JP2870042B2 - 水面浮遊集積性固状農薬製剤 - Google Patents

水面浮遊集積性固状農薬製剤

Info

Publication number
JP2870042B2
JP2870042B2 JP23411589A JP23411589A JP2870042B2 JP 2870042 B2 JP2870042 B2 JP 2870042B2 JP 23411589 A JP23411589 A JP 23411589A JP 23411589 A JP23411589 A JP 23411589A JP 2870042 B2 JP2870042 B2 JP 2870042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
branched
linear
alkyl group
formula
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23411589A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02174702A (ja
Inventor
久 大林
哲夫 岡内
紀雄 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP23411589A priority Critical patent/JP2870042B2/ja
Publication of JPH02174702A publication Critical patent/JPH02174702A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2870042B2 publication Critical patent/JP2870042B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水面集積型水浮遊性農薬製剤に関する。
従来の技術 最近、水浮遊性の担体に、殺虫成分等を、吸着あるい
はコーティングさせるか又は、担体と殺虫成分等を混和
し、造粒したものに、撥水剤をコーティングする等して
水浮遊性を付与した粒剤についての研究が試みられてい
る。
例えば、特公昭48−15613には、固型沈降物質と、浮
遊性物質を固結剤を用いて、付着・被覆して得られる基
材に、殺虫成分、界面活性物質または撥水剤を吸着させ
る浮遊性粒剤が、また特公昭47−1240には、焼成加工パ
ーライトにポリブテンを用いて殺虫成分を固着させた浮
遊性粒剤が開示されている。特開昭49−11421は、ガス
効果を有する、つまり揮散して、殺虫作用を奏する殺虫
化合物の水面用粒剤を開示している。該粒剤は、揮散性
化合物を担体またはこれを加えずして撥水性物質と混合
して撥水性とした微粉状物を、粒基材の表面に付着せし
めて得ている。
さらに、担体として吸水能35〜50%の粒状軽石または
蛭石を用い、これらの担体に主剤を吸着させ高級脂肪酸
で被覆してなる浮遊性粒状殺虫組成物が、特公昭44−86
00に開示されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記した従来技術は、いずれも、水浮遊
性の担体を用いることが要件となるか(特公昭48−1561
3,47−1240)または、特定吸水能を有する軽石や蛭石に
限って担体として得る(特公昭44−8600)か、あるい
は、揮散性殺虫化合物を用いた粒剤に限られた(特公昭
49−11421)。あるいは、製剤が複雑な構成となってい
て、実用的でないといった欠点があった。更に、これら
は、いずれも粒剤として、製剤化され、水面施用した場
合に、浮遊するので土壌に吸着されたり水底の水に溶解
して、無駄になる分がかなり低減される効果を有してい
るが水面全体に、活性成分が広がるため、また植物体へ
の付着性が悪いため、やはり、植物体に接触しないまま
無駄になる部分が、かなりあるという欠点が依然として
残っていた。
本発明の目的は水面施用した場合に、農薬活性物質が
より効率的に、植物体に接し、桿表面を毛管現象により
上昇するか、又は、直接茎葉部に付着し、株元防除効果
が高められた農薬製剤を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明者らは、本来、病害虫に対しすぐれた防除効果
を有する農薬も、従来の製剤では、水面施用した場合、
水面近くに棲息するウンカあるいは紋枯病等に対する防
除効果が十分でないという欠点を克服すべく種々研究し
た結果以外にもカーバメイト系農薬が適度の水面展開性
又は拡展性(以下展開性と記す)を有することを知見し
た。
この水面展開性を利用すると、他の殺虫剤や殺虫剤等
の農薬活性成分も同時に水面に展開させ、かつ水面に高
濃度に農薬活性成分を集積させ得ることが判明した。し
たがって、このようなカーバメイト系農薬含有製剤は、
水面施用された場合、水面上に活性成分が高濃度に拡が
り、成分が集積し、かつ茎葉部への付着がすぐれている
