JP2878630B2 - 床施工方法 - Google Patents

床施工方法

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JP2878630B2
JP2878630B2 JP7249778A JP24977895A JP2878630B2 JP 2878630 B2 JP2878630 B2 JP 2878630B2 JP 7249778 A JP7249778 A JP 7249778A JP 24977895 A JP24977895 A JP 24977895A JP 2878630 B2 JP2878630 B2 JP 2878630B2
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晋 横平
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の床パネル
を隣合うように敷設施工する床施工方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、床部を構成する複数枚の床パネル
の敷設施工は、床パネルの敷込み時に各床パネルを隣合
うように配置して仮置きとし、各床パネルを固定する際
に各床パネルの位置を調整するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、床パネルの敷込み後に後工程で位置
調整を行うというものであり、施工手間になるという問
題があった。また、床パネルの位置調整時に表面材にA
LCを用いた床パネルである場合には位置調整によって
他の床パネルと端部が接触することによって表面材に割
れや欠けが発生するという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、後工程での床パネルの位置決めを不要としな
がら複数枚の床パネルの敷設施工を正確に行うことがで
きる床施工方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、位置決め治具2の一対の垂下
片8を水平構造材1上に嵌合して位置決め治具2を水平
構造材1上に取付け、前記位置決め治具2に設けられた
一対の立ち上げ片3の外側面をそれぞれ当て面4として
位置決め治具2の両側において床受け部材5上に床パネ
ル6を敷設し、前記位置決め治具2を取り除いた後に形
成される空間bに目板パネル7を設置することを特徴と
するものである。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】図3に示されるような集合住宅の
ように隣合う住戸10の部屋部分9が近接して配置され
る建物においては、その床部は床パネル6が隣合うよう
に連続して配置され、各住戸10の床部を構成する床パ
ネル6間に壁パネル11を立設して各住戸10を仕切る
ようにしている。
【0008】この建物の床部に床パネル6を設置するに
あたっては、図5に示されるような位置決め治具2が用
いられる。この位置決め治具2はSPGからなる薄板材
を折り曲げ加工して形成されており、板本体2aの両端
には上方に向けて立ち上げ片3が突設されている。立ち
上げ片3間に位置するように板本体2aの中間部からは
下方に向けて一対の垂下片8が突設されている。この垂
下片8は上記立ち上げ片3に対して直交するように下方
に向けて突設されている。
【0009】梁や布基礎等の水平構造材1上には図1に
示されるように断面U字状のランナー12が載設されて
おり、ランナー12の立ち上げ片12a間の寸法は上記
位置決め治具2に設けられた垂下片8の幅寸法よりもわ
ずかに大きいものとなっている。つまり、垂下片8をラ
ンナー12の立ち上げ片12a間に差し込むようにして
配置することができるようになっている。
【0010】図6乃至図9に示されるように床パネル6
は下地材13の上面側に発泡コンクリート製の表面板1
4を積層して構成されている。下地材13は間隔を隔て
て並設した木製の根太材15の上面側にパーチクルボー
ドや合板等の下地用面板16をスクリュー釘などの固着
具で固着し、根太材15間に石膏ボードのような遮音材
17を配設し、遮音材17を根太材15の下面側にスク
リュー釘などの固着具で固着したパーチクルボードや合
板等の補強材18に固着して支持されている。上記のよ
うな構成の下地材13の上面(すなわち、下地用面板1
6の上面)に発泡コンクリート製の表面板14が重ねら
れてビスのような固着具により固着して床パネル6が構
成されている。
【0011】隣合う住戸10の部屋の床部を構成する隣
合う床パネル6間には目板パネル7が設置されるもので
あり、この目板パネル7は上記した床パネル6と同様に
図2に示されるように下地材19の上面側に発泡コンク
リート製の表面板20を積層して構成されている。下地
材19は間隔を隔てて並設した木製の根太材21の上面
側にパーチクルボードや合板等の下地用面板22をスク
リュー釘などの固着具で固着し、根太材21間に石膏ボ
ードのような遮音材を配設し、遮音材を根太材21の下
面側にスクリュー釘などの固着具で固着したパーチクル
ボードや合板等の補強材24に固着して支持されてい
る。上記のような構成の下地材19の上面(すなわち、
下地用面板22の上面)に発泡コンクリート製の表面板
20が重ねられてビスのような固着具により固着して目
板パネル7が構成されている。目板パネル7を構成する
根太材21間の内寸法はランナー12に設けられた一対
の立ち上げ片12a間の外側寸法よりもわずかに大きい
ものとなっており、根太材21の内側面をランナー12
の立ち上げ片12aの外面に当てるようにしてランナー
12を覆うようにランナー12の上方に目板パネル7を
位置決めしながら設置することができるようになってい
る。
【0012】しかして、室内空間を仕切る位置となる床
部の適所または隣合う室内形成用空間aの床部に床パネ
ル6を設置するにあたっては、図1に示されるように水
平構造材1のランナー12の上に位置決め治具2を設置
し、この位置決め治具2に設けられた一対の立ち上げ片
3の外側面をそれぞれ当て面4として位置決め治具2の
両側において大引き等の床受け部材5上に図4に示され
るように床パネル6を敷設する。ここで、各床パネル6
は位置決め治具2が設置されている側から図中イ、ロ、
ハの順に設置していく。また、各床パネル6は位置決め
治具2の当て面4に端部を当てるようにして順次設置し
ていくことで位置決めが正確に行われて配置されること
となる。次いで、前記位置決め治具2を取り除いた後に
隣合う床パネル6間に形成される空間bに図2に示され
るように目板パネル7を設置するものであり、目板パネ
ル7の上には図2中想像線に示されるように壁パネルが
設置される。つまり、位置決め治具2の幅寸法が目板パ
ネル7を設置するための幅寸法と略同じものとなってお
り、位置決め治具2によって床パネル6を順次正確な位
置に位置決めしながら配置した後に、位置決め治具2を
取り外すことによって目板パネル7を設置するための空
間bが隣合う床パネル6間に形成されることとなり、目
板パネル7を設置する場合に床パネル6を位置調整した
りするようなことなく空間b内に嵌め込むようにするこ
とで簡単に床パネル6及び目板パネル7の設置を行うこ
とができるようになっている。
【0013】図示された実施形態においては、位置決め
治具2の垂下片8はランナー12の立ち上げ片12aと
直交する位置に配置されるように板本体2aから下方に
垂設され、立ち上げ片12aと直交するように対向する
立ち上げ片12a間に配置されてランナー12に対して
取付けるようにしたものを示しているが、立ち上げ片1
2aと平行となる位置に配置されるように板本体2aか
ら下方に垂下片8を垂設するようにし、各立ち上げ片1
2aの外面に沿って垂下片8を配置して位置決め治具2
をランナー12に対して取付けるようにしてもよいもの
である。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明は、水平構造材上に位置
決め治具を取付け、前記位置決め治具に設けられた一対
の立ち上げ片の外側面をそれぞれ当て面として位置決め
治具の両側において床受け部材上に床パネルを敷設し、
前記位置決め治具を取り除いた後に形成される空間に目
板パネルを設置するので、床パネルの位置決めを容易に
行うことができるものであり、また、床パネルの敷込み
後に位置決め治具を取り除いた位置に目板パネルを施工
するために床パネルを移動させるような必要がないもの
である。また、目板パネルの施工の際に目板パネルが床
パネルの表面端縁に当たり、床パネルを傷つけるような
ことがないものであり、後工程での床パネルの位置決め
を不要としながら床パネルの敷設施工を正確に行うこと
ができるものである。
【0015】また、位置決め治具の一対の垂下片を水平
構造材上に嵌合して位置決め治具を水平構造材上に取付
けるので、位置決め治具の取付けを位置ずれなく簡単に
正確な位置に行なうことができるものであり、延いては
床パネルの位置決めも位置決め治具によって正確に行う
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す部分断面図である。
【図2】目板パネルの設置状態を示す部分断面図であ
る。
【図3】室内形成用空間を説明する説明図である。
【図4】床パネルの設置状態を説明する説明図である。
【図5】位置決め治具を示す斜視図である。
【図6】床パネルの平面図である。
【図7】床パネルの下面図である。
【図8】図6のA−A線断面図である。
【図9】図6のB−B線断面図である。
【符号の説明】
1 水平構造材 2 位置決め治具 3 立ち上げ片 4 当て面 5 床受け部材 6 床パネル 7 目板パネル 8 垂下片 b 空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/00 101 E04F 15/00 E04F 15/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決め治具の一対の垂下片を水平構造
    材上に嵌合して位置決め治具を水平構造材上に取付け、
    前記位置決め治具に設けられた一対の立ち上げ片の外側
    面をそれぞれ当て面として位置決め治具の両側において
    床受け部材上に床パネルを敷設し、前記位置決め治具を
    取り除いた後に形成される空間に目板パネルを設置する
    ことを特徴とする床施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62164955A (ja) * 1986-01-13 1987-07-21 ナショナル住宅産業株式会社 床パネル取付方法
JP3018617U (ja) * 1995-05-24 1995-11-28 雅敏 松尾 吊り戸棚地震対策用扉開放防止装置

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