JP2863907B2 - 半割平軸受の軸受高さ測定装置 - Google Patents

半割平軸受の軸受高さ測定装置

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JP2863907B2
JP2863907B2 JP7273598A JP27359895A JP2863907B2 JP 2863907 B2 JP2863907 B2 JP 2863907B2 JP 7273598 A JP7273598 A JP 7273598A JP 27359895 A JP27359895 A JP 27359895A JP 2863907 B2 JP2863907 B2 JP 2863907B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定の測定荷重
を加えた状態の下で半割平軸受の軸受高さを測定する測
定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半円筒形状の半割平軸受(以下、ワーク
という。)は、周知のように2個を一対として円筒形に
組付けた状態で軸受として使用するものであるために、
組付けられた状態での寸法精度が極めて重要となる。従
って、個々のワークの軸受高さは、組み付ける際に加え
られる荷重と近似する荷重(測定荷重P)を加えた状態
で測定される。例えばJIS D3102では、図5に
示すように取付ジグAの半円筒凹形の嵌着凹部B内に嵌
合して正確な半円筒形状に保形するとともに、その端縁
を僅かに突出して保持し、所定の測定荷重Pを突出する
端縁へ加圧盤Cにより付与した状態で測定器Dによりそ
のワークの軸受高さHを測定することが定められてお
り、この方法で測定した軸受高さHの公差が、内径40
〜80mmのワークについては0.04mm以内とする
ことが定められている。
【0003】従来の軸受高さの測定装置としては、本出
願人による特開昭61ー182513号公報に示すもの
が知られている。この従来の測定装置では、取付ジグの
嵌着凹部の下方へ搬送されたワークに対して、押圧手段
によって嵌着凹部内に嵌合するとともに測定荷重Pを与
えた状態とした上で測定器により高さを測定している。
この押圧手段としては測定装置のハウジングに固定され
た複動片ロッド型のシリンダが用いられており、シリン
ダ内をスライドするプランジャの一端にワークを押圧す
る加圧子が取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のも
のでは、プランジャが、ワークの搬入を行う際の退避位
置から測定位置まで伸張(シリンダ内をスライド)する
構成とされていて、退避位置から測定位置までの長いス
トローク運動を行うためには、これに対応する量の加圧
流体がシリンダへ流出入することになる。このため、安
定した測定荷重Pを得た上で測定することが必要とされ
る軸受高さの測定では、シリンダ装置の流出抵抗などに
よる加圧流体の動作遅れを無視することができず、軸受
高さの測定を高速化することに限界があった。
【0005】そこで、請求項1の発明では、加圧子の退
避位置から測定位置への移動を移動機構により行い、ま
た、ワークに測定荷重Pを付与するための定圧機構を別
に設けることによって、軸受高さの測定をさらに高速化
できる測定装置とすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、押
圧手段はスライドシリンダと、このスライドシリンダを
退避位置から測定位置に移動する移動機構と、このスラ
イドシリンダのプランジャを測定荷重で加圧保持する定
圧機構と、このプランジャによってワークの端縁を押圧
する加圧子とにより構成されている。
【0007】この請求項1の発明によって、以下の作用
を奏する。スライドシリンダのプランジャには、定圧機
構により測定荷重が加えられており、伸張した状態に保
持されている。スライドシリンダが退避位置にある状態
から移動機構が駆動されると、スライドシリンダは退避
位置から測定位置へ移動し、プランジャによって加圧子
がワークの端縁を押圧して、取付ジグの嵌着凹部内にワ
ークの端縁が突出した状態に取着される。さらに僅かに
過剰となる測定位置までスライドシリンダが移動する
と、嵌着凹部から突出するワークの端縁に応じた長さだ
けプランジャが押下げられる。この際、プランジャは定
圧機構によって測定荷重に保持されているため、ワーク
は測定荷重によって押圧された状態が保持されている。
このため、直ちに測定手段によって軸受高さが測定さ
れ、測定後にスライドシリンダは移動機構によって退避
位置へ移動する。
【0008】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、加圧子はワークの両縁を押圧する。これによっ
て、加圧子がワークの両側を押圧するため、ワークを嵌
着凹部内に容易に取着できる。
【0009】請求項3の発明では、請求項1〜2の発明
において、移動機構はスライドシリンダの底部を支持す
るカムを取付けた駆動軸と、スライドシリンダの側部を
