JP2863344B2 - テープデッキ付ラジオ受信機 - Google Patents
テープデッキ付ラジオ受信機Info
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B31/00—Arrangements for the associated working of recording or reproducing apparatus with related apparatus
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/26—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon
- G11B15/28—Driving record carriers by members acting directly or indirectly thereon through rollers driving by frictional contact with the record carrier, e.g. capstan; Multiple arrangements of capstans or drums coupled to means for controlling the speed of the drive; Multiple capstan systems alternately engageable with record carrier to provide reversal
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/53—Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はラジオ受信機に係わり、
特にカセットテープデッキを内蔵するテープデッキ付ラ
ジオ受信機に関する。
特にカセットテープデッキを内蔵するテープデッキ付ラ
ジオ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用または家庭用のラジオ受信機の多
くはカセットテープデッキを内蔵しており、ラジオ放送
の他にカセットテープを再生して楽しむことができるよ
うになっている。一方、これらのラジオ受信機では多機
能化が進み、例えばテープ再生中であっても必要に応じ
交通情報や緊急情報等のラジオ放送を割り込ませること
ができるラジオ放送割込機能を備えた装置も登場してい
る。これは、例えばRDSのようにFM多重放送により
所定の割込信号を含む放送波を一般放送に多重化して送
出し、受信側でこれを復調・検出したときにラジオ放送
を受信・出力するものである。
くはカセットテープデッキを内蔵しており、ラジオ放送
の他にカセットテープを再生して楽しむことができるよ
うになっている。一方、これらのラジオ受信機では多機
能化が進み、例えばテープ再生中であっても必要に応じ
交通情報や緊急情報等のラジオ放送を割り込ませること
ができるラジオ放送割込機能を備えた装置も登場してい
る。これは、例えばRDSのようにFM多重放送により
所定の割込信号を含む放送波を一般放送に多重化して送
出し、受信側でこれを復調・検出したときにラジオ放送
を受信・出力するものである。
【0003】図2は、従来のテープデッキ付ラジオ受信
機の要部を示すブロック図である。この装置にはテープ
デッキ11が備えられ、カセットテープ(図示せず)の
挿入を検知して(TAPE+B)端子12からトランジ
スタ13を介して供給される電源により動作するように
なっている。このトランジスタ13のコレクタはテープ
デッキ11の駆動モータ14及びプランジャー15に接
続されている。このプランジャー15はヘッド駆動機構
16を介してヘッド17に接続され、電源が供給された
ときヘッド駆動機構16のヘッド固定用ラッチ(図示せ
ず)を保持してヘッド17をテープに接触させるように
なっている。ヘッド17から出力される再生信号はイコ
ライザ回路21を経てラジオ・テープ出力切換回路22
に入力され、さらに増幅回路23を介してスピーカ24
から出力される。
機の要部を示すブロック図である。この装置にはテープ
デッキ11が備えられ、カセットテープ(図示せず)の
挿入を検知して(TAPE+B)端子12からトランジ
スタ13を介して供給される電源により動作するように
なっている。このトランジスタ13のコレクタはテープ
デッキ11の駆動モータ14及びプランジャー15に接
続されている。このプランジャー15はヘッド駆動機構
16を介してヘッド17に接続され、電源が供給された
ときヘッド駆動機構16のヘッド固定用ラッチ(図示せ
ず)を保持してヘッド17をテープに接触させるように
なっている。ヘッド17から出力される再生信号はイコ
ライザ回路21を経てラジオ・テープ出力切換回路22
に入力され、さらに増幅回路23を介してスピーカ24
から出力される。
【0004】トランジスタ13のエミッタは駆動抵抗2
6を介して(TAPE+B)端子12に接続され、ベー
スは抵抗29を介してエミッタに接続されるとともに、
駆動抵抗27を介してトランジスタ28のコレクタに接
続されている。
