JP2855388B2 - 発電・電動機を持つターボチャージャを備えた多気筒型ガスエンジン - Google Patents

発電・電動機を持つターボチャージャを備えた多気筒型ガスエンジン

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JP2855388B2
JP2855388B2 JP4209514A JP20951492A JP2855388B2 JP 2855388 B2 JP2855388 B2 JP 2855388B2 JP 4209514 A JP4209514 A JP 4209514A JP 20951492 A JP20951492 A JP 20951492A JP 2855388 B2 JP2855388 B2 JP 2855388B2
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gas
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英男 河村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ナチュラルガスを燃
料とする発電・電動機を持つターボチャージャを備えた
多気筒型ガスエンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナチュラルガスを主燃料とするエ
ンジンは、コジェネレーション型エンジンとして、政
府、官公庁研究機関或いは民間会社で開発が進められて
いる。このコジェネレーション型エンジンは、動力を発
電機で電気エネルギーとして取り出し、排気ガスエネル
ギーが有する熱を熱交換器で水を加熱して温水にして給
湯用として利用している。そして、このコジェネレーシ
ョン型エンジンは、都市内電気供給システムとして利用
されることが期待されている。
【0003】ナチュラルガスを燃料とするエンジンとし
て、例えば、特開昭54−156911号公報、特開昭
63−6358号公報、特開平1−232119号公
報、実公平3−41068号公報に開示されたものがあ
る。
【0004】特開昭54−156911号公報に開示さ
れた内燃機関は、吸入空気を圧縮して主燃焼室に供給
し、吸入空気の一部をジェットセル点火室中に供給し、
パラフィン系の炭化水素燃料を上記ジェットセル点火室
中に噴射して濃厚な混合物を生成し、吸入空気と混合物
を更に圧縮し、パラフィン系の炭化水素燃料を主燃焼室
中に噴射し、一方で吸入空気と混合物を更に圧縮して希
薄な混合物を主燃焼室内に生成させ、ジェットセル点火
室中の混合物を両混合物の完全圧縮が達成される前に点
火して熱いガスの流れを生成し、該熱いガスの流れを主
燃焼室内の上記混合物中に投入してこの主燃焼室内の混
合物を点火し、NOX の生成を低減するものである。
【0005】また、特開昭63−6358号公報に開示
されたガスエンジン駆動型ヒートポンプシステムは、可
燃ガスをバッファタンクに貯留し、このバッファタンク
より可燃ガスを複数台のヒートポンプに蓄えられた駆動
用ガスエンジンに分配供給し、ヒートポンプで気液分離
後の温泉水を所要温度に加熱し、加熱後の温泉水を熱負
荷に供給するように構成してあるものであり、バッファ
タンクに圧力センサーを設けると共に、圧力センサーに
よるバッファタンクの検出圧が高圧設定圧から低圧設定
圧に低下する毎に、ガス供給対象ヒートポンプの数順次
減少させる制御手段を有しているものである。
【0006】また、特開平1−232119号公報に開
示された水素・液化天然ガス用エンジンは、エンジンの
低負荷運転状態においては燃料たる水素と液化天然ガス
との何れか一方を供給すると共に、エンジンの高負荷運
転状態においては燃料たる液化天然ガスを供給すべき制
御手段を設けたものである。
【0007】更に、実公平3−41068号公報に開示
されたガス焚きディーゼルエンジンは、液体燃料を噴射
する液体燃料噴射弁とガス燃料を噴射するガス燃料噴射
弁をシリンダカバーに設けた二元燃料噴射式であり、ガ
ス燃料噴射弁とガス燃料が貯蔵された液化燃料ガスタン
クとの間を高圧ガス路及び低圧ガス路の2系統のガス路
にて接続し、上記各ガス路中にはガス燃料を異なる圧力
に加圧してガス燃料噴射弁に送給する高圧圧縮機及び低
圧圧縮機がそれぞれ設けられると共に、ガス燃料噴射弁
