JP2850143B2 - 工作機械における加工制御方法 - Google Patents

工作機械における加工制御方法

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JP2850143B2 JP31828489A JP31828489A JP2850143B2 JP 2850143 B2 JP2850143 B2 JP 2850143B2 JP 31828489 A JP31828489 A JP 31828489A JP 31828489 A JP31828489 A JP 31828489A JP 2850143 B2 JP2850143 B2 JP 2850143B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (a).産業上の利用分野 本発明は、ワークの加工に必要な工具データを簡便に
設定することが出来る工作機械における加工制御方法に
関する。
(b).従来の技術 従来、マシニングセンタ等の工作機械を用いてワーク
の加工を行なう際には、加工に使用する工具を工作機械
の工具マガジンにセットした時点で、該工具の工具番
号、工具名、工具径、工具長、寿命時間、使用時間等の
工具データを、工具マガジンの工具収納ポケットに対応
した形で工具データメモリ等の所定の格納領域に収納し
ていた。
(c).発明が解決しようとする問題点 しかし、こうした方法では、工具マガジンの工具収納
ポケットに収納された工具と工具データが1対1に対応
するので、工具収納ポケットに収納すべき工具が変わる
度毎に、該工具の工具データを入力し直す必要が生じ、
極めて煩雑で手間が掛かる欠点があった。
本発明は、上記事情に鑑み、工具マガジン等にセット
された工具に関する工具データの設定を簡便に行なうこ
とが出来る工作機械における加工制御方法を提供するこ
とを目的とする。
(d).問題点を解決するための手段 即ち、本発明は、工具収納位置(7a)の設定された工
具収納手段(7)及び、工具データ(DAT)を格納する
メモリ手段(16)を有する工作機械(1)において、前
記工具収納手段(7)の工具収納数を越える工具(9)
に関する工具データ(DAT)を前記メモリ手段(16)に
格納しておき、ワークの加工に際して、当該加工に実際
に使用する工具(9)を前記工具収納手段(7)の工具
収納位置(7a)に収納すると共に、前記メモリ手段(1
6)に格納された工具データ(DAT)の内、該工具収納位
置(7a)に収納された工具(9)に関する工具データ
(DAT)を、当該工具収納位置(7a)に対応した位置情
報(PKN)を入力することにより選定し、該選定された
工具データ(DAT)に基づいて前記ワークの加工を行な
うようにして構成される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素
を示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の
記載に限定拘束されるものではない。以下の「(e).
作用」の欄についても同様である。
(e).作用 上記した構成により、本発明は、メモリ手段(16)に
予め格納された工具データ(DAT)の内、ワークの加工
に使用する工具(9)に関する工具データ(DAT)のみ
が選択的に設定されるように作用する。
(f).実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による工作機械における加工制御方法
の一実施例が適用された工作機械の一例であるマシニン
グセンタの正面図、 第2図は第1図に示すマシニングセンタのII矢視図、 第3図は第1図に示すマシニングセンタの制御ブロッ
ク図、 第4図は工具データメモリに格納された工具データの
一例を示す模式図、 第5図はディスプレイ上に表示された工具データの一
例を示す図である。
工作機械であるマシニングセンタ1は、第1図に示す
ように、機体2を有しており、機体2にはワークを搭載
するテーブル3が、水平面内を互いに直角な2方向に移
動駆動自在に設けられている。テーブル3の図中上方に
は、工具が装着される主軸5が回転自在に設けられてお
り、主軸5の第1図左方には工具交換装置6が設けられ
ている。また、機体2には、第2図に示すように、円板
状に形成された工具マガジン7が回転駆動自在に設けら
れており、工具マガジン7の外周部には複数個の工具収
納ポケット7aが、それぞれ工具9を着脱自在に収納し得
る形で配列されている。なお、工具マガジン7の各工具
収納ポケット7aは、後述する固有のポケット番号PKNを
それぞれ有している。
ところで、マシニングセンタ1は、第3図に示すよう
に、主制御部11を有しており、主制御部11にはバス線12
を介してキーボード等の入力部13、表示部14、加工プロ
グラムメモリ15、工具データメモリ16、加工制御部17、
入力ミス判定部19及びアラーム制御部20等が接続してい
る。表示部14は表示制御部14a及びディスプレイ14bから
構成されており、また加工制御部17には前記テーブル
3、主軸5、工具交換装置6及び工具マガジン7が接続
している。なお、工具データメモリ16には、例えば第4
図に示すように、マシニングセンタ1で使用する可能性
のある全て(第4図においては160本)の工具9、即ち
工具マガジン7の工具収納数(工具収納ポケット7aの個
数)を越える工具9に関する工具データDATが予め登録
された拡張工具データファイルETDが格納されており、
これ等の拡張工具データファイルETDには工具データDTA
が工具9の工具番号TN毎に整理された形で格納されてい
る。
即ち、第4図に示す「TNo.」の桁には「1」〜「16
0」の数値が各工具9の工具番号TNとして格納されてお
り、工具番号TNの図中右方の「工具名」の桁には各工具
9の名称TNMが格納されている。更に、「呼径」、「工
具径」、「長さ」、「切刃補正」、「推力」、「馬
力」、「寿命」及び「使用」の桁にはそれぞれ、工具9
の呼び径、工具9の実際の直径、工具9の長さ、工具9
の切刃位置補正量、工具9の推力係数、工具9の馬力係
数、工具9の寿命時間及び工具9の使用時間が工具9毎
の工具データDATとして格納されており、工具マガジン
7の工具収納ポケット7aの番号(後述)を表わす「PKN
o.」の桁は全て空白となっている。従って、例えば「TN
o.」の桁に格納された工具番号TNが「1」である工具9
は、「工具名」の桁に名称TNMとして「フェイスミル」
が、「呼径」の桁に呼び径として「50.A」が、「工具
径」の桁に実際の直径として「50」が、「長さ」の桁に
長さとして「100」が、「切刃補正」の桁に切刃位置補
正量として「0」が、「馬力」の桁に馬力係数として
「50」が、「寿命」の桁に寿命時間として「200」が、
更に「使用」の桁に使用時間として「115」が格納され
ていることから、工具番号TMが「1」である工具9は、
呼び径が“50.A"で直径50mm、長さ100mmのフェイスミル
であり、該工具9の切刃は工具先端にあり、該工具9の
最適な馬力は主軸5の駆動モータの馬力に対して50%の
値であり、更に該工具9の寿命に達するまでの使用可能
な時間は200分、これまでに実際に使用した時間は115分
であることを示している。また、例えば「TNo.」の桁に
格納された工具番号TNが「10」である工具9は、「工具
名」の桁に名称TNMとして「ドリル」が、「呼径」の桁
に呼び径として「7.」が、「工具径」の桁に実際の直径
として「7」が、「長さ」の桁に長さとして「200」
が、「切刃補正」の桁に切刃位置補正量として「2.07」
が、「推力」の桁に推力係数として「30」が、「馬力」
の桁に馬力係数として「30」が、「寿命」の桁に寿命時
間として「200」が、更に「使用」の桁に使用時間とし
て「76」が格納されていることから、工具番号TNが「1
0」である工具9は、呼び径が“7."で直径7mm、長さ200
mmのドリルであり、該工具9の切刃は工具先端から2.07
mm手前にあり、該工具9の最適な推力はマシニングセン
タ1のZ軸推力に対して30%の値、該工具9の最適な馬
力は主軸5の駆動モータの馬力に対して30%の値であ
り、更に該工具9の寿命に達するまでの使用可能な時間
は200分、これまでに実際に使用した時間は76分である
ことを示している。
マシニングