JP2874447B2 - 車両の操舵制御装置 - Google Patents

車両の操舵制御装置

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JP2874447B2
JP2874447B2 JP12363492A JP12363492A JP2874447B2 JP 2874447 B2 JP2874447 B2 JP 2874447B2 JP 12363492 A JP12363492 A JP 12363492A JP 12363492 A JP12363492 A JP 12363492A JP 2874447 B2 JP2874447 B2 JP 2874447B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的に車輪を操舵制
御する車両の操舵制御装置に係り、特に車輪のスリップ
角が大きくなったとき車輪を補正操舵して車輪がコーナ
リング限界を越えないようにする車両の操舵制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特開昭6
2−116355号公報に示されているように、車輪の
サイドフォースの時間微分値とセルフアライニングトル
クの時間微分値が互いに異符号となるとき、車輪がコー
ナリング限界に達しているとの判断の基に予め決めた所
定量だけ車輪を操舵して、車輪がコーナリング限界を越
えることのないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車輪のコーナ
リング限界は本来的にはスリップ角の増加に対してコー
ナリングフォースが減少し始める車輪の状態として定義
されるもので、上記従来の装置にあっては車輪のスリッ
プ角とは無関係に車輪のコーナリング限界を決定してい
るので、正確に車輪のコーナリング限界を判定できな
い。例えば、車輪を中立位置に戻す場合には、車輪がコ
ーナリング限界に達していなくても、サイドフォースは
減少しかつセルフアライニングトルクは増加する場合が
あり、この状態では車輪がコーナリング限界にあると誤
判定される。また、上記従来の装置にあっては、車輪が
コーナリング限界を越えていれば、どの程度越えている
かとは無関係に、車輪が常に一定量だけ補正操舵される
のみであるので、車輪が適量だけ操舵されることはな
い。
【0004】本発明は上記問題に対処するためになされ
たもので、その目的は車輪のコーナリング限界が正確に
検出されるとともに、同コーナリング限界を越えたとき
車輪を適量だけ操舵する車両の操舵制御装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、車輪を操舵する操舵機構
を電気的に制御する電気制御装置を、車輪のスリップ角
を検出するスリップ角検出手段と、車輪のコーナリング
フォースを検出するコーナリングフォース検出手段と、
前記検出されたコーナリングフォースを前記検出された
スリップ角で微分演算する微分演算手段と、コーナリン
グフォースをスリップ角で微分した値が零となるスリッ
プ角を限界スリップ角として予め記憶した記憶手段と、
前記微分演算された値が負のとき前記検出されたスリッ
プ角と前記記憶されている限界スリップ角との差を操舵
角として決定する操舵角決定手段と、前記操舵機構を前
記決定操舵角に対応した制御信号により制御して車輪を
前記決定された操舵角に操舵する操舵制御手段とで構成
したことにある。
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、微分演算手段が検出されたコーナリングフォー
スを検出されたスリップ角で微分し、この微分結果が負
であるとき、操舵角決定手段が検出されたスリップ角と
予め記憶されている限界スリップ角との差を操舵角とし
て決定して、操舵制御手段が前記決定操舵角に車輪を操
舵制御する。これにより、車輪のコーナリング限界が定
義通りに検出されるので、車輪のコーナリング限界が正
確に判定される。また、限界スリップ角はコーナリング
フォースをスリップ角で微分した値が零となるスリップ
角であるので、車輪はコーナリング限界を越えている程
度に応じて補正操舵され、すなわち車輪が適量だけ操舵
