JP2878180B2 - 曲線推進工法用誘導管 - Google Patents

曲線推進工法用誘導管

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JP2878180B2
JP2878180B2 JP8095309A JP9530996A JP2878180B2 JP 2878180 B2 JP2878180 B2 JP 2878180B2 JP 8095309 A JP8095309 A JP 8095309A JP 9530996 A JP9530996 A JP 9530996A JP 2878180 B2 JP2878180 B2 JP 2878180B2
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tube
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亘宏 木村
早男 野網
喜勝 竹垣
力 佐藤
寿徳 加藤
守 山名
和行 五十嵐
神治 河島
勝信 竹内
孝治 片野
弘樹 高橋
錦也 森岡
貴弘 山崎
高志 森
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ARAIGUMI KK
ASANUMAGUMI KK
FUKUDAGUMI KK
MAGARA KENSETSU KK
MATSUMURAGUMI KK
MITSUB
NANNO KENSETSU KK
OKUMURAGUMI DOBOKU KOGYO KK
Daito Kogyo Co Ltd
Aoki Construction Co Ltd
Kubota Kensetsu KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、二工
程の曲線推進工法において小口径の埋設管を地中に布設
する前に布設する誘導管に関し、特に長距離の曲線推進
時において有用な曲線推進工法用誘導管に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、埋設管内に人間が入れないよ
うな小口径(例えば、直径が300mm〜700mm程度)
の下水管路やガス管路、あるいは通信ケーブル管路(以
下、総称して「管路」という。)の埋設管を地中に布設
する工法として、掘削開始点に設けた発進立坑から元押
しジャッキで掘進機とその後部に連結した埋設管を順次
押送して掘削終了点に設けた到達立坑までの間を掘削し
て埋設管を布設する非開削の方法がある。
【0003】一方、近年、このような管路を都市の地下
に設ける場合が多く、この場合にはビルや橋脚等におけ
る地中基礎等の地下埋設物を避けたり交差路や蛇行路に
沿って地中を曲線推進する必要性がある。しかも、布設
場所によっては布設計画曲線に沿った正確な曲線推進を
しなければならない場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな曲線推進を上記工法で行う場合には、地中を突き進
むための大きな推力を必要とするとともに、曲線推進時
に側方反力が負荷となって作用するため正確な曲線推進
が困難になる。そのため、曲線推進工法においては、常
に掘進機の位置を正確に測量しながら計画路に沿った修
正をしながら掘削する必要があるが、埋設管が小口径の
場合には管内に測量器を持ち込んで掘進機位置を測量す
ることができないため、掘進機を布設計画曲線に沿って
正確に曲線推進させることが困難になっている。
【0005】しかも、従来は掘進機の後部に埋設管を接
続して元押しジャッキで推進させているため、長距離掘
削や曲線推進時の大きな推力には埋設管が強度的に耐え
得ることができない場合がある。
【0006】このような小口径の埋設管を布設する従来
技術として、特開昭58−120995号公報記載の発
明がある。この発明では、掘進機の後部に設ける埋設管
の途中に複数のジャッキで構成される中間ジャッキ部を
設け、この中間ジャッキ部で埋設管の方向を曲げて元押
しジャッキにより押送して埋設管を布設している。しか
し、この場合には掘進機の後端に接続した埋設管が掘進
機を推進させる力を直接的に受けるので、埋設管として
多用されるヒューム管等においては強度上の制約から長
距離推進や曲線推進が困難である。
【0007】また、他の従来技術として特開平5−52
090号公報記載の発明があり、この発明では埋設管の
前方部と後方部との間に屈曲可能な可撓部を設けて接合
