JP2855794B2 - ポンプ - Google Patents

ポンプ

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JP2855794B2
JP2855794B2 JP14316490A JP14316490A JP2855794B2 JP 2855794 B2 JP2855794 B2 JP 2855794B2 JP 14316490 A JP14316490 A JP 14316490A JP 14316490 A JP14316490 A JP 14316490A JP 2855794 B2 JP2855794 B2 JP 2855794B2
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茂 山崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はポンプケーシングを2分割方式とし、中間に
仕切板,シート状弾性体を設けてなる自吸式渦巻きポン
プに関するものである。
従来の技術 従来、自吸式渦巻きポンプでは、羽根車を収容するケ
ーシングと、ケーシングの羽根車収容部内に水を充満さ
せておく為の呼び水用タンクが設けられている。特にケ
ーシングと水タンクとが一体になった型のポンプとして
第7図に示されているように構成されるものがある。
第7図において、1はモータ(図示せず)と接続され
るシャフトで、先端にネジが形成されている。2はケー
シング、3は固定側メカニカルシール部であり、ケーシ
ング2に収納される。4は回転側メカニカルシール部で
ある。5は羽根車で、回転側メカニカルシール部4を装
着するスリーブ部6を有し、ケーシング2の内部に収納
される。7は呼び水用タンクを形成するケーシングカバ
ーである。8は仕切板であり、ケーシング2の開口部と
ケーシングカバー7の開口部との間に挟まれる。仕切板
8には、所定の位置に水流通用の穴が形成されている。
ケーシング2とケーシングカバー7は、双方の開口を
対向させて間に仕切板8を挟んで締め合わせる際にパッ
キン9が挿入され、ケーシング2の開口外周部とケーシ
ングカバー7の開口外周部は、パッキン9を介して固定
ビス10により水洩れなく接合される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成では、ポンプへの給水
圧が高くなりつつある近年、羽根車収納部のケーシング
呼び水用タンクを形成するケーシングカバー,パッキン
に高圧の給水圧がかかり、パッキンのシール面がケーシ
ング,ケーシングカバーよりずれ水洩れが発生するとい
う問題点があった。
また、ケーシングカバーをブラケットに固定する際、
固定ビスをパッキンの圧縮しろ以上に締めつけた場合、
パッキンの異常変形や、ケーシングカバーの固定ビス座
の部分が、応力を受けた状態となり、固定ビス座の変
形、ひいては割れを招くという問題がある。
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、
高圧の給水圧下においてもパッキンよりの水洩れ防止が
可能なポンプを提供することを目的とするものである。
また、ケーシングカバー固定ビス座への応力を緩和さ
せ、パッキン,ケーシングカバーの耐久性を向上させる
ことが可能なポンプを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 そこで、本発明の第1の発明は、ケーシングと相対す
るケーシングカバーの外周部に内周側は勾配を有するシ
ート状弾性体の飛び出し防止用リブを設け、シート状弾
性体の外周部をケーシングの外周部とケーシングカバー
のリブとの間に挟まれるよう設けたものである。
また、本発明の第2の発明は、ケーシングカバーの外
周部と相対するケーシングのビス用の穴の外周部に突起
を設け、シート状弾性体の外周部をケーシングカバーの
外周とケーシングの突起との間に挟まれるようにしたも
のである。
作用 以上のように構成したことにより、ポンプへの給水圧
が高い場合でもケーシングカバーのパッキン飛び出し防
止用リブにより、パッキン外周部のシール面のずれ防止
が可能となり、水洩れ防止が可能となる。又、ケーシン
グカバーを固定する際、ケーシングのケーシングカバー
受け用突起により、ケーシングカバーの固定ビス座の部
分の変形防止が可能となる。又、ケーシングにシート状
弾性体を装着する際、ケーシングカバー受け用突起をガ
イドとしてシート状弾性体の位置決めが容易にできる。
更に固定ビスの締めつけによる固定ビス周りのシート状
弾性体のはみ出し防止も可能となる。
実施例 以下、図面に基づいて本発明の実施例について説明す
る。第2図及び第3図は本実施例におけるポンプのケー
シングカバーを示すものである。第2図において、11は
一方に開口が形成され、呼び水用タンクを形成するケー
シングカバーである。12は外部から水が流れ込む給水
口、13は流れ込んだ水をケーシング内に導くための水
路、14は水路13を形成する側壁である。15は側壁14と外
壁16との間に形成された水タンク部である。17は外部に
水を流出させるための流出口である。18はケーシングの
外壁に添うように設けられた凸状のリブで、その内側に
はケーシングへの装着が容易に出来るよう勾配を形成し
ている。
第3図は、線A−A′で切断した場合のケーシングカ
バー11に形成した凸状のリブ18の様子を示すものであ
る。
第1図は組み上がった状態で、ポンプの断面を示すも
のである。第1図において、11は給水口12、流出口17、
