液を室温で18時間、続いて70
℃で攪拌してCu−アコ錯体の青色が消失するまで行なっ
た。生成物を分離し、洗浄及び乾燥した。生成した粉体
は1.2×10-1(Ω・cm)-1]の電気伝導率を備えている
と共に硫化銅12重量%を含有していた。
実験例11 各16.1gの硫酸銅五水塩を各300mlの水に溶解させ、濃
アンモニア溶液でpHを9に調節して4液を調整した。各
液に対して、各50gの硫化亜鉛粉体(d50:0.37μm;BET比
表面積6.8m2/g)を攪拌下で1分間以内に添加した。
懸濁液a)を40℃で16時間攪拌; 懸濁液b),c)及びd)を室温で16時間攪拌後に、続い
てb)を40℃で、c)を60℃で、d)を80℃で攪拌し
た。攪拌の終点は各液共に、その銅テトラアンミン錯体
の色が消失する時点とした。各生成物を分離し、洗浄
し、110℃で乾燥した。各生成粉体は下記の電気伝導率
を備えている。
a)2.8×10-2(Ω・cm)-1 b)2.3×10-2(Ω・cm)-1 c)1.1×10-2(Ω・cm)-1 d)2.9×10-2(Ω・cm)-1 各粉体において、硫化銅の含有率は12重量%であっ
た。
実験例12 29gの硫酸銅五水塩と43.4gのエチレンジアミンテトラ
酢酸ナトリウムとを1000mlの水に溶解させ、濃水酸化ナ
トリウム溶液でpHを10に調節した。次に、111gの硫化亜
鉛を懸濁液(300g/l)の形で60℃において1分間以内に
添加した。生成した硫化銅は生成物の10重量%を占めて
いた。この懸濁液を60℃で5時間攪拌して反応を完結さ
せた。固−液分離によって回収された固形物を110℃で
乾燥して、粉体として4.7×10-2(Ω・cm)-1の電気伝
導率を示す粉体を得た。
[発明の効果] 本発明の導電性粉体は硫化亜鉛粉末に硫化銅被覆を施
したことにより、硫化銅単品と同等の電気特性を備えな
がら、それよりも格段に淡色であって、しかも合成樹脂
配合物中への分散性も優れている。
また、本発明の方法によれば、上記導電性粉体を安価
に再現性良く製造することができる。
更に、本発明の導電性硫化亜鉛粉末を含有するエラス
トマー、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂は何れも優れた
帯電防止性能を示す。
【図面の簡単な説明】 第1図は硫化銅被覆硫化亜鉛粉体の電気伝導率が粉体中
の硫化銅含有率に依存する関係を示すグラフであり、第
2図は硫酸銅水溶液に水酸化アンモニウムを加えること
によるpH値増大に対する該溶液の応答を示すグラフであ
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D01F 1/04 D01F 1/04 (72)発明者 細井 学 埼玉県大宮市上小町194 (72)発明者 笠原 暢順 埼玉県狭山市水野812―9 (72)発明者 ウォルフ・ディータ・グリーブラー ドイツ連邦共和国 D―4130 マース 1 ツァーンシュトラーセ 25 (72)発明者 ヨルク・ホッケン ドイツ連邦共和国 D―4000 デュッセ ルドルフ 11 オーバーカッセラーシュ トラーセ 45 (72)発明者 ギュンター・ルドルフ ドイツ連邦共和国 D―6451 ノイベル ク 1 アルバート・シュバイツァー・ シュトラーセ 5 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09C 1/04 - 1/08

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硫化銅からなる層で被覆された硫化亜鉛粉
    体であることを特徴とする導電性硫化亜鉛粉体。
  2. 【請求項2】該硫化亜鉛粉体がBET法による比表面積
    (O)においてO(m2/g)≧1.5/dの関係[ここでdは
    硫化亜鉛のd50(μm)]を充すことを特徴とする請求
    項1に記載の導電性粉体。
  3. 【請求項3】該硫化亜鉛粉粒体がBET法による比表面積
    2〜10m2/gを有することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の導電性硫化亜鉛粉体。
  4. 【請求項4】該硫化亜鉛粉体が97%以上の純度を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の導電性
    硫化亜鉛粉体。
  5. 【請求項5】該硫化亜鉛粉体がウルツ鉱型結晶構造及び
    /又は閃亜鉛鉱型結晶構造を有することを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の導電性硫化亜鉛粉体。
  6. 【請求項6】該粉体中の硫化銅の重量%で表わされた比
    率が次の関係を充すことを特徴とする請求項1〜5の何
    れかに記載の導電性硫化亜鉛粉体: CuS≧2.3/d [ここで、dはμmで表わした硫化亜鉛のd50に等し
    い]
  7. 【請求項7】該硫化亜鉛粉体中の硫化銅の比率が2乃至
    30重量%であることを特徴とする請求項1〜6の何れか
    に記載の導電性硫化亜鉛粉体。
  8. 【請求項8】該被覆層が1〜5mmの厚さを有すること特
    徴とする請求項1〜7の何れかに記載の導電性硫化亜鉛
    粉体。
  9. 【請求項9】銅塩の水溶液又は水性懸濁液であってpH2
    〜12のものに激しく攪拌しながら硫化亜鉛の粉体を混合
    し、表面反応によって硫化銅の被覆を付与された硫化亜
    鉛粉体を分離し、更に乾燥することを特徴とする導電性
    硫化亜鉛粉体の製造方法。
  10. 【請求項10】該銅塩が硫化銅よりも水性媒体に一層容
    易に溶解し得ることを特徴とする請求項9に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】銅(II)塩を用いることを特徴とする請
    求項9又は10に記載の方法。
  12. 【請求項12】硫酸銅を用いることを特徴とする請求項
    9〜11の何れかに記載の方法。
  13. 【請求項13】硫酸銅五水塩を754g/l以下の濃度で含有
    する水性溶液を用いることを特徴とする請求項9〜12の
    何れかに記載の方法。
  14. 【請求項14】反応温度を10〜110℃の範囲に保つこと
    を特徴とする請求項9〜13の何れかに記載の方法。
  15. 【請求項15】顔料級の硫化亜鉛を用いることを特徴と
    する請求項9〜14の何れかに記載の方法。
  16. 【請求項16】請求項1〜15の何れかに記載の導電性硫
    化亜鉛粉体を帯電防止用として用いた合成繊維、積層
    紙、導電性接着剤組成物及び帯電防止性塗料。
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