ことを見出し、加えてこれらに水に対する該活性成分の
分配係数が102以上の有機化合物を加えるとより一層水
面上に農薬活性成分を集積させその濃度を長時間高める
効果を奏することも見出し、さらに種々検討を加え、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、 1) (1)カーバメイト系農薬活性成分(以下[I]
とする)と、(2)(1)のカーバメイト系農薬活性成
分の水に対する分配係数が102以上である有機化合物
(以下[II]とする)とを(3)固状担体に担持させて
なる水面浮遊集積性固状農薬製剤,さらにはカルタップ
塩酸塩,ベンスルタップ等チオールカルバメート系殺虫
剤を含有させてなる水面浮遊集積性固状農薬製剤に関す
る。
本発明製剤の最大の特徴は、BPMC等カーバメイト系農
薬活性成分が、活性成分として作用することに加えて製
剤に水面展開性を付与し、かつ水面にカーバメイト系農
薬自体のみならず同製剤に含まれる他の農薬活性成分ま
で、高濃度に集積させる効果を奏する点にある。
本発明に用いられるカーバメイト系農薬活性成分とし
ては、水面展開集積性を有するカーバメイト系の殺虫剤
及び殺菌剤であればいずれでもよい。
一般には、式 R−NHCOO−Ar [I′] (式中、Rは低級アルキル基、Arは置換基を有していて
もよいフェニル基又はナフチル基を示す。) で表わされる化合物が好ましい。
式[I′]において、Rで表わされる低級アルキル基
としては、メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,
ブチル,ペンチル,ヘキシル等炭素数1〜6のアルキル
基があげられる。Arで表わされるフェニル,ナフチル基
が有していてもよい置換基としては、例えば上記Rで述
べたような低級アルキル基,ハロゲン(塩素,臭素
等)、炭素数1〜6アルコキシ等が挙げられる。
具体的には、例えば、BPMC,MIPC,MPMC,NAC,XMC,MTMC
等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
これらカーバメイト系農薬活性成分は、製剤全体を100
重量部とした時、約30〜0.5好ましくは約10〜2重量部
加えるのがよい。
本発明製剤では上記カーバメイト系農薬活性成分に加
え他の農薬活性成分を加えてもよい。このような他の農
薬活性物質としては、とりわけ、株元防除用殺虫剤及び
殺菌剤が好ましい。特にカルタップ,ベンスルタップで
代表されるチオールカルバメート系殺虫剤に好都合に適
用される。
本発明製剤によれば、例えば、メイチュウ等に対しす
ぐれた防除効果を有するカルタップ塩酸塩やベンスルタ
ップが、ウンカの防除にもすぐれた効果を奏し、ウンカ
防除剤として利用できる。
その他の含有してよい農薬活性成分としてはMEP,ダイ
アジノン,イソキサチオン,マラソン,ピレスロイド系
殺虫剤等の殺虫剤及びバリダマイシン等の殺虫剤が挙げ
られる。これらを単独で用いてもよく、また所望により
二種以上混合して用いることもできる。これらの他の活
性成分の使用割合は、通常、製剤100重量部に対し約0.1
〜15好ましくは0.2〜5重量部である。
本発明におけるもうひとつの必須成分である有機化合
物[II]は、水に対する上記カーバメイト系農薬活性成
分[I]の分配係数が102以上のものをいう。通常化合
物[II]は農薬活性がなく、かつ高い沸点を有するもの
が用いられ、常温(以下、特にことわりのない場合、常
温は15℃を意味する)で液体である化合物がより好まし
い。ここで分配係数とは、脂溶性の尺度として通常使用
される分配係数のことであり、化学大辞典[化学大辞典
編集委員会編,共立出版,第8巻,209頁,昭和37年]に
記載の「分配律」における定数をいう。すなわち化学大
辞典では分配律は「実際上混ざり合わない2種の液体に
第三物質(溶質)が溶け、これらが共存している場合、
一定温度ではその濃度に関係なく、これらの二つの溶液
中の濃度の比が一定になる」と定義されていて、この分
配律における定数を分配定数という。本発明における
「分配係数」もこのように定義された分配係数である。
本発明においては2種の液体が水田の水と有機化合物
[II],物質が活性成分[I]に相当し、常温における
有機化合物[II]に対する活性成分[I]の濃度をCo,
水に対する活性成分[I]の濃度をCwとすると、分配係
数はCo/Cwで表わすことができる。すなわち本発明にお
ける有機化合物[II]とはCo/Cw≧102であるような有機
化合物をいう。本発明における化合物[II]の分配係数
Co/Cwの値の上限は特にないが、107以下であることが好
ましい。換言すると好まし有機化合物[II]の条件は10
2≦Co/Cw≦107(常温)である。またさらに好ましい範
囲は103≦Co/Cw≦106(常温)である。ここでも常温は1
5℃を意味する。
活性成分[I]に関する分配係数が102以上,好まし
くは107以下である有機化合物[II]のうち、以下の条
件を備えた常温で液体の化合物が特に好ましい。
