JP2878632B2 - 土木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具 - Google Patents
土木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具Info
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- JP2878632B2 JP2878632B2 JP31826495A JP31826495A JP2878632B2 JP 2878632 B2 JP2878632 B2 JP 2878632B2 JP 31826495 A JP31826495 A JP 31826495A JP 31826495 A JP31826495 A JP 31826495A JP 2878632 B2 JP2878632 B2 JP 2878632B2
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- Japan
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木建設機械のパ
ワーショベルに取付けられるバケット工具に関するもの
である。
ワーショベルに取付けられるバケット工具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ブルドーザー、ショベルローダ等の土木
建設機械は、パワーショベルで宅地造成のために山の土
砂を移動して平地にしたり、河川の溝を掘削して土手を
築いたりしている。
建設機械は、パワーショベルで宅地造成のために山の土
砂を移動して平地にしたり、河川の溝を掘削して土手を
築いたりしている。
【0003】最近このような土木建設機械は、土砂の掘
削だけでなく、掘削や盛り土したあとを平らに地均しす
るためにも用いられることが多い。
削だけでなく、掘削や盛り土したあとを平らに地均しす
るためにも用いられることが多い。
【0004】ところが土木建設機械のパワーショベルに
取付けられているバケット前部には掘削爪が設けられて
いるため、そのままバケットを地均しに使用するのは不
適当である。
取付けられているバケット前部には掘削爪が設けられて
いるため、そのままバケットを地均しに使用するのは不
適当である。
【0005】そのため従来から地均しの際には、バケッ
ト前部に地均し板を取り付けることが行われている。
ト前部に地均し板を取り付けることが行われている。
【0006】このような従来のバケットの一例を図6、
図7によって説明すると、バケットaの前部には、土砂
の掘削に使用する掘削爪を嵌合固着するための複数の支
持部材b,b,……が並べて固着されている。
図7によって説明すると、バケットaの前部には、土砂
の掘削に使用する掘削爪を嵌合固着するための複数の支
持部材b,b,……が並べて固着されている。
【0007】一方、幅の狭い幅の複数の地ならし板cの
それぞれの背面に、支持部材bに嵌合し得る取付具dを
固着しておく。
それぞれの背面に、支持部材bに嵌合し得る取付具dを
固着しておく。
【0008】そして幅の狭い複数の地ならし板cのそれ
ぞれの取付具dを支持部材bに嵌め、取付具d及び支持
部材bに穿設されている貫通孔にロックピンeを挿入し
て、支持部材bを取付具dに固定すると、バケットaの
前部には、複数の地ならし板c,c,……が接手fによ
って連結され、地均しするのに適する状態になる。
ぞれの取付具dを支持部材bに嵌め、取付具d及び支持
部材bに穿設されている貫通孔にロックピンeを挿入し
て、支持部材bを取付具dに固定すると、バケットaの
前部には、複数の地ならし板c,c,……が接手fによ
って連結され、地均しするのに適する状態になる。
【0009】またこれとは別に従来は、バケットaの前
部の幅に亘る1枚の地ならし板を取り付けることもあっ
た。
部の幅に亘る1枚の地ならし板を取り付けることもあっ
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図6、図7に示した従
来の工具は、バケットaの前部に並べて取り付けられた
複数の地ならし板c,c,……のそれぞれの間に、約
0.5〜1.5cmの目地間隙があき、接手fにて塞ぐ
けれども幅の狭い地均柄cであるため支持部材bの距離
が異なるバケットaには共有できない。
来の工具は、バケットaの前部に並べて取り付けられた
複数の地ならし板c,c,……のそれぞれの間に、約
0.5〜1.5cmの目地間隙があき、接手fにて塞ぐ
けれども幅の狭い地均柄cであるため支持部材bの距離
が異なるバケットaには共有できない。
【0011】また、バケットの前部の幅に亘る1枚の地
ならし板は、重さが約40〜50kgにもなり、1人の
作業者では地ならし板を容易に着脱できない問題があっ
た。本発明は、このような従来の問題を解決し、間隙が
あかず、1人の作業者で容易に着脱できるようにした土
木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具を提
供することを目的とするものである。
