JP3278418B2 - 直結軌道敷設用測定器 - Google Patents

直結軌道敷設用測定器

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JP3278418B2
JP3278418B2 JP33251799A JP33251799A JP3278418B2 JP 3278418 B2 JP3278418 B2 JP 3278418B2 JP 33251799 A JP33251799 A JP 33251799A JP 33251799 A JP33251799 A JP 33251799A JP 3278418 B2 JP3278418 B2 JP 3278418B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、直結軌道敷設用
測定器に関し、特に、鉄道線路のコンクリート路盤直結
軌道を建設するに際して使用される直結軌道敷設用測定
器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5、図7および図9を参照して直結軌
道の敷設の概要を説明する。鉄道技術分野において、レ
ール101とマクラギ102とを締結部材103により
結合一体化した結合体を軌框100と称している。この
軌框100はそのままコンクリート路盤104の近傍に
搬送されて敷設される。ここで、この搬送された軌框1
00は、クレーンによりコンクリート路盤104上方に
浮上された状態で、高低調整ジャッキおよび側方位置調
整ジャッキによりコンクリート路盤104に保持され、
ここでクレーンを解放する。次いで、この保持された状
態で、レール101の概略の高低の調整、軌框100の
概略の左右方向の位置の調整、その他の調整を測定器を
使用して高低調整ジャッキおよび側方位置調整ジャッキ
により実施する。軌框100の概略の位置決めがなされ
たところで、軌框100をコンクリート路盤104に対
する設計位置に精密に位置決め調整する。精密な位置決
め調整作業が終了したところで、マクラギ102とコン
クリート路盤104の間に填充コンクリート105を打
設する。これにより、軌框100はコンクリート路盤1
04に対して固定される。
【0003】ここで、軌框100をそのコンクリート路
盤104に対する設計位置に、精密に、能率良く位置決
めするには、軌框100の近傍に「通り」および「高
低」の基準となる各種の基準、基準標点をコンクリート
路盤104およびその近傍に設置しておくと作業上好都
合である。これら各種の基準は図8および図9に例示さ
れている。 軌道中心:敷設される左右レール間の中心線である。ス
ラックを内軌側に付けるので、必ずしも軌間の1/2で
はない。
【0004】線路中心:単線区間においては軌道中心と
一致する。複線区間においては複線の中心線を意味す
る。即ち、線路中心の左右に上下線の軌道が敷設される
ことになる。 測量中心:駅間の大部分においては、線路中心と一致す
る。駅の如く上下軌道間が拡大し、或いは軌道数が増加
する場合、これら各軌道の測量の基幹となる中心線であ
る。
【0005】構造物中心:トンネル、橋梁の如き構造物
の中心線である。これら構造物の断面図に図9(a)に
示される如くLとCとを重ね書き表示し、これにより構
造物中心を示す。軌道が直線の場合は、一般に線路中心
と一致する。軌道が曲線の場合は、通常、構造物は線路
中心より内方にシフトして建設される。カントにより走
行車両が内側に傾斜するからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の基準標点の設置
位置について考慮してみるに、図8を参照するに、以前
は、基準標点は軌道の外側に設置するのが殆んどであっ
た。この軌道の外側に設置された基準標点を参照し、
「レール据付けゲージ」を使用して基準標点に近い方の
レール101の「高さH」とレールの左右方向の位置W
を決め、反対側のレールは標準ゲージを併用して整正
し、直結軌道の敷設を実施していた。この設置の仕方を
採用して直結軌道の敷設を実施した施工実績は多数あ
り、何れも満足すべき施工結果を残している。そして、
図9に示される如く、基準標点を軌道中心線に設置する
仕方もある。即ち、基準標点を設置するに際して、先
ず、正確に軌道中心線を設定しなければならないので軌
道中心線に基準標点を設置する。
【0007】ここで、以上の基準標点の設置の仕方を比
較してみる。 基準標点を線路外に設置するにも、先ず、基準標点
を軌道中心に設置し、これを線路外に移すことになり、
精度は移すことにより当然低下するし、手間もかかるこ
とになる。 軌道周辺の構造、特に横断面の形状の違いにより、
種々の「レール据付けゲージ」が必要になる。寸法は測
量後に知ることになるので、設計製作の時間が極端に少
なくなる。「汎用のレール据付けゲージ」というものは
ない。
【0008】 レール据付けゲージは片持ち式の形状
をしており、取り扱いには通常2名の作業員を必要とす
るし、また、安定が悪いので軌框を駆動して調整するに
際してその都度取り外す必要がある。 レール据付けゲージは「通り」方向を高低測定尺の
剛性に期待して設定している。高低測定尺の撓み、スラ
イド部のガタは直接精度に影響するので、スライド部の
ガイドの間隔を拡大してガタの影響に対処することにな
る。これが大形化、重量増加につながり、取り扱いが不
便になる。
【0009】この発明は、基準標点を軌道中心線に設置
して軌框敷設作業を実施するに好適な上述した問題を解
消した直結軌道敷設用測定器を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1:軌道のレール
間隔を測定する軌間測定部3、4およびカント測定器2
を有する主幹1を具備し、回動支軸10を介して主幹1
中央部近傍に取り付けられる回動基板16を具備し、主
幹1および回動基板16の双方に結合して回動基板16
を回動支軸10に関して回動調整する回動基板鉛直調整
部7、7’、17、18を具備し、回動基板16に取り
付け固定される鉛直下方指示器8を具備し、主幹1から
鉛直下方の路盤面に到る距離を測定する高低測定装置5
を具備する直結軌道敷設用測定器を構成した。
【0011】そして、請求項2:請求項1に記載される
直結軌道敷設用測定器において、回動基板16は水平面
板19を有してこれに水準器6を具備せしめたものであ
る直結軌道敷設用測定器を構成した。また、請求項3:
請求項2に記載される直結軌道敷設用測定器において、
回動基板鉛直調整部は一端が調整ねじ支軸18を介して
主幹1に回動支持され他端側が回動基板16の水平面板
19に鉛直調整輪7、7’により鉛直調整支持される鉛
直調整ねじ17である直結軌道敷設用測定器を構成し
た。
【0012】更に、請求項4:請求項1ないし請求項3
の内の何れかに記載される直結軌道敷設用測定器におい
て、鉛直下方指示器は光軸を鉛直方向にして回動基板1
6に取り付け固定された鉛直下方指示レーザ発光器8で
ある直結軌道敷設用測定器を構成した。また、請求項
5:請求項1ないし請求項4の内の何れかに記載される
直結軌道敷設用測定器において、高低測定装置は、鉛直
下方指示器8の指示する軸方向と平行な方向に長さ調整
される高低測定尺5である直結軌道敷設用測定器を構成
した。
【0013】そして、請求項6:請求項1に記載される
直結軌道敷設用測定器において、一方の端部を回動基板
16に固定して鉛直下方指示器8の指示する軸方向およ
び回動支軸21の双方と直交する方向に延伸する副幹材
29を具備し、副幹材29には水準器22が取り付け固
定され、回動基板鉛直調整部は一端が調整ねじ支軸31
を介して主幹1に回動支持され他端側が副幹材29に鉛
直調整輪28により鉛直調整支持される鉛直調整ねじ2
4である直結軌道敷設用測定器を構成した。
【0014】また、請求項7:請求項6に記載される直
結軌道敷設用測定器において、鉛直下方指示器は光軸を
鉛直方向にして回動基板27に取り付け固定された鉛直
下方指示レーザ発光器23である直結軌道敷設用測定器
を構成した。更に、請求項8:請求項6および請求項7
の内の何れかに記載される直結軌道敷設用測定器におい
て、高低測定装置は副幹材29に関して光軸を下向きに
鋭角をなして副幹材29の端部に取り付けられる斜方指