スライド可能に取付けるスライドレールとにより構成さ
れている。これによって、スライドシリンダは、スライ
ドレールにスライド可能に取付けられている。また、ス
ライドシリンダの底部はカムによって支持されている。
ここで、駆動軸が回転するとカムが回転して、スライド
シリンダはスライドレールに沿って往復移動する。
【0010】請求項4の発明では、請求項1〜3の発明
において、測定手段はセンサ先端が押込められた量を検
出する長さセンサであって、そのセンサ先端は、半割平
軸受の端縁を押圧する加圧子と一体的に移動する押込め
ボタンによって押込められる。これによって、センサ先
端が押込められた量を検出する長さセンサを測定手段と
しており、そのセンサ先端は、半割平軸受の端縁を押圧
する加圧子と一体的に移動する押込めボタンによって押
込められるために、加圧子の移動に応じた、すなわち半
割平軸受の軸受高さに応じた長さが検出される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、押圧手段はスライドシリンダと、このスライド
シリンダを退避位置から測定位置に移動する移動機構
と、このスライドシリンダのプランジャを測定荷重で加
圧保持する定圧機構と、このプランジャにより半割平軸
受の端縁を押圧する加圧子とにより構成されているため
に、軸受高さを高速で測定できる半割平軸受の高さ測定
装置とすることができる。また、請求項2〜請求項4の
発明は、請求項1の発明にかかる半割平軸受の高さ測定
装置を具体化したものであって、請求項2の発明では、
加圧子がワークの両縁を押圧するために、ワークの着脱
をさらに高速化することができる。請求項3の発明で
は、移動機構をスライドシリンダの底部を支持するカム
を取付けた駆動軸と、スライドシリンダの側部をスライ
ド可能に取付けるスライドレールとにより構成すること
によって、簡単な構造の移動機構とすることができる。
請求項4の発明では、測定手段をセンサ先端が押込めら
れた量を検出する長さセンサを使用し、センサ先端が半
割平軸受の端縁を押圧する加圧子と一体的に移動する押
込めボタンによって押込める構成としているので、軸受
高さを正確に測定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、一実施例について図1〜図
5を参照して説明する。図1に示すように、ベース1上
に立設されたハウジング2の下部には、図示しないモー
タ5の駆動によって回転駆動される駆動軸4が取付けら
れている。この駆動軸4にカム8が設けられていて、駆
動軸4と一体的に回転する。カム8は、その外周に大径
部8aと小径部8bのカム面が形成されており、このカ
ム面上にスライドシリンダ11が載置され、駆動軸4の
回転に伴って昇降される。
【0013】スライドシリンダ11は、側部にガイド部
12が設けられていて、ハウジング2に固定されたスラ
イドレール13に沿って昇降スライド可能に取付けられ
ているとともに、底部に車軸14に取付けられた回転車
15によって、前記カム8のカム面に倣って、スライド
シリンダ11が昇降するように取付けられている。
【0014】スライドシリンダ11は、円筒形のシリン
ダ本体11aと、このシリンダ本体11a内を上下動す
るプランジャ16によりシリンダ室が形成されている。
シリンダ室の下方部には油口17が開口していて、略示
するアキュムレータ(定圧機構)Sに連通して圧力流体
としてオイルが充填されている。このアキュムレータS
は、プランジャ16がシリンダ本体11a内をスライド
しても、常に一定の圧力を維持する構成とされていて、
測定されるワークWの種類によって定められた所定の測
定荷重Pが負荷されている。なお、圧力流体としては、
オイルなどの液体の他、気体であってもよい。このた
め、アキュムレータSによって、プランジャ16は最も
伸張したシリンダ本体11aの上端位置を所定の測定荷
重Pとなる圧力で押圧している。プランジャ16の上端
部には、半球形状のプッシャ18が取付けられていて、
このプッシャ18によって上方に配設された押圧ブロッ
ク20が支持されている。駆動軸4の回転により駆動す
るスライドシリンダ11を昇降する移動機構と、プラン
ジャ16を所定の押圧力に維持するアキュムレータSと
によって請求項1に述べる押圧手段が構成されている。
【0015】一方、ハウジング2の上部中央には、図2
に示すように、支持ブロック21が取付固定されてい
る。支持ブロック21の上面には取付プレート22が取
付固定されるとともに、下面には半円筒形に凹んだジグ
取付凹部21aが前記プッシャ18が上下動する軸線の
延長上に対向して形成されている。このジグ取付凹部2
1aの両側には上面に開口する取付孔21b,21bが
形成され、クランプボルト23,23が挿通されてい
る。また、ジグ取付凹部21aには、肉厚の半円筒形状
とされた取付ジグ6が嵌合され、この取付ジグ6の両端
部を前記クランプボルト23の頭部によって引っ掛け、
クランプナット24によって取付プレート22との間で
取付固定している。
【0016】この取付ジグ6の内面は、計測するワーク
