JP2870620B2 - エンジン出力と定速走行の総合制御装置 - Google Patents

エンジン出力と定速走行の総合制御装置

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JP2870620B2
JP2870620B2 JP4089071A JP8907192A JP2870620B2 JP 2870620 B2 JP2870620 B2 JP 2870620B2 JP 4089071 A JP4089071 A JP 4089071A JP 8907192 A JP8907192 A JP 8907192A JP 2870620 B2 JP2870620 B2 JP 2870620B2
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opening
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valve opening
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの吸気通路に
第1スロットル弁と第2スロットル弁とを設けて、第2
スロットル弁の開閉によるエンジン出力制御と第1スロ
ットル弁の開閉による定速走行制御を行っているエンジ
ン出力と定速走行の総合制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの吸気通路にアクセルペ
ダルの開閉操作により機械的に開閉される第1スロット
ル弁とアクチュエータにより開閉駆動される第2スロッ
トル弁とを設けて、第2スロットル弁の開閉制御により
エンジン出力を制御する装置としては、例えば、特開平
1−167429号公報に記載されているような装置が
知られている。この従来装置は、駆動輪と従動輪の回転
数により演算されたスリップ率が予め設定された設定値
を越えるかもしくは下回った時に、複数個記憶された第
1スロットル弁の開度に対する第2スロットル弁の開度
特性マップを、エンジン出力を抑制するマップに切り換
えることにより、第2スロットル弁の開度を小さく駆動
制御し、スリップを回避するとともに、スリップを回避
した後では第2スロットル弁が段階的に元の状態に復帰
させるように、マップを切り換えるようにしている。
【0003】また、エンジンの吸気通路に第1スロット
ル弁と第2スロットル弁とを設けたものにおいて、第1
スロットル弁はアクセル操作以外にもアクチュエータ駆
動により開閉可能とし、第2スロットル弁の開閉による
エンジン出力制御と第1スロットル弁の開閉による定速
走行制御を行っているものについては、例えば、特開平
2−124329号公報に記載されているような装置が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、第1スロッ
トル弁の開度に対する第2スロットル弁の開度特性を複
数個記憶(制御モードが複数存在)させ、複数個記憶さ
れているうちのある一つの制御モードを選択して、第2
スロットル弁の開閉制御を行う装置において、第1スロ
ットル弁の開閉により定速走行を行おうとすると、定速
走行セット時にエンジントルクが適切にならず、車速の
オーバーシュートおよびアンダーシュートが発生するこ
とがある。これは、ある車速を維持するために必要な第
1スロットル弁開度が制御モード毎に異なるためである
が、従来技術では定速走行開始時における第1スロット
ル弁の初期開度設定に関して第2スロットル弁の制御モ
ードについて考慮していないからである。
【0005】この現象を以下に、図3、図4、図5を用
いて説明する。図3より、第1スロットル弁の開度によ
って定められる第2スロットル弁の開度特性について説
明する。横軸に第1スロットル弁開度をとり、縦軸にト
ータルスロットル換算開度(例えば、第1スロットル弁
開度が20°で第2スロットル弁開度が50°の場合の
トータルスロットル換算開度は約20°である。言い換
えると、第1スロットル弁と第2スロットル弁とを一つ
のスロットル弁と見た場合のスロットル弁開度で、実質
的には開度の小さいスロットル弁開度がトータルスロッ
トル換算開度に近いものになる。)をとると、第2スロ
ットル弁をより閉じ側に制御する第2スロットル弁制御
モード(A)と第1スロットル弁開度とほぼ比例的に第
2スロットル弁開度を制御する第2スロットル弁全開モ
ード(B)とでは、図示のようなトータルスロットル開
度の差が生じる。例えば、トータルスロットル換算開度
がX°だけ必要な場合、一点鎖線で示された第2スロッ
トル弁制御モード(A)を使用した場合の第1スロット
ル弁の開度はa°だけ必要であり、実線で示された第2
スロットル弁全開モード(B)を使用した場合の第1ス
ロットル弁の開度はb°だけ必要になってくる。以上の
ように、トータルスロットル換算開度がX°だけ必要な
場合でも第2スロットル弁の制御モードが異なることに
より第1スロットル弁開度が異なることが把握できる。
【0006】次に図4より、スロットル制御モード毎の
第1スロットル弁開度とエンジントルク特性について説
明する。ここではX軸に第1スロットル弁開度をとり、
Y軸にエンジントルクをとり、第2スロットル弁制御モ
ード(A)を一点鎖線、第2スロットル弁全開モード
(B)を実線で示している。ここで例えば、エンジント
ルクがQだけ必要な場合、第2スロットル弁制御モード
(A)を使用した場合の第1スロットル弁の開度はa°
だけ必要であるが、第2スロットル弁全開モード(B)
を使用した場合の第1スロットル弁の開度はb°だけ必
要になる。以上のように、エンジントルクがQだけ必要
な場合でも第2スロットル弁の制御モードが異なること
により第1スロットル弁開度が異なることが把握でき
る。また、逆の見方をすれば第1スロットル弁開度がX
°の場合に、第2スロットル弁制御モード(A)を使用
した場合のエンジントルクはQaとなるのに対し、第2
スロットル弁全開モード(B)を使用した場合のエンジ
ントルクはQbと大きくなる。以上のように、第1スロ
ットル弁開度をX°とした場合であっても第2スロット
ル弁の制御モードが異なることによりエンジントルクが
異なることが把握できる。
【0007】以上の点を考慮しつつ、以下に図5を用い
て従来の定速走行開始時の車速の変動について説明す
る。なお各軸は図示した通りであり、また、図5−1、
図5−2については、定速走行時の第1スロットル弁開
度に対するアクチュエータ開度を、第2スロットル弁が
常に前述の制御モード(A)に従って開閉するものと仮
定して設定(適合)してあるもの、逆に、図5−3、図
5−4は第2スロットル弁が常に制御モード(B)に従
って開閉するものと仮定して設定(適合)してあるもの
を示してある。なお、図5におけるアクチュエータ開度
A°、B°は、図3における第1スロットル弁開度a
°、b°にそれぞれ対応している。また、全ての図にお
いて、目標車速(定速走行セット時の実車速)は同じで
あり、この目標車速を維持するに必要なエンジントルク
が図4におけるQであるとする。
【0008】まず、図5−2においては、アクチュエー
タ開度(第1スロットル弁開度)が、第2スロットル弁
が常に制御モード(A)に従って開閉するものと仮定し
て設定(適合)してあり、しかも、第2スロットル弁が
実際に制御モード(A)に従って開閉する場合を示して
いる。今、時刻t1で定速走行がセットされ、そのとき
の車速を目標車速と設定するが、制御装置は、制御モー
ド(A)時にエンジントルクQを得るに必要な第1スロ
ットル弁開度a°を与えるべく、アクチュエータ開度を
A°に設定する。この場合において、実際に発生するエ
ンジントルクはQそのものが得られるので、定速走行開
始後に実車速が目標車速にすみやかに追従し、車速のオ
ーバーシュートやアンダーシュートが発生しない。
【0009】これに対し、図5−1においては、時刻t
1で定速走行をセットした後に、車速のオーバーシュー
トが発生してしまっている。すなわち、図5−1は、ア
クチュエータ開度(第1スロットル弁開度)が、第2ス
ロットル弁が常に制御モード(A)に従って開閉するも
のと仮定して設定(適合)されているが、第2スロット
ル弁は実際には制御モード(B)に従って開閉する場合
を示している。従来の制御装置では、第2スロットル弁
の制御モードについて何ら考慮していないため、時刻t
1で定速走行がセットされた場合初期のアクチュエータ
開度(第1スロットル弁開度)は、実際には第2スロッ
トル弁は制御モード(B)に従い開閉するにもかかわら
ず、第2スロットル弁が常に制御モード(A)に従って
開閉するものと仮定して設定され、よって、エンジント
ルクをQにしようとして図5−2の場合と同様にA°に
設定される。ところが、実際には第2スロットル弁は制
御モード(B)に従って開閉するから、図4より明らか
なように、得られるエンジントルクはQよりも大きいQ
a’となり、従って、車速が目標車速に対しオーバーシ
ュートしてしまうのである。なお、車速がオーバーシュ
ートすると、その後は周知の定速走行のフィードバック
制御により、次第にアクチュエータ開度が小さくされ、
エンジントルクがQになるのに必要な開度B°に収束す
る。
【0010】次に、図5−4においては、アクチュエー
タ開度(第1スロットル弁開度)は、第2スロットル弁
が常に制御モード(B)に従って開閉するものと仮定し
て設定(適合)されてあり、しかも、第2スロットル弁
が実際に制御モード(B)に従って開閉する場合を示し
ている。今、時刻t1で定速走行がセットされ、そのと
きの車速を目標車速と設定するが、制御装置は、制御モ
ード(B)時にエンジントルクQを得るに必要な第1ス
ロットル弁開度b°を与えるべく、アクチュエータ開度
をB°に設定する。この場合において、実際に発生する
エンジントルクはQそのものが得られるので、定速走行
開始後に実車速が目標車速にすみやかに追従し、車速の
オーバーシュートやアンダーシュートが発生しないので
ある。