示レーザ発光器26を有するものである直結軌道敷設用
測定器を構成した。
【0015】ここで、請求項9:請求項8に記載される
直結軌道敷設用測定器において、鋭角は45度である直
結軌道敷設用測定器を構成した。そして、請求項10:
請求項8および請求項9の内の何れかに記載される直結
軌道敷設用測定器において、斜方指示レーザ発光器26
は副幹材29の端部に取り付けられる摺動体25を介し
て取り付けられる直結軌道敷設用測定器を構成した。
【0016】また、請求項11:請求項8ないし請求項
10の内の何れかに記載される直結軌道敷設用測定器に
おいて、鉛直下方指示レーザ発光器23は副幹材29と
直交する方向に或る微小角度範囲に亘って光を放射する
構成を有するものである直結軌道敷設用測定器を構成し
た。更に、請求項12:請求項11に記載される直結軌
道敷設用測定器において、鉛直下方指示レーザ発光器2
3および斜方指示レーザ発光器26は互いに異なる波長
の光を放射するものである直結軌道敷設用測定器を構成
した。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2の実施例を参照して説明する。図1(a)は実施
例を上から視たところを示す図、図1(b)は実施例を
横から視たところを示す図、図1(c)は図1(b)に
おける線A−A’に沿った断面を矢印の向きに視たとこ
ろを示す図である。図2は実施例の斜視図である。図1
および図2の直結軌道敷設用測定器は高さ設定を高低測
定尺により実施し、「通り」の設定をレーザにより実施
するところを説明する図である。
【0018】図1および図2において、測定に際して横
方向に延伸せしめて使用される主幹1の左端には固定つ
め4が取り付け固定されると共に、右端には軌間測定つ
め3が取り付け固定されている。この直結軌道敷設用測
定器は固定つめ4を基準レールの内側面に係合させ、軌
間測定つめ3を他方のレールの内側面に係合させること
により軌間を測定する。軌間測定つめ3は、軌間測定つ
まみ15を回動して緩めることにより左右に滑動するこ
とができる。2本のレールの軌間は、主幹1の上面に取
り付け設置される軌間目盛り板13の面上を移動する軌
間測定つめ3の軌間指標14の位置により読み取り測定
することができる。カント測定器2としては種々のもの
が実用化されているが、図示されるカント測定器2はU
字管の原理を応用したものであり、アルコール温度計の
如く赤い液面の位置を目盛りにより読み取るものより成
る。以上の軌間測定およびカント測定はこの種の測定器
による主要な測定機能とされている。
【0019】ここで、この種の測定器を通常の軌間測定
およびカント測定の用に供する場合は、主幹1を構成す
る材料として木材その他の電気絶縁性が良好であると共
に軽量な材料が使用される。ところが、この実施例にお
いては、主幹1を構成する材料として機械加工精度と耐
久性に重点を置いて、金属であるアルミニウム合金押出
形材を使用し、固定つめ4のレールに載置される部分を
拡大し、測定状態における主幹1の安定度を増してい
る。
【0020】主幹1は回動基板16に対して回動支軸1
0を介して回動自在に支承されている。回動基板16の
表面には上側摺動取り付け部および下側摺動取り付け部
に嵌合して高低測定装置である高低測定尺5が取り付け
られ、裏面にはレーザ発信器8が光放射方向を鉛直方向
にして取り付け固定されている。高低測定尺5の延伸方
向およびレーザ発信器8の取り付け方向と直角をなす水
平面板19には水準器6を装着している。水平面板19
の左端には、回動基板16の回動角を制御する鉛直調整
ねじ17が貫通取り付けられており、雌ねじを有する鉛
直調整輪7、7’により上下を挟持されている。鉛直調
整ねじ17の下端は調整ねじ支点軸18に一体に固定さ
れており、鉛直調整ねじ17はこの調整ねじ支点軸18
を支軸として主幹1に関して回動自在に支承されてい
る。
【0021】次に、直結軌道敷設用測定器の実施例の使
用の仕方について説明する。図3をも参照するに、軌道
敷設予定のコンクリート路盤104には測定により基準
標点が設定されている。即ち、コンクリート路盤104
の横方向の中心である測量点から敷設される上り下り軌
道の各2本のレール間の軌心を基準標点として測定し設
定しておく。基準標点からレールレベルまでの高低差、
カント、スラックその他の数値を準備して表示してお
く。図5を参照するに、一方において、レール101に
対してマクラギ102を締結部材103を介して一定間
隔に結合一体化した軌框100を構成しておく。ここ
で、この軌框100は軌道敷設予定地に搬入され、仮受
け台に載置され、次いで、ターンバックル、高低調整ジ
ャッキその他により構成される左右の「通り」測定、高
さ駆動調整装置に受け替えられる。
【0022】先ず、直結軌道敷設用測定器をその軌框1
00の両レール101に載置する。即ち、固定つめ4を
基準レールの内側面に係合させ、軌間測定つめ3を他方
のレールの内側面に係合させて直結軌道敷設用測定器を
両レール101に載置し、スラックを含む軌間をチェッ
クする。高低測定尺5の下端がコンクリート路盤104
の面に触れる可能性がある場合は、止めねじ12を緩め
て高低測定尺5を上方に引き上げ、適当な高さのところ
で止めねじ12により止めておく。カントが付されてい
る曲線区間においては、固定つめ4は内軌側レールに当
て直結軌道敷設用測定器を適用する。必要に応じて締結
部材103を調整して軌間を適正値に調整する。
【0023】高低測定尺5で現在の高さを測定し、指定
された高さとの間の概略の差を把握しておく。正確な高
低測定は、水準器6の気泡管の気泡を中央に合わせて高
低測定尺5を鉛直に調整した後に行うが、この場合は概
略の高さが測定されれば事足りるので、気泡の位置およ
び基準標点の位置を気にしないで、コンクリート路盤1
04の面との間の高低差を測定する。止めねじ12を緩
め、高低測定尺5をその下端がコンクリート路盤104
の面に達するまで降下させ、その時の値をミラー11を
介して、高低測定尺5の側面の高低目盛り20から読み
取る。ミラー11を具備しない場合、低い姿勢で目盛り
を読まなければならないが、ミラー11はこの様な不都
合を解消する効果を奏す。
【0024】カント測定器2により現在のカントを読み
取り、指定カントとの間の差を把握する。概略高さとカ
ントの調整すべき値が測定されたので、左右レールの何
れかの側を上げ、或いは下げてカントを調整し、規定値
に合わせる。図1(c)を参照するに、直結軌道敷設用
測定器をそのままの状態に保持してレーザ発信器8の電
源を入れ、基準標点との間の離れ量を測定する。なお、
9は電池である。基準標点の中心とレーザ光の中心が一
致する様に軌框100を左、或いは右へ移動させ、「通
り」方向の調整を行う。この時、高低測定尺5は少し上
げておいた方が良い。
【0025】今度は、鉛直調整輪7、7’を上下させて
水準器6の気泡管の気泡を正しく中央に合わせ、高低測
定尺5を正確に鉛直に調整した後、基準標点までの高低
差の測定を行う。高低の調整は、先に調整済みのカント
を狂わせない様に、左右両レール101を同量上下させ
る必要がある。軌框100を左右方向に移動させたこと
により、先に調整済みの高さおよびカントに狂いが生ず
る恐れがあるので、高さおよびカントをチェックをし、
必要に応じて再調整して軌框100の敷設位置の確定は
終了する。
【0026】図3および図4を参照して直結軌道敷設用
測定器の第2の実施例を説明する。図3(a)は第2の
実施例を上から視たところを示す図、図3(b)は第2
の実施例を横から視たところを示す図、図3(c)は図
3(b)における線A−A’に沿った断面を矢印の向き
に視たところを示す図である。図4は第2の実施例の斜
視図である。この第2の実施例は、高さの設定を側方か
ら光を放射する斜方指示レーザ発光器をも使用して実施
し、「通り」の設定を鉛直下方指示レーザ発光器により
実施する2レーザ直結軌道敷設用測定器である。第2の
実施例において、先の実施例の参照符号と共通する参照
符号を付与された部材は互いに同一の部材を示す。
【0027】主幹1は、回動基板27に対して、回動支
軸21により回動自在に支承されている。回動基板27
の前面には、鉛直下方指示レーザ発光器23が下向き
に、且つ、その光軸が回動支軸21と直交する向きに装
