JP2857245B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JP2857245B2
JP2857245B2 JP2265962A JP26596290A JP2857245B2 JP 2857245 B2 JP2857245 B2 JP 2857245B2 JP 2265962 A JP2265962 A JP 2265962A JP 26596290 A JP26596290 A JP 26596290A JP 2857245 B2 JP2857245 B2 JP 2857245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、グレーティング素子を備えた光ピックアッ
プ装置に関する。
従来の技術 従来におけるグレーティング素子を備えた光ピックア
ップ装置の一例を第5図に基づいて説明する。レーザ光
源1から出射された光は、透過型グレーティング2によ
り反射され、コリメートレンズ3により平行化され、対
物レンズ4により集光されて光情報記録媒体としての光
ディスク5の面上に照射され、これにより情報の記録等
が行われる。また、光ディスク5からの反射光は、対物
レンズ4、コリメートレンズ3を順次介して、透過型グ
レーティング2に入射し、これにより高密度なグレーテ
ィング面の偏光分離性により互いに直交する2直線偏光
(S偏光波、P偏光波)に分離される。
この場合、第6図に示すように、透過型グレーティン
グ2を透過したP偏光波は、その裏面側に配設された第
一反射部材としての高反射面6により反射され、再び、
透過型グレーティング2を透過してレーザ光源1の方向
に向かう。一方、透過型グレーティング2により回折さ
れたS偏光波は、その裏面側に配設された高反射面6に
より反射され、再び、透過型グレーティング2により回
折されレーザ光源1の方向に向かう。
そして、第7図(a)(b)に示すように、それら透
過型グレーティング2から出射したP偏光波,S偏光波の
うち,P偏光波を2分割受光素子7aに検出させ、プシュプ
ル法を用いてトラックエラー信号を検出することによ
り、トラッキングサーボを行うことができる。また、S
偏光波を4分割受光素子7bに検出させ、非点収差法を用
いてフォーカスエラー信号を検出することによりフォー
カスサーボを行うことができる。
また、他の信号検出方法としては、第8図(a)
(b)に示すように、4分割受光素子8a,3分割受光素子
8bを用いて、P偏光波を4分割受光素子8aに検出させ、
S偏光波を3分割受光素子8bに検出させることにより、
スポットサイズ法を用いてフォーカスエラー信号やトラ
ックエラー信号の検出を行うことができる。
発明が解決しようとする課題 上述したような従来の装置の場合、レーザ光源1から
出射された光は、透過型グレーティング2の面で反射さ
れることによって光ディスク5の面上に集光される。こ
の場合、透過型グレーティング2のピッチは波長以上の
間隔に設定されているため、これにより反射された光は
回折光でないといえども、その波面の乱れは相当なもの
といえる。このような波面の乱れた光が対物レンズ4を
介して光ディスク5の面上に照射された場合、その光デ
ィスク5に要求される微小な領域の記録を行うことがで
きないことになる。そこで、そのような波長の乱れをな
くそうとして、高NA(開口数)の対物レンズ4を用いた
としても、回折限界までビームを絞り込むことはできな
い。
従って、このようなことから光ディスク5に要求され
る微小な領域の記録を行うことができないため、大容量
化へのネックとなっていた。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、請求項
1記載の発明では、レーザ光源から出射された光が光情
報記録媒体に向かう間の光路上に透過型グレーティング
を設け、この透過型グレーティングと一定角度をなして
第一反射部材が配設された光ピックアップ装置におい
て、前記透過型グレーティングを挾んだ前記第一反射部
材と相対する側の光路上に第二反射部材を配設した。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明におい
て、第二反射部材をプリズムの一面に形成し、この第二
反射部材の形成された側の面に透過型グレーティングを
一体化して取付けた。
請求項3記載の発明では、請求項1,2記載の発明にお
いて、第一反射部材をプリズムの一面に形成した。
請求項4記載の発明では、請求項1記載の発明におい
て、第二反射部材をプリズムの一面に形成し、この第二
反射部材の形成された面と離間して透過型グレーティン
グを対向配設した。