Wの外周面を、所定の半円筒形状に密着保持するように
半円筒凹形の嵌着凹部6aが形成されていて、ワークW
が密着保持された際には、ワークWを真半円筒形に保持
するとともに、その両側が僅かに嵌着凹部6aから突出
するようにされている。
【0017】また、取付ジグ6の中央には抜き孔6bが
形成されるとともに、この抜き孔6bに連通するピン孔
21cが支持ブロック21に形成されている。そして、
取付プレート22に型抜きエアシリンダ25が取付けら
れていて、このエアシリンダ25のプッシュピン25a
の先端が抜き孔6bから出入可能に取付けられていて、
ワークWの長さ測定を終了したステップで伸出駆動し、
嵌着凹部6aからワークWを押出して取外し可能とされ
ている。
【0018】また、支持ブロック21には、ジグ取付凹
部21aの外方両側の前後に4つのガイド孔26が並設
され、各ガイド孔26にガイドピン27がスライド可能
に挿通されている。各ガイドピン27の下端部に設けら
れたねじ部には押圧ブロック20の両側が固定ナット2
8によって固定され、また上端部に設けられたねじ部に
は検出プレート29が固定ナット30によって固定され
ている。すなわち、各ガイドピン27と、これらのガイ
ドピン27の下部で架設された押圧ブロック20と、上
部において架設された検出プレート29とによってロ字
形状に形成され、押圧ブロック20の下面から支持する
前述のプランジャ16のプッシャ18により一体的にス
ライド可能とされ、押圧ブロック20はスライドシリン
ダ11が昇降するに伴って上下動する構成とされてい
る。
【0019】押圧ブロック20の上部は、交換可能とさ
れた加圧板(加圧子)31により構成されていて、その
上面にはワークWの両端縁を押圧する平滑な加圧面31
aが形成されている。この加圧面31a上にワークWを
載置して、スライドシリンダ11が上昇すると、加圧面
31aがワークWの両端縁を押圧するようにされてい
る。
【0020】また、支持ブロック21の上面には、四本
のセンサ取付ロッド40が立設され、この各ロッド40
の間にホルダプレート41が架設されている。このホル
ダプレート41の中央に長さ測定器の長さセンサ42が
取付けられている。この長さセンサ42は、センサ先端
42aが押込められた量を検出する長さ測定器であっ
て、検出プレート29が上昇すると、検出プレート29
に取付けられている押込めボタン43がセンサ先端42
aを押込めることによって、これに応じた押込め量が検
出される。すなわち、押圧ブロック20が上昇してワー
クWに所定の測定荷重Pを加えると、ワークWの軸受高
さに対応する距離だけ押圧ブロック20が上昇し、この
距離に対応してセンサ先端42aが押込められることに
なる。なお、本実施例においては、予め作成した標準ワ
ークW(公差0)によって、センサ先端42aの押込め
量を公差0に設定し、この値との変位量によって公差が
検出される。
【0021】次に上述の構成とされた本実施例の作用に
ついて模式的に表した図3を中心に説明すると、今、図
示しないアキュムレータSにより測定荷重Pとなる圧
力、例えば50kg/cm2がシリンダ本体11a内に
負荷されている。このため、図3(A)に示すように、
プランジャ16がシリンダ本体11a内の上端の伸張位
置に保持されている。ここで、図1に示すカム8の小径
部8bによってシリンダ本体11aを支持しており、降
下位置p(図3(A)参照)にある。この降下位置pで
加圧板31の加圧面31aは高さmにセットされてい
る。
【0022】ここで、駆動軸4が回転して、カム8の大
径部8aに移行するに従って、シリンダ本体11aは、
図3(B)に示す上昇位置nまで上昇する。これによ
り、ワークWは加圧面31aによって嵌着凹部6a内に
嵌め入れられて、嵌着凹部6aの内周面に沿った真半円
筒形状に湾曲して保形されるとともに、その両側縁が嵌
着凹部6aから距離aだけ僅かに突出した状態で押付け
られる。
【0023】この際、シリンダ本体11aの上昇量は、
ワークWを嵌着凹部6aに嵌め入れるに必要とされる距
離よりも1mm程度過剰となる位置まで上昇されている
ので、シリンダ本体11a内の上端位置に保持されてい
るプランジャ16は、約1mm程度の距離bだけシリン
ダ本体11a内を押下げられるとともに、アキュムレー
タSによって測定荷重Pを保持したままワークWを押付
けていることになる。従って、プランジャ16は嵌着凹
部6aから突出する距離aに対応してシリンダ本体11
a内を距離bだけ押下げられる。
【0024】すなわち、加圧面31aの高さによって、
押圧ブロック20と一体的に移動する検出プレート29
(押込めボタン43)が、この上昇距離に対応して長さ
センサ42のセンサ先端42aを押込めることになり
(図2参照)、ワークWの軸受高さが測定される。ここ
において、プランジャ16がシリンダ本体11a内を距
離bだけ降下することによって、シリンダ本体11a内
から油口17を通じて排出される圧力流体の量は極めて
わずかなため、圧力流体の流出抵抗による移動遅れをほ
とんど生じない。従って、ワークWの両端面は加圧面3
1aによって一定の圧力(測定荷重P)に保持されたま
まで押圧される。
