JP2876190B2 - 小型電球接続用ソケット - Google Patents

小型電球接続用ソケット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は簡易組立式の小型電球接
続用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の小型電球を同時に点滅させるべく
簡易に組立てられるソケットは数多く知られている。従
来、簡易組立て式のソケットでは、被覆線の端部に端子
板を圧着導通し、長い被覆線とともに端子板をソケット
筺体に設けられた端子板係合孔に挿着する被覆線と端子
を圧着するもの、口金付の小型電球用のソケット金具に
被覆線を突差し導通する導通爪を一体に形成するソケッ
トと導通爪を一体に形成するものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】被覆線と端子板を圧着
するものにあっては、被覆線の端子部の被覆を剥ぎ圧着
する端子板を、小型電球より引き出されたリード線に圧
接されるべくソケット筺体内に設けられた端子板挿着部
に挿着固定する。こうした手段にあっては小形の電球に
合う小さな筺体内に幅広の端子板2枚を短絡しないよう
配置するためには、端子板に圧着される前の二本の被覆
線をまず筺体内の定位置に挿入し、その後被覆線の先端
に端子板をそれぞれ圧着し、被覆線を再び挿入した方向
に引き端子板を端子板挿着部に挿着固定する。その後、
リード線を引き出された状態で電球ベースに挿着された
小型電球を筺体のベース収納孔に挿着しており、組立て
が困難で時間がかかっていた。
【0004】他方、被覆線の端部に端子板を圧着させた
後に端子板を筺体内の端子板係合孔に挿着する手段にあ
っては、狭い筺体内を平板の端子板を捩りながら挿入
し、一度筺体内を通してから端子板係合孔に対し挿着す
るよう元の方向へ引き込むといった複雑な組立てが行わ
れる。したがって組み立て慣れたとしても組み立て時間
は1つのソケットにつき1分前後かかるうえ二本の被覆
導線はそれぞれ分離されているためまとめるためには二
本の被覆線を絡ませるなどの工夫が必要になっていた。
【0005】またソケットと導通爪を一体に形成するも
のにあっては、口金付の小型電球を用い、同口金に合う
ソケット金具を必要とすることが口金なしの小型電球を
用いるものに比べ高価にならざるを得なかった。また被
覆導線の端部をソケット金具に突差すことも、被覆線の
位置決めが不安定となりやはり組立て難いものとなって
いた。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、安価な部品を用
い、給電線の取り付け、まとめ方を含め組み立て易い小
型電球接続用ソケットを提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明小型電球接続用ソケットは、給電線となるフ
ラットケーブルの平板幅中央に複数の断線孔を設け、断
線孔の両側で導線の被覆を突差し小型電球のリード線に
圧接される端子板を導通させるように組み立てるもので
ある。即ち、二本以上の導線を平板状に並べ、平板幅方
向中央に配される導線の複数箇所を短絡することのない
よう切断し、断線孔を形成したフラットケーブルと、口
金なしの小型電球の底部を嵌合するとともに、口金なし
の小型電球のリード線を外側に引き出しガイドする電球
ベースと、電球ベースにガイドされるリード線に圧接導
通される圧接面および圧接面の下側縁部に導線を被覆外
側より突差し圧接面と導線とを導通する導通爪を有する
一対の端子板と、一対の端子板を嵌合係止する端子板係
合孔および導通爪の側に導線が収納保持されるケーブル
保持部、電球ベースを嵌合するベース収納孔を有するを
ソケット筺体と、フラット状ケーブルに形成された断線
孔に係合する係合部を中央に形成し、ケーブル保持部と
の間で導通爪が断線孔の前後にて導線をそれぞれ突差し
導通するべく圧挟するケーブル固定板とより構成される
ものである。
【0008】またフラット状ケーブルが、上下2枚のプ
ラスチックフィルムの間にシート状導線等を配したシー
トフィルム導線であることも良いものである。
【0009】
【作用】フラット状ケーブル3は二本以上の被覆された
導線を平板状に並べたもので、平板幅方向端部に配され
る少なくとも一本の導線4を除き、平板幅方向中央に配
される導線4の複数箇所を断線孔6をもって切断されて
いる。断線孔6の周囲は切断部分のない導線、被覆等で
囲われており、断線孔6前後の切断された端部の間隔は
常に一定に保たれる。
【0010】端子板8は口金なしの小型電球1の底部よ
り引き出されたリード線2に圧接導通されるとともに導
通爪11を介してフラットケーブル3の被覆部5の外方
より突差し断線孔6により切断された導線4の端部と導
通されるものである。
【0011】ケーブル保持部14はソケット筺体12の
下方に設けられ、フラット状ケーブル3に設けられた断
線孔6に係合部17を係合したケーブル固定板16によ
りフラット状ケーブル3を圧挟する。フラット状ケーブ
ル3をケーブル保持部14の側に押圧圧挟する過程で導
通爪11がフラット状ケーブル3の断線孔6の前後を正
確に突き差し導通する。
【0012】導通爪11を有する一対の端子板8はソケ
ット筺体12に設けられる端子板係合孔13に係合さ
れ、口金なしの小型電球1の底部に引き出されるリード
線2と圧接導通されることにより、フラット状ケーブル
3に加えられた電源により口金なしの小型電球1は点滅
される。
【0013】
【実施例】以下図にもとづき本発明小型電球接続用ソケ
ットの実施例につき説明する。図1は本発明小型電球接
続用ソケットの組立外観説明図である。口金なしの小型
電球1はリード線2を電球ベース7の下端より引き出さ
れた状態で嵌合され、さらに電球ベース7はソケット筺
体12に嵌合されてリード線2と端子板8が圧接されて
いる。端子板8はソケット筺体12に嵌合され下端に形
成された導通爪11を介してフラット状ケーブル3に突
き差され導通されるもので、これにより口金なしの小型
電球1に通電が可能となり点滅される。
【0014】フラット状ケーブル3は図2に示されるよ
うに三本のそれぞれ絶縁被覆された導線4を並列に成形
され、中央の一本の被覆部5を含む導線4を切断して断
線孔6が形成されている。一般に装飾用には複数の口金
なしの小型電球1を用い、同時に点滅するため、フラッ
ト状ケーブル3の断線孔6は定間隔をもって複数形成さ
れる。断線孔6はフラット状ケーブル3の中央の一本の
導線4を完全に切断するとともに位置決めの為の基準孔
ともなるものである。尚、図2においては三本の絶縁被
覆された導線4を並列に形成された例を示したが、二本
の絶縁被覆された導線4を並列に形成するとともに、一
本が中央位置に配されるように一端側に凝似ケーブルを
配することも良く、また4本以上の絶縁被覆された導線
4を並列に形成されたフラット状ケーブル3を用いる場
合、中央位置に配される1本以上の導線4を切断するよ
う断線孔6を形成することも良いものである。フラット
状ケーブル3の断線孔6を形成するに際し外側の導線4
あるいは疑似ケーブルを形成することは、断線孔6近傍
においてフラット状ケーブル3が幅方向に大きく折れ曲
がり切断された中央の導線4の端部の間隔が大きく変動
することのないようにも配慮されるものである。
【0015】図3(a),(b)はソケット筺体12と
フラット状ケーブル3の組立て状態図を示す。ソケット
筺体12に設けられた嵌合孔21の下方対向壁面にはそ
れぞれ端子板係合孔13がフラット状ケーブル3の長手
方向に対向されるよう形成されており、端子板8がソケ
ット筺体12の下方より嵌合係止される。端子板8の下
側縁部10の中央には導通爪11が形成されており、フ
ラット状ケーブル3の少なくとも最外側の被覆部5を含
む導線4を除いた中央の導線4を被覆部5の外側から突
差し、機械的に接触させ、電気的に導通させる。ケーブ
ル保持部14はソケット筺体12の下面に設けられフラ
ット状ケーブル3を係合する。ここでケーブル保持部1
4にはケーブル固定板16がフラット状ケーブル3の断
線孔6に係合部17を係合して、フラット状ケーブル3
を圧挟するべく係止爪18を介して嵌合される。
【0016】ケーブル固定板16の係合部17、係止爪
18はフラット状ケーブル3の断線孔6の位置および長
手方向をソケット筺体12の内部に設けられた端子板8
との位置との間において決定するもので、断線孔6の端
部近傍と端子板8に形成された導通爪11とが合わされ
る。そのためフラット状ケーブル3はソケット筺体12
の下方から端子板8に導通されるべく容易に組み立てが
可能となる。
【0017】第3図(a),(b)においてケーブル固
定板16に係止爪18が設けられているが、ソケット筺
体12のベース収納孔15に係止爪18を設けても良
く、あるいは双方に歯合する係止爪18を形成すること
も良いものである。
【0018】ソケット筺体12の上部には口金なしの小
型電球1のリード線2を下端より引き出した電球ベース
7を上方より収納するベース収納するベース収納孔15
が設けられている。電球ベース7がベース収納孔15に
嵌合されることによりリード線2は端子板8に形成され
る圧接面9に圧接導通され、直列に接続される他の口金
なしの小型電球1とともに同時通電される。
【0019】さて、端子板8、口金なしの小型電球1を
接続し導通されるフラット状ケーブル3の断線孔6によ
り断線される中央の導線4と、外側の切断されない導線
4とは一方の端部において接続導通され、他方をコンセ
ント等に接続することにより、全電球に同時通電できる
ようになるものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明のとうり本発明においては、一
組のフラット状ケーブル3に断線孔6を形成することに
より、フラット状ケーブル3のソケット筺体12に対す
る位置決めを容易にする。
【0021】また位置決めされたフラット状ケーブル3
に対し、一対の端子板8を同時に突き差し導通させるも
ので、その作業を単純にしかつ作業時間を短縮できる。
【0022】従来、場合によっては10本以上の被覆線
を用い取り扱い難く、また管理上複雑になっていた電線
に対しても、たった1本のフラット状ケーブル3を用い
て済むようになり取り扱い易く、また組立て管理をし易
くなるなどの効果があるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明小型電球接続用ソケットの組立外観説明
図である。
【図2】本発明にかかるフラット状ケーブル説明図であ
る。
【図3】ソケット筺体とフラット状ケーブルの組立説明
図である。
【符号の説明】
1〜口金なしの小型電球 2〜リード線 3〜フラット状ケーブル 4〜導線 5〜被覆部 6〜断線孔 7〜電球ベース 8〜端子板 10〜端子板の下側縁部 11〜導通爪 12〜ソケット筺体 13〜端子板係合部 14〜ケーブル保持部 15〜ベース収納孔 16〜ケーブル固定板 17〜係合部 18〜係止爪 21〜嵌合部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二本以上の導線を平板上に並べて形成し
    たフラット状ケーブルと、口金なしの小型電球の底部を
    嵌合するとともに、当該口金なしの小型電球のリード線
    を外側に引き出しガイドする電球ベースと、該電球ベー
    スにガイドされるリード線に圧接導通される圧接面およ
    び該圧接面の下側縁部に前記した導線を被覆外側より突
    き刺し圧接面と導線とを導通する導通爪を有する一対の
    端子板と、該一対の端子板を嵌合係止する端子板係合孔
    および前記した導通爪の側に導線が収納保持されるケー
    ブル保持部、前記した電球ベースを嵌合するベース収納
    孔を有するソケット筺体とからなる小型電球を導線を介
    して直列接続し、同時に点滅する簡易組立式の小型電球
    接続用ソケットにおいて、前記したフラット状ケーブル
    の二本以上の導線を平板上に並べ平板幅方向中央に配さ
    れる導線の複数箇所を短絡することのないよう、且つ位
    置決めのための基準ともなるよう銅線を完全に切断して
    窓状の断線孔を形成し、このフラット状ケーブルの断線
    孔に係合する係合部の中央に形成した前記ケーブル保持
    部との間で導通爪が断線孔前後にて切断された導線をそ
    れぞれ突き刺し導通すべく圧挟するケーブル固定板とよ
    り構成したことを特徴とする小型電球接続用ソケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の小型電球接続用ソケット
    において、フラット状ケーブルが、上下2枚のプラスチ
    ックフィルムの間にシート状導線等を配したシートフィ
    ルム導線であることを特徴とする小型電球接続用ソケッ
    ト。
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