ならし板は、重さが約40〜50kgにもなり、1人の
作業者では地ならし板を容易に着脱できない問題があっ
た。本発明は、このような従来の問題を解決し、間隙が
あかず、1人の作業者で容易に着脱できるようにした土
木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具を提
供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、土木建設機械
のパワーショベルに取付けられたバケットと、該バケッ
トの前部に並べて固着された複数の支持部材と、前記バ
ケット前部の両端に固着されている支持部材に装着され
る端部装着部材と、該端部装着部材の側面から前記バケ
ットの幅方向の中心側向けて水平に取付けられた地均し
板と、前記バケット前部の両端に固着されている支持部
材を除いた支持部材に装着される中間部装着部材と、該
中間部装着部材の両側面から側方に互いに高さを変えて
水平に取付けられ縁部近傍が隣接する地均し板と重なる
地均し板と、を備えたことを特徴とする土木建設機械の
パワーショベルにおけるバケット工具に係るもので、地
均し板の板厚が分かれているので、地ならし板の着脱が
1人の作業者で容易に行うことができ、隣接する地均し
板と縁部近傍が重なるので、地均し板相互間に間隙があ
かないようにでき、さらに前部にそれぞれ前方に向けて
形成された嵌合突起と、該嵌合突起の側面に上下方向に
設けられた係合凹部からなる複数の支持部材及び、後端
から前方に向けて設けられ前記嵌合突起と嵌合する嵌合
孔と、後端からそれぞれ前記嵌合孔の側部に上下方向に
延びるように突設された鈎部からなる端部装着部材と中
間装着部材から構成されて、前記鈎部と係合凹部との間
に挿入され前記支持部材と装着部材との脱落を阻止する
ロックピンとを備えて、ロックピンの抜き差しにより、
地均し板の着脱が簡単にできるようにした。
のパワーショベルに取付けられたバケットと、該バケッ
トの前部に並べて固着された複数の支持部材と、前記バ
ケット前部の両端に固着されている支持部材に装着され
る端部装着部材と、該端部装着部材の側面から前記バケ
ットの幅方向の中心側向けて水平に取付けられた地均し
板と、前記バケット前部の両端に固着されている支持部
材を除いた支持部材に装着される中間部装着部材と、該
中間部装着部材の両側面から側方に互いに高さを変えて
水平に取付けられ縁部近傍が隣接する地均し板と重なる
地均し板と、を備えたことを特徴とする土木建設機械の
パワーショベルにおけるバケット工具に係るもので、地
均し板の板厚が分かれているので、地ならし板の着脱が
1人の作業者で容易に行うことができ、隣接する地均し
板と縁部近傍が重なるので、地均し板相互間に間隙があ
かないようにでき、さらに前部にそれぞれ前方に向けて
形成された嵌合突起と、該嵌合突起の側面に上下方向に
設けられた係合凹部からなる複数の支持部材及び、後端
から前方に向けて設けられ前記嵌合突起と嵌合する嵌合
孔と、後端からそれぞれ前記嵌合孔の側部に上下方向に
延びるように突設された鈎部からなる端部装着部材と中
間装着部材から構成されて、前記鈎部と係合凹部との間
に挿入され前記支持部材と装着部材との脱落を阻止する
ロックピンとを備えて、ロックピンの抜き差しにより、
地均し板の着脱が簡単にできるようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しつつ説明する。
参照しつつ説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施形態を示す斜視図
であって、土木建設機械のパワーショベルに取付けられ
ているバケット1の前部には、土砂の掘削に使用する図
示しない掘削爪を嵌合固着するために、両端の支持部材
2,2と、両端の支持部材2,2の間に配置された数個
の支持部材3,3,……とが、ほぼ等間隔のピッチをお
いて固着されている。
であって、土木建設機械のパワーショベルに取付けられ
ているバケット1の前部には、土砂の掘削に使用する図
示しない掘削爪を嵌合固着するために、両端の支持部材
2,2と、両端の支持部材2,2の間に配置された数個
の支持部材3,3,……とが、ほぼ等間隔のピッチをお
いて固着されている。
【0015】図4に示すように両端の支持部材2の後部
には、バケット1の前部を嵌めて固着する凹陥部4が形
成されており、支持部材2の前部には、前方へ向けて傾
斜した嵌合突起5が形成されている。
には、バケット1の前部を嵌めて固着する凹陥部4が形
成されており、支持部材2の前部には、前方へ向けて傾
斜した嵌合突起5が形成されている。
【0016】嵌合突起5の先端部6は長方形断面になっ
ていて、その上面7は後方に向かって若干捩じられた形
状になっており、この上面5には、後方に向かって次第
に広くなる山脈状の***部8が形成されている。
ていて、その上面7は後方に向かって若干捩じられた形
状になっており、この上面5には、後方に向かって次第
に広くなる山脈状の***部8が形成されている。
【0017】さらに嵌合突起5の後部寄りの側面には、
上下方向にロックピン16係合の溝状の係合凹部9が設
けられている。
上下方向にロックピン16係合の溝状の係合凹部9が設
けられている。
【0018】上述した支持部材2の嵌合突起5には、端
部装着部材10が嵌合されて装着されるようになってい
る。
部装着部材10が嵌合されて装着されるようになってい
る。
【0019】端部装着部材10は後端11が角型断面
で、前部に向かうに従って次第に上下方向の寸法が小さ
くなって薄くなり、左右の寸法も若干小さくなってい
る。
で、前部に向かうに従って次第に上下方向の寸法が小さ
くなって薄くなり、左右の寸法も若干小さくなってい
る。
【0020】端部装着部材10の後端11のほぼ中心か
らは、上述した支持部材2の嵌合突起5とほぼ密に嵌合
する形状で嵌合孔12が、前方へ向けて若干捩じられて
端部装着部材10の中に設けられている。
らは、上述した支持部材2の嵌合突起5とほぼ密に嵌合
する形状で嵌合孔12が、前方へ向けて若干捩じられて
端部装着部材10の中に設けられている。
【0021】この端部装着部材10の嵌合孔12を、支
持部材2の嵌合突起5の外周に嵌合させる際には、嵌合
突起5の上面7が上述したように後方に向かって若干捩
じられた形状になっているため、端部装着部材10を若
干回動させながら嵌合突起5に嵌め込むことになる。
持部材2の嵌合突起5の外周に嵌合させる際には、嵌合
突起5の上面7が上述したように後方に向かって若干捩
じられた形状になっているため、端部装着部材10を若
干回動させながら嵌合突起5に嵌め込むことになる。
【0022】端部装着部材10の後端11からは、嵌合
孔12の両側の位置で上下方向に延び、後端に互いに向
き合う方向に屈折された鈎部13,13が突設されてい
る。端部装着部材10の一方の側面には、幅の広い地均
し板14がほぼ水平に取り付けられており、端部装着部
材10の他方の側面には、幅の狭い板状体15がほぼ水
平に取り付けられている。
孔12の両側の位置で上下方向に延び、後端に互いに向
き合う方向に屈折された鈎部13,13が突設されてい
る。端部装着部材10の一方の側面には、幅の広い地均
し板14がほぼ水平に取り付けられており、端部装着部
材10の他方の側面には、幅の狭い板状体15がほぼ水
平に取り付けられている。
【0023】地均板14、15は高さと厚さが同一でな
く、地均板14の高さを決める水平中心は端部装着部材
10の水平中心と同じであるが、地均板14の厚さは地
均板15のほぼ2倍である。地均板15の高さは端部装
着部材10の水平中心より高い位置(バケット1の左
側)又は低い位置(バケット1の右側)で厚さは地均板
14の約1/2である。
く、地均板14の高さを決める水平中心は端部装着部材
10の水平中心と同じであるが、地均板14の厚さは地
均板15のほぼ2倍である。地均板15の高さは端部装
着部材10の水平中心より高い位置(バケット1の左
側)又は低い位置(バケット1の右側)で厚さは地均板
14の約1/2である。
【0024】図4において16はロックピンであって、
端部装着部材10の嵌合孔12を支持部材2の嵌合突起
5に嵌合した時、端部装着部材10が支持部材2の嵌合
突起5から抜けないようにするため、後述するように、
一方の鈎部13と係合凹部9との間に挿入するものであ
る。
端部装着部材10の嵌合孔12を支持部材2の嵌合突起
5に嵌合した時、端部装着部材10が支持部材2の嵌合
突起5から抜けないようにするため、後述するように、
一方の鈎部13と係合凹部9との間に挿入するものであ
る。
【0025】図1において、バケット1の前部両端に取
り付けられている上述した支持部材2,2の間の数個の
支持部材3も、図5に示すように上述の支持部材2と全
く同じ構成であるので、図4と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。バケット1の前部中間の支
持部材3の嵌合突起5には、図5に示す中間装着部材1
7が嵌合されて装着されるようになっている。
り付けられている上述した支持部材2,2の間の数個の
支持部材3も、図5に示すように上述の支持部材2と全
く同じ構成であるので、図4と同一部分には同一符号を
付し、その説明を省略する。バケット1の前部中間の支
持部材3の嵌合突起5には、図5に示す中間装着部材1
7が嵌合されて装着されるようになっている。
【0026】中間装着部材17も後端11が角型断面
で、前部に向かうに従って次第に上下方向の寸法が小さ
くなって薄くなり、左右の寸法も若干小さくなってお
り、中間装着部材17の後端11のほぼ中心からは、支
持部材3の嵌合突起5とほぼ密に嵌合する形状で嵌合孔
12が、前方へ向けて若干捩じられて中間装着部材17
の中に設けられており、嵌合孔12の両側の位置で上下
方向に延び、後端に互いに向き合う方向に屈折された鈎
部13,13が中間装着部材17の後端11から突設さ
れている。そしてロックピン16により、中間装着部材
17が支持部材3の嵌合突起5から抜けないようにされ
る。
で、前部に向かうに従って次第に上下方向の寸法が小さ
くなって薄くなり、左右の寸法も若干小さくなってお
り、中間装着部材17の後端11のほぼ中心からは、支
持部材3の嵌合突起5とほぼ密に嵌合する形状で嵌合孔
12が、前方へ向けて若干捩じられて中間装着部材17
の中に設けられており、嵌合孔12の両側の位置で上下
方向に延び、後端に互いに向き合う方向に屈折された鈎
部13,13が中間装着部材17の後端11から突設さ
れている。そしてロックピン16により、中間装着部材
17が支持部材3の嵌合突起5から抜けないようにされ
る。
【0027】中間装着部材17の一方の側面には、幅の
広い地均し板18がほぼ水平に取り付けられており、中
間装着部材17の他方の側面には、やはり幅の広い地均
し板19がほぼ水平に取り付けられている。
広い地均し板18がほぼ水平に取り付けられており、中
間装着部材17の他方の側面には、やはり幅の広い地均
し板19がほぼ水平に取り付けられている。
【0028】上述の地均し板18,19は、中間装着部
材17の側面の同じ高さではなく互いに高さが異なるよ
うにされていて、地均し板18は中間装着部材17の一
方の側面の水平中心よりも若干低い位置に取り付けられ
ており、地均し板19は中間装着部材17の他方の側面
の水平中心よりも若干高い位置に取り付けられている。
材17の側面の同じ高さではなく互いに高さが異なるよ
うにされていて、地均し板18は中間装着部材17の一
方の側面の水平中心よりも若干低い位置に取り付けられ
ており、地均し板19は中間装着部材17の他方の側面
の水平中心よりも若干高い位置に取り付けられている。
【0029】図1に示すように、図4の端部装着部材1
0はバケット1の前部両端の支持部材2に嵌合し、図5
の中間装着部材17は、バケット1の前部両端を除いた
中間の支持部材3に嵌合する。
0はバケット1の前部両端の支持部材2に嵌合し、図5
の中間装着部材17は、バケット1の前部両端を除いた
中間の支持部材3に嵌合する。
【0030】端部装着部材10をバケット1の両端の支
持部材2に嵌合する際には、図2、図3に示すように、
地均し板14がバケット1の上側を向くようにする。そ
して端部装着部材10の嵌合孔12を支持部材2の嵌合
突起5にほぼ90度右回転しながら嵌合した後、一方の
鈎部13と係合凹部9との間にロックピン16を上方か
ら挿入し、端部装着部材10が支持部材2の嵌合突起5
から抜けないようにする。
持部材2に嵌合する際には、図2、図3に示すように、
地均し板14がバケット1の上側を向くようにする。そ
して端部装着部材10の嵌合孔12を支持部材2の嵌合
突起5にほぼ90度右回転しながら嵌合した後、一方の
鈎部13と係合凹部9との間にロックピン16を上方か
ら挿入し、端部装着部材10が支持部材2の嵌合突起5
から抜けないようにする。
【0031】中間装着部材17は、地均し板18,19
が下、上になるようにして、嵌合孔12をバケット1の
前部中間部の支持部材3の嵌合突起5にほぼ90度右回
転しながら嵌合し、一方の鈎部13と係合凹部9との間
にロックピン16を上方から挿入し、中間装着部材17
が支持部材3の嵌合突起5から抜けないようにする。
が下、上になるようにして、嵌合孔12をバケット1の
前部中間部の支持部材3の嵌合突起5にほぼ90度右回
転しながら嵌合し、一方の鈎部13と係合凹部9との間
にロックピン16を上方から挿入し、中間装着部材17
が支持部材3の嵌合突起5から抜けないようにする。
【0032】これによって端部装着部材10及び中間装
着部材17は、バケット1の前部に並んで脱落しないよ
うに装着され、地均し板14,15,18,19の前端
はほぼ一直線状に並び、地均しに使用するのに適するこ
とになる。
着部材17は、バケット1の前部に並んで脱落しないよ
うに装着され、地均し板14,15,18,19の前端
はほぼ一直線状に並び、地均しに使用するのに適するこ
とになる。
【0033】この状態においては、幅の広い地均し板1
8,19の縁部近傍は、隣接している幅の広い地均し板
15と18、18と19、19と15が重なり合い、地
均し板15,18,19相互の間には、間隙が生じない
ようになる。支持部材2,3間のピッチの寸法が若干大
きくても、地均し板15,18,19は幅が広いため、
間隙が生じない状態で装着することが可能である。
8,19の縁部近傍は、隣接している幅の広い地均し板
15と18、18と19、19と15が重なり合い、地
均し板15,18,19相互の間には、間隙が生じない
ようになる。支持部材2,3間のピッチの寸法が若干大
きくても、地均し板15,18,19は幅が広いため、
間隙が生じない状態で装着することが可能である。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明は、地均し板が複数に分
かれているため、1人の作業者で地ならし板を容易に着
脱でき、隣接する地均し板の縁部近傍は互いに重なるた
め、支持部材間のピッチの寸法が異なっていても、間隙
が生じない状態で地均し板を装着できる効果がある。
かれているため、1人の作業者で地ならし板を容易に着
脱でき、隣接する地均し板の縁部近傍は互いに重なるた
め、支持部材間のピッチの寸法が異なっていても、間隙
が生じない状態で地均し板を装着できる効果がある。
【0035】請求項2の発明は、装着した地均し板が支
持部材から脱落しないようにする作業が、極めて簡単に
行える効果がある。