【0025】センサ42による軸受高さの測定を終える
と、カム8の回転によって再びスライドシリンダ11が
降下する。そして、測定を終えたワークWは加圧面31
a上から搬出され、次のワークWが搬入される。
【0026】本発明は、上述した実施例に限定されるこ
となく、以下に例示するように適宜変更して実施するこ
ともできる。 (1)本実施例では、移動機構として、スライドシリン
ダ11をカム8によって昇降する構成としている例を示
したが、このようなカム駆動式による機構に限定される
ことなく、他の構成を適宜採用することができる。例え
ば図4に示す例は、移動機構を駆動シリンダ70による
シリンダ駆動方式のものを示しており、駆動シリンダ7
0は切替器Tによって切替えられる油圧によってスライ
ドシリンダ71を昇降する構成としている。そして、ア
キュムレータSによってスライドシリンダ71のプラン
ジャ72は測定荷重Pに加圧されている。この構成にお
いても、駆動シリンダ70によってスライドシリンダ7
1が昇降され、プランジャ72はスライドシリンダ71
内を極めて僅かな距離だけスライドするに止まるため
に、ワークを測定荷重Pによって押圧する際に、スライ
ドシリンダ71からアキュムレータSへ排出されるオイ
ル量は極めて僅かな量であって、オイルの動作遅れを生
じることなく高速でワークの軸受高さを測定することが
できる。
【0027】(2)本実施例では、測定手段として、立
設したセンサ取付ロッド40に長さセンサ42を取付
け、これに押圧ブロック20と一体的に移動する検出プ
レート29に取付けた押込めボタン43によって押込め
ることによって、軸受高さを測定する構成としている
が、この構成に限定されない。例えば、長さセンサ自体
を他の型式のものを使用する他、その長さセンサの取付
部位も直接押圧ブロック20に取付けるなど適宜変更す
ることができる。
【0028】(3)本実施例では、加圧板31の加圧面
31aによってワークWの両端縁を押圧する構成として
いるが、図5に示されるように、一端縁を固定端とし、
他端のみを押圧する片押さえの構成とすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断して示す側面図
【図2】主要部の拡大正面断面図
【図3】作動状態を模式的に示す説明図であって、
(A)はスライドシリンダが降下位置にある状態を、
(B)は測定位置にある状態を示す。
【図4】他の実施例を示す概略図
【図5】軸受高さの測定方法を示す説明図
【符号の説明】
W…ワーク(半割平軸受) S…アキュムレータ(定圧機構) 4…駆動軸 6…取付ジグ 6a…嵌着凹部 8…カム 11…スライドシリンダ 13…スライドレール 16…プランジャ 20…押圧ブロック 31…加圧板(加圧子) 31a…加圧面 42…長さセンサ 43…押込めボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 隆好 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−182513(JP,A) 特開 昭50−98351(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 5/00 - 5/30 G01B 21/00 - 21/32

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半割平軸受の端縁を突出した状態で嵌着
    する嵌着凹部を設けた取付ジグと、この取付ジグに対向
    して半割平軸受の端縁を測定荷重で押圧する押圧手段
    と、この押圧手段によって押圧した状態で軸受高さを測
    定する測定手段とを有する半割平軸受の軸受高さ測定装
    置において、 前記押圧手段は、スライドシリンダと、このスライドシ
    リンダを退避位置から測定位置に移動する移動機構と、
    このスライドシリンダのプランジャを測定荷重で加圧保
    持する定圧機構と、このプランジャにより半割平軸受の
    端縁を押圧する加圧子とにより構成されていることを特
    徴とする半割平軸受の軸受高さ測定装置。
  2. 【請求項2】 加圧子は、半割平軸受の両縁を押圧する
    ことを特徴とする請求項1の半割平軸受の軸受高さ測定
    装置。
  3. 【請求項3】 移動機構は、スライドシリンダの底部を
    支持するカムを取付けた駆動軸と、該スライドシリンダ
    の側部をスライド可能に取付けるスライドレールとによ
    り構成されていることを特徴とする請求項1または2記
    載の半割平軸受の軸受高さ測定装置。
  4. 【請求項4】 測定手段は、センサ先端が押込められた
    量を検出する長さセンサであって、そのセンサ先端は、
    半割平軸受の端縁を押圧する加圧子と一体的に移動する
    押込めボタンによって押込められることを特徴とする請
    求項1〜3記載の半割平軸受の軸受高さ測定装置。
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