JP2883025B2 - イージーピール性共押出積層フィルム - Google Patents

イージーピール性共押出積層フィルム

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JP2883025B2
JP2883025B2 JP7125818A JP12581895A JP2883025B2 JP 2883025 B2 JP2883025 B2 JP 2883025B2 JP 7125818 A JP7125818 A JP 7125818A JP 12581895 A JP12581895 A JP 12581895A JP 2883025 B2 JP2883025 B2 JP 2883025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒートシール性を有す
る積層フィルムに関し、さらに詳しくは、密封性とイー
ジーピール性(易開封性)を有するとともに、均一かつ
円滑に開封でき、開封時の剥離面が美麗で、糸引き現象
や膜引き現象がなく、しかもピンホールの発生が少な
く、耐衝撃性に優れたヒートシール部を形成することが
できるイージーピール性共押出積層フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】食品包装等の分野では、内容物の保護や
保存のために、シール性の良いヒートシール層を有する
多層ガスバリヤー性包装材料が用いられている。近年、
このような包装材料に対して、ヒートシールによる密封
性を満足するとともに、消費時に容易に開封できるイー
ジーピール性が要求されるようになってきている。そし
て、実用的な密封性とイージーピール性を兼ね備えた包
装材について、これまでに各種の提案がなされている。
【0003】例えば、特開昭57−131556号で
は、ポリエチレンまたはエチレン・酢酸ビニル共重合体
にポリブテン−1をブレンドした層、あるいは低密度ポ
リエチレンにポリプロピレンをブレンドした層をヒート
シール層とし、これと加工性改善樹脂層とを共押出して
なる、ポリオレフィン系樹脂層とイージーピール可能な
イージーピールフィルムの製造方法が提案されている。
特開昭60−239238号では、アイオノマーにエチ
レン・プロピレン共重合体をブレンドしてなるヒートシ
ール層を積層体のシール層として配してなる、オレフィ
ン系樹脂をシール相手として易開封性シールが可能な多
層包装材が提案されている。ところが、これらのイージ
ーピール性包装材料は、開封時に剥離面が繊維化してざ
らざらしたり、糸引き現象や膜引き現象(剥離時に層の
材質が膜状に剥れてくる)を生じ、その結果、シール面
の見栄えが著しく低下して、商品価値を損なうという問
題があった。
【0004】特開昭62−109768号では、ポリプ
ロピレン層と、ポリプロピレンを含む厚さ11μm以下
のブレンドポリマー層との共押出フィルムをシーラント
層とする易開封性密封包装材料が提案されている。しか
しながら、この包装材料は、ポリプロピレン層に接着力
がないため、開封時に両層間での界面剥離が生じて、均
一かつ円滑に開封することができず、しかも剥離面の美
観が損なわれ易い。
【0005】これらの問題点を解決するために、本発明
者は、少なくとも2層からなるヒートシール性積層フィ
ルムであって、シール層となる第1層に、エチレン・メ
タクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸メチル共
重合体、アイオノマー、エチレン・アクリル酸共重合
体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体及びエチレン
・アクリル酸メチル共重合体からなる群より選ばれる少
なくとも1種のポリマーと、ポリエチレン、ポリプロピ
レン及びエチレン・プロピレン共重合体からなる群より
選ばれる少なくとも1種のポリマーとのブレンドポリマ
ーを含有する層を配置し、第1層に隣接する第2層とし
て、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・メタ
クリル酸メチル共重合体、アイオノマー、エチレン・酢
酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エ
チレン・アクリル酸エチル共重合体、及びエチレン・ア
クリル酸メチル共重合体からなる群より選ばれる少なく
とも1種のポリマーを含有する層を配置すると共に、第
1層と第2層の凝集破壊強度を調整したイージーピール
性共押出積層フィルムを提案した(特開平5−2128
35号公報)。このイージーピール性共押出積層フィル
ムは、密封性とイージーピール性を有するとともに、均
一かつ円滑に開封でき、しかも開封時の剥離面が美麗
で、糸引き現象や膜引き現象が生じないという優れた特
徴を有するものである。しかし、このイージーピール性
共押出積層フィルムをヒートシール層として配置した多
