JP2872091B2 - 携帯用受信機の筐体構造 - Google Patents
携帯用受信機の筐体構造Info
- Publication number
- JP2872091B2 JP2872091B2 JP7294092A JP29409295A JP2872091B2 JP 2872091 B2 JP2872091 B2 JP 2872091B2 JP 7294092 A JP7294092 A JP 7294092A JP 29409295 A JP29409295 A JP 29409295A JP 2872091 B2 JP2872091 B2 JP 2872091B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- portable receiver
- operation knob
- flange portion
- housing
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Slide Switches (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用受信機の筐体
構造に関し、特にスライドスイッチ付設のつまみと外部
の操作つまみとが係合する携帯用受信機の筐体構造に関
する。
構造に関し、特にスライドスイッチ付設のつまみと外部
の操作つまみとが係合する携帯用受信機の筐体構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の携帯用受信機の筐体構造
は、第1の従来例として図5に示すように、操作つまみ
13のフランジ部13−3を受信機の筐体14の一部に
設けた溝14−2に挿入し、操作つまみ13を覆う様に
筐体カバー15で押さえて保持していた。
は、第1の従来例として図5に示すように、操作つまみ
13のフランジ部13−3を受信機の筐体14の一部に
設けた溝14−2に挿入し、操作つまみ13を覆う様に
筐体カバー15で押さえて保持していた。
【0003】また、第2の従来例として実開昭63−1
9432号公報で開示している様に、操作つまみの一部
に弾性部材を具備して弾性部財が溝の内壁に接触し操作
つまみを係止していた。
9432号公報で開示している様に、操作つまみの一部
に弾性部材を具備して弾性部財が溝の内壁に接触し操作
つまみを係止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の携帯用受信
機の筐体構造は、第1の従来例では携帯用受信機を組み
立てる際に、内部プリント板を入れる前、即ち、カバー
を締める前には、単に操作つまみが筐体の溝に配置され
ているにすぎず、また、第2の従来例では、操作つまみ
のフランジ部に弾性部材が具備されていても溝の内壁に
接触しているだけで、プリント板を入れて組立時や保持
時筐体からのスライドスイッチが取付けられているプリ
ント板を外す際に操作つまみを引掛け、操作つまみを脱
落させてしまうという問題点があった。
機の筐体構造は、第1の従来例では携帯用受信機を組み
立てる際に、内部プリント板を入れる前、即ち、カバー
を締める前には、単に操作つまみが筐体の溝に配置され
ているにすぎず、また、第2の従来例では、操作つまみ
のフランジ部に弾性部材が具備されていても溝の内壁に
接触しているだけで、プリント板を入れて組立時や保持
時筐体からのスライドスイッチが取付けられているプリ
ント板を外す際に操作つまみを引掛け、操作つまみを脱
落させてしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、上述した問題点である携帯用受
信機のスライドスッチの操作つまみが、組立て時や保持
時に簡単に脱落しない様にした携帯用受信機の筐体構造
を提供することを目的とする。
信機のスライドスッチの操作つまみが、組立て時や保持
時に簡単に脱落しない様にした携帯用受信機の筐体構造
を提供することを目的とする。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】 本発明の携帯用受信機の
筐体構造は、スライドスイッチを有する携帯用受信機の
筐体に前記スライドスイッチに付設するつまみに係合す
る操作つまみを有するフランジ部を摺動案内する溝と、
この溝の内壁または外壁に凹部とが設けられ、前記フラ
ンジ部に前記凹部と係合する凸部が設けられ且つ一体が
弾性部材で成っている。
筐体構造は、スライドスイッチを有する携帯用受信機の
筐体に前記スライドスイッチに付設するつまみに係合す
る操作つまみを有するフランジ部を摺動案内する溝と、
この溝の内壁または外壁に凹部とが設けられ、前記フラ
ンジ部に前記凹部と係合する凸部が設けられ且つ一体が
弾性部材で成っている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施の形態を適用し
た携帯用受信機の外観斜視図、図2は本発明の第1の実
施の形態を示す分解斜視図、図3は本第1の実施の形態
におけるフランジ部中央の断面図である。
た携帯用受信機の外観斜視図、図2は本発明の第1の実
施の形態を示す分解斜視図、図3は本第1の実施の形態
におけるフランジ部中央の断面図である。
【0010】図1,図2および図3において、本適用例
の携帯用受信機5は、プリント板1の端部にスライドス
イッチ2が配置されており、スライドスッチ2のつまみ
2−1に合致する様に、操作つまみ3を有するフランジ
部3−3があり、この操作つまみ3はプラスチックで形
成されており、フランジ部3−3と一体成形で弾性部材
3−1を有している。またフランジ部3−3の一部には
凸部3−2を設けてある。
の携帯用受信機5は、プリント板1の端部にスライドス
イッチ2が配置されており、スライドスッチ2のつまみ