i)常温における水に対する溶解度が5%(重量%)以
下。
ii)沸点160℃以上。
iii)常温において活性成分[I]を1%(重量%)以
上溶解させる。
このような条件を具えた有機化合物[II]としてはた
とえば式 R1COOR2[式中、R1は直鎖状または分枝状
のC8-24アルキル基またはC8-24アルケニル基を、R2は直
鎖状または分枝状のC2-12アルキル基を示す]で表わさ
れる脂肪酸エステル類[III],式 [式中、R3は直鎖状または分枝状のC2-12アルキル基
を、mは2〜4の整数を示す]で表わされるジエステル
類[IV], 式 [式中、R4,R5,R6は同一または異なって直鎖状または分
枝状のC3-12アルキル基,C1-4塩化アルキル基またはフェ
ニル基を示す]で表わされるリン酸エステル類[V],
[式中、R7は直鎖状または分枝状のC2-16アルキル基,n
はR7基が1〜4個置換していることを示す]で表わされ
るアルキルベンゼン類[VI],式 [式中、R8,R9,R10は水素原子または直鎖状もしくは分
枝状のC1-3アルキル基を、p,qはR8,R9基が1〜3個置換
していることを示す]で表わされるジフェニルメタン類
[VII],式 [式中、R11は直鎖状または分枝状のC1-12アルキル基を
示す]で表わされる安息香酸エステル類[VIII],式 [式中、R12,R13はそれぞれ直鎖状または分枝状のC1-12
アルキル基を示す]で表わされるフタル酸エステル類
[IX]などがあげられる。
式R1COOR2で表わされる脂肪酸エステル類[III]にお
けるC8-24アルキル基(R1)としてはC9-19アルキル基が
より好ましく、たとえばノニル,ウンデシル,トリデシ
ル,ペンタデシル,ヘプタデシルなどがあげられる。同
じくC8-24アルケニル基(R1)としてはC15-19アルケニ
ル基がより好ましく、たとえばオレイル[C8H17CH=CH
(CH2−],リノレイル[C5H11CH=CHCH2CH=CH(C
H2−]などがあげられる。同じくC2-12アルキル基
(R2)としてC3-8アルキル基がより好ましく、たとえば
ブチル,アミル,ヘキシル,ヘプチルなどがあげられ
る。したがって脂肪酸エステル類[III]としてはたと
えば、ラウリン酸アミル,ミリスチン酸アミル,パルミ
チン酸ブチル,パルミチン酸アミル,パルミチン酸ヘキ
シル,ステアリン酸ブチル,ステアリン酸アミル,ステ
アリン酸ヘキシル,オレイン酸ブチル,オレイン酸アミ
ル,リノール酸ブチルなどが例示される。
で表わされるジエステル類[IV]におけるC2-12アルキ
ル基(R3)としてはC2-10アルキル基がより好ましく、
たとえばエチル,プロピル,ブチル,アミル,ヘキシ
ル,ヘプチル,オクチルなどがあげられる。したがって
ジエステル類[IV]としてはたとえば、コハク酸ジエチ
ル,コハク酸ジプロピル,コハク酸ジブチル,コハク酸
ジアミル,コハク酸ジオクチル,グルタミン酸ジエチ
ル,グルタミン酸ジブチル,グルタミン酸ジアミル,グ
ルタミン酸ジオクチル,アジピン酸ジブチル,アジピン
酸ジアミル,アジピン酸ジオクチルなどが例示される。
で表わされるリン酸エステル類[V]におけるC3-12
ルキル基(R4,R5,R6)としてはC4-9アルキル基がより好
ましく、たとえばブチル,アミル,ヘキシル,オクチル
などがあげられる。同じくC1-4塩化アルキル基(R4,R5,
R6)としてはC2-3塩化アルキル基がより好ましく、たと
えばトリクロロエチル,トリクロロプロピルなどがあげ
られる。したがってリン酸エステル類[V]としてはた
とえば、トリブチルホスフェート,トリアミルホスフェ
ート,トリオクチルホスフェート,ブチルジフェニルホ
スフェート,オクチルジフェニルホスフェート,トリ
(クロロエチル)ホスフェートなどが例示される。
で表わされるアルキルベンゼン類[VI]におけるC2-16
アルキル基(R7)としてはC2-10アルキル基がより好ま
しく、たとえばエチル,プロピル,イソプロピル,ブチ
ル,イソブチル,sec−ブチル,tert−ブチル,アミル,
イソアミル,tert−アミル,オクチル,デシルなどがあ
げられる。化合物[VI]はこれらの基が同一または異な
って1〜4個置換したベンゼンである。したがってアル
キルベンゼン類[VI]としてはたとえば、ジエチルベン
ゼン,ジイソプロピルベンゼン,トリイソプロピルベン
ゼン,tert−ブチルベンゼン,ジ(tert−ブチル)ベン
ゼン,ジアミルベンゼン,トリアミルベンゼン,テトラ
アミルベンゼン,tert−アミルベンゼン,ジ(tert−ア
ミル)ベンゼン,オクチルベンゼン,ドデシルベンゼ
ン,ジドデシルベンゼンなどが例示される。
で表わされるジフェニルメタン類[VII]におけるC1-3
アルキル基(R8,R9,R10)としては、メチル,エチル,
プロピル,イソプロピルがあげられる。R8がC1-3アルキ
ル基、2〜3個置換されている場合はこれらのC1-3アル
キル基は同一でも、また異なっていてもよい。R9がC1-3
アルキル基で、2〜3個置換されている場合も同様にこ
れらのC1-3アルキル基は同一でも、また異なっていても
よい。したがってジフェニルメタン類[VII]としては
たとえば、フェニルキシリルプロパン,トリルキシリル
エタン,ジキシリルメタン,ジイソキシリルエタンなど
が例示される。
で表わされる安息香酸エステル類[VIII]のC1-12アル
キル基(R11)としてはC1-8アルキル基がより好まし
く、たとえばメチル,エチル,ブチル,アミル,ヘキシ
ル,オクチル,ノニルなどがあげられる。したがって安
息香酸エステル類[VIII]としてはたとえば、安息香酸
メチル,安息香酸エチル,安息香酸ブチル,安息香酸ア
ミル,安息香酸ヘキシル,安息香酸オクチル,安息香酸
ノニルなどが例示される。
で表わされるフタル酸エステル類[IX]のC1-12アルキ
ル基(R12,R13)としてはC1-8アルキル基がより好まし
く、たとえばメチル,エチル,ブチル,アミル,ヘキシ
ル,オクチルなどがあげられる。したがってフタル酸エ
ステル類[IX]としてはたとえばフタル酸ジメチル,フ
タル酸ジエチル,フタル酸ジブチル,フタル酸ジオクチ
ルなどが例示される。
上記した有機化合物[II]は一種だけ用いてもよい
し、また二種以上を混合して用いてもよい。
これら有機化合物[II]の使用割合は、通常、カーバ
メイト系農薬活性成分1重量部に対し約5〜0.1重量部
好ましくは約3〜0.2重量部である。
本発明で用いられる固状担体としては、製剤に水浮遊
性を付与し得るものはいずれでもよい。一般的には粒径
約60〜1000μmのものが好ましい。つまり一般に粒径60
μmよりもさらに小さい固状担体を用いた場合、粉立ち
がかなり大きくなる等施用面の困難さと安全衛生上の問
題を伴うのであまり好ましいとはいえず、一方約1000μ
mを超える粒径のものは、粉立ちは完全に抑えられるも
のの製剤の水面浮遊性や水面展開性が劣り、その結果薬
効が低くなる点でやはり好ましくない。固状担体として
は、さらに好ましくは粒径100〜800μmのものである。
このような固状担体としては、例えばそれ自体水浮遊性
を有するパーライト、バーミキュライト、軽石[例えば
Kライト3号 (関西砂利)]、クルミの殻を粉砕して
得られるクルミ粒、木粉等のみならず、それ自体では沈
むが、撥水剤等との併用により水に浮遊し得る砕砂(例
えば、特開昭61−286302,特願昭63−165293に記載のも
の),硅素{例えば、川砂(林化成)},流紋岩{例え
ば、ヒノヤライト(日の家商会),カガライト(丹後建
設)},粒状珪藻土{例えば、セトラム (垣内商
事)}、その他粒状硫安,粒状尿素等水溶性粒状鉱物質
担体の粒径約60〜1000μmのものが、用いられる。この
ような担体のうち、パーライトとは、黒曜石、真珠岩、
その他、加熱により膨張するガラス質火山岩をいい、各
種の品質のものが用いられる。市販製品も、そのまま利
用でき、このような市販製品としては例えば {以上、東興パーライト工業(株)}、パーライト銘柄
1型{字部興産(株)}等が挙げられる。また、バーミ
キュライトは、Mg(Si,Al)O(OH)Mg・H2Oのような構
成をもつが、焼成したものも、未焼成のものも含め、色
々の品質のものが使用できる。クルミ粒としては、例え
ば市販のウオルナットフラワー {日本ウオルナット
(株)}等が挙げられる。
上記固状担体のうち比重1を超えるものであって後記
する撥水剤,ステアリン酸マグネシューム等を配合する
ことにより水に浮くものもある。このような担体の例と
しては、砕砂更に好ましくは粒径60〜1000μmの砕砂
(特開昭61−286302,特願昭63−165293に記載の方法に
従って、さらに、微細に粉砕して得られる。),軽石が
都合よく用いられる。これらの固状担体の本発明として
好ましい粒径60〜1000μmのものは、市販されており容
易に入手できる。さらに、常法により振動フルイあるい
はサイクロン方式で分級・篩過を行ない所望の特定粒径
のものに調製することができる。尚、上記砕砂は、例え
ば玄武岩,安山岩,砂岩,石英班岩またはこれに準ずる
石質を有するものが用いられる。原石は表土、その他の
不純物を例えば、スカルピングスクリーン,リプルフロ
ー型スクリーン等で除去した後粉砕される。原石の粉砕
は、砕骨材製造と同様の方法で行なわれる。例えば、採
取された原石は泥抜き等により不純物を除去したのち、
公知の粉砕機例えばジョークラッシャー(大塊破砕用ク
ラッシャー),コーンクラッシャー(中割用クラッシャ
ー),インペラーブレーカ(細割用クラッシャー)等を
用いて順次細かく砕いた後、エアセパレーターで分級す
ることにより得られる。
このような製剤に水浮遊性を付与し得る固状担体は、
製剤全量を100重量部とした場合通常約98〜30重量部よ
り好ましくは、約95〜65重量部用いるのが一般に好都合
である。
但し、製剤に水浮遊性を付与するのに好適な上記した
固状担体に加え、所望により、その他の植物性粉末、ク
レイ類、タルク類、シリカ類(珪藻土等)、ゼオライ
ト、川砂,炭酸カルシウム等の固状担体の一種以上を本
発明の効果をそこなわない範囲で適宜混合して使用して