層積層フィルム基材を深絞り成形して容器状の底材と
し、その中に内容物を充填した後、蓋材の積層フィルム
(シール相手材)と真空成形下に加熱してヒートシール
すると、容器の深絞り部のフランジコーナー部分(付け
根部分)にピンホールが発生し、その結果、製品の耐衝
撃性が不足する場合のあることがわかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シー
ル相手材との密封性が良好であるとともに、糸引き現象
を生じることなく容易に開封でき、剥離した面の見栄え
が良く、しかも深絞り成形した場合であっても、ヒート
シールによるピンホールの発生がなく、耐衝撃性に優れ
たイージーピール性共押出積層フィルムを提供すること
にある。また、本発明によれば、基材フィルム層との層
間での界面剥離ではなく、シール層の凝集剥離により、
均一かつ円滑なイージーピールを可能とするイージーピ
ール性共押出積層フィルムを提供することにある。
【0007】本発明者は、本発明者の提案に係る特開平
5−212835号公報に記載のイージーピール性共押
出積層フィルムにおいて、第2層を形成するポリマー中
にエチレン・プロピレン共重合体を多量にブレンドする
ことにより、第2層の耐熱性を向上させ、一方、第2層
にエチレン・プロピレン共重合体を含有させることによ
り低下した第1層との間の接着性を、第1層のブレンド
ポリマー中に酸変性ポリオレフィンを特定量ブレンドし
て補うことにより、優れたイージーピール性を保持しつ
つ、ピンホールの発生がなく、その結果、耐衝撃性に優
れたイージーピール性共押出積層フィルムの得られるこ
とを見いだした。
【0008】このイージーピール性共押出積層フィルム
は、例えば、ガスバリヤー性層を有する多層フィルム基
材と共押出またはラミネート等を行なうことにより、多
層積層構造の包装材料とすることができる。該包装材料
で形成された深絞り容器(底材)とヒートシール層を有
する蓋材とをヒートシールすれば、密封性とイージーピ
ール性を兼備し、かつ、耐衝撃性に優れた包装容器が得
られる。蓋材のシール層に、このイージーピール性共押
出積層フィルムを用いることもできる。
【0009】本発明のイージーピール性共押出積層フィ
ルムは、第1層の凝集破壊強度(凝集剥離強度)が低く
押えられていると共に、第2層との層間接着性(剥離強
度)が強く、しかも第1層の厚みもごく薄いものであ
る。したがって、開封時に、第1層と第2層との層間で
の界面剥離ではなく、主として第1層での凝集剥離が生
じるため、円滑かつ安定したイージーピールが可能にな
り、剥離面に膜引き現象が起こらず、繊維化して、糸引
き現象を生じることがない。また、特定のポリマーをシ
ール層の材料として使用しているため、密封性も良好で
ある。本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至
ったものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、少なくとも2層からなるヒートシール性積層フィル
ムであって、(a)シール層となる第1層は、エチレン
・メタクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸メチ
ル共重合体、アイオノマー、エチレン・アクリル酸共重
合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体及びエチレ
ン・アクリル酸メチル共重合体からなる群より選ばれる
少なくとも1種のポリマー(S1)、ポリエチレン、ポ
リプロピレン及びエチレン・プロピレン共重合体からな
る群より選ばれる少なくとも1種のポリマー(S2)、
及び酸変性ポリオレフィン(S3)を含むブレンドポリ
マーの層であって、該ブレンドポリマー中のポリマーS
1とポリマーS2との重量比(S1:S2)が95:5〜6
0:40の範囲内で、酸変性ポリオレフィンS3の配合
割合が7〜30重量%であり、該第1層の厚みが1〜2
0μmで、その凝集破壊強度が50〜1,000g/1
5mm幅の範囲内にあり、
【0011】(b)前記第1層に隣接する第2層は、エ
チレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル
酸メチル共重合体、アイオノマー、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン
・アクリル酸エチル共重合体及びエチレン・アクリル酸
メチル共重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種
のポリマー(M1)とエチレン・プロピレン共重合体
(M2)とを含むブレンドポリマーの層であって、該ブ
レンドポリマー中のポリマーM1とポリマーM2との重量
比(M1:M2)が10:90〜45:55の範囲内で、
該第2層の凝集破壊強度が第1層の凝集破壊強度の1.
