JP2852399B2 - 防振ゴム絞り加工機 - Google Patents

防振ゴム絞り加工機

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JP2852399B2
JP2852399B2 JP1071347A JP7134789A JP2852399B2 JP 2852399 B2 JP2852399 B2 JP 2852399B2 JP 1071347 A JP1071347 A JP 1071347A JP 7134789 A JP7134789 A JP 7134789A JP 2852399 B2 JP2852399 B2 JP 2852399B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、防振ゴムが圧入され、徐々に絞り込むた
めの通路を有するダイス装置と、ダイス装置の通路へ防
振ゴムを圧入する加圧装置とから成る防振ゴム絞り加工
機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の防振ゴム絞り加工機は、第7図以下に示すよう
に防振ゴム1が圧入され、徐々に絞り込むための通路10
0Aを有するダイス装置101Aと、ダイス装置101Aの通路10
0Aへ防振ゴム1を圧入する加圧装置102Aとから構成され
ている。防振ゴム1の外径が60mmあった場合、これを最
終的に55.8mmに絞り込むためには、第1段階では第7図
に示すようにダイス装置101Aの通炉100Aに防振ゴム10を
加圧装置102Aで圧入して外径が58.6mmに絞り込んだ防振
ゴム10Aを得る。次いで、第8図に示すように、ダイス
装置101Bの通路100へ防振ゴム10Aを加圧装置102Bで圧入
して外径が57.2mmの防振ゴム10Bを得る。次いで、第9
図に示すようにダイス装置101Cの通路100Cに防振ゴム1B
を加圧装置102Cで圧入して外径が55.8mmの防振ゴム10C
を得るようになっていた。
〔解決しようとする課題〕
従来の防振ゴム絞り加工機では、3種類のダイス装置
100A〜101Cを用意するととに、夫々のダイス装置101A〜
101Cにあった加圧装置102A〜102Cを用意しなければなら
ず、工数がかかるとともに複数の装置を用意しなければ
ならなかった。何故なら、加圧装置102Aないし102Cの外
側に位置する加圧リングの下端面が防振ゴム1の外筒の
上端面を押し付けていくために、通路100Aの最も小さい
内径部分でもこの加圧リングが通過しなければならない
ために、外径が60mmのものを一挙に55.8mmまで絞り加工
することはできなかった。
そこで、高い絞り率の防振ゴムを何段階もの工程を経
ずに通し絞りで加工することができ、多数の装置を必要
としない防振ゴム絞り加工機を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上述の目的を達成するため、防振ゴムが圧入され、徐
々に絞り込むための通路を有するダイス装置と、ダイス
装置の通路へ防振ゴムを圧入する加圧装置とから成る防
振ゴム絞り加工機において、加圧装置は、防振ゴムの外
側の径が縮小される金具上端にその下端が当接する加圧
片を有し、加圧片は、複数に分割され相互に隙間を有す
るように心棒の周囲にかつ心棒に近づくように移動可能
に取付けられ、心棒と加圧片との間には両者間の間隔を
所定間隔あけておくとともに、通路の壁に加圧片が押圧
されて縮小する弾性部材が介在され、防振ゴムの外側は
ダイス装置の通路を通過して縮径されるようにしたもの
である。
〔作用〕
この発明において、防振ゴムをダイス装置の通路に挿
入し、この防振ゴムを加圧装置で通路の奥へ圧入してい
くと、通路の内径が小さくなるにしたがって防振ゴムの
外側の金具を押し付ける分割された加圧片は通路の内径
にしたがって心棒側に近づく。このとき、通路の壁で押
圧された心棒側へ分割された加圧片が近づくとき心棒と
加圧片との間に介在された弾性部材が縮小する。これに
より、高い絞り率の防振ゴムであっても1つのダイス装
置の通路を通過させるだけで絞り加工が行える。
〔実施例〕
以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして
説明する。
第1図に示す第1実施例は、防振ゴム1が圧入され、
徐々に絞り込むための通路2を有するダイス装置3と、
ダイス装置3の通路2へ防振ゴム1を圧入する加圧装置
4とから防振ゴム絞り加工機を構成してある。防振ゴム
1としては、金具1A,1Bの間にゴム1Cを加硫接着したも
のを使用した。ダイス装置2は、防振ゴム1の外径より
も大きな内径の通路2の部分を構成するガイド部材3A
と、このガイド部材3Aの箇所の通路につづいて徐々にそ
の内径を小さくするような通路2を構成するダイス3B
と,このダイス3Bを取付けるためのダイスホルダー3C
と、このダイスホルダー3Cとガイド部材3Aとを連結する
ためのボルト3Dとから構成されている。ダイス3Bとして
は、超硬合金を使用するのが好ましい。また、このダイ
ス3Bの下端部はダイスホルダー3Cよりも内側に突出して
いることが好ましい。加圧装置4は、図示しないプレス
機等に取付けられるシャフト4Aにアダプタ4Bを取付け、
アダプタ4bの心棒4Cを取付けてある。この心棒4Cの先端
は内筒を構成する金具1Aの内径部を案内する。この心棒
4Cの周囲には複数に分割された加圧片4Dを設けてある。
この加圧片4Dは、心棒4Cに固着されたピン4Eにより半径
方向の移動が案内されるようになっている。また、心棒
4Cと加圧片4Dとの間には弾性部材4Fが設けてあり、加圧
