JP2884020B2 - 犬猫用ペットフード - Google Patents
犬猫用ペットフードInfo
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- JP2884020B2 JP2884020B2 JP2404537A JP40453790A JP2884020B2 JP 2884020 B2 JP2884020 B2 JP 2884020B2 JP 2404537 A JP2404537 A JP 2404537A JP 40453790 A JP40453790 A JP 40453790A JP 2884020 B2 JP2884020 B2 JP 2884020B2
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- Japan
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- food
- peptide
- dogs
- cats
- pet food
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は嗜好性の優れた犬猫用ペ
ットフードに関する。
ットフードに関する。
【０００２】
【従来の技術及び解決すべき課題】ペットフードはドラ
イフード、セミモイストフード、缶詰タイプのウエット
フード等がある。ドライフードはとうもろこしや小麦粉
などの穀粉類にミートミール、チキンミール、大豆油
粕、ビール酵母等を加え、これをエクストルーダーで加
圧、混練、押し出したものに、嗜好性の向上を目的とし
て油脂類、各種のエキス類、フレーバー等をコーティン
グして得られる。セミモイストフードの場合は、保湿
剤、防黴剤などが添加され、製造法に若干の違いがある
が、基本的な原料配合はドライフードの場合と変わると
ころがない。
イフード、セミモイストフード、缶詰タイプのウエット
フード等がある。ドライフードはとうもろこしや小麦粉
などの穀粉類にミートミール、チキンミール、大豆油
粕、ビール酵母等を加え、これをエクストルーダーで加
圧、混練、押し出したものに、嗜好性の向上を目的とし
て油脂類、各種のエキス類、フレーバー等をコーティン
グして得られる。セミモイストフードの場合は、保湿
剤、防黴剤などが添加され、製造法に若干の違いがある
が、基本的な原料配合はドライフードの場合と変わると
ころがない。
【０００３】これらドライフード、セミモイストフード
はペットの飼育者にとって取り扱いが簡便であるが、ウ
エットフードに比べて嗜好性が劣る、あるいはすぐに食
べ飽きられる等の欠点がある。そのため、ドライフード
やセミモイストフードの嗜好性向上のために、バターま
たはその油溶性画分又は水溶性画分を添加する工夫（特
開昭６３−１８８３５０）がなされているが、その効果
はまだ満足すべきものではない。
はペットの飼育者にとって取り扱いが簡便であるが、ウ
エットフードに比べて嗜好性が劣る、あるいはすぐに食
べ飽きられる等の欠点がある。そのため、ドライフード
やセミモイストフードの嗜好性向上のために、バターま
たはその油溶性画分又は水溶性画分を添加する工夫（特
開昭６３−１８８３５０）がなされているが、その効果
はまだ満足すべきものではない。
【０００４】従って、本発明の目的は、嗜好性に優れ、
犬、猫等のペット用動物が飽きることなく食する犬猫用
ペットフードを提供することにある。
犬、猫等のペット用動物が飽きることなく食する犬猫用
ペットフードを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ペプチド
とバターとをペットフードに添加することによってペッ
ト用動物に対する嗜好性が著しく向上し、動物が飽きる
ことなく食することを見出し、本発明を完成した。即
ち、本発明は、動物性タンパク質を酵素分解して得られ
その８０重量％がアミノ酸数３〜２０からなるペプチド
によって構成されるペプチドとバターとを添加してなる
犬猫用ペットフードからなる。
とバターとをペットフードに添加することによってペッ
ト用動物に対する嗜好性が著しく向上し、動物が飽きる
ことなく食することを見出し、本発明を完成した。即
ち、本発明は、動物性タンパク質を酵素分解して得られ
その８０重量％がアミノ酸数３〜２０からなるペプチド
によって構成されるペプチドとバターとを添加してなる
犬猫用ペットフードからなる。
【０００６】本発明で使用されるペプチドを得るための
動物性タンパク質としては獣肉、家禽類の肉または魚介
類の肉等が挙げられるが、獣肉、家禽類の肉が好まし
い。この動物性タンパク質をプロテアーゼなどのタンパ
ク質分解酵素を使用して分解することによりペプチドと
する。このペプチドは、アミノ酸数３〜２０からなるペ
プチドによって８０重量％以上が構成されていることが
望ましい。
動物性タンパク質としては獣肉、家禽類の肉または魚介