6を介して(TAPE+B)端子12に接続され、ベー
スは抵抗29を介してエミッタに接続されるとともに、
駆動抵抗27を介してトランジスタ28のコレクタに接
続されている。
【0005】トランジスタ28のエミッタは接地され、
ベースは抵抗31を介して接地されるとともに、抵抗3
2を介してマイクロコンピュータ34の割込信号出力端
子に接続されている。この割込信号出力端子から出力さ
れる割込信号33は、負論理(アクティブ“L”)信号
であり、トランジスタ28のベースに入力されるほか、
ラジオ・テープ出力切換回路22にも入力されるように
なっている。ラジオ・テープ出力切換回路22は、割込
信号33の論理レベルにより、テープ音声信号またはラ
ジオ受信信号のいずれか一方を選択するようになってい
る。
ベースは抵抗31を介して接地されるとともに、抵抗3
2を介してマイクロコンピュータ34の割込信号出力端
子に接続されている。この割込信号出力端子から出力さ
れる割込信号33は、負論理(アクティブ“L”)信号
であり、トランジスタ28のベースに入力されるほか、
ラジオ・テープ出力切換回路22にも入力されるように
なっている。ラジオ・テープ出力切換回路22は、割込
信号33の論理レベルにより、テープ音声信号またはラ
ジオ受信信号のいずれか一方を選択するようになってい
る。
【0006】一方、このテープデッキ付ラジオ受信機に
は、高周波増幅、局発、混合、中間周波増幅、検波、ノ
イズキラー、マルチプレックス等の回路からなるラジオ
受信回路37が備えられ、アンテナ38で受信したFM
放送信号等をラジオ・テープ出力切換回路22に出力す
る一方、FM放送に多重化されたデータをデータ復調回
路39に出力するようになっている。データ復調回路3
9はこのデータを復調してマイクロコンピュータ34に
出力する。
は、高周波増幅、局発、混合、中間周波増幅、検波、ノ
イズキラー、マルチプレックス等の回路からなるラジオ
受信回路37が備えられ、アンテナ38で受信したFM
放送信号等をラジオ・テープ出力切換回路22に出力す
る一方、FM放送に多重化されたデータをデータ復調回
路39に出力するようになっている。データ復調回路3
9はこのデータを復調してマイクロコンピュータ34に
出力する。
【0007】以上のような構成の従来のテープデッキ付
ラジオ受信機の動作を説明する。
ラジオ受信機の動作を説明する。
【0008】テープデッキ11の図示しないテープ挿入
部よりカセットテープが挿入されると、(TAPE+
B)端子12からトランジスタ13に電源が供給され
る。このとき、マイクロコンピュータ34から出力され
るアクティブ“L”の割込信号33は、テープ音声優先
時は“H”となっているので、トランジスタ28、13
もオンとなり、駆動モータ14及びプランジャー15に
電源が供給される。これにより、駆動モータ14が動作
するとともに、ヘッド駆動機構16のヘッド固定用ラッ
チが保持されヘッド17がテープに接するオン状態とな
る。そして、カセットテープから読み取られたテープ音
声信号はイコライザ回路21を経てラジオ・テープ出力
切換回路22に送られる。
部よりカセットテープが挿入されると、(TAPE+
B)端子12からトランジスタ13に電源が供給され
る。このとき、マイクロコンピュータ34から出力され
るアクティブ“L”の割込信号33は、テープ音声優先
時は“H”となっているので、トランジスタ28、13
もオンとなり、駆動モータ14及びプランジャー15に
電源が供給される。これにより、駆動モータ14が動作
するとともに、ヘッド駆動機構16のヘッド固定用ラッ
チが保持されヘッド17がテープに接するオン状態とな
る。そして、カセットテープから読み取られたテープ音
声信号はイコライザ回路21を経てラジオ・テープ出力
切換回路22に送られる。
【0009】ラジオ・テープ出力切換回路22は、割込
信号33がテープ音声優先を示す“H”となっているの
で、イコライザ回路21からのテープ音声信号を選択し
て増幅回路23に出力し、スピーカ24を駆動して出力
する。
信号33がテープ音声優先を示す“H”となっているの
で、イコライザ回路21からのテープ音声信号を選択し
て増幅回路23に出力し、スピーカ24を駆動して出力
する。
【0010】このようなテープ音声再生中において、F
M放送に交通情報や緊急信号が多重化されて送出された
とすると、これがアンテナ38からラジオ受信回路37
を経てデータ復調回路39で復調され、マイクロコンピ
ュータ34に入力される。これを受けたマイクロコンピ
ュータ34は割込信号33を“L”に変化させる。これ
により、トランジスタ28、13がオフとなり、駆動モ
ータ14及びプランジャー15への電源供給が断となる
ため、駆動モータ14が停止するとともに、ヘッド駆動
機構16のラッチが外れてヘッド17がテープから離れ
る。
M放送に交通情報や緊急信号が多重化されて送出された
とすると、これがアンテナ38からラジオ受信回路37
を経てデータ復調回路39で復調され、マイクロコンピ
ュータ34に入力される。これを受けたマイクロコンピ
ュータ34は割込信号33を“L”に変化させる。これ
により、トランジスタ28、13がオフとなり、駆動モ
ータ14及びプランジャー15への電源供給が断となる
ため、駆動モータ14が停止するとともに、ヘッド駆動
機構16のラッチが外れてヘッド17がテープから離れ
る。
【0011】このとき、割込信号33が“Lとなるため
ラジオ優先モードへの切り換えが行われる。すなわち、
ラジオ・テープ出力切換回路22はラジオ受信回路37
を選択し、受信した交通情報や緊急信号をスピーカから
出力する。
ラジオ優先モードへの切り換えが行われる。すなわち、
ラジオ・テープ出力切換回路22はラジオ受信回路37
を選択し、受信した交通情報や緊急信号をスピーカから
出力する。
【0012】交通情報や緊急信号の送出が終了すると、
マイクロコンピュータは34はこれを検知して、割込信
号33を再び“H”へと変化させてテープ優先モードに
切り換える。
マイクロコンピュータは34はこれを検知して、割込信
号33を再び“H”へと変化させてテープ優先モードに
切り換える。
【0013】図3及び図4は、テープデッキ11におけ
るテープ、キャプスタン及びピンチローラの関係を表わ
したものである。テープ優先モードでは、ヘッド駆動機
構16(図2)のヘッド固定用ラッチがプランジャー1
5(同図)により保持され、図3に示すように、ピンチ
ローラ41がキャプスタン42とともにテープ43を押
し付ける状態(以下、ピンチオン状態と呼ぶ。)となっ
ている。
るテープ、キャプスタン及びピンチローラの関係を表わ
したものである。テープ優先モードでは、ヘッド駆動機
構16(図2)のヘッド固定用ラッチがプランジャー1
5(同図)により保持され、図3に示すように、ピンチ
ローラ41がキャプスタン42とともにテープ43を押
し付ける状態(以下、ピンチオン状態と呼ぶ。)となっ
ている。
【0014】一方、テープ優先モード以外では、プラン
ジャー15への電源供給がなくなり、ピンチローラ41
がテープ43及びキャプスタン42から離れた状態(以
下、ピンチオフ状態と呼ぶ。)となる。
ジャー15への電源供給がなくなり、ピンチローラ41
がテープ43及びキャプスタン42から離れた状態(以
下、ピンチオフ状態と呼ぶ。)となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のテ
ープデッキ付ラジオ受信機においては、交通情報や緊急
信号割込によりラジオ音声優先モードに切り換わると、
駆動モータ14及びプランジャー15の双方への電源供
給がオフとなる。このため、例えば山間部等のように電
波状況の悪い地域において交通情報や緊急信号の取り込
みが不安定になると、マイクロコンピュータ34が出力
する割込信号33は断続的に“H”、“L”を繰り返す
こととなり、プランジャー15への電源供給も頻繁に断
続することとなる。このため、図3、図4に示したピン
チオン・ピンチオフ状態も断続的に切り換わり、これに
よる機械音が耳障りになるとともに、テープが損傷を受
け、いわゆる若布(ワカメ)状態となるという問題があ
った。
ープデッキ付ラジオ受信機においては、交通情報や緊急
信号割込によりラジオ音声優先モードに切り換わると、
駆動モータ14及びプランジャー15の双方への電源供
給がオフとなる。このため、例えば山間部等のように電
波状況の悪い地域において交通情報や緊急信号の取り込
みが不安定になると、マイクロコンピュータ34が出力
する割込信号33は断続的に“H”、“L”を繰り返す
こととなり、プランジャー15への電源供給も頻繁に断
続することとなる。このため、図3、図4に示したピン
チオン・ピンチオフ状態も断続的に切り換わり、これに
よる機械音が耳障りになるとともに、テープが損傷を受
け、いわゆる若布(ワカメ)状態となるという問題があ
った。
【0016】従って、上記問題点を解決しなければなら
ないという課題がある。
ないという課題がある。
【0017】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、ラジオ優先モードとテープ優先モード
の切換時における不要な機械音の発生とテープ損傷を防
止することができるテープデッキ付ラジオ受信機を得る
ことを目的とする。
なされたもので、ラジオ優先モードとテープ優先モード
の切換時における不要な機械音の発生とテープ損傷を防
止することができるテープデッキ付ラジオ受信機を得る
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るテープデッキ付ラジオ受信機は、割込信号を含む放送
信号を受信し、復調する復調手段と、この復調手段が復
調した信号から割込信号を検出する割込信号検出手段
と、指令に基づき、カセットテープの走行駆動を行う駆
動手段と、この駆動手段がカセットテープを走行駆動さ
せる際、カセットテープを挟持する挟持手段と、この挟
持手段がカセットテープを挟持している際に、割込信号
検出手段が割込信号を検出した場合、カセットテープの
動作モードを割込信号の出力動作モードに切替えるとと
もに、カセットテープの挟持を継続させたままカセット
テープの走行駆動を停止するよう挟持手段と駆動手段と
を制御する制御手段とを備えたものである。
るテープデッキ付ラジオ受信機は、割込信号を含む放送
信号を受信し、復調する復調手段と、この復調手段が復
