JP2854729B2 - 台車による鉄道レールの通り測量方法 - Google Patents

台車による鉄道レールの通り測量方法

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JP2854729B2 JP15346591A JP15346591A JP2854729B2 JP 2854729 B2 JP2854729 B2 JP 2854729B2 JP 15346591 A JP15346591 A JP 15346591A JP 15346591 A JP15346591 A JP 15346591A JP 2854729 B2 JP2854729 B2 JP 2854729B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道レールの水平方向
の曲がり量を計測するための台車による鉄道レールの通
り測量方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道における乗心地に影響を与える列車
の動揺は、主として軌道の狂いが原因となっており、特
に長波長軌道狂いが列車の動揺に大きく関与することが
近年明らかにされてきた。軌道の狂いの測量には、上下
方向の狂い(高低狂い)を計測する水準測量と左右方向
の狂い(通り狂い)を計測する通り測量とがある。
【0003】従来の通り測量では、10m弦正矢法や2
0m弦正矢法と呼ばれる、レール上の2点間に張られた
糸とレールとの隙間を所定の間隔ごとに測定する方法
や、レール上の2点間を結ぶ基準線上にトランシットと
呼ばれる望遠鏡を備えた測量器を設置して各測定点を視
準し、基準線とレールとの隙間を測定する方法が用いら
れていた。しかし、10m弦正矢法や20m弦正矢法で
は風等によって糸が振動して正確な測定ができなかった
り、弦の長さ以上の波長をもつレールの曲がりについて
は測定できないという欠点があった。また、トランシッ
トを用いる方法では長距離のピッチでの測定が難しく、
読み取り誤差が生じるおそれがあるという欠点があっ
た。
【0004】そこで近年、これらの通り測量方法の欠点
を解決する一方法として、レーザ光線を用いたものが提
案されている。すなわち、レール上の2点間を結ぶ基準
線に対して平行にレーザ光線を照射し、受光素子列を一
次元方向に配列して成る受光器をレール上の測定点ごと
に水平面内でレールに直角に押し当て、受光素子へのレ
ーザ光線の受光位置に基づいて基準線とレールとの離れ
量を測定するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなレーザ光線を利用した従来の通り測量では、受光器
を常に水平に維持しながら基準レールに直角に当接させ
る作業を基準線に沿った複数の測定位置ごとに繰り返し
行なう必要があり、作業能率が悪いので速やかに測定し
て速やかに結論を出しにくく、線路の保全,改良がしに
くいという問題点があった。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、レーザ光線を用いた
通り測量を能率的に行なうための台車による鉄道レール
の通り測量方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 鉄道レール(R)の水平方向の曲がり量を計測する
ための台車(4)による鉄道レールの通り測量方法にお
いて、前記鉄道レールの並行する一対のレールの一方を
基準レール(11)とし、該基準レール(11)上で長
手方向に所定距離だけ離れた2点(A,B)間を結ぶ直
線を基準線(13)とし、該基準線(13)と平行な方
向にレーザ光線(LB)を照射する発光器(1)を該基
準レール(11)の近傍に配置し、水平面内で該基準レ
ール(11)に対し直交する方向に延びる受光部(2
1)を有する受光器(2)を前記鉄道レール上を移動可
能な台車(4)に装備し、前記受光部(21)が前記基
準レール(11)と一定の位置関係を維持するように該
台車(4)を移動せしめ、前記受光器(2)の出力に基
づいて前記2点(A,B)間の各測定点(p1〜p4)
における前記基準レール(11)からレーザ光線(L
B)までの距離を計測することを特徴とする台車による
鉄道レールの通り測量方法。
【0008】2 前記鉄道レールの平行する2本のレー
ル(11,12)の相対的な垂直方向の位置ずれに起因
する前記台車(4)の傾きに対し、該台車(4)の移動
に従って前記受光器(2)を水平に維持するようにした
ことを特徴とする項1記載の台車による鉄道レールの通
り測量方法、に存する。
【0009】
【作用】通り測量は、鉄道レールの並行する一対のレー
ルの一方を基準レール(11)とし、この基準レール
(11)を測定する。測定により基準レール(11)の
状態を把握して検討し限界を越えていたら、他方のレー
ル(12)を合わせて修正工事を行なうことになる。