は高圧ガス路から高圧ガスを噴射する高圧ガス噴口と低
圧ガス路からの低圧ガスを噴射する低圧ガス噴口とを有
するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ナチュ
ラルガスを燃料とするガスエンジンは、燃料がガス体で
あるので、ガソリンと同じように燃料ガスを吸気バルブ
から吸入され、圧縮、着火されるので、圧縮比を大きく
することができず、理論熱効率(η=仕事の熱換算/燃
料の熱量)は必ずしも高くない。通常使用されているガ
スエンジンは、圧縮比が12〜13程度であり、理論熱
効率は48%に過ぎないものであり、ガスエンジンの動
力を電気エネルギーにした場合には、総合熱効率は34
〜35%で、場合によっては30%を割るような効率で
ある。従って、冷却水損失及び排気ガスエネルギーとし
ては、燃料の65〜70%のものが放出されることにな
り、この熱エネルギーを熱交換器によって温水を作り、
給湯用にしても一般の発電装置では該温水が余り多量で
一般給湯設備では十分に利用できないという現状であ
る。従って、ガスエンジンから得られる電気エネルギー
としては、コストの高いものになる。しかも、このよう
なガスエンジンは、圧縮比が18以上であるディーゼル
エンジンの理論熱効率57%とは、大幅に異なるもので
ある。
【0009】そこで、ガスエンジンから電気エネルギー
として取り出す場合に、熱効率を向上させることが望ま
れているのが現状である。ガスエンジンは、ナチュラル
ガスを燃料とするものであり、燃料が気体である。そこ
で、吸入行程でガスを吸入し、次いで圧縮すると、高圧
縮となり温度が高くなり、自己着火の現象即ちノッキン
グが発生する。しかるに、ナチュラルガスのガス燃料は
圧縮比が12以下でないと、自己着火するものである。
また、エンジンの熱効率については、圧縮比が小さいと
熱効率が小さくなることは理論計算により明らかであ
る。従って、ガスエンジンでは、ガス燃料の自己着火を
避けて、圧縮比を如何に高くするかの課題がある。
【0010】また、コジェネレーション型エンジンで
は、ブレーキを掛けたり或いは坂道を走行したりする自
動車のエンジンの負荷変動のようには、回転速度と負荷
変動は大きくない。そこで、同一回転で負荷が変化して
も効率の良いエンジンとして電気エネルギーとしての熱
効率(η=仕事の熱換算/燃料の熱量)を向上させるこ
とが重要である。また、オットサイクルのエンジンで
は、全負荷の時には35%以上の熱効率を持つエンジン
では、負荷の小さい時には25%まで熱効率が低下す
る。
【0011】そこで、この発明の目的は、上記の課題を
解決することであり、気筒からの排気ガスエネルギーで
駆動される複数のターボチャージャを有し、高負荷では
両ターボチャージャのコンプレッサを利用して二段過給
を行ってブーストを上げ、部分負荷では一方のターボチ
ャージャ側に排気する気筒を休筒し、残りの気筒のエン
ジンでは全負荷とし、エンジンの負荷変動に対して高効
率を維持できる発電・電動機を持つターボチャージャを
備えた多気筒型ガスエンジンを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、複数の気筒内を往復運動する各ピストンの
往復運動を回転運動に変換して回転する回転軸を有する
ナチュラルガスを燃料とする多気筒型ガスエンジンにお
いて、複数の気筒の排気管を集合する排気マニホルドに
取り付けた発電・電動機を持つ第1ターボチャージャ、
他の複数の気筒の排気管を集合する排気マニホルドに取
り付けた発電・電動機を持つ第2ターボチャージャ、前
記各発電・電動機で発生した電力が供給される前記回転
軸に取り付けた誘導電動機、エンジン負荷を検出するセ
ンサー、及び該センサーの部分負荷信号に応答して前記
第1ターボチャージャ側の前記各気筒を休筒させる制御
を行うコントローラ、を有することを特徴とする発電・
電動機を持つターボチャージャを備えた多気筒型ガスエ
ンジンに関する。
【0013】また、この発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンにおいて、前記各
気筒の各吸排気弁を電磁力で駆動する電磁弁駆動装置を
有し、前記各気筒の休筒は前記各吸排気弁をピストンの
上死点で閉鎖して行うものである。
【0014】また、この発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンにおいて、例え