調した信号から割込信号を検出する割込信号検出手段
と、指令に基づき、カセットテープの走行駆動を行う駆
動手段と、この駆動手段がカセットテープを走行駆動さ
せる際、カセットテープを挟持する挟持手段と、この挟
持手段がカセットテープを挟持している際に、割込信号
検出手段が割込信号を検出した場合、カセットテープの
動作モードを割込信号の出力動作モードに切替えるとと
もに、カセットテープの挟持を継続させたままカセット
テープの走行駆動を停止するよう挟持手段と駆動手段と
を制御する制御手段とを備えたものである。
【0019】請求項2記載の発明に係るテープデッキ付
ラジオ受信機は、装置電源をオフした際にのみ、制御手
段がカセットテープの挟持を解除するようにしたもので
ある。
ラジオ受信機は、装置電源をオフした際にのみ、制御手
段がカセットテープの挟持を解除するようにしたもので
ある。
【0020】
【作用】この発明に係るテープデッキ付ラジオ受信機で
は、ラジオ音声モードにおいてもプランジャーへの電源
供給がそのまま続くため、テープ再生モードとラジオ音
声モードの切り換えが行われてもヘッドとテープの接触
関係がオンオフすることはない。
は、ラジオ音声モードにおいてもプランジャーへの電源
供給がそのまま続くため、テープ再生モードとラジオ音
声モードの切り換えが行われてもヘッドとテープの接触
関係がオンオフすることはない。
【0021】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0022】図1は本発明の一実施例におけるテープデ
ッキ付ラジオ受信機を表わしたものである。この図で、
従来例(図2)と同一部分には同一の符号を付し、適宜
説明を省略する。この装置には(+B端子)45が備え
られ、ラジオ受信機をオンすることでこの端子から電源
が供給されるようになっている。この(+B端子)45
は駆動抵抗26を介してトランジスタ13のエミッタに
接続されている。このトランジスタ13のコレクタはテ
ープデッキ11の駆動モータ14に接続され、ベースは
抵抗29を介してエミッタに接続されるとともに、駆動
抵抗27を介してトランジスタ28のコレクタに接続さ
れている。
ッキ付ラジオ受信機を表わしたものである。この図で、
従来例(図2)と同一部分には同一の符号を付し、適宜
説明を省略する。この装置には(+B端子)45が備え
られ、ラジオ受信機をオンすることでこの端子から電源
が供給されるようになっている。この(+B端子)45
は駆動抵抗26を介してトランジスタ13のエミッタに
接続されている。このトランジスタ13のコレクタはテ
ープデッキ11の駆動モータ14に接続され、ベースは
抵抗29を介してエミッタに接続されるとともに、駆動
抵抗27を介してトランジスタ28のコレクタに接続さ
れている。
【0023】トランジスタ28のエミッタは接地され、
また、ベースは抵抗31を介して接地されるとともに抵
抗32及び駆動抵抗46を介してテープデッキ11の
(テープ+B端子)12に接続されている。この(テー
プ+B端子)12はトランジスタ28のベースに接続さ
れるほかトランジスタ47のコレクタにも接続され、さ
らに、プランジャー15にも直接電源を供給するように
なっている。
また、ベースは抵抗31を介して接地されるとともに抵
抗32及び駆動抵抗46を介してテープデッキ11の
(テープ+B端子)12に接続されている。この(テー
プ+B端子)12はトランジスタ28のベースに接続さ
れるほかトランジスタ47のコレクタにも接続され、さ
らに、プランジャー15にも直接電源を供給するように
なっている。
【0024】トランジスタ47のエミッタは接地され、
また、ベースは抵抗48を介して接地されるとともに抵
抗49を介してマイクロコンピュータ34の割込信号出
力端子に接続されている。この割込信号出力端子から出
力される割込信号33は、正論理(アクティブ“H”)
信号であり、ラジオ・テープ出力切換回路22にも入力
されるようになっている。ラジオ・テープ出力切換回路
22は、割込信号33の論理レベルの“L”、“H”に
対応して、テープ音声信号またはラジオ受信信号をそれ
ぞれ選択するようになっている。その他の構成は従来例
(図2)と同様である。なお、このマイクロコンピュー
タ34には、ピンチローラ41とキャプスタン42とで
構成された挟持手段がカセットテープを挟持している際
に、割込信号検出手段が割込信号を検出した場合、カセ
ットテープの動作モードを割込信号の出力動作モードに
切替えるとともに、カセットテープの挟持を継続させた
ままカセットテープの走行駆動を停止するよう挟持手段
41、42と、駆動モータ14である駆動手段とを制御
する制御手段を設けている(図示せず)。
また、ベースは抵抗48を介して接地されるとともに抵
抗49を介してマイクロコンピュータ34の割込信号出
力端子に接続されている。この割込信号出力端子から出
力される割込信号33は、正論理(アクティブ“H”)
信号であり、ラジオ・テープ出力切換回路22にも入力
されるようになっている。ラジオ・テープ出力切換回路
22は、割込信号33の論理レベルの“L”、“H”に
対応して、テープ音声信号またはラジオ受信信号をそれ
ぞれ選択するようになっている。その他の構成は従来例