作用 請求項1記載の発明は、レーザ光源から出射されたレ
ーザ光は第二反射部材により反射され光情報記録媒体の
面に照射されており、従来のようにレーザ光をグレーテ
ィング面により反射させておらずオプティカルフラット
な反射面で反射させているため、光情報記録媒体に回折
限界まで絞った光を入射させることができ、これにより
光ディスクの大容量化を実現することが可能となる。
請求項2記載の発明は、第二反射部材が形成されたプ
リズムを透過型グレーティングと一体化密着させている
ため、より一段と小型化を図ることが可能となる。
請求項3記載の発明は、プリズムを第一反射部材側に
も用いており、これにより同一形状のプリズムを2個使
用することになるため入手がより一段と容易となり、し
かも、安価で保持機能の簡素化を図ることが可能とな
る。
請求項4記載の発明は、第二反射部材を入手容易なプ
リズムの面に形成しているため安価な構成とすることが
できると共に、第二反射部材と透過型グレーティングと
を離間して設けることにより、その設計の自由度をより
広げることが可能となる。
実施例 請求項1記載の発明の一実施例を第1図に基づいて説
明る。なお、従来技術(第5図〜第8図参照)と同一部
分については同一符号を用い、その同一部分についての
説明は省略する。
レーザ光源1から出射されたレーザ光が透過型グレー
ティング2に向かう間の前記透過型グレーティング2を
挾んだ第一反射部材としての高反射面6と相対する側の
光路上には、第二反射部材としての反射板9が配設され
ている。この場合、反射板9の表面は、オプティカルフ
ラットな面に仕上げられている。
このような構成において、レーザ光源1から出射され
たレーザ光は、反射板9に入射してこれにより部分反射
される。この部分反射された光は、コリメートレンズ
3、対物レンズ4を順次介して光ディスク5の面上に集
光照射され、これにより情報の記録等が行われる。ま
た、光ディスク5からの反射光は、対物レンズ4、コリ
メートレンズ3を順次介して、反射板9を部分透過して
透過型グレーティング2に入射し、これにより偏光分離
され、P偏光波とS偏光波を得る。
そして、その後は従来技術と同様にして、P偏光波は
透過型グレーティング2を透過して高反射面6により反
射され再び透過型グレーティング2を透過して2分割受
光素子7aに検出され、これによりトラックエラー信号を
得ることができる。また、S偏光波は透過型グレーティ
ング2により回折され高反射面6により反射され再び透
過型グレーティング2により回折されて4分割受光素子
7bに検出され、これによりフォーカスエラー信号を得る
ことができる。
上述したように、レーザ光源1から出射されたレーザ
光は、反射板9により反射され光ディスク5の面に照射
されており、従来のようにレーザ光を透過型グレーティ
ング2のグレーティング面により反射させていない。従
って、オプティカルフラットな反射面で反射させている
ため、光ディスク5に回折限界まで絞った光を入射させ
ことができ、これにより光ディスク5の大容量化を実現
することが可能となる。
なお、無反射コーティングを反射板9の裏面側や透過
型グレーティング2の裏面側に形成することによって反
射効率を一段と高めることができる。
次に、請求項2記載の発明の一実施例を第2図に基づ
いて説明する。ここでは、第二反射部材としての反射面
10をプリズム11の一面に形成し、この反射面10の形成さ
れた側の面に透過型グレーティング2を一体化して取付
けたものである。プリズム11としては、底辺とのなす角
が45゜の二等辺三角形を用いることができる。なお、反
射面10は、オプティカルフラットな面に仕上げられてい
る。
このような構成とすることにより、反射面10が形成さ
れたプリズム11の面に透過型グレーティング2を一体化
構成しているため、より一段と小型化を図ることが可能
となる。
次に、請求項3記載の発明の一実施例を第3図(a)
(b)に基づいて説明する。ここでは、第1反射板とし
ての高反射面6をプリズム12の一面に形成したものであ
る。
第3図(a)では、前述したプリズム11の形状と同一
な底辺とのなす角が45゜の二等辺三角形のプリズム12を
用い、また、第3図(b)では、各辺の異なる直角三角
形のプリズム13を用いた場合の例を示すものである。
このように高反射面6もプリズム12,13の一面に形成
することにより、プリズム11,12を2個使用することに
なるため、入手がより一段と容易となり、しかも、安価
な構成で、保持機能の簡素化を図ることが可能となる。
次に、請求項4記載の発明の一実施例を第4図(a)
(b)に基づいて説明する。ここでは、第二反射部材と
しての反射面10をプリズム11の一面に形成し、この反射
面10の形成された一面と離間して透過型グレーティング
