JP2862860B1 - 平面ハンドル装置 - Google Patents

平面ハンドル装置

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JP2862860B1
JP2862860B1 JP3220298A JP3220298A JP2862860B1 JP 2862860 B1 JP2862860 B1 JP 2862860B1 JP 3220298 A JP3220298 A JP 3220298A JP 3220298 A JP3220298 A JP 3220298A JP 2862860 B1 JP2862860 B1 JP 2862860B1
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晴雄 持田
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Abstract

【要約】 【課題】 本体ケースの内側から操作ハンドルを強制的
に押し上げることができる平面ハンドル装置を提供す
る。 【解決手段】 基端部を中心に出没回転するように操作
ハンドルが本体ケースに収容され、バネによって突出方
向に操作ハンドルが回転付勢され、本体ケースに設けた
錠前ユニットのロータに連動するラッチ体によって操作
ハンドルが不使用時に埋没位置に拘束され、操作ハンド
ルの基端部に連結した施錠軸に固定枠体側の受金部と係
合する止め金板を固着した平面ハンドル装置において、
操作ハンドルを本体ケースから押し上げ回転させる操作
スライダーを本体ケース側に設け、錠前ユニットのロー
タの回転に連動させて操作スライダーを駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は不使用時に操作ハ
ンドルが本体ケースに没入し、錠前ユニットのロータに
連動するラッチ体によって埋没位置に保持される平面ハ
ンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 平面ハンドル装置では、錠前ユニット
に鍵を挿入してロータを所定方向に回すと、ラッチ体が
待機位置に後退して、ラッチ体の先端部の錠止突起が操
作ハンドルの先端部の錠止凹部から脱出する。これによ
って拘束を解除された操作ハンドルはバネの付勢によっ
て回転し、本体ケースから握持可能位置まで突出する。
この操作ハンドルを更に本体ケースから引き出し回転さ
せた後、あるいは最初の突出角度が十分であればそのま
まの位置において、施錠軸を中心に回転させ、止め金板
を固定枠体側の受金部から離脱させる。
【0003】しかしながら、平面ハンドル装置の実際の
使用状態においては、扉を固定枠体に引き付けて防水パ
ッキングを十分に圧縮するために、止め金板は受金部に
強く迫り合わされている。そのため、施錠状態において
は、この迫り合わせの反力によって操作ハンドルには回
転モーメントが働いており、操作ハンドルの側面は本体
ケースの内壁面に押し付けられ、両者間には大きな摩擦
力が作用している。
【0004】この摩擦力が操作ハンドルの回転付勢用バ
ネの弾発力よりも大きいときには、錠前ユニットのロー
タを解錠位置に回してラッチ体を拘束解除位置に移動さ
せても、操作ハンドルは没入位置にとどまったままであ
る。操作ハンドルを本体ケースの外側から強制的に引き
出すためには、ドライバーの先端を本体ケースと操作ハ
ンドルの隙間に差し込んで抉り出すほかはない。このよ
うな抉り開けは本体ケースや操作ハンドルを損傷した
り、塗装面やメッキ面の剥離を起こし、腐食の原因とな
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、本体ケースの内側から操作ハンドルを強制的に
押し上げることができる平面ハンドル装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、請求項1 の発明の平面ハン
ドル装置では、基端部を中心に出没回転するように操作
ハンドル1が本体ケース2に収容され、バネ3によって
突出方向に操作ハンドル1が回転付勢され、本体ケース
2に設けた錠前ユニットのロータ4に連動するラッチ体
5によって操作ハンドル1が不使用時に埋没位置に拘束
され、操作ハンドル1の基端部に連結した施錠軸6に固
定枠体側の受金部と係合する止め金板7を固着した平面