(図2)と同様である。なお、このマイクロコンピュー
タ34には、ピンチローラ41とキャプスタン42とで
構成された挟持手段がカセットテープを挟持している際
に、割込信号検出手段が割込信号を検出した場合、カセ
ットテープの動作モードを割込信号の出力動作モードに
切替えるとともに、カセットテープの挟持を継続させた
ままカセットテープの走行駆動を停止するよう挟持手段
41、42と、駆動モータ14である駆動手段とを制御
する制御手段を設けている(図示せず)。
【0025】以上のような構成のテープデッキ付ラジオ
受信機の動作を説明する。
受信機の動作を説明する。
【0026】テープデッキ11の図示しないテープ挿入
部よりカセットテープが挿入されると、(TAPE+
B)端子12からトランジスタ13に電源が供給され
る。一方、ラジオ受信機のスイッチをオンして動作状態
にすると、(+B端子)45に電源が供給される。
部よりカセットテープが挿入されると、(TAPE+
B)端子12からトランジスタ13に電源が供給され
る。一方、ラジオ受信機のスイッチをオンして動作状態
にすると、(+B端子)45に電源が供給される。
【0027】テープ音声再生モードにおいては、マイク
ロコンピュータ34から出力されるアクティブ“H”の
割込信号33は“L”となっているのでトランジスタ4
7はオフとなる。これによりトランジスタ28、13は
オンとなって(テープ+B端子)12からの電源が駆動
モータ14に供給され、テープ走行が開始する。このと
き、プランジャー15は、(TAPE+B)端子12か
ら供給されている電源によりヘッド駆動機構16内のラ
ッチを保持し、ヘッド17をオンとする。これにより、
テープデッキ11内のテープ、キャプスタン及びピンチ
ローラの関係は図3に示すようにピンチオン状態とな
る。カセットテープから読み取られたテープ音声信号は
イコライザ回路21を経てラジオ・テープ出力切換回路
22に送られる。
ロコンピュータ34から出力されるアクティブ“H”の
割込信号33は“L”となっているのでトランジスタ4
7はオフとなる。これによりトランジスタ28、13は
オンとなって(テープ+B端子)12からの電源が駆動
モータ14に供給され、テープ走行が開始する。このと
き、プランジャー15は、(TAPE+B)端子12か
ら供給されている電源によりヘッド駆動機構16内のラ
ッチを保持し、ヘッド17をオンとする。これにより、
テープデッキ11内のテープ、キャプスタン及びピンチ
ローラの関係は図3に示すようにピンチオン状態とな
る。カセットテープから読み取られたテープ音声信号は
イコライザ回路21を経てラジオ・テープ出力切換回路
22に送られる。
【0028】ラジオ・テープ出力切換回路22は、割込
信号33がテープ音声優先を示す“L”となっているの
で、イコライザ回路21からのテープ音声信号を選択し
て増幅回路23に出力し、スピーカ24を駆動して出力
する。
信号33がテープ音声優先を示す“L”となっているの
で、イコライザ回路21からのテープ音声信号を選択し
て増幅回路23に出力し、スピーカ24を駆動して出力
する。
【0029】このようなテープ音声再生中において、F
M放送に交通情報や緊急信号が多重化されて送出された
とすると、これがアンテナ38からラジオ受信回路37
を経てデータ復調回路39で復調され、マイクロコンピ
ュータ34に入力される。これを受けたマイクロコンピ
ュータ34は割込信号33を“H”に変化させる。これ
によりトランジスタ47がオンとなるため、トランジス
タ28、13がオフとなる。これにより、駆動モータ1
4への電源供給が断となり、駆動モータ14は停止す
る、即ち、テープ走行が停止する。
M放送に交通情報や緊急信号が多重化されて送出された
とすると、これがアンテナ38からラジオ受信回路37
を経てデータ復調回路39で復調され、マイクロコンピ
ュータ34に入力される。これを受けたマイクロコンピ
ュータ34は割込信号33を“H”に変化させる。これ
によりトランジスタ47がオンとなるため、トランジス
タ28、13がオフとなる。これにより、駆動モータ1
4への電源供給が断となり、駆動モータ14は停止す
る、即ち、テープ走行が停止する。
【0030】一方、割込信号33が“H”となるためラ
ジオ優先モードへの切り換えが行われる。すなわち、ラ
ジオ・テープ出力切換回路22はラジオ受信回路37を
選択し、受信した交通情報や緊急信号をスピーカから出
力する。
ジオ優先モードへの切り換えが行われる。すなわち、ラ
ジオ・テープ出力切換回路22はラジオ受信回路37を
選択し、受信した交通情報や緊急信号をスピーカから出
力する。
【0031】交通情報や緊急信号の送出が終了すると、
マイクロコンピュータ34はこれを検知して、割込信号
33を再び“L”へと変化させてテープ優先モードに切
り換える。
マイクロコンピュータ34はこれを検知して、割込信号
33を再び“L”へと変化させてテープ優先モードに切
り換える。
【0032】このように、本実施例によれば、ラジオ受
信モードに切り換わった場合でもピンチオン状態が保持
されるため、その都度機械音が発生したりテープに衝撃
が加えられることはない。
信モードに切り換わった場合でもピンチオン状態が保持