【0010】まず、測定の準備段階として、鉄道レール
の並行する一対のレールの一方を基準レール(11)と
し、この基準レール(11)に離間した2点(A,B)
を決め、この2点(A,B)を結んだ線を基準線(1
3)とする。受光器(2)を装備した台車(4)はこの
2点(A,B)に対応して鉄道レール上を走行可能に配
置する。次に基準レール(11)の近傍に配置した発光
器(1)から基準線(13)と平行な方向にレーザ光線
(LB)を照射する。
【0011】水平面内で基準レール(11)に対し直交
する方向に延びる受光器(2)の受光部(21)はレー
ザ光線(LB)を受け、受光した位置により離間した2
点(A,B)における基準レール(11)からレーザ光
線(LB)までの距離が受光器(2)により計測され、
測定のための基準値を得る。
【0012】これで準備が完了したので、2点(A,
B)間の各測定点(p1〜p4)で測定すべく台車
(4)を移動させる。台車(4)が移動しても受光部
(21)は基準レール(11)と一定の位置関係を維持
しており、各測定点(p1〜p4)においてレーザ光線
(LB)を受けた受光器(2)の出力に基づいて各測定
点(p1〜p4)における基準レール(11)からレー
ザ光線(LB)までの距離が次々に計測される。
【0013】各測定点(p1〜p4)の計測結果は、基
準線(13)とレーザ光線(LB)とが正確に平行であ
る場合は補正を要しないが、必要により2点(A,B)
での基準値により傾きを補正して基準線(13)からの
基準レール(11)の水平方向の正確な離れ量を得る。
【0014】また、鉄道レールの並行する2本のレール
(11,12)の相対的な垂直方向の位置ずれがあると
きは、台車(4)の傾きに対し、台車(4)の移動に従
って受光器(2)を水平に維持するようにする。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図6は本発明の一実施例を示している。
【0016】図1に示すように、鉄道レールRは並行す
る一対のレール11,12により構成され、この鉄道レ
ールRのレール11,12の一方を基準レール11と
し、基準レール11上の2点A,B間を結ぶ基準線13
を設定し、基準線13からの基準レール11の水平方向
の離れ量を2点A,B間の各測定点p1〜p4ごとに計
測する。
【0017】測量方法を実施するための測量装置の概略
の構成を示すと、測量装置は、基準レール11の近傍に
配置する発光器1と、台車4に装備する受光器2と、図
外の計数手段とを備えて成る。
【0018】図2に示すように、発光器1は、基準レー
ル11に沿って基準レール11にほぼ平行な方向にレー
ザ光線LBを照射するもので、レーザダイオードから射
出されたレーザ光線をコリメータレンズで平行ビームに
し、ペンタミラーで直角に曲げ、このペンタミラーをモ
ータによって回転することにより、360度全周にレー
ザ光線LBの平行ビームを射出できるよう構成されてい
る。この構成は水平面内にレベル光線を射出する電子レ
ベルとして知られている。本実施例では、この電子レベ
ルを図3に示すように横に倒し、垂直面内で水平軸の回
りの360度全周にレーザ光線の平行ビームを射出でき
るようになっている。
【0019】受光器2は、レール11,12に沿って移
動可能な台車4に装備され、基準レール11に対してほ
ぼ垂直な方向に延びるよう配設されるもので、延出方向
であって一次元方向に500mmの長さにわたって受光
部21が設けられた電子スタッフである。受光部21に
は複数の受光素子列が連設されており、レーザ光線LB
を受光した位置により受光素子が異なることから、レー
ザ光線LBを受けたとき、受光素子の反応により基準レ
ール11に当てた基端からレーザ光線LBまでの距離を
計測するようになっている。
【0020】台車4は、受光器2の基端が基準レール1
1の内側面の基準面に当接するか、水平面内で基準レー
ル11に対し基端が所定の正確な位置関係になるよう受
光器2を支持している。受光器2の上面にはレーザ光線
LBを受けた受光部21の受光素子の受光位置を数値表
示する表示器22と、水平度を出すための水準器23と
が設けられている。
【0021】本実施例では、測量にあたり能率を上げる
ため、2台の台車4,4を対称的に配設するようにして
いるが、1台のみでも発光器1の両側で交互に利用する
ことにより測量することができることはいうまでもな
い。
【0022】図3は受光器2を装備した台車4の全体を
示している。台車4は、中央部で2つ折りに折畳み可能
な台板41と、軸受を介して回転可能に台板41の両端
にそれぞれ設けられた3つの車輪42,43,44と、
受光器2を支持する取付部45とを有している。取付部
45の一端には一対に脚46,47が設けられ、他端に
は水平調節手段が設けられている。
【0023】水平調節手段は、台板41の両側面に揺動
可能に軸支された一対のレバー31,32と、これらレ
バー31,32の先端間を連結するロッド33と、レバ