5倍以上であり、そして(c)少なくとも第1層及び第
2層は、共押出により積層されたものである、ことを特
徴とするイージーピール性共押出積層フィルムが提供さ
れる。
【0012】以下、本発明について詳述する。まず、本
発明の課題と解決手段について、図面を参照しながらよ
り詳細に説明する。本発明者の提案に係る特開平5−2
12835号公報に記載のイージーピール性共押出積層
フィルムが配置された積層フィルム基材を深絞り成形し
て、図1に断面を示すように円筒形状の容器1とする。
この容器(底材)1の中に、内容物(例えば、ハム)3
を充填し、容器1とシール相手材(蓋材)2とをヒート
シールする。容器の形状及び大きさは、内容物を自動充
填するために、当該内容物3よりもやや大きめとする。
例えば、円形のスライスハムを自動充填する場合には、
通常、容器の直径をハムの直径よりも数mm程度大きく
する。容器1のシール面には、シーラント層が配置され
ている。
【0013】容器1(底材)に内容物を充填した後、蓋
材2を被せて、真空状態で加熱してヒートシールする。
その際、容器と内容物との直径の大きさに違いがあるた
め、図2に示すように、底材1の深絞り部分(円筒状容
器の側面)に多数の縦じわ4が発生する場合がある。こ
の縦じわ4のフランジコーナー部分(つけ根部分)5に
ピンホールが発生し易い。図3に、縦じわ4のフランジ
コーナー部分5の拡大断面図を示す。図3において、容
器1を作る積層フィルム基材の内層には、イージーピー
ル性共押出積層フィルムからなるシーラント層6が配置
されている。真空成形下でのヒートシールの際の加熱に
より、シーラント層が溶融、延伸されて、フランジコー
ナー部分5のシーラント層7が薄くなり、ピンホール発
生の原因となる。このシーラント層6が薄くなったフラ
ンジコーナー部分5において、他の層との層間剥離が生
じ易い。また、このような状態の商品は、耐衝撃性に劣
り、落下の衝撃等により、シール部分が剥れたり、破れ
たりし易くなる。
【0014】本発明では、シーラント層の第2層に、エ
チレン・プロピレン共重合体が優位量となるブレンドポ
リマー層を配置して、第1層よりも耐熱性を向上させ、
それによって、ヒートシール時に第2層が溶融、延伸さ
れ、伸びて薄くなる現象を改善する。すなわち、第2層
に、従来のエチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA)な
どの耐熱性の低いポリマー層にかえて、耐熱性の良好な
エチレン・プロピレン共重合体がマトリックスとなるブ
レンドポリマー層を配置する。しかし、第2層をエチレ
ン・プロピレン共重合体を優位量となるようなブレンド
ポリマーにより形成することにより、第1層と第2層と
の間の接着性が低下し、開封時に両層間で層間剥離し、
イージーピール性や剥離面の外観等が損なわれる。この
問題点を解決するために、本発明では、さらに、第1層
を形成するポリマーブレンド中に酸変性ポリオレフィン
を特定量配合し、第1層と第2層との間の密着性を向上
させる。
【0015】本発明では、第1層と第2層を形成するポ
リマー成分とその配合割合などを工夫することにより、
図4に示すように、フランジコーナー部分のシーラント
層7が伸びて薄くなることのないイージーピール性共押
出積層フィルム、及びこれを用いた包装製品を得ること
ができる。本発明のイージーピール性共押出積層フィル
ムからなるシーラント層は、開封時に第1層と第2層と
が層間剥離することなく、第1層で凝集剥離が生じるた
め、円滑かつ安定したイージーピールが可能である。
【0016】(第1層)本発明のイージーピール性共押
出積層フィルムにおいて、シール層となる第1層は、エ
チレン・メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン
・メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)、アイオノ
マー(IO)、エチレン・アクリル酸共重合体(EA
A)、エチレン・アクリル酸エチル共重合体(EEA)
及びエチレン・アクリル酸メチル共重合体(EMA)か
らなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー
(S1)と、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)及びエチレン・プロピレン共重合体(Et−P
P)からなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー
(S2)と、さらに酸変性ポリオレフィン(S3)とのブ
レンドポリマーを含有する層である。
【0017】ヒートシールによる密封性を確保するため
には、シール層を形成するポリマーは、ヒートシール性
に優れたものであることが必要である。一方、安定した
イージーピール性を発現させるためには、第1層の凝集
破壊強度を開封が容易となる程度にまで低減させなけれ
ばならない。そこで、本発明では、第1層のマトリック
スポリマーとして、前記ポリマーS1を用い、かつ、イ
ージーピール性を発現させるために、このポリマーS1
に対して非相溶性である特定のポリマーS2をブレンド
して、凝集破壊強度を調整している。また、本発明で
は、第2層との層間接着性を向上させるために、第1層
のポリマーブレンドに酸変性ポリオレフィンS3を配合
している。ポリマーS1に対するポリマーS2のブレンド
割合(S1:S2)は、重量比で、通常、95:5〜6
0:40、好ましくは90:10〜65:35の範囲で
ある。ポリマーS2の割合が大きすぎると、密封性が低
下し、逆に、小さすぎると、凝集破壊強度を低下させる
ことが困難となる。
【0018】第1層を形成するブレンドポリマー中の酸
変性ポリオレフィンS3の配合割合は、7〜30重量
%、好ましくは10〜25重量%とする。酸変性ポリオ
レフィンの配合割合が7重量%未満であると、開封時に
第1層と第2層とが層間剥離するため、均一かつ円滑な
イージーピール性が低下する。酸変性ポリオレフィンの
配合割合が30重量%を越えると、第1層の接着性が大
きくなり過ぎて、シール相手材(蓋材)との間のイージ
ーピール性が損なわれる。酸変性ポリオレフィンとして
は、例えば、マレイン酸変性ポリプロピレン、マレイン
酸変性超低密度ポリエチレン、マレイン酸変性エチレン
・酢酸ビニル共重合体、カルボン酸変性ポリプロピレ
ン、カルボン酸変性ポリエチレンなどを挙げることがで
きる。
【0019】第1層のポリマーブレンド層の凝集破壊強
度は、50〜1,000g/15mm幅であり、好まし
くは100〜700g/15mm幅である。この凝集破
壊強度とは、ASTM D903−49に準拠した測定
方法(後述する)により求めた値であり、その材質のも
つ凝集力と相関性を有している。第1層の凝集破壊強度
が1,000g/15mm幅を越えると、イージーピー
ル性が低下し、逆に、50g/15mm幅未満である
と、衝撃などでシール部が剥離し易くなる。
【0020】開封が容易であるためには、一般的に剥離
強度は、シール面積の大きい面シールの場合には、好ま
しくは100〜300g/15mm幅、シール面積が小
さい線シールの場合には、好ましくは500g/15m
m幅程度とすることが実用的である。本発明のイージー
ピール性共押出積層フィルムは、開封時に第1層の凝集
剥離により剥離されるため、シール面の形状、面積等に
合わせて、その凝集破壊強度を調整することにより、シ
ール部の剥離強度を所望の値にすることができる。第1
層の厚みは、1〜20μm、好ましくは5〜15μmの
範囲である。第1層の厚みが20μmを越えると、開封
時に糸引き現象を起こし易くなるので、好ましくない。
一方、第1層の厚みが1μm未満では、イージーピール
性の発現が損なわれるおそれがある。
【0021】(第2層)第2層は、接着剤を介すること
なく共押出法により直接第1層に隣接して設ける。第2
層を形成するブレンドポリマーの一方(ポリマーM1
は、第1層との層間接着性を強くするために、前記第1
層のマトリックスポリマーS1と実質的に同じ材質のも
のを使用することが好ましい。すなわち、ポリマーM1
として、EMAA、EMMA、IO、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体(EVA)、EAA、EEA及びEMAか
らなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマーを使用
する。本発明では、第2層の耐熱性を向上させるため
に、第2層を形成するブレンドポリマーのもう一方の成
分(ポリマーM2)として、エチレン・プロピレン共重
合体を使用する。エチレン・プロピレン共重合体として