ハンドル装置において、操作ハンドル1を本体ケース2
から押し上げ回転させる操作スライダー8を本体ケース
側に設け、錠前ユニットのロータ4の回転に連動させて
操作スライダー8を駆動する。
【0007】請求項2の発明の平面ハンドル装置では、
錠前ユニットのロータ4の内端部にカム板9を固定し、
カム板9の直径方向の一側にラッチ体5を拘束解除方向
に移動させる第一カム突起10を設け、カム板9の直径
方向の他側に操作スライダー8を押し上げ駆動方向に移
動させる第二カム突起11を設ける。
【0008】請求項3の発明の平面ハンドル装置では、
本体ケース2に固着される錠前ユニットの固定本体12
にラッチ体5と操作スライダー8を互いに摺動案内させ
て収容し、ラッチ体5を操作スライダー8の前側に配置
し、ラッチ体5の袖壁部13に第一カム突起10が係合
する受孔14を設け、操作スライダー8の袖壁部15に
第二カム突起11が係合する受孔16を設け、ラッチ体
5をバネ17によって拘束実施位置に移動付勢し、操作
スライダー8が操作ハンドル1を押さない待機位置にあ
る時、錠前ユニットのロータ4を固定本体12に錠止す
る。
【0009】このように構成された平面ハンドル装置は
扉28に固着して使用される。ロータ4の鍵穴に所定の
鍵20を挿入し鍵20を図8において時計回り方向に回
すと、カム板9の第一カム突起10がラッチ体5の袖壁
部13の受孔10の下側内面を押すため、ラッチ体5は
待機位置へと下方に移動させられ、ラッチ体の先端部の
錠止突起5aが操作ハンドル1の先端部の錠止凹部18
から脱出する。
【0010】このとき同時に第二カム突起11が操作ス
ライダー8の袖壁部15の受孔16の上側内面を押すた
め、操作スライダー8は上方に移動させられ、操作スラ
イダー8の先端部の駆動突起8aが操作ハンドル1の先
端背面部19を押す。そのため操作ハンドル1は本体ケ
ース2の内側から強制的に押し上げられ、前記迫り合い
による摩擦力に打ち勝って本体ケース2から押し出され
る。
【0011】通常、操作ハンドルは台形状断面に作成さ
れており、操作ハンドル1と本体ケース2の内壁面との
迫り合い箇所は、操作ハンドル1の前縁部分だけである
ため、操作スライダー8による押し上げ量は小さくて済
む。この前縁部分が本体ケース1から出た後は、本来の
付勢用バネ3の弾性力によって操作ハンドル1は所定角
度まで突出回転する。
【0012】扉28の正面に沿って操作ハンドル1を回
すと、本体ケース2の軸受筒部2aに支持されている施
錠軸6が回転し、一体回転した止め金板7の先端部が固
定枠体29側の受金部27から離脱する。これによって
扉28は固定枠体29に対する錠止を解除され、操作ハ
ンドル1を手前に引くことによって開放操作されること
になる。
【0013】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、ラッチ体5
の錠止突起5aの前面部は傾斜カム面に形成されてい
る。また、操作スライダー8 の操作突起8aの前面部も
傾斜カム面に形成されている。錠止突起5aの根元部分
と操作突起8aの中間部分は、錠前ユニットの固定本体
12の上面壁の中央割溝部26に嵌められ、摺動案内さ
れている。固定本体12はビス26によって本体ケース
2 の背面壁部に固着されている。固定本体12の下面壁
部には位置決め用凹部30が設けられ、本体ケース2の
下面壁部の位置決め突起31が係合している。
【0014】ラッチ体5の袖壁部13には縦長のガイド
スロット24が設けられ、これを通してガイドピン23
が固定本体12に打ち込まれている。操作スライダー8
の袖壁部15には縦長のガイドスロット22が設けら
れ、これを通してガイドピン21が固定本体12に打ち
込まれている。ラッチ体5の付勢用バネ17は圧縮コイ
ルバネで構成されている。操作ハンドル1 の付勢用バネ
3は捻りコイルバネで構成されている。
【0015】操作ハンドル2の基端部は、横断方向の枢
軸32によって施錠軸6の前端部に連結されている。バ
ネ3のコイル部は枢軸32に嵌められている。カム板9
は錠前ユニットのロータ4の先端角状部分4aに嵌め込
み固定されている。
【0016】
【発明の効果】 以上のように請求項1の平面ハンドル
装置では、操作ハンドル1を本体ケース2から押し上げ
回転させる操作スライダー8を本体ケース側に設け、錠
前ユニットのロータ4の回転に連動させて操作スライダ
ー8を駆動するので、操作ハンドル1 は本体ケース2と
の間に迫り合いによる摩擦力に抗して強制的に本体ケー
ス2 から押し出される。そのため、ドライバーなどによ
る抉じ開けの必要がなく、軽快な操作が可能である。
【0017】請求項2の平面ハンドル装置では、錠前ユ
ニットのロータ4の内端部にカム板9を固定し、カム板
9の直径方向の一側にラッチ体5を拘束解除方向に移動
させる第一カム突起10を設け、カム板9の直径方向の
他側に操作スライダー8を押し上げ駆動方向に移動させ
る第二カム突起11を設けたので、ラッチ体5と操作ス
ライダー8の作動がロータ4の単一の回転操作によって
同時になされることになり、操作性に優れている。
【0018】請求項3の平面ハンドル装置では、本体ケ
ース2に固着される錠前ユニットの固定本体12にラッ
チ体5と操作スライダー8を互いに摺動案内させて収容
し、ラッチ体5を操作スライダー8の前側に配置し、ラ
ッチ体5の袖壁部13に第一カム突起10が係合する受
孔14を設け、操作スライダー8の袖壁部15に第二カ
ム突起11が係合する受孔16を設け、操作スライダー
8が待機位置にある時、錠前ユニットのロータ4を固定
本体12に錠止するようにしたので、ラッチ体5と操作
スライダー8と固定本体12の全体構成が簡略化され
る。
【図面の簡単な説明】
【0001】
【図1 】 本発明の一実施例に係る平面ハンドル装置の
操作ハンドル没入状態の正面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 図1の平面ハンドル装置の底面図である。
【図5】 図4のC−C線拡大断面図である。
【図6】 図1の平面ハンドル装置に組み込んだ錠前ユ
ニットの正面図である。
【図7】 図6の錠前ユニットの底面図である。
【図8】 図7のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 操作ハンドル 2 本体ケース 3 操作ハンドルの付勢用バネ 4 錠前ユニットのロータ 5 ラッチ体 6 施錠軸 7 止め金板 8 操作スライダー 9 カム板 10 第一カム突起 11 第二カム突起 13 ラッチ体の袖壁部 14 受孔 15 操作スライダーの袖壁部 16 受孔 17 ラッチ体の付勢用バネ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部を中心に出没回転するように操作
    ハンドルが本体ケースに収容され、バネによって突出方
    向に操作ハンドルが回転付勢され、本体ケースに設けた
    錠前ユニットのロータに連動するラッチ体によって操作
    ハンドルが不使用時に埋没位置に拘束され、操作ハンド
    ルの基端部に連結した施錠軸に固定枠体側の受金部と係
    合する止め金板を固着した平面ハンドル装置において、
    操作ハンドルを本体ケースから押し上げ回転させる操作
    スライダーを本体ケース側に設け、錠前ユニットのロー
    タの回転に連動させて操作スライダーを駆動するように
    した平面ハンドル装置。
  2. 【請求項2】 錠前ユニットのロータの内端部にカム板
    を固定し、カム板の直径方向の一側にラッチ体を拘束解
    除方向に移動させる第一カム突起を設け、カム板の直径
    方向の他側に操作スライダーを押し上げ駆動方向に移動
    させる第二カム突起を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の平面ハンドル装置。
  3. 【請求項3】 本体ケースに固着される錠前ユニットの
    固定本体にラッチ体と操作スライダーを互いに摺動案内
    させて収容し、ラッチ体を操作スライダーの前側に配置
    し、ラッチ体の袖壁部に第一カム突起が係合する受孔を
    設け、操作スライダーの袖壁部に第二カム突起が係合す
    る受孔を設け、ラッチ体をバネによって拘束実施位置に
    移動付勢し、操作スライダーが操作ハンドルを押さない
    待機位置にある時、錠前ユニットのロータを固定本体に
    錠止することを特徴とする請求項2に記載の平面ハンド
    ル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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