ー31に固定したナットと螺合するねじ部が形成された
操作ノブ34とから構成され、ロッド33が取付部45
を支持するようになっている。
【0024】図4および図5でわかるように、台板41
の裏面には、固定部材51が固設されている。固定部材
51は車輪42〜44の軸方向に一対の貫通孔を有し、
この貫通孔に摺動自在に挿通するU字形の鋼棒52が設
けられている。鋼棒52の両端はいずれも移動部材53
に固定され、鋼棒52と移動部材53との間にはコイル
ばね54が張設されている。取付部45の一端の脚4
6,47は台板41の一端に形成された切欠を通して下
方に突出し、脚46,47の下端に形成された溝が鋼棒
52に嵌合し、取付部45が鋼棒52の摺動と一体に変
位するよう構成されている。
【0025】さらに、台板41には操作レバー55が支
点56を中心として揺動自在に設けられており、台板4
1を貫通して下方に突出した操作レバー55の先端には
ケーブル57が結合されている。ケーブル57は台板4
1に固定されたチューブ58中に摺動自在に挿通し、端
部が移動部材53に結合されている。すなわち、操作レ
バー55を矢示C方向に倒すとケーブル57が矢示D方
向に引かれ、移動部材53および鋼棒52が矢示E方向
に移動するよう構成されている。
【0026】取付部45の端の脚46,47の先端には
位置決め基準部材48,49が設けられており、鋼棒5
2が矢示E方向に移動することによって、図5に示すよ
うに、位置決め基準部材48,49が基準レール11の
内側面の基準面に当接し、この状態で受光器2の一端面
が基準レール11と一定の位置関係を維持する測定基準
位置にあり、受光器2と取付部45とがこの状態を保持
するよう構成されている。
【0027】また、図6に示すように、測定基準位置か
らレーザ光線LBまでの距離に対応して取付部45の縦
方向に順次ずらせた位置a1,a2,a3に受光器2を
適宜に設置固定できるよう、取付部45の全長は受光器
2の3倍の長さに設定されている。したがって、レーザ
光線LBが測定基準位置から距離L1以内の範囲で受光
できる場合は受光器2を位置a1に設置し、距離L1を
越え距離L2以内の範囲で受光できる場合は位置a2
に、距離L2を越え距離L3以内の範囲で受光できる場
合は位置a3にそれぞれ設置するよう構成されている。
各設置位置での位置決めは、受光器2に設けた把手24
を取付部45に形成した長孔b1,b2,b3に嵌合さ
せることにより行なわれる。
【0028】次に作用を説明する。通り測量は、鉄道レ
ールRの並行する一対のレールの一方を基準レール11
とし、この基準レール11の通りを測定する。測定によ
り基準レール11の状態を把握して検討し限界を越えて
いたら、他方のレール12を合わせて修正工事を行なう
ことになる。
【0029】まず、測定の準備段階として、鉄道レール
の並行する一対のレールの一方を基準レール11とし、
この基準レール11に離間した2点A,Bを決め、この
2点A,Bを結んだ線を基準線13とする。受光器2を
装備した2台の台車4,4はこの2点A,Bに対応して
鉄道レール上を走行可能に配置する。取付部45の端の
位置決め基準部材48,49は基準レール11の内側面
の基準面に当接し、図3に示すように、この状態で受光
器2の一端面が基準レール11と一定の位置関係を維持
する測定基準位置にある。
【0030】次に基準レール11の近傍に配置した発光
器1から基準線13と平行な方向にレーザ光線LBを照
射する。水平面内で基準レール11に対し直交する方向
に延びる受光器2の受光部21はレーザ光線LBを受
け、受光した位置により離間した2点A,Bにおける基
準レール11からレーザ光線LBまでの距離が受光器2
により計測される。
【0031】基準点A,Bにおかれた台車4,4の受光
器2,2の表示値hを読み取り、両者の値が一致するよ
うに発光器1の方向を調節する。その結果、レーザ光線
LBの射出方向は、基準点A,Bを結ぶ基準線13に平
行な仮基準線14と一致し、測定のための基準値hが得
られる。
【0032】これで準備が完了したので、2点A,B間
の各測定点p1〜p4で測定すべく台車4を移動させ
る。移動させるには、図3の状態にある操作レバー55
を矢示方向に操作すると、コイルばね54の付勢力によ
って移動部材53が鋼棒52および取付部45と一体的
に図において左方向に移動し、位置決め基準部材48,
49が基準レール11の内側面から離れる(図4参
照)。これで台車4が開放されるので、鉄道レールR上
で車輪42〜44を転がして次の測定点まで台車4を移
動させる。
【0033】次の測定点で台車4を停止させたら、操作
レバー55を図4の矢示C方向に操作すると、移動部材
53はコイルばね54の付勢力に抗して図において右方
向に移動し、鋼棒52を介して位置決め基準部材48,
49が基準レール11の内側面に押圧され、その結果、
受光器2の一端面は基準レール11の側面と同一平面上
に位置する。次に水準器23を目視しながら操作ノブ3