よい。
本発明では、カルバメート系農薬活性成分及び所望に
より他の活性成分を上記固状担体と十分混合するのが望
ましく、さらには、活性成分を固状担体に付着若しくは
吸着又は活性成分で固状担体を被覆するのが望ましい。
このような成分の付着性を改良すべく適宜カルボキシメ
チルセルロース ナトリウム(CMC−Na),ポリビニルアルコール,デ
ンプン,ポリオキシエチレン系のワックス、例えばポリ
オキシエチレンノニールフェニールエーテル,ポリオキ
シエチレングリコール等通常用いられる結合剤を加えて
もよい。
さらに本発明製剤には撥水剤として、疎水性アエロシ
ル[例、Aerosil R−972(日本アエロシルKK)],ス
テアリン酸マグネシューム,精製タルク,シリコンオイ
ル等を添加することにより、水浮遊性をより長時間水面
に浮遊させることができる。加えて上記したように比重
が1以上の固状担体を水面に浮遊させるのにも効果的で
ある。これら撥水剤は通常、製剤100重量部に対し約5
〜0.05好ましくは約2〜0.1重量部である。
又製剤の撥水性及び/又は水浮遊性を向上させるべく
高級脂肪酸を添加してもよい。このような高級脂肪酸と
しては、炭素数8〜20のものが好ましい。とりわけステ
アリン酸、パルミチン酸、ラウリル酸等が好適である。
これら高級脂肪酸は単独で用いてもよく、又二種以上組
み合わせて添加してもよい。
本発明製剤には、その他所要の場合には、界面活性剤
(ポリオキシスチレン化フェノールなど),酸化防止剤
(イソプロピルアシッドホスフェートなど)、流動助
剤、湿潤剤・安定剤(リン酸,酒石酸など)などを本発
明の効果をそこわなわい範囲で添加してもよい。
本発明製剤を製造するにあたっては、固状担体とカー
バメイト系農薬活性成分[I]及び有機化合物[II]を
常法に従って混合することにより製造される。さらに両
者を十分混合することにより固状担体に、農薬活性成分
を、付着または吸着あるいは被覆するのが好ましい。混
合するに際しては、通常、固状担体を例えばドラム型等
通常用いられる混合機に入れ、カーバイト系農薬主剤
[I]及び所望によりその他の農薬活性成分を混合し、
その上に上記分配係数102以上の有機化合物[II]をさ
らに加えて混合する方法が用いられるが、担体と、結合
剤を混合し、その後主剤を加えて、担体に付着又は担体
を被覆してもよく、混合の順序は必ずしも限定されな
い。
本製剤は、通常常法により粒剤とするのが望ましいが
より微細な、微粒剤,細粒剤,粉粒剤等の剤型にするこ
ともできる。
粒剤を製造するに当っては、上述のようにドラム型ミ
キサー等で混合液、例えば加水、練合、造粒、乾燥工程
を経る湿式造粒法等常法により製造することができる。
本発明の農薬組成物を施用する場合の使用量は、適用
場面,適用時期,施用方法,対象病害虫,栽培作物等に
より差異はあるが一般に有効成分カルバメート系農薬活
性成分およびその他混合される有効成分として水田1ア
ール当り約0.05gから50g,好ましくは約2gから20g程度、
更に好ましくは約8〜16gである。
次に、実施例、試験例で本発明をさらに具体的に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
以下の実施例において、“部”とあるのは“重量部”
を意味する。
実施例1 粒子径300−600μmの軽石94.8部をドラムミキサーに
入れ回転させながら、BPMC3.0部にオクチルジフェニル
ホスフェート(以下ODPとする)2.0部を加えよく混合し
たものを注加し、担持させた後、ステアリン酸マグネシ
ューム(以下St−Mgとする)0.2部を加え、よく混合す
ることにより被覆し粒剤を得る。
実施例2 粒子径100−500μmのカガライト93部をドラムミキサ
ーに入れ回転させながら、MIPC4.0部にジオクチルアジ
ペート(以下DOAとする)4部を加えよく混合したもの
を注加し、担持させた後精製タルク1.0部を加えてよく
混合することにより被覆し粒剤を得る。
実施例3 粒子径300−700μmのセラトム 86.6部をドラムミキ
サーに入れ回転させながら、BPMC4.0部にODP4.0部を加
えてよく混合して注加し、さらにカルタップ塩酸塩(以
下、CTとする)4.0部を加え、PEG−400 1.2部で担持さ
せた後、Aerosil R−972 0.2部を加えよく混合するこ
とにより被覆し粒剤を得る。
実施例4 粒子径150−300μmのセラトム 86.2部をドラムミキ
サーに入れ回転させながら、MIPC4.0部にODP4.0部を加
えよく混合して注加し、さらにベンスルタップ4.0部を
加えPEG−200 1.2部で担持させた後、St−Mg 0.3部を加
えよく混合することにより被覆し粒剤を得る。
実施例5 粒状硫安92.5部をドラムミキサーに入れ回転させなが
ら、NAC2.5部にジエチルフタレート1.5部を加え、よく
混合して注加し、さらにベンスルタップ2部を加え、担
持させた後精製タルク1.5部を加えよく混合することに
より被覆し粒剤を得る。
実施例6 粒子径150−550μmのセラトム 86.8部をドラムミキ