【0011】これに対し、図5−3においては、時刻t
1で定速走行をセットした後に、車速のアンダーシュー
トが発生してしまっている。すなわち、図5−3は、ア
クチュエータ開度(第1スロットル弁開度)が、第2ス
ロットル弁が常に制御モード(B)に従って開閉するも
のと仮定して設定(適合)されているが、第2スロット
ル弁は実際には制御モード(A)に従って開閉する場合
を示している。従来の制御装置では、第2スロットル弁
の制御モードについて何ら考慮していないため、時刻t
1で定速走行がセットされた場合のアクチュエータ開度
(第1スロットル弁開度)は、実際には第2スロットル
弁は制御モード(A)に従い開閉するにもかかわらず、
第2スロットル弁が常に制御モード(B)に従って開閉
するものと仮定して設定され、よって、エンジントルク
をQにしようとして図5−2の場合と同様にB°に設定
される。ところが、実際には第2スロットル弁は制御モ
ード(A)に従って開閉するから、図4より明らかなよ
うに、得られるエンジントルクはQよりも小さいQb’
となり、従って、車速が目標車速に対しアンダーシュー
トしてしまうのである。なお、車速がアンダーシュート
すると、その後は周知の定速走行のフィードバック制御
により、一時必要な開度を越えて開いた後に次第にアク
チュエータ開度は小さくされ、エンジントルクがQにな
るのに必要な開度A°に収束する。
【0012】以上説明してきたように、従来技術では定
速走行時に第2スロットル弁の制御モードについて考慮
されておらず、常に、ある特定の第2スロットル弁の制
御モードに対応する初期のアクチュエータ開度(第1ス
ロットル弁開度)が与えられる。その与えられた初期の
アクチュエータ開度(第1スロットル弁開度)が、定速
走行時に使用される第2スロットル弁の制御モードに対
応することを前提とした初期のアクチュエータ開度(第
1スロットル弁開度)と異なると、車速のオーバーシュ
ートおよびアンダーシュートが発生することがある。本
発明は、前述のような問題に着目してなされたもので、
定速走行開始時に、定速走行時に使用される第2スロッ
トル弁の制御モードに対応する初期のアクチュエータ開
度(第1スロットル弁開度)を与えることを課題とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のエンジン出力と定速走行の総合制御装置で
は、図1に示すようにエンジンの吸気通路に設けられ第
1のアクチュエータにより開度が調整される第1スロッ
トル弁と、エンジンの吸気通路に設けられ第2のアクチ
ュエータにより開度が調整される第2スロットル弁と、
前記第1スロットル弁開度によって定められる前記第2
スロットル弁の開度特性を複数個記憶する第2スロット
ル弁開度特性記憶手段と、該複数の開度特性の内の一つ
を選択する特性選択手段と、実際の第1スロットル弁開
度と前記選択された特性に基づき第2スロットル弁開度
を決定し該決定された開度に前記第2スロットル弁開度
を一致させるように前記第2のアクチュエータへ第2ス
ロットル弁開閉指示信号を出力する第2スロットル弁制
御手段と、車速を検出する車速検出手段と、目標車速を
設定する目標車速設定手段と、定速走行の設定または解
除を指示する定速走行指示手段と、前記定速走行指示手
段より定速走行が指示されている場合に前記車速検出手
段より検出された車速検出値を監視しながら、前記目標
車速設定手段により設定された目標車速を維持すべく前
記第1のアクチュエータへ第1スロットル弁開閉指示信
号を出力する第1スロットル弁制御手段と、前記定速走
行指示手段により定速走行が開始された時定速走行中に
選択使用される前記第2スロットル弁開度特性に応じた
第1スロットル弁開度を得るように前記第1スロットル
弁制御手段に駆動信号を与える第1スロットル弁開度設
定手段を具備したことを特徴とする。
【0014】
【作用】通常走行時は、運転者が希望する第2スロット
ル弁制御モードを特性選択手段により選択し、その選択
された第2スロットル弁制御モードに基づいて、第2ス
ロットル弁は、第2スロットル弁制御モードによって決
められる第1スロットル弁開度(アクチュエータ開度)
に対応した開度に動く。定速走行中は、車速検出値を監
視しながら、目標車速を維持すべく、第1スロットル弁
制御手段からの第1スロットル弁開閉指示信号に基づき
第1のアクチュエータを駆動させ第1スロットル弁を開
閉させる。その定速走行開始時の初期第1スロットル弁
開度は、定速走行中に選択使用される第2スロットル弁
制御モードによって決められる第1スロットル弁開度
(アクチュエータ開度)が与えられるので、目標車速を
維持するために必要なエンジントルクが得られる。例え
ば、通常走行時に第2スロットル弁制御モードの何れが
選択されていても、定速走行中は必ず第2スロットル弁
制御モードをある第2スロットル弁制御モードに特定
し、その特定された第2スロットル弁制御モードによっ
て決められる初期第1スロットル弁開度(アクチュエー
タ開度)が与えられ、与えられた初期第1スロットル弁