片4Dが外側から内側に向けて加圧されるときこの弾性部
材4Fが縮小即ち圧縮されるようになっている。さらに、
複数に分割された加圧片4Dは弾性材料からなる外リング
4Gで束ねられている。前記弾性部材4Fとしてはゴムバン
ドを使用した。外リング4Gもゴムバンドを使用した。複
数に分割された加圧片4Dは、第2図に示すように4分割
されたものであっても良いし、第3図に示すように6分
割されたものであっても良い。これら加圧片4Dの相互に
は隙間Sを有するように心棒4Cの周囲に複数の加圧片4D
を設ける。
このような絞り加工機を用いて、防振ゴム1を絞り加
工する場合は、防振ゴム1を第1図に示すようにガイド
部材3Aが形成する通路2へ挿入する。このとき加圧装置
4の心棒4Cの先端は金具1Aの内径を案内させ、加圧片4D
は金具1Bに当接させて防振ゴム1を通路の奥へ圧入して
いく。通路2の奥には内径が徐々に小さくなるダイス3B
が設けてあり、この箇所に防振ゴム1が圧入されてくる
と、外側の金具1Bの外径がダイス3Bの内径に沿って小さ
くなる。このとき、加圧片4Cもダイス3Bにより内側へ押
圧されるので、加圧片4Dは弾性部材4Fを圧縮して心棒4C
に近づく方向へ移動しながらダイス3Bが形成する通路2
を通過していく。1回の通し絞りで所定の絞り率の防振
ゴム1を得ようとする場合、ダイス装置3の通路2の最
小内径は、わずかな戻りを考慮して絞り加工後の防振ゴ
ム1の径よりも小さく設定される。
第4図に示すものは、外リング4Gを2本用いたものを
示し、他の構成は第1実施例と同様である。
第5図および第6図に示す第2実施例では、弾性部材
4Fとしてスプリング41を使用したものを示す。
なお、加圧片4Dもダイス3Bと同様に超硬合金の使用が
好適である。また、弾性部材4Fとしては、図示する実施
例ではゴムバンドとスプリング41を示したが、その他の
弾性部材の使用も勿論可能であり、加圧片4Dがダイス3B
の内径にしたがって心棒4Cへ近づくように移動するのを
妨げずかつダイス3Bの箇所から離れたときにその弾性力
により元の位置に加圧片4Dを復帰させ、隙間Sを形成さ
せるものであれば良い。さらにまた、外リング4Gは、分
割された複数の加圧片4Dを束ねておくものであり、必ず
しもこのような手段によらなくても良い。
〔効果〕
以上説明したように、この発明によれば、加圧装置
は、防振ゴムの外側の径が縮小される金具上端部に下端
が当接する加圧片を有し、加圧片は、複数に分割され相
互に隙間を有するように心棒の周囲にかつ心棒に近づく
ように移動可能に取付けられ、心棒と加圧片との間には
両者間の間隔を所定間隔開けておくとともに、通路の壁
に加圧片が押圧されて縮小する弾性部材が介在され、防
振ゴムの外側はダイス装置の通路を通過して縮径される
ようになっているので、従来のように通し絞りを複数回
行う必要がなく、高い絞り率のものを一回若しくは従来
よりもきわめて少ない工程の通し絞りで行うことが可能
となる。その結果、工数が大幅に省略され、多数の装置
も不要となり、安価かつ大量に絞り加工を行うことがで
きる。
また、防振ゴムの外側の縮径は、ダイス装置の通路に
壁によってなされ、複数の加圧片の内壁によってなされ
るのではないため、防振ゴムの外側全体が傷つくことな
く、かつ全体にムラなく絞り込まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1実施例を示す断面図、第2図
は加圧装置の先端側から見た底面図、第3図も第2図と
同様であるが加圧片を6分割したものを示す底面図、第
4図は第1図に示す加圧装置の変形例を示す半断面図、
第5図は第2実施例を示す断面図、第6図は弾性部材の
箇所を示す断面図、第7図ないし第9図は従来例を示す
断面図である。 1……防振ゴム、 1A,1B……金具、 1C……ゴム、 2……通路、 3……ダイス装置、 4……加圧装置、 4C……心棒、 4D……加圧片、 4F……弾性部材、 S……隙間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防振ゴムが圧入され、徐々に絞り込むため
    の通路を有するダイス装置と、ダイス装置の通路へ防振
    ゴムを圧入する加圧装置とから成る防振ゴム絞り加工機
    において、 加圧装置は、防振ゴムの外側の径が縮小される金具上端
    に下端が当接する加圧片を有し、 加圧片は、複数に分割され相互に隙間を有するように心
    棒の周囲にかつ心棒に近づくように移動可能に取付けら
    れ、 心棒と加圧片との間には両者間の間隙を所定間隔あけて
    おくとともに、通路の加圧片が押圧されて縮小する弾性
    部材が介在され、 防振ゴムの外側はダイス装置の通路を通過して縮径され
    ることを特徴とする防振ゴム絞り加工機。
JP1071347A 1989-03-23 1989-03-23 防振ゴム絞り加工機 Expired - Fee Related JP2852399B2 (ja)

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JPS5597945A (en) * 1979-01-19 1980-07-25 Hitachi Cable Ltd Processing of cylindrical vibration-proof rubber
JPS58203242A (ja) * 1982-05-22 1983-11-26 Tokai Rubber Ind Ltd サスペンシヨンブツシユ並びにその製造法

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