サーに入れ回転させながら、BPMC4.0部,ODP4.0部を加
え、よく混合して注加し、さらにCT4.0部,バリダマイ
シンA1.0部を加え担持させた後、Aerosil R−972 0.2
部を加えよく混合することにより被覆し粒剤を得る。
実施例7 粒子径200−550μmのヒノヤライト86.0部をドラムミ
キサーに入れ回転させながら、MIPC4.0部にDOA4.0部を
加えよく混合して注加し、さらにベンスルタップ4.0
部,バリダマイシンA1.5部を担持させた後、St−Mg 0.5
部をよく混合することにより被覆し粒剤を得る。
実施例8 粒状尿素95.8部をナウターミキサーに仕込み回転させ
ながら、BPMC2.0部にジエチルフタレート1.0部を加えて
よく混合したものを注加しバリダマイシンA0.5部を担持
せしめさらにシリコンオイル0.3部を注加し、ホワイト
カーボン0.4部を加え粒剤を得る。
実施例9 粒子径240−600μmのセラトム 88.7部をナウターミ
キサーに仕込み、回転させながらMPMC3.0部に安息香酸
エチル5.0部及びMEP 3部を加えよく混合したものを注加
し、担持させAerosil R−972 0.3部をよく混合するこ
とによって被覆し粒剤を得る。
実施例10 粒子径300−700μmのセラトム 86.3部をドラムミキ
サーに仕込み回転させながら、BPMC4.0部にODP4.0部を
加えポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル1.5部
で担持させた後、Aerosil R−972 0.2部をよく混合す
ることにより被覆し粒剤を得る。
実施例11 粒子径300〜500μmの軽石89.25部をドラムミキサー
に仕込み、回転させながら加燃溶融したBPMC4.0部にDOA
2.0部、イソプロピルアシッドフォスフェート0.25部を
加えてよく混合したものを注加し、CT4.0部を加えて担
持させたのち、Aerosil R−972 0.5部を混合すること
により被覆し粒剤を得る。
本発明に属さない対照製剤を以下に示す。
対照製剤1(実施例3に対応) ODP4.0部,CT4.0部,Aerosil R−972 0.2部及びPEG−
400 1.2部をクレー77.6部に加えドラムミキサーでよく
混合し、12部の水を加え練合して押出し造粒し、乾燥し
粒子径800μmの剤を得る。
対照製剤2(実施例4に対応) ODP4.0部,ベンスルタップ4.0部,PEG−200 1.5部及び
St−Mg 0.3部をクレー79.2部加えドラムミキサーでよく
混合し、11部の水を加え練合して押出し造粒し、乾燥し
粒子径500μmの粒剤を得る。
対照製剤3(実施例9に対応) MEP3部にベンジルアルコール5部及びAerosil R−9
72 0.3部をクレー79.2部に加え、ナウターミキサーでよ
く混合し、12.5部の水を加え練合して押出し造粒し、乾
燥し粒子径700μmの粒剤を得る。
トビイロウンカに対する効力試験 アクリル製大型温室内のベッド(1m×1m)に移植され
たイネ(品種:日本晴,薬剤処理時の生育ステージ:最
高分げつ期,栽植密度:20株/m2)に薬剤処理22日前(反
復1)〜29日前(反復2)にトビイロウンカの成熟雌成
虫24頭〜30頭を5〜6日間放して産卵させその次世代の
幼虫主体の虫を対象として前記の各薬剤の所定量をイネ
体の上から均一に手蒔きした。
薬剤処理前、処理1日後および処理3日後に各ベッド
の中心部の4株について生存虫数を調べ、下式により補
正密度指数を求め、平均補正密度指数により薬効を評価
した。
補正密度指数=100×(Xi/Xo)/(Ci/Co):ただ
し、Xi,Xoは各々処理i日後及び処理前の各処理区の生
存虫数,Ci,Coは各々処理i日後及び処理前の無処理区の
生存虫数を表す。補正密度100は、薬剤の効果が認めら
れないことを示す。
イネ紋枯病に対する効力試験 ポット(1/10,000a)に移植されたイネ(品種:新千
本,薬剤処理時の生育ステージ:8−9週間)に薬剤40mg
をイネ体の上から均一に手蒔きした。紋枯菌を接種し、
1日後に薬剤を処理したものを治療試験とし、接種1時
間後に薬剤を処理したものを予防試験とした。
接種10日後イネの地際部から紋枯病の病斑先端までの
距離を測定し効力を調べた。
発明の効果 本発明の水面集積型水浮遊性農薬製剤は、水面施用し
た際に水に浮くとともに、水面上に活性成分が高濃度に
集積し、より効率的に、株元付近の農薬活性物質の濃度
が高まり、ウンカ,紋枯病等に対する株元防除の点です
ぐれ実用的な効力を発揮する。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−17802(JP,A) 特開 昭56−71001(JP,A) 特開 昭62−4210(JP,A) 特公 昭49−11421(JP,B2) 特公 昭47−1240(JP,B1) 特公 昭46−13755(JP,B1) 特公 昭49−11056(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 25/08 CA(STN) REGISTRY(STN) WPI(DIALOG)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)カーバメイト系農薬活性成分〔I〕