開度(アクチュエータ開度)に対応した開度に第2スロ
ットル弁は動く。また、通常走行時に第2スロットル弁
制御モードの何れが選択されていても、定速走行が開始
されると第2スロットル弁制御特性選択手段より現在の
第2スロットル弁制御モードを検出するとともに、その
検出された第2スロットル弁制御モードによって決めら
れる初期第1スロットル弁開度(アクチュエータ開度)
が与えられ、与えられた初期第1スロットル弁開度(ア
クチュエータ開度)に対応した開度に第2スロットル弁
は動く。従って、定速走行開始直後から必要なエンジン
トルクが得られる。
【0015】
【実施例】まず、図2、図3、図4、図6、図7を用い
て第1の実施例について説明する。図2は第1実施例の
エンジン出力と定速走行の総合制御装置を示す全体の配
置を示し、1は定速走行制御回路で、内部回路として、
入力信号をデジタル信号等に変換する入力回路1aと、
中央演算処理装置としてのCPU(セントラルプロセッ
シングユニット)1bと、所定のアナログ信号等に変換
する出力回路1cと、図示はしていないが制御プログラ
ムおよび初期データが格納されるROM(リードオンメ
モリ)と、電子制御回路に入力されるデータや演算制御
に必要なデータが一時的に読み書きされるRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)を備えている。前記入力回路1a
には、車速センサ3からの車速検出値と、定速走行の指
示および目標車速を設定するための定速走行セットスイ
ッチ4、定速走行アクチュエータ5からのアクチュエー
タ開度信号と、第1スロットル弁開度センサ9からの第
1スロットル弁開度信号とが入力される。定速走行アク
チュエータ5は車速センサ3からの車速検出値を監視し
ながら設定車速(目標車速)を維持すべく定速走行制御
回路1の出力回路1cからの出力信号により第1スロッ
トル弁12の開閉制御を行うアクチュエータで、第1ス
ロットル弁12とは周知のリンク機構により接続されて
いる。定速走行アクチュエータ5と、アクセルペダル1
3との関係は、運転者がアクセルペダル13を踏むと周
知のリンク機構により第1スロットル弁12は、開閉制
御を行うが、定速走行アクチュエータ5からの第1スロ
ットル弁12への開閉制御が優先するように構成されて
いる。しかし、アクセルペダル13を踏んで指示された
第1スロットル弁開度が、定速走行アクチュエータ5か
らの第1スロットル弁12への開閉制御が行われている
時の第1スロットル弁開度を越えた時点からの開度は、
アクセルペダル13を踏んで指示された第1スロットル
弁開度が優先する。エンジン出力制御回路6は、内部回
路として、入力信号をデジタル信号等に変換する入力回
路6aと、中央演算処理装置としてのCPU(セントラ
ルプロセッシングユニット)6bと、所定のアナログ信
号等に変換する出力回路6cと、図示はしていないが制
御プログラムおよび初期データが格納されるROM(リ
ードオンメモリ)と、電子制御回路に入力されるデータ
や演算制御に必要なデータが一時的に読み書きされるR
AM(ランダムアクセスメモリ)を備えている。前記入
力回路6aには、前輪速検出値と後輪速検出値と、定速
走行制御回路1からの定速走行制御信号または定速走行
非制御信号と、図示していないエンジンからのエンジン
回転数信号と、図示していない変速機からのシフト位置
信号と、スロットル制御モード切替えスイッチ14から
の現在のスロットル制御モード信号と、第2スロットル
弁開度センサ8からの第2スロットル弁開度信号と、第
1スロットル弁開度センサ9からの第1スロットル弁開
度信号とが入力される。但し、本実施例においては定速
走行制御用の回路とエンジン出力制御用の回路とを分割
しているが、統一した制御回路で行ってもよい。7は前
記第1スロットル弁12とは直列にエンジンの吸気通路
10に設けられた第2スロットル弁11の開閉制御を行
うスロットルモータ(スロットルアクチュエータ)で、
エンジン出力制御回路6の出力回路6cからの出力信号
により第2スロットル弁11の開閉制御を行う。但し、
スロットルモータはステップモータに限定されるもので
はなく電気モータ等を使用してもよい。8は第2スロッ
トル弁開度を測定する第2スロットル弁開度センサで、
9は第1スロットル弁開度を測定する第1スロットル弁
開度センサである。なお、前記したスロットル制御モー
ド切替えスイッチ14は、運転者により操作され運転者
が希望するスロットル制御モードをエンジン出力制御回
路6へ指示する。
【0016】定速走行アクチュエータ5に対する制御信
号は下式のデューティDを有するパルスの形態をとり、
定速走行アクチュエータ5に流す電流の極性で正逆転を
制御する。 D=C’・(MAn−An) 式1 この式1において、C’は補正係数、MAnは目標アク
チュエータ開度、Anは現アクチュエータ開度である。
目標アクチュエータ開度MAnは下式で計算される。 MAn=SA+G・(Vt −Vsk)+C 式2 この式2において、SAは平坦路をある車速で走行する
