JP2855065B2 - Isdn専用線を用いたプライベート・ネットワークにおけるリルーチング方式 - Google Patents

Isdn専用線を用いたプライベート・ネットワークにおけるリルーチング方式

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JP2855065B2
JP2855065B2 JP5268515A JP26851593A JP2855065B2 JP 2855065 B2 JP2855065 B2 JP 2855065B2 JP 5268515 A JP5268515 A JP 5268515A JP 26851593 A JP26851593 A JP 26851593A JP 2855065 B2 JP2855065 B2 JP 2855065B2
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JP
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epbx
isdn
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美正 福田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル構内交換機によ
り構築されるプライベート・ネットワークにおけるリル
ーチング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の個別線専用線で構築され
たプライベート・ネットワークの中継方式例を示す図
で、デジタル電子構内交換機であるEPBX(A局)に
収容されている端末(発信者)10がEPBX(D局)
に収容されている端末(着信先)12へ接続操作をする
場合の例である。
【0003】発信者のダイヤル操作で、個別線専用線2
1を介して、EPBX(B局)へ発信し、同様に個別線
専用線22を介してEPBX(C局)へ発信する。この
とき、同図に示すようにC局で相手ルートに対し障害又
は全話中で迂回ルートがない場合、話中音(BT)接続
で呼損となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
は、EPBX(B局)に個別線専用線又はISDN専用
線の迂回ルート25があるにもかかわらず、EPBX
(C局)に発信処理を行ない、EPBX(C局)で相手
ルートが確保できない為、有効な迂回処理が行なわれな
いという問題点があった。
【0005】すなわち、個別専用線25は中継局間の障
害又は全話中の迂回ルートとしてではなく、EPBX
(E局)に収容されている端末への接続処理のときにE
PBX(C局)およびEPBX(D局)を中継しないた
めのルートとして使用されるだけであった。したがっ
て、従来技術のプライベート・ネットワークでは柔軟性
に欠け、使い勝手の悪いものであった。
【0006】本発明は個別線専用線のみならずISDN
専用線で構築されたプライベート・ネットワークにおい
てルート迂回機能が有効に行なわれないという欠点を解
消し、中継局間の障害又は全話中の際に迂回ルートを有
効に設定できるISDN専用線を用いたプライベート・
ネットワークにおけるリルーチング方式を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、ISDN専用線を収容したデジタル構内
交換機は、ISDNレイヤ3における切断メッセージの
理由情報要素を識別する手段を備え、発信局のみならず
中継局においても迂回ルートがあれば迂回処理を行な
う。
【0008】
【作用】本発明によれば、第1のデジタル構内交換機に
収容されている第1の内線端末より中継局を介して第2
のデジタル構内交換機に収容されている第2の内線端末
への接続処理を行うISDN専用線を用いたプライベー
ト・ネットワークにおけるリルーチング方式において、
各デジタル構内交換機間ではISDN回線のDチャネル
を介して呼設定を行い、この呼設定を行ったデジタル構
内交換機からISDNレイヤ3情報要素の理由情報を含
めた切断メッセージを受信すると、この切断メッセージ
を受信したデジタル構内交換機は迂回ルートが有るか否
かを判断し、迂回ルートが有る場合にはこの切断メッセ
ージを送信したデジタル交換機との呼の解放処理を行う
とともに、迂回ルートでの新たな発呼処理を行う。
【0009】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるISD
N専用線を用いたプライベート・ネットワークにおける
リルーチング方式の実施例を詳細に説明する。
【0010】図2は、本発明によるISDN専用線で構
築されプライベート・ネットワークの実施例を示す中継
方式であり、ここには従来技術で説明した図5と同様に
EPBX(C局)とEPBX(E)局間が障害又は全話
中の場合を示している。なお、本実施例では局間の中継
線1〜5はISDN専用線が用いられている。
【0011】図3は、図2に示したISDN専用線にお
ける迂回ルートが無い場合の通常のシーケンス例であ
る。したがってこのシーケンス例ではリルーチングを行
わない場合、すなわち図2に示したEPBX(B局)−
EPBX(E局)間のISDN専用線5が無い場合の端
末10から端末12への接続処理例を示している。
【0012】EPBX(A局)に収容されている端末
(発信者)10のダイヤル操作で、ISDN専用線1を
介して、呼設定(SETUP)メッセージを送出し、E
PBX(B局)より呼設定受付(CALL_PROC)
メッセージを受信する。同様にEPBX(B局)では呼
設定(SETUP)メッセージの接続先番号(着番号)
を翻訳し、ISDN専用線2を介して発信操作を行な
う。
【0013】しかし、EPBX(C局)は、EPBX
(E局)の中継ルートが障害又は全話中で迂回ルートが
ない為、通常の切断メッセージ(DISC)をEPBX
(B局)に行う。EPBX(B局)はEPBX(C局)
と同様に迂回ルートがあるかどうかを判断するが、この
場合にはISDN専用線5が無い為、EPBX(A局)
に対して切断シーケンス(DISC)を行うとともに、
EPBX(C局)に対し解放メッセージ(REL)を送
信し、C局より解放完了メッセージ(REL_COM