    と、 (2)式R1COOR2 〔式中、R1は直鎖状または分枝状のC8-24アルキル基ま
    たはC8-24アルケニル基を、R2は直鎖状または分枝状のC
    2-12アルキル基を示す〕で表わされる脂肪酸エステル類
    〔III〕、 式 〔式中、R3は直鎖状または分枝状のC2-12アルキル基
    を、mは2〜4の整数を示す〕で表わされるジエステル
    類〔IV〕、 式 〔式中、R4,R5およびR6は同一または異なって直鎖状ま
    たは分枝状のC3-12アルキル基,C1-4塩化アルキル基また
    はフェニル基を示す〕で表わされるリン酸エステル類
    〔V〕、 式 〔式中、R7は直鎖状または分枝状のC2-16アルキル基,n
    はR7基が1〜4個置換していることを示す〕で表わされ
    るアルキルベンゼン類〔VI〕、 式 〔式中、R8,R9およびR10はそれぞれ水素原子または直鎖
    状もしくは分枝状のC1-3アルキル基を、pおよびqはそ
    れぞれR8およびR9基が1〜3個置換していることを示
    す〕で表わされるジフェニルメタン類〔VII〕、 式 〔式中、R11は直鎖状または分枝状のC1-12アルキル基を
    示す〕で表わされる安息香酸エステル類〔VIII〕および 式 〔式中、R12およびR13はそれぞれ直鎖状または分枝状の
    C1-12アルキル基を示す〕で表わされるフタル酸エステ
    ル類〔IX〕から成る群から選ばれる一種または二種以上
    の有機化合物〔II〕とを (3)固状担体に担持させて成る水面浮遊集積性固状農
    薬製剤。
  2. 【請求項2】チオールカルバメート系殺虫剤をさらに含
    有してなる請求項1記載の製剤。
  3. 【請求項3】チオールカルバメート系殺虫剤がカルタッ
    プ塩酸塩である請求項2記載の製剤。
  4. 【請求項4】チオールカルバメート系殺虫剤がベンスル
    タップである請求項2記載の製剤。
  5. 【請求項5】バリダマイシンAをさらに含有してなる請
    求項1ないし4記載の製剤。
  6. 【請求項6】固状担体が粒径60〜1000μmの固状担体で
    ある請求項1ないし5記載の製剤。
  7. 【請求項7】撥水剤をさらに含有して成る請求項1ない
    し6記載の製剤。
  8. 【請求項8】カルバメート系農薬活性成分1重量部に対
    し、該有機化合物〔II〕を0.1〜5重量部含有する請求
    項1ないし7記載の製剤。
  9. 【請求項9】(1)カーバメイト系農薬活性成分〔I〕
    と、 (2)式R1COOR2 〔式中、R1は直鎖状または分枝状のC8-24アルキル基ま
    たはC8-24アルケニル基を、R2は直鎖状または分枝状のC
    2-12アルキル基を示す〕で表わされる脂肪酸エステル類
    〔III〕、 式 〔式中、R3は直鎖状または分枝状のC2-12アルキル基
    を、mは2〜4の整数を示す〕で表わされるジエステル
    類〔IV〕、 式 〔式中、R4,R5およびR6は同一または異なって直鎖状ま
    たは分枝状のC3-12アルキル基,C1-4塩化アルキル基また
    はフェニル基を示す〕で表わされるリン酸エステル類
    〔V〕、 式 〔式中、R7は直鎖状または分枝状のC2-16アルキル基,n
    はR7基が1〜4個置換していることを示す〕で表わされ
    るアルキルベンゼン類〔VI〕、 式 〔式中、R8,R9およびR10はそれぞれ水素原子または直鎖
    状もしくは分枝状のC1-3アルキル基を、pおよびqはそ
    れぞれR8およびR9基が1〜3個置換していることを示
    す〕で表わされるジフェニルメタン類〔VII〕、 式 〔式中、R11は直鎖状または分枝状のC1-12アルキル基を
    示す〕で表わされる安息香酸エステル類〔VIII〕および 式 〔式中、R12およびR13はそれぞれ直鎖状または分枝状の
    C1-12アルキル基を示す〕で表わされるフタル酸エステ
    ル類〔IX〕から成る群から選ばれる一種または二種以上
    の有機化合物〔II〕とを (3)固状担体に担持させて成る固状農薬製剤を水面施
    用することを特徴とするウンカまたは紋枯病の防除方
    法。
JP23411589A 1988-09-13 1989-09-08 水面浮遊集積性固状農薬製剤 Expired - Lifetime JP2870042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23411589A JP2870042B2 (ja) 1988-09-13 1989-09-08 水面浮遊集積性固状農薬製剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-229314 1988-09-13