されるため、その都度機械音が発生したりテープに衝撃
が加えられることはない。
【0033】なお、本実施例では車載用ラジオ受信機の
場合について説明したが、これにかぎるものではなく、
一般家庭用のラジオ受信機やいわゆるラジオカセット等
にも適用できるのはいうまでもない。
場合について説明したが、これにかぎるものではなく、
一般家庭用のラジオ受信機やいわゆるラジオカセット等
にも適用できるのはいうまでもない。
【0034】また、RDSの交通情報や緊急信号以外の
割込信号によっても同様の効果が得られるのはもちろん
である。
割込信号によっても同様の効果が得られるのはもちろん
である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
テープ再生モードからラジオ音声モードに切り換えた
際、カセットテープの挟持は継続したままテープ走行の
みを停止させることとしたので、テープ再生モードとラ
ジオ音声モードの切り換えが行われてもヘッドとテープ
の接触関係が変化しない。従って、ピンチローラとテー
プとの接触、離反による機械音の発生やテープ損傷を防
止できるという効果がある。
テープ再生モードからラジオ音声モードに切り換えた
際、カセットテープの挟持は継続したままテープ走行の
みを停止させることとしたので、テープ再生モードとラ
ジオ音声モードの切り換えが行われてもヘッドとテープ
の接触関係が変化しない。従って、ピンチローラとテー
プとの接触、離反による機械音の発生やテープ損傷を防
止できるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるテープデッキ付ラジ
オ受信機を示すブロック図である。
オ受信機を示すブロック図である。
【図2】従来のテープデッキ付ラジオ受信機を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】テープデッキのピンチオン状態を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】テープデッキのピンチオフ状態を示す説明図で
ある。
ある。
11 テープデッキ 12 テープ+B端子 13、28、47 トランジスタ 14 駆動モータ 15 プランジャー 16 ヘッド駆動機構 17 ヘッド 22 ラジオ・テープ出力切換回路 24 スピーカ 33 割込信号 34 マイクロコンピュータ 37 ラジオ受信回路 38 アンテナ 39 データ復調回路 41 ピンチローラ 42 キャプスタン 43 テープ 45 +B端子
Claims (2)
- 【請求項1】 割込信号を含む放送信号を受信し、復調
する復調手段と、 この復調手段が復調した信号から割込信号を検出する割
込信号検出手段と、指令に基づき、カセットテープの走行駆動を行う駆動手
段と、 この駆動手段が上記 カセットテープを走行駆動させる
際、上記カセットテープを挟持する挟持手段と、 この挟持手段が上記カセットテープを挟持している際
に、上記割込信号検出手段が割込信号を検出した場合、
上記カセットテープの動作モードを上記割込信号の出力
動作モードに切替えるとともに、上記カセットテープの
挟持を継続させたまま上記カセットテープの走行駆動を
停止するよう上記挟持手段と上記駆動手段とを制御する
制御手段、を備えた テープデッキ付ラジオ受信機。 - 【請求項2】 装置電源をオフした際にのみ、制御手段
はカセットテープの挟持を解除することを特徴とする請
求項1記載のテープデッキ付ラジオ受信機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191983A JP2863344B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | テープデッキ付ラジオ受信機 |
DE4224598A DE4224598C2 (de) | 1991-07-31 | 1992-07-23 | Radioempfänger mit einem Kassettengerät |
US07/919,236 US5321671A (en) | 1991-07-31 | 1992-07-27 | Radio receiver with tape deck having interrupt capability |
NL9201390A NL193123C (nl) | 1991-07-31 | 1992-07-31 | Radio-ontvanger met cassettebandeenheid. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3191983A JP2863344B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | テープデッキ付ラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537413A JPH0537413A (ja) | 1993-02-12 |