ば、4気筒エンジンでは、休筒する前記各気筒を第1気
筒と第4気筒としたものである。
【0015】また、この発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンにおいて、前記第
1ターボチャージャのタービン上流側排気通路に連通し
た前記第2ターボチャージャのタービン下流側排気通路
に設けた第1制御弁、前記第2ターボチャージャの前記
タービン下流側排気通路を大気開放する排気通路に設け
た第2制御弁、前記第1ターボチャージャのコンプレッ
サの吸気ポートへの吸気通路に設けた第3制御弁、該第
3制御弁の上流側の前記吸気通路と前記第2ターボチャ
ージャのコンプレッサの吸い込み側の通路とを連通する
二段吸気通路に設けた第4制御弁、及び前記第2ターボ
チャージャの前記コンプレッサの吸い込み側の前記通路
に設けた第5制御弁を有することを特徴とする請求項1
に記載の発電・電動機を持つターボチャージャを備えた
多気筒型ガスエンジン。前記主室及び前記副室を形成す
る前記壁体、シリンダライナ及びピストンヘッドを耐熱
性に優れたセラミックスで作製したものである。
【0016】
【作用】この発明による発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンは、上記のように
構成されており、次のように作用する。即ち、この多気
筒型ガスエンジンは、複数の気筒の排気管を集合する排
気マニホルドに取り付けた発電・電動機を持つ第1ター
ボチャージャと他の複数の気筒の排気管を集合する排気
マニホルドに取り付けた発電・電動機を持つ第2ターボ
チャージャとを有し、エンジン負荷を検出するセンサー
の部分負荷信号に応答してコントローラの指令で前記第
1ターボチャージャ側の前記各気筒を休筒させる制御を
行うので、エンジンに負荷変動が生じても高効率を維持
することができる。
【0017】また、この発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンは、前記第1ター
ボチャージャと前記第2ターボチャージャの上下流側に
上記5つの制御弁を設けているので、エンジン負荷に応
じて前記各制御弁の開閉を制御することによって、熱効
率の最大領域を選定してエンジンを運転することができ
る。
【0018】即ち、エンジン負荷が1/4負荷の時に
は、気筒を休筒させ、一部の気筒を作動することで、そ
の気筒の負担する負荷を高めて熱効率を高くすることに
よってエンジンの熱効率を効果的に向上させることがで
きる。また、エンジンが部分負荷の時には、一部の気筒
を休筒させることで、他の気筒が負担する負荷が大きく
なり、その気筒に連結した一方のターボチャージャがフ
ル回転することになり、熱効率は大きくなり、ターボチ
ャージャで発生する電気エネルギーが最大限に取り出さ
れることになる。負荷が定格以上のオーバロードした場
合には、2つのターボチャージャをフル回転させてブー
ストを上げてエネルギーを吸収して効率良く作動する。
また、エンジンでは、燃焼の順序が、クランクシャフト
のねじりが発生しないように、第1気筒−第3気筒−第
4気筒−第2気筒であるから、組にするのは第1気筒と
第4気筒の組と、第2気筒と第3気筒の組とが好ましい
ことになる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による発電
・電動機を持つターボチャージャを備えた多気筒型ガス
エンジンの実施例を説明する。図1はこの発明による多
気筒型ガスエンジンの一実施例を示す説明図、図4は図
1の多気筒型ガスエンジンに組み込んだターボチャージ
ャを示す説明図、及び図5はこの多気筒型ガスエンジン
の作動の一実施例を示す説明図である。
【0020】図示のように、ナチュラルガスを燃料とす
る多気筒型ガスエンジンは、四気筒型ガスエンジンの一
例が示されており、複数の気筒、即ち、第1気筒41、
第2気筒42、第3気筒43及び第4気筒44を有して
いる。この多気筒型ガスエンジンは、各気筒内を往復運
動する各ピストン15の往復運動をコンロッド及びクラ
ンクシャフトを介して回転運動に変換して回転する回転
軸66、及び回転軸66に取り付けた誘導電動機72を
有している。更に、この多気筒型ガスエンジンは、第1
気筒41と第4気筒44の排気通路59を集合する排気