2を対向配設したものである。
すなわち、第4図(a)に示すように、プリズム11の
反射面10と対向配設された透過型グレーティング2の裏
面とを間をスペーサ14を介して一体化構成し、また、第
4図(b)に示すように、プリズム11の反射面10と対向
配設された透過型グレーティング2のグレーティング面
との間をスペーサ14を介して一体化構成する。
上述したように、反射面10を入手容易なプリズム11の
一面に形成しているため、安価な構成とすることがで
き、また、反射面10と透過型グレーティング2とを離間
して設けることにより、その設計の自由度をより広げる
ことが可能となる。
発明の効果 請求項1記載の発明は、レーザ光源から出射された光
が光情報記録媒体に向かう間の光路上に透過型グレーテ
ィングを設け、この透過型グレーティングと一定角度を
なして第一反射部材が配設された光ピックアップ装置に
おいて、前記透過型グレーティングを挾んだ前記第一反
射部材と相対する側の光路上に第二反射部材を配設した
ので、レーザ光源から出射されたレーザ光は、第二反射
部材により反射され光情報記録媒体の面に照射されてお
り、従来のようにレーザ光をグレーティング面により反
射させておらずオプティカルフラットな反射面で反射さ
せているため、光情報記録媒体に回折限界まで絞った光
を入射させることができ、これにより光ディスクの大容
量化を実現することが可能となるものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、第二反射部材をプリズムの一面に形成し、この第二
反射部材の形成された側の面に透過型グレーティングを
一体化して取付けたので、より一段と小型化を図ること
が可能となるものである。
請求項3記載の発明は、請求項1,2記載の発明におい
て、第一反射部材をプリズムの一面に形成したので、プ
リズムを第一反射部材側にも用いており、これりより同
一形状のプリズムを2個使用することになるため入手が
より一段と容易となり、しかも、安価で保持機能の簡素
化を図ることが可能となるものである。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明におい
て、第二反射部材をプリズムの一面に形成し、この第二
反射部材の形成された面と離間して透過型グレーティン
グを対向配設したので、第二反射部材を入手容易なプリ
ズムの面に形成しているため安価な構成とすることがで
きると共に、第二反射部材と透過型グレーティングとを
離間して設けることにより、その設計の自由度をより広
げることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1記載の発明の一実施例を示す構成図、
第2図は請求項2記載の発明の一実施例を示す構成図、
第3図は請求項3記載の発明の一実施例を示す構成図、
第4図は請求項4記載の発明の一実施例を示す構成図、
第5図は従来例を示す構成図、第6図はその透過型グレ
ーティングの偏光分離の様子を示す説明図、第7図及び
第8図は各種受光素子の形状を示す正面図である。 1……レーザ光源、2……透過型グレーティング、5…
…光情報記録媒体、6……第一反射部材、10……第二反
射部材、11,12,13……プリズム

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光源から出射された光が光情報記録
    媒体に向かう間の光路上に透過型グレーティングを設
    け、この透過型グレーティングと一定角度をなして第一
    反射部材が配設された光ピックアップ装置において、前
    記透過型グレーティングを挾んだ前記第一反射部材と相
    対する側の光路上に第二反射部材を配設したことを特徴
    とする光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】第二反射部材をプリズムの一面に形成し、
    この第二反射部材の形成された側の面に透過型グレーテ
    ィングを一体化して取付けたことを特徴とする請求項1
    記載の光ピックアップ装置
  3. 【請求項3】第一反射部材をプリズムの一面に形成した
    ことを特徴とする請求項1,2記載の光ピックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】第二反射部材をプリズムの一面に形成し、
    この第二反射部材の形成された面と離間して透過型グレ
    ーティングを対向配設したことを特徴とする請求項1記
    載の光ピックアップ装置。
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