JP2862082B1 - 受信方法および受信装置 - Google Patents

受信方法および受信装置

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Abstract

【要約】 【課題】 到来遅延パスが散在する環境下においても特
性の改善されるパスダイバーシチ受信方法および受信装
置を提供すること。 【解決手段】 遅延波の中から受信電力の大きな遅延波
を選択して、直接波と選択した遅延波を抽出するための
アレーウェイトとアレー出力応答を求め、直接波を抽出
するステアリングベクタアレー出力と選択した遅延波を
抽出するステアリングベクタアレーの出力をブランチメ
トリック合成を行い、直接波と選択した遅延波に対する
候補信号を持つ最尤系列推定器で送信信号系列の推定を
行う。この際に、マルチトレリス構造を持つビタビアル
ゴリズムを使用することにより演算量を増加させること
なく受信品質を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信方法および
受信装置に関し、特に、ディジタル移動通信や無線LAN
において問題となるマルチパス対策技術に関し、周波数
選択性フェージングを克服することができる受信方法お
よび受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチパス対策技術としてアダプ
ティブアレーアンテナとビタビアルゴリズムを組み合わ
せたパスダイバーシチ受信方式が提案されている。図9
は、本発明者が学会(1997 IEEE 6th International Co
nferrence on Universal Personal Communications,12-
16 October 1997)において発表した従来例の信号処理
内容を示す機能ブロック図である。
【0003】この技術は、直接波抽出用のステアリング
ベクタアレーウェイトを計算する際に直接波だけでなく
1シンボル遅延波に対する候補信号も用意し、また、1
シンボル遅延波抽出用のステアリングベクタアレーウェ
イトを計算する際に1シンボル遅延波だけでなく直接波
に対する候補信号も用意することにより、他の希望波に
対して指向性のナル点を形成せずに希望波成分を取り込
み、複数のアレー出力を最尤系列推定器(Maximum Likel
ihood Sequence Estimation:以下MLSEと記す)において
ブランチメトリック合成を行って送信信号系列の推定を
行うものである。なお、MLSEについては、例えば「ディ
ジタル移動通信のための波形等化技術」1996年6月トリケッフ
゜ス発行,77-100ヘ゜ーシ゛に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパスダ
イバーシチ受信方式において、直接波から数シンボル遅
延までの遅延波を全て考慮すると、ビタビアルゴリズム
の状態数が増加し、計算量が指数関数的に増加してしま
うという問題点があった。従って、希望波は直接波と1
シンボル遅延波程度に限られており、直接波と長大遅延
波1波だけが到来するような到来パスが散在するような
環境においては、パスダイバーシチ効果が得られないと
いった問題があった。この発明の目的は、前記した従来
技術の問題点を解決し、遅延波の遅延量が大きい場合に
おいても精度良く受信可能な受信方法および受信装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の課題を解決するため、トレーニング信号を用いてチャ
ネルインパルス応答の推定を行い、受信電力が最大の遅
延波を選択して、直接波とその選択した遅延波とを希望
波としてそれぞれのパスを抽出するようにステアリング
ベクタアレーウェイトとその出力応答を計算する。そし
て、アレーから出力される直接波と選択した遅延波成分
からマルチトレリス構造を持つビタビイコライザを用い
て系列推定を行う。
【0006】本発明においては、直接波と選択された遅
延波以外をアレー処理によって抑圧し、遅延波の遅延量
に対応したマルチトレリス構造を持つビタビイコライザ
を用いることにより、遅延波の遅延量が大きい場合にお
いても計算量が増加せず、かつ誤り率も劣化しない受信
方式が実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。図6は、本発明の受信装置のハードウェ
ア構成例を示すブロック図である。アダプティブアレー
アンテナ1には、例えば、4素子から8素子程度のリニ
アアレーアンテナや平面アレーアンテナ等が使用され
る。線形復調器2は、例えば受信信号を増幅し、周波数
変換し、直交検波して、ベースバンドまでダウンコンバ
ートする。A/D変換器3は、受信ベースバンド信号を
A/D変換する。信号処理部4は、例えばDSP(デジ
タルシグナルプロセッサ)等により構成され、後述する
ような、本発明に関するアダプティブアレーアンテナ処
理および最尤系列推定器に関する処理を実行する。
【0008】図1は、図6の信号処理部4における本発
明の信号処理機能を示す機能ブロック図である。また、
図2は、各アンテナにおいて受信される直接波および遅
延波の電力例を示す説明図である。なお、実施例におけ
る信号型式としては、伝送すべきデータ部の前に既知の
トレーニング信号が付加されており、TDMA方式で伝
送されるものとする。
【0009】チャネルインパルス応答推定・希望波選択
部24は、トレーニング期間において、全てのアンテナ
からの受信信号を用いて、各ブランチ毎に直接波から数
シンボル遅延波までのチャネルインパルス応答の推定を
行う。また、図2に示すような合成プロファイルを算出
し、遅延波の中で電力が最大のもの、即ち図2の例にお
いては3シンボル遅延波を選択する。
【0010】直接波抽出用アレー処理部は、直接波抽出
用ステアリングベクタアレー10および拘束条件付き適
用アルゴリズム11からなり、各アレーアンテナの復調
信号から直接波を抽出するように動作する。アダプティ
ブアンテナの制御法としては種々の指導原理が公知であ
るが、フィードバックタイプが一般的であり、アレー出
力と参照信号との平均2乗誤差が最小となるように適応
アルゴリズムを用いてアレーウェイトを制御すると、指
向性のナル点が遅延波の到来方向に向き、遅延波が抑圧
される。
【0011】アダプティブアンテナに用いられるウェイ
ト決定アルゴリズムとしては、LMS((Least Mean Squar
e)アダプティブアレー、RLS(Recursive Least Squares)
アダプティブアレーやSMI(Sample Matrix Inversion)ア
レー等がある。なお、このようなアダプティブアンテナ
信号処理方式は、例えば、鷹尾和昭:”アダプティブア
ンテナ理論体系”,信学論(B-II),Vol.J75-B-II,N
o.11,pp.713-720(1992年11月発行)、小川恭孝,菊間
信良:”アダプティブアンテナ理論の進展と今後の展
望”,信学論(B-II),Vol.J75-B-II,No.11,pp.721-
732(1992年11月発行)あるいは、「ディジタル移動通
信のための波形等化技術」1996年6月トリケッフ゜ス発行、101-
116ヘ゜ーシ゛に記載されているように周知である。
【0012】拘束条件付き適用アルゴリズム11として
は、簡易なLMS(Least Mean Square)アルゴリズム、収束
特性の優れるRLS(Recursive Least Squares)アルゴリズ
ム等が使用でき、アレー出力と参照信号との誤差からア
ダプティブアレーのウェイトを制御する。
【0013】最大電力遅延波抽出用アレー処理部は、直
接波抽出用アレー処理部と同様に最大電力遅延波抽出用
ステアリングベクタアレー16および拘束条件付き適用
アルゴリズム17からなる。アルゴリズム17はアルゴ
リズム11と同じものであり、各アレーアンテナの復調
信号から最大電力遅延波を抽出するように動作する。
【0014】図3は、アレー処理部における動作を示す
説明図である。直接波抽出用アレー10の出力には1、
2、4シンボル遅延波を抑圧して直接波と3シンボル遅
延波成分が出力される。また、最大電力遅延波抽出用ア
レーにおいても、1、2、4シンボル遅延波を抑圧して
3シンボル遅延波および直接波成分が出力される。な
お、図3において実線は直接波抽出用アレーの指向特
性、点線は最大電力遅延波抽出用アレーの指向特性を示
している。
【0015】アレー処理とMLSEの結合処理部は、アレー
出力推定器であるレプリカ生成器12、18およびマル
チトレリスビタビアルゴリズム23等からなる。レプリ
カ生成器12、18は、トランスバーサルフィルタ等を
使用して、求められたチャネルインパルス応答(CIR)
と既知のトレーニング信号あるいは候補信号を畳み込ん
で希望波に対する参照信号あるいはレプリカを生成す
る。
【0016】加算器13、19はアレー10、16の出
力からレプリカ生成器12、18の出力を減算し、誤差
信号を出力する。該誤差信号は拘束条件付き適用アルゴ
リズム11、17にそれぞれ入力されると共に、絶対値
2乗計算器14、20に入力される。絶対値2乗計算器
14、20の出力信号は乗算器15、21にそれぞれ入
力され、後述する重み係数#0、#1がそれぞれ乗算さ
れ、それぞれのアレーにおけるブランチメトリックとし
て出力される。加算器22はそれぞれの乗算器の出力信
号を加算し、ビタビアルゴリズム23に出力する。ビタ
ビアルゴリズム23は、合成されたブランチメトリック
に基づいて受信信号系列を推定し、該系列および候補信
号を出力する。
【0017】マルチトレリス構造のビタビアルゴリズム
について説明する。例えばトレーニングモードにおける
パス選択で直接波と3シンボル遅延波のタップを選択し
たとすると、受信信号をアレーに通すことにより直接波
と3シンボル遅延波の合成波が得られる。そこで、選択
した2タップの差分、即ち3組だけ最尤系列推定器を用
意して、合成したブランチメトリック系列を各組に順に
並列に振り分ける。例えば最初の組#1には1番目、4
番目、7番目…のブランチメトリックが割り当てられ
る。この割り当てられたブランチメトリックに対応する
アレー出力信号は連続した畳み込み信号となっている。
このため3組の系列推定器として周知のビタビアルゴリ
ズムを使用する場合、ビタビアルゴリズムの状態数を変
調多値数に減らすことができ、計算量が大幅に減少す
る。
【0018】図5は、レプリカ生成器の動作を示す説明
図である。ビタビアルゴリズムでは直接波と最大電力遅
延波に対する候補信号を発生する。アレー出力レプリカ
生成器12、18は、例えばトランスバーサルフィルタ
により構成され、直接波および最大電力遅延波(3シン
ボル遅延波)に相当する候補信号とそれぞれの推定チャ
ネルインパルス応答(図5においてはh^0(k)、h^3(k))
とを畳み込んで、各アレー出力に対するレプリカをそれ
ぞれ生成する。
【0019】次に、トレーニング期間における動作を説
明する。トレーニング期間においては伝送路のインパル
ス応答、取り込む遅延波、アレーウェイト、重み係数が
決定される。まず、各アンテナからの受信信号を用いて
各アンテナ毎に直接波と数シンボル遅延波までのチャネ
ルインパルス応答の推定を行う。そして、各遅延波のチ
ャネルインパルス応答の絶対値の2乗を計算し、各遅延
タイミング毎に全てのアンテナでのチャネルインパルス
応答の電力の和を計算する。その後、各遅延タイミング
の中からチャネルインパルス応答の電力和が最大の遅延
タイミングを検出する。図2に示す例においては、各遅
延波の電力を比較すると3シンボル遅延波の電力が最大
なので、希望波として3シンボル遅延波が選択される。
【0020】次に、直接波のインパルス応答をアレー出
力における直接波成分の応答を決定する拘束ベクトルと
して、アレーウェイトとアレー出力応答(チャネルイン
パルス応答)を拘束条件付き最小2乗法を用いて計算す
る。このときアレー出力応答は直接波だけでなく3シン
ボル遅延波についても行う。図3に示すように、直接波
のインパルス応答を拘束ベクトルとして制御するアレー
は直接波と3シンボル遅延波成分を出力し、他の遅延波
を抑圧する。
【0021】次に、選択した遅延波のインパルス応答を
拘束ベクトルとして、アレーウェイトとアレー出力応答
を拘束条件付き最小2乗法を用いて計算する。図3に示
すように、このアレーも直接波成分と3シンボル遅延波
を出力し、他の遅延波を抑圧する。
【0022】更に、得られたアレーウェイトと出力応答
を用いて、トレーニング区間での受信信号を再び用いて
誤差信号から累積誤差電力を計算し、トレーニング終了
時に累積シンボル数で正規化(除算)して平均誤差電力
を求める。そして、直接波のチャネルインパルス応答ベ
クトルの電力和を計算して、平均誤差電力で除算するこ
とにより、アレー出力信号の品質を推定する。選択した
遅延波抽出用アレーについてもこの操作を同様に行う。
この各パスダイバーシチブランチの推定品質((SINR)
を用いて、直接波抽出用アレー出力信号と選択した遅延
波抽出用アレー出力信号の品質に比例した重み係数#
0、#1を求める。
【0023】データ区間においては、選択した遅延波の
遅延タイミングに応じて最尤系列推定用にビタビアルゴ
リズムのサブセットトレリスを用意する。サブセットト
レリス数は選択した遅延波の遅延シンボル数に対応す
る。即ち遅延シンボル数が3であれば3組のサブセット
トレリスを用意する。
【0024】次に、候補信号に対してアレー出力と最尤
系列推定器からのレプリカとの誤差を計算する。また、
同じ候補信号に対して3シンボル遅延波抽出用のアレー
についても同様に行い、誤差を計算する。そして、これ
らの誤差の絶対値2乗を計算してトレーニングモードに
おいて計算したパスダイバーシチ合成係数を用いて、図
4に示すように重み付けを行いブランチメトリック合成
を行う。
【0025】その後、ブランチメトリックを図4に示す
ようにシリアルーパラレル変換器30によってシリアルー
パラレル変換して各サブセットトレリス23に振り分け
る。そして、各サブセットトレリス毎にビタビアルゴリ
ズムを用いて送信信号の推定を行う。最後に各ビタビア
ルゴリズムの推定系列をパラレル-シリアル変換器31
によってパラレル-シリアル変換して送信系列を推定す
る。
【0026】図8は、実施例の構成を示す機能ブロック
図である。ここで適応アルゴリズムとしては単拘束LMS
アルゴリズムや単拘束SMIアルゴリズムなどを用いるこ
とができる。図7は、計算機シミュレーションによる実
施例の特性改善例を示すグラフである。縦軸はビット誤
り率、横軸は最大電力遅延波の遅延量である。
【0027】条件は変調方式がQPSK、復調方式は準
同期検波としている。アルゴリズムはトレーニング期間
で単拘束SMIアルゴリズムを用いてアレーウエイトとイ
ンパルス応答を求め、トレーニング期間の後尾16シンボ
ルを用いて平均誤差電力を計算する。更にパスダイバー
シチ合成用重み係数を求めてデータ区間で用いる。ま
た、アレー出力信号が直接波成分と2シンボル遅延波成
分を含んでいるため、マルチトレリスビタビ等化部で
は、ビタビアルゴリズムを2つ用意し、受信信号系列を
交互にシリアル-パラレル変換して独立にビタビアルゴ
リズムで送信信号を推定する。そのため、ビタビアルゴ
リズム状態数は4状態のままである。
【0028】また、アンテナ本数は4本としている。到
来波の条件は2波とし、第1波を直接波、第2波を遅延
波とし、遅延波の遅延時間を0から4シンボルまで変化
させている。また、各到来波のフェージングは各アンテ
ナで独立であるとしている。更に、各波の平均電力は等
しいとしている。
【0029】以上、実施例を開示したが、更に以下に述
べるような変形例も考えられる。実施例としては、アレ
ー処理において直接波および遅延波をそれぞれ取り込ん
でブランチメトリックの合成を行う例を開示したが、本
発明の実施においてはブランチメトリック合成処理は必
須の構成要件ではなく、例えば直接波抽出用のアレーの
みを備え、誤差をブランチメトリックとしてマルチトレ
リスビタビアルゴリズム処理を行うようにしても効果が
ある。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信電力の大きい遅延波を希望波とすることができるた
め従来方式と比べて更に大きなパスダイバーシチ利得を
得ることができ、伝送品質向上に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の信号処理機能を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】受信される直接波および遅延波の電力例を示す
説明図である。
【図3】アレー処理部における動作を示す説明図であ
る。
【図4】ブランチメトリック合成処理を示す機能ブロッ
ク図である。
【図5】レプリカ生成器の動作を示す説明図である。
【図6】本発明の受信装置のハードウェア構成例を示す
ブロック図である。
【図7】実施例の特性改善例を示すグラフである。
【図8】実施例の構成を示す機能ブロック図である。
【図9】従来例の信号処理内容を示す機能ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1…アレーアンテナ、2…線形復調器、3…A/D変換
器、4…信号処理部、10、16…アダプティブアレー
処理部、11、17…適応アルゴリズム、12、18…
レプリカ生成器、13、19…加算器、14、20…絶
対値2乗計算器、15、21…乗算器、22…加算器、
23…マルチトレリスビタビ等化器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−260941(JP,A) 特開 平6−29890(JP,A) 特開 平10−13262(JP,A) 特開 平6−53870(JP,A) 特開 平4−35546(JP,A) 特開 平4−45626(JP,A) 藤井正明、アダプティブアレーアンテ ナとMLSEの結合処理によるマルチパ ス分離・合成法に関する一検討、電子情 報通信学会技術研究報告、VOL.95、 NO.390(RCS95 97−111)、PA GE1−6 藤井正明、周波数選択性フェージング チャネルにおけるアダプティブアレーと MLSEの結合処理方式の特性に関する 一検討、電子情報通信学会技術研究報 告、VOL.96、NO.212(RCS96 52−65)、PAGE21−26 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/00 H04B 7/02 - 7/12 H04L 1/02 - 1/06 H01Q 3/00 - 3/46 H01Q 21/00 - 21/30 H01Q 23/00 H01Q 25/00 - 25/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アダプティブアレーアンテナ処理と最尤
    系列推定処理を結合した受信方法において、 各アレーにおける受信信号からチャネルインパルス応答
    を推定して遅延波プロファイルを計算し、 各遅延波の中から最大の電力を持つ遅延波を選択し、 直接波とその選択した遅延波をそれぞれ希望波として直
    接波抽出用のステアリングベクタアレーウェイトと選択
    した遅延波抽出用のステアリングベクタアレーウェイト
    を計算してパスダイバーシチ受信を行い、 選択した遅延波の遅延量に対応するマルチトレリス構造
    を持つビタビアルゴリズムを使用して、直接波と選択し
    た遅延波から系列推定を行うことを特徴とする受信方
    法。
  2. 【請求項2】 下記の(1)から(6)の工程を含む、
    アダプティブアレーアンテナ処理と判定帰還形最尤系列
    推定処理を結合した受信方法。 (1)アンテナからの受信信号についてチャネルインパ
    ルス応答の推定を行い、遅延波プロファイルを計算する
    工程。 (2)各遅延波の中から最大の電力を持つ遅延波を選択
    する工程。 (3)直接波および選択された遅延波のインパルス応答
    をそれぞれのアレー出力における直接波および遅延波成
    分の応答を決定する拘束ベクトルとし、それぞれのアレ
    ーウェイトと最尤系列推定器のチャネルインパルス応答
    を同時に制御かつ推定する工程。 (4)候補信号に対して直接波抽出用アレーおよび遅延
    波抽出用のアレーの出力と最尤系列推定器からのレプリ
    カとの誤差をそれぞれ計算する工程。 (5)品質情報に基づき誤差情報であるブランチメトリ
    ックに重み付けをした合成を行って、選択された遅延波
    の遅延量に対応したマルチトレリス構造を持つ最尤系列
    推定器を用いて送信信号系列の推定を行う工程。 (6)最尤系列推定器の各状態毎の生き残りパスに応じ
    てアレーウェイトと最尤系列推定器におけるチャネルイ
    ンパルス応答を同時に更新する工程。
  3. 【請求項3】 請求項1あるいは2のいずれかに記載の
    受信方法を実行する受信手段を備えたことを特徴とする
    受信装置。
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WO2001035549A1 (fr) * 1999-11-10 2001-05-17 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme adaptatif de communication en reseau et recepteur
JP5760814B2 (ja) * 2011-07-29 2015-08-12 富士通株式会社 受信装置

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藤井正明、アダプティブアレーアンテナとMLSEの結合処理によるマルチパス分離・合成法に関する一検討、電子情報通信学会技術研究報告、VOL.95、NO.390(RCS95 97−111)、PAGE1−6
藤井正明、周波数選択性フェージングチャネルにおけるアダプティブアレーとMLSEの結合処理方式の特性に関する一検討、電子情報通信学会技術研究報告、VOL.96、NO.212(RCS96 52−65)、PAGE21−26

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