水タンク部15と凸状リブ18を有するケーシングカバー、
19はケーシングである。20はケーシング19内に収納され
た羽根車、21は羽根車20のスリーブ、22はモータ(図示
せず)に接続される回転シャフト、23はケーシング19に
収納され、ポンプ部と大気をシールする固定側メカニカ
ルシール部、24は羽根車20のスリーブ21に装着され、ス
リーブ21と固定側メカニカルシール部23をシールする可
動側メカニカルシール部である。25はケーシング19の開
口とケーシングカバー11の開口を仕切るように設けら
れ、所定の位置に水流通用の開口が形成された硬質材よ
りなる板状の仕切板、26はケーシング19とケーシングカ
バー11との間で挟持されるシート状弾性体である。
次に動作について説明する。まず、始動時ではケーシ
ングから押し出された水は水タンク部15に流れ込み水と
一緒に押し出された空気のみが流出口17より外部へ流出
する。給水口12から水が流入して本格的な水送出状態に
入ると、水タンク部15は水が充満し、あふれた水が流出
口17より外部へ流出する。
第4図〜第6図は本発明の第2の実施例を示すもの
で、上記実施例と同一構成部分には同一符号を付し、そ
の説明を省略する。図に示す如く、ケーシング19には固
定ビス用穴27を有すると共に、このケーシング19は6ケ
所の固定ビス用穴27の外縁部にケーシングカバー受け用
突起28を有し、固定ビス29によりケーシングカバー11と
接合される。
上記構成において、ケーシングカバー11をブラケット
30に固定する際、ケーシング19のケーシングカバー受け
用突起28により、ケーシングカバー11の固定ビス座の部
分の変形防止が可能となる。又、ケーシング19にシート
状弾性体26を装着する際、ケーシングカバー受け用突起
28をガイドとしてシート状弾性体26の位置決めが容易に
できる。更に固定ビス29の締めつけによる固定ビス周り
のシート状弾性体のはみ出し防止も可能となる。
発明の効果 以上のように、本発明はケーシングと相対するケーシ
ングカバーの外周部にパッキンの飛び出し防止用リブを
設けることにより、ポンプへの給水圧が高くなってもシ
ート状弾性体外周部のシール面のズレ防止が可能とな
り、水洩れ防止が可能となる。かつケーシングへの装着
も容易となり、水洩れに関する品質の向上と組立作業性
の容易化を図るものであり、その実用的効果の大きいも
のである。
また、ケーシングの固定ビス用穴の外縁部にケーシン
グカバー受け用の突起を設けることにより、部品の強度
の向上、組立作業性の容易化を実現するものであり、そ
の実用的効果の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における自吸式渦巻きポンプ
の縦断面図、第2図は本発明の実施例におけるポンプの
ケーシングカバーの平面図、第3図は第2図A−A′線
における拡大断面図、第4図は本発明の他の実施例にお
けるポンプの断面図、第5図は同ケーシングの正面図、
第6図は第5図A−A′線における拡大断面図、第7図
は従来例を示す断面図である。 11……ケーシング、18……リブ、20……羽根車、19……
ケーシングカバー、25……仕切板、26……シート状弾性
体、28……ケーシングカバー受け用突起。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方に開口が形成されたケーシングと、一
    方に開口が形成され、前記ケーシングの開口を覆うよう
    に取付けられるケーシングカバーと、前記ケーシングに
    収容される羽根車と、前記ケーシングの開口とケーシン
    グカバーの開口を仕切るように設けられ、所定の位置に
    水流通用の開口が形成された硬質材よりなる板状の仕切
    板と、前記ケーシングと前記ケーシングカバーとの間で
    挟持されるシート状弾性体とにより構成され、前記ケー
    シングの外周部と相対する前記ケーシングカバーの外周
    部に内周側は勾配を有する凸起状のリブを設け、前記シ
    ート状弾性体の外周部を前記ケーシングの外周部と前記
    ケーシングカバーの外周部と前記凸起状のリブとの間に
    挟まれるように設けたことを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】一方に開口が形成されかつ外周部にビス用
    の穴が形成されたケーシングと、一方に開口が形成さ
    れ、前記ケーシングの開口を覆うように取付けられるケ
    ーシングカバーと、前記ケーシングに収容される羽根車
    と、前記ケーシングの開口とケーシングカバーの開口を
    仕切るように設けられ、所定の位置に水流通用の開口が
    形成された硬質材よりなる板状の仕切板と、前記ケーシ
    ングと前記ケーシングカバーとの間で挟持されるシート
    状弾性体とにより構成され、前記ケーシングカバーの外
    周部と相対する前記ケーシングの穴の外周部に突起を設
    け、前記シート状弾性体の外周部を前記ケーシングカバ
    ーの外周部と前記ケーシングの外周部と前記突起との間
    に挟まれるように設けたことを特徴とするポンプ。
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JP4843959B2 (ja) * 2005-02-23 2011-12-21 パナソニック電工株式会社 自吸式ポンプ
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