JP2883308B2 - 床パネル支持構造 - Google Patents

床パネル支持構造

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JP2883308B2
JP2883308B2 JP10100496A JP10100496A JP2883308B2 JP 2883308 B2 JP2883308 B2 JP 2883308B2 JP 10100496 A JP10100496 A JP 10100496A JP 10100496 A JP10100496 A JP 10100496A JP 2883308 B2 JP2883308 B2 JP 2883308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅の1階床パ
ネルの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の1階床パネルの支持構造を図10
および図11に示す。図10は建物の外周壁部における
支持構造を示しており、図11は建物の内部における支
持構造を示している。まず、図10において、80は基
礎であり、基礎80の天端にはアンカーボルト82が突
設されており、L形の土台金具81が固定されている。
また、基礎80の側面には根太掛け83がコンクリート
釘84にて固定されている。85は端部を根太掛け83
に載置固定した床パネルであり、86は土台金具81に
載置して立設した外壁パネルである。
【0003】また、図11において、基礎80′の両側
面に根太掛け83,83を釘止めし、基礎80′上にて
端面を突き合わせてなる一対の床パネル85,85をそ
れぞれ根太掛け83,83に載置固定してある。なお、
床パネル85は、根太掛け83にて支持された両端間に
おいて、適宜基礎80,80′に沿って延びる大引き
(図示せず)にて支持されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の床パネ
ル支持構造では、基礎80,80′の側面に設けた根太
掛け83に床パネル85の端部を載置する際、床パネル
85の位置にずれが生じて、根太掛け83から落下する
危険性があった。この発明の目的は、床パネルの位置決
めが確実に行え、施工現場での安全性が向上する床パネ
ル支持構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の床パネル
支持構造は、基礎と、この基礎上に端部を位置決めして
載置した床パネルとを備え、床パネルは、端部を基礎に
載置して並設した複数本の根太と、これら根太上に固着
した面材とからなり、床パネルの下面端部近傍に、根太
に直交する長尺材からなる位置決め用のストッパを根太
の下面に掛け渡して設けたことを特徴とするものであ
る。請求項1記載の床パネル支持構造によると、床パネ
ルの下面端部近傍に設けたストッパが当りとなり、床パ
ネルの位置決めが行える。さらに、ストッパが根太に直
交して掛け渡した長尺材であり、ストッパによって床パ
ネルの補強が行える。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態 この発明の第1の実施の形態を図1ないし図5に基づい
て説明する。図1および図2は建物の外周壁部における
床パネル支持構造を示しており、図3および図4は建物
の内部における床パネル支持構造を示している。
【0008】図1および図2において、10は基礎であ
り、基礎10の天端にはアンカーボルト12が突設され
ており、このアンカーボルト12に水平板11が固定さ
れている。水平板11は、基礎10に沿って延びる長尺
の金属板からなり、基礎10の上端縁より一側方に突出
して突出部11′を形成している。また、基礎10上に
は、耐力壁パネル20の台座18がアンカーボルト19
に固定されている。水平板11には、耐力壁パネル20
の台座18を避けるように切り欠き11aが形成されて
いる。なお、21は外壁パネルである。
【0009】また、13は床パネルであって、複数本の
並設した根太14の上面にパーティクルボードからなる
面材15を貼着してなる。面材15の端縁は、根太14
の端面より後退しており、各根太14の端部が突出して
いる。さらに、床パネル13の下面には、根太14に直
交して長尺材からなる位置決め用のストッパ16が取付
けられている。ストッパ16は、図5に示すように、床
パネル13の両端近傍部に、根太14の下面に掛け渡し
て釘止めされている。また、16′は、床パネル13の
中間部に、根太14の下面に掛け渡して釘止めした桟で
ある。
【0010】床パネル13は、根太14の端部14′を
水平板11に載置し、さら頭ドリルビスからなる固着具
17にて、根太14の端部14′を水平板11の突出部
11′に固定してある。さらに、床パネル13の端縁に
沿って目板22を根太14の端部14′に載置し、平頭
リングネイルからなる固着具23にて根太14に固定す
る。なお、目板22の厚みと床パネル13の面材15の
厚みは略同じに形成されている。
【0011】図3および図4において、基礎10′の天
端のアンカーボルト12に、水平板30を固定する。水
平板30は、基礎10′に沿って延びる長尺の金属板か
らなり、基礎10′の上端縁より両側方に突出した突出
部30′,30′を有し、かつ耐力壁パネル20の台座
18を避けるように切り欠き30aが形成されている。
【0012】基礎10′の両側に配置した床パネル1
3,13の端部を水平板30の突出部30′,30′に
載置し、根太14の端部14′を水平板30の突出部3
0′に固着具17にて固定する。さらに、床パネル13
の端縁に沿って目板22を固定する。なお、水平板1
1,30にて支持した床パネル13の両端間において、
適宜基礎10,10′に沿って延びる大引き(図示せ
ず)にて床パネル13を支持する。
【0013】このように構成された床パネル支持構造に
よると、床パネル13の端部近傍における下面にストッ
パ16を設けたので、床パネル13を水平板11,30
に載置した際に、ストッパ16が当りとなって、床パネ