着されている。この第2実施例においては、鉛直下方指
示レーザ発光器23には次に説明される副幹材29と直
交する方向に或る微小角度範囲に亘って光を放射する構
成を付与する。そして、鉛直下方指示レーザ発光器23
および後で説明される斜方指示レーザ発光器26を互い
に異なる波長の光を放射するものに構成する。回動基板
27の上面には、副幹材29が、鉛直下方指示レーザ発
光器23の光軸と直交し、カントが0の時に主幹1の上
面と平行に、突出して取り付け固定されている。副幹材
29には水準器22がやゝ右寄りの位置に固定され、摺
動体25が左端寄りに摺動自在に装着されている。摺動
体25にはスポット光を放射する斜方指示レーザ発光器
26が右下がりに45度傾斜して取り付け固定されてい
る。水準器22と摺動体25の間には鉛直調整ねじ24
が副幹材29を貫通して上部に出ている。鉛直調整ねじ
24の下端は調整ねじ支軸31により、主幹1に回動自
在に固定されている。鉛直調整輪28は、上下動を抑制
されて鉛直調整ねじ24と螺合しているので、鉛直調整
輪28を回転させることにより副幹材29の左側は、回
動支軸21を支点として上下動する。
【0028】斜方指示レーザ発光器26は、摺動体25
に図示される如く45度の角度で傾斜して装着してお
り、鉛直下方指示レーザ発光器23の鉛直方向光軸、副
幹材29、斜方指示レーザ発光器26の光軸の3本の線
は正3角形を構成している。従って、摺動体25を左右
に移動することにより、斜方指示レーザ発光器26の光
軸が鉛直下方指示レーザ発光器23の光軸を切る位置は
上下動し、摺動体25の移動量と光軸を切る位置の上下
移動量の比率は1:1である。副幹材29に目盛り30
を付し、摺動体25の位置を読み取る構成を具備してお
くことにより、両レーザ光の合致点の位置、即ち、レー
ルレベルから下面の任意の位置を予め設定しておける理
屈であり、図1および図2の高低測定尺5の機能を移転
し得ることになる。
【0029】ここで、直結軌道敷設用測定器の第2の実
施例の使用の仕方を、図3、図4および図6を参照して
説明する。測定を実施するに先立って実施される各種の
準備は先の実施例の場合と同様である。先の実施例は、
軌間を測定するに際して、高低測定尺5を使用するもの
であるところからこれを上方に引き上げておく操作を必
要とする場合があったが、第2の実施例はこの必要はな
い。他は先の実施例と同様である。
【0030】現在の概略高さを測定するところから説明
する。図3および図6に示される如く、直結軌道敷設用
測定器の第2の実施例は、軌間測定状態において軌框1
00を構成するレール101に載置される。ここで、鉛
直下方指示レーザ発光器23および斜方指示レーザ発光
器26の電源を入れる。なお、9は電池である。概略高
さを測定するところであるので、鉛直軸の調整は特に必
要はない。コンクリート路盤104面において斜方指示
レーザ発光器26の放射するスポット光が鉛直下方指示
レーザ発光器23の放射するライン光の右側に位置して
いるか、或は左側に位置しているかを見る。右側に位置
していれば、摺動体25を左方に移動させることにより
コンクリート路盤104の面においてスポット光を左方
に移動させることができ、スポット光をライン光に合致
させる。左側に位置していれば、摺動体25を右方に移
動させてコンクリート路盤104の面においてスポット
光を右方に移動させることができ、スポット光をライン
光に合致させる。スポット光とライン光が合致したとこ
ろで、目盛り30の値を読み取り、これを概略高さとす
る。
【0031】カント測定器2から現在のカントを読み取
る。左右レール101の何れか一方を上げ、或いは下げ
て軌框100のカントの調整を行う。次に、水準器22
の気泡を中央に位置させるべく、鉛直調整輪28を回し
て調整する。気泡が右方に位置している時は鉛直調整輪
28を反時計方向へ回して上げる。水準器22の気泡が
中央に位置している時、鉛直下方指示レーザ発光器23
の放射するライン光は鉛直下方を照射する。
【0032】軌框100の「通り」方向の調整を行う。
即ち、鉛直下方指示レーザ発光器23の放射するライン
光が基準標点の中心に一致するまで、軌框100全体を
左右方向に移動させて左右方向の位置を調整する。軌框
100全体を左右に移動させたことにより、調整済みの
カントに変化が生ずる恐れがあるので、カントをチェッ
クし、必要に応じて再調整する。水準器22の気泡位置
も確認する。カントの再調整をした場合に、これに対応
して「通り」の微動調整も要することになる。
【0033】摺動体25をその箇所の規定高さに合わせ
る。摺動体25を目盛り30の相当する値の位置に移動
させ固定する。軌框100の「高さ」方向の調整を行
う。「高さ」の基準はコンクリート路盤104に打ち込
まれている基準標点の頭頂面である。従って、「高さ」
方向の調整に先だって、斜方指示レーザ発光器26の放
射するスポット光が基準標点の中心に来る様に測定器の
設置位置を調整する必要がある。この状態で「高さ」方
向の調整を開始する。斜方指示レーザ発光器26の放射
するスポット光が鉛直下方指示レーザ発光器23の放射
するライン光の右側に位置する時は、軌框100の位置
が設定値よりも高いことを示しているので、軌框100
を降下させる。スポット光がライン光の左側に位置する
時は、軌框100の位置が低いことを示しているので軌
框100を上昇させる。軌框100の上昇、降下に際し
て左右レール100を鉛直方向に同量を上昇、降下する
と、調整済みの、カント、「通り」に変化を与えること
を回避することができる。しかし、注意して軌框100
を上下に駆動しても、先に調整済みのカント、「通り」
に変化を生ぜしめる恐れがあるので、それらをチェック
し、必要に応じて再調整する。
【0034】調整済みのカント、「通り」の再調整が必
要になるか否かは、軌框の駆動調整装置の構造、性能に
大きく影響される。例えば、駆動調整装置は、これを油
圧装置により好適に構成することにより、操作者は一人
で済み、左右レールを同量同時に上下することができる
ものとなるが、これをねじ式のジャッキを採用して構成
すると、操作者は左右レールに一人ずつ合計二人を必要
とすることとなり、同量同時駆動はかなり困難になる。
【0035】第1の実施例は、上述した通り、高低測定
尺5を予め扛上しておく操作を必要としたが、第2の実
施例は鉛直下方指示レーザ発光器23および斜方指示レ
ーザ発光器26を使用することにより高低測定するので
高低測定尺5を必要とはせずに、カント測定、カント設
定、「通り」方向調整、「高さ」調整作業を実施するこ
とができる。また、鉛直下方を照射するレーザ光として
ライン光を採用することにより、「通り」調整作業にお
いて、測定器が基準標点の直上位置から僅かにずれてい
ても、基準標点をラインとして捕捉すればよいので、作
業員の負担を軽減することができる。更に、斜方指示レ
ーザ発光器26の傾斜して放射される「高さ」設定用の
レーザ光はスポット光であるので、その判別は容易であ
り、スポット光が鉛直ライン光の右側に位置するのか、
或いは左側に位置するのかの判別も容易になし得る。
【0036】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明に依れ
ば、基準標点は軌道中心に設置するので設置精度を良好
に設置することができると共に設置作業も簡単であり、
容易短時間に設置することができる。そして、従来は軌
框が敷設される構造物の寸法に合わせて専用の数種類の
測定器を製造準備する必要があった。これら専用の測定
器は、数種類準備しても、他の構造物、作業現場に転用
される利用可能性は殆んどなかった。ところが、この発
明の直結軌道敷設用測定器は、軌框が敷設される構造物
がトンネル、高架橋その他の種々の構造物に変化して
も、何れの場合にも共通して使用することができる。ま
た、基準標点は両レールのほぼ1/2の点の直下に設置
されているので、軌道用標準ゲージの機能を併せ持たせ
ることができ、使用時の安定性も向上する。更に、主幹
と基準標点との間が距離的に近いので、測定に際して生
起する誤差の拡大要素は少ない。
【0037】ここで、鉛直下方指示レーザ発光器を具備
すると共に、鉛直下方指示器の指示する軸方向と平行な
方向に長さ調整される高低測定尺を高低測定装置として
具備し、測定に際して「通り」方向の測定は鉛直下方指
示レーザ発光器に依存することとし、高低測定尺は高低
測定専用として鉛直下方に摺動降下させて使用すること
としたので、高低測定尺は撓みとは無関係となり、ガイ
ドの遊びによる先端の捻れも測定精度に殆ど影響を与え
ず、従って、ガイドの間隔を狭めることができて測定装
置全体の軽量化に貢献する。そして、高低測定尺による
高低測定はいわゆる直接測定であるので、測定操作は容
易であると共に測定結果も直感的で明快である。また、
高低測定尺は構造も比較的単純であるので、その製造組
み立て、調整に困難を伴わない。
【0038】また、放射する光が照射面において線状に
なる鉛直下方指示レーザ発光器を使用することにより、
レールに載置された主幹の位置が基準標点の直上から僅
かにずれていても、基準標点との間の「通り」方向の位
置関係を確認することができる。そして、斜方指示レー
ザ発光器を副幹材に関して光軸を下向きに45度をなし
て副幹材の端部に取り付け、副幹材と鉛直下方指示レー
ザ光と斜方指示レーザ光の3軸より成る正三角形を形成
することにより、斜方指示レーザ発光器が固定される摺
動体の水平移動量と、放射された斜方指示レーザ光が鉛
直下方照射レーザ光と交差する点の移動量とは等しくな
る。即ち、摺動体の位置により、基準標点と主幹との間
の高低差設定ができる。あと何mm軌框を上下させれば
良いかはライン光である鉛直下方指示レーザ光と斜方指
示レーザ光の離隔距離と1:1の関係にあるので、光点
の位置を注視しつつ軌框位置を調整すれば良い。特に、
鉛直下方指示レーザ発光器を副幹材と直交する方向に或
る微小角度範囲に亘って光を放射する構成を有するもの
とし、斜方指示レーザ発光器の放射する光のスポットが
鉛直下方指示レーザ発光器の放射する鉛直ライン光の右
側に位置するのか、或いは左側に位置するのかを判別す
ることにより、軌框の高低を容易に知ることができる。
また、鉛直下方指示レーザ発光器および斜方指示レーザ
発光器を互いに異なる波長の光を放射するものに構成す
ることにより直結軌道敷設用測定器の操作取り扱いは更
に容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】実施例の斜視図。
【図3】第2の実施例を説明する図。
【図4】第2の実施例の斜視図。
【図5】軌框の敷設を説明する図。
【図6】第2の実施例による軌框の敷設を説明する図。
【図7】敷設された軌框を説明する図。
【図8】軌道の外側に設置した基準標点を説明する図。
【図9】軌道に設置した基準標点を説明する図。
【符号の説明】
1 主幹 2 カント測定器 3 軌間測定つめ 4 固定つめ 5 高低測定尺 6 水準器 7、7’鉛直調整輪 8 鉛直下方指示レーザ発光器 10 回動支軸 16 回動基板 17 鉛直調整ねじ 18 調整ねじ支軸 19 水平面板 21 回動支軸 22 水準器 23 鉛直下方指示レーザ発光器 24 鉛直調整ねじ 25 摺動体 26 斜方指示レーザ発光器 27 回動基板 28 鉛直調整輪 29 副幹材 31 調整ねじ支軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 慶尚 東京都杉並区善福寺1−24−2 (56)参考文献 特開 平7−270157(JP,A) 実公 昭59−567(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01B 35/00 G01B 21/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道のレール間隔を測定する軌間測定部
    およびカント測定器を有する主幹を具備し、 回動支軸を介して主幹中央部近傍に取り付けられる回動
    基板を具備し、 主幹および回動基板の双方に結合して回動基板を回動支
    軸に関して回動調整する回動基板鉛直調整部を具備し、 回動基板に取り付け固定される鉛直下方指示器を具備
    し、 主幹から鉛直下方の路盤面に到る距離を測定する高低測
    定装置を具備することを特徴とする直結軌道敷設用測定
    器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される直結軌道敷設用測
    定器において、 回動基板は水平面板を有してこれに水準器を具備せしめ
    たものであることを特徴とする直結軌道敷設用測定器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載される直結軌道敷設用測
    定器において、 回動基板鉛直調整部は一端が調整ねじ支軸を介して主幹
    に回動支持され他端側が回動基板の水平面板に鉛直調整
    輪により鉛直調整支持される鉛直調整ねじであることを
    特徴とする直結軌道敷設用測定器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の内の何れかに
    記載される直結軌道敷設用測定器において、 鉛直下方指示器は光軸を鉛直方向にして回動基板に取り
    付け固定された鉛直下方指示レーザ発光器であることを
    特徴とする直結軌道敷設用測定器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4の内の何れかに
    記載される直結軌道敷設用測定器において、 高低測定装置は鉛直下方指示器の指示する軸方向と平行
    な方向に長さ調整される高低測定尺であることを特徴と
    する直結軌道敷設用測定器。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載される直結軌道敷設用測
    定器において、 一方の端部を回動基板に固定して鉛直下方指示器の指示
    する軸方向および回動支軸の双方と直交する方向に延伸
    する副幹材を具備し、 副幹材には水準器が取り付け固定され、 回動基板鉛直調整部は一端が調整ねじ支軸を介して主幹
    に回動支持され他端側が副幹材に鉛直調整輪により鉛直
    調整支持される鉛直調整ねじであることを特徴とする直
    結軌道敷設用測定器。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載される直結軌道敷設用測
    定器において、 鉛直下方指示器は光軸を鉛直方向にして回動基板に取り
    付け固定された鉛直下方指示レーザ発光器であることを
    特徴とする直結軌道敷設用測定器。
  8. 【請求項8】 請求項6および請求項7の内の何れかに
    記載される直結軌道敷設用測定器において、 高低測定装置は副幹材に関して光軸を下向きに鋭角をな
    して副幹材の端部に取り付けられる斜方指示レーザ発光
    器を有するものであることを特徴とする直結軌道敷設用
    測定器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載される直結軌道敷設用測
    定器において、 鋭角は45度であることを特徴とする直結軌道敷設用測
    定器。
  10. 【請求項10】 請求項8および請求項9の内の何れか
    に記載される直結軌道敷設用測定器において、 斜方指示レーザ発光器は副幹材の端部に取り付けられる
    摺動体を介して取り付けられることを特徴とする直結軌
    道敷設用測定器。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし請求項10の内の何れ
    かに記載される直結軌道敷設用測定器において、 鉛直下方指示レーザ発光器は副幹材と直交する方向に微
    小角度範囲に亘って光を放射する構成を有するものであ
    ることを特徴とする直結軌道敷設用測定器。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載される直結軌道敷設
    用測定器において、 鉛直下方指示レーザ発光器および斜方指示レーザ発光器
    は互いに異なる波長の光を放射するものであることを特
    徴とする直結軌道敷設用測定器。
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