JP2871133B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JP2871133B2
JP2871133B2 JP3806891A JP3806891A JP2871133B2 JP 2871133 B2 JP2871133 B2 JP 2871133B2 JP 3806891 A JP3806891 A JP 3806891A JP 3806891 A JP3806891 A JP 3806891A JP 2871133 B2 JP2871133 B2 JP 2871133B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は35mmフィルム用の写
真用カメラやビデオカメラ等に好適なストロボ装置(閃
光発光装置)に関し、特に発光手段からの光束の有効利
用を図った小型で高効率のストロボ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から夜間撮影や室内撮影、そして逆
光時の撮影を行なう場合にストロボ装置(閃光発光装
置)が頻繁に使用されている。そしてこれらのストロボ
装置の照射光束の利用効率を向上させようとする技術が
例えば特公昭53−874号公報、実開昭60−177
410号公報等で提案されている。
【0003】一般にストロボ装置の構成は発光部として
円筒状の放電管と、該放電管を照射口を残して取り囲む
反射鏡、そして照射口の前方に取り付けた集光レンズ
(投光レンズ)より成っている。
【0004】図7は従来のストロボ装置に用いられてい
る集光レンズのうち一方の面にフレネルレンズを用いた
集光レンズの概略図である。図7(A)は正面図、図7
(B)は上方断面図、図7(C)は側方断面図である。
図中7bはフレネルレンズ面、7aは平面である。
【0005】図8は図7のフレネルレンズ部7bの一部
を通過する光束の拡大図である。同図から明らかなよう
にフレネルレンズは光偏向作用をする傾斜面より成る多
数のレンズ群(偏向部)82を形成する際に、その構造
上、各レンズ部82間を連結する照明用として不要な壁
面部81が形成される。
【0006】図8において壁面部81へ入射する点線で
挟まれた斜線部の光束L8はレンズ部82への入射光と
は異なり、所望のレンズ作用(偏向作用)を受けること
なく散乱する。このときの斜線部を通過する光束L8の
光損失は照明光量の低下や照度ムラの原因となってく
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年カメラの小型化が
すすみ、又撮影系としてズームレンズが標準レンズとし
て多く用いられるようになっている。この為、カメラ用
のストロボ装置には特にカメラ内蔵型のストロボ装置に
は、その小型化や照射角変化が可能なズーム化が要求さ
れている。
【0008】ストロボ装置の小型化やズーム化を効果的
に図るには反射鏡や集光レンズの小型化を図る必要があ
る。しかしながら反射鏡を小型にすると反射鏡による光
の集光性が少なくなってくるのでこの分、集光レンズへ
の屈折力の負担が大きくなってくる。この為集光レンズ
の短焦点化が必要となってくる。
【0009】又、集光レンズを小型にする場合に、集光
レンズのF値を小さく保つには(集光性を低下させない
為には)レンズ面の減少に伴なって焦点距離を短くすれ
ば良い。
【0010】又、発光部と反射鏡とから成る発光手段と
集光レンズとの相対的位置変化を少なくした状態で照射
角を大きく変化させるには、発光手段と集光レンズとを
近接させた状態で相対的位置を変化させるのが良い。こ
のとき近接させた状態での集光力を十分確保する為にも
集光レンズの短焦点化が必要となってくる。
【0011】しかしながら集光レンズを短焦点化する為
に、単にフレネルレンズの焦点距離を短くすると、図9
に示すようにレンズ部92の角度θが大きくなり、前述
の如くレンズ部92を連結する壁面部91による光量損
失が増大し、又配向ムラも増大してくるという問題点が
生じてくる。
【0012】本発明は集光レンズの両面の形状を適切に
設定することにより、発光手段からの光束の光損失を少
なくし光束の有効利用及び装置全体の小型化を図ったス