ための必要アクチュエータ開度で定速走行を行う時の初
期開度となる。Vt は目標車速で、Vskは実車速Vnか
ら下記式3を用いて算出した進角制御用の予測車速で
(Vt −Vsk)が車速偏差となる。なお、この予測車速
Vskにかえて実車速Vnそのものを用いてもよい。この
車速偏差と制御ゲインGの積と補正係数Cの和に初期開
度SAを加えたものが目標アクチュエータ開度MAnで
ある。 Vsk=Vn+Δt・dv/dt 式3 この式3において、Δtは所定の時間、dv/dtは実
車速の微分値(すなわち加速度)である。
【0017】本実施例においては、スロットル制御特性
は前述した図3で示すとおりの第2スロットル弁制御モ
ードA(以下スロットルモードA)と第2スロットル弁
全開モードB(以下スロットルモードB)の2通り設定
されているものとして説明する。但し、スロットル制御
特性は2通りに限定されるものでなく複数通り設定して
も良い。
【0018】次に、図6により、定速走行時に目標アク
チュエータ開度MAを決定し、その決定された目標アク
チュエータ開度MAに制御するためのルーチンについて
説明する。なお、このルーチンは、定速走行制御回路1
の内部回路の一部である中央演算処理装置としてのCP
U(セントラルプロセッシングユニット)1bにより所
定時間毎に実行される。まず本ルーチンに入ると、ステ
ップ101において、定速走行セットスイッチ4がON
か否かの判断が行われる。ステップ101で定速走行セ
ットスイッチ4がONの場合(YES=すなわち、定速
走行がセットされている)は、ステップ102へ進み前
回の定速走行セットスイッチ4がOFFか否かの判断が
行われる。ステップ102で前回(前回に本ルーチンが
実行された時)の定速走行セットスイッチ4がOFFの
場合(YES=すなわち、定速走行制御が開始されたこ
とを意味する。)は、ステップ103へ進む。ステップ
103において、現在の車速(実車速Vn)を目標車速
Vtとして読み込む。続くステップ104では、目標車
速Vtから平坦路をある車速で走行するための必要アク
チュエータ開度SA(初期開度)を読み込む。なお、本
第1実施例における定速走行時の第2スロットル弁の制
御モ−ドは、上述した図3のスロットルモードAに強制
的に設定されるものである。従って、該スロットルモー
ドAに対して、第1スロットル弁開度およびエンジント
ルクは一義的に決まるものであり、この決められた関係
を基に目標車速Vtと必要アクチュエータ開度SAとの
マップを実験により作成しROM(リードオンメモリ)
に記憶させておけばよい。そして、ステップ104で
は、その記憶された目標車速Vtと必要アクチュエータ
開度SAの関係から、実際の目標車速Vtに対する必要
アクチュエータ開度SAを読み出すのである。続くステ
ップ105では、ステップ104にて読み込まれたSA
に基づき前述した式1により目標アクチュエータ開度M
Aを算出する。続くステップ106では、実際の定速走
行アクチュエータ開度が、ステップ105で算出された
目標アクチュエータ開度MAとなるように、定速走行ア
クチュエータ5に第1スロットル弁12を開閉作動させ
る弁開閉指令が前記式1に従って出力される。また、ス
テップ101で定速走行セットスイッチ4がOFFの場
合(NO)は、本ルーチンを終了する。なお、この場
合、第1スロットル弁は運転者のアクセルペダル13の
操作によって開閉される。また、ステップ102で前回
(前回に本ルーチンが実行された時)の定速走行セット
スイッチ4がONの場合(NO=すなわち、定速走行制
御中を意味する。)は、前回より引き続き定速走行制御
されていることを意味するので、ステップ103で目標
車速を取り込むことなくステップ104へ進み上述した
ステップ104、ステップ105、ステップ106が実
行される。
【0019】図7は、第2スロットル弁を制御するため
のルーチンであり、これはエンジン出力制御回路6の内
部回路の一部である中央演算処理装置としてのCPU
(セントラルプロセッシングユニット)6bにより所定
時間毎に実行される。まず、ステップ201では、第1
スロットル弁開度TAMを、第1スロットル弁開度セン
サ9より測定し読み込む。続くステップ202では、ス
ロットル制御モード切替えスイッチ14からの現在選
択、指示されているスロットル制御モード信号を読み込
む。但し、本実施例では、スロットル制御モード切替え
スイッチとしてON・OFF式のスイッチを使用して、
ONの場合は上述したスロットルモードAで、OFFの
場合は、上述したスロットルモードBを指示するように
構成されているが、ON・OFF式以外のスイッチを使
用してスロットルモードを識別してもよい。ステップ2
02でNOの場合(即ち、スロットルモードB)は、ス
テップ203へ進む。続くステップ203では、定速走
行セットスイッチ4により、定速走行中か否かの判断を
行う。ステップ203で定速走行中でないと判断(N
O)されるとステップ204へ進み、ステップ201で