される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は同実施例に係る車両の全体を概略的に示
している。この車両は、前輪FW1,FW2を操舵する
前輪操舵機構Aと、後輪RW1,RW2を操舵する後輪
操舵機構Bと、両操舵機構A,Bを電気的に制御する電
気制御装置Cとを備えている。
【0008】前輪操舵機構Aは円筒状に形成され車体
(図示しない)に軸方向に変位可能に支持されたハウジ
ング11を備えており、同ハウジング11内にはラック
バー12が軸方向に変位可能に支持されている。ラック
バー12は、ハウジング11内にて同バー12と噛合す
るピニオン13と、下端にてピニオン13に接続された
中間軸14a(操舵軸14の若干の屈曲を許容する)を
含む操舵軸14を介して操舵ハンドル15に接続される
とともに、その両端にてタイロッド16a,16b及び
ナックルアーム17a,17bを介して前輪FW1,F
W2を操舵可能に接続している。ハウジング11内には
一体的にパワーシリンダ18が形成されており、同シリ
ンダ18のピストンはラックバー12に固定され、同ピ
ストンにより区画された左右油室はハウジング11に組
み付けた制御バルブ21にそれぞれ接続されている。制
御バルブ21は操舵軸14に作用する操舵トルクに応じ
て油圧ポンプ22からパワーシリンダ18の一方の油室
への作動油の供給及び他方の油室からリザーバ23への
作動油の排出を制御する。
【0009】ハウジング11にはブラケット24を介し
て油圧シリンダ25のピストンロッドが接続されてお
り、同シリンダ25は左右油室への作動油の給排に応じ
てハウジング11を軸方向に駆動する。油圧シリンダ2
5の左右油室は電磁切り換えバルブ26を介して油圧ポ
ンプ22およびリザーバ23にそれぞれ接続されてい
る。電磁切り換えバルブ26はソレノイド26aを備え
ており、ソレノイド26aへの電圧の非印加時に第1状
態(図示中央位置)に設定されて油圧ポンプ22及びリ
ザーバ23と油圧シリンダ25の左右油室との連通を禁
止する。また、電磁切り換えバルブ26はソレノイド2
6aへの正電圧の印加時に第2状態(図示左位置)に設
定されて油圧ポンプ22から油圧シリンダ25の左油室
への作動油の供給及び同シリンダ25の右油室からリザ
ーバ23への作動油の排出を許容するとともに、ソレノ
イド26aへの負電圧の印加時に第3状態(図示右位
置)に設定されて油圧ポンプ22から油圧シリンダ25
の右油室への作動油の供給及び同シリンダ25の左油室
からリザーバ23への作動油の排出を許容する。
【0010】後輪操舵機構Bは円筒状に形成され車体に
支持されたハウジング31を備えており、同ハウジング
31内にはリレーロッド32が軸方向に変位可能に支持
されている。リレーロッド32はその両端にてタイロッ
ド33a,33b及びナックルアーム34a,34bを
介して後輪RW1,RW2を操舵可能に接続している。
ハウジング31内には一体的にパワーシリンダ35が形
成されており、同シリンダ35のピストンはリレーロッ
ド32に固定されている。ピストンにより区画されたパ
ワーシリンダ35の左右油室は電磁切り換えバルブ36
を介して油圧ポンプ22及びリザーバ23にそれぞれ接
続されている。電磁切り換えバルブ36はソレノイド3
6aを備えており、ソレノイド36aへの電圧の非印加
時に第1状態(図示中央位置)に設定されて油圧ポンプ
22及びリザーバ23とパワーシリンダ35の左右油室
との連通を禁止する。また、電磁切り換えバルブ36は
ソレノイド36aへの正電圧の印加時に第2状態(図示
右位置)に設定されて油圧ポンプ22からパワーシリン
ダ35の右油室への作動油の供給及び同シリンダ35の
左油室からリザーバ23への作動油の排出を許容すると
ともに、負電圧の印加時に第3状態(図示左位置)に設
定されて油圧ポンプ22から同シリンダ35の左油室へ
の作動油の供給及び同シリンダ35の右油室からリザー
バ23への作動油の排出を許容する。
【0011】電気制御装置Cは、車両の横加速度GY
検出する横加速度センサ41、車両のヨーレートγを検
出するヨーレートセンサ42、車速uを検出する車速セ
ンサ43およびハンドル舵角θH を検出するハンドル舵
角センサ44を備えるとともに、前輪制御舵角センサ4
5および後輪制御舵角センサ46を備えている。前輪制
御舵角センサ45は、油圧シリンダ25のピストンロッ
ドの基準位置からの変位量を検出することより、前輪F
W1,FW2の制御舵角δF を検出するものである。後
輪制御舵角センサ46は、リレーロッド32の基準位置
からの変位量を検出することにより、後輪RW1,RW
2の制御舵角δR を検出するものである。なお、これら
の検出される各値GY,γ,θHFRはそれぞれ左方向
を正で表し、かつ右方向を負で表している。
【0012】これらの各センサ41〜46はマイクロコ
ンピュータ47に接続されている。マイクロコンピュー
タ47はバス47aにそれぞれ共通に接続されたROM
47b、CPU47c、RAM47dおよびI/O(入
出力インターフェース回路)47eからなる。ROM4
7bは図2〜4のフローチャートに対応したプログラム
を記憶し、CPU47cは同プログラムを実行し、RA
M47dは前記プログラムの実行に必要な変数を一時的
に記憶する。また、RAMの一部は不揮発性に構成され
ていて、同部分には図7のα−H特性に対応したデータ
を記憶した前輪FW1,FW2用の第1テーブルと後輪
RW1,RW2用の第2テーブルとが設けられている。
I/O47eには前記各センサ41〜46に加えて、警
告器48および差動増幅器51,52が接続されてい
る。警告器48はブザーおよびランプからなり、車輪が
スリップ限界を越えたときに運転者に警告するものであ
る。差動増幅器51は正側入力(+)にてI/O47eに
内蔵されたD/A変換器からの前輪制御舵角δF を表す
アナログ制御信号を入力するとともに、負側入力(−)に
て前輪制御舵角センサ45により検出された前輪制御舵
角δF を入力して、前輪FW1,FW2の操舵をフィー
ドバック制御する。差動増幅器52は正側入力(+)にて
I/O47eに内蔵されたD/A変換器からの後輪制御
舵角δR を表すアナログ制御信号を入力するとともに、
負側入力(−)にて後輪制御舵角センサ46により検出さ
れた後輪制御舵角δR を入力して、後輪RW1,RW2
の操舵をフィードバック制御する。
【0013】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。イグニッションスイッチがオンされると、
CPU47cは図2のステップ100にてプログラムの
実行を開始し、ステップ101の初期設定処理の後、ス
テップ102〜109からなる処理を繰り返し実行す
る。
【0014】ステップ102にて、各センサ41〜46
から横加速度GY 、ヨーレートγ、車速u、ハンドル舵
角θH 、前輪制御舵角δF および後輪制御舵角δR をそ
れぞれ入力し、ステップ103にて入力した横加速度G
Y 、ヨーレートγおよび車速uを用いて下記数1の演算
の実行により車両のスリップ角βを計算する。
【0015】
【数1】β=∫(GY/u−γ)dt なお、本実施例では車両のスリップ角βを前述のように
前記数1の積分演算の実行により計算するようにした
が、この積分演算に代えて1次遅れ疑似積分演算により
スリップ角βを計算するようにしてもよい。また、車両
のスリップ角βを実測するようにしてもよい。
【0016】次に、ステップ104にて前記計算した車
両のスリップ角β、前記入力したヨーレートγ、車速
u、ハンドル舵角θH、前輪制御舵角δFおよび後輪制御
舵角δR を用いて下記数2,3の演算の実行により前輪
FW1,FW2のスリップ角α F および後輪RW1,R
W2のスリップ角αR を計算する(図5参照)。
【0017】
【数2】αF=β+aγ/u−NθH−δF
【0018】
【数3】αR=β−bγ/u−δR なお、上記数2,3中、aは前輪車軸と重心との距離を
表す予め与えられた固定値であり、bは後輪車軸と重心
との距離を表す予め与えられた固定値であり、Nはステ
アリングギヤ比を表す予め与えられた固定値である。
【0019】次に、ステップ105にて前記入力したヨ
ーレートγの時間微分値dγ/dtを計算するとともに、こ
の時間微分値dγ/dtと横加速度GY を用いた下記数4,
5の演算の実行によりFW1,FW2のコーナリングフ
ォースFF および後輪RW1,RW2のコーナリングフ
ォースFR を計算する。
【0020】
【数4】
【0021】
【数5】
【0022】なお、前記数4,5中、Mは車両重量を表
す予め与えられた固定値であり、Iは車両のヨー慣性モ
ーメントを表す予め与えられた固定値である。
【0023】このようなステップ104,105の処理
においては前回計算されたスリップ角αF,αRおよびコ
ーナリングフォースFF,FRもRAM47d内に記憶さ
れているようになっており、次のステップ106にて前
回計算したスリップ角αF(n-1),αR(n-1)およびコーナ
リングフォースFF(n-1),FR(n-1)と今回計算したスリ
ップ角αF(n),αR(n)およびコーナリングフォースF
F(n),FR(n)とを用いた下記数6,7の微分演算の実行
によりコーナリングフォースFF,FRをスリップ角
αF,αRでそれぞれ偏微分した偏微分値HFF),H
RR)を計算する。
【0024】
【数6】
【0025】
【数7】
【0026】次に、ステップ107にて、前記ステップ
104の処理によって計算されたスリップ角αF,αR
前記ステップ106の処理により計算された偏微分値H
FF),HRR)とを用いて、RAM47d内の不揮発
性部分に設けられた第1および第2テーブル内のデータ
を補正する。
【0027】ここで、前記数4〜7の物理的意味につい
て説明しておくと、車輪においては、図6に示すよう
に、スリップ角αの絶対値|α|が限界スリップ角α01
に達するまでは、コーナリングフォースFは前記絶対値
|α|の増加にしたがって増加する。そして、前記絶対
値|α|が限界スリップ角α01を越えると、コーナリン
グフォースFは同絶対値|α|の増加にしたがって減少
する。なお、前記絶対値|α|が限界スリップ角α01
等しいときが車輪のコーナリング限界として定義され
る。そこで、コーナリングフォースFをスリップ角αで
偏微分することにより、偏微分値H(α)は、図7に示す
ように、スリップ角αの絶対値|α|が限界スリップ角
α01より小さな範囲内では正の値となり、同絶対値|α
|が限界スリップ角α01より大きな範囲内では負の値と
なる。これにより、前記絶対値|α|が限界スリップ角
α01を越えた場合には、この越えた分だけ車輪を操舵し
てスリップ角αの絶対値|α|が限界スリップ角α01
なるようにしてやれば、車輪は最大のコーナリングフォ
ースFMAX を発生することになる。以下、この理論を用
いたステップ108,109による「前輪操舵制御ルー
チン」および「後輪操舵制御ルーチン」について説明す
る。
【0028】「前輪操舵制御ルーチン」は図3に詳細に
示されており、CPU47cはステップ200にてその
実行を開始し、ステップ201にて前記計算した偏微分
値HFF)が「0」以上であるか否かを判定する。この
場合、偏微分値HFF)が「0」以上であれば、ステッ
プ201にて「YES」と判定して、ステップ202に
て前記計算したスリップαFと前記入力した前輪制御舵
角δFとを用いた下記数8の演算の実行により前輪制御
舵角δF を含まない前輪FW1,FW2のスリップ角ε
Fを計算する。
【0029】
【数8】εF=αF+δF この数8の意味について、若干の説明を加えておく。前
輪FW1,FW2を図5に示すように左方向(正方向)
に操舵したとすれば、前輪FW1,FW2のスリップ角
αF は負の値となる。一方、この場合、前輪FW1,F
W2がコーナリングフォース限界に達しているならば、
前輪FW1,FW2は、スリップ角αF の絶対値|αF
| を減少させるために、右方向に操舵制御されている
はずであるから、このときの前輪制御舵角δFは負の値
となる。その結果、スリップ角εFは、その絶対値|εF
|がスリップ角αFの絶対値|αF|よりも前輪制御舵角
δFの絶対値|δF|分大きな負の値となる。その結果、
スリップ角εFは前輪FW1,FW2を操舵制御しなか
った場合における前輪FW1,FW2のスリップ角を示
すことになる。当然ながら、前輪制御舵角δF が「0」
であれば、両スリップ角εF,αFは等しい値である。ま
た、前輪FW1,FW2が右方向(正方向)に操舵され
た場合には、スリップ角αFおよび前輪制御舵角δFは共
に「0」以上の値となり、スリップ角εF は前輪FW
1,FW2を操舵制御しなかった場合における前輪FW
1,FW2のスリップ角を示す。
【0030】前記ステップ202の処理後、ステップ2
03にて、スリップ角εF の絶対値|εF| に基づいて
RAM47d内の第1テーブルを参照することにより、
偏微分値HFF)を計算し、ステップ204にて偏微分
値HFF)が「0」以上であるか否かを判定する。通常
走行では、車輪はコーナリング限界を越えていないの
で、偏微分値HFF)は「0」以上であり、ステップ2
04にて「YES」と判定してプログラムをステップ2
05以降へ進める。ステップ205においては、警告器
48の非作動を表す制御信号を出力する。これにより、
警告器48内のブザーおよびランプは作動しない。次
に、ステップ206にて目標前輪制御舵角δF*を「0」
に設定し、ステップ207にて同舵角δF*を表す制御信
号をI/O47eを介して差動増幅器51に出力してス
テップ208にてこの「前輪操舵制御ルーチン」を終了
する。
【0031】差動増幅器51は前記出力された目標前輪
制御舵角δF*と前輪制御舵角センサ45により検出され
た前輪制御舵角δF とを比較し、この比較結果に基づい
て電磁切り換えバルブ26を制御することにより前輪F
W1,FW2を操舵する。この場合、目標前輪制御舵角
δF*と検出前輪制御舵角δF とが等しければ、差動増幅
器51はソレノイド26aへの電圧の印加を解除するこ
とにより電磁切り換えバルブ26を第1状態(図示中央
位置)に設定し、油圧シリンダ25に対する作動油の給
排を停止してハウジング11を駆動しない。目標前輪制
御舵角δF*が検出前輪制御舵角δF より大きければ、差
動増幅器51はソレノイド26aへ正電圧を印加するこ
とにより電磁切り換えバルブ26を第2状態(図示左位
置)に設定し、油圧シリンダ25の左油室へ油圧ポンプ
22からの作動油を供給するとともに同シリンダ25の
右油室からの作動油をリザーバ23へ排出してハウジン
グ11を右方向に駆動する。これにより、ラックバー1
2はハウジング11と共に右方向へ変位して、前輪FW
1,FW2は左方向(正方向)に操舵される。また、目
標前輪制御舵角δF*が検出前輪制御舵角δF より小さけ
れば、差動増幅器51はソレノイド26aへ負電圧を印
加することにより電磁切り換えバルブ26を第3状態
(図示右位置)に設定し、油圧シリンダ25の右油室へ
油圧ポンプ22からの作動油を供給するとともに同シリ
ンダ25の左油室からの作動油をリザーバ23へ排出し
てハウジング11を左方向に駆動する。これにより、ラ
ックバー12はハウジング11と共に左方向へ変位し
て、前輪FW1,FW2は右方向(負方向)に操舵され
る。このようにして、前輪FW1,FW2は目標前輪制
御舵角δF*(=0)に補正操舵される。
【0032】一方、操舵ハンドル15を大きく回動する
ことにより、前輪FW1,FW2がコーナリング限界を
越えると、ステップ106の処理により計算された偏微
分値HFF)が「0」より小さくなる。したがって、ス
テップ201にて「NO」と判定して、プログラムをス
テップ209へ進める。ステップ209においては、警
告器48を作動させるための制御信号を出力する。これ
により、警告器48内のブザーおよびランプは作動し
て、運転者は車輪がコーナリング限界に達していること
を認識できる。次に、ステップ210にてスリップ角α
F と限界スリップ角α01を用いた下記数9の演算の実行
により補正舵角ΔδF を計算する。
【0033】
【数9】ΔδF=|αF|−α01 この補正舵角ΔδFは、図7に示すように、スリップ角
αF の絶対値|αF|が限界スリップ角α01を越えてい
る量を表す。次に、ステップ211にてスリップ角αF
が正であるか否かを判定する。この場合、スリップ角α
F が正であれば、ステップ211にて「YES」と判定
して、ステップ212にて検出前輪制御舵角δFに補正
舵角ΔδFを加算する下記数10の演算の実行により目
標前輪制御舵角δF*を計算する。
【0034】
【数10】δF*=δF+ΔδF また、スリップ角αF が正でなければ、ステップ211
にて「NO」と判定して、ステップ213にて検出前輪
制御舵角δFから補正舵角ΔδFを減算する下記数11の
演算の実行により目標前輪制御舵角δF*を計算する。
【0035】
【数11】δF*=δF−ΔδF これらのステップ212,213の処理後、ステップ2
07にて目標前輪制御舵角δF*を表す制御信号を差動増
幅器51に出力して、ステップ208にてこの「前輪操
舵制御ルーチン」を終了する。これにより、前輪FW
1,FW2が右方向(負方向)に操舵されていて、スリ
ップ角αF が正であれば、前輪FW1,FW2はスリッ
プαFの絶対値|αF|を減少させる左方向(正方向)に
限界スリップ角α01まで操舵される。前輪FW1,FW
2が左方向(正方向)に操舵されていて、スリップ角α
Fが負であれば、前輪FW1,FW2はスリップαFの絶
対値|αF|を減少させる右方向(負方向)に限界スリ
ップ角α01 まで操舵される。その結果、前輪FW1,
FW2は最大コーナリングフォースが発生される角度ま
で補正操舵されることになる。
【0036】さらに、前記前輪FW1,FW2の補正操
舵中、操舵ハンドル15による前輪FW1,FW2の操
舵量が大きくなったり、走行路面の状態が悪化したりし
て、偏微分値HFF)がふたたび「0」より小さくなる
と、前述のように、ステップ201にて「NO」と判定
して、プログラムをステップ209〜213,207へ
進める。この場合も、ステップ210の処理により補正
舵角ΔδF はスリップ角αF が限界スリップ角α01を越
えている量に設定され、ステップ211〜213,20
7の処理により前輪FW1,FW2は最大コーナリング
フォースが発生される角度までさらに追加して補正操舵
される。
【0037】一方、前記前輪FW1,FW2の補正操舵
中、操舵ハンドル15による前輪FW1,FW2の操舵
量が小さくなったり、走行路面の状態が良好となったり
して、偏微分値HFF)が「0」以上になると、前述の
ように、ステップ201にて「YES」と判定してプロ
グラムをステップ202〜204に進める。この場合、
ステップ202,203の処理により計算された前輪F
W1,FW2を操舵制御しなかった場合におけるスリッ
プ角εF に対応した偏微分値HFF)が「0」以上にな
れば、ステップ204にて「YES」との判定の基に、
前述したステップ205〜207の処理により、警告器
48が非作動制御されるとともに、前輪FW1,FW2
の補正操舵が停止される。
【0038】また、偏微分値HFF)が「0」以上であ
っても、スリップ角εF に対応した偏微分値HFF)が
「0」以上になければ、ステップ201における「YE
S」およびステップ204における「NO」との判定の
基に、プログラムはステップ210〜213,207に
進められる。この場合、警告器48は作動状態に保たれ
たまま、ステップ210の処理により補正舵角ΔδF
計算されるとともに、ステップ211〜213の処理に
より目標前輪制御舵角δF*が計算され、ステップ207
の処理により前輪FW1,FW2が目標前輪制御舵角δ
F*に操舵制御される。前記ステップ210の補正舵角Δ
δF の計算においては、スリップ角αFの絶対値|αF
は限界スリップ角α01より小さくなるので、補正舵角Δ
δF は負となる。その結果、前輪FW1,FW2が右方
向(負方向)に操舵されていて、スリップ角αF が正で
あれば、前輪FW1,FW2はスリップαFの絶対値|
αF|を増加させる右方向(負方向)に限界スリップ角
α01まで操舵される。前輪FW1,FW2が左方向(正
方向)に操舵されていて、スリップ角αF が負であれ
ば、前輪FW1,FW2はスリップαFの絶対値|αF
を増加させる左方向(正方向)に限界スリップ角α01
で操舵される。その結果、この場合も、前輪FW1,F
W2は最大コーナリングフォースが発生される角度まで
補正操舵されることになる。
【0039】次に、「後輪操舵制御ルーチン」について
説明する。この「後輪操舵制御ルーチン」においては、
後輪RW1,RW2が前述した前輪FW1,FW2と同
様に操舵制御される。CPU47dは図4のステップ3
00にてその実行を開始し、ステップ301にて前記計
算した偏微分値HRR)が「0」以上であるか否かを判
定する。この場合も、偏微分値HRR)は「0」以上で
あれば、ステップ301にて「YES」と判定して、ス
テップ302にて前記計算したスリップαRと前記入力
した後輪制御舵角δRとを用いた下記数12の演算の実
行により後輪制御舵角δR を含まない後輪RW1,RW
2のスリップ角εRを計算する。
【0040】
【数12】εR=αR+δR 次に、ステップ303にて、スリップ角εR の絶対値|
εR| に基づいてRAM47d内の第2テーブルを参照
することにより、偏微分値HRR)を計算し、ステップ
304にて偏微分値HRR)が「0」以上であるか否か
を判定する。偏微分値HRR)が「0」以上であれば、
ステップ304にて「YES」と判定してプログラムを
ステップ305以降へ進める。ステップ305において
は、警告器48を非作動制御する。次に、ステップ30
6にて目標後輪制御舵角δR*を「0」に設定し、ステッ
プ307にて同舵角δR*を表す制御信号をI/O47e
を介して差動増幅器52に出力してステップ308にて
この「後輪操舵制御ルーチン」を終了する。
【0041】差動増幅器52は前記出力された目標後輪
制御舵角δR*と後輪制御舵角センサ46により検出され
た後輪制御舵角δR とに基づいて電磁切り換えバルブ3
6を前述した前輪FW1,FW2の場合と同様に制御す
る。電磁切り換えバルブ36およびパワーシリンダ35
も前述した電磁切り換えバルブ26および油圧シリンダ
25と同様に作動し、後輪RW1,RW2は目標後輪制
御舵角δR*(=0)すなわち中立状態にに操舵制御され
る。ただし、この場合には、リレーロッド32の軸方向
への変位により、後輪RW1,RW2が左右に操舵され
る。
【0042】後輪RW1,RW2がコーナリング限界を
越えると、ステップ106の処理により計算された偏微
分値HRR)が「0」より小さくなる。したがって、ス
テップ301にて「NO」と判定して、プログラムをス
テップ309へ進めて警告器48を作動させる。次に、
ステップ310〜313にてスリップ角αR と限界スリ
ップ角α01を用いた下記数13の演算の実行により補正
舵角ΔδR を計算する。
【0043】
【数13】ΔδR=|αR|−α01 次に、ステップ311〜313の処理により、スリップ
角αR が正であれば下記数14に示された目標後輪制御
舵角δR*を計算し、スリップ角αR が正でなければ下記
数15に示された目標後輪制御舵角δR*を計算する。
【0044】
【数14】δR*=δR+ΔδR
【0045】
【数15】δR*=δR−ΔδR これらのステップ311〜313の処理後、ステップ3
07にて後輪RW1,RW2を目標後輪制御舵角δR*に
操舵制御する。この場合も、後輪RW1,RW2が右方
向(負方向)に操舵されていて、スリップ角αR が正で
あれば、後輪RW1,RW2はスリップαRの絶対値|
αR|を減少させる左方向(正方向)に限界スリップ角
α01まで操舵される。後輪RW1,RW2が左方向(正
方向)に操舵されていて、スリップ角αRが負であれ
ば、後輪RW1,RW2はスリップαRの絶対値|αR
を減少させる右方向(負方向)に限界スリップ角α01
まで操舵される。その結果、後輪RW1,RW2は最大
コーナリングフォースが発生される角度まで補正操舵さ
れることになる。
【0046】さらに、前記後輪RW1,RW2の補正操
舵中、後輪RW1,RW2の操舵量が大きくなったて
り、走行路面の状態が悪化したりして、偏微分値HR
R)がふたたび「0」より小さくなると、前述のように、
ステップ301にて「NO」と判定して、プログラムを
ステップ309〜313,307へ進める。この場合
も、ステップ310の処理により補正舵角ΔδR はスリ
ップ角αR が限界スリップ角α01を越えている量に設定
され、ステップ311〜313,307の処理により、
後輪RW1,RW2は最大コーナリングフォースが発生
される角度までさらに追加して補正操舵される。
【0047】一方、前記後輪RW1,RW2の補正操舵
中、後輪RW1,RW2の操舵量が小さくなったり、走
行路面の状態が良好となったりして、偏微分値HRR)
が「0」以上になると、前述のように、ステップ301
にて「YES」と判定してプログラムをステップ302
〜304に進める。この場合、ステップ302,303
の処理により計算された後輪RW1,RW2を操舵制御
しなかった場合におけるスリップ角εR に対応した偏微
分値HRR)が「0」以上になれば、ステップ304に
て「YES」との判定の基に、前述したステップ305
〜307の処理により、警告器48が非作動制御される
とともに、後輪RW1,RW2の補正操舵が停止され
る。
【0048】また、偏微分値HRR)が「0」以上であ
っても、スリップ角εR に対応した偏微分値HRR)が
「0」以上になければ、ステップ301における「YE
S」およびステップ304における「NO」との判定の
基に、プログラムはステップ310〜313,307に
進められる。この場合、警告器48は作動状態に保たれ
たまま、ステップ310の処理により補正舵角ΔδR
計算されるとともに、ステップ311〜313の処理に
より目標後輪制御舵角δR*が計算され、ステップ307
の処理により後輪RW1,RW2が目標後輪制御舵角δ
F*に操舵制御される。前記ステップ310の補正舵角Δ
δR の計算においては、スリップ角αRの絶対値|αR
は限界スリップ角α01より小さくなるので、補正舵角Δ
δR は負となる。その結果、後輪RW1,RW2が右方
向(負方向)に操舵されていて、スリップ角αR が正で
あれば、後輪RW1,RW2はスリップ角αRの絶対値
|αR|を増加させる右方向(負方向)に限界スリップ
角α01まで操舵される。後輪RW1,RW2が左方向
(正方向)に操舵されていて、スリップ角αR が負であ
れば、後輪RW1,RW2はスリップαRの絶対値|αR
|を増加させる左方向(正方向)に限界スリップ角α01
まで操舵される。その結果、この場合も、RW1,RW
2は最大コーナリングフォースが発生される角度まで補
正操舵されることになる。
【0049】上記作動説明からも理解できるとおり、上
記実施例によれば、前輪FW1,FW2および後輪RW
1,RW2の各スリップ角αF,αRの絶対値|αF|,
|αR|が限界スリップ角α01を越えた場合には、この
越えた量|αF|−α01,|αR|−α01を補正舵角Δδ
F,ΔδRとして、同補正舵角ΔδF,ΔδRだけ前輪FW
1,FW2および後輪RW1,RW2を操舵して、前輪
FW1,FW2および後輪RW1,RW2が最大コーナ
リングフォースを発生するようにしたので、車両の旋回
性能が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す車両の全体概略図で
ある。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
プログラムのフローチャートである。
【図3】 図2の前輪操舵制御ルーチンの詳細フローチ
ャートである。
【図4】 図2の後輪操舵制御ルーチンの詳細フローチ
ャートである。
【図5】 前輪舵角、後輪舵角、ヨーレート、スリップ
角などの方向を説明するための説明図である。
【図6】 スリップ角αとコーナリングフォースFとの
関係を示す特性図である。
【図7】 スリップ角αとコーナリングフォースFをス
リップ角αで偏微分した偏微分値Hとの関係を示す特性
図ある。
【符号の説明】
FW1,FW2…前輪、RW1,RW2…後輪、A…前
輪操舵機構、B…後輪操舵機構、C…電気制御装置、1
1,31…ハウジング、12…ラックバー、15…操舵
ハンドル、25…油圧シリンダ、26,36…電磁切り
換えバルブ、32…リレーロッド、35…パワーシリン
ダ、41…横加速度センサ41、42…ヨーレートセン
サ42、43…車速センサ、44…ハンドル舵角セン
サ、45…前輪制御舵角センサ、46…後輪制御舵角セ
ンサ、47…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B62D 137:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気的に制御されて車輪を操舵する操舵機
    構と、同操舵機構を制御する電気制御装置とを備えた車
    両の操舵制御装置において、前記電気制御装置を、 車輪のスリップ角を検出するスリップ角検出手段と、 車輪のコーナリングフォースを検出するコーナリングフ
    ォース検出手段と、 前記検出されたコーナリングフォースを前記検出された
    スリップ角で微分演算する微分演算手段と、 コーナリングフォースをスリップ角で微分した値が零と
    なるスリップ角を限界スリップ角として予め記憶した記
    憶手段と、 前記微分演算された値が負のとき前記検出されたスリッ
    プ角と前記記憶されている限界スリップ角との差を操舵
    角として決定する操舵角決定手段と、 前記操舵機構を前記決定操舵角に対応した制御信号によ
    り制御して車輪を前記決定された操舵角に操舵する操舵
    制御手段とで構成したことを特徴とする車両の操舵制御
    装置。
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