JP2853712B2 - 記録/再生装置 - Google Patents

記録/再生装置

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JP2853712B2
JP2853712B2 JP33632197A JP33632197A JP2853712B2 JP 2853712 B2 JP2853712 B2 JP 2853712B2 JP 33632197 A JP33632197 A JP 33632197A JP 33632197 A JP33632197 A JP 33632197A JP 2853712 B2 JP2853712 B2 JP 2853712B2
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JP
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chassis
recording
shield cover
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screw
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弘 山内
清明 辻
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その記録/再生
置本体がOA機器などの取付フレームに取付けられるフ
ロッピーディスク装置などの記録/再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のフロッピーディスク装置などの
録/再生装置においては、その記録/再生装置本体がO
A機器などの取付フレームに取付けられる際に、そのシ
ャーシを取付フレームに直接にねじ止めしていたため
に、このねじ止め時の締付け力でシャーシに歪などの変
形が生じ易かった。
【0003】なお、シャーシが変形すると、高精度に位
置決めされているフロッピーディスク装置本体のヘッド
やターンテーブルに位置ずれや傾きなどが生じて、ヘッ
ドのオフトラックやオフセットなどの問題が発生し、こ
のために、高密度の記録や再生を行えないなど、フロッ
ピーディスク装置に対するフロッピーディスクの互換性
に悪影響を及ぼしてしまう。
【0004】そこで、本出願人は、フロッピーディスク
装置本体のシャーシを取付け専用部材である中間フレー
ムにねじ止めし、この中間フレームをOA機器の取付フ
レームにねじ止めするようにした先願例(実願昭61−
152372号)を先に出願している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この先願例によれば、
シャーシを中間フレームにねじ止めするときの締付け力
を中間フレームに吸収させることができるので、シャー
シの歪などの変形を防止することができる。
【0006】しかし、この場合、取付け専用部材として
中間フレームを用いているために、部品点数および組立
工数が多い上に、中間フレームが大きなスペースを取る
ために、OA機器に大きな取付けスペースが必要であ
る、といった問題点があった。
【0007】本発明は、取付け専用部材を用いることな
く、シャーシの歪などの変形を防止できるようにした
録/再生装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、底板部とこの底板部の両側にそれぞれ連
設された両側壁とから断面コ字状に構成されていて、
録媒体の駆動手段と記録/再生手段との少なくとも2つ
の手段取り付けられるとともに、その剛性が高いシャ
ーシと、このシャーシの上方を覆っていて、上記少なく
とも2つの手段の外筺を上記シャーシと共同で構成する
とともに、その剛性が低い磁気遮蔽用のシールドカバー
とを具備し、上記シールドカバー取付けフレームに
じによりねじ止めするための螺合用孔を上記シールドカ
バーに設けるとともに、上記シャーシの上記螺合用孔と
対向する位置に上記ねじを逃がすための逃げ部を設けた
ことを特徴とする記録/再生装置に係るものである。
【0009】上述のように構成された記録/再生装置に
よれば、外部磁界をシールドするシールドカバーが先願
例の中間フレームを兼用する構造であるので、取付け専
用部材を用いる必要がない。そして、シャーシよりも剛
性の低いシールドカバーがねじによりねじ止めする時の
締付け力を吸収するとともに、このねじがシャーシに当
たらないので、シャーシ歪などの変形をきわめて効果
的に防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において、本発明をフロッピ
ーディスク装置に適用した一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】まず、記録/再生装置本体の一例であるフ
ロッピーディスク装置本体1は、アルミダイキャストに
て成形された剛性の高いシャーシ2を有している。この
シャーシ2は底板部とこの底板部の左右両側にそれぞれ
連設された左右両側壁2aとから断面コ字状に構成され
ている。そして、このシャーシ2の底板部にターンテー
ブル3を取付けて、フロッピーディスク4を装着し得る
ようにしている。また、シャーシ2の底板部には、フロ
ッピーディスク4を記録および再生するためのヘッドア
センブリ5が取付けられている。そして、このフロッピ
ーディスク装置本体1の上部は、板金のプレス加工によ
って成形された剛性の低いシールドカバー6で覆われて
いるので、外部磁界がシールドされている。
【0012】上記フロッピーディスク装置本体1をOA
機器などの取付フレーム8に取付けるための取付け機構
は、次のように構成されている。
【0013】すなわち、シャーシ2の左右両側壁2aの
一端は、左右一対のねじ9によって、シールドカバー6
の左右両側板6aの一端にねじ止めされている。また、
シールドカバー6の左右両側板6aの他端に形成された
左右一対の係止溝10は、シャーシ2の左右両側壁2a
の他端に一体成形された左右一対の係止突起11に水平
方向から係合されている。そして、シールドカバー6の
左右両側板6aは、左右各一対のねじ12によって、取
付けフレーム8の左右両側板8aにねじ止めされる。