読み込まれた第1スロットル弁開度TAMより、スロッ
トルモードBに基づき予め作成されている第1スロット
ル弁開度TAMと目標第2スロットル弁開度TASMと
のマップにより目標第2スロットル弁開度TASMを読
み込む。続くステップ205では、ステップ204で読
み込まれた目標第2スロットル弁開度TASMになるよ
うにスロットルモータ7を駆動させ第2スロットル弁1
1を開閉制御する。ステップ202でYESの場合(即
ち、スロットルモードA)と、ステップ203で定速走
行中と判断(YES)した場合は、ステップ206へ進
み、ステップ201で読み込まれた第1スロットル弁開
度TAMより、スロットルモードAに基づき予め作成さ
れている第1スロットル弁開度TAMと目標第2スロッ
トル弁開度TASMとのマップにより目標第2スロット
ル弁開度TASMを読み込む。続くステップ205で
は、ステップ206で読み込まれた目標第2スロットル
弁開度TASMになるようにスロットルモータ7を駆動
させ第2スロットル弁11を開閉制御する。なお、ステ
ップ204、ステップ206において、結果的に選択さ
れた各モードを運転者に表示すべく表示してもよい。そ
うすることにより、通常走行時と定速走行時のスロット
ル制御モードが異なった場合に、予め、現在使用されて
いるスロットル制御モードを表示し、運転者に認識させ
ているためオーバーライド時にアクセルフィーリングが
異なっても違和感がなくなる。
【0020】以上説明してきたように、第一実施例で
は、第2スロットル弁も、第1スロットル弁開度に対応
した第2スロットル弁開度となるため、通常走行を行っ
ている時に第2スロットル弁制御モードが、スロットル
モードAまたはスロットルモードBのどちらが選択され
ていても、定速走行を行う時は、必ず第2スロットル弁
制御モードがスロットルモードAに特定され、このスロ
ットルモードAに基いた初期アクチュエータ開度(第1
スロットル弁開度)が設定されると同時に第2スロット
ル弁も、第1スロットル弁開度に対応した第2スロット
ル弁開度となるため、車速セット時に発生することがあ
る車速のオーバーシュートおよびアンダーシュートが防
止できる。
【0021】次に、図8、図9を用いて第2の実施例に
ついて説明する。なお、図2で示されている構成、およ
び図3、図4で示されているスロットル制御特性につい
ては第1実施例と同様であるため、説明を省略する。ま
ず図8により、定速走行時に目標アクチュエータ開度M
Aを決定し、その決定された目標アクチュエータ開度M
Aに制御するためのルーチンについて説明する。なお、
このルーチンは、定速走行制御回路1の内部回路の一部
である中央演算処理装置としてのCPU(セントラルプ
ロセッシングユニット)1bにより所定時間毎に実行さ
れる。まず本ルーチンに入ると、ステップ301では、
定速走行セットスイッチ4がONか否かの判断が行われ
る。ステップ301で定速走行セットスイッチ4がON
の場合(YES=すなわち、定速走行がセットされてい
る)は、ステップ302へ進み前回の定速走行セットス
イッチ4がOFFか否かの判断が行われる。ステップ1
02で前回(前回に本ルーチンが実行された時)の定速
走行セットスイッチ4がOFFの場合(YES=すなわ
ち、定速走行制御が開始されたことを意味する。)は、
ステップ303へ進む。ステップ303において、現在
の車速(実車速Vn)を目標車速Vtとして読み込む。
続くステップ304では、スロットル制御モード切替え
スイッチ14からの現在のスロットル制御モード信号を
読み込む。但し、本実施例ではON・OFF式のスイッ
チを使用して、ONの場合は上述のスロットルモードA
で、OFFの場合は、上述のスロットルモードBとなっ
ているが、ON・OFF式以外のスイッチを使用してス
ロットルモードを識別してもよい。読み込んだ信号がス
ロットルモードAの場合、ステップ305へ進む。続く
ステップ305では、スロットルモードAで目標車速V
tを得るための必要アクチュエータ開度SA(初期開
度)を読み込む。また、読み込んだ信号がスロットルモ
ードBの場合、ステップ308へ進む。続くステップ3
08では、スロットルモードBで目標車速Vtを得るた
めの必要アクチュエータ開度SA(初期開度)を読み込
む。なお、本第2実施例においては、定速走行時の第2
スロットル弁の制御モ−ドは、上述した図3のスロット
ルモードAまたはスロットルモードBのどちらでもよ
い。スロットルモードAに対して、第1スロットル弁開
度およびエンジントルクは一義的に決まるものであり、
また、スロットルモードBに対しても、第1スロットル
弁開度およびエンジントルクは一義的に決まるものであ
る。この決められた関係を基に、スロットルモード毎に
目標車速Vtと必要アクチュエータ開度SAとのマップ
を実験により作成し、ROM(リードオンメモリ)に記
憶させておけばよい。そして、ステップ305およびス
テップ308では、その記憶された目標車速Vtと必要
アクチュエータ開度SAの関係から、実際の目標車速V