4を回転して受光器2の姿勢を水平にする。そして、図
示省略した測定開始スイッチを操作することによりレー
ザ光線LBの受光位置、すなわち基準レール11の内側
面からレーザ光線LBまでの距離iが表示器22に数値
表示される。
【0034】このように台車4が移動しても受光部21
は基準レール11と一定の位置関係を維持しており、各
測定点p1〜p4においてレーザ光線LBを受けた受光
器2の出力に基づいて各測定点p1〜p4における基準
レール11からレーザ光線LBまでの距離が次々に計測
される。そして、各測定点p1〜p4の計測結果iから
先の基準値hを引けば当該測定点における基準線13と
基準レール11との離れ量dが算出される。
【0035】なお、基準線13とレーザ光線LBとが正
確に平行である前記実施例の場合は補正を要しないが、
平行でない場合は、2点A,Bでの異なった基準値に基
づく傾きにより補正して基準線13からの基準レール1
1の水平方向の正確な離れ量を得ることができる。ま
た、受光器2の出力をテータレコーダ等の記録装置に接
続することによって、基準線13からの基準レール11
の離れ両dを測定点ごとに記録し、さらにコンピュータ
に入力することによって、各種のデータ処理を行なうこ
とも可能である。
【0036】また、前記実施例においては、基準線13
が直線の場合を説明したが、基準線13が円弧の場合で
も、コンピュータ処理を併用すれば対応することがで
き、曲線区間の通り測定も可能になる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る台車による鉄道レールの通
り測量方法によれば、受光器を台車に装備し、測定点で
台車を停止したとき受光器の姿勢を正確に決めて測量を
行なうことができるようにしたから、受光器を測定点に
移動して速やかに測定を行なうことができ、線路の保
全,改良を適切にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る通り測量方法の計測状
態を示す鉄道レール回りの平面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る通り測量方法に使用す
る装置の発光器と受光器との配置を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係る通り測量方法に使用す
る台車の全体斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係る通り測量方法に使用す
る台車の要部分解斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に係る通り測量方法に使用す
る台車の要部断面図である。
【図6】本発明の一実施例に係る通り測量方法に使用す
る装置の概略平面図である。
【符号の説明】
1…発光器 2…受光器 21…受光部 4…台車 41…台板 42〜44…車輪 45…取付部 48,49…位置決め基準部材 11…基準レール LB…レーザ光線 A,B…基準点 p1〜p4…測定点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01B 11/00 - 11/30 102 G01C 9/00 - 9/36 G01C 15/00 - 15/14 B61K 9/08 E01B 27/00 - 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄道レールの水平方向の曲がり量を計測す
    るための台車による鉄道レールの通り測量方法におい
    て、 前記鉄道レールの並行する一対のレールの一方を基準レ
    ールとし、該基準レール上で長手方向に所定距離だけ離
    れた2点間を結ぶ直線を基準線とし、該基準線とほぼ平
    行な方向にレーザ光線を照射する発光器を該基準レール
    の近傍に配置し、水平面内で該基準レールに対し直交す
    る方向に延びる受光部を有する受光器を前記鉄道レール
    上を移動可能な台車に装備し、前記受光部が前記基準レ
    ールと一定の位置関係を維持するように前記台車を移動
    せしめ、該受光器の出力に基づいて前記2点間の各測定
    点における前記基準レールからレーザ光線までの距離を
    計測することを特徴とする台車による鉄道レールの通り
    測量方法。
  2. 【請求項2】前記鉄道レールの並行する2本のレールの
    相対的な垂直方向の位置ずれに起因する前記台車の傾き
    に対し、前記台車の移動に従って前記受光器を水平に維
    持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の台車
    による鉄道レールの通り測量方法。
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