は、通常、エチレン含有量が3〜7重量%程度の範囲の
ものが好ましい。
【0022】第2層を形成するブレンドポリマー中のポ
リマーM1とポリマーM2との重量比(M1:M2)は、1
0:90〜45:55、好ましくは15:85〜40:
60、より好ましくは20:80〜40:60である。
エチレン・プロピレン共重合体(ポリマーM2)の配合
割合が55重量%未満であると、ブレンドポリマー中で
ポリプロピレン成分がマトリックスとはなりにくいた
め、耐熱性向上効果が小さく、シール時の伸び細り現象
を充分に抑制することができない。エチレン・プロピレ
ン共重合体(ポリマーM2)の配合割合が90重量%を
越えると、透明性、加工性、流動性が低下し、また、フ
ィルムがカールし易くなる。フィルムのカット性の低下
も生じる。
【0023】第2層の凝集破壊強度は、第1層の凝集破
壊強度の1.5倍以上とすることが必要である。好まし
くは3倍以上、より好ましくは5倍以上である。第2層
の凝集破壊強度が第1層の凝集破壊強度の1.5倍未満
であると、開封時の第1層の凝集破壊が第2層にまで伝
藩し、円滑な開封が損なわれ、しかも糸引き現象が発生
し易くなる。また、第2層の凝集破壊強度が小さすぎる
と、衝撃によりシール部が剥離し易くなる。第2層の厚
みは、通常、5〜500μm、好ましくは10〜200
μm、さらに好ましくは50〜100μmである。
【0024】(イージーピール性共押出積層フィルム)
本発明のイージーピール性共押出積層フィルムは、少な
くとも前記第1層及び第2層を含むものである。第1層
と第2層とは、共押出により積層される。第1層は、シ
ール層となるため、最外層を構成する。第2層の反対面
には、所望により各種の層を積層することができる。ブ
レンドポリマー層を形成するには、粉末またはペレット
をドライブレンドして配合物を作り、これを用いて共押
出すればよい。
【0025】本発明のイージーピール性共押出積層フィ
ルムは、基材フィルムと積層して、包装体の蓋材あるい
は底材とすることができる。基材フィルムとしては、通
常、ガスバリヤー性樹脂層、及び必要に応じて設けられ
る補強層、層間の接着のための接着剤層を含む積層体が
使用される。これらの基材フィルムは、第1層及び第2
層とともに共押出することにより、イージーピール性共
押出積層フィルムの構成要素とすることができる。ある
いは、それぞれ製膜後に、両者をラミネートしてもよ
い。第1層及び第2層の積層フィルムと基材フィルムと
の積層方法は、特に限定されない。
【0026】ガスバリヤー性樹脂層としては、例えば、
ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリビニルアルコー
ル、ポリアミド、ポリエステル、ニトリル系樹脂、PV
DCラテックスコートセロファンなどのフィルム、塗膜
シート、及びプレートから選ばれたものや、これらにア
ルミ箔、金属蒸着フィルムなどを含む樹脂層でもよい。
補強層としては、ガスバリヤー性樹脂層の中から補強性
を有するものが用いられるが、そのほか、ポリ塩化ビニ
ル(PVC)、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ
オレフィンなどが好ましい。また、補強層として、ナイ
ロン6、ナイロン66などのナイロン層を導入すると、
耐衝撃性がさらに向上して、ピンホールの発生が一層少
ないものとなる。ナイロン層の厚みは、通常、1〜10
μm程度であり、この厚みが大きすぎると絞り成形性が
不良になると共にコストアップにつながり、薄すぎると
補強効果が小さい。接着剤としては、例えば、エチレン
・酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、エチレン
共重合体の不飽和カルボン酸グラフト物などがそれぞれ
必要に応じて使用される。
【0027】本発明のイージーピール性共押出積層フィ
ルムは、蓋材と底材からなる包装体において、シール部
から容易に開封可能な、イージーピール機能を付与した
ものである。シール相手のシール面を形成する被シール
層の材質は、ヒートシールが可能なものであればよい
が、その中でも、EMAA、EMMA、IO及びEVA
が好ましく、特に、IO及びEVAが好ましい。被シー
ル層の厚さは、通常、20〜70μm、好ましくは30
〜60μmである。シール相手は、通常、シール層と、