2−1に合致する様に、操作つまみ3を有するフランジ
部3−3があり、この操作つまみ3はプラスチックで形
成されており、フランジ部3−3と一体成形で弾性部材
3−1を有している。またフランジ部3−3の一部には
凸部3−2を設けてある。
【0011】次に、この携帯用受信機5の筐体を構成す
る筐体ケース4には、フランジ部3−3を案内する案内
溝4−2と、案内溝4−2の内壁に凹部4−1とを設け
てある。
る筐体ケース4には、フランジ部3−3を案内する案内
溝4−2と、案内溝4−2の内壁に凹部4−1とを設け
てある。
【0012】図3に示す様に、操作つまみ3を有するフ
ランジ部3−3が筐体ケース4の案内溝4−2に挿入さ
れるが、その際に、案内溝4−2の内壁に凹部4−1を
設けてあり、その凹部4−2にフランジ部3−3の内面
に設けた凸部3−2が弾性部材3−1によってたわん
で、係合する。
ランジ部3−3が筐体ケース4の案内溝4−2に挿入さ
れるが、その際に、案内溝4−2の内壁に凹部4−1を
設けてあり、その凹部4−2にフランジ部3−3の内面
に設けた凸部3−2が弾性部材3−1によってたわん
で、係合する。
【0013】図4は本発明の第2の実施の形態のフラン
ジ部中央の断面図である。図4において、この第2の実
施の形態においては、筐体ケース4の案内溝4−2の外
壁に凹部4−3を設け、その凹部4−3に合致する様
に、操作つまみ3を有するフランジ部3−3と一体成形
で設けた弾性部材3−1に凸部3−2を設け、フランジ
部3−3を、筐体ケース4に挿入する際に弾性部材3−
1がたわんで凹部4−3と凸部3−2とが係合する。
ジ部中央の断面図である。図4において、この第2の実
施の形態においては、筐体ケース4の案内溝4−2の外
壁に凹部4−3を設け、その凹部4−3に合致する様
に、操作つまみ3を有するフランジ部3−3と一体成形
で設けた弾性部材3−1に凸部3−2を設け、フランジ
部3−3を、筐体ケース4に挿入する際に弾性部材3−
1がたわんで凹部4−3と凸部3−2とが係合する。
【0014】以上説明したように、本第1及び第2の実
施の形態における携帯用受信機5の筐体ケース4に設け
たスライドスイッチ2のつまみ2−1に係合する操作つ
まみ3を有するフランジ部3−3の案内溝4−2の内壁
または外壁に凹部4−1又は4−2を設け、そこにフラ
ンジ部3−3の弾性部材3−1をたわませて係合する凸
部3−2又は3−aをフランジ部3−3に設けること
で、携帯用受信機5を組立てたり、分解したりする時
に、フランジ部3−3を誤って外してしまうことをなく
すことができる。
施の形態における携帯用受信機5の筐体ケース4に設け
たスライドスイッチ2のつまみ2−1に係合する操作つ
まみ3を有するフランジ部3−3の案内溝4−2の内壁
または外壁に凹部4−1又は4−2を設け、そこにフラ
ンジ部3−3の弾性部材3−1をたわませて係合する凸
部3−2又は3−aをフランジ部3−3に設けること
で、携帯用受信機5を組立てたり、分解したりする時
に、フランジ部3−3を誤って外してしまうことをなく
すことができる。
【0015】尚、図3,図4に示す凹部4−1,4−3
及び凸部3−2,3−2aを互いに逆に設けることでも
この第1,第2の実施の形態と同じ効果を得ることがで
きる。
及び凸部3−2,3−2aを互いに逆に設けることでも
この第1,第2の実施の形態と同じ効果を得ることがで
きる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スライド
スイッチを有する携帯用受信機の筐体に前記スライドス
イッチに付設するつまみに係合する操作つまみを有する
フランジ部を摺動案内する溝と、この溝の内壁または外
壁に凹部とが設けられ、前記フランジ部に前記凹部と係
合する凸部が設けられ且つ一体が弾性部材で成っている
ことにより、携帯用受信機の組立て時にフランジ部が取
外された状態で組立てられることを無くすことができる
効果がある。
スイッチを有する携帯用受信機の筐体に前記スライドス
イッチに付設するつまみに係合する操作つまみを有する
フランジ部を摺動案内する溝と、この溝の内壁または外
壁に凹部とが設けられ、前記フランジ部に前記凹部と係
合する凸部が設けられ且つ一体が弾性部材で成っている
ことにより、携帯用受信機の組立て時にフランジ部が取
外された状態で組立てられることを無くすことができる
効果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を適用した携帯用受
信機を示す外観斜視図である。
信機を示す外観斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】本第1の実施の形態におけるフランジ部中央の
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるフランジ部
中央の断面図である。
中央の断面図である。
【図5】第1の従来例を示すフランジ部中央の断面図で
ある。
ある。
1 プリンド板 2 スライドスイッチ 2−1 つまみ 3 操作つまみ 3−1 弾性部材 3−2,3−2a 凸部 3−3 フランジ部 4 筐体ケース 4−1 凹部 4−2 案内溝 4−3 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 15/00 - 15/24 H04M 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】スライドスイッチを有する携帯用受信機の
筐体に前記スライドスイッチに付設するつまみに係合す
る操作つまみを有するフランジ部を摺動案内する溝と、
この溝の内壁または外壁に凹部とが設けられ、前記フラ
ンジ部に前記凹部と係合する凸部が設けられ且つ一体が