JP2863344B2 true JP2863344B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=16283684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3191983A Expired - Fee Related JP2863344B2 (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | テープデッキ付ラジオ受信機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5321671A (ja) |
JP (1) | JP2863344B2 (ja) |
DE (1) | DE4224598C2 (ja) |
NL (1) | NL193123C (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6553123B1 (en) | 1998-08-12 | 2003-04-22 | Prince Corporation | Conversation mirror/intercom |
US6373791B1 (en) * | 1999-10-27 | 2002-04-16 | Sony Corporation | Information reproducing apparatus, information reproducing method, and program storage medium |
KR100532601B1 (ko) * | 2003-10-16 | 2005-12-01 | 현대모비스 주식회사 | 카오디오 시스템의 채널 다운 믹싱 장치 |
JP2009252332A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Fujitsu Ten Ltd | 電子機器 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3643846A (en) * | 1968-06-22 | 1972-02-22 | Victor Company Of Japan | Temporary stop device for tape recorder |
JPS62161388U (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-14 | ||
JPH0193689A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-12 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | 空気衝撃式貫孔機による地中配管工法 |
JPH02154352A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-13 | Hitachi Ltd | 磁気記録再生装置 |
US5073943A (en) * | 1988-12-27 | 1991-12-17 | Ford Motor Company | Automotive audio system having active controls in reduced power state |
DE3929245A1 (de) * | 1989-09-02 | 1991-03-14 | Blaupunkt Werke Gmbh | Einrichtung zur aufzeichnung von daten |
JPH03176247A (ja) * | 1989-12-06 | 1991-07-31 | Pioneer Electron Corp | 交通情報受信機 |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP3191983A patent/JP2863344B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-07-23 DE DE4224598A patent/DE4224598C2/de not_active Revoked
- 1992-07-27 US US07/919,236 patent/US5321671A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-07-31 NL NL9201390A patent/NL193123C/nl not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL9201390A (nl) | 1993-02-16 |
NL193123B (nl) | 1998-07-01 |
NL193123C (nl) | 1998-11-03 |
DE4224598C2 (de) | 1994-06-16 |
US5321671A (en) | 1994-06-14 |
DE4224598A1 (de) | 1993-02-04 |
JPH0537413A (ja) | 1993-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |