JP2862658B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

Info

Publication number
JP2862658B2
JP2862658B2 JP2272371A JP27237190A JP2862658B2 JP 2862658 B2 JP2862658 B2 JP 2862658B2 JP 2272371 A JP2272371 A JP 2272371A JP 27237190 A JP27237190 A JP 27237190A JP 2862658 B2 JP2862658 B2 JP 2862658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information recording
head moving
moving mechanism
recording medium
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2272371A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04149872A (ja
Inventor
達之 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2272371A priority Critical patent/JP2862658B2/ja
Publication of JPH04149872A publication Critical patent/JPH04149872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2862658B2 publication Critical patent/JP2862658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光ディスクやフロッピーディスク等の可換
媒体たる情報記録媒体に情報を記録及び/又は再生をす
る情報記録再生装置に関する。
〔従来の技術〕
情報記録再生装置は、情報記録媒体を装置内の所定位
置にセットし、さらに装置外に排出する情報記録媒体搬
送機構を設けてある。また、装置にセットされた情報記
録媒体に情報を記録したり、記録されている情報を再生
する磁気ヘッドや光学ヘッドを設けるとともに、これら
を情報記録媒体の所定位置まで移動するヘッド移動機構
を設けてある。また、このヘッド移動機構に非通電時に
ヘッド移動機構の可動部がフリーになるボイスコイルモ
ータ等を使用する場合は、移動時の衝撃や振動でヘッド
が損傷するのを防止するため、ヘッド移動機構の可動部
を固定する可動部固定機構を設けてある。この可動部固
定機構の従来例としては例えば特開昭62−298028号公報
に開示してるような、電源のオフ時に固定部材を作動さ
せる作動部材によって、ピックアップに設けた係合部に
固定部材を係合させるようにしたものがある。
また、従来の情報記録媒体の搬送機構としては第5図
に示すようなものがある。これは光磁気ディスクのロー
ディング装置であるが、カートリッジ50の装置時にカー
トリッジ50の位置決めをする位置決めピン51を有するベ
ース52にカートリッジホルダ53が装着してあり、その中
にカートリッジ50が装填されるようになっている。この
カートリッジホルダ53には、カートリッジ50の挿入方向
から見て字状を呈しカートリッジを抱え込むように一
体に形成してあり、さらに、カートリッジ50が脱落する
のを防止するための係合爪54、カートリッジ50おシャッ
タを開閉するレバー55、カートリッジ50お挿入完了を検
出するスイッチ56が設けられている。またカートリッジ
ホルダ53は、その脚部に設けた4つのピン57を前記ベー
ス52に設けたカートリッジ挿入方向(第1の方向)のガ
イド溝58とこれに垂直な方向(第2の方向)のガイド溝
59とに係合させ、2方向に移動できるようにされてい
る。また、ベース52の下面には正面がの字状に形成さ
れた駆動プレート60が、該駆動プレート60の側部近傍に
形成された4個所のガイド孔61とベース52に設けられた
軸62とが係合することにより第1の方向に摺動自在に設
けてある。さらに、この駆動プレート60の側面にはカー
トリッジホルダ53に設けてあるピン57と対応する位置に
切り欠きが形成され、前記第1の方向への移動の際に保
持部となる凹部63と、この凹部63に連続してカートリッ
ジ排出方向に低くなる傾斜部64を有している。また、こ
の傾斜部64に対応する傾斜部65を形成した駆動補助プレ
ート66が、傾斜部64と傾斜部65の間隔を狭くする方向に
付勢されて取りつけられており、前記カートリッジホル
ダ53に設けてあるピン57を挟持するようにしてある。
次に前記駆動プレート60を移動する駆動手段について
説明する。この駆動手段は板状の保持部材67にモータ6
8、プーリ69、ウォームギヤ70等を設け、モータ68の回
転によりベルト71、ウォームギヤ70を介してウォームホ
イール72を半円状に回転させ、ウォームホイール72に設
けられたピンに係合している駆動プレート60を前記第1
の方向に移動できるようになっている。
次に以上の構成のローディング機構のロード時の動作
について説明する。先ず、カートリッジ50がカートリッ
ジホルダ53に保持されると同時に、カートリッジホルダ
53に設けた検出スイッチ56で、カートリッジ50の挿入を
検出する。カートリッジの挿入が検出されると、モータ
68が所定の方向へ回転し、ベルト71、ウォームギヤ70を
介してウォームホイール72を半円状に回転させ、駆動プ
レート60を第1の方向に移動させる。これによって駆動
プレート60と駆動補助プレート66に挟持されたピン57
は、ガイド溝58に沿ってまず第1の方向に移動し、次に
ガイド溝59に沿って第2の方向に移動する。それに伴い
カートリッジ50を保持しているカートリッジホルダ53も
同様に移動し、カートリッジ50を位置決めピン51に嵌合
させることにより、カートリッジ内のディスクをターン
テーブルに装着させる。
次に、イジェクト時の動作について説明する。イジェ
クト命令が出るとモータ68がローディング時の逆方向へ
回転し、ベルト71、ウォームギヤ70を介してウォームホ
イール72を半円状に回転させ、駆動プレート60をローデ
ィング時の逆方向へ移動させる。これによって駆動プレ
ート60と駆動補助プレート66に挟持されたピン57は、ガ
イド溝59に沿ってまず第2の方向に移動し、次にガイド
溝58に沿って第1の方向に移動する。それに伴いカート
リッジホルダ53に保持されたカートリッジ50も同様に移
動する。以上の一連の動作で、位置決めピン51に嵌合さ
れていたカートリッジ50は、挿入時の位置へ移動され
る。
次にヘッド移動機構について説明する。第6図は分離
型の光学系を有し、駆動手段として平面対向型のボイス
コイルモータを持つヘッド移動機構の分解図である。
ベース(第6図では図示していない)上に2本の平行
なガイドレール74,75が記録媒体の半径方向に設けられ
てある。ヘッド移動機構の可動部76には片側面に山形の
歯77aを連続形成してある可動部ベース77、ベアリング7
8,79、87、コイル80、ミラー81が設けられてあり、さら
に精アクチュエータを形成するヨーク82、マグネット8
3、対物レンズ84を保持する保持部材85、保持部材85を
移動可能に支持する支持部材86等が設けられてある。そ
して、可動部76は、ガイドレールの一方74に咬合するV
字型の溝を持つ2つのベアリング78,79と、もう一方の
ガイドレール75に当接する円錐型のベアリング87とによ
って、情報記録媒体の半径方向にスムーズに移動可能に
支持されている。磁性体から成る可動部ベース77の下面
には角型のコイル80が、図示されていないベースに固定
されたバックヨーク88上の磁石89,90に、コイル前方側
の一辺80aとコイル後方側の一辺80bがそれぞれ対向する
ように設けられてある。そして、磁石89から可動部ベー
ス77、磁石90、バックヨーク88、磁石89へという磁気回
路中を、コイル80の前方側の一辺80aと後方側の一辺80b
が横切る構成となっている。
次に、以上のように構成してあるヘッド移動機構の動
作について説明する。先ず、コイル80に通電すると前方
側の一辺80aと後方側の一辺80bが、磁石89,90によって
発生する磁束と交差し、前記第1の方向に推力を発生さ
せる。このため、ベアリング78,79,87とガイドレール7
4,75によって移動可能に支持されているヘッド移動機構
の可動部76は、装置前後方向(情報記録媒体の半径方
向)にスムーズに移動可能となり、指示されたトラック
位置へ移動して行く。
次にヘッド移動機構の可動部76の固定機構91について
説明する。支点ピン92に対し回動するレバー93を設け、
レバー93の一端部には、レバー93を介してソレノイド94
で駆動されるロックピン95を設けている。このロックピ
ン95は、ソレノイド94の動きによって可動部ベース77の
歯77aに係合するように移動し、また可動部ベース77の
歯77aに係合しない位置に移動できるようになってい
る。
以上のような構成の可動部固定機構91の動作について
説明する。
先ず、装置の電源が入っていない時や、カートリッジ
が装置に挿入されていない時などの非使用時は、ソレノ
イド94には通電されておらず、ソレノイド94のシャフト
94aは伸びる状態になっている。よって支点ピン92に対
し回動するレバー93を介してロックピン95は、可動部ベ
ース77の歯77aに係合することにより、可動部ベース77
はロックされ移動できなくなる。一方、カートリッジが
挿入され、記録再生可能な状態になると、ソレノイド94
に通電され、ソレノイド94のシャフト94aは縮む。する
と、支点ピン92に対し回動するレバー93を介してロック
ピン95は、可動部ベース77の歯77aに係合しない位置に
移動し、可動部76は移動可能となる。
以上の構成のほかにも、ローディング機構にばねの力
を利用したもの、ボイスコイルモータを用いたもの、あ
るいはヘッド移動機構に送りねじを用いたもの、ムービ
ングマグネット方式のボイスコイルモータを用いたもの
等種々の駆動方式を用いたものがあるが、これらはすべ
てローディング機構とヘッド移動機構の動力源を別々に
設けているという点で共通している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら上記の従来例では、情報記録媒体のロー
ド/イジェクトを行うローディング機構と、情報記録媒
体の任意の位置に記録再生を行うためにヘッドを移動す
るヘッド移動機構は、同時に動作することがないにも係
わらず、別々の駆動源を有していた。このため、モータ
等の駆動源、ベルト、ギア等の駆動力の伝達機構および
コネクタ、配線等を重複して設ける必要がある。このこ
とは、近年ますます小型化が進む情報記録再生装置では
スペース面で大きな問題となる。また、部品の配置が制
限される上、冷却風の流路の確保が困難になる等、熱的
設計にも悪影響を及ぼし装置の小型化の妨げになってい
る。さらに部品点数が多くなり、コストアップの一因と
なっていることはいうまでもない。
本発明は、上記の不具合を解決するために提案される
もので、ヘッド移動機構とローディング機構の駆動源を
共通化することによりスペースを減少させ装置の小型化
を図り、部品点数を減らして安価な情報記録再生装置を
提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本発明は、上記目的を達成するために、情報記録媒体
に情報の記録及び/又は再生をする情報記録再生装置に
おいて、情報記録媒体を装置内外に搬送する情報記録媒
体搬送機構と、情報記録媒体の記録面に対してヘッドを
移動する情報記録再生ヘッド移動機構と、情報記録媒体
搬送機構と情報記録再生ヘッド移動機構の間で推力を発
生させる共通の駆動手段と、情報記録媒体搬送機構およ
び情報記録再生ヘッド移動機構の移動をロックする固定
機構とを設け、該固定機構を介して情報記録媒体搬送機
構及び情報記録再生ヘッド移動機構のいずれか一方をロ
ックし他方を相対的に移動可能にするようにしたもので
ある。
このようにローディング機構の可動部とヘッド移動機
構の可動部の間の共通の駆動手段で推力が発生するよう
に構成してあるため、ローディング機構を固定機構で固
定した状態で推力を発生させるとヘッド移動機構が移動
し、逆にヘッド移動機構を固定機構で固定した状態で推
力を発生させるとローディング機構が移動するようにで
きる。
〔実施例〕
第1図、第2図は、本発明の第1実施例を示したもの
で、第1図は各移動機構の分解斜視図であり、第2図は
可動部固定機構の動作説明図である。
第3図に示すようにローディング機構におけるベー
ス、カートリッジホルダ、駆動プレートの関係は従来例
とほぼ同様であるので、詳細な説明は省略する。
本実施例では駆動プレート1は、鉄板等の磁性体から
成り、その上面に厚み方向に着磁された磁石2と、同方
向逆向きに着磁された磁石3を設けてある。また、駆動
プレート1の上面片側寄り位置には、カートリッジがロ
ード状態の場合等に、後述する固定機構4のロックピン
5と係合する歯6を設けている。なお、この固定機構4
は従来はヘッド移動機構の可動部を固定するためだけに
使われていた。
一方、ヘッド移動機構は、図示していないベースに設
けられたガイドレール7,8とベアリング9,10,11を有する
支持・ガイド部材により第1の方向へ移動できるように
なっている構成は従来例とほぼ同じであるが、磁気回路
を構成している磁石2,3は、上記のとおり磁性体で作ら
れたローディング機構の駆動プレート1の上面に取り付
けられており、駆動プレート1がバックヨークの機能を
果たすように構成してある。すなわち、磁石2から可動
部ベース12、磁石3、駆動プレート1、磁石2へという
磁気回路の磁束中を可動部ベース12の下面に設けられた
コイル13の前方側の一辺13aと、後方側の一辺13bが横切
る構成となっており、コイル13がローディングの駆動プ
レート1に対して推力を発生させるようになっている。
次に、固定機構4のロックピン5は、ソレノイド14の
動きで移動できるようになっており、ソレノイド14に通
電していない時は第2図Aに示すように可動部ベース12
に形成した歯12aと係合し、ヘッド移動機構を固定す
る。一方、通電時は第2図Bに示すようにロックピン5
はローディングの駆動プレート1の歯6と係合し、ロー
ディングの駆動プレート1を固定するようになってい
る。なお、可動部ベース12上にアクチュエータ34、ミラ
ー35を設けている構成は、従来例と同様である。
以上のごとく構成した本実施例の動作を説明すると、
電源非投入時の状態ではソレノイド14に通電されていな
いので、可動部固定機構4のロックピン5は第2図Aの
位置にあり、ヘッド移動機構の可動部ベース12に形成し
てある歯12aと係合している。すなわち、ヘッド移動機
構は装置全体に対し固定された状態となっている。そし
て、この場合はローディング機構の駆動プレートはフリ
ーの状態である。
次に、電源投入をすると(カートリッジは非挿入状
態)ヘッド移動機構は装置全体に対し固定されたままの
状態で、コイル13に通電される。この時、磁石2,3を装
置前方に、コイル13を装置後方へ相対的に移動させるよ
うに力が働くように通電する。するとコイル13が取りつ
けられているヘッド移動機構が装置に対し固定されてい
るため、コイル13は移動せず、磁石2,3が取りつけられ
ているローディング機構の駆動プレート1が装置前方へ
移動する。これによって第3図に示すように駆動プレー
ト1と駆動補助プレート15に挟持されたカートリッジホ
ルダに設けられたピン16は、ベース17に設けられたガイ
ド溝19とガイド溝18に沿ってまず第2の方向に移動し、
次に第1の方向に移動する。それに伴いピン16が取りつ
けられているカートリッジホルダ20も同様に動き、イジ
ェクト完了位置まで移動する。ローディング機構がイジ
ェクト完了位置に移動されると、コイル13への通電を止
め、一方ソレノイド14に通電し固定機構4のロックピン
5を第2図Aの位置から第2図Bの位置に移動させて、
ローディング機構の駆動プレート1の溝と係合させ、ロ
ーディング機構をイジェクト完了状態で固定する。
次にカートリッジを挿入したロード動作状態では、カ
ートリッジ挿入を検出すると、ソレノイド14への通電を
やめるので、固定機構4のロックピン5は第2図Bの位
置から第2図A位置に戻り、ヘッド移動機構の可動部ベ
ース12の歯12aと係合し、ヘッド移動機構は装置全体に
対し固定される。同時にロックピン5と係合していたロ
ーディング機構の駆動プレート1はフリーになる。この
状態で、磁石2,3を装置後方に、コイル13を装置前方へ
相対的に移動させるように力が働くようにコイル13に通
電する。そうすると、コイル13の取りつけられているヘ
ッド移動機構が装置に対し固定されているため、コイル
13は移動さず、磁石2,3が取りつけられているローディ
ング機構の駆動プレート1が装置後方へ移動する。これ
によって駆動プレート1と駆動補助プレート15に挟持さ
れたカートリッジホルダ20に設けてあるピン16は、ベー
ス17に設けられたガイド溝18とガイド溝19に沿ってまず
第1の方向に移動し、次に第2の方向に移動する。それ
に伴いピン16が取りつけられているカートリッジホルダ
20も同様に動き、ロード完了位置に移動されると、コイ
ル13への通電を止め、その一方ソレノイド14に通電し固
定機構4のロックピン5を第2図Aの位置から第2図B
の位置に移動させて、ローディング機構の駆動プレート
1の歯6と係合させ、ローディング機構をロード完了状
態で固定する。
次にロードを完了し、記録再生状態ではロックピン5
は第2図Bの位置にあるので、ヘッド移動機構はフリー
状態になっており、一方ローディングの駆動プレート1
は装置全体に対し固定されている。この状態でコイル13
に通電すると、磁石2,3の取りつけられているローディ
ング機構の駆動プレート1が装置全体に対し固定されて
いるため、磁石2,3は移動せず、コイル13の取りつけら
れているヘッド移動機構が装置全体に対し移動する。こ
れにより、ヘッドを移動させ媒体の任意の位置に記録再
生することができる。
次にイジェクト動作状態に入りイジェクト命令を検出
すると、ソレノイド14への通電をやめるので、固定機構
のロックピン5は第2図Bの位置から第2図Aの位置に
戻り、ヘッド移動機構の可動ベース12の歯12aと係合
し、ヘッド移動機構は装置全体に対し固定される。同時
にロックピン5と係合していたローディング機構の駆動
プレート1はフリーになる。この状態で、磁石2,3を装
置前方に、コイル13を装置後方へ相対的に移動させるよ
うに力が働くように通電する。そうすると、コイル13の
取りつけられているヘッド移動機構が装置に対し固定さ
れているため、コイル13は移動せず、磁石2,3の取りつ
けられているローディング機構の駆動プレート1が装置
前方へ移動する。これによって駆動プレート1と駆動補
助プレート15に挟持されたカートリッジホルダ20に設け
たピン16は、ベース17に設けられたガイド溝19とガイド
溝18に沿ってまず第2の方向に移動し、次に第1の方向
に移動する。それに伴いピン5が取りつけられているカ
ートリッジホルダ20も同様に動き、イジェクト完了位置
まで移動する。ローディング機構がイジェクト完了位置
に移動されると、コイル13への通電を止め、一方ソレノ
イド14に通電し固定機構4のロックピン5を第2図Aの
位置から第2図Bの位置に移動させて、ローディングの
駆動プレート1の歯6と係合させ、ローディング機構を
イジェクト完了状態で固定する。
第4図は、本発明の第2実施例を示したもので、ヘッ
ド移動機構およびローディング機構の動力としてモータ
と送りネジ方式を採用した実施例である。本実施例はフ
ロッピーディスク21に書かれた情報ヘッド22で記録再生
するようにしたものである。
ヘッド移動機構は、一方がガイドレールと滑り軸受に
よって(図示していない)、もう一方が送りネジ23とキ
ャリッジ24に設けられ送りネジ23に噛み合うナット25で
支持ガイドされる構成となっている。送りネジ23は、ロ
ーディング機構の駆動プレート1上に設けた支持部26,2
7で両端を支持されており、一方端には送りネジ23を回
転させるモータ28が設けられている。また、キャリッジ
24の底面には、可動部固定用のピン29に係合する歯30が
設けられている。
一方ローディング側には、駆動プレート1上のキャリ
ッジ24の底面に設けられた歯30に対向する位置に可動部
固定用のピン29に係合する歯31が設けられている。ロー
ディング機構のその他の構成は第1実施例とほぼ同様で
ある。
可動部固定機構は、ベース32上にキャリッジ方向に動
くように設けられたソレノイド33と、ソレノイド33の駆
動軸にかしめられたピン29を有している。
このように構成した本実施例の動作を説明すると、第
1実施例でコイルに通電してコイルと磁石間で推力を発
生させたのと同様に、モータ28に通電し、送りネジ23で
キャリッジ24と駆動プレート1を相対的に移動させる。
この場合、キャリッジ24と駆動プレート1のいずれか一
方をロックするにはソレノイド33で駆動されるピン29を
歯30あるいは歯31に係合させてロックし、他方を移動さ
せるようにする。情報記録再生装置の他の基本的動作、
通電のタイミング等は第1実施例とほぼ同じである。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のごとくローディング機構とヘッド移
動機構が共通の駆動源で相対的に移動できるように構成
されているため、ローディング機構を固定した状態で推
力を発生させるとヘッド移動機構が移動し、逆にヘッド
移動機構を固定した状態で動作させるとローディング機
構が移動する。すなわち、ヘッド移動とローディングの
駆動源を共通化することができ、これによって部品点数
が減り、安価な情報記録再生装置を提供できると同時
に、部品スペースを減少し装置の小型化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1実施例に係る装置の分解斜視
図、 第2図は、可動部固定機構の動作説明図、 第3図は、ローディング機構の分解斜視図、 第4図は、本発明の第2の実施例に係る装置の側面図、 第5図、第6図は従来例に係るローディング機構、ヘッ
ド移動機構の分解斜視図である。 1…駆動プレート 2,3…磁石 4…固定機構 5…ロックピン 6…歯 7,8…ガイドレール 12…可動部ベース 13…コイル 14…ソレノイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体に情報の記録及び/又は再生
    をする情報記録再生装置において、 情報記録媒体を装置内外に搬送する情報記録媒体搬送機
    構と、情報記録媒体の記録面に対してヘッドを移動する
    情報記録再生ヘッド移動機構と、情報記録媒体搬送機構
    と情報記録再生ヘッド移動機構の間で推力を発生させる
    共通の駆動手段と、情報記録媒体搬送機構および情報記
    録再生ヘッド移動機構の移動をロックする固定機構とを
    設け、該固定機構を介して情報記録媒体搬送機構及び情
    報記録再生ヘッド移動機構のいずれか一方をロックし他
    方を相対的に移動可能にするようにしたことを特徴とす
    る情報記録再生装置。
JP2272371A 1990-10-12 1990-10-12 情報記録再生装置 Expired - Lifetime JP2862658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272371A JP2862658B2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2272371A JP2862658B2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 情報記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04149872A JPH04149872A (ja) 1992-05-22
JP2862658B2 true JP2862658B2 (ja) 1999-03-03

Family

ID=17512959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2272371A Expired - Lifetime JP2862658B2 (ja) 1990-10-12 1990-10-12 情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2862658B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2658585B2 (ja) * 1991-01-16 1997-09-30 三菱電機株式会社 ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04149872A (ja) 1992-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6009061A (en) Cartridge-loading apparatus with improved base plate and cartridge receiver latch
US6314073B2 (en) Disc drive apparatus with insertion error inhibit means for recording media having different structures
US6201659B1 (en) Cartridge-loading apparatus with tilting bias coil assembly
US4916684A (en) Head drive arrangement for a data reproducing apparatus
US5012462A (en) Disc player having locking mechanism for pickup
JP2862658B2 (ja) 情報記録再生装置
EP0613122B1 (en) Optical card information recording/reproducing apparatus
JP3433327B2 (ja) 光ディスク装置
US6385155B1 (en) Positioning system for use in an information recording/reproducing apparatus
JP3670415B2 (ja) ディスク再生装置
JP2562300Y2 (ja) 記録媒体の再生装置および記録装置
JPH01294279A (ja) 磁気ディスク装置
JP3103254B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2556662Y2 (ja) ディスク装置
JP2000339892A (ja) 情報記録再生装置
JP2002140878A (ja) 記録再生装置
WO2007058167A1 (ja) ディスク装置
JP2001035106A (ja) 記録及び/又は再生装置
JPH04186554A (ja) ディスクカートリッジのシャッタ開閉装置
JPH09259463A (ja) 情報処理装置
JPH04243051A (ja) 光磁気ディスク装置
JPH0482062A (ja) ディスク装置
JPH0596940U (ja) ヘッド移送台のロック装置
JP2000100034A (ja) ディスクチャッキング機構
JPH04159668A (ja) ディスク・ドライブ装置