JP22931488 1988-09-13
JP23411589A JP2870042B2 (ja) 1988-09-13 1989-09-08 水面浮遊集積性固状農薬製剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02174702A JPH02174702A (ja) 1990-07-06
JP2870042B2 true JP2870042B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=26528737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23411589A Expired - Lifetime JP2870042B2 (ja) 1988-09-13 1989-09-08 水面浮遊集積性固状農薬製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2870042B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05155703A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Nippon Bayeragrochem Kk 水面走行性製剤
CA2152808C (en) * 1993-01-04 2004-07-13 Kang-Chi Lin Granular pesticide compositions
JPH06336402A (ja) * 1993-05-26 1994-12-06 Nippon Nohyaku Co Ltd 稲紋枯病防除組成物
JP4003236B2 (ja) * 1995-09-28 2007-11-07 住友化学株式会社 農薬含有粒状肥料組成物およびその製造方法
WO1999057979A1 (fr) * 1998-05-08 1999-11-18 Nissan Chemical Industries, Ltd. Granules de pesticide pour application a la surface de l'eau

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02174702A (ja) 1990-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2870042B2 (ja) 水面浮遊集積性固状農薬製剤
JP2692213B2 (ja) 放出制御された水田除草用粒剤
JP2970865B2 (ja) 改良された農薬固形製剤
JPH0460561B2 (ja)
JP2602691B2 (ja) 水浮遊性固状農薬製剤
KR960009360B1 (ko) 고형 농약 조성물
JP5066778B2 (ja) 粒状農薬組成物
SU1034596A3 (ru) Гранулированна фунгицидна композици дл защиты растений риса
KR0137493B1 (ko) 수중-부유성 및 응집성의 고형 농업용 제제
JP4787398B2 (ja) 種子消毒用粒状水和剤及びその製法、並びに種子消毒用薬液及びその製法
JP3258976B2 (ja) 農薬組成物
JPS59164705A (ja) 放出制御製剤
KR960009361B1 (ko) 고형 농약 조성물 및 이들의 제조방법
JP3821973B2 (ja) 農薬粒状水和剤およびその使用方法
JPS5826882B2 (ja) 水面施用用農薬粒剤
JPS6284003A (ja) 水田用懸濁状除草剤組成物
JP3677083B2 (ja) ミミズ糞塚形成阻害剤
JP3486436B2 (ja) 除草剤組成物
JPH06336402A (ja) 稲紋枯病防除組成物
KR100336709B1 (ko) 농약 조성물
JP2004123623A (ja) 水面浮遊性除草製剤
JP4236314B2 (ja) ポリオキシン顆粒水和剤
JPH068242B2 (ja) 改良された水田用除草粒剤組成物
KR100359003B1 (ko) 도열병방제제 및 이를 사용한 방제방법
JPH0256324B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080108

Year of fee payment: 9

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090108

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100108

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100108

Year of fee payment: 11