JP2854061B2 - 除草剤放出組成物、ならびに水生および湿地環境での植物個体群の防除方法 - Google Patents

除草剤放出組成物、ならびに水生および湿地環境での植物個体群の防除方法

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JP2854061B2 JP1507643A JP50764389A JP2854061B2 JP 2854061 B2 JP2854061 B2 JP 2854061B2 JP 1507643 A JP1507643 A JP 1507643A JP 50764389 A JP50764389 A JP 50764389A JP 2854061 B2 JP2854061 B2 JP 2854061B2
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Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の開示 本出願は、1987年4月1日出願の米国特許出願第032,
532号である私の「優れた殺虫剤放出組成物、および水
性環境での昆虫個体群の防除方法」の名称の出願の一部
継続出願である。
発明の背景 発明の分野 本発明は、配合成分汎用性に優れ、放出能力、耐流出
性、および流体力学的特性を制御することができる超吸
収性重合体製の除草剤放出剤に関するものである。
従来技術の説明 水性および湿地植物(雑草)、たとえばヒドリラ(hy
drilla)、サザンウオーターグラス(southern watergr
ass)、ホテイアオイ、ミズノコギリソウ(watermilfoi
l)、サルビニア(Salvina)などの発生は、米国および
海外の多くの地域で、健康、農業、商業およびレクリエ
ーションに悪影響を及ぼしてきた。これらの雑草が繁茂
すると、湖沼や河川が文字通り窒息し、舟やはしけでの
航行が不能となる。さらにこれらの雑草は、下水、灌
漑、洪水調整、および保水プロジェクト、ならびに水力
発電所の機能を妨害し、病気を伝搬する蚊やかたつむり
の温床となり、特定地域での漁業を妨害し、これらの植
物のマットの下に生棲する他の植物および動物に光が届
くのをさえぎることにより水生生態系を変えてしまう。
したがって、これらの厄介な植物の個体群を防除する必
要がある。
水性および湿地の雑草の防除は、重機械(機械的防
除)によって、種々の昆虫、病原体、および他の生物
(生物学的防除)によって、そして水位低下、プラスチ
ックシート、および着色染料(文化的防除)によっても
行うことができるが、化学的除草剤の使用(化学的防
除)によって防除するのが最も一般的である。これらの
防除方法の2種以上を同時に、または順次使用すること
を総合防除という。活性成分を迅速および徐々に放出し
たり、制御された速度で放出したりする固形および液状
の除草剤配合物が、水性および湿地植物の防除に現在使
用されているが、現在の製品より効率がよく、そして/
または効能の範囲の広い配合物が必要とされている。
米国特許第4,400,391号および4,401,456号には、アル
ギネートのビーズを生理活性物質の封入に使用して、生
理活性物質の制御された放出を行わせることが開示され
ている。これらの特許には、ビーズを(水性環境で使用
した場合に)浮くか沈むかするように製造し、ビーズが
除草剤を含有しうることが記載されている。これらの特
許には、ビーズが、生理活性物質を標的である種の近傍
に位置させる担体としてふるまうことも記載されてお
り、たとえば、浮水性水草の近傍に除草剤を放出する浮
水性の除草剤含有ビーズや、茎葉の間を落下して土壌中
に除草剤を放出するビーズが記載されている。米国特許
第4,344,857号では、キサントゲン酸塩誘導体の封入を
行っている。しかしその封入技術は複雑かつ費用がかさ
み、しかも品質に対して感受性である。
除草剤放出の比較的新しい方法では、たとえばベーカ
ー(Richard W.Baker)の「生理活性物質の制御された
放出(Controlled Release of Biologically Active Ag
ents)」、1987、ウィリー−インターサイエンス出版
(Wiley Interscience Publishing)、279頁に記載され
た制御放出用配合物を用いている。この本には、ヒドロ
ゲルのようなモノリシックな機構からの単純な分散をは
じめとする種々の制御された放出を行うための技術の使
用が記載されている。もっと複雑な放出機構としては、
生物分解性マトリックス担体の使用、すなわち活性成分
を、ポリエージェントと呼ばれる不均一または均一に分
解する重合体中に結合させることが挙げられる。ポリエ
ージェントは実際には、活性薬剤の単量体から形成した
重合体とすることができる。これらの制御された放出を
行う機構での放出の仕組みは複雑で、分解性のリガンド
結合の存否(および強さ)、分解性結合の位置(たとえ
ば活性薬剤が重合体と結合する際の位置)、活性薬剤お
よび/または分散剤または溶剤の担体中の濃度、重合体
の相対的な疎水性または親水性、重合体が均一または不
均一に分解するか否か、活性薬剤が重合体中で固体状態
なのか、あるいは液体状態なのか、などによって左右さ
れる。
顕著な吸収性を示す比較的新しい一群の重合体が最近
紹介されるようになった。しかし、これらの重合体が除
草剤の放出に使用できることは認知されていない。これ
らの重合体の一例としてはアクリル系超吸収性重合体が
ある。アクリル系超吸収性重合体の水吸収の機構は、ケ
ムドール・コーポレーション(Chemdal Corporation)
(米国、60004、イリノイ州アーリントンハイツ(Arlin
gton Heights Illinois 60004)によって、同社の、ア
リドール(Aridall )超吸収性重合体についてのテク
ニカル・データ・シートに記載されている。アクリル系
超吸収性重合体の吸収性は、超吸収性重合体の主鎖に位
置するカルボキシル基に帰することができる。水が超吸
収性重合体に接触すると、これらの基がすばやく溶媒和
して、互いに反発しあう負の電荷を帯びる。その結果超
吸収性重合体のコイルがほどけて自重の何倍もの水を水
中で吸収する。超吸収性重合体の溶解は架橋によって防
止される。水性溶媒は、超吸収性重合体の表面で、水素
結合によってすばやく配向する。こうして生じたゲル
は、加圧下でも顕著な水性溶媒保持能力を有している。
超吸収性重合体は、物理化学的機構によって流体を保持
している。水素結合は電解質/塩によって多少阻害され
る。したがって、電解質/塩が存在すると、架橋された
アクリル系超吸収性重合体が吸収する水性溶媒の量は常
に減少する。
特定の目的 したがって本発明の目的は、従来技術の問題および欠
点を解消した、固体あるいは流動性の組成物、ならびに
この組成物を用いて、種々の水性植物(雑草)生育環境
の、乾燥、湿潤、半水性、あるいは水生の、地上あるい
は空中処置を行う方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、製造(配合)および使用(施
用)が容易で、生物分解性で環境に対して安全であるに
もかかわらず、一種以上の未成熟あるいは成熟段階にあ
る厄介な、あるいは望ましくない水性および湿地の雑草
あるいは関連植生を防除するにあたって使用するのに効
果的な組成物ならびに方法を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、凝集あるいは非凝集で、固
体あるいは粘度が可変な流動性の(水性あるいは油を基
剤とした)組成物、ならびに単一の安定で均一な除草剤
放出システムに種々多様な除草性成分または除草性/殺
虫性成分を含有させて、広範な水性および湿地植物個体
群ならびにその生育環境に関連した他の有害動物を防除
することのできる方法を提供し、そして活性成分の放出
時間を可変とすることにある。
本発明のさらに別の目的は、水性および湿地植生なら
びに生育環境関連有害動物、たとえば蚊およびカタツム
リの2種以上の天然個体群を、単一の、密度および/ま
たは粘度が可変な除草性/殺虫性超吸収性重合体担体ま
たはマトリックスの放出配合物を用いて、同時に、ある
いは並行的に防除する方法を提供することにある。
本発明のさらに別な独特の目的は、一種以上の界面活
性剤、オイル、界面活性剤または膜形成剤を、安定で均
一で、粘度が可変な流動性の除草性超吸収性重合体配合
物に配合し、この添加によって除草性放出組成物中の一
種以上の活性成分の放出速度を低下させる方法を提供す
ることにある。
本発明のさらに別の目的は、水性および湿地植物と生
息環境関連有害動物の天然個体群を同時に、あるいは並
行的に防除するにあたって、種々の固形または流動性の
超吸収性重合体配合物を用いた通常の施用方法によっ
て、風による飛散で有意な損失を生じることなく、また
林冠の通過率、すなわち基層への付着率が向上した全面
被覆を行うことができる方法を提供することにある。
本発明の組成物および方法は、これらの目的ならびに
これら以外の目的を達成するものである。
発明の開示 本発明は、水を必要に応じて含有し、一種以上の液体
および/または固形の除草剤、乾燥剤、殺藻剤、落葉
剤、ホルモン、植物成長調節剤、植物成長阻害剤、石油
系あるいは石油系溶媒、不妊剤、生物的防除剤、微生物
防除剤、病原体、または寄生生物を含有し、一種以上の
殺虫性薬剤、たとえば殺昆虫剤、殺蚊剤、殺住血吸虫
剤、殺軟体動物剤、殺卵剤、殺幼虫剤、単分子膜、二層
膜、単分子層、石油、殺蛹剤、生物的防除剤、病原体、
微生物防除剤、昆虫成長調節剤、通常の毒物、殺虫剤、
不妊剤、界面活性剤、または膜形成剤を必要に応じて含
有し、一種以上の非毒性補助剤あるいは希釈剤、たとえ
ば担体、結合剤、解膠剤、分散剤、浸透剤、展着剤、界
面活性剤、界面活性剤、懸濁剤、湿潤剤、安定剤、相溶
化剤、粘着剤、ワックス、オイル、転化油、補助溶剤、
カップリング剤、発泡剤、脱泡剤、合成プラスチック、
エラストマー、相乗剤、天然あるいは合成重合体:また
は他の添加剤およびそれらの混合物を必要に応じて含有
する一種以上の固形超吸収性重合体から製造された、固
形、あるいは粘度が可変で流動性の(すなわち噴霧、吸
入排出、注入が可能な)除草剤放出組成物に関するもの
である。
本発明はまた、一種以上の活性成分を含有し、一種以
上の殺虫性および/または非殺虫性成分を必要に応じて
含有する、固形または流動性の、水性あるいは油を基剤
とした除草剤放出組成物を、通常の地上または空中散布
技術で施用して、湿潤、半湿潤、あるいは水性環境で種
々の水性および湿地植物、または関連植性を防除する簡
易な方法に関する。
本発明はさらに、一種以上の超吸収性重合体を使用す
ることによって、二種の成分を、必要に応じて水あるい
は油、または一種以上の殺虫性薬剤および/または種々
の非毒性補助剤、希釈剤あるいは担体などとともに、結
合、混合、封入、凝集または配合して、固形の粉末、微
粉、顆粒、ペレットあるいはブリケットとしたり、流動
性で粘度が可変な配合物、たとえばゾルあるいは半ゲル
状態としたりする簡易な方法に関する。このようにして
超吸収性重合体を使用すると、除草性成分を、超吸収性
重合体を使用しない限り同時あるいは並行作用性の固形
あるいは流動性の(水性あるいは油を基剤とした)配合
物として組合せることが困難あるいは実質的に不可能な
追加の殺虫性成分または他の添加剤とともに、必要に応
じて混合、施用することが可能となる。
本発明は特に、一種以上の超吸収性重合体と一種以上
の除草性薬剤とを、必要に応じて水又は一種以上の殺虫
性薬剤、または他の添加剤とともに配合して、一種以上
の活性成分を迅速に、徐々に、制御された速度で、長期
間にわたって、あるいは長時間にわたって放出すること
ができる、固形の粉末、微粉、顆粒、ペレットあるいは
ブリケット、または流動性の粘度が可変なゾルあるいは
半ゲル状の出芽前あるいは出芽後旋用配合物とし、固
形、あるいは流動性の多成分配合物を一回旋用するだけ
で、種々の水性および湿地植物、たとえばプランクト
ン、藻類、糸状藻類、沈水雑草、抽水雑草、辺緑雑草お
よび浮水雑草を同時に、あるいは並行して防除し、かつ
乾燥、湿潤、半水性あるいは水性生育環境の種々の他の
有害動物、たとえば蚊およびかたつむりを同時に、ある
いは並行して防除する配合物を製造する方法に関する。
特定の観点 本発明の一観点では、水性および湿地雑草(植物)ま
たは関連植性の個体群を防除する、凝集あるいは非凝集
で、固形あるいは粘度が可変な流動性の(水性あるいは
油を基剤とした)出芽前あるいは出芽後施用除草剤放出
組成物が提供される。この除草時放出組成物は、種々の
乾燥、湿潤、半水性あるいは水性生育環境に、地上また
は空中施用技術によって(すなわち航空機、船舶、トラ
ック等によって)施用される。この組成物は少なくとも
一種の超吸収性重合体および少なくとも一種の除草性薬
剤を、それらだけで、あるいは水、補助剤、希釈剤、担
持剤、あるいは他の薬剤と組合せて含有しており、超吸
収性重合体および除草性薬剤の合計含有量は、水性およ
び湿地植物または関連植生の個体群を防除するのに有効
な量である。希釈剤、補助剤、担持剤あるいは他の添加
剤を含有する場合には、その濃度は、配合物の成分同士
の混合、相溶性、および/または安定性が改善され、そ
して/または除草性薬剤の超吸収性重合体上および/ま
たは重合体中への適正な含浸が可能となる濃度とする。
出芽前あるいは出芽後施用除草性薬剤は、固形および/
または液状の乾燥剤、除草剤、殺藻剤、石油または非石
油系オイル、落葉剤、ホルモン、植物成長調節剤、植物
成長阻害剤、生物的防除剤、微生物防除剤、病原体、寄
生生物、およびそれらの混合物から選ばれる。
本発明の別の観点では、一種以上の超吸収性重合体お
よびそれらの混合物、少なくとも一種の除草性薬剤、お
よび少なくとも一種の除草性補助剤、担体あるいは希釈
剤を含有する、水性および湿地雑草または関連植生の個
体群を防除する、固形あるいは流動性で、出芽前あるい
は出芽後に施用する、放出時間が可変な除草剤放出組成
物が提供される。この組成物では、超吸収性重合体、除
草性薬剤、および補助剤、担体あるいは希釈剤の合計含
有量は、水性および湿地植物または関連植生の個体群を
防除するうえで有効な量とし、放出時間が可変な放出組
成物の水生および湿地生育環境への施用は、地上または
空中処置によって行う。担体、補助剤あるいは希釈物質
は水、界面活性剤、アルコール、膜形成剤、界面活性
剤、石油あるいは植物系オイルなどから選ばれ、担体、
補助剤、あるいは希釈剤の固形あるいは流動性の超吸収
性重合体組成物中での濃度は、活性成分の放出速度を遅
延、制御、あるいは変化させるのに必要な濃度とする。
本発明のさらに別の観点では、水性および湿地環境植
物の個体群を防除する、固形あるいは流動性の、放出時
間が可変な除草剤放出組成物が提供される。この組成物
は、少なくとも一種の超吸収性重合体、少なくとも一種
の除草性薬剤、および少なくとも一種の追加の殺虫性薬
剤を含有し、必要に応じて水あるいはさらに非毒性補助
剤、希釈剤、あるいは他の添加剤を含有する。希釈剤、
補助剤、あるいは他の添加剤成分は、界面活性剤、界面
活性剤、膜形成剤、界面活性剤、石油、植物油、懸濁
剤、湿潤剤、浸透剤、展着剤、安定剤、相溶化剤、粘着
剤、担体、結合剤、補助溶剤、カップリング剤、解膠
剤、分散剤、ワックス、オイル、合成プラスチック、発
泡剤、脱泡剤、相乗剤、エラストマー、天然あるいは合
成重合体、および他の添加剤、およびそれらの混合物か
ら選ばれる。超吸収性重合体、除草性薬剤、および追加
の殺虫性薬剤および補助剤あるいは希釈剤の合計含有量
は、水性および湿地植物ならびに生育環境関連有害生物
の個体群を同時に、あるいは並行的に防除するのに有効
な量とし、放出時間の可変な放出組成物の水性および湿
地生育環境への施用は、出芽前あるいは出芽後に、地上
あるいは空中処置によって行う。
本発明の別の観点では、水性および湿地環境の植物
(雑草)あるいは関連植生の個体群を防除するにあた
り、 少なくとも一種の超吸収性重合体および少なくとも一
種の除草性成分を、必要に応じて水あるいはさらに非毒
性補助剤、希釈剤、担体あるいは他の添加剤を含有す
る、凝集あるいは非凝集で、固形あるいは流動性の除草
性放出組成物を、一連の浸漬、洗浄、可変速度のブレン
ドあるいは単純な混合、塩/電解質による状態調節処理
あるいは反応、および/または温度および/または水分
による状態調節処理または反応によって製造あるいは配
合し、 上記除草剤放出組成物を、水性および湿地植物または
関連植生の個体群を防除するのに有効な量施用し、その
際除草剤放出組成物の水生および湿地生育環境への施用
を、地上あるいは空中処置によって行う。
工程よりなる方法が提供される。
本発明のさらに別の観点では、水生および湿地植物な
らびに関連植生の個体群と、生育環境関連有害動物、た
とえば蚊およびかたつむりを、同時に、あるいは並行し
て防除する方法が提供される。この方法は、 少なくとも一種の超吸収性重合体と少なくとも一種の
除草性薬剤とを必要に応じて水とともに含有し、さらに
少なくとも一種の殺虫性薬剤および/または非毒性希釈
剤、補助剤、担体、または添加剤を含有する、凝集ある
いは非凝集で、固形、または流動性で粘度が可変な除草
剤/殺虫剤放出組成物を、一連の浸漬、洗浄、可変速度
のブレンド、塩/電解質による状態調節処理あるいは反
応、および/または温度および水分による状態調節処理
あるいは反応によって製造あるいは配合し、その際追加
の殺虫性成分を、膜形成剤、単分子層、単分子表面膜、
二層膜、界面活性剤、界面活性剤、石油および非石油系
油、殺蚊剤、殺住血吸虫剤、通常の毒物、殺虫剤、生物
的防除剤、微生物防除剤、病原体、寄生生物、昆虫成長
調節剤、およびそれらの混合物から選び、そして 上記除草剤/殺虫剤放出組成物を、水生および湿地環
境の植物の個体群ならびに生育環境関連有害動物(たと
えば蚊およびかたつむり)を同時に防除するのに有効な
量施用し、その際除草剤/殺虫剤放出組成物の水生およ
び湿地生育環境への施用を、地上あるいは空中処置によ
って行う。
工程よりなるものである。
本発明での超吸収性重合体の使用によって、種々の除
草性成分および除草性/殺虫性成分を、凝集あるいは非
凝集の固形担体マトリックス、たとえば稠密なペレッ
ト、顆粒、あるいはブリケットに組込んだり封入したり
して、活性薬剤を種々の水性および湿地生育環境に、徐
々に、あるいは制御された速度で放出しうる単純かつ容
易な方法が提供される。
一種以上の希釈剤あるいは補助剤である界面活性剤、
オイル、界面活性剤、あるいは膜形成剤を含有する、本
発明の凝集あるいは非凝集超吸収性重合体配合物は、吸
水速度(したがって超吸収性重合体の膨潤)を低減させ
る機構を発現させることによって、一種以上の活性薬剤
の固形マトリックスからの放出速度を低下させて、活性
薬剤の野外での寿命、すなわち残留期間を、界面活性
剤、膜形成剤、界面活性剤、あるいはオイルを含有しな
い超吸収性重合体配合物で期待される残留期間より延長
させることができる。同様に、水、および/または一種
以上の界面活性剤、オイル、界面活性剤、あるいは膜形
成剤を配合した、本発明の特定の流動性で粘度が可変な
超吸収性重合体組成物は、配合物の活性成分の放出速度
を低下あるいは制御し、かつ標的基層への付着を強化
し、風散による損少を低減させることができる。
種々の出芽前施用除草性薬剤を必要に応じてさらに殺
虫性薬剤あるいは他の添加剤とともに含有する超吸収性
重合体の固形あるいは流動性組成物は、種々の方法(た
とえば土壌注入)によって乾燥または湿潤土壌上および
/または土壌中に直接施用するのにも適している。超吸
収性重合体担体/希釈剤/封入マトリックスは、活性薬
剤の地表/地下流出あるいは浸透に対する抵抗性を付与
する。凝集あるいは配合過程、および/または担体/マ
トリックスの比重を調整し、それにより浮水および沈水
しうる配合物を製造したり、全面あるいは特定の地点を
被覆して、制御された放出あるいは迅速あるいは長期の
放出を行わせることによって、種々の水草に対して全面
施用から特定の地点での流出速度が制御された施用まで
の種々の施用を行うことができる。たとえば稠密なペレ
ットを使用すると、得られた沈水性配合物を、流出や風
散による除草剤の損失あるいは再分布の問題を生じるこ
となく水性環境に均一に分布させることができる。ま
た、超吸収性重合体、および一種以上の界面活性剤、オ
イル、界面活性剤、あるいは膜形成剤を必要に応じて水
とともに配合した、粘度が可変で、噴霧、吸収排出、あ
るいは注入が可能な配合物も、浮水および/または沈水
性組成物中の活性成分を種々の速度で(すなわち徐々
に、あるいは制御された速度で)放出させる同様の機構
を発揮させることによって、除草剤および必要に応じて
さらに用いる殺虫性添加剤の野外での寿命、すなわち残
留期間を、界面活性剤、オイル、界面活性剤、あるいは
膜形成剤を含有しない超吸収性重合体配合物で期待され
る残留期間より延長することができる。このようにし
て、流動性超吸収性重合体配合物中の活性薬剤の野外残
留期間が延びると、費用のかさむ除草剤の1生育地あた
りの再処置回数を確実に低減することができる。
本発明の超吸収性重合体は、固体で親水性で水中で自
重の100倍以上吸水する合成有機重合体である。一般
に、これらの超吸収性重合体は、アクリルアミドおよび
アクリレート重合体、共重合体および三元重合体から選
ばれ、これらは必要に応じて架橋あるいはデンプンをグ
ラフトしたアクリルアミドおよびアクリレート重合体、
共重合体および三元重合体とすることができる。これら
の超吸収性重合体は、通常、ブレンドおよび/または凝
集に適した粉末、結晶、あるいはフレーク状である。
これらの超吸収性重合体は、たとえば、アクリルアミ
ドアルカリ金属あるいはアルカリ金属/アルミニウムア
クリレート共重合体;プロペンニトリル単独重合体、加
水分解物、アルカリ金属あるいはアルカリ金属/アルミ
ニウム塩;プロペンアミドおよびプロペン酸の重合体、
アルカリ金属またはアルカリ金属/アルミニウム塩;ア
クリロニトリル共重合体加水分解物およびそのデンプン
グラフト共重合体および三元重合体とすることができ
る。これらはすべて極めて親水性で、水中で自重の100
倍以上吸水するよう設計されている。
本発明の固形または流動性の超吸収性重合体配合物
は、防除を行う水生および湿地生育環境の種類あるいは
性質、環境への影響、および/または防除を行う植物の
生長段階および/または関連した昆虫あるいは有害動物
の種に応じて、一種以上の多岐にわたる固形および/ま
たは液状の除草性薬剤、たとえば除草剤、殺藻剤、乾燥
剤、落葉剤、ホルモン、植物成長調節剤、植物成長妨害
剤、石油あるいは石油系溶剤、生物的防除剤、微生物防
除剤、病原体、または寄生生物と、必要に応じてさらに
用いる殺虫性薬剤成分、たとえば殺昆虫剤、殺蚊剤、殺
住血吸虫剤、殺軟体動物剤、昆虫成長調節剤、通常の毒
物、殺虫剤、不妊剤、膜形成剤、単分子層、二層膜、単
分子表面膜、または石油、ならびに非毒性薬剤、たとえ
ば水、界面活性剤、展着剤、補助剤、担体、結合剤、解
膠剤、分散剤、相乗剤、浸透剤、懸濁剤、界面活性剤、
膜形成剤、粘着剤、湿潤剤、安定剤、相溶化剤、補助溶
剤、カップリング剤、発泡剤、脱泡剤、希釈剤、ワック
ス、オイル、合成プラスチック、エラストマー、転化
油、天然および人工重合体、および他の添加剤、および
それらの混合物とから構成することができる。本発明の
固形あるいは流動性の配合物は生物分解性である。本発
明の配合物は配合時にも貯蔵安定性で、基本的には個々
の成分と同程度に安定であるが、流動性の形態よりも固
形マトリックス形態とした場合の方が安定性が高いこと
がある。本発明の固形または流動性の超吸収性重合体配
合物は、特定の用途で要求される多岐にわたる形状、形
態、および稠度とすることができる。本発明の固形また
は流動性の超吸収性重合体配合物は、放出時間を可変と
することができ、状況に応じて迅速あるいは徐々に放出
させることができる。本発明は、超吸収性重合体を使用
しない限り、技術的な油あるいは水を基剤とした生成物
のまま組合せたり混合したりしても、均一な固形あるい
は流動性配合物とするのが困難あるいは不可能な液体お
よび/または固体の除草性および殺虫性薬剤の合同ある
いは複合活性配合物の、可変速度での放出を行う超吸収
性重合体担持剤、懸濁剤、相溶化剤、配合剤あるいは封
入剤を提供する。
本発明の固形または流動性の除草性超吸収性重合体配
合物は、乾燥、湿潤、半水性あるいは水性地域で、出芽
前あるいは出芽後の水性および湿地雑草または関連植生
を防除するのに使用することができる。本発明の固形ま
たは流動性の除草性超吸収性重合体配合物をさらに殺虫
剤と組合せて、種々の乾燥(前処理/出芽前施用)、湿
潤、半水性あるいは水性生育環境で、水性および湿地植
物ならびに生育環境関連有害動物を、同時に、あるいは
並行して防除することも可能である。固形の、水で活性
化された組成物は、生息環境および/または気候学的な
温度/水分条件に応じて、乾燥状態の形態に戻り、さら
に湿った放出形態に、そしてまた乾燥形態へと戻ること
ができる。この、水分活性の動的放出形態から乾燥ある
いは湿潤な、不活性、半活性、あるいは静的な保護形態
へ、そしてまた動的形態へと形態を変化させる能力によ
って、活性成分が環境による分解から保護される。この
ことは本発明の明瞭な利点である。この形態の変化/再
変化能力は流動性組成物にも見られるものの、その程度
は固形組成物と比べると低い。
本発明の超吸収性重合体マトリックスを圧縮あるいは
凝縮すると、ある種の活性成分について徐々に、あるい
は制御された速度で放出を行う機構が発現することが示
された。一般に、圧縮あるいは凝縮は、活性成分および
種々の補助剤との混合/配合の後に行う。しかし、水溶
性活性薬剤および乳濁液のマトリックスへの分散を凝集
の前あるいは後に行って、その後必要に応じて再び凝集
あるいは圧縮を行うこともできる。
また、単一の圧縮あるいは凝集マトリックス中で、吸
水あるいは膨潤特性、または比重が異った本発明で使用
される各種の超吸収性重合体(たとえばスーパーソー
ブ、アクアキープ 、ウォーターロック 、アリドール
、およびアクアストアー といった製品)の比を変化
させると、除草性、あるいは除草性/殺虫性成分の放出
をさらに高度に制御する機構を発現させることができ
る。さらに、除草性、あるいは除草性/殺虫性配合物に
補助剤、担体、あるいは希釈剤、たとえば膜形成剤、界
面活性剤、オイル、あるいは界面活性剤を加えると、活
性成分の放出速度を制御(すなわち減速)する機構をさ
らに強化することができる。本発明の超吸収性重合体お
よび/または活性あるいは不活性の添加成分の比重の差
(すなわち/より大なのか小なのか)を利用して、種々
の水性および湿地植物(雑草)あるいは関連植生ならび
に生育環境有毒動物を殺生するために種々の生育環境で
使用する、浮水性および/または沈水性配合物を開発す
るのも容易である。
本発明の他の目的、観点および利点は、以下の説明か
ら当業者に明らかとなるであろう。
好適実施態様の説明 驚くべきことに、ある種の超吸収性重合体が、水性お
よび湿地植物の防除処置が必要な環境領域で、水性およ
び湿地植物あるいは関連植生の個体群を防除するうえ
で、除草剤放出組成物として有用な、新規な一群の化学
物質であることを見出した。
除草剤放出組成物は、除草剤または除草剤および殺虫
剤を、標的である天然または人工の、水性、半水性、湿
潤または乾燥生育環境まで担持することのできる任意の
組成物とする。固形あるいは流動性の組成物に含有させ
る。本発明の除草剤放出薬剤マトリックスは、広義に
は、一種以上の超吸収性重合体である。明瞭な一群の重
合体である超吸収性重合体、たとえばデンプングラフト
共重合体は、当業者で公知のものである。たとえば、本
発明に参考文献として包含する米国特許第4,375,535号
および第4,497,930号に記載された重合体を参照された
い。これらの特許に記載された重合体は、接着剤、凝集
剤、サイズ剤、農業用保水材料(たとえば土壌改良
剤)、および衛生材料用吸水材料として有用であること
が開示されている。しかし、超吸収性重合体の固形およ
び流動性の除草剤放出組成物への使用に関する一連の利
点についてはこれまでのところ認識されていない。
本発明の超吸収性重合体は、固形で極めて親水性で、
水中で自重の100倍以上吸水する合成有機重合体であ
る。通常、これらの超吸収性重合体は、アクリルアミド
およびアクリレートの重合体、共重合体、および三元重
合体、またはデンプングラフトアクリロニトリル、アク
リルアミド、あるいはアクリレート重合体、共重合体あ
るいは三元重合体セグメントから選ばれる。これらの超
吸収性重合体は通常、配合および/または凝集に適した
押出物、粉末、顆粒、またはフレークの形状である。
超吸収性重合体は、たとえばアクリルアミド−アクリ
ル酸アルカ金属共重合体;プロペンニトリル単独重合
体、加水分解物、アルカリ金属塩;プロペンアミドとプ
ロペン酸の重合体、アルカリ金属塩;アクリロニトリル
共重合体の加水分解物、およびそのデンプングラフト共
重合体および三元重合体とすることができる。これらは
すべて、親水性で、水中で自重の100倍以上吸水するよ
う設計されている。得られる親水性重合体は、(pH7.
5、25℃で蒸留水を用いて760mmHgで約30秒以内の吸収量
を測定して)、水中で自重の100倍以上から約5000倍以
上まで、さらに典型的には約500−1000倍を吸収するこ
とができる。しかし吸収あるいは膨潤能力、そして吸収
あるいは膨潤時間は、通常それぞれの特定の超吸収性重
合体に応じて変化する。
一群の超吸収性重合体には、デンプンおよび有機単量
体、オリゴマー、重合体、共重合体、または三元重合体
の組合せが包含される。これらは種々の方法、たとえば
米国特許第4,375,535号および第4,497,930号に記載され
た方法で製造することができ、たとえばトウモロコシデ
ンプン(アミロペクチン)とアクリロニトリル(アクリ
ル化合物の単量体またはオリゴマー)とのグラフト生成
物とすることができる。
超吸収性重合体は、超吸収特性を示す、プロペン酸あ
るいはアクリロニトリル/アクリルアミド系重合体、共
重合体、または三元重合体とすることができる。
超吸収性重合体は、単独でも、一種以上の除草性薬剤
を必要に応じて水または一種以上の殺虫性薬剤または他
の添加剤とともに含浸、混合、結合させても、水中でさ
まざまに膨潤する能力を有しており、流体力学的に活性
な担体として、使用した固形または流動性の配合物の種
類に応じて異った速度で、含浸/結合物質を放出するこ
とも観察された。超吸収性重合体は、特定の条件下で
は、蒸発によって水がゾル、ゲルあるいはゼリー状のマ
トリックスから除去されると、改質、すなわち収縮して
凝集あるいは結晶状の稠度を有するようになるものの、
さらに水を加えると膨潤、すなわち再度ゲル化する能力
も有している。ある期間にわたって湿潤と乾燥を繰返し
た後も、機能的あるいは半機能的な、活性薬剤が封入さ
れた放出形態に戻るというこの能力は、固形あるいは流
動性の除草剤あるいは除草剤/殺虫剤配合物の、乾燥あ
るいは湿潤状態での出芽前/前処理、および/または長
期防除放出施用を行ううえで有利である。特に、超吸収
性重合体に界面活性剤、界面活性剤、膜形成剤、あるい
はオイルを含浸あるいは混合すると、吸水速度が遅くな
って、固形マトリックスまたは流動性マトリックスの配
合物中の活性薬剤の放出が、界面活性剤等を含有してい
ない配合物とは異なるもっと遅い速度で行われるように
なることを見出した。このことは、配合物の活性化時に
配合物の流体力学的活性の抑制要因としても作用し、環
境要因に応じて脱活性化し、その後再度活性化すること
が可能となる。
各種の膨潤特性を有しており、固形または流動性の除
草剤または除草剤/殺虫剤放出配合物で使用するのに特
に有用な超吸収性重合体の例には下記のものがあるが、
これらに限定されるものではない。
1)アクリルアミド−アクリル酸ナトリウム共重合体
(テラーソーブGB(Terra−Sorb GB) 2)デンプン−ポリアクリロニトリル加水分解物(テラ
−ソーブ) 3)2−プロペンニトリル、単独重合体、加水分解物、
ナトリウム塩またはポリ(アクリルアミド−アクリル酸
ナトリウム共重合体)またはポリ(2−プロペンアミド
−2−プロペン酸、ナトリウム塩)(ウォーターロック
(Waterlock )超吸収性重合体G−100)、 4)デンプングラフトポリ(2−プロペンアミド−2−
プロペン酸共重合体、ナトリウム塩)(ウォーターロッ
超吸収性重合体A−100)、 5)デンプングラフトポリ(2−プロペンアミド−2−
プロペン酸共重合体、ナトリウム塩)(ウォーターロッ
超吸収性重合体A−200)、 6)デンプングラフトポリ(2−プロペンアミド−2−
プロペン酸共重合体、ナトリウム塩とアルミニウム塩の
混合物)(ウォーターロック 超吸収性重合体A−22
2)、 7)デンプングラフトポリ(2−プロペンアミド−2−
プロペン酸、カリウム塩)(ウォーターロック 超吸収
性重合体B−204)、 8)ポリ(2−プロペンアミド−2−プロペン酸共重合
体、ナトリウム塩)(ウォーターロック 超吸収性重合
体G−400)、 9)ポリ−2−プロペン酸、ナトリウム塩(ウォーター
ロック 超吸収性重合体−500またはアクアキープ(Aqu
a Keep) J−500)、 10)ポリアクリル酸ナトリウム超吸収性重合体(アクア
キープ J−400およびJ−550)、 11)デンプングラフトポリ(アクリロニトリル)または
ポリ(2−プロペンアミド−アクリル酸ナトリウム)
(ゼネラル・ミルスSP−5025(General Mills SP 502
5)、 12)デンプン−アクリロニトリル共重合体(スーパー・
ソーブ/AGソーベント(Super Sorb/AG Sorbent)、 13)架橋変性ポリアクリルアミド(アクアストアー
(Aquastore)およびアクアストアーF)、 14)ポリ−2−プロペン酸、ナトリウム塩のセルロース
系積層物(ウォーターロック 超吸収性積層物L−41
3、L−415、L−425、L−435、またはL−513)、お
よび、 15)架橋アクリル酸化合物(アリドール (Aridal
l )1078、1080、1091、1092、または1098)。
超吸収性重合体は一般に非毒性で生物分解性であり、
購入しも製造しても比較的安価である。たとえば、本発
明に参考文献として包含する米国特許第3,661,815号お
よび第4,159,260号を参照されたい。
本発明の固形または流動性の除草剤放出組成物で使用
することのできる、従来技術の除草剤および市販の配合
物としては、アクロレイン(Acrolein)、アミトロール
(Amitrole)、スルファミン酸アンモニウム、ブロマシ
ル(Bromacil)、銅/硫酸銅、ダラポン(Dalapon)、
ダイカンバ(Dicamba)、ダイクロベニル(Dichlobeni
l)、ダイコート(Diquat)、ダイウロン(Diuron)、
エンドソール(Endothall)、フェナック(Fenac)、フ
ルリドン(Fluridone)、グリフォセート(Glyphosat
e)、石油系溶剤、プクロラム(Picloram)、プロメト
ン(Prometon)、シルベックス(Silvex)、シマジン
(Simazine)、テブシウロン(Tebuthiuron)、トリク
ロロ酢酸、2,4−D、ベルパー(Velpar)、キシレン、
アクアジン(Aquazine )、アクアソールK(Aquathol
K )、アクアシェード(Aquashade )、アクアリン
(Aqualine )、バンベル(Banvel )、カソロン(Ca
soron )、カトリン−プラス(Cutrine −Plus)、シ
トロール(Cytrol )、アミトロール−T(Amitrole
−T)、ダイクロン(Dichlone )、ダウポン(Dowpon
)、エンドソール(Endothal )、フェナック(Fena
c )、ハイドロソール(Hydrothal )−191、ハイド
ロソール −47、ハイダウト(Hydout )、K−ティー
(K−Tea )、コミーン(Komeen )、カルメックス
(Karmex )、モヌロン(Monuron )、レベンジ(Rev
enge )、ロデオ(Rodeo )、ラウンドアップ(Round
up )、スカウト(Scout )、ソナー(Sonar )、ス
パイク(Spike )、システム(System )E、システ
L、バンベル−720(Banvel −720)、アクアリン
(Aqualine )、アンメート(Ammate )、ハイバー
(Hyvar )、カルディ(Cardi )、トードン(Tordon
)、22K、プリマトール(Primatol )、プラミトー
ル(Pramitol )、クロン(Kuron )、アクアクリー
ン(Aqua Kleen )、ウィードン(Weedone )、ベル
パー(Velpar )、ダイコート(Diquat )、など、お
よびそれらの混合物がある。これらの除草剤および除草
剤配合物、防除できる水性および湿地植物、有効施用量
などについては、トムソン(W.T.Thomson)、1986、
「農薬、第II巻、除草剤(Agricultural Chemicals,Boo
kII、Herbicides)」、1986−87版、トムソン出版(Tho
mson Publications)、米国カリフォルニア州フレスノ
(Fresno,California)、301頁、およびガングスタッド
(Dr,Edward O.Gangstad)、1986「淡水植生の管理(Fr
eshwater Vegetation Management)」、トーマス出版
(Thomas Publications)、米国カリフォルニア州フレ
スノ(Fresno,California)、380頁に説明されている。
本発明の固形または流動性配合物中で、担体、希釈
剤、補助剤、放出速度調整剤、殺昆虫剤、殺虫剤などと
して使用することのできる膜形成剤、界面活性剤、界面
活性剤またはオイルは、通常水に可溶ないし本質的に不
溶な有機化学物質で、非イオン性、陽イオン性または陰
イオン性で、通常不揮発性で、液体、半固体または固体
であり、その凝固点は低く、沸点は使用環境の空気の最
高温度より高い。
本発明で、除草および/または除草/殺虫の目的で並
有するのに有用な液体、半固体または固体の膜形成剤ま
たは界面活性剤の例としては、本発明に参考文献として
包含する米国特許第4,160,033号に記載された有機化学
物質、および水の表面張力を31ダイン/cmより大まで低
減し、そして/または10より大きいHLB番号を有する有
機化学物質である。HLBは親水性−親油性の比率の略
で、その定義は、「アトラスHLBシステム(THE ATLAS H
LB SYSTEM)」、アトラス・ケミカル・インダストリー
社(Atlas Chemical Industry,Inc.)、(第4刷)、19
63に記載されている。HLB番号は、この参考文献の第3
および18頁に定義されているように、非イオン性乳化剤
分子の親水性部分の比率を表わすものである。膜形成剤
または界面活性剤、たとえば2−プロパノール、トリデ
シルアルコール、2−エチルブタノール、2−エチルヘ
キサノール、1−ヘキサノール、アセトン、キシレン、
デシルアルコール、ポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ントリオレエート、ポリオキシエチレンアルキルアリー
ルエーテル、ポリオキシエチレン(5)ソルビタンモノ
オレエート、10個のオキシエチレン基を含むイソステア
リルアルコール、モーウェット(Morwet )界面活性
剤、20個のオキシエチレン基を含むイソステアリルアル
コール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ま
たは界面活性性の石油系オイル、たとえば鉱油、ジーゼ
ル油など、およびそれらの混合物を使用することができ
る。
他の界面活性剤の例としては、高級脂肪酸、高級アル
コールの硫酸エステル、アルキルアリールスルホン酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェーノールエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタンアルキルエステル、ポリオキシエ
チレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルア
ミド、ポリ(オキシエチレン−オキシプロピレン)共重
合体、およびポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレ
ンアルキルレンジアミンアルキルトリメチルアンモニウ
ム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アル
キルピリジニウム塩、アルキルベタイン、またはアルキ
ルイミダゾリンスルホネートがある。
除草性物質は、未成熟または成熟段階の水生および湿
地植物(雑草)を殺生または防除したり、その正常な成
長過程を著しく阻害したりするのに使用される任意の化
学物質、薬剤、または化学物質および/または薬剤の混
合物である。除草性物質は、出芽前または出芽後の植生
に影響を及ぼすもので、除草剤、乾燥剤、落葉剤、ホル
モン、成長調節剤、植物成長阻害剤、生物的防除剤、微
生物防除剤、病原体および/または寄生生物とすること
ができる。
殺虫性物質は、水生および湿地植物(雑草)または関
連植生を有する水性および湿地生育環境に生棲する成熟
あるいは未成熟段階の昆虫(特に蚊)、かたつむり、ま
たは他の有害動物あるいは生物(すなわちケルカリア、
ミラキディウム)を防除したり、殺生したりするのに使
用される、任意の薬剤、物質、または薬剤および/また
は物質の混合物とすることができる。殺虫性物質の例と
しては、殺昆虫剤、殺虫剤、殺軟体動物剤、殺住血吸虫
剤、殺卵剤、殺幼虫剤、殺蛹剤、殺成虫剤、生物的防除
剤、微生物防除剤、病原体、寄生生物、昆虫成長調節
剤、通常の毒物、不妊剤、膜形成剤、単分子膜、膜形成
剤、単分子表面膜、界面活性剤、二層膜、石油または植
物性油を挙げることができる。未成熟段階の蚊を防除す
るための殺蛹剤、殺幼虫剤、および昆虫成長調節剤が特
に重要である。
殺蛹剤は、蛹と称される特定の成長段階の水生昆虫を
殺生することのできる任意の物質とすることができる。
殺蛹剤は通常、水面に蛹を溺死させる石油あるいは非石
油系の膜を形成することにより蛹を直接的に殺生する化
学物質である。この蛹段階は非摂食段階で、この段階の
すぐ後が成虫段階となる。本発明で有用な殺蛹剤の例に
は、アロサーフ(Arosurf )MSF、あるいは米国特許第
4,160,033号に記載された他の膜形成剤、および石油系
オイルたとえばFLITMLO 、GB−111あるいはGB−1356が
ある。生物的/微生物蛹防除剤、たとえば細菌、菌、原
生動物、ウイルス、リケッチアおよび線虫を使用するこ
ともできる。
殺幼虫剤は、幼虫(幼生)と称される特定の成長段階
の水生昆虫を殺生する任意の物質とすることができる。
殺幼虫剤は幼虫を、毒性物質の摂取後、外被との接触時
または接触後に死亡させるか、物理的に(毒物によら
ず)そして/または毒性によって幼虫を溺れさせること
によって死亡させる。幼虫段階は、虫齢と称されるいく
つかの脱皮または成長期間を通常有する摂食段階であ
る。たとえば、蚊の幼虫期は4齢で構成される。この幼
虫段階のすぐ後が蛹段階である。本発明で有用な殺幼虫
剤の例には、生物的防除剤または微生物防除剤、たとえ
ば、バチルス・ツリンギエンシスム、バリエイタス、イ
スラエンシス(Bacillus thuringiensismvar.israensi
s)たとえば、ベクトバック(Vectobac )、バクティ
モス(Bactimos )、テクナー(Teknar )、スケータ
ル(Skeetal )、モスキート・アタック(Mosquito At
tack )、またはバチルス・スフェリクス(Bacillus s
phaericus)(たとえばBSP−1);通常の毒物、たとえ
ばアベート(Abate )、ベイテックス(Baytex )、
ダースバン(Dursban )、プレントックス(Prento
x )、パイレナン(Pyrenone )、レスメトリン(res
methrin)、マラチオン(malathion)、パイレトリンス
(Pyrethrins)、アレトリン(Allethrin)、ベイゴン
(Baygon )、フラダン(Furadan )、メトキシクロ
ル(methoxychlor)など;非石油系膜形成オイル、たと
えばアロサーフ(Arosurf )MSF;および石油系オイ
ル、たとえばFLIT MLO 、GB−111、およびGB−1356が
ある。菌類(たとえばラゲニディウム・ギガンテウム
(Lagenidium giganteum)、菌糸体および卵胞子)、原
生動物、ウイルス、リケッチア、および線虫を使用する
ことも可能である。
昆虫成長調節剤(IGR)は、脱皮あるいは成長周期に
悪影響を及ぼすことにより、一段階以上の非成熟段階に
いる標的水生環境昆虫を殺生する化学物質、たとえば幼
若ホルモンあるいは非幼若ホルモンの同族体である。昆
虫成長調節剤は、直接的な殺幼虫剤あるいは殺蛹剤であ
るとは考えられていない。この化学物質に暴露された幼
虫は、大抵は蛹段階まで正常に発育しつづけ、蛹段階で
死亡する。昆虫成長調節剤の例としては、アルトシド
(Altosid )、ディミリン(Dimilin )、およびフェ
ノキシカーブ(fenoxycarb)(ピクチル(Pictyl ))
がある。
本発明で使用することのできる殺虫剤(すなわち殺昆
虫剤、殺蛹剤、殺幼虫剤、昆虫成長調節剤、病原体な
ど)については、トーマス(W.T.Thomas)、1985、「農
薬、第1巻、殺虫剤(Agricultural Chemicals、Book
I、Insecticides)」、1985−86版、トーマス出版(Tho
mas Publications)、米国カリフォルニア州フレスノ、
第1−255頁、およびポイナー・ジュニアら(George O.
Poinar,Jr.およびGerald M.Thomas)、1978、「昆虫病
原体の同定のための診断の手引き(Diagnostic Mannal
for the Identification of Insect Pathogens)」、プ
レナム・プレス(Plenum Press)、米国ニューヨーク
(New York)、第1−218頁に説明されている。
非毒性の補助剤または希釈物質としては、水、担体、
結合剤、解膠剤、浸透剤、展着剤、界面活性剤、界面活
性剤、懸濁剤、湿潤剤、安定剤、相溶化剤、ワックス、
オイル、転化油、補助溶剤、カップリング剤、発泡剤、
相乗剤、脱泡剤、合成プラスチック、エラストマー、天
然あるいは合成重合体、および他の添加剤、およびそれ
らの混合物が挙げられる。
水性および湿地植物(雑草)および関連植生には、藻
類(プランクトン、らん藻類、緑藻類、糸状藻類)、浮
水植物、抽水植物、沈水植物、海浜、水路および水路の
土手の植物、および辺縁植物またはカヤツリグサ科、イ
ネ科およびイグサ科の雑草が包含される。これらの植物
については、その科、属および種、記載、生育環境、分
布および重要性などが、ターバーら(David P.Tarver,J
ohn A.Rodgers,Michael J.MahlerおよびRobert L.Lazo
r)、1978、「フロリダの水性および湿地植物(Aquatic
and Wetland Plants of Florida)」、米国フロリダ州
タラハシー、フロリダ州天然資源局、水性植物研究防除
事務所(Bureau of Aquatic Plant Research and Coutr
ol,Florida Department of Natural Resources,Tallaha
ssee,Florida)、127頁、およびガングスタッド(Dr.Ed
ward O.Gangstad)、「淡水植生管理(Freshwater Vege
tation Management)」、1986、トーマス出版(Thomas
Publications)、米国カリフォルニア州フレスノ(Fres
no,California)、380頁に説明されている。
通常、種々の濃度の超吸収性重合体に水、あるいは水
系の除草剤あるいは除草剤/殺虫剤配合物を加えること
によって、またはその逆によって流動性配合物を製造す
ると、種々の稠度(粘度)または剛性を有する、必らず
しも流動性ではないゾルまたはゲルが生成することがあ
る。しかし、高剪断混合、または種等の塩/電解質の添
加を行うことにより、ゲル構造、すなわち水素結合を破
断、あるいは妨害することによって、所望の粘度を有す
る流動性の(たとえば噴霧適性を有する)超吸収性重合
体と除草剤あるいは除草剤/殺虫剤の水性配合物を製造
することができる。粘度の調整は主に、配合物の活性お
よび/または不活性成分、超吸収性重合体の水吸収特性
(すなわち超吸収性重合体の種類および量)、配合物を
混合するのに使用した剪断時間および強さ、および/ま
たは配合物のゾルまたはゲルの稠度を調整するのに使用
した塩/電解質の濃度および種類の作用によるものであ
る。したがって、配合物の粘度を変化させて、流動性、
液滴の大きさおよび量を最適なものとすることによっ
て、配合物の一般的な地上または空中施用特性を改善し
て、標的である水草または有害動物を最大限防除するこ
とができる。さらに、粘稠/半粘稠で流動性の水性超吸
収性重合体配合物に封入された活性殺虫性成分は、特に
出芽前/前処理環境での使用時に、紫外線照射、揮発、
温度、微生物の活動、蒸発、流出などの影響による分解
から防護されることになる。さらに、流動性配合物から
水が蒸発する結果、固形凝固物状の殺虫剤封入マトリッ
クスが生じることによって、周囲が水びたしになって活
性成分の放出が開始されるまで、活性成分が長期間保護
される。
以上に簡単に説明したように、超吸収性重合体を脂肪
アルコール膜形成前、界面活性剤、界面活性剤、または
疎水性オイルに含浸または混合すると、超吸収性重合体
の吸収速度が低下し、それにより、水性および湿地環境
での非凝集または凝集配合物からの除草性薬剤または除
草性/殺虫性薬剤の放出を遅延、あるいは制御する有用
な機構が生成するようである。非凝集または凝集重合体
マトリックスへのこれらの薬剤の導入は、混合の後に温
度または水分処理を行うことによって、疎水性反応物質
をマトリックス中に取込むことにより簡単に行うことが
できる。このようにして遅延あるいは制御された放出過
程をさらに調整あるいは遅延するには、超吸収性重合体
/除草性薬剤配合物または超吸収性重合体/除草性/殺
虫性薬剤配合物の押出物、粉末、結晶、あるいはフレー
クを種々の程度に圧縮したり、除草剤放出組成物を収納
する容器のオリフィスの寸法を変化させたり、補助剤あ
るいは希釈剤、たとえば膜形成剤、界面活性剤、界面活
性剤、あるいはオイルの濃度を変化させたり、各種超吸
収性重合体の濃度を変化させたり、また一種以上の結合
剤を添加したりすればよい。
配合物を水と接触させて使用すると、ゲル状、あるい
は粘度が可変がゾル状の超吸収性重合体マトリックス
に、固形あるいは流動性配合物のいずれを使用したのか
(すなわち配合物中の水の量)に応じた各種の剛性ある
いは強さで水が保持され、したがって水の蒸発速度は、
同等量の超吸収性重合体を含有しない静水からの水の蒸
発速度より遅くなる。さらに、膜形成剤、界面活性剤、
界面活性剤、あるいはオイルの超吸収性重合体への添加
によっても、水の損失速度が低下するようである。しか
し最終的には、超吸収性重合体は当初の乾燥状態に匹敵
する凝固した、あるいは結晶状の状態に戻り、オイルと
の混合の有無、および/または配合物が暴露された気候
学的な/生育環境の水分/水に応じて活性薬剤が消失す
る。これらの観察結果からさらに、固形あるいは流動性
超吸収性重合体配合物に添加された活性の除草性あるい
は除草性/殺虫性成分を、野外で持続的に可変速度で放
出させる(制御された放出を行わせる)さらに別の機構
が示唆される。
なお、ある種の電解質または塩(たとえばアルカリ金
属ハロゲン化物、たとえば塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、亜硫酸ナトリウムなど)を水に投入すると、水素結
合を妨害することによって、ゲルあるいはゾルの超吸収
性重合体マトリックスが崩壊することも示された。種々
の塩/電解質を、別々に、あるいは活性成分の一体の一
部として、除草剤配合物に添加することができる(たと
えばアクアソール(Aquathol )Kは、40.3%の活性成
分をエンドソール(Endothall)の二カリウム塩として
含有している)。塩/電解質の添加は、粘度、超吸収性
重合体の膨潤および/または吸収量、そして除草剤ある
いは除草剤/殺虫剤放出組成物のその後の固体群防除能
力、すなわち重合体に含浸させた特定の除草性あるいは
除草性/殺虫性薬剤の放出速度に影響を及ぼすので、そ
れらを制御するのに使用することができる。さらに、水
生環境の塩類の含量は、固形または流動性の超吸収性重
合体の吸水量、結合、マトリックスの膨潤、崩壊、分
解、および/または除草性あるいは除草性/殺虫性成分
に影響を及ぼすことによって、標的種の殺生率にも影響
を及ぼしうるものであり、配合物中の塩/電解質と組合
わさって、これらの要因を変化させる機構にも影響を及
ぼしうるものである。
粘稠/半粘稠水性配合物は、激しい、すなわち高剪断
速度の混合/攪拌を用いることによって、流動性とする
ことができる。非流動性超吸収体系組成物を流動性とす
るには、除草剤あるいは殺虫剤を水性乳濁液に導入する
のに使用される適当な装置あるいは技術を適宜使用する
ことができる。転化油法も、水、少なくとも一種の除草
剤、膜形成剤またはオイル、必要に応じて使用する殺虫
剤、および/または他の添加剤から構成される、高度に
粘稠な水性超吸収性重合体組成物を混合および分散する
のに適当である。水性超吸収性重合体系水性組成物の混
合/攪拌の程度も、水と超吸収性重合体マトリックスと
の結合に影響する(すなわち破断あるいは切断する)こ
とにより、活性薬剤の可変な放出速度特性に影響を及ぼ
す。
放出組成物の比重は、固形あるいは液状の界面活性
剤、オイル、界面活性剤あるいは膜形成剤、アルコー
ル、クレー、タルク、粘度調整剤を含有することもでき
る充填剤などを使用することによって調整することがで
きる。
水あるいは界面活性剤、界面活性剤、膜形成剤、また
はオイルに溶解、懸濁、あるいは分散した活性および不
活性薬剤は、超吸収性重合体に、乳濁液として導入する
ことができる。適当な乳化剤を使用して安定な乳濁液を
形成することもできるが、用途によっては不安定な乳濁
液の方が好ましい。乳濁液に、たとえば特定の界面活性
剤を使用することによって多少のイオン性を付与して、
超吸収性重合体との好適なイオン結合を促進することも
できる。適当な乳化剤としては、米国特許第4,606,773
号に開示されたもの、米国特許第2,347,680号に記載さ
れた任意の通常の乳化剤、たとえばリノール酸アンモニ
ウム、エチレンオキシド付加物、アシルポリグリコール
エーテル、オキシエチル化脂肪アルコール、アルカリ金
属デンプン、または米国特許第4,059,458号に開示され
たデンプンクロピオネートがある。しかし、任意の適当
な公知の界面活性剤、界面活性剤、膜形成剤、あるいは
オイルを用いることが可能である。
放出組成物中の活性薬剤の含量は、標的である水性お
よび湿地植物ならびに関連植生、使用する活性除草性薬
剤、超吸収性重合体、水の有無、殺虫性薬剤、補助剤お
よび/または希釈剤のさらなる添加の有無に応じて決ま
る。一般に、超吸収性重合体対、除草性薬剤および任意
の追加の殺虫性薬剤および/または希釈剤または補助剤
成分の重量比は、約0.1:100から約100:0.001とし、除草
性薬剤、または除草性薬剤および殺虫性薬剤の、固形ま
たは流動性放出組成物中の含量は、標的である水草ある
いは有害動物を防除するのに有効な量、またはそれ以下
の量を施用しうる含量とする。超吸収性重合体対任意の
追加の希釈剤あるいは補助剤、たとえば界面活性剤、オ
イル、界面活性剤あるいは膜形成剤の比は、約0.1:1か
ら約100:1である。流動性組成物中の超吸収性重合体対
水の比は、一般に0.001:100から1:1である。
実施例I−II 浮水性および沈水性の水草に対する、数種の固形およ
び流動性の超吸収性重合体除草性または除草性/殺虫性
配合物の効果を測定するための生物検定(第1表)を、
標準的な温室内で、5ガロン入りのプラスチック容器中
にて実施した(3回反復/配合物1種)。標的である浮
水性あるいは沈水性の水草の代表例としては、ウキクサ
(レムナ・ミノール=Lemna minor)、ヒドリラ(ヒド
リラ・ベルティキラタ=Hydrilla verticillata)、お
よびホテイアオイ(エイキホルニア・クラシペス=Eick
hornia crassipes)を用いた。これらの水草は、米国フ
ロリダ州リー群(Lee County,Florida)の水草が繁茂し
た運河から採集し、水草の水性の生育地から採取した水
または土壌で栽培した。水草は、採集地から採取した4
ガロンの水の入った容器に入れて48時間温室中で順応さ
せた後、試験に用いる除草性配合物を加えた。ヒドリラ
は、土壌代替物に約5インチの深さに植え込んだ。いず
れの容器にも、1連あたりの平均湿潤重量が1.1g(1連
あたり12−15インチ)のヒドリラを5連、そして平均重
量で1容器あたり6.8gのウキクサを入れた。さらに、い
くつかの容器には、1株あたりの平均直径が5−8イン
チのホテイアオイを2株入れた。
実験用生育環境では、配合物中の除草剤の効能範囲に
応じて、ホテイアオイ、またはヒドリラとウキクサの組
合せを用いた。固形あるいは液状の超吸収性重合体配合
物で使用した除草剤は、2,4−D、ソナー(Sonar )、
ダイコート(Diquat )、ダイコート+(Diqua
t)、カトリン−プラス(Cutrine −Plus)であ
る。アロサーフMSF(Arosurf MSF)を、希釈剤/担体
−展着剤および/または潜在的な蚊の殺幼虫剤および殺
蛹剤として、すべての固形および液状の組成物に配合し
たが、その際他の非殺虫性担体/希釈剤、たとえばアセ
トン、ヘキサン、エチルアルコール、イソプロピルアル
コール、メチルアルコールおよびキシレン、およびそれ
らの混合物との混合相溶性試験も行った。なお、すべて
の殺虫性および非殺虫性の担体/希釈剤の、除草剤であ
るハイドロソル−191(Hydrothol −191)、アクアソ
ルK(Aquathol K)、カトリン−プラス(Cutrine
−Plus)、K−ティー(K−Tea )、ベルパー(Velpa
r )およびロデオ(Rodeo )、およびそれらの混合物
に対する混合相溶性も評価した。試験用の固形または液
状の除草性配合物では、超吸収性重合体として、アクア
キープJ−500(Aqua Keep J−500)、アクアストア
ー(Aquastore )、アクアストアーF(Aquastore
F)、およびウォーターロックA−100(Waterlock
A−100)を使用した。
除草剤、あるいは除草剤/殺虫剤の配合物は、必要に
応じて水を用いて、超吸収性重合体と混合するか、超吸
収性重合体の表面あるいは内部に含浸させた。その際、
混合あるいは含浸は、手で激しくかきまぜるか振盪する
ことによって(0.5分)、ダイナミキサー(Dynamixer)
を1800rpm(0.5分)および2,400rpm(2分)使用するこ
とによって、そして/または小型電動ミキサー(420A)
を低速で運転することによって(2分)行った。成分の
混合の順序は、超吸収性重合体の種類および/または除
草性/殺虫性成分の種類に応じて決めた。
除草剤は、ラベルに指示された、標的である水草の個
体群を防除するうえでの1エーカーあたりの必要量(主
に最低量)が容器(表面積、0.0000157エーカー)に加
わるよう、固形あるいは流動性の配合物に配合した。ア
ロサーフ MSFの、固形、あるいは流動性の各除草性組
成物への混合は、容器への施用量が水の表面積1エーカ
ーあたり約0.24−0.26ガロンとなるよう行った。
アカイエカ(キュレックス・クインケファシアトゥス
=Culex quinquefasciatus)の4齢の幼虫に対する数種
の除草性/殺虫性配合物の生物検定を行って、個体ある
いは流動性の超吸収性重合体除草性配合物の潜在的な蚊
防除効果を測定した。
数種の固体および流動性の超吸収性重合体除草性/殺
虫性組成物の蚊防除効果を測定するための比較実験であ
る生物検定(第2表)を、250mlの逆浸透濾過によって
精製した水と、10匹の4齢のアカイエカとが入った400m
l入りガラス製ビーカー(表面積0.000001エーカー)中
で行った。(3回反復/配合物1種)。ダイコート
ダイコート、カトリン −プラス、2,4−D、およ
びアロサーフ MSFの施用量は、上述の容器での生物検
定による評価に記載したのと同様とした。固形配合物で
は超吸収性重合体としてアクアストアー およびアクア
キープ J−500を、流動性配合物ではアクアストアー
Fおよびウォーターロック A−100を使用した。固
形および液状組成物の配合および施用は重量基準で行っ
た(すなわち水の表面積1エーカーあたりのポンド
数)。幼虫には試験用配合物を加える前に、ラビット・
チャウ(rabbit chow)の粉の逆浸透濾過精製水への懸
濁液2,3滴を与えた。生物検定は、周囲温度を80°F、
相対湿度を80%に保った部屋で実施した。データの記録
は、処理後24時間ごとに、100%の致死率が記録される
まで、行った。
固形の除草性/殺蚊性超吸収性重合体配合物を以下の
ようにして製造した。所望濃度のダイコート またはダ
イコート およびカトリン −プラスおよびアロサーフ
MSFを400ml入りのプラスチック製ビーカーに加え、ス
パチュラを使用して手動で激しく約0.5分かきまぜた。
配合物をさらに2分間、小型電動ミキサー(420A)を使
用して混合した。その後この配合物を、ジッパーで閉ま
る気密なビニール袋に、試験まで貯蔵した。
生物検定で使用する、流動性の粘稠あるいは半粘稠な
除草性/殺蚊性超吸収性重合体配合物を以下のようにし
て製造した。所望濃度のアクアストアー またはウォー
ターロック A−100を、100ml入りのプラスチック製ビ
ーカーに加えた。次に所望濃度のアロサーフ MSFをビ
ーカーに加え、その間スパチュラを用いて0.5分間手動
で激しく混合した。所望濃度の2,4−Dを、逆浸透濾過
精製水の入った別の100ml入りビーカーに加え、スパチ
ュラで0.5分間激しく混合した。次に、ガラス製の100ml
入りの薬びんに、水系の除草剤を加え、その後超吸収性
重合体/アロサーフ MSF混合物を加えた。全成分を1
分間手動で激しく振盪した。別の方法では、所望濃度の
超吸収性重合体を、逆浸透濾過精製水の入った100ml入
りのガラス製薬びんに加え、0.5分間手動で激しく振盪
した。次にこの混合物にアロサーフ MSFを加え、さら
に0.5分間激しく手動で振盪した。その後除草剤を加
え、配合物を1分間激しく振盪した。使用した混合技術
は、配合物中に使用した超吸収性重合体および/または
除草剤の種類に応じて決めた。
実施例I 浮水性および沈水性水草に対する、数種の固形の超吸
収性重合体系除草性/殺蚊性配合物の効果を比較した生
物検定の結果を、第1表に示す。データから、固形の超
吸収性重合体系配合物の殺生率(防除率)の方が、技術
的な液状の除草性配合物で観察される殺生率と比べて、
ウキクサについてもヒドリラについても一般に高いこと
がわかる。
数種の流動性の超吸収性重合体系除草性/殺蚊性配合
物を用いた、浮水性および沈水性水草に対する同様の比
較試験も行った(第2表)。結果から、超吸収性重合体
系除草性/殺蚊性配合物の方が、技術的除草剤より、ウ
キクサ、ヒドリラ、あるいはホテイアオイに対する効果
が高いことがわかる。なお、粘稠な、あるいは半粘稠な
流動性配合物はホテイアオイの葉に付着し、水が24−48
時間にわたって蒸発するにつれて、凝固してエラストマ
ー状または結晶状のマトリックスとなった。これらのマ
トリックスは、超吸収性重合体系配合物を含む葉が枯死
して水に落下すると、吸水、膨潤するのが観察され、流
動性の超吸収性重合体系除草性/殺虫性配合物が、活性
成分を封入保護し、徐々に放出する能力を有することが
示唆された。なお、水性および湿地植物に対するアロサ
ーフ MSFを用いた非標的試験では、技術的なアロサー
MSFおよび水系のアロサーフ MSFをラベルに指示さ
れた未成熟な蚊の防除用の施用量より多量に植物の周囲
の水面への施用しても、そして/または植物に直接施用
しても、薬害を生じることのないことが示されている
(レビー(Levy)ら、1981、「フロリダ州南西部の天然
生育環境における塩性沼沢地の蚊を防除するための単分
子有機表面膜の地上および空中散布(Ground and aeria
l application of a monomolecular organic surface f
ilm to control salt−marsh mosquitoes in natural h
abitats of Southwestern Florida)」、蚊ニュース(M
osquito News)41:291−309;ヘスター(P.Hester)、19
84、「アロサーフ MSFについての野外での薬外の研究
(Field phytotoxity studies with Arosurf MS
F)」、米国フロリダ州パナマ・シティ、西フロリダ節
足動物研究所、衛生、社会復帰事業課による研究報告
(Research Report by the Department of Health and
Rehabili tative Services,West Florida Arthropod Re
search Laboratory,Panama City,Florida))。
実施例II アカイエカのの4齢の幼虫に対する、数種の固形の超
吸収性重合体系除草剤/殺蚊性(アロサーフ MSF)配
合物の効果を比較した生物検定の結果を、第3表に示
す。データから、アロサーフ MSFを含有する固形超吸
収性重合体系配合物が、処置後4−5日以内に、アカイ
エカの幼虫、蛹、および/または羽化する成虫に対して
100%の致死率を示すのに対し、技術的な除草剤では未
成熟段階のアカイエカに対して20−27%の致死率しか示
さないことが示唆された。アカイエカの4齢の幼虫に対
して、流動性の超吸収性重合体系除草性/殺蚊性(アロ
サーフ MSF)配合物を評価した場合にも、同様の結果
が観察された(第4表)。この生物検定の結果から、配
合物では処置後5日以内に100%の幼虫、蛹、および/
または蛹から出てくる成虫が殺生されたのに対し、技術
的除草剤では同じ時点で未成熟段階のアカイエカに対し
て約53%の致死率しか示さないことが示唆された。
全般に、第1−4表に示したデータから、固形および
流動性の除草性/殺蚊性超吸収性重合体系配合物が、単
一の配合物で、水草と蚊の混合個体群を同時に、あるい
は並行的に防除するのに使用できることが示唆された。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−43902(JP,A) 特開 昭57−136504(JP,A) 特開 昭53−38553(JP,A) 特開 昭56−93716(JP,A) 特公 昭48−16176(JP,B1) 米国特許3253985(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01N 25/10 A01N 25/30 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体または流動性で、放出時間の変動可能
    な除草剤または除草剤/農薬デリベリ組成物であって、
    該組成物は、 (a)必要に応じてグラフトした親水性ポリマー、コポ
    リマー及びターポリマーからなる群から選ばれた超吸収
    性固体有機ポリマーの少なくとも一つであり、該ポリマ
    ーが重量で100倍以上の水を吸収し、 (b)少なくとも一つの除草剤、 (c)界面活性剤および表面活性剤より選ばれた少なく
    とも一つ、 (d)必要に応じ少なくとも一つの添加的農薬及び/ま
    たは水 の効果的量よりなり、水生及び湿土植物の標的固体群及
    び必要に応じ生息地関連害虫を制御する組成物。
  2. 【請求項2】該組成物が水で流動できる組成物の形であ
    り、超吸収性ポリマー対除草剤または除草剤/農薬及び
    不活性(非毒性)付属物の重量比が0.1:100から100:0.0
    01で、水で流動できる組成物がポリマー対水比で0.001:
    100から1:1で存在する請求項1の組成物。
  3. 【請求項3】該超吸収性ポリマーが澱粉グラフトポリマ
    ー、コポリマーまたはターポリマーよりなる請求項1の
    組成物。
  4. 【請求項4】該超吸収性ポリマーが、アクリルアミドア
    クリル酸ナトリウムコポリマー;加水分解澱粉ポリアク
    リルニトリル;加水分解2−プロペンニトリルホモポリ
    マーナトリウム塩またはポリ(アクリルアミド−コ−ア
    クリル酸ナトリウム)またはポリ(2−プロペンアミド
    −コ−2−プロペン酸)ナトリウム塩;澱粉−グラフト
    −ポリ(2−プロペンアミド−コ−プロペン酸)カリウ
    ム塩;澱粉−グラフト−ポリ(2−プロペンアミド−コ
    −2−プロペン酸);澱粉−グラフト−ポリ(2−プロ
    ペンアミド−コ−2−プロペン酸)ナトリウムまたはナ
    トリウム/アンモニウム塩;ポリ−2−プロペン酸ナト
    リウム塩のセルロース系積層物;架橋変形ポリアクリル
    アミドまたは架橋アクリル酸系物及びそれらの混合物よ
    りなる群から選ばれている請求項1の組成物。
  5. 【請求項5】該組成物が固体組成において水がなく、該
    組成物が、少なくとも一つの水可溶及び/または分解で
    きる材料よりなる壁を持つ容器内にある請求項1の組成
    物。
  6. 【請求項6】該除草剤または該添加農薬が、乾燥剤、殺
    藻剤、落葉剤、ホルモン、植物成長阻害剤、植物成長制
    御剤、石油オイルまたは溶媒、不妊剤、生物制御剤、微
    生物制御剤、病原菌、寄生虫及びそれらの混合物からな
    る群から選ばれた少なくとも一つの化合物よりなる請求
    項1の組成物。
  7. 【請求項7】該組成物が、さらに少なくとも一つの補助
    剤、希釈剤、アルコール、結合剤、解こう剤、分散剤、
    浸透剤、展着剤、懸濁剤、湿潤剤、安定化剤、相溶化
    剤、固着剤、ワックス、助溶剤、カップリング剤、泡
    剤、抗泡剤、合成プラスチック、エラストマー、相乗剤
    及びそれらの混合物よりなる請求項1の組成物。
  8. 【請求項8】該農薬が、殺虫剤、殺蚊剤、殺軟体動物
    剤、殺卵剤、殺幼虫剤、単分子フイルム、2層フイル
    ム、単層、石油、殺蛹剤、生物制御剤、病原菌、寄生
    虫、微生物制御剤、昆虫成長制御剤、普通の毒物、化学
    不妊剤、表面活性剤またはフイルム形成剤及びそれらの
    混合物よりなる請求項6の組成物。
  9. 【請求項9】該超吸収性ポリマーが、アクリルアミド、
    アクリレートまたは澱粉グラフトポリマーコポリマーま
    たはターポリマーよりなり、該超吸収性ポリマー及び該
    少なくとも一つの除草剤が、界面活性剤または表面活性
    剤及び必要に応じ水及び/または添加農薬に溶かされ、
    懸濁され、または分散されている請求項1の組成物。
  10. 【請求項10】超吸収性ポリマーの表面活性剤または界
    面活性剤への比が0.1:1から100:1である請求項1の組成
    物。
  11. 【請求項11】該容器が子袋であり、該少なくとも一つ
    の水可溶及び/または分解できる材料が、ポリビニルア
    ルコール、ポリエチレンオキシド及びヒドロキシプロピ
    ルメチルセルロース及び必要に応じセルロース系または
    紙積層物からなる群から選ばれている請求項5の組成
    物。
  12. 【請求項12】該超吸収性ポリマーが、澱粉グラフトコ
    ポリマーまたはターポリマーよりなる請求項1ないし11
    のいずれか1項記載の組成物。
  13. 【請求項13】該組成物が、粒状、ペレット、練炭状ま
    たは他の種々の形の固体除草剤または除草剤/農薬デリ
    ベリ組成物に集塊されている請求項1の組成物。
  14. 【請求項14】集塊された組成物が湿気にさらすことに
    より固体を作るよう固められている請求項13の組成物。
  15. 【請求項15】水生及び湿土環境植物の一つ以上の群
    を、必要に応じて他の生息地関連害虫とまたはその組み
    合わせで制御することに対する放出時間の変動可能な使
    用方法であって、該方法は、請求項1ないし14のいずれ
    か一つの除草剤デリベリ組成物を調製し、該除草剤また
    は除草剤/農薬デリベリ組成物を効果的量水性及び湿土
    植物の標的群に使用し、植物(野草)制御処理または同
    時に植物及び害虫制御処理を必要としている乾燥、湿、
    半水性または水性環境面積に散布することよりなる方
    法。
  16. 【請求項16】組成物が乾燥または湿土壌に取り込まれ
    ている請求項15の方法。
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