JP2880698B2 - 石詰篭製構造体 - Google Patents

石詰篭製構造体

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JP2880698B2 JP33043196A JP33043196A JP2880698B2 JP 2880698 B2 JP2880698 B2 JP 2880698B2 JP 33043196 A JP33043196 A JP 33043196A JP 33043196 A JP33043196 A JP 33043196A JP 2880698 B2 JP2880698 B2 JP 2880698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、縦形円筒状をした
複数の石詰篭を相互に連結してなる石詰篭製構造体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、河川の底や護岸等に敷設する石
詰篭として従来では、矩形状をした角形蛇篭(フトンカ
ゴ)が一般に使用されている。このような角形蛇篭は、
縦横に並べたり上下に段積することによって河底や河岸
等に敷設し、水流の流速を緩めて石砂の流動を抑制した
り、河岸を水流から護ったりするものである。ところ
が、このような角形蛇篭は、それを河床に密に敷きつめ
た場合、隣接する石詰篭間に隙間が殆ど形成されないた
め、本来の河床が石詰篭で完全に覆われて流水や大気等
から遮断され、不自然な生態的環境にならざるを得ない
という問題があった。一方、短円筒形をした丸形蛇篭
(ダルマカゴ)も従来より知られており、このような丸
形蛇篭を使用した場合には、隣接する蛇篭間に隙間が形
成されて角形蛇篭の持つ上記欠点は解消されるが、隙間
が形成される分だけ各蛇篭間の結合力が弱く、水流等に
よる外力が作用した場合に位置ずれや変形等を生じ易い
という問題があった。隣接する蛇篭同士を相互に連結す
れば各蛇篭間の結合力は増大するが、単に蛇篭の一部を
互いに連結しただけでは、それらの連結部分に隣の蛇篭
を通じて外力が局部的に作用することになるため、該連
結部分で蛇篭が変形し易くなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、短円
筒形の石詰篭を複数連結してなる構造体において、石詰
篭相互の連結強度を高めることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、短円筒形の胴網と、該胴網の上面
を閉じる蓋網と、該胴網の底面を閉じる底網とからなる
縦形円筒状の篭本体の、少なくとも上記蓋網に、複数本
の補強用筋交線を相互に交差するように張設してなる複
数の石詰篭を、上記筋交線の位置で隣接する石詰篭と相
互に近接するように配設し、隣接する石詰篭の筋交線同
士を相互に連結してなることを特徴とする石詰篭製構造
体が提供される。
【0005】上記構成を有する構造体は、隣接する石詰
篭との間で筋交線同士を相互に連結することにより、構
造体全体として筋交線が一つに連なった状態になるた
め、該筋交線による支持力は非常に大きなものとなる。
従って、各石詰篭相互の結合力も非常に大きくなり、水
流等によって一部の石詰篭に位置ずれ方向の外力が作用
しても、上記筋交線の支持力によってその外力は確実に
支持され、石詰篭が連結部分において局部的に変形した
り、相互間の結合が崩れたりすることがない。また、上
記円筒状の石詰篭を密に配列しても、隣接する石詰篭間
には必ず適度の隙間が形成され、この隙間を通じて在来
の河床が流水や大気と接することができるため、自然で
良好な生態的環境を得ることができる。
【0006】本発明の一つの具体的な構成態様によれ
ば、上記石詰篭が二次元的に配設されていて、隣接する
石詰篭の筋交線同士を相互に連結した複数の連結点のう
ち、隣接するもの同士が支持線で相互に連結されてい
る。これにより、一つの連結点に作用する力が上記支持
線により複数の連結点に分散されて支持されるため、一
つの連結点だけに過大な力が集中的に作用することがな
く、筋交線による支持力をより有効に利用し得るばかり
でなく、各石詰篭の結合状態も一層安定することにな
る。本発明の他の具体的な構成態様によれば、上記石詰
篭が二次元的に配設されていて、複数の石詰篭間に形成
される間隙部に、各石詰篭に実質的に近接するように小
円柱状部材が介在せしめられている。この場合、隣接す
る石詰篭の筋交線同士を相互に連結した複数の連結点の
うちの、隣接するもの同士を支持線で相互に連結するこ
とができる。本発明の他の具体的な構成態様によれば、
上記構造体と同じ構成を持つ石詰篭連結体を上下に複数
段段積することにより、立体形の構造体が形成される。
本発明の構造体を形成する上記石詰篭は、篭本体におけ
る円筒状の胴部の外周に補強用の枠線を円周方向に巻着
した構成であっても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明するに、図1は本発明に
係る構造体の第1実施例を示すもので、この構造体1A
は、縦形円筒状をした複数の石詰篭2を二次元的に密に
配設することにより、マット状に構成されている。
【0008】上記石詰篭2は、図3に示すように、菱形
金網からなる円筒状の胴網3aと、該胴網3aの上面を
閉じる蓋網3bと、底面を閉じる底網3cとからなる縦
形円筒状の篭本体3に、該篭本体3を取り囲む複数本の
補強用筋交線4を、上記蓋網3b及び底網3cの中心部
を横切って放射状に位置するように囲設したもので、直
径より高さが低い扁平な円筒形をしている。上記筋交線
4は、それらが交差する蓋網3b及び底網3cの中心C
において一つに結着しても良い。
【0009】上記胴網3aの上下両端部には、該胴網3
aを構成する各列線の端部に管を形成して、該管に針金
を挿通することにより、円形の縁枠を形成しておくこと
が望ましく、同様に上記蓋網3b及び底網3cの外周に
も縁枠を取り付けておくことが望ましい。これにより、
これらの胴網3aと蓋網3b及び底網3cとを、上記縁
枠を利用して簡単且つ確実に連結することができる。
【0010】上記筋交線4は、一連のものを篭本体3の
内面又は外面に沿って囲設し、所々を列線や縁枠等に固
定するのが好ましいが、より好ましくは、上記胴網3a
と蓋網3b及び底網3cの網目を縫うように取り付ける
ことである。あるいは、一連の筋交線を張設する代り
に、上記胴網3aと蓋網3bと底網3cとに個別に筋交
線を張設し、これらの各網3a,3b,3cを石詰篭と
して組み立てたときに、対応する筋交線同士が一つに連
なった状態となるようにしても良い。また、この筋交線
4と上記縁枠とは、上記胴網3aと蓋網3b及び底網3
cを構成する菱形金網の列線と同じ線条を使用して形成
しても良いが、列線より強度の大きい線条により形成す
ることが望ましい。
【0011】上記石詰篭2は、図2からも分かるよう
に、前列の石詰篭2と後列の石詰篭2との位置を列方向
(横方向)に相互に半径分だけずらすことにより、前列
の石詰篭2の隣接するものの間に後列の石詰篭2を位置
させると共に、隣接する石詰篭2,2同士を筋交線4の
位置で相互に当接させた状態で密に配設し、隣接する石
詰篭2,2の筋交線4,4同士を、連結点5において針
金やクリップ等の連結金具で相互に連結している。従っ
て、図示の例において各石詰篭2には、3本の筋交線4
が60度の間隔で取り付けられている。上記各石詰篭2
の内部には石が詰められていることは言うまでもない。
【0012】上記隣接する石詰篭2の筋交線4同士を連
結する位置は、石詰篭2の上下端の角部が好ましいが、
胴網3aの中間部の1箇所又は複数箇所で連結しても良
く、上下端部と中間部との両方において連結しても良
い。また、筋交線4を連結する場合、該筋交線4だけを
連結しても、縁枠又は列線と一緒に連結しても良い。
【0013】上記構成を有する構造体は、例えばそれを
河床に設置した場合には、水制による流速の減少と土石
の流動防止といった機能を発揮する。この場合、隣接す
る石詰篭2,2を筋交線4の位置で互いに接するように
配置すると共に、各石詰篭2,2の筋交線4,4同士を
相互に連結しているから、構造体全体として筋交線4が
一直線状に連なり、該筋交線4による支持力は非常に大
きなものとなる。従って、各石詰篭2相互の結合力も非
常に大きくなり、水流等によって一部の石詰篭2に位置
ずれ方向の外力が作用しても、上記筋交線4の支持力に
よってその外力は確実に支持され、石詰篭2が連結部分
において局部的に変形したり、相互間の結合が崩れたり
することがない。
【0014】また、矩形の石詰篭(フトン篭)を密に敷
きつめた場合は、隣接する石詰篭間に隙間が殆ど形成さ
れないため、本来の河床が石詰篭で完全に覆われて流水
や大気等から遮断され、不自然な生態的環境にならざる
を得なかったが、上記円筒状の石詰篭2からなる構造体
においては、該石詰篭2を密に配列して筋交線4で強固
に連結しても、隣接する石詰篭2間には必ず適度の隙間
が形成され、この隙間を通じて在来の河床が流水や大気
と接することができるため、自然で良好な生態的環境を
得ることができる。
【0015】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
この第2実施例の構造体1Bは、隣接する石詰篭2の筋
交線4同士を相互に連結した複数の連結点5のうち、隣
接する連結点5,5同士を支持線6で相互に連結したも
のである。これにより、一つの連結点5に作用する力が
上記支持線6により複数の連結点5に分散されて支持さ
れるため、一つの連結点5だけに過大な力が集中的に作
用することがなく、筋交線4による支持力をより有効に
利用し得るばかりでなく、各石詰篭2の結合状態も一層
安定することになる。
【0016】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
この第3実施例の構造体1Cは、隣接する石詰篭2間に
形成される間隙部8に、各石詰篭2に実質的に接するよ
うに小円柱状部材9を介在させたものである。石詰篭2
間の間隙部8にこのような小円柱状部材9を介在させる
ことにより、各石詰篭2が間隙部8側に膨出して変形し
たり間隙部8の方向へ位置ずれするのを、確実に防止す
ることができる。上記小円柱状部材9は、小径の石詰篭
であっても、中空又は非中空の杭であっても良く、杭を
用いた場合には、構造体の設置状態をより安定化させる
ことができる。なお、この第3実施例においても、図4
に示す第2実施例のように、筋交線4の複数の連結点5
のうちの隣接するもの同士を支持線で相互に連結しても
良いことは勿論である。
【0017】図6は本発明の第4実施例を示すもので、
この第4実施例の構造体1Dは、前列の石詰篭2と後列
の石詰篭2とを前後同位置に配置している点が、上記第
1実施例のものと相違している。従って、この第4実施
例においては、各石詰篭2に2本の筋交線4が90度の
間隔で取り付けられている。しかし、この第4実施例に
使用する石詰篭2は、4本の筋交線を45度の間隔で取
り付けたものであっても良い。また、上記第4実施例に
おいても、一部を鎖線で示すように、筋交線4の複数の
連結点5のうちの隣接するもの同士を支持線6で相互に
連結することができることは、言うまでもない。
【0018】図7は本発明の第5実施例を示すもので、
この第5実施例の構造体1Eは、隣接する4つの石詰篭
2間に形成される間隙部8に、各石詰篭2に実質的に接
するように小円柱状部材として小径の補助石詰篭10を
介在させ、隣接する石詰篭2の筋交線4同士を連結する
と同時に、補助石詰篭10の筋交線11とそれを取り囲
む石詰篭2の筋交線4とを相互に連結したものである。
この場合、上記補助石詰篭10の代わりに杭を使用でき
ることはいうまでもないことである。また、一部を鎖線
で示すように、各石詰篭2における筋交線4の複数の連
結点5のうちの隣接するもの同士を支持線6で相互に連
結することができることも、他の実施例と同じである。
【0019】上記第1〜第5実施例の構造体は、石詰篭
2を1段に平面的に配設したものであるが、上下に複数
段段積して立体形の構造体を構成することもできる。図
8及び図9に示す第6実施例は、このような立体形の構
造体の例を示すもので、この構造体1Fは、複数の石詰
篭2を二次元的に配設して連結することにより上記第1
〜第5実施例の平面形構造体1A〜1Eの何れかのよう
に構成した石詰篭連結体14を、上下に複数段段積して
河川の護岸に設置したものである。この場合、図示の実
施例においては、上段の石詰篭連結体14を順次後方に
ずらすことにより構造体1Fの前面を傾斜させている
が、必ずしも上段のものを後方にずらす必要はない。ま
た、上段の石詰篭連結体14を、下段のものより石詰篭
2の半径分だけ横方向にずらした状態で順次段積してい
るが、必ずしもずらす必要はなく、同位置に段積するこ
ともできる。
【0020】また、上記各実施例の構造体は、石詰篭2
を前後及び左右に二次元的に配置して連結したものであ
るが、縦横の何れか一列だけに一次元的に配置して連結
したものであっても良い。この場合には、一つの筋交線
4だけがその列の方向に一直線状に連結されることにな
る。
【0021】図10は、上記各実施例の構造体を構成す
る石詰篭の異なる構成例を示すもので、この石詰篭2A
は、図3に示すものより高さが高く、円筒状の胴部3a
の外周に、補強用の枠線15をたが状に巻着したもので
ある。この場合、該枠線15を各筋交線4とをそれらの
交点において相互に結着しても良い。このように、構造
体の設置場所や設置目的によっては高さの高い石詰篭が
使用され、その高さも、通常は円筒の直径より小さい
が、場合によっては直径と同じかそれより大きく形成さ
れることもある。そして、このように石詰篭の高さが高
い場合には、胴網3aを補強してその変形を防止するた
め、上述したような枠線15を適宜位置に1本又は複数
本取り付けることが望ましい。
【0022】上記各実施例では、石詰篭2,2Aに、蓋
網3bから胴網3a及び底網3cにかけて筋交線4を張
設しているが、これらの筋交線4は蓋網3bだけに張設
しても良く、あるいは、底網3cを除いて蓋網3bと胴
網3aとに張設しても良い。蓋網3bと胴網3aとに張
設する場合は、各筋交線4が、両網3a,3bに跨がる
一連のものであっても、各網ごとに独立するものであっ
ても良い。要するに、隣接する石詰篭の筋交線同士を一
つに連結することができるような態様で張設すれば良い
のである。
【0023】また、複数の筋交線は必ずしも蓋網3b又
は底網3cの中心部を通る必要はなく、その場合には、