ル13の位置決めが容易に行え、かつストッパ16が水
平板11,30に当接し、仮置き状態で床パネル13が
移動して落下するのを防ぐことができ、施工性ならびに
施工現場での安全性が向上する。
【0014】また、根太14に直交して長尺材のストッ
パ16ならびに桟16′を設けたことにより、ストッパ
16ならびに桟16′が補強の役割を果たし、床パネル
13の強度が向上する。また、床パネル13の端部を支
持する水平板11,30を、基礎10,10′上に載置
固定するので、レベル合わせが不要となる。しかも、水
平板11,30は基礎10,10′の天端に突設したア
ンカーボルト12に固定するので、従来のような基礎側
面に根太掛けを釘止めする作業に比べれば、施工性が格
段に向上する。
【0015】また、基礎10,10′上に側方にまで突
出して設けた水平板11,30に、床パネル13の端部
を載置するので、床パネル13の支持面積が広くなり、
床パネル13を安定して支持でき、かつ施工も容易であ
る。また、水平板11,30の突出部11′,30′を
利用して床パネル13の端部を固着具17にて固定する
ので、床パネル13の固定作業が簡単かつ確実に行え
る。
【0016】また、水平板11,30の一部に切り欠き
11a,30aを形成したので、基礎10,10′上面
に直接取付けられた耐力壁パネル20が水平板11,3
0の取付けの障害とならない。さらに、床パネル13を
構成する根太14の端部14′にて直接目板22を支持
するので、施工性に優れる。しかも、目板22は、床パ
ネル13の面材15と略同じ厚さであって、目板22の
取付けによって床面に段差が発生せず、捨て貼りも不要
となる。
【0017】なお、水平板11,30は短尺もので、基
礎10,10′上に所定間隔置きに設置して床パネル1
3を支持するものでもよい。また、床パネル13の構造
も実施の形態の構造に限るものではない。 第2の実施の形態 この発明の第2の実施の形態を図6ないし図9に基づい
て説明する。図6および図7は建物の外周壁部における
床パネル支持構造を示しており、図8および図9は建物
の内部における床パネル支持構造を示している。なお、
第1の実施の形態と同一部分は同一符号を付してその説
明を省略する。
【0018】図6および図7において、35は基礎10
の天端に突設したアンカーボルト36に固定したL形の
土台金具であり、基礎10に沿って延設され、外壁パネ
ル21を支持している。土台金具35の基礎載置片37
は、基礎10の上端縁より一側方に突出して突出部3
7′を形成している。床パネル13は、端部を基礎載置
片37に載置し、根太14の端部14′を基礎載置片3
7の突出部37′に固着具17にて固定してある。さら
に、床パネル13の端縁に沿って目板22を固定する。
【0019】図8および図9において、基礎10′の天
端のアンカーボルト41に、水平板40を固定する。水
平板40は、基礎10′に沿って延びる長尺の金属板か
らなり、基礎10′の上端縁より両側方に突出した突出
部40′,40′を有している。基礎10′の両側に配
置した床パネル13,13の端部を水平板40にそれぞ
れ載置し、根太14の端部14′を水平板40の突出部
40′に固着具17にて固定する。さらに、両側を床パ
ネル13の根太14の端部14′に載置して、基礎1
0′に沿って目板42を設ける。目板42は、根太14
の端部14′に平頭リングネイルからなる固着具43に
て固定する。
【0020】このように構成された床パネル支持構造に
おいても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】請求項1記載の床パネル支持構造による
と、床パネルの下面端部近傍に設けたストッパが当りと
なり、床パネルの位置決めが行え、仮置き状態での床パ
ネルの落下等の危険がなく施工現場での安全性が向上す
る。さらに、ストッパが根太に直交して掛け渡した長尺
材であり、ストッパによって床パネルの補強が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における外周壁部
の床パネルの断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態における外周壁部
の床パネルの平面図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態における建物内部
の床パネルの断面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態における建物内部
の床パネルの平面図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態における床パネル
の正面図である。
【図6】この発明の第2の実施の形態における外周壁部
の床パネルの断面図である。
【図7】この発明の第2の実施の形態における外周壁部
の床パネルの平面図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態における建物内部
の床パネルの断面図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態における建物内部
の床パネルの平面図である。
【図10】従来例における外周壁部の床パネルの断面図
である。
【図11】従来例における建物内部の床パネルの断面図
である。
【符号の説明】
10,10′ 基礎 13 床パネル 14 根太 15 面材 16 ストッパ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎と、この基礎上に端部を位置決めし
    て載置した床パネルとを備え、前記床パネルは、端部を前記基礎に載置して並設した複
    数本の根太と、これら根太上に固着した面材とからな
    り、 前記床パネルの下面端部近傍に、前記根太に直交する長
    尺材からなる位置決め用のストッパを前記根太の下面に
    掛け渡して設けた ことを特徴とする床パネル支持構造。
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