ガスバリヤー性樹脂層、補強層などを有している。
【0028】本発明のイージーピール性共押出積層フィ
ルムを含む包装材料は、例えば、食肉、スライスハムな
どを深絞り容器に入れ、蓋材で覆って容器周辺部をヒー
トシールする包装用として好適である。本発明のイージ
ーピール性共押出積層フィルムは、開封時に第1層が凝
集破壊して剥離するため、均一かつ円滑に開封すること
ができ、しかも糸引き現象、膜引き現象などがなく、美
麗な剥離面となる。特に、シール相手のシール層がIO
やEVAなどの場合には、第1層を形成するブレンドポ
リマー中のポリマーS1がエチレン・メタクリル酸共重
合体で、ポリマーS2がエチレン・プロピレン共重合体
であり、第2層を形成するブレンドポリマー中のポリマ
ーM1がエチレン・メタクリル酸共重合体またはエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体であるイージーピール性共押出
積層フィルムを用いることが好ましい。本発明のイージ
ーピール性共押出積層フィルムを用いた包装製品は、耐
衝撃性に優れ、ピンホールの発生が少ない。
【0029】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて、本発明に
ついてより具体的に説明するが、本発明は、これらの実
施例のみに限定されるものではない。なお、物性の測定
法は、以下のとおりである。
【0030】<耐衝撃性(破袋率%)>実施例及び比較
例で作成した密封包装体を、図5に示す正六角形の断面
を持つ箱に入れ、30rpmで回転させる。図5に示す
箱8は、内部に3個の棚9が設けられており、駆動手段
に接続されている回転軸10により回転することができ
るようになっている。この箱8が一回転すると、棚9の
存在により20cmの落下を3回することになり、5分
間回転させると、合計450回の落下となる。密封包装
体40個をこの箱に入れ、5℃で30分間回転させるこ
とにより、耐寒衝撃テストを行った。破袋の数を数え
て、その率(%)を算出した。なお、破袋した包装体の
大部分は、包装体円筒側部の縦じわのフランジコーナー
部分にピンホールが発生していた。
【0031】<凝集破壊強度>本発明における第1層及
び第2層の凝集破壊強度は、以下の方法により測定し
た。すなわち、凝集破壊強度を測定すべき材質の層を5
0μmの表層とし、接着層(15μm)、PVC層(1
50μm)の共押出し積層フィルムを作成した。PVC
には、重合度720のもの(呉羽化学製)を用い、ま
た、接着剤には、エチレン・酢酸ビニル共重合体の不飽
和カルボン酸変性物(昭和電工製、商品名ショーアロマ
ー)を用いた。この積層フィルムの表層どうしを重ね合
わせ、幅60mm×長さ100mmのフィルム片を切り
取った。このフィルム片の長さ方向の先端40mmを残
して、160℃、3kg/cm2G、1秒間の条件で熱
融着した。次いで、このフィルム片から、幅15mm×
長さ40mm(30mmは熱融着された部分、10mm
は熱融着されない部分)の試験片を切り取り、ASTM
D903−49に準拠した測定方法により、測定すべ
き材質の凝集破壊強度を求めた。さらに、熱融着した表
層どうしの断面を電子顕微鏡により観察したが、表層ど
うしは完全に溶着しており、境界面は認められなかっ
た。また、凝集破壊により剥離した層の表面は、電子顕
微鏡による観察によると粗面を呈しており、凝集破壊が
起こっていることが認められた。
【0032】<シール部の剥離強度>シール部の剥離強
度は、前記凝集破壊強度測定用の試料作成と同様にして
熱融着した試料を作成し、これから試験片を切り取り、
引張試験機(東洋ボールドウィン社製、商品名UTM−
III型テンシロン)を用いて、200mm/分の引張
速度で測定した。
【0033】<ピール性>実施例及び比較例で作成した
密封包装体の開封を行い、以下の基準によりピール性を
評価した。 ◎:糸引き現象がなく、剥離面が美麗である。 :容易に開封できるが、糸引き現象が若干あったり、あ
るいは剥離面が若干ざらざらしている。 ×:糸引き現象があり、剥離面がざらざらしている。
【0034】[実施例1〜2、比較例1〜5]以下の材
料を用いて、表1に示すように、第1層及び第2層のブ
レンドポリマーを調製した。底材の多層積層フィルム、
及び蓋材の多層積層フィルムを構成する材料について