トロボ装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のストロボ装置
は、発光部と該発光部からの光束のうち被写体側と反対
側に放射した光束を被写体側へ反射させる反射鏡とを有
する発光手段、そして該発光手段からの光束を集光し被
写体側へ導光する集光レンズとを有するストロボ装置に
おいて、該集光レンズは被写体側の面がフレネルレンズ
面、発光手段側の面が連続した光偏向面とから成ること
を特徴としている。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図、図2
は図1の集光レンズの説明図、図3は図2の一部分を通
過する光束の光路状態を示す説明図である。
【0015】図中2は発光部であり、ストロボ閃光管
(放電管)より成り、紙面と垂直方向に長い発光面を有
している。3は反射鏡であり、楕円面又は放物面等の曲
面から成り、発光部2からの光束のうち被写体側と反対
側に放射する光束を集光し被写体側(集光レンズ1側)
に反射させている。発光部2と反射鏡3とから発光手段
101を構成している。
【0016】1は集光レンズ(投光レンズ)であり、一
方の面1bはフレネルレンズ面、他方の面1aは連続し
た光偏向面、同図では集光性のある連続曲面より成って
いる。このように集光レンズ1の両面を集光作用を有す
るレンズ面として短焦点化を図り光束を効果的に集光し
ている。発光手段101と集光レンズ1との相対的位置
関係は不図示の駆動手段により可変としている。
【0017】本実施例では発光手段101からの光束を
集光レンズ1を介して被写体側へ投光している。そして
発光手段101と集光レンズ1との相対的位置関係を駆
動手段により撮影系(不図示)の変倍に伴なって変化さ
せることにより、例えば間隔を変化させることにより、
被写体側への光束の照度角度を変化させている。
【0018】図2は集光レンズ1の説明図である。図2
(A)は正面概略図、図2(B)は上面断面図、図2
(C)は側面断面図である。
【0019】集光レンズ1の曲面1aは凸球面より成
り、フレネルレンズ面1bは同心円状のフレネルレンズ
より成っている。図3は集光レンズ1の一部分を通過す
る発光手段からの光束の光路を示している。
【0020】本実施例では図3に示すように発光手段か
らの光束Lは集光レンズ1の曲面1aに入射し、屈折し
てフレネルレンズ面1bに入射する。このとき光束Lが
フレネルレンズ面1bに入射する際に基準面1cに対す
る角度θは図8に示す従来の集光レンズを用いた場合に
比べて小さくなるようにしている。
【0021】これにより光偏向作用を受けるレンズ部1
2への入射光束を増加させている。そして点線で示す光
束L´のようにフレネルレンズ面1bの壁面部11に入
射し、散乱し、光損失となる光束が図8の従来の集光レ
ンズを用いた場合に比べて少なくなるようにして、これ
により照射光束の有効利用を高めている。
【0022】図4、図5は各々本発明に係る集光レンズ
の実施例2,3の説明図である。図4、図5において
(A)は正面概略図、(B)は上面断面図、(C)は側
面断面図である。
【0023】図4の実施例2では集光レンズ4の発光部
側の面4aをストロボ閃光管である発光面の長手方向に
集光作用を有する凸シリンドリカルレンズ面より構成
し、被写体側の面4bを同心円状のフレネルレンズ面よ
り構成している。
【0024】一般に発光面であるストロボ閃光管は細長
い形状をしていてこの長手方向の反射鏡3による集光作
用は少ない。そこで本実施例では凸シリンドリカルレン
ズ面4aをストロボ閃光管(発光面)の長手方向に屈折
力を有するようにしてストロボ閃光管の長手方向の集光
作用を高めて照射効率を向上させている。
【0025】これにより集光レンズとして所定の屈折力
を確保しつつ図2の実施例1と同様にフレネルレンズ面
の壁面部での光損失を少なくしている。
【0026】図5の実施例3では集光レンズ5の発光部
側の面5aを凸球面より構成し、被写体側の面5bを凸
シリンドリカルフレネルレンズ面より構成している。こ
の凸シリンドリカルフレネルレンズ面5bは図4の実施
例2の面4aの凸シリンドリカルレンズ面と同様に発光
面の長手方向に集光作用をする形成より成っている。
【0027】これにより集光レンズとして所定の屈折力
を確保しつつ、即ち短焦点化を図りつつフレネルレンズ
面の壁面部での光損失を少なくしている。
【0028】図6は本発明に係る集光レンズの実施例4
の上面断面図である。本実施例では集光レンズ6の発光
部側の面6aの光偏向面をその全面積の略3割程度の中
央領域の曲面6a1の曲率と周辺領域の曲面6a2の曲
率とが互いに異なるようにしている。そして被写体側の
面6bを同心円状のフレネルレンズ面又は凸シリンドリ
カルフレネルレンズ面より構成している。
【0029】本実施例では曲面6a1は略無限大(平
面)より、曲面6a2は凸球面又はシリンドリカルレン
ズ面より構成している。
【0030】これにより実施例1と同様に集光レンズと
して所定の屈折力を確保しつつ、フレネルレンズ面の壁
面部での光損失を少なくしている。
【0031】尚、以上の各実施例において集光レンズの
各面に形成する光偏向面とフレネルレンズ面の配置は発
光手段101に対して互いに逆であっても本発明の目的
を同様に達成することができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば発光手段の
前方に配置する集光レンズの両面の形状を前述の如く構
成することにより、発光手段からの光束のフレネルレン
ズ面による光損失を少なくし、光束の有効利用を図り、
又装置全体を小型にすることができるストロボ装置を達
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の要部概略図。
【図2】 図1の集光レンズの説明図。
【図3】 図2の一部分の光束の通過状態の説明図。
【図4】 本発明に係る集光レンズの実施例2の説明
図。
【図5】 本発明に係る集光レンズの実施例3の説明
図。
【図6】 本発明に係る集光レンズの実施例4の説明
図。
【図7】 従来のストロボ装置に用いている集光レンズ
の説明図。
【図8】 従来のストロボ装置に用いている集光レンズ
の一部分の説明図。
【図9】 従来のストロボ装置に用いている集光レンズ
の一部分の説明図。
【符号の説明】
1 集光レンズ 1a 光偏向面(凸球面) 1b フレネルレンズ面 2 発光部(ストロボ閃光管) 3 反射鏡 4a 光偏向面(シリンドリカルレンズ面) 4b フレネルレンズ面 5a 光偏向面(凸球面) 5b シリンドリカルフレネルレンズ面 6a1,6a2 光偏向面 6b フレネルレンズ面

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部と該発光部からの光束のうち被写
    体側と反対側に放射した光束を被写体側へ反射させる反
    射鏡とを有する発光手段、そして該発光手段からの光束
    を集光し被写体側へ導光する集光レンズとを有するスト
    ロボ装置において、該集光レンズは被写体側の面がフレ
    ネルレンズ面、発光手段側の面が連続した光偏向面とか
    ら成ることを特徴とするストロボ装置。
  2. 【請求項2】 発光部と該発光部からの光束のうち被写
    体側と反対側に放射した光束を被写体側へ反射させる反
    射鏡とを有する発光手段、そして該発光手段からの光束
    を集光し被写体側へ導光する集光レンズとを有するスト
    ロボ装置において、該集光レンズは一方の面がフレネル
    レンズ面、他方の面が中央領域の曲率と周辺領域の曲率
    が互いに異なる光偏向面とから成っていることを特徴と
    するストロボ装置。
  3. 【請求項3】 前記発光手段と前記集光レンズの相対的
    位置関係を可変とし該集光レンズからの照射角を可変と
    したことを特徴とする請求項1又は2のストロボ装置。
  4. 【請求項4】 前記フレネルレンズ面は同心円状の凸フ
    レネルレンズ又は発光部の長手方向に屈折力を有する凸
    シリンドリカルフレネルレンズであることを特徴とする
    請求項1又は2のストロボ装置。
  5. 【請求項5】 前記光偏向面は凸球面又は発光部の長手
    方向に屈折力を有するシリンドリカルレンズ面であるこ
    とを特徴とする請求項1のストロボ装置。
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