JP2873606B2 - 蝶番装置 - Google Patents
蝶番装置Info
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- JP2873606B2 JP2873606B2 JP12967490A JP12967490A JP2873606B2 JP 2873606 B2 JP2873606 B2 JP 2873606B2 JP 12967490 A JP12967490 A JP 12967490A JP 12967490 A JP12967490 A JP 12967490A JP 2873606 B2 JP2873606 B2 JP 2873606B2
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- JP
- Japan
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- male screw
- rotating
- rotation
- torsion bar
- urging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
番装置に関する。
スから大型で重量のある門扉まで種々のものに共通して
使用できる。
ス,ラジオカセット,あるいは自動車のダッシュボード
等に代表される水平軸タイプのものと、キャビネット
蓋,玄関ドアあるいは門扉ドアに代表される垂直軸タイ
プのものとがある。
と、該ばねの付勢力を緩和するスピードコントロール手
段が設けられており、回転体はばねの付勢力にも拘らず
緩回転するようになっている。このときに用いるスピー
ドコントロール手段は回転体の枢支部と固定体の間に粘
性グリスが封入された構造になっている。
勢手段に抵抗する充分な抵抗力を得るには回転体及び固
定体と粘性グリスとの充分広い接触面積が必要となり、
勢い装置が大型化するという問題点があった。
ール手段は温度等の環境変化でグリス特性が変化し常に
一定の特性が得られないと云う問題点をも有していた。
その目的は装置全体のコンパクト化と共に環境変化に影
響されることなく一定の特性を得ることができる蝶番装
置を提供するにある。
材の枢支構造が固定部材側に形成された雌ねじ部とこの
雌ねじ部に一端側が螺合されかつ他端側が前記回転部材
内に回転を拘束されて摺動可能に設けられた雄ねじ部材
とからなり、前記雄ねじ部材と回転部材との間に回転部
材を回転付勢する回転付勢部材が挿入されていることを
特徴としている。
には粘性グリスが封入されていても良い。
回転するが、回転部材を回転させる回転付勢部材の付勢
力は雄ねじ部材と雌ねじ部との螺合部位、雄ねじ部材と
回転部材との摺動部位及び回転付勢部材と雄ねじ部材と
の摺動部位における摩擦力によって抑制され、回転部材
の固定部材に対するフリーストップ機能をより確実なも
のとすることができる。
る粘性グリスは回転部材の回動に際して粘性抵抗を示
す。
て説明する。
一条づつの係合溝3aを有する軸穴3が穿設されている
(第2図参照)。回転部材4の回転端5の中央部には左
右両側に一条づつの貫通溝6aを有する貫通孔6が穿設さ
れる(第5図参照)と共に、後述する雄ねじ部材に臨む
側の回転端5の端部には貫通孔6より大径で左右両側に
一条づつの係合突起7aを有する軸穴7が形成されている
(第6図参照)。
対して回転部材4が回動する回動中心となる回転付勢部
材としてのトーションバー8の一端側には適宜長さで左
右両側に一条づつ係合突起8aが形成されており、トーシ
ョンバー8の他端側には屈曲部8bが形成されている。
雄ねじ部材9の円形外周部10が嵌合されるが、この円形
外周部10の左右両側には一条づつ係合溝10aが形成され
ている。また、雄ねじ部材9の内部には偏心した長穴状
の軸穴11が貫通形成されており、雄ねじ部材9の円形外
周部10以外の外周部には台形ねじで且つ多条ねじの雄ね
じ部12が形成されている。
内周部は雄ねじ部材9の雄ねじ部12と螺合する雌ねじ部
14に形成されている。そして、雄ねじ部12と雌ねじ部14
との螺合部位には粘性グリスが封入される。
定するビス,符号17はキャップを示している。
回転端5の貫通孔6とを略合せてトーションバー8を貫
通孔6に整合すると共に、トーションバー8の係合突起
8aを貫通孔6の貫通溝6aに整合してトーションバー8を
回転体5の軸穴7側より挿入する。そしてトーションバ
ー8の先端が回転端5より突出した後には、トーション
バー8と一方の固定端2の軸穴3と整合すると共に、ト
ーションバー8の係合突起8aを軸穴3の係合溝3aに整合
してトーションバー8を軸穴3に挿入して係止する。
した後、この雄ねじ部材9に、雄ねじ部12に雌ねじ部14
がほぼ完全に螺合する状態まで固定端13を取付け、この
ような状態の雄ねじ部材9の軸穴11にトーションバー8
の屈曲部8bを挿入掛止させてトーションバー8を捩る。
そして雄ねじ部材9の係合溝10aを回転端5の係合突起7
aに係合させて、雄ねじ部材9の円形外周部10を回転端
5の軸穴7に嵌合させる。
固定部材1に対するトルクが決定される。
