JP2862488B2 - 塗布具 - Google Patents

塗布具

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JP2862488B2
JP2862488B2 JP7002613A JP261395A JP2862488B2 JP 2862488 B2 JP2862488 B2 JP 2862488B2 JP 7002613 A JP7002613 A JP 7002613A JP 261395 A JP261395 A JP 261395A JP 2862488 B2 JP2862488 B2 JP 2862488B2
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    • B43K23/12Protecting means, e.g. caps for pens
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    • B43L19/0018Erasers, rubbers, or erasing devices; Holders therefor with fluids

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Pens And Brushes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、修正液やインキ、化粧
液、糊等を被塗布面に塗布するための塗布具に関し、詳
しくは、キャップが装着されていく過程で、キャップ内
に形成される密封空間の体積を減少させて液貯蔵部内を
加圧するようした塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】修正液等の塗布液を塗布するための塗布
具には、例えば特願5−58090号公報に示される
ように、キャップの装着時に液貯蔵部である本体軸の内
部が加圧されるようにして、本体軸内部と外部との圧力
差を利用することにより、ペン先に設けられた球状塗布
体を使用時に被塗布面に押し付けて吐出口を開放させる
だけで、塗布液が流出されるようにしたキャップ加圧方
式のものが従来から知られている。
【0003】この種の塗布具は、一般に、キャップの装
着過程でキャップ内に形成される密封空間の体積を減少
させることによって、本体軸の内部に空気を送り込むよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の塗
布具においては、密封空間のシール性が加圧能力に大き
く影響するため、密接するキャップ側の内周面および塗
布具本体側の外周面の加工には高い寸法精度が要求され
る。これと同時に、両者の間に、加工寸法のバラツキ等
による僅かな空隙や、歪み・キズ等があっても、その加
圧能力が減少してしまうという問題が生じる。逆に両者
間の空隙が小さすぎても、キャップの装着が窮屈になる
ため、当該内周面と外周面が擦れて損傷したりあるいは
キャップ装着時に異音が発生したりするなどの不具合も
生じ得る。
【0005】本発明は、前記従来の塗布具の問題点に鑑
みてなされたものであって、キャップ内の構造を複雑に
することなく、液貯蔵部内を加圧する能力を向上させる
と共に、キャップをスムーズに着脱することもできる塗
布具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次のような構成を有する。すなわち、本発
明は、塗布液が貯蔵された液貯蔵部を含む塗布具本体
と、該塗布具本体に密接状態で着脱自在に嵌合して装着
されるキャップとを備えた塗布具であって、前記キャッ
プが装着されていく過程で、前記キャップ内に形成され
る密封空間の体積を減少させることにより、前記液貯蔵
部内に空気を送って該液貯蔵部内を加圧させるようした
ものにおいて、前記キャップの装着過程で密接する前記
キャップ側の嵌合面および前記塗布具本体側の嵌合面の
うち、少なくとも一方の嵌合面には、シール剤が塗布さ
れたことを特徴とする塗布具である。
【0007】
【作用】本発明によれば、前記キャップの装着過程で密
接する前記キャップ側の嵌合面および前記塗布具本体側
の嵌合面のうち、少なくとも一方の嵌合面には、シール
剤が塗布されているので、当該キャップ側あるいは塗布
具本体側の嵌合面の加工のバラツキ等により生じる空隙
や、歪み・キズ等がある場合でも、これら空隙等により
両嵌合面間で形成され得る空気通路は、キャップの装着
過程において前記シール剤で塞がれるようになる。よっ
て、本発明では、既存の塗布具にシール剤が付加される
だけで、前記加工のバラツキ等が吸収されて前記密閉空
間の高い気密性が確保されるので、キャップ内の構造を
複雑にすることなく、液貯蔵部内を加圧する能力を向上
させることができるようになる。
【0008】また、前記両嵌合面間の空隙が小さい場合
でも、前記シール剤が潤滑剤の役目を果たすため、キャ
ップを塗布具本体にスムーズに装着することができるよ
うにもなり、嵌合面が擦れて損傷したりあるいはキャッ
プ装着時に異音が発生したりすることも防止できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、第1実施例の塗布具を示す部分断面図で
ある。図2は、第1実施例における要部拡大断面図であ
る。
【0010】第1実施例は、図1に示すように、塗布液
が貯蔵された本体軸(液貯蔵部に相当)2aを含む塗布
具本体2と、この塗布具本体2の先端で開口して本体軸
2a内の塗布液を流出させる吐出口4と、吐出口4から
一部が外部に臨出し、かつ、吐出口4の内側周縁部4a
に当接・離脱して吐出口4を閉止・開放させる球状塗布
体6と、球状塗布体6を先方に付勢する付勢手段8と、
塗布具本体2の先端部が内包されるように塗布具本体2
に密接状態で着脱自在に装着されるキャップ10とを備
えた塗布具12であり、キャップ10が装着されていく
過程で、キャップ10内に形成される密封空間Aの体積
を減少させることにより、本体軸2a内に空気を送って
本体軸2a内を加圧させるようしたものである。
【0011】第1実施例の塗布具12における各部の構
成を説明する。塗布具本体2は、図1に示すように、有
底円筒形状の前記本体軸2aと、この本体軸2aの開口
側端部に接続固定された口プラ2bと、この口プラ2b
の前部に圧入されると共に先端部で前記球状塗布体6を
抱持したチップ2cとから主に構成される。また、付勢
手段8は、球状塗布体6に前端面が当接した押し棒8a
と、この押し棒8aの長手方向略中央部の段部に前端が
係止され、かつ、後端がチップ2cの内部で支持された
圧縮コイルスプリング8bとからなり、球状塗布体6が
吐出口4の内側周縁部4aに当接する方向に球状塗布体
6を常時弾発している。
【0012】キャップ10は、その後端のみが開口しか
つ先端部10aがやや先細る略円筒形状を呈するもので
ある。また、キャップ10の周壁10b後部の内周面
(キャップ側の嵌合面の一例)10b1は、口プラ2b
の外周面(塗布具本体の嵌合面の一例)2b1と略同じ
寸法もしくは僅かに小さな寸法で構成されており、キャ
ップ10は口プラ2bに密接状態で嵌合するようになっ
ている。そして、キャップ10が口プラ2bに嵌合する
と、キャップ10の内部には、キャップ10の内表面、
チップ2cの外周面および口プラ2bの前端部のテーパ
ー状の外周面によって囲まれた密封空間Aが形成され
る。
【0013】そして、第1実施例においては、図2に示
すように、キャップ10の装着過程でキャップ10の内
周面10b1に密接する口プラ2bの外周面2b1に、
シール剤16が塗布されている。なお、このシール剤1
6は、キャップ10の内周面10b1のみ、あるいは、
内周面10b1および外周面2b1の両方に塗布しても
よいが、この第1実施例では、塗布しやすい口プラ2b
の外周面2b1に塗っている。
【0014】シール剤16は、キャップ10の装着過程
において内周面10b1と外周面2b1との間に介在
し、密封空間Aの気密性を向上させ得る難揮発性の流動
性物質である。シール剤16としては、粘度の選択範囲
(10〜100000cSt)の広いシリコーンオイル
が好適であり、塗布具の用途・塗布液の種類に応じて、
前記選択範囲から所定の粘度のものを適宜選択する。
【0015】なお、シール剤16としての流動性物質
は、例えば、前記シリコーンオイルでは、ジメチルシリ
コーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル等が適
しており、前記シリコーンオイル以外では、例えば、炭
素数16以上の流動パラフィン等の脂肪族炭化水素,高
級脂肪族アルコール,高級脂肪酸,脂肪酸アマイドなど
でもよく、また、リン酸ドリブチル等のリン酸エステ
ル,フタル酸ジメチル等のフタル酸エステル,オレイン
酸ブチル等の脂肪族一塩基酸エステル,アジピン酸ジブ
チル等の脂肪族二塩基酸エステル,ジエチレングリコー
ル・ジベンゾエート等の二価アルコールエステル,アセ
チルリシノール酸メチル等のオキシ酸エステル,塩素化
ビフェニルなどでもよい。さらに、大豆油等の天然油脂
などの油脂・油剤であってもよい。
【0016】以上のような構成を有する第1実施例で
は、次のようにして本体軸2内が加圧される。まず、使
用者がキャップ10の内周面10b1を口プラ2bの外
周面2b1に密接状態で被せて、キャップ10を装着し
ていくと、キャップ10の内部には前記密封空間Aが形
成される。このとき、口プラ2bの外周面2b1にはシ
ール剤16が塗布されているので、キャップ10の内周
面10b1あるいは口プラ2bの外周面2b1の加工の
バラツキ等により両者の間に空隙や、歪み・キズ等があ
る場合であっても、これら空隙等により両嵌合面間で形
成され得る空気漏れの通路は、キャップ10の装着過程
においてシール剤16で塞がれる。
【0017】そして、キャップ10の装着が進むに従っ
て、密閉空間Aは高い気密性が維持された状態で効果的
に内圧が高めらていき、内圧がある一定以上になると、
コイルスプリング8bの付勢力に抗して球状塗布体6お
よび押し棒8aを後退させる。この後退により、球状塗
布体6が吐出口4の内側周縁部4aから離脱して吐出口
4が開放するため、密封空間A内の空気は、開放した吐
出口4を介して本体軸2a内の貯蔵室に侵入するように
なり、該貯蔵室内が加圧される。
【0018】よって、第1実施例では、既存の口プラ2
bの外周面2b1にシール剤16を付加するだけで、前
記加工のバラツキ等が吸収されて密封空間Aの高い気密
性が確保されるので、キャップ10内の構造を複雑にす
ることなく、本体軸2a内を加圧する能力を向上させる
ことができるようになる。
【0019】また、キャップ10の内周面10b1と口
プラ2bの外周面2b1との間の空隙が小さい場合で
も、シール剤16が潤滑剤の役目を果たすため、キャッ
プ10を塗布具本体2にスムーズに装着することができ
るようにもなり、内周面10b1や外周面2b1が擦れ
て損傷したりあるいはキャップ10の装着時に異音が発
生したりすることも防止できる。
【0020】次に第2実施例について説明する。図3
は、第2実施例に係る塗布具先端部の拡大断面図であ
る。
【0021】第2実施例の塗布具12は、図3に示すよ
うに、第1実施例の基本構成において、キャップ10と
チップ2cとが密接状態で嵌合することにより、キャッ
プ10内に密封空間Aが形成されるようにしたものであ
る。
【0022】第2実施例に係るキャップ10は、その周
壁10bの先端側略半分が厚肉に形成されており、この
厚肉部分の内周面10b2の内径寸法は、チップ2cの
内径寸法と略同じあるいは僅かに小径に設定されてい
る。そして、この内周面10b2およびチップ2cの外
周面2c1のうち、少なくとも一方の面には、前記シー
ル剤(図示略)が塗布されていて、これにより、前記第
1実施例と同様に、キャップ10の装着過程における加
圧効果および着脱性の向上を図ることができるようにな
っている。特にこの場合は、キャップ10の嵌合面であ
る内周面10b2がキャップ10内の深い位置に形成さ
れており、その面の加工精度が出しにくい部分であるこ
とからも、加工精度のバラツキを吸収し得る前記シール
剤は、加圧効果の向上に大きく寄与する。
【0023】次に、第3実施例を説明する。図4は、第
3実施例の塗布具を示す部分断面図である。
【0024】第3実施例に係る塗布具12Aは、図4に
示すように、第1実施例と同様に構成された塗布具本体
2、吐出口4、球状塗布体6および付勢手段8と、塗布
具本体2の先端部が内包されるように塗布具本体2に密
接状態で着脱自在に装着される有底円筒形のキャップ1
0Aとを備え、キャップ10Aの内部には、キャップ1
0Aの装着開始時に球状塗布体6の先端部に相対する弾
性体の球状ゴム14が配設されている。この球状ゴム1
4は、キャップ10Aが装着される過程において球状塗
布体6の先端部に弾接しながら球状塗布体6を後退させ
て吐出口4を開放させ、さらにキャップ10Aの装着完
了時には吐出口4に覆い被さって吐出口4を閉塞させ
る。
【0025】キャップ10Aは、閉塞された前端部の底
部10Aaが周壁10Abよりも厚肉に形成されてい
て、この底部10Aaの略中央部には、前記球状ゴム1
6が収納され保持される収納部10Aa1が設けられて
いる。この収納部10Aa1の開口縁には、内方に突出
した複数のツメが形成されており、この複数のツメによ
り、球状ゴム14はその一部が僅かに突出した状態で収
納部10Aa1内に抱持されている。また、キャップ1
0Aの周壁10Abの内周面10Ab1は、口プラ2b
の外周面2b1と略同じ寸法もしくは僅かに小さな寸法
で構成されており、キャップ10Aは口プラ2bに密接
状態で嵌合するようになっている。
【0026】そして、この第4実施例においても、キャ
ップ10Aの内周面10Ab1および口プラ2bの外周
面2b1のうち、少なくとも一方の面には、前記第1実
施例と同様にシール剤が塗布されている。
【0027】このような構成を有する第3実施例によれ
ば、使用者がキャップ10Aの内周面10Ab1を口プ
ラ2bの外周面2b1に密接状態で被せてキャップ10
Aを装着していくと、密封空間Aの内圧が上昇すると同
時に、球状ゴム14が凹んで変形しながら球状塗布体6
の先端部に弾接し、コイルスプリング8bの付勢力に抗
して球状塗布体6および押し棒8aを後退させる。これ
に伴い、球状塗布体6が吐出口4の内側周縁部4aから
離脱して吐出口4が開放するため、密封空間A内の空気
は、開放した吐出口4を介して本体軸2a内の貯蔵室に
侵入するようになり、該貯蔵室内が容易に加圧される。
【0028】したがって、第3実施例においては、この
球状ゴム14による加圧効果と、前記シール剤によって
キャップ装着過程での密封空間Aの気密性を向上させる
効果とが相俟って、より一層本体軸2a内を加圧する能
力を向上させることができる。
【0029】次に第4実施例を説明する。図5は、第4
実施例に係る塗布具先端部の拡大断面図である。
【0030】第4実施例は、キャップ10Bの底部10
Ba内に断面略H形の開弁部材18を配設することによ
り、キャップ10Bを装着する過程において棒状の塗布
体6Bを一時的に開弁部材18で後退させて吐出口4を
開放させ、該開放状態で本体軸2内に空気を侵入させ
て、キャップ10Bの装着が完了するときには、開弁部
材18が塗布体6Bから離脱して吐出口4が塗布体6B
によって再び塞がれるようにしたものである。
【0031】この第4実施例に係る密閉空間Aは、開弁
部材18の内周面18aがチップ2c先端部の外周面2
c1に密接状態で嵌合することにより、開弁部材18の
内部に形成される。そして、開弁部材18の内周面18
aおよびチップ2cの外周面2c1のうち、少なくとも
一方の面には、前記シール剤が塗布されている。
【0032】この第4実施例の場合は、キャップ10B
内の構造が複雑なものではあるが、前記シール剤によっ
て密閉空間Aの気密性が向上することを考えれば、この
種の塗布具にも本発明が適用され得る。
【0033】なお、キャップ10B内に設けられた別体
の開弁部材18の内周面18aにシール剤を塗布するよ
うにしたこの第4実施例のように、キャップ本体とは別
体でキャップ内部に組み込まれた部材にシール剤を塗布
することも本発明の技術的範囲に含まれる。すなわち、
請求項1でいうキャップ側の嵌合面とは、塗布具本体の
嵌合面に密接するキャップ本体またはキャップ本体内に
組つけられた別体の部材の嵌合面をいう。
【0034】続いて第5実施例について説明する。図6
は、第5実施例に係る塗布具先端部の拡大断面図であ
る。
【0035】前記第1〜第4実施例が塗布体を先方に付
勢する付勢手段を有するものであるのに対し、この第5
実施例は、球状塗布体6がチップ2cの先端で左右・前
後方向に遊動自在に抱持されるタイプの塗布具12Cで
あり、不使用時には、球状塗布体6と吐出口4との間の
間隙で塗布液を乾燥固化させて、吐出口4を閉塞させる
ようにしたものである。
【0036】キャップ10Cは、有底円筒形形状を呈す
るものであり、その底部10Caが周壁10Cbに比し
て厚肉に形成されていて、この底部10Caには、キャ
ップ10Cの装着完了状態において吐出口4を閉塞する
弾性体20が嵌め込まれている。
【0037】そして、キャップ10Cの周壁10Cbの
内周面10Cb1が口プラ2bの外周面2b1に密接状
態で嵌合するようになっており、内周面10Cb1およ
び外周面2b1のうち少なくとも一方の面には、前記シ
ール剤が塗布されている。
【0038】このように、球状塗布体6を先方に付勢す
る手段を有しない塗布具12Cにおいても、前記シール
剤が密閉空間Aの気密性を良好にし加圧能力を向上させ
ることを考えれば、シール剤による効果は非常に大き
い。
【0039】なお、以上の第1〜第5実施例は、本発明
の塗布具の好適な実施の態様であり、本発明の技術的範
囲は本実施例に何ら限定されることはない。例えば、前
記第1〜第5実施例は、塗布具本体先端の吐出口にキャ
ップを被せる場合に本発明を適用したものであるが、実
開平6−16088号公報に開示された塗布具のよう
に、本体軸の尾端部にキャップを嵌合する際に本体軸内
を加圧できるようにしたものにも適用でき、その場合
は、本体軸の尾端部側の嵌合面およびキャップ側の嵌合
面のうち少なくとも一方の面に、前記シール剤を塗布す
ればよく、それにより、優れた加圧効果を得ることがで
きる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明の通り、本発明によれば、修
正液等を塗布するための塗布具において、キャップ内の
構造を複雑にすることなく、液貯蔵部内を加圧する能力
を向上させることができる。また、キャップをスムーズ
に着脱することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の塗布具を示す部分断面図である。
【図2】第1実施例における要部拡大断面図である。
【図3】第2実施例に係る塗布具先端部の拡大断面図で
ある。
【図4】第3実施例の塗布具を示す部分断面図である。
【図5】第4実施例に係る塗布具先端部の拡大断面図で
ある。
【図6】第5実施例に係る塗布具先端部の拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
2 塗布具本体 2a 本体軸(液貯蔵部に相当) 2b1 口プラの外周面(塗布具本体側の嵌合面の
一例) 2c1 チップの外周面(塗布具本体側の嵌合面の
一例) 10 キャップ 10b1 キャップの内周面(キャップ側の嵌合面の
一例) 10b2 キャップの内周面(キャップ側の嵌合面の
一例) 10A キャップ 10Ab1 キャップの内周面(キャップ側の嵌合面の
一例) 10B キャップ 10C キャップ 10Cb1 キャップの内周面(キャップ側の嵌合面の
一例) 12 塗布具 12A 塗布具 12B 塗布具 12C 塗布具 16 シール剤 18 開弁部材 18a 開弁部材の内周面(キャップ側の嵌合面の
一例) A 密封空間
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 7/00 - 21/00 A45D 34/04 540 B43K 5/00 WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗布液が貯蔵された液貯蔵部を含む塗布
    具本体と、該塗布具本体に密接状態で着脱自在に嵌合し
    て装着されるキャップとを備えた塗布具であって、前記
    キャップが装着されていく過程で、前記キャップ内に形
    成される密封空間の体積を減少させることにより、前記
    液貯蔵部内に空気を送って該液貯蔵部内を加圧させるよ
    うしたものにおいて、 前記キャップの装着過程で密接する前記キャップ側の嵌
    合面および前記塗布具本体側の嵌合面のうち、少なくと
    も一方の嵌合面には、シール剤が塗布されたことを特徴
    とする塗布具。
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