tに対する必要アクチュエータ開度SAを読み出すので
ある。続くステップ306では、ステップ305、およ
びステップ308にて読み込まれたSAに基づき前記式
により目標アクチュエータ開度MAを算出する。続くス
テップ307では、実際の定速走行アクチュエータ開度
が、ステップ306で算出された目標アクチュエータ開
度MAとなるように、定速走行アクチュエータ5に第1
スロットル弁12を開閉作動させる弁開閉指令が前記式
1に従って出力される。また、ステップ301で定速走
行セットスイッチ4がOFFの場合(N0)は本ルーチ
ンを終了する。なお、この場合、第1スロットル弁は運
転者のアクセルペダル13の操作によって開閉される。
また、ステップ302で前回(前回に本ルーチンが実行
された時)の定速走行セットスイッチ4がONの場合
(NO=すなわち、定速走行中を意味する。)は、前回
より引き続き定速走行制御されていることを意味するの
で、ステップ303で目標車速を取り込むことなくステ
ップ304へ進み上述したステップ304、ステップ3
05、ステップ306、ステップ307が実行される。
【0022】図9は、第2スロットル弁を制御するため
のルーチンであり、これはエンジン出力制御回路6の内
部回路の一部である中央演算処理装置としてのCPU
(セントラルプロセッシングユニット)6bにより所定
時間毎に実行される。まず、ステップ401では、第1
スロットル弁開度TAMを、第1スロットル弁開度セン
サ9より測定し読み込む。続くステップ402では、ス
ロットル制御モード切替えスイッチ14からの現在のス
ロットル制御モード信号を読み込む。ステップ402で
NOの場合(即ち、スロットルモードB)は、ステップ
403へ進む。続くステップ403では、ステップ40
1で読み込まれた第1スロットル弁開度TAMより、ス
ロットルモードBに基づき予め作成されている第1スロ
ットル弁開度TAMと目標第2スロットル弁開度TAS
Mとのマップにより目標第2スロットル弁開度TASM
を読み込む。続くステップ404では、ステップ403
で読み込まれた目標第2スロットル弁開度TASMにな
るようにスロットルモータ7を駆動させ第2スロットル
弁11を開閉制御する。但し、スロットルモータはステ
ップモータに限定されるものではなく電気モータ等を使
用してもよい。ステップ402でYESの場合(即ち、
スロットルモードA)は、ステップ405へ進む。続く
ステップ403では、ステップ401で読み込まれた第
1スロットル弁開度TAMより、スロットルモードAに
基づき予め作成されている第1スロットル弁開度TAM
と目標第2スロットル弁開度TASMとのマップにより
目標第2スロットル弁開度TASMを読み込む。続くス
テップ404では、ステップ403で読み込まれた目標
第2スロットル弁開度TASMになるようにスロットル
モータ7を駆動させ第2スロットル弁11を開閉制御す
る。
【0023】以上説明してきたように、第二実施例で
は、第2スロットル弁も、第1スロットル弁開度に対応
した第2スロットル弁開度となるため、通常走行を行っ
ている時に第2スロットル弁の制御モードが、スロット
ルモードAまたはスロットルモードBのどちらが選択さ
れていても、定速走行開始時に第2スロットル弁の制御
モードを確認し、その確認された第2スロットル弁の制
御モードに基いた初期アクチュエータ開度(第1スロッ
トル弁開度)が設定されると同時に第2スロットル弁
も、第1スロットル弁開度に対応した第2スロットル弁
開度となるため、車速セット時に発生することがある車
速のオーバーシュートおよびアンダーシュートが防止で
きる。
【0024】また、現在使用されている第2スロットル
弁の制御モードを表示させ、運転者に認識させることに
より、通常走行時と定速走行時のスロットル制御モード
が異なった場合のオーバーライド時に、アクセルフィー
リングが異なっても違和感がなくなる。
【0025】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものでな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計等があ
っても本発明に含まれる。
【0026】例えば、実施例では第2スロットル弁制御
特性が2種類しか設定されていないが複数種類設定して
もよい。また、定速走行制御の具体的な内容に関しても
実施例に限られない。
【0027】
【発明の効果】本発明では、定速走行中の第1スロット
ル弁開度は、定速走行が開始された時、定速走行中に選
択使用される第2スロットル弁制御モードによって決め
られる初期第1スロットル弁開度(アクチュエータ開
度)が与えられるので、目標車速を維持するために必要
なエンジントルクが得られる。従って、定速走行開始直
後から必要なエンジントルクが得られるため、定速走行
セット時に起こる車速のオーバーシュートおよびアンダ
ーシュートを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の構成図