マニホルド53に取り付けた発電・電動機49を持つ第
1ターボチャージャ45、及び第2気筒42と第3気筒
43の排気通路57を集合する排気マニホルド58に取
り付けた発電・電動機50を持つ第2ターボチャージャ
46を備えている。また、各発電・電動機49,50で
発生した電力は、発電機或いは誘導電動機72の磁界を
作るため、誘導電動機72のステータ73に供給されて
消費されるように構成されている。
【0021】この多気筒型ガスエンジンは、各気筒4
1,42,43,44の各吸排気弁20,32を電磁力
で駆動する電磁弁駆動装置を有している。この多気筒型
ガスエンジンでは、エンジン負荷を検出するセンサー7
4、及び該センサー74の部分負荷信号に応答して第1
ターボチャージャ45側の第1気筒41と第4気筒44
を休筒させる制御を行うコントローラ75を有してい
る。そして、第1気筒41と第4気筒44の休筒は、各
吸排気弁20,32をピストンの上死点で閉鎖するよう
に設定されている。
【0022】この多気筒型ガスエンジンは、第1ターボ
チャージャ45のタービン47の上流側の排気通路59
に連通した第2ターボチャージャ46のタービン52の
下流側の排気通路70に設けた第1制御弁61、第2タ
ーボチャージャ46のタービン42の下流側の排気通路
70を大気開放する排気通路71に設けた第2制御弁6
2、第1ターボチャージャ45のコンプレッサ48の吸
気ポート25への吸気通路54に設けた第3制御弁6
3、該第3制御弁63の上流側の吸気通路54と第2タ
ーボチャージャ46のコンプレッサ51の吸い込み側の
吸気通路56とを連通する二段吸気通路55に設けた第
4制御弁64、及び第2ターボチャージャ46のコンプ
レッサ51の吸い込み側の吸気通路56に設けた第5制
御弁65を有している。
【0023】この多気筒型ガスエンジンは、次のように
作動させることができる。図5に示すように、定格1と
しては、1/4負荷以下の場合には、第2気筒42と第
3気筒43を作動し、第1気筒41と第4気筒44を休
筒する。そして、第1制御弁61、第3制御弁63及び
第4制御弁64を閉鎖し、また、第2制御弁62及び第
5制御弁65を開放する。それによって、第2ターボチ
ャージャ46のみが作動し、第1ターボチャージャ45
は非作動状態になる。そして、排気ガスは排気通路57
及び排気マニホルド58を通って第2ターボチャージャ
46のタービン52へ送り込まれ、タービン52を駆動
して第2制御弁62を通って排気通路71から排気され
る。タービン52の駆動によって排気ガスが有するエネ
ルギーは発電・電動機50で電気エネルギーとして回収
され、その電力は誘導電動機72の磁界を作るための電
力として消費される。また、タービン52の駆動によっ
て吸入空気は、吸気通路56及び第5制御弁65を通っ
て第2ターボチャージャ46のコンプレッサ51で過給
され、該過給気は吸気通路54から吸気マニホルド67
及び吸気ポート25を通って第2気筒42と第3気筒4
3に供給される。従って、第2気筒42と第3気筒43
の負荷の分担分が大きくなり、熱効率は有効に向上させ
ることができると共に、排気ガスエネルギーは有効に回
収される。
【0024】次に、定格2としては、1/4〜3/4負
荷の場合には、第2気筒42と第3気筒43を作動し、
第1気筒41と第4気筒44を休筒する。そして、1/
4〜2/4負荷の時、第1制御弁61、第3制御弁63
及び第4制御弁64を閉鎖し、また、第2制御弁62及
び第5制御弁65を開放する。それによって、第2ター
ボチャージャ46のみが作動し、第1ターボチャージャ
45は非作動状態になる。そして、排気ガスは排気通路
57及び排気マニホルド58を通って第2ターボチャー
ジャ46のタービン52へ送り込まれ、タービン52を
駆動して第2制御弁62を通って排気通路71から排気
される。タービン52の駆動によって排気ガスが有する
エネルギーは発電・電動機50で電気エネルギーとして
回収され、その電力は誘導電動機72の磁界を作るため
の電力として消費される。また、タービン52の駆動に
よって吸入空気は、吸気通路56及び第5制御弁65を
通って第2ターボチャージャ46のコンプレッサ51で
過給され、該過給気は吸気通路54から吸気マニホルド
67及び吸気ポート25を通って第2気筒42と第3気
筒43に供給されると共に、排気ガスエネルギーは有効
に回収される。
【0025】定格2における2/4〜3/4負荷の時、