も、以下に示す。 (1)EMAA:三井デュポン製、ニュークレル、メタ
クリル酸含量9重量% (2)EP(Et−PP):住友化学製、ノーブレンF
M321、エチレン含量5重量%、融点142℃ (3)MO:マレイン酸変性ポリプロピレン、三菱油化
製、モディックP−300M (4)EVA:住友化学社製、エバテートD−201
1、融点103℃ (5)接着剤:エチレン・酢酸ビニル共重合体の不飽和
カルボン酸変性物、三井石油化学製、アドマーSF−7
05 (6)EVOH:クラレ製、エバールEP−K (7)PET:コポリエステル(イーストマンケミカル
製、KODAR PETG6763;テレフタル酸とエ
チレングリコール、シクロヘキサンジメタノールとの共
重合体) (8)蓋材:シーラントがEVAであり、PVDCをラ
テックスコートしたセロファンにPPをラミネートした
積層体。
【0035】表1に示すように、EMAAとEPとMO
のブレンド比率を種々に変えて、第1層のブレンドポリ
マーを調製した。また、EVAとEPのブレンド比率を
種々に変えて、第2層のブレンドポリマーを調製した。
そして、シール層(第1層)/第2層/接着層/EVO
H/接着層/PETなる積層構成で、共押出により積層
フィルムを作成した。共押出は、各成分を口径45m
m、L/D比28の押出機により共押出ダイに供給して
行なった。各層の厚みを表1に示す。
【0036】この積層フィルムを底材とし、深絞り成形
機(大森機械社製、FV603)を用いて円筒容器(1
00mmφ×15mm深さ)を成形した。この容器のシ
ール幅は、50〜100mmであり、面シールできるよ
うにした。この容器にスライスハムを充填し、第1表の
積層構成を持った蓋材をヒートシールした密封包装体を
作成した。ヒートシールは、130℃、5kg/c
2、1.5秒の条件で行なった。円筒容器とハムとの
クリアランスは、2mmであった。得られた各密封包装
体を用いて、耐衝撃性、底材の凝集破壊強度(第1層と
第2層)、シール部の剥離強度(面シールの場合)、及
びピール性を測定した。結果を表1に一括して示す。
【0037】
【表1】 (*1)底材(積層フィルム)の第1層と第2層の層間
で剥離を生じた。
【0038】[実施例3〜5、比較例6〜7]表2に示
すように、第1層におけるMOのブレンド比率を変化さ
せ、さらに、底材に、補強層としてナイロン層を付加し
たことなど、表2に示す材料と積層構成を採用したこと
以外は、実施例1〜2と同様にして密封包装体を作成し
た。評価結果を一括して表2に示す。 なお、使用したポリマーは、次のとおりである。 (1)ナイロン:ナイロン6、東レ製 アミラン CM
1021 (2)PVC:呉羽化学製、重合度720
【0039】
【表2】
【0040】(*1)底材(積層フィルム)の第1層と
第2層の層間で剥離を生じた。 (*2)蓋材とのイージーピール性がない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、シール相手材との密封
性が良好であるとともに、糸引き現象や膜引き現象を生
じることなく容易に開封でき、剥離した面の見栄えの良
いイージーピール性共押出積層フィルムが提供される。
また、本発明によれば、シール層の凝集剥離により、均
一かつ円滑なイージーピールを可能とするイージーピー
ル性共押出積層フィルムが提供される。さらに、本発明
によれば、ピンホールの発生が少なく、耐衝撃性に優れ
たヒートシール部を形成することができるイージーピー
ル性共押出積層フィルムが提供される。本発明のイージ
ーピール性共押出積層フィルムを用いると、剥離面の糸
引き現象や繊維化によるザラザラ感が低減され、シール
面の見栄えも美麗いになり、商品価値を向上させること
ができる。この積層フィルムにガスバリヤー性の層を積
層した積層体を用いて深絞り容器を作成し、これに食肉
やスライスハムなどの食品を入れ、蓋材で覆って容器周
辺部をヒートシールすると、密封性を満足するととも
に、消費時に容易に開封できるイージーピール性が付与
された製品を得ることができる。この包装体は、耐衝撃
性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、特開平5−212835号公報に記載
のイージーピール性共押出積層フィルムが配置された積
層フィルムを、深絞り成形により円筒容器に成形し、内
容物を充填し、蓋材でシールする密封包装体の作成を示
す断面図である。
【図2】密封包装体の外観を示す略図であり、ヒートシ
ールの際に縦じわが発生することを示す。
【図3】縦じわのフランジコーナー部分のシーラント層
が伸びて薄くなることを示す断面図である。
【図4】本発明のイージーピール性共押出積層フィルム
を配置した積層フィルムを用いた場合に、縦じわのフラ
ンジコーナー部分のシーラント層が伸びて薄くならない
ことを示す断面図である。
【図5】密封包装体の耐衝撃性を測定する装置を示す略
図である。
【符号の説明】
1:深絞り成形した円筒容器 2:シール相手材(蓋材) 3:内容物(例えば、ハム) 4:縦じわ 5:縦じわのフランジコーナー部分(つけ根部分) 6:シーラント層 7:シーラント層のフランジコーナー部分(つけ根部
分) 8:正六面体の断面を持つ箱 9:棚 10:回転軸

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2層からなるヒートシール性
    積層フィルムであって、(a)シール層となる第1層
    は、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・メタ
    クリル酸メチル共重合体、アイオノマー、エチレン・ア
    クリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合
    体及びエチレン・アクリル酸メチル共重合体からなる群
    より選ばれる少なくとも1種のポリマー(S1)、ポリ
    エチレン、ポリプロピレン及びエチレン・プロピレン共
    重合体からなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマ
    ー(S2)、及び酸変性ポリオレフィン(S3)を含むブ
    レンドポリマーの層であって、該ブレンドポリマー中の
    ポリマーS1とポリマーS2との重量比(S1:S2)が9
    5:5〜60:40の範囲内で、酸変性ポリオレフィン
    3の配合割合が7〜30重量%であり、該第1層の厚
    みが1〜20μmで、その凝集破壊強度が50〜1,0
    00g/15mm幅の範囲内にあり、(b)前記第1層
    に隣接する第2層は、エチレン・メタクリル酸共重合
    体、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体、アイオノ
    マー、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アク
    リル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体
    及びエチレン・アクリル酸メチル共重合体からなる群よ
    り選ばれる少なくとも1種のポリマー(M1)とエチレ
    ン・プロピレン共重合体(M2)とを含むブレンドポリ
    マーの層であって、該ブレンドポリマー中のポリマーM
    1とポリマーM2との重量比(M1:M2)が10:90〜
    45:55の範囲内で、該第2層の凝集破壊強度が第1
    層の凝集破壊強度の1.5倍以上であり、そして(c)
    少なくとも第1層及び第2層は、共押出により積層され
    たものである、ことを特徴とするイージーピール性共押
    出積層フィルム。
  2. 【請求項2】 第1層の厚みが5〜15μmの範囲内で
    あり、第2層の厚みが50〜100μmの範囲内である
    請求項1記載のイージーピール性共押出積層フィルム。
  3. 【請求項3】 第2層の凝集破壊強度が第1層の凝集破
    壊強度の3倍以上である請求項1または2記載のイージ
    ーピール性共押出積層フィルム。
  4. 【請求項4】 第1層を形成するブレンドポリマー中の
    ポリマーS1がエチレン・メタクリル酸共重合体で、ポ
    リマーS2がエチレン・プロピレン共重合体であり、第
    2層を形成するブレンドポリマー中のポリマーM1がエ
    チレン・メタクリル酸共重合体またはエチレン・酢酸ビ
    ニル共重合体である請求項1ないし3のいずれか1項記
    載のイージーピール性共押出積層フィルム。
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