P)を受信することで解放シーケンスを終了する。
【0014】EPBX(A局)は、切断メッセージ(D
ISC)をEPBX(B局)より受信すると、発信者の
端末10に対し話中音(BT)接続で呼損とするととも
に、EPBX(B局)に対し解放メッセージ(REL)
や解放完了メッセージ(REL_COMP)の解放シー
ケンスを行う。
【0015】図1は、図2のISDN専用線5によって
リルーチング処理を行う場合の実施例を示すシーケンス
例であり、図4はそのときのリルーチング処理の概要フ
ローチャートである。以下、これら図を用いてEPBX
(A局)に収容されている端末10よりEPBX(D
局)に収容されている端末12への接続処理を説明す
る。
【0016】図1において、EPBX(A局)に収容さ
れている発信端末10のダイヤル操作により、EPBX
(A局)はEPBX(B局)に対してISDN専用線1
のDチャネルを介して呼設定(SETUP)メッセージ
を送出し、EPBX(B局)より呼設定受付(CALL
_PROC)メッセージを受信する。同様にEPBX
(B局)では呼設定(SETUP)メッセージの接続先
番号(着番号)を翻訳し、ISDN専用線2を介して発
信操作を行う。
【0017】しかし、図2に示すようにEPBX(C
局)では相手ルートに対し、障害又は全話中で迂回ルー
トがない為、EPBX(B局)に対してISDNレイヤ
3情報要素の理由情報(例えば、#3:相手ルートな
し)を含めた切断(DISC)メッセージを送出する。
そして、EPBX(B局)はEPBX(C局)に対し解
放メッセージ(REL)を送信し、C局より解放完了メ
ッセージ(REL_COMP)を受信する。ここまでの
シーケンスは図3で示した通常のISDN専用線のシー
ケンスと同じである。
【0018】一方、EPBX(B局)ではISDNレイ
ヤ3情報要素の理由情報を含めた切断(DISC)メッ
セージを受信すると、図4のフローチャートに示すよう
に、迂回ルートが有るかどうかを判断し、迂回ルートが
有りかつそれが“空”の場合はリルーチング処理を行な
う。すなわち、EPBX(B局)−EPBX(C局)間
の呼の解放処理を行った後、迂回ルートであるISDN
専用線5に対して新たに発信シーケンス(SETUP,
CALL PROC)を行い、EPBX(E局、D局)
を経由して、EPBX(D局)に収容されている着信端
末12を呼び出す。
【0019】EPBX(D局)からの呼出メッセージ
(ALERT)は、EPBX(E局)及びEPBX(B
局)を経由してEPBX(A局)に送られ、呼出し音
(RBT)が発呼端末10で聴取される。そして、着信
端末12が応答すると、同様のルートで応答メッセージ
(CONN)及び応答確認メッセージ(CONN AC
K)がEPBX(A局)に送られ、接続処理が完了す
る。
【0020】リルーチング処理は図4に示すような条件
を満足する場合に行い、これら条件を満たさない場合に
は通常の切断シーケンスを行う。以下、その条件を示
す。 (i)相手ルートより受信した切断(DISC)メッセ
ージ中の理由情報要素の理由値が、あらかじめ設定して
あるデータ値(例えば#3:相手ルートなし)と一致す
ること。 (ii)迂回ルートが有り、かつ空きチャネルがあるこ
と。
【0021】このように本実施例によれば、ISDN専
用線で構築されたプライベート・ネットワークにおい
て、相手ルートに対する障害又は全話中を認識でき、有
効な迂回ルートを見つけて迂回処理が実現できる。
【0022】なお、ISDN専用線はプロトコル・シー
ケンスが標準化されているが、本実施例はシーケンス
上、標準を準拠しており、プライベート・ネットワーク
内に本実施例に該当しないEPBXがあっても問題には
ならない。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、ISDN専用線で構築されたプライベート・ネッ
トワークにおいて、ISDNレイヤ3情報を利用して、
切断シーケンス中にリルーチング(再迂回)処理を行な
う事により、今まで呼損となっていたものを有効な迂回
を行ない呼損率を最低限に抑えられるという効果があ
る。更に特別な装置も必要としない為、非常に安価にサ
ービスを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるISDN専用線を用いたプライベ
ート・ネットワークにおけるリルーチング方式の実施例
を示すリルーチング・シーケンス。
【図2】本発明によるプライベート・ネットワークの一
実施例を示す中継方式図。
【図3】図2に示した中継方式における通常の呼処理シ
ーケンス。
【図4】本実施例におけるリルーチング処理の概要を示
すフローチャート。
【図5】従来技術におけるプライベート・ネットワーク
の中継方式図。
【符号の説明】
10,12 加入者端末 1〜5 ISDN専用線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のデジタル構内交換機に収容されて
    いる第1の内線端末より中継局を介して第2のデジタル
    構内交換機に収容されている第2の内線端末への接続処
    理を行うISDN専用線を用いたプライベート・ネット
    ワークにおけるリルーチング方式において、 各デジタル構内交換機間ではISDN回線のDチャネル
    を介して呼設定を行い、 前記呼設定を行ったデジタル構内交換機からISDNレ
    イヤ3情報要素の理由情報を含めた切断メッセージを受
    信すると、 前記切断メッセージを受信したデジタル構内交換機は迂
    回ルートが有るか否かを判断し、迂回ルートが有る場合
    には前記切断メッセージを送信したデジタル交換機との
    呼の解放処理を行うとともに、迂回ルートでの新たな発
    呼処理を行うことを特徴とするISDN専用線を用いた
    プライベート・ネットワークにおけるリルーチング方
    式。
JP5268515A 1993-10-27 1993-10-27 Isdn専用線を用いたプライベート・ネットワークにおけるリルーチング方式 Expired - Lifetime JP2855065B2 (ja)

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