弾性部材で成ることを特徴とする携帯用受信機の筐体構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7294092A JP2872091B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 携帯用受信機の筐体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7294092A JP2872091B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 携帯用受信機の筐体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09139152A JPH09139152A (ja) | 1997-05-27 |
JP2872091B2 true JP2872091B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=17803190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7294092A Expired - Fee Related JP2872091B2 (ja) | 1995-11-13 | 1995-11-13 | 携帯用受信機の筐体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2872091B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4552597B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2010-09-29 | 日本電気株式会社 | 電子機器の操作部材取付構造、該構造を備えた電子機器及び該電子機器の組立方法 |
CN101677039A (zh) * | 2008-09-19 | 2010-03-24 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 开关装置 |
JP2015103414A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | カシオ計算機株式会社 | スライドスイッチノブの組み付け構造、及び電子機器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6410927U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-20 | ||
JP2536884Y2 (ja) * | 1991-08-07 | 1997-05-28 | 日本ケミコン株式会社 | スライドボタンの取付構造 |
-
1995
- 1995-11-13 JP JP7294092A patent/JP2872091B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09139152A (ja) | 1997-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4681389A (en) | Lock pin for mounting board-mount type connector on board | |
US5813877A (en) | Connector for flexible circuit boards | |
US4838810A (en) | Coupling engagement mechanism for electric connector | |
GB2324116A (en) | Sliding ratchet clip for attaching a mobile telephone to a belt | |
JP2872091B2 (ja) | 携帯用受信機の筐体構造 | |
US4742366A (en) | Camera having means for receiving a film cassette | |
US3384718A (en) | Telephone handset housing | |
JP3589388B2 (ja) | プッシュスイッチ | |
JP3832618B2 (ja) | プッシュスイッチ | |
JPH0837103A (ja) | スライド形可変抵抗器 | |
JPH0515406U (ja) | スライド操作型電気部品 | |
CN218273055U (zh) | 照相机装置 | |
JPS62243213A (ja) | 押釦装置 | |
JP2529986Y2 (ja) | 信号線雑音防止装置 | |
JP3153686B2 (ja) | コネクタ | |
JPH08298384A (ja) | 装置の防水構造と該防水構造を有する筐体 | |
JPS6213298Y2 (ja) | ||
JPS6110271Y2 (ja) | ||
JPH0130759Y2 (ja) | ||
JP3710289B2 (ja) | スライド式電子部品 | |
JPH10261344A (ja) | 押釦式スイッチ構造 | |
JP2959317B2 (ja) | コントロールボタン装置の組立方法およびこのコントロールボタン装置 | |
JPH0648758B2 (ja) | 収納ケ−ス | |
JPH05304552A (ja) | コードレス電話機 | |
JPS5838533Y2 (ja) | ジヤツク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981124 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |