JP2860740B2 - 系統連系保護検出装置 - Google Patents
系統連系保護検出装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
れた構内系統を遮断器を介して逆潮流ありで系統母線と
接続する系統連系方式における系統事故時の系統連系保
護検出装置に関する。
ョン等の自家用発電設備(以下自家発電設備と記す)を
系統母線と系統連系するためには図2に示す様な系統連
系保護システムを構成する必要がある。図2において、
1は系統母線、2は発電機でエンジン(図示せず)によ
り駆動される。3は発電機2の電圧を制御する自動電圧
調整装置(以下AVRと略す)、4は発電機を構内系統
に接続する遮断器、5は系統母線と構内系統とを接続す
る遮断器、6および7は構内系統に接続された負荷、8
は不足電圧継電器、9は周波数低下継電器、10は過電
圧継電器、11は過電流継電器、12は方向地絡継電
器、13は逆電力継電器で,逆潮流なしの場合に適用す
る。14は配電用変電所、15は転送遮断装置で逆潮流
ありの場合の系統事故時の変電所からの信号により遮断
器5を解除するように構成されている。なお、16およ
び17は断路器である。
統連系システムにおいて、次のような異常が発生したと
きには、即時に自家発電設備を系統母線から解列する必
要がある。 (1)コージェネ設置需要家の構内事故時 (2)系統母線、即ち、電力系統事故時
として通常図2に示す如く保護装置により検出されてい
る。すなわち、逆潮流なしの場合は過電流継電器11、
方向地絡継電器12、逆電力継電器13、周波数低下継
電器9等で自家発電設備あるいは構内系統の事故時の異
常を検出し、遮断器5を開とし系統から解列するように
している。一方、逆潮流ありの場合は、前述した継電器
等では系統の異常時の変電所遮断器の解列は検出できな
い場合があり、そのために専用線連系において転送遮断
装置15を設けて保護を行っている。逆潮流ありの場合
は、高圧配電系統を専用線連系するが、その場合に高価
な転送遮断装置15を設ける必要がある。
みてなされたもので、その目的は逆潮流ありの場合の専
用線連系において高価な転送遮断装置を設けることなく
構内設備内において系統側の事故時における発電機単独
運転を検出し、構内系統を系統母線から切り離す事がで
きる系統連系保護検出装置を提供することにある。
に、本発明の系統連系保護検出装置は、系統母線から負
荷へあるいは発電機から系統母線へ流す無効電力を設定
する無効電力設定器と、発電機及び負荷の無効電力を検
出する無効電力検出回路と、無効電力設定器の設定信号
と無効電力検出回路の検出信号を入力し、系統母線から
負荷へあるいは発電機から系統母線へ常時前記無効電力
設定器で設定した設定値の無効電力が流れるように前記
発電機の自動電圧調整装置を制御する無効電力制御回路
と、系統母線が故障し、系統母線から負荷へあるいは発
電機から系統母線への無効電力が消失したときに、系統
母線から負荷へあるいは発電機から系統母線へ無効電力
を流し続けようとする発電機の制御変化量を判別して系
統母線の故障を検出し、系統母線と構内系統を接続する
遮断器を遮断する比較回路とから構成したものである。
母線から負荷へ、あるいは、発電機から系統母線へ、無
効電力設定器で設定された無効電力、すなわち常時一定
の無効電力を供給しているため、系統母線が故障し、停
電した場合系統母線から負荷へ、あるいは、発電機から
系統母線へ供給している無効電力は零となり、発電機か
らの無効電力と負荷の無効電力が一致する。そのため、
発電機は、系統母線から負荷へ、あるいは、発電機から
系統母線へ無効電力を流し続けようと作用して発電機の
無効電力制御の偏差信号が大きくなり、その偏差信号を
検出することにより系統母線と構内系統を接続する遮断
器を速に切り離すことができる。
の系統連系システムの系統図について説明する。なお、
図2の従来例と同一符号を記したものは同一機能を有す
るものであり、その説明は省略する。
検出する無効電力検出回路、22および23は構内負荷
6および7の無効電力を検出する無効電力検出回路であ
る。24は系統母線から負荷6および7へ、あるいは、
発電機2から系統母線へ流す無効電力を設定する無効電
力設定器、25は無効電力検出回路21,22,23で
検出した発電機2および負荷6、7の無効電力の検出値
と前記無効電力設定器24の出力を入力とする無効電力
制御回路で、発電機2の電圧を制御するAVR3に制御
信号25aを出力し、系統母線から負荷6,7へ、ある
いは、発電機2から系統母線へ供給する無効電力が無効
電力設定器24で設定した無効電力量となるよう制御す
る。一方、無効電力制御回路25で演算した無効電力設
定信号と無効電力検出信号との偏差量に応じた偏差信号
25bは、比較回路26へ出力される。比較回路26で
は無効電力制御回路25からの偏差信号25bのレベル
を設定値と比較し、偏差信号25bが設定値より大きく
なると、構内系統と系統母線を接続する遮断器5を遮断
するように構成している。
図1の如く構成した系統連系システムにおいて、構内負
荷が大きい場合は、発電機2並びに系統母線1より負荷
に電力が供給され、構内負荷が軽い場合は発電機2の出
力は負荷6,7と系統母線1へ電力を供給するいわゆる
逆潮流が行われる。発電機2からの無効電力は無効電力
検出回路21で検出され、また構内負荷6および7の無
効電力は無効電力検出回路22および23にて検出さ
れ、無効電力制御回路25に入力される。無効電力制御
回路25には系統母線1から負荷6,7へ、あるいは、
発電機2から系統母線1へ供給する無効電力を設定する
無効電力設定器24の信号も入力されている。これらの
無効電力の検出値および設定値は無効電力制御回路25
で演算され、その出力は発電機2の励磁用のAVR3に
入力され、AVR3にて発電機2の励磁を制御し、系統
母線1から負荷6,7へ、あるいは、発電機2から系統
母線1へ供給される無効電力が無効電力設定器24で設
定された値になるように調整される。この時無効電力制
御回路25の偏差、即ち、無効電力検出器21,22,
23で検出された発電機2と負荷6,7の無効電力検出
信号と無効電力設定器24で設定された無効電力設定信
号との偏差量は常に零になる。
連系システムにおいて、系統母線1に事故が発生し電力
系統に停電が発生した場合に、系統母線1から負荷6,
7へ、あるいは、発電機2から系統母線1へ供給されて
いた無効電力は供給出来なくなる。系統母線1から負荷
6,7へ、あるいは、発電機2から系統母線1への無効
電力供給がされないと、構内負荷6、7が要求する無効
電力は全て発電機2から供給することになる。ここで、
系統母線1から負荷6,7へ供給している無効電流が消
失した場合を見ると無効電力制御回路25は系統母線1
からの無効電力を増加させる様に、すなわち発電機2の
電圧を減少させるように動作するが、系統母線から負荷
6,7への無効電力は供給されないため、無効電力制御
回路25の偏差信号25b即ち、無効電力検出器21,
22,23で検出された発電機2と負荷6,7の無効電
力検出信号と無効電力設定器24で設定された無効電力
設定信号との偏差量は+側に大きくなり、比較回路26
の動作レベルに達し、比較回路26は系統母線と構内系
統を接続する遮断器5にしゃ断信号を出力し、遮断器5
を切り離すことになる。また、発電機2から系統母線1
に供給している無効電流が消失した場合を見ると、無効
電力制御回路25は、発電機2から系統母線1への無効
電力を増加させる様に、すなわち、発電機2の電圧を増
加させるように動作するが、発電機2から系統母線1に
無効電力が供給できないため無効電力制御回路25の偏
差信号25bは一側に大きくなり、比較回路26の動作
レベルに達し、比較回路26は系統母線と構内系統を接
続する遮断器5にしゃ断信号を出力し、遮断器5を切り
離すことになる。
線から負荷へ、あるいは、発電機から系統母線へ常時一
定の無効電力を流すように発電機の出力電圧を制御して
おき、系統母線の故障時に生じる系統母線から負荷へ、
あるいは、発電機から系統母線へ流れていた無効電流の
消失を回復しようとする発電機制御信号の変化量を判別
して系統母線の故障を検出するように構成したものであ
るので、電力系統停止時に配電用変電所からの信号を受
け無くても構内の電力情報を基に電力系統の停止を検出
することができるため、受電線送り出し遮断器と自家発
電設備需要家受電点遮断器との間に高価な転送遮断装置
を設けること無く、速やかに受電点遮断器を切り離すこ
とができる。
系システムの系統図。
図。
置、4,5…遮断器、6,7…構内負荷、8…不足電圧
継電器、9…過電圧継電器、10…過電圧継電器、11
…過電流継電器、12…方向地絡継電器、13…逆電力
継電器、14…配電用変電所、15…転送遮断装置、1
6,17…断路器、21,22,23…無効電力検出回
路、24…無効電力設定器、25…無効電力制御回路、
26…比較回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 発電機と負荷が接続された構内系統を遮
断器を介して系統母線と接続している系統連系の保護検
出装置において、前記系統母線から負荷へあるいは発電
機から系統母線へ流す無効電力を設定する無効電力設定
器と、前記発電機及び負荷の無効電力を検出する無効電
力検出回路と、前記無効電力設定器の設定信号と前記無
効電力検出回路の検出信号を入力し、系統母線から負荷
へあるいは発電機から系統母線へ常時前記無効電力設定
器で設定した設定値の無効電力を流すように前記発電機
の自動電圧調整装置を制御する無効電力制御回路と、系
統母線が故障し、系統母線から負荷へあるいは発電機か
ら系統母線への無効電力が消失したときに、系統母線か
ら負荷へあるいは発電機から系統母線へ無効電力を流し
続けようとする発電機の制御変化量を判別して系統母線
の故障を検出し、系統母線と構内系統を接続する遮断器
を遮断する比較回路とからなることを特徴とする系統連
系保護検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000233A JP2860740B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 系統連系保護検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000233A JP2860740B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 系統連系保護検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209525A JPH06209525A (ja) | 1994-07-26 |
JP2860740B2 true JP2860740B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=11468255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5000233A Expired - Fee Related JP2860740B2 (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 系統連系保護検出装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2860740B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2004042883A1 (ja) * | 2002-11-06 | 2006-03-09 | 三菱電機株式会社 | 保護継電器 |
CN102904268A (zh) * | 2012-11-07 | 2013-01-30 | 山东电力集团公司莱芜供电公司 | 一种三级联调无功补偿*** |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6046735A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-13 | 株式会社日立製作所 | 並行電力系統の解列方法 |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP5000233A patent/JP2860740B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06209525A (ja) | 1994-07-26 |
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