排気ガスエネルギーはある程度大きいので、排気ガスエ
ネルギーからエネルギーを回収するため、第1ターボチ
ャージャ45及び第2ターボチャージャ46は作動状態
にする。この時、第2制御弁62、第3制御弁63及び
第4制御弁64を閉鎖し、また、第1制御弁61及び第
5制御弁65を開放する。それによって、第2ターボチ
ャージャ46はコンプレッサ51を駆動するが、第1タ
ーボチャージャ45はコンプレッサ48を駆動せず、発
電・電動機49で電気エネルギーを回収するエネルギー
回収装置として機能する。そして、排気ガスは、排気通
路57及び排気マニホルド58を通って第2ターボチャ
ージャ46のタービン52へ送り込まれ、タービン52
を駆動する。タービン52の駆動によって排気ガスが有
するエネルギーは発電・電動機50で電気エネルギーと
して回収され、その電力は誘導電動機72の磁界を作る
ための電力として消費される。また、タービン52から
排気された排気ガスは、排気通路70、第1制御弁6
1、排気通路59及び排気マニホルド53を通って第1
ターボチャージャ45のタービン47に送り込まれて排
気される。タービン47の駆動によって排気ガスが有す
るエネルギーは発電・電動機49で電気エネルギーとし
て回収され、その電力は誘導電動機72の磁界を作るた
めの電力として消費される。また、タービン52の駆動
によって吸入空気は第2ターボチャージャ46のコンプ
レッサ51で過給され、該過給気は吸気通路54を通っ
て吸気マニホルド67から吸気ポート25を通って第2
気筒42と第3気筒43に供給される。従って、第2気
筒42と第3気筒43の負荷の分担分が大きくなり、熱
効率は有効に向上させられると共に、排気ガスエネルギ
ーは有効に回収される。
【0026】また、定格3としては、3/4〜5/4負
荷の場合には、第1気筒41、第2気筒42、第3気筒
43及び第4気筒44を作動する。そして、第1制御弁
61及び第4制御弁64を閉鎖し、また、第2制御弁6
2、第3制御弁63及び第5制御弁65を開放する。そ
れによって、第1ターボチャージャ45と第2ターボチ
ャージャ46とはそれぞれ独立して作動状態になる。そ
して、第1気筒41及び第4気筒44からの排気ガス
は、排気通路59及び排気マニホルド53を通って第1
ターボチャージャ45のタービン47へ送り込まれ、タ
ービン47を駆動して排気される。タービン47の駆動
によって排気ガスが有するエネルギーは発電・電動機4
9で電気エネルギーとして回収され、その電力は誘導電
動機72の磁界を作るための電力として消費される。ま
た、タービン47の駆動によって吸入空気は第1ターボ
チャージャ45のコンプレッサ48で過給され、該過給
気は吸気通路54を通って吸気マニホルド67から吸気
ポート25を通って各気筒に供給される。また、第2気
筒42及び第3気筒43からの排気ガスは、排気通路5
7及び排気マニホルド58を通って第2ターボチャージ
ャ46のタービン52へ送り込まれ、タービン52を駆
動して第2制御弁62及び排気通路71を通って排気さ
れる。タービン52の駆動によって排気ガスが有するエ
ネルギーは発電・電動機50で電気エネルギーとして回
収され、その電力は誘導電動機72の磁界を作るための
電力として消費される。また、タービン52の駆動によ
って吸入空気は吸気通路56及び第5制御弁65を通っ
て第2ターボチャージャ46のコンプレッサ51で過給
され、該過給気は吸気通路54を通って吸気マニホルド
67から吸気ポート25を通って各気筒に供給される。
従って、この多気筒型ガスエンジンの熱効率は有効に向
上させることができると共に、排気ガスエネルギーは有
効に回収される。
【0027】定格4としては、5/4〜6/4負荷のオ
ーバドライブの場合には、第1気筒41、第2気筒4
2、第3気筒43及び第4気筒44を作動する。そし
て、第1制御弁61、第3制御弁63及び第5制御弁6
5を閉鎖し、また、第2制御弁62及び第4制御弁64
を開放する。それによって、第1ターボチャージャ45
と第2ターボチャージャ46とは作動状態になる。そし
て、第1気筒41及び第4気筒44からの排気ガスは、
排気通路59及び排気マニホルド53を通って第1ター
ボチャージャ45のタービン47へ送り込まれ、タービ
ン47を駆動して排気される。タービン47の駆動によ
って排気ガスが有するエネルギーは発電・電動機49で
電気エネルギーとして回収され、その電力は誘導電動機
72の磁界を作るための電力として消費される。また、
第2気筒42及び第3気筒43からの排気ガスは、排気
通路57及び排気マニホルド58を通って第2ターボチ
ャージャ46のタービン52へ送り込まれ、タービン5
2を駆動して第2制御弁62及び排気通路71を通って
排気される。タービン52の駆動によって排気ガスが有
するエネルギーは発電・電動機50で電気エネルギーと
して回収され、その電力は誘導電動機72の磁界を作る
ための電力として消費される。更に、タービン47の駆
動によって吸入空気は第1ターボチャージャ45のコン
プレッサ48で過給され、該過給気は吸気通路54、第
4制御弁64、二段吸気通路55及び吸気通路56から
第2ターボチャージャ46のコンプレッサ51で二段過
給され、ブーストを上昇させて過給気は吸気通路54を
通って吸気マニホルド67から吸気ポート25を通って
各気筒に供給される。従って、この多気筒型ガスエンジ
ンは、オーバロードの負荷に見合ってブーストが上げら
れ、その熱効率は、有効に向上させることができると共
に、排気ガスエネルギーは有効に回収される。
【0028】この多気筒型ガスエンジンは、必ずしも遮
熱型ガスエンジンを組み込む必要はないが、この実施例
では、図2及び図3に示すように、副室2を備えたナチ
ュラルガスを燃料とする遮熱型ガスエンジンを用いた例
について説明する。図2はこの多気筒型ガスエンジンに
組み込んだ遮熱型ガスエンジンの一実施例を示す断面図
である。図3は図2の線A−Aにおける断面図である。
この遮熱型ガスエンジンは、シリンダブロック14、シ
リンダブロック14に固定されたシリンダヘッド7、シ
リンダヘッド7に形成された吸気ポート25、吸気ポー
ト25に配置された吸気弁20、シリンダヘッド7に形
成された排気ポート31、排気ポート31に配置された
排気弁32、シリンダヘッド7に形成した穴部19に配
置した遮熱構造の壁体3で形成した副室2、シリンダブ
ロック14に形成した孔部21に嵌合したシリンダライ
ナ22、該シリンダライナ22に形成したシリンダ18
内を往復運動するピストン15、シリンダ18側に形成
される遮熱構造の主室1、及び主室1と副室2とを連通
する壁体3に形成した連絡孔30を有している。
【0029】この遮熱型ガスエンジンにおいて、主室1
はシリンダヘッド7に形成した穴部9に嵌合した壁体で
あるヘッドライナ10で形成されている。ヘッドライナ
10は、シリンダ18の一部を構成するライナ上部28
とヘッド下面部11から構成されている。ヘッド下面部
11の上面には、副室2を構成する壁体3が一体的に形
成されている。壁体3は、シリンダヘッド7の穴部19
に嵌合した上部壁体12と下部壁体13から構成されて
いる。ヘッド下面部11には、吸排気弁20,32のバ
ルブシート26と連絡孔弁4のバルブシート24が形成
されている。
【0030】この遮熱型ガスエンジンにおいて、燃料と
してのナチュラルガスを収容した燃料タンク27、燃料
タンク27からのナチュラルガスを蓄圧する蓄圧室6、
蓄圧室6のナチュラルガスを燃料入口23から副室2に
供給するため、副室2と蓄圧室6を連通する燃料通路
8、主室1と副室2とを連通する連絡孔30に配置した
連絡孔弁4、燃料入口23に配置して吸入行程に開放し
て副室2にナチュラルガスを供給する燃料弁5を有して
いる。
【0031】また、連絡孔30の領域では、燃焼ガスで
高温になるため、連絡孔30に配置した連絡孔弁4は高
温強度を有する耐熱性に優れた窒化ケイ素、炭化ケイ素
等のセラミックスから製作されている。燃料弁5は、電
磁力で開閉される電磁駆動バルブであり、エンジン負荷
に応じて開弁期間が決定されている。燃料弁5が燃料入
口23を開放することによって、ナチュラルガスである
ガス燃料が蓄圧室6から必要量だけ副室2に供給され
る。ピストン15は、耐熱性に優れた窒化ケイ素等のセ
ラミックスから成るピストンヘッド16と、ピストンヘ
ッド16に結合リング29でメタルフローによって固定
したピストンスカート17から構成されている。
【0032】主室1を形成する壁体であるヘッドライナ
10、副室2を形成する壁体3を構成する上部壁体12
と下部壁体13、シリンダライナ22及びピストンヘッ
ド16は、耐熱性に優れた窒化ケイ素等のセラミックス
で作製されている。従って、燃焼後期のガス温度が高く