【0014】そして、図2および図3(A)に示すよう
に、ねじ9は、シールドカバー6の左右両側板6aおよ
びシャーシ2の左右両側壁2aに設けられたねじ挿通孔
13、14にそれぞれ挿通されてから、シールドカバー
6の天井板6bから折り曲げられたナット片15の螺合
用孔16に螺合されている。また、この際、左右両側壁
2aとナット片15との間には、ゴムなどの弾性体から
ほぼU字状に構成されたクッション材17の一片部がサ
ンドイッチ状に挟み込まれている。なお、この際、図3
(B)に示すように、ほぼU字状のクッション材18が
左右両側板6aと左右両側壁2aとの間および左右両側
壁2aとナット片15との間に2重のサンドイッチ状に
挾み込まれていても良い。また、図3(C)に示すよう
に、円筒状のクッション材19がねじ挿通孔14を貫通
して左右両側板6aとナット片15との間にサンドイッ
チ状に挾み込まれていても良い。
【0015】さらに、図2および図4に示すように、ね
じ12は、取付けフレーム8の左右両側板8aに設けら
れたねじ挿通孔20に挿通されてから、シールドカバー
6の左右両側板6aに設けられた螺合用孔21に螺合さ
れている。なお、この場合、シャーシ2には、上記螺合
用孔21と対向する位置において、ねじ12を逃がす逃
げ部として機能する切欠き22が設けられている。した
がって、シャーシ2の左右両側壁2aは、ねじ12によ
ねじ止め部分に対して干渉しないように、切欠き22
によって逃げているので、シャーシ2にねじ12が当た
ることはない。
【0016】以上のように構成されたフロッピーディス
ク装置によれば、外部磁界をシールドするシールドカバ
ー6がシャーシ2と取付フレーム8とを結合する中間フ
レームを兼用している。そして、取付フレーム8に対す
るねじ止め用ねじ12の締付け力は、剛性の低いシール
ドカバー6に伝達されて、このシールドカバー6に吸収
される。したがって、ねじ12の締付け力によってシャ
ーシ2に歪などの変形が発生するおそれがない。しか
も、この際、図3(A)〜図3(C)に示すように、シ
ャーシ2とシールドカバー6とのねじ9によるねじ止め
部分にクッション材17〜19を介装させておけば、シ
ャーシ2の歪などの変形をより一層確実に防止すること
ができる。
【0017】以上において、本発明の実施例につき詳細
に説明したが、本発明は、上述の実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に
基づいて各種の変更および修正が可能である。また、本
発明は、フロッピーディスク装置に限定されることな
く、各種の記録/再生装置に適用することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のとおりに構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。
【0019】すなわち、シールドカバーが先願例の中間
フレームを兼用しているので、取付け専用部材を用いる
必要がなく、また、シャーシとシールドカバーとで記録
媒体の駆動手段と記録/再生手段との少なくとも2つの
手段の外筐が構成されるので、部品点数および組立工数
が少なく、このために、構造の簡素化および低コスト化
を図ることができる。
【0020】しかも、先願例の中間フレームのような取
付け専用部材を用いていないので、取付けスペースを小
さくすることができ、このために、省スペース化を図る
ことができる。
【0021】それでいて、シールドカバーを取付けフレ
ームにねじによりねじ止めする時の締付け力はシャーシ
に較べて剛性の低いシールドカバーが吸収するととも
に、上記ねじを逃がすための逃げ部がシャーシに設けら
れていて上記ねじがシャーシに当たらないので、シャー
シの歪みなどの変形をきわめて効果的に防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をフロッピーディスク装置に適用した一
実施例におけるフロッピーディスク装置の概略的な斜視
図である。
【図2】図1に示すフロッピーディスク装置の分解斜視
図である。
【図3】(A)は、図1のIII −III における断面図で
ある。(B)は、図1に示すフロッピーディスク装置の
第1の変形例における図3と同様の図である。(C)
は、図1に示すフロッピーディスク装置の第2の変形例
における図3と同様の図である。
【図4】図1のIV−IV線における断面図である。
【符号の説明】
1 フロッピーディスク装置本体(記録/再
装置本体) 2 シャーシ2a 側壁 6 シールドカバー 8 取付けフレーム 9 ねじ 12 ねじ 17 クッション材 18 クッション材 19 クッション材21 螺合用孔 22 切欠き(逃げ部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/02 301 G11B 33/12 501

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板部とこの底板部の両側にそれぞれ連設
    された両側壁とから断面コ字状に構成されていて、記録
    媒体の駆動手段と記録/再生手段との少なくとも2つの
    手段取り付けられるとともに、その剛性が高いシャー
    シと、この シャーシの上方を覆っていて、上記少なくとも2つ
    の手段の外筺を上記シャーシと共同で構成するととも
    に、その剛性が低い磁気遮蔽用のシールドカバーとを具
    備し、 上記シールドカバー取付けフレームにねじによりねじ
    止めするための螺合用孔を上記シールドカバーに設ける
    とともに、 上記シャーシの上記螺合用孔と対向する位置に上記ねじ
    を逃がすための逃げ部を設けた ことを特徴とする記録/
    再生装置。
JP33632197A 1997-11-20 1997-11-20 記録/再生装置 Expired - Lifetime JP2853712B2 (ja)

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JPH10134554A JPH10134554A (ja) 1998-05-22
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