【図2】 本発明のエンジン出力と定速走行の総合制御
装置の全体図
【図3】 スロットル制御モード毎の特性図
【図4】 スロットル制御モード毎第1スロットル弁開
度とエンジントルク特性図
【図5】 各種スロットル制御モードの車速セット時の
アクチュエータ開度
【図6】 定速走行時にスロットル制御モードを特定す
る時の目標アクチュエータ開度を求めるフローチャート
【図7】 定速走行時にスロットル制御モードを特定す
る時の目標第2スロットル弁開度を求めるフローチャー
【図8】 定速走行時にスロットル制御モードを特定し
ない時の目標アクチュエータ開度を求めるフローチャー
【図9】 定速走行時にスロットル制御モードを特定し
ない時の目標第2スロットル弁開度を求めるフローチャ
ート
【符号の説明】
a ・・・吸気通路 b ・・・第1スロットル弁 c ・・・第1のアクチュエータ d ・・・第2スロットル弁 e ・・・第2のアクチュエータ f ・・・第2スロットル弁開度特性記憶手段 g ・・・第2スロットル弁制御手段 h ・・・車速検出手段 i ・・・目標車速設定手段 j ・・・定速走行指示手段 k ・・・第1スロットル弁制御手段 l ・・・第1スロットル弁開度設定手段 m ・・・特性選択手段 1 ・・・定速走行制御回路 2 ・・・制御モード表示インジケータ 3 ・・・車速センサ 4 ・・・定速走行設定スイッチ 5 ・・・定速走行アクチュエータ 6 ・・・エンジン出力制御回路 7 ・・・スロットルモータ 8 ・・・第2スロットル弁開度センサ 9 ・・・第1スロットル弁開度センサ 10・・・吸気通路 11・・・第2スロットル弁 12・・・第1スロットル弁 13・・・アクセルペダル 14・・・スロットル制御モード切り換えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 41/14 320 F02D 41/14 320D (56)参考文献 特開 平1−167429(JP,A) 特開 平1−212623(JP,A) 特開 平2−141336(JP,A) 特開 平2−141335(JP,A) 特開 平2−124329(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 41/04 310 B60K 31/00 F02D 9/02 361 F02D 11/10 F02D 29/02 301 F02D 41/14 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの吸気通路に設けられ第1のアク
    チュエータにより開度が調整される第1スロットル弁
    と、エンジンの吸気通路に設けられ第2のアクチュエー
    タにより開度が調整される第2スロットル弁と、前記第
    1スロットル弁開度によって定められる前記第2スロッ
    トル弁の開度特性を複数個記憶する第2スロットル弁開
    度特性記憶手段と、該複数の開度特性の内の一つを選択
    する特性選択手段と、実際の第1スロットル弁開度と前
    記選択された特性に基づき第2スロットル弁開度を決定
    し該決定された開度に前記第2スロットル弁開度を一致
    させるように前記第2のアクチュエータへ第2スロット
    ル弁開閉指示信号を出力する第2スロットル弁制御手段
    と、車速を検出する車速検出手段と、目標車速を設定す
    る目標車速設定手段と、定速走行の設定または解除を指
    示する定速走行指示手段と、前記定速走行指示手段より
    定速走行が指示されている場合に前記車速検出手段より
    検出された車速検出値を監視しながら、前記目標車速設
    定手段により設定された目標車速を維持すべく前記第1
    のアクチュエータへ第1スロットル弁開閉指示信号を出
    力する第1スロットル弁制御手段と、前記定速走行指示
    手段により定速走行が開始された時定速走行中に選択使
    用される前記第2スロットル弁開度特性に応じた第1ス
    ロットル弁開度を得るように前記第1スロットル弁制御
    手段に駆動信号を与える第1スロットル弁開度設定手段
    を具備することを特徴とするエンジン出力と定速走行の
    総合制御装置。
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DE4310346A DE4310346C2 (de) 1992-04-09 1993-03-30 Einrichtung zur Steuerung der Leistung eines ein Kraftfahrzeug antreibenden Verbrennungsmotors
US08/040,704 US5394954A (en) 1992-04-09 1993-03-31 Engine control apparatus

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