なっても十分な強度を有し、未燃炭化水素HC等の排出
が少なくなり、高効率エンジンを達成できる。
【0033】この遮熱型ガスエンジンは、上記のように
構成されており、次のように作動される。この遮熱型ガ
スエンジンは、吸入行程、圧縮行程、膨張行程及び排気
行程の4つの行程を順次繰り返すことによって作動され
るものであり、まず、吸入行程では、吸気弁20が吸気
ポート25を開放して主室1に吸入空気が供給され、連
絡孔弁4によって連絡孔30を閉鎖した状態で燃料弁5
を開放して燃料通路8を通じて蓄圧室6から副室2にナ
チュラルガスの燃料が供給される。この時、副室2に
は、燃焼後の排気ガスが残留しているので、蓄圧室6か
らのガス燃料が導入されると、ガス燃料は受熱して副室
2内で活性化する。
【0034】次に、この遮熱型ガスエンジンにおいて、
圧縮行程では、連絡孔バルブ4によって連絡孔30を閉
鎖しておき、主室1での吸入空気の圧縮圧力を大きくす
る。次いで、圧縮行程終盤で連絡孔弁4が連絡孔30を
開放し、連絡孔30を通じて高圧縮で高温化した空気を
主室1から副室2へ流入させ、該吸入空気は活性化した
ガス燃料と混合を促進して着火燃焼し、燃焼が急速に進
展して副室2の火炎が主室1へ噴出し、膨張行程へ移行
し、主室1に存在する新気と混合を促進して短期間に燃
焼を完結する。この膨張行程では、連絡孔30の開放状
態を維持して副室2から主室1へ火炎を噴出させて仕事
をさせ、排気行程終了付近で連絡孔30を閉鎖する。
【0035】この遮熱型ガスエンジンは、上記のよう
に、副室2に連絡孔30と燃料入口23を設け、ナチュ
ラルガスを溜めた燃料タンク27からのナチュラルガス
を蓄圧室6に蓄圧し、該蓄圧室6のナチュラルガスを連
絡孔弁4で連絡孔30を閉鎖した状態で燃料入口23か
ら副室2内に供給し、また吸気ポート25から主室1へ
吸入した吸入空気を連絡孔弁4で連絡孔30を閉鎖した
状態で副室2には吸入空気が供給されない状態でピスト
ン15の上昇の圧縮行程で圧縮されるので、吸入空気が
主室1内で高圧縮比になっても副室2内に供給された燃
料が自己着火することなく、ノッキングが発生すること
がない。また、連絡孔弁4が連絡孔30を開放すること
で、主室1から高圧縮比の吸入空気が副室2に流入して
燃料ガスと吸入空気とが混合して着火し、当量比の大き
い燃料リッチな状態で高速燃焼してNOX の発生が抑制
される。更に、燃焼後の排気ガスを含んだ副室2には、
蓄圧室6からのガス燃料が導入され、該ガス燃料は受熱
して活性化する。
【0036】
【発明の効果】この発明による発電・電動機を持つター
ボチャージャを備えた多気筒型ガスエンジンは、上記の
ように構成されており、次のような効果を有する。即
ち、この多気筒型ガスエンジンは、複数の気筒の排気管
を集合する排気マニホルドに取り付けた発電・電動機を
持つ第1ターボチャージャと他の複数の気筒の排気管を
集合する排気マニホルドに取り付けた発電・電動機を持
つ第2ターボチャージャとを有し、エンジン負荷を検出
するセンサーの部分負荷信号に応答してコントローラの
指令で前記第1ターボチャージャ側の前記各気筒を休筒
させる制御を行うので、エンジンに負荷変動が生じても
高効率を維持することができる。
【0037】また、この発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンは、前記第1ター
ボチャージャと前記第2ターボチャージャの上下流側に
上記5つの制御弁を設けているので、エンジン負荷に応
じて前記各制御弁の開閉を制御することによって、熱効
率の最大領域を選定してエンジンを運転することができ
る。
【0038】また、この多気筒型ガスエンジンは、前記
各気筒の各吸排気弁を電磁力で駆動する電磁弁駆動装置
を有し、前記各気筒の休筒は前記各吸排気弁をピストン
の上死点で閉鎖して行うので、休筒する気筒に対して無
駄仕事をさせることがなく、熱効率を向上させることが
できる。また、休筒する前記各気筒は第1気筒と第4気
筒に設定することによって、エンジンの駆動バランスを
最適状態にでき、クランクシャフトに捩じり等を発生さ
せることがなく、エンジンをスムースに運転することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による発電・電動機を持つターボチャ
ージャを備えた多気筒型ガスエンジンの一実施例を示す
説明図である。
【図2】この多気筒型ガスエンジンに組み込んだ遮熱型
ガスエンジンの一実施例を示す断面図である。
【図3】図2の線A−Aにおける断面図である。
【図4】図1の多気筒型ガスエンジンに組み込んだター
ボチャージャを示す説明図である。
【図5】この多気筒型ガスエンジンの作動の一実施例を
示す説明図である。
【符号の説明】
20 吸気弁 25 吸気ポート 31 排気ポート 32 排気弁 41 第1気筒 42 第2気筒 43 第3気筒 44 第4気筒 45 第1ターボチャージャ 46 第2ターボチャージャ 47,52 タービン 48,51 コンプレッサ 49,50 発電・電動機 53,58 排気マニホルド 54,56 吸気通路 55 二段吸気通路 57,59,70,71 排気通路 61 第1制御弁 62 第2制御弁 63 第3制御弁 64 第4制御弁 65 第5制御弁 66 回転軸 72 誘導電動機 74 センサー 75 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 23/00 F02D 23/00 D F02B 37/00 301D 301E (56)参考文献 特開 平2−112619(JP,A) 特開 昭60−62625(JP,A) 特開 平4−140424(JP,A) 特開 昭59−160027(JP,A) 特開 平1−232119(JP,A) 特開 昭63−6358(JP,A) 特開 昭54−156911(JP,A) 実開 平1−149534(JP,U) 実開 平3−41068(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02B 37/10 F02B 37/007

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の気筒内を往復運動する各ピストン
    の往復運動を回転運動に変換して回転する回転軸を有す
    るナチュラルガスを燃料とする多気筒型ガスエンジンに
    おいて、複数の気筒の排気管を集合する排気マニホルド
    に取り付けた発電・電動機を持つ第1ターボチャージ
    ャ、他の複数の気筒の排気管を集合する排気マニホルド
    に取り付けた発電・電動機を持つ第2ターボチャージ
    ャ、前記各発電・電動機で発生した電力を消費できる前
    記回転軸に取り付けた誘導電動機、エンジン負荷を検出
    するセンサー、及び該センサーの部分負荷信号に応答し
    て前記第1ターボチャージャ側の前記各気筒を休筒させ
    る制御を行うコントローラ、を有することを特徴とする
    発電・電動機を持つターボチャージャを備えた多気筒型
    ガスエンジン。
  2. 【請求項2】 前記各気筒の各吸排気弁を電磁力で駆動
    する電磁弁駆動装置を有し、前記各気筒の休筒は前記各
    吸排気弁をピストンの上死点で閉鎖して行うことを特徴
    とする請求項1に記載の発電・電動機を持つターボチャ
    ージャを備えた多気筒型ガスエンジン。
  3. 【請求項3】 休筒する前記各気筒は第1気筒と第4気
    筒であることを特徴とする請求項1に記載の発電・電動
    機を持つターボチャージャを備えた多気筒型ガスエンジ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記第1ターボチャージャのタービン上
    流側排気通路に連通した前記第2ターボチャージャのタ
    ービン下流側排気通路に設けた第1制御弁、前記第2タ
    ーボチャージャの前記タービン下流側排気通路を大気開
    放する排気通路に設けた第2制御弁、前記第1ターボチ
    ャージャのコンプレッサの吸気ポートへの吸気通路に設
    けた第3制御弁、該第3制御弁の上流側の前記吸気通路
    と前記第2ターボチャージャのコンプレッサの吸い込み
    側の通路とを連通する二段吸気通路に設けた第4制御
    弁、及び前記第2ターボチャージャの前記コンプレッサ
    の吸い込み側の前記通路に設けた第5制御弁を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の発電・電動機を持つタ
    ーボチャージャを備えた多気筒型ガスエンジン。
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