それらを蓋網3b又は底網3cの中心の一点で互いに結
着することはできないが、交差する筋交線同士を互いの
交点で結着しておくことが望ましい。
【0024】更に、上記各実施例では、隣接する石詰篭
を相互に当接させているが、それらは完全に当接させる
ことなく、水が抵抗なく流通し得る程度か、あるいは小
魚が自由に通り抜けられる程度の、狭い隙間を保って設
置することもできる。
【0025】なお、上記各実施例の石詰篭2は菱形金網
で構成されているが、それ以外の網状素材、例えば熔接
金網や硬質合成樹脂製のネット等によって構成すること
もできる。また、構造体を河川の河床や護岸等に設置す
る場合について説明したが、造成地や傾斜地の土留工等
にも使用できることは言うまでもないことである。
【0026】
【発明の効果】本発明の構造体によれば、隣接する石詰
篭との間で筋交線同士を相互に連結することにより、構
造体全体として上記筋交線を一つに連結したので、該筋
交線による支持力が非常に大きくなって、各石詰篭相互
の結合力も非常に大きなものとなる。この結果、水流等
によって一部の石詰篭に位置ずれ方向の外力が作用して
も、上記筋交線の支持力によってその外力は確実に支持
され、石詰篭が連結部分において局部的に変形したり、
相互間の結合が崩れたりすることがない。また、上記円
筒状の石詰篭を密に配列しても、隣接する石詰篭間には
必ず適度の隙間が形成され、この隙間を通じて在来の河
床が流水や大気と接することができるため、自然で良好
な生態的環境を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る構造体の第1実施例を示す部分平
面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】石詰篭の斜視図である。
【図4】本発明に係る構造体の第2実施例を示す部分平
面図である。
【図5】本発明に係る構造体の第3実施例を示す部分平
面図である。
【図6】本発明に係る構造体の第4実施例を示す部分平
面図である。
【図7】本発明に係る構造体の第5実施例を示す部分平
面図である。
【図8】本発明に係る構造体の第6実施例を示す側断面
図である。
【図9】図8の部分平面図である。
【図10】石詰篭の別構成例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1A,1B 護岸壁 2 石詰篭2 3 河川 5A,5B,5C,5D,5E 防護材

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短円筒形の胴網と、該胴網の上面を閉じる
    蓋網と、該胴網の底面を閉じる底網とからなる縦形円筒
    状の篭本体の、少なくとも上記蓋網に、複数本の補強用
    筋交線を相互に交差するように張設してなる複数の石詰
    篭を、上記筋交線の位置で隣接する石詰篭と相互に近接
    するように配設し、隣接する石詰篭の筋交線同士を相互
    に連結してなることを特徴とする石詰篭製構造体。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の構造体において、上記石
    詰篭を二次元的に配設し、隣接する石詰篭の筋交線同士
    を相互に連結した複数の連結点のうち、隣接するもの同
    士を支持線で相互に連結したもの。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の構造体において、上記石
    詰篭を二次元的に配設し、複数の石詰篭間に形成される
    間隙部に、各石詰篭に実質的に近接するように小円柱状
    部材を介在させたもの。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の構造体において、上記石
    詰篭を二次元的に配設し、複数の石詰篭間に形成される
    間隙部に、各石詰篭に実質的に近接するように小円柱状
    部材を介在させると共に、隣接する石詰篭の筋交線同士
    を相互に連結した複数の連結点のうちの、隣接するもの
    同士を支持線で相互に連結したもの。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載の構造体と
    同じ構成を持つ石詰篭連結体を、上下に複数段段積して
    なることを特徴とする立体形構造体。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5の何れかに記載の構造体に
    おいて、上記石詰篭が、上記篭本体における円筒状の胴
    部の外周に補強用の枠線を円周方向に巻着した構成であ
    るもの。
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