できる。即ち、回転部材4が全開状態にあるとき、自由
状態にあるトーションバー8の両端を固定端2と雄ねじ
部材9に単に係止させるだけでも良い。この場合回転部
材4の閉方向の回転でトーションバー8に開方向の付勢
エネルギーが蓄積されることになる。また、トーション
バー8の捩り方向で回転部材4の開き勝手,閉じ勝手が
決められる。そして、他方の固定端13を固定部材1にビ
ス16で止めて、キャップ17をかぶせて組み立てが完了す
る。
部材4は固定部材1に対して雄ねじ部材9を枢軸として
回転するが、回転部材4を回転させるトーションバー8
の付勢力は、雄ねじ部12と雌ねじ部14との螺合部位、雄
ねじ部材9の円形外周部10と回転体5の軸穴7との摺動
部位及び雄ねじ部材9の軸穴11とトーションバー8の屈
曲部8bとの摺動部位にそれぞれ生じる摩擦力によって抑
制されることとなり、回転部材4の固定部材1に対する
フリーストップ機能をより確実なものとすることができ
る。
れる粘性グリスは回転部材4の回動に際して粘性抵抗を
示す。
用いたが、捩りコイルスプリングでもよい。
の間に回転付勢部材を挿入すると共に、回転部を雄ねじ
部材と雌ねじ部との螺合による構成としたので、開閉機
構と軸部材とが一体化されてコンパクトに設計できると
共に、機構部が露出しないので外観上良好である。
ので構造が簡単で組み立てが容易であると共に、水平軸
タイプ及び垂直軸タイプの両者に併用することができ適
用範囲は広くなる。
き勝手,閉じ勝手のどちらにも利用できると共に、その
付勢力を捩りの増減によって容易に制御することができ
る。
部との螺合部位、雄ねじ部材と回転部材との摺動部位及
び回転付勢部材と雄ねじ部材との摺動部位における摩擦
力によって抑制されるので、回転部材の固定部材に対す
るフリーストップ機能をより確実なものとすることがで
きる。
グリスは回転部材の回動に際して粘性抵抗を付与するの
で、回転部材の急激な回動を防止することができる。
で、第1図は断面図、第2図は第1図のII−II線断面
図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は第1
図のIV−IV線断面図、第5図は第1図のV−V線断面
図、第6図は第1図のVI−VI線断面図、第7図は第1図
のVII−VII線断面図、第8図は第1図のVIII−VIII線断
面図、第9図は一方の固定端の斜視図、第10図はトーシ
ョンバーの斜視図、第11図は回転端の部分斜視図、第12
図は雄ねじ部材の部分斜視図である。 1……固定部材、2……一方の固定端、 4……回転部材、5……回転端、 8……トーションバー(回転付勢部材)、 9……雄ねじ部材、 13……他方の固定端(雌ねじ部)。
Claims (2)
- 【請求項1】回転部材の枢支構造が固定部材側に形成さ
れた雌ねじ部とこの雌ねじ部に一端側が螺合されかつ他
端側が前記回転部材内に回転を拘束されて摺動可能に設
けられた雄ねじ部材とからなり、前記雄ねじ部材と回転
部材との間に回転部材を回転付勢する回転付勢部材が挿
入されていることを特徴とする蝶番装置。 - 【請求項2】前記雌ねじ部と雄ねじ部材との螺合部位に
粘性グリスが封入されている請求項(1)記載の蝶番装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967490A JP2873606B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | 蝶番装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12967490A JP2873606B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | 蝶番装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424383A JPH0424383A (ja) | 1992-01-28 |
JP2873606B2 true JP2873606B2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=15015362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12967490A Expired - Fee Related JP2873606B2 (ja) | 1990-05-19 | 1990-05-19 | 蝶番装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2873606B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-19 JP JP12967490A patent/JP2873606B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424383A (ja) | 1992-01-28 |
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