類の肉等が挙げられるが、獣肉、家禽類の肉が好まし
い。この動物性タンパク質をプロテアーゼなどのタンパ
ク質分解酵素を使用して分解することによりペプチドと
する。このペプチドは、アミノ酸数３〜２０からなるペ
プチドによって８０重量％以上が構成されていることが
望ましい。
【０００７】このペプチドは、アミノ酸数１０以下のオ
リゴペプチドであることが好ましい。また、本発明で使
用されるバターは通常のバターはもとよりバターの油溶
性画分または水溶性画分も有効である。
リゴペプチドであることが好ましい。また、本発明で使
用されるバターは通常のバターはもとよりバターの油溶
性画分または水溶性画分も有効である。
【０００８】本発明のペットフードは、例えば、常法に
より製造されたペットフードの表面に該ペプチドとバタ
ーを被覆することによって得られる。また、製造の最終
工程で飼料原料に練り込むことによっても得られる。セ
ミモイストフードの場合は、後者の方法が適している。
上記、ペプチドの添加量はペット用動物の種類及び飼料
原料の種類、飼料形態、ペットフードのタイプ（ドラ
イ、セミモイスト）によって多少異なるが、飼料原料と
混合する場合は３〜１０重量％、または常法により製造
されたドライフードまたはセミモイストフードの表面に
被覆する場合は１〜７重量％が好ましい。
より製造されたペットフードの表面に該ペプチドとバタ
ーを被覆することによって得られる。また、製造の最終
工程で飼料原料に練り込むことによっても得られる。セ
ミモイストフードの場合は、後者の方法が適している。
上記、ペプチドの添加量はペット用動物の種類及び飼料
原料の種類、飼料形態、ペットフードのタイプ（ドラ
イ、セミモイスト）によって多少異なるが、飼料原料と
混合する場合は３〜１０重量％、または常法により製造
されたドライフードまたはセミモイストフードの表面に
被覆する場合は１〜７重量％が好ましい。
【０００９】また、バターの添加量もペプチドと同様に
各種の要因によって多少異なるが、飼料原料と混合する
場合は0.５〜５重量％、また常法により製造されたドラ
イフードまたはセミモイストフードの表面に被覆する場
合は0.１〜１０重量％が好ましい。ペプチド、バター共
に上記添加量より少い場合は嗜好性向上の効果が充分に
得られず、またそれより多く添加しても効果の増大は望
めない。
各種の要因によって多少異なるが、飼料原料と混合する
場合は0.５〜５重量％、また常法により製造されたドラ
イフードまたはセミモイストフードの表面に被覆する場
合は0.１〜１０重量％が好ましい。ペプチド、バター共
に上記添加量より少い場合は嗜好性向上の効果が充分に
得られず、またそれより多く添加しても効果の増大は望
めない。
【００１０】尚、本発明の犬猫用ペットフードのその他
の原料は、通常使用されるいずれの原料であってもよ
い。また、本発明の犬猫用ペットフードは、犬猫以外の
ペット動物に対しても、好適に給餌することができる。
の原料は、通常使用されるいずれの原料であってもよ
い。また、本発明の犬猫用ペットフードは、犬猫以外の
ペット動物に対しても、好適に給餌することができる。
【００１１】
【００１２】
【実施例１〜４及び対照例１〜２】第１表に示す基本原
料組成を粉砕、混合し、加水したものを加熱加圧押出機
により押出成形し、乾燥してペレットを得た。このペレ
ットを第２表に示すタロー、バター及びペプチドで被覆
し、ドッグフードを得た。
料組成を粉砕、混合し、加水したものを加熱加圧押出機
により押出成形し、乾燥してペレットを得た。このペレ
ットを第２表に示すタロー、バター及びペプチドで被覆
し、ドッグフードを得た。
【００１３】
【表１】
【００１４】
【表２】
【００１５】上記各例によって得られたドッグフードに
ついて下記の嗜好試験を実施した。 供試犬 柴犬５頭、ビーグル犬５頭 給餌方法 実施例のうち１点と比較例１及び２の合計３点の 試料を各２００ｇづつ各犬に併置して給餌した。 試験日数 ４日間 摂餌量の測定基準 給餌から２０分後の摂餌量の測定。
ついて下記の嗜好試験を実施した。 供試犬 柴犬５頭、ビーグル犬５頭 給餌方法 実施例のうち１点と比較例１及び２の合計３点の 試料を各２００ｇづつ各犬に併置して給餌した。 試験日数 ４日間 摂餌量の測定基準 給餌から２０分後の摂餌量の測定。
【００１６】 摂餌量の判定 全摂餌量に対する各ドッグフードの摂餌量の割合 を重量％で示す。 嗜好試験の結果は下記第３表の通りであった。
【００１７】
【表３】
【００１８】
【実施例５〜８】第４表に示す基本原料組成を粉砕、混
合し、加水したものを加熱加圧押出機により押出成形
し、乾燥させてペレットを得た。このペレットを第５表
に示すタロー、バター及びペプチドで被覆し、キャット
フードを得た。
合し、加水したものを加熱加圧押出機により押出成形
し、乾燥させてペレットを得た。このペレットを第５表
に示すタロー、バター及びペプチドで被覆し、キャット