しているが、この可撓部を介して曲線推進時の推力を埋
設管が受けるため、正確な曲線推進が困難であるととも
に強度上の制約から長距離推進が困難である。
【0008】さらに、他の従来技術である特開平5−5
2093号公報記載の発明では埋設管の屈曲角度を検知
して正確な曲線推進工法を行おうとし、特開平7−18
978号公報記載の発明では予め入力した計画軌道デー
タと各検出センサからの信号とから移動距離を算出して
開口調整ジャッキの作動を制御することによって正確な
曲線推進工法を行おうとしている。しかし、これらの発
明でも、掘進機の後端に接続した埋設管が掘進機の推力
を直接的に受けるので、埋設管として多用されるヒュー
ム管等においては強度上の制約から長距離推進や曲線推
進が困難である。しかも、埋設管の屈曲角度を検知する
場合には検出箇所が多く、仮に1箇所の検出ができなく
なっても掘進機の正確な位置を測量することができなく
なり、また、各検出センサの信号によって移動距離を算
出する場合も数点における検出のみであるため、正確な
掘進機の位置を測量することは困難であり、これらの発
明による曲線推進工法は信頼性が低くなる。
【0009】なお、この種の工法における誘導管とし
て、特開昭61−137996号公報記載の発明がある
が、この発明は、単に両開口端をプレートで水密的に閉
塞するとともに、このプレート間に複数本の管体を設け
たものであり、この出願に係る発明が対象とする曲線推
進工法に使用できる誘導管ではない。
【0010】このように従来の技術では、長距離の曲線
推進が困難であるとともに正確な曲線推進が困難である
ため、交差路や蛇行路における長距離推進時には、複数
の立坑間で直進推進を繰り返すことによって曲線推進に
近似した管路を布設しているのが現状である。そのた
め、工事の長期化とともに多大な費用が必要となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、小口径の曲線推進
を誘導管布設と埋設管布設の二工程から行う曲線推進工
法用誘導管として、誘導管を前管と後管とから形成して
中間部に中折部を設け、該中折部で屈曲可能にするとと
もに周囲に外周シール部を形成して泥水等の侵入を防止
し、誘導管内に軸方向に連続するレールを設けて該レー
ル上を測量ロボットが走行可能なようにしている。そし
て、このレールに沿って誘導管の軸方向に測量ロボット
を走行させることにより、誘導管の所定位置を走行する
測量ロボットからの信号によって正確な掘進機の位置を
測量しながら曲線推進を行うことができる。また、誘導
管の強度を上げれば長距離の曲線推進時の推力にも十分
耐えることができる。さらに、前管と後管との間を強制
屈曲手段で連結すれば掘進機の曲線推進に追随して誘導
管を正確に屈曲させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明は、小口径の
掘進機を発進立坑から元押しジャッキで押送して誘導管
を布設した後に該誘導管に代えて埋設管を布設する二工
程の曲線推進工法に用いる誘導管を前管と後管とから形
成し、該前管と後管とを半径方向に屈曲可能に連結して
中折部を設け、該中折部の周囲に外周シール部を形成
し、該誘導管内の軸方向に前記前管と後管とが半径方向
に屈曲する屈曲軸とほぼ直交する面の上部に測量ロボッ
トが走行するレールを設け、該レールに前管と後管との
間で連続する前部レールを設け、該前部レールの先端側
を固定部材で前管に固定するとともに後端側を固定部材
で後管に固定し、該先端側の固定部材による固定を幅方
向とともに軸方向にも移動しないように固定し、後端側
の固定部材による固定をレールの幅方向の移動は抑止し
軸方向にはスライド可能なように固定し該レールの前
記中折部に位置する箇所を屈曲可能に構成している。
【0013】このように誘導管を前管と後管とから形成
し、これらを中折部で屈曲可能にすれば掘進機の曲線推
進に追随して屈曲する誘導管となる。この中折部は周囲
の外周シール部によって泥水等の侵入が防止される。こ
の屈曲できる誘導管内の軸方向に設けられたレールに沿
って測量ロボットを走行させることができるので、この
測量ロボットで走行距離や方位等を検出すれば掘進機の
位置を正確に測量することができる。
【0014】この時、前管と後管とが半径方向に屈曲す
る屈曲軸とほぼ直交する面の上部に前記レールを配設
ているので、レールに作用する曲げ力をほぼ横方向から
の曲げ力のみにすることができる。
【0015】また、誘導管の軸方向に複数の配管を設
け、該配管の前記中折部に位置する箇所に、屈曲軸に対
して前後に所定間隔を設けて切断した配管の端部に僅か
に大径のシール筒を設け、該シール筒の内周に設けた二
重のシール材によってシール筒内に設けた所定長さの管
体の周囲をシールするようにした屈曲可能なシール部を
設ければ、掘進機へ供給する送水管等を誘導管の屈曲角
度に応じて屈曲させることができる。
【0016】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1はこの出願に係る発明の曲線
推進工法用誘導管で強制屈曲手段たる伸縮シリンダを具
備した誘導管(強制型)の実施例を示す側断面図であ
り、図2は図1の要部を拡大した側断面図、図3は図2
のA−A断面図、図4(a),(b) は図2に示す配管のシー
ル部における拡大断面図、図5は図2に示す配管端部の
拡大断面図である。図6は図2の平面視における断面図
で、下半部が上部ピン側を表示した断面図、上半部がレ
ール側を表示した断面図である。
【0017】図示するように、誘導管(強制型)P1
所定長さの前管1と後管2とから形成されており、この
実施例では後管2を更に前部管2Aと後部管2Bとから
形成することによって製造上の効率化を図っている。こ
の前部管2Aと後部管2Bとを連結する端部フランジf
および後管2の後端にはシール材2aが設けられてい
る。この後管2の分割形成は、製造上や組立上の問題が
なければ一体的に形成してもよく、掘進機の直径等によ
って適宜決定すればよい。また、この実施例では、人間
が入れないような小口径の誘導管P1 として500mm前
後の径を例示している。
【0018】上記前管1と後管2との接続部には、前管
1の後端に突設された連結部材3と後管2の前端に突設
された連結部材4とが連結ピン5によって屈曲自在に連
結されて中折部Rが形成されている。したがって、この
上下に設けられた連結ピン5の垂直方向の軸心である屈
曲軸Sに対して前管1と後管2とが半径方向に屈曲可能
に連結されている。
【0019】この中折部Rの周囲には外周シール部Tが
形成されており、この外周シール部Tは、前管1の後端
から後管2側へ向けて突設された前管1とほぼ同径の円
筒部材6と、後管2の前端から前管1側へ突設された円
筒部材6よりも小径のシール支持部材7と、これらの間
に設けられたシール材8とによって構成されており、こ
のシール材8を屈曲軸Sを挟んで前管1側と後管2側と
にそれぞれ設けることにより二重シール構造としてい
る。このようにシール材8を屈曲軸Sを挟んだ前管1側
と後管2側とに設けることにより、前管1と後管2とが
どちらの方向に屈曲しても同様のシール効果が発揮でき
るようにしている。この実施例では約5度で屈曲しても
支持部材7と円筒部材6とが接触しないように支持部材
7の外周を球面状に形成している。
【0020】また、中折部Rの前管1と後管2との間は
強制屈曲手段である伸縮ジャッキ9によって連結されて
おり、この伸縮ジャッキ9は前管1に設けられたブラケ
ット9aと後管2に設けられたブラケット9bとによっ
て両端が回動自在に支持されている。そして、この伸縮
ジャッキ9を伸縮させることによって屈曲軸Sを中心に
して中折部Rで強制的に屈曲させることができる。
【0021】この実施例では、伸縮ジャッキ9を駆動制
御するための油圧制御バルブ10が誘導管P1 内の後部
に設けられており、この油圧制御バルブ10を電気的に
操作することによって伸縮ジャッキ9で誘導管P1 を任
意の角度に屈曲させることができる。この油圧制御バル
ブ10を誘導管P1 内に設けることにより、伸縮ジャッ
キ9の屈伸量制御を個々の誘導管P1 で細かく行うこと
ができる。なお、この油圧制御バルブ10を駆動する電
源部等の電気品も誘導管P1 内に設けてもよい。
【0022】また、誘導管P1 の軸方向には複数の配管
が設けられており、この実施例では図3に示すように、
カッタヘッド(図1において左側)へ水を供給するため
の送水管11と、泥を排出するための排泥管12と、カ
ッタヘッドから水を排出するための排水管13と、土圧
を受けるカッタヘッドへ滑材を注入するための滑材注入
管14とが設けられており、これらの配管11,12,
13,14の中折部Rにほぼ位置する箇所に屈曲可能な
シール部Uがそれぞれ設けられている(図1,図2参
照)。2bは他の誘導管P1 と連結するための結合孔で
ある。
【0023】このシール部Uは、図4(a),(b) の断面図
に示すように、屈曲軸Sに対して前後に所定間隔を設け
て切断した配管11,12,13,14の端部に僅かに
大径のシール筒15を設け、このシール筒15の内周に
設けた二重のシール材16によってシール筒15内に設
けた所定長さの管体17の周囲をシールするように構成
されている。
【0024】また、これらの配管11,12,13,1
4の前管1および後管2における端部は、図5の断面図
に示すように、端部フランジfに溶接等で固着されてお
り、この固着部の周囲をシールするシール部材18を介
して他の端部フランジfとの間でシールを図っている。
なお、この構成は他の端部フランジfにおいても同一の
構成である。
【0025】そして、図6の断面図に示すように、上記
中折部Rの屈曲軸Sとほぼ直交する水平面の上部で誘導
管P1 内の軸方向に測量ロボットV(図3参照)が走行
するレール19が設けられている。このレール19は、
前管1と後管2の前部管2Aとの間で連続する前部レー
ル19Aと後管2の後部管2Bの長さと同一の後部レー
ル19Bとから構成されている。前部レール19Aは先
端側が前管1の前部に固定部材20で固定され、後端側
は後管2の前部管2Aの後部に固定部材21で固定さ
れ、これら固定部材20,21間は所定間隔で設けられ
た支持部材22によって支持されている。この支持部材
22は、屈曲軸S上にはなく、屈曲軸Sを挟んで所定間
隔に設けられている。上記前部の固定部材20によるレ
ール19Aの固定は幅方向とともに軸方向にも移動しな
いよう強固に固定され、支持部材22および後部の固定
部材21によるレール19Aの固定は幅方向の移動は抑
止するが軸方向にはスライド可能なように固定されてい
る。
【0026】このように設けられたレール19Aの中折
部Rに位置する箇所は、前管1と後管2との間で屈曲す
ると、屈曲軸Sを挟んで所定間隔に設けられた支持部材
22間においてレール19Aの弾性限度の範囲内で屈曲
することができる。この屈曲した時に生じる誘導管軸方
向の変位量は、固定部材20による固定箇所以外のレー
ル19Aが軸方向にスライドすることによって吸収され
る。
【0027】このレール19Aは屈曲軸Sとほぼ直交す
る面の上部に配設されているため、レール19に作用す
る曲げ力をほぼ横方向からの曲げ力のみにして変位吸収
を容易にでき、また、測量ロボットVの走行手段も車輪
等を用いた公知の技術で容易に構成することができる。
なお、このレール19の配設位置に応じて測量ロボット
Vを吊下型等にしてもよい。
【0028】さらに、図1〜図3に示すように、誘導管
1 における伸縮ジャッキ9への制御油の供給や掘進機
への制御油や電源を供給するためのケーブル23を収納
するためのケーブル受具24が誘導管P1 の上部に設け
られており、このケーブル受具24は、断面コ字状の板
材を上方が開放するように設けられ、誘導管P1 の先端
と後端とに設けられた揺動自在の支持具25によって支
持されている。
【0029】一方、図7はこの出願に係る発明の曲線推
進工法用誘導管で強制屈曲手段たる伸縮シリンダを具備
しない誘導管(自在型)の実施例を示す側断面図であ
り、この誘導管(自在型)P2 においては、上記誘導管
(強制型)P1 における伸縮ジャッキ9とこの伸縮ジャ
ッキ9を伸縮させるための油圧制御バルブ10に関する
構成はないが、他の構成は上記誘導管(強制型)P1
同一の構成を具備している。これら同一の構成について
は同一符号を付してその説明は省略する。
【0030】したがって、この誘導管(自在型)P2
中折部Rの屈曲軸Sを中心にして屈曲可能に構成され、
軸方向に設けられたレール19上を測量ロボットVが走
行可能に構成されている。
【0031】以上のように構成された曲線推進工法用の
誘導管(強制型)P1 と誘導管(自在型)P2 とによる
二工程の曲線推進工法を、図8に示す模式図と、図9に
示す図6の断面図における屈曲した状態の断面図と、図
10(a),(b) に示す図4(a),(b) の配管が屈曲した状態
の断面図に基づいて以下に説明する。
【0032】すなわち、この出願に係る発明の誘導管P
1 を布設する第一工程においては、発進立坑Hに設けた
元押しジャッキJで掘進機Mの後部に連結した誘導管P
1 を押圧することにより掘削し、所定距離を掘進した段
階で誘導管P1 の後部に次の誘導管P1 を連結して元押
しジャッキJでこの誘導管P1 の後部を押圧し、その
後、所定距離を掘進する度に誘導管P1 を連結して掘進
させる。この時、誘導管P1 自体に元押しジャッキJか
ら掘進機Mへ与えられる推力に十分耐え得る強度を容易
に確保することができるので、長距離掘削時の推力に対
しても十分に耐えることができる。
【0033】また、掘進機Mだけで曲線推進させたので
は側方反力によって布設計画曲線に沿って正確に曲線推
進させることが困難であるが、掘進機Mの後部にこのよ
うな誘導管(強制型)P1 を連結して掘進機Mの曲線推
進に沿うように伸縮ジャッキ9で中折部Rを屈曲させれ
ば、掘進機Mの曲線推進に沿って誘導管P1 を正確に屈
曲させて曲線推進させることができる。
【0034】この時、図9および図10に示すように、
レール19は中折部Rにおいて屈曲し、配管11,1
2,13,14はシール筒15の位置で屈曲して誘導管
1 の屈曲による変位を吸収する。また、中折部Rの周
囲に設けた外周シール部Tのシール材8は、屈曲して押
圧される側は周囲が圧縮され、もう一方の側は周囲が延
びて円筒部材6との間で泥水等を確実にシールしてい
る。なお、ケーブル受具24は誘導管P1 の前後端で揺
動自在に支持している支持具25が揺動して変位を吸収
することができる。
【0035】このようにして曲線推進する誘導管P1
には、軸方向に連結した誘導管P1内のレール19が連
続的に形成されるため、このレール19に沿って発進立
坑Hから測量ロボットVを走行させることにより誘導管
1 や掘進機Mの位置を正確に測量することができる。
【0036】この測量ロボットVとしては、誘導管P1
内を軸方向に走行して自己の位置を正確に測量する機器
として、例えば、ロータリーエンコーダ等の移動距離検
出器や、レートジャイロ等の方位角検出器を装備してお
り、この測量ロボットVを発進立坑側の所定位置からレ
ール19に沿って走行させて所定走行速度における所定
時間後の位置を連続的に計測すると、この計測したデー
タに基づいて誘導管P1 の屈曲状態や掘進位置を正確に
測量することができる。そして、この測量データと掘進
機Mに設けられた独自の計測器からの信号データとによ
って、掘進機Mが実際に掘削した曲線推進軌跡Lを正確
に測定することができる。このようにして掘進機と誘導
管P1 とによって形成した曲線推進軌跡Lが正確に測定
されると、布設計画曲線とのずれを容易に修正すること
ができる。
【0037】また、曲線推進工法によって誘導管を布設
する場合、好ましくは、伸縮ジャッキ9を有する誘導管
(強制型)P1 を掘進機Mの後部に複数本設け、この誘
導管P1 を掘進機Mの曲線推進軌跡Lに沿って正確に屈
曲させて曲線推進させれば、掘進機Mとこの誘導管P1
とによって所定の曲線推進軌跡Lが形成される。
【0038】このようにして掘進機Mと複数本の誘導管
(強制型)P1 とで所定の曲線推進軌跡Lを形成した後
は、誘導管(強制型)P1 の後部に誘導管(自在型)P
2 を継ぎ足して元押しジャッキJで推進させれば、これ
らの誘導管P2 も上記曲線推進軌跡Lに沿って進ませる
ことができる。この誘導管(強制型)P1 と誘導管(自
在型)P2 の本数は、掘削長さにもよるが、例えば10
0mの管路を形成する場合であれば、掘進機Mの後方に
4〜5本の誘導管(強制型)P1 を連結し、その後は誘
導管(自在型)P2 を継ぎ足して元押しジャッキで押送
すれば、ほぼ布設計画曲線に沿った曲線推進が可能とな
る。なお、この誘導管(強制型)P1 の本数は、屈曲の
角度や掘進機径に応じて適宜設定すればよく、特に限定
されるものではない。
【0039】このようにして掘進機Mに複数の誘導管P
1,P2 を連結して長距離の曲線推進を行っても、誘導管
(強制型)P1 および誘導管(自在型)P2 には軸方向
に発進立坑Hから連続するレール19が設けられている
ため、発進立坑Hから測量ロボットVを走行させればこ
れら誘導管P1,P2 内を連続的に測量することができる
ので、このデータに基づいて実際の曲線推進軌跡Lと布
設計画曲線とのずれを修正しながら正確な長距離の曲線
推進が可能となる。
【0040】また、この実施例の誘導管P1,P2 によれ
ば、掘進機Mへの送水管11による送水や滑材注入管1
4による滑材の供給が可能で、掘進機Mで掘削した土砂
は排泥管12により排出でき水は排水管13により排出
できるため、掘進機Mにおける掘削機能を十分発揮する
構成も具備している。
【0041】その後、掘進機Mが到達立坑に到達した
ら、第二工程として、誘導管P2 の後ろに埋設管(ヒュ
ーム管)を接続して押送し、到達立坑からは誘導管を出
し、発進立坑では順次埋設管を接続して元押しジャッキ
で押し、到達立坑から全ての誘導管を出したら誘導管P
1,P2 を埋設管に置き代えることができる。この埋設管
を押送する時には予め誘導管によって管路が形成されて
いるため、埋設管が耐えられないような大きな力を要す
ることなく埋設管を布設することができる。したがっ
て、発進立坑と到達立坑との間の地盤を開削することな
く非開削で曲進する長距離の埋設管を正確に布設するこ
とができる。この取出した誘導管P1,P2 は再利用が可
能である。
【0042】なお、上記実施例では誘導管(強制型)P
1 と誘導管(自在型)P2 とを用いた例を説明したが、
誘導管(自在型)P2 のみであっても連続するレール1
9に沿って測量ロボットVを走行させることにより正確
な曲線推進軌跡Lを測量できるので、緩やかな曲線推進
であれば長距離の曲線推進を行うことは可能である。
【0043】また、これら誘導管P1,P2 の材質として
は、長距離曲線推進時の推力に耐え得るものであればよ
く、金属や高強度の合成樹脂等であれば可能である。
【0044】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0045】十分な強度を有する前管と後管とで屈曲可
能な誘導管を構成したため、長距離の曲線推進でも掘進
機の曲線推進に追随するように曲進し、この曲進してい
る誘導管内のレール上を走行する測量ロボットによって
常に掘進機の位置を測量することができるので、長距離
の正確な曲線推進をすることが可能となる。
【0046】この時、誘導管の屈曲軸とほぼ直交する面
の上部にレールを配置することによ り、レールに作用す
る曲げ力をほぼ横方向からの曲げ力のみにすることがで
きるので、レールの設計が容易にできる。
【0047】また、誘導管の軸方向に設けた複数の配管
の中折部にほぼ位置する箇所に屈曲可能なシール部を設
ければ、掘進機へ供給する送水管等を誘導管の屈曲角度
に応じて屈曲させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明の曲線推進工法用誘導管で
伸縮シリンダを具備した誘導管(強制型)を示す側断面
図である。
【図2】図1の要部を拡大した側断面図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】(a),(b) 共に、図2に示す配管のシール部の拡
大断面図である。
【図5】図2に示す配管端部の拡大断面図である。
【図6】図2の平面視における断面図で、下半部が上部
ピンを表示した断面図、上半部がレールを表示した断面
図である。
【図7】この出願に係る発明の曲線推進工法用誘導管で
伸縮シリンダを具備しない誘導管(自在型)を示す側断
面図である。
【図8】この出願に係る発明の曲線推進工法用誘導管で
曲線推進する工法を示す模式図である。
【図9】図6に示す平面視における断面図の屈曲した状
態を示す断面図である。
【図10】(a),(b) 共に、図4に示す配管のシール部の
屈曲した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…前管 2…後管 3…連結部材 4…連結部材 5…連結ピン 6…円筒部材 7…シール支持部材 8…シール材 9…伸縮ジャッキ 10…油圧制御バルブ 11…送水管 12…排泥管 13…排水管 14…滑材注入管 15…シール筒 16…シール材 17…管体 18…シール材 19…レール 19a…前部レール 19b…後部レール 20…固定部材 21…固定部材 22…支持部材 23…ケーブル 24…ケーブル受具 25…支持具 f…端部フランジ P1 …誘導管(強制型) P2 …誘導管(自在型) R…中折部 S…屈曲軸 T…外周シール部 U…シール部 V…測量ロボット M…掘進機 L…曲線推進軌跡 H…発進立坑 J…元押しジャッキ
フロントページの続き (73)特許権者 000160784 株式会社クボタ建設 東京都中央区新川一丁目8番8号 (73)特許権者 592089010 大都工業株式会社 東京都江東区亀戸1丁目38番6号 (73)特許権者 592009133 南野建設株式会社 大阪府大阪市北区芝田2丁目2番1号 新梅田ビル (73)特許権者 000154565 株式会社福田組 新潟県新潟市一番堀通町3番地10 (73)特許権者 591214804 株式会社松村組 大阪府大阪市北区東天満1丁目10番20号 (73)特許権者 594082604 真柄建設株式会社 石川県金沢市彦三町1丁目13番43号 (73)特許権者 594186555 馬淵建設株式会社 神奈川県横浜市南区花之木町2丁目26番 地 (73)特許権者 000176785 三菱建設株式会社 東京都中央区日本橋本町3丁目3番6号 (73)特許権者 591091205 村本建設株式会社 奈良県北葛城郡広陵町大字平尾11番地の 1 (73)特許権者 000146928 株式会社森本組 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町4番11号 (73)特許権者 000000974 川崎重工業株式会社 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番 1号 (72)発明者 野沢 有 東京都渋谷区渋谷2丁目17番3号 株式 会社青木建設内 (72)発明者 木村 亘宏 大阪府高槻市大塚町3−24−1 株式会 社淺沼組内 (72)発明者 野網 早男 兵庫県西宮市池田町12番20号 株式会社 新井組内 (72)発明者 竹垣 喜勝 大阪府大阪市港区三先1丁目11番18号 奥村組土木興業株式会社内 (72)発明者 佐藤 力 千葉県佐倉市江原新田298−18 (72)発明者 加藤 寿徳 千葉県千葉市美浜区幸町2−18−7− 406 (72)発明者 山名 守 大阪府大阪市北区柴田2丁目2番1号 新梅田ビル 南野建設株式会社内 (72)発明者 五十嵐 和行 新潟県新潟市一番堀通町3番地10 株式 会社福田組内 (72)発明者 河島 神治 大阪府堺市新檜尾台三丁3番8棟203号 (72)発明者 竹内 勝信 石川県金沢市彦三町1丁目13番43号 真 柄建設株式会社内 (72)発明者 片野 孝治 東京都町田市小川1−10−7 (72)発明者 高橋 弘樹 東京都中央区日本橋本町3丁目3番6号 三菱建設株式会社内 (72)発明者 森岡 錦也 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目5 番43号 村本建設株式会社内 (72)発明者 山崎 貴弘 大阪府大阪市天王寺区夕陽丘町4番11号 株式会社森本組内 (72)発明者 森 高志 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番 3号 川崎重工業株式会社 神戸本社内 (56)参考文献 特開 平5−52093(JP,A) 特開 平7−26885(JP,A) 特開 昭58−120995(JP,A) 特開 平5−79288(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 9/06 311

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小口径の掘進機を発進立坑から元押しジ
    ャッキで押送して誘導管を布設した後に該誘導管に代え
    て埋設管を布設する二工程の曲線推進工法に用いる誘導
    管であって、 前記誘導管を前管と後管とから形成し、該前管と後管と
    を半径方向に屈曲可能に連結して中折部を設け、該中折
    部の周囲に外周シール部を形成し、該誘導管内の軸方向
    に前記前管と後管とが半径方向に屈曲する屈曲軸とほぼ
    直交する面の上部に測量ロボットが走行するレールを設
    け、該レールに前管と後管との間で連続する前部レール
    を設け、該前部レールの先端側を固定部材で前管に固定
    するとともに後端側を固定部材で後管に固定し、該先端
    側の固定部材による固定を幅方向とともに軸方向にも移
    動しないように固定し、後端側の固定部材による固定を
    レールの幅方向の移動は抑止し軸方向にはスライド可能
    なように固定し該レールの前記中折部に位置する箇所
    を屈曲可能に構成したことを特徴とする曲線推進工法用
    誘導管。
  2. 【請求項2】 誘導管の軸方向に複数の配管を設け、該
    配管の前記中折部に位置する箇所に、屈曲軸に対して前
    後に所定間隔を設けて切断した配管の端部に僅かに大径
    のシール筒を設け、該シール筒の内周に設けた二重のシ
    ール材によってシール筒内に設けた所定長さの管体の周
    囲をシールするようにした屈曲可能なシール部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の曲線推進工法用誘導
    管。
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