持部材から脱落しないようにする作業が、極めて簡単に
行える効果がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態の要部を示す拡大正面図で
ある。
ある。
【図3】図2のIII方向から見た底面図である。
【図4】支持部材、端部装着部材、ロックピンの斜視図
である。
である。
【図5】支持部材、中間部装着部材、ロックピンの斜視
図である。
図である。
【図6】従来の地均し板を取付けたバケット一例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図7】図6のVII−VII断面図である。
1 バケット 2 支持部材 3 支持部材 5 嵌合突起 9 係合凹部 10 端部装着部材 11 後端 12 嵌合孔 13 鈎部 14 地均し板 16 ロックピン 17 中間装着部材 18 地均し板 19 地均し板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02F 9/28 E02F 3/40 E02F 3/815
Claims (2)
- 【請求項1】 土木建設機械のパワーショベルに取付け
られたバケットと、該バケットの前部に並べて固着され
た複数の支持部材と、前記バケット前部の両端に固着さ
れている支持部材に装着される端部装着部材と、該端部
装着部材の側面から前記バケットの幅方向の中心側向け
て水平に取付けられた地均し板と、前記バケット前部の
両端に固着されている支持部材を除いた支持部材に装着
される中間部装着部材と、該中間部装着部材の両側面か
ら側方に互いに高さを変えて水平に取付けられ縁部近傍
が隣接する地均し板と重なる地均し板と、を備えたこと
を特徴とする土木建設機械のパワーショベルにおけるバ
ケット工具。 - 【請求項2】 前部にそれぞれ前方に向けて形成された
嵌合突起と、該嵌合突起の側面に上下方向に設けられた
係合凹部からなる複数の支持部材及び後端から前方に向
けて設けられ前記嵌合突起と嵌合する嵌合孔と、後端か
らそれぞれ前記嵌合孔の側部に上下方向に延びるように
突設された鈎部からなる端部装着部材と中間装着部材か
ら構成されて、前記鈎部と係合凹部との間に挿入され前
記支持部材と端部・中間各装着部材との脱落を阻止する
ロックピンと、を備えたことを特徴とする請求項1記載
の土木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31826495A JP2878632B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 土木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31826495A JP2878632B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 土木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09158238A JPH09158238A (ja) | 1997-06-17 |
JP2878632B2 true JP2878632B2 (ja) | 1999-04-05 |
Family
ID=18097266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31826495A Expired - Fee Related JP2878632B2 (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | 土木建設機械のパワーショベルにおけるバケット工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2878632B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6513521B2 (ja) * | 2015-07-22 | 2019-05-15 | 越後商事株式会社 | ショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケット |
JP6580017B2 (ja) * | 2016-10-19 | 2019-09-25 | 越後商事株式会社 | ショベル機械用のバケットに付設されるツース盤及び該ツース盤を備えるショベル機械用のバケット |
CN111677028A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-09-18 | 罗永胜 | 一种具有加强板的装载机铲斗 |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP31826495A patent/JP2878632B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH09158238A (ja) | 1997-06-17 |
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