フードを得た。
【００１９】
【表４】
【００２０】
【表５】
【００２１】上記各例によって得られたキャットフード
について下記の嗜好試験を実施した。 供試猫 １０匹 給餌方法 各実施例のうち１点と比較例３及び４の合計３点 の試料を各８０ｇづつ各猫に併置して給餌した。
について下記の嗜好試験を実施した。 供試猫 １０匹 給餌方法 各実施例のうち１点と比較例３及び４の合計３点 の試料を各８０ｇづつ各猫に併置して給餌した。
【００２２】 試験日数 ４日間 摂餌量の測定基準 給餌から２４時間後の摂餌量を測定した。 摂餌量の判定 全摂餌量に対する各キャットフードの割合を％で 示す。 嗜好試験の結果は下記第６表の通りであった。
【００２３】
【表６】
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、従来品と比較して、著
しく嗜好性に優れ、しかも動物が飽きることなく食する
ペットフードが提供される。
しく嗜好性に優れ、しかも動物が飽きることなく食する
ペットフードが提供される。
Claims (2)
- 【請求項１】 動物性タンパク質を酵素分解して得られ
その８０重量％以上がアミノ酸数３〜２０からなるペプ
チドによって構成されるペプチドとバターとを添加して
なることを特徴とする犬猫用ペットフード。 - 【請求項２】 ペプチドがオリゴペプチドである請求項
１に記載の犬猫用ペットフード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2404537A JP2884020B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 犬猫用ペットフード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2404537A JP2884020B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 犬猫用ペットフード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04222560A JPH04222560A (ja) | 1992-08-12 |
| JP2884020B2 true JP2884020B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=18514200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2404537A Expired - Lifetime JP2884020B2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 犬猫用ペットフード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2884020B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4910203B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2012-04-04 | 日本製粉株式会社 | 飼料の製造方法 |
| WO2006074087A2 (en) * | 2004-12-30 | 2006-07-13 | Hill's Pet Nutrition, Inc. | Methods for enhancing the palatability of compositions for consumption by animals |
| JP5736533B2 (ja) * | 2007-07-19 | 2015-06-17 | 学校法人北里研究所 | 抗ストレス作用と嗜好性向上効果を備えたペプチド性ペットフード素材 |
| JP2013208134A (ja) * | 2013-06-18 | 2013-10-10 | Kitasato Institute | ペプチドを利用した抗ストレス作用と嗜好性に優れたペットフード |
| WO2023194823A1 (en) * | 2022-04-04 | 2023-10-12 | Societe Des Produits Nestle Sa | Liquid animal digests including dairy fat |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP2404537A patent/JP2884020B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04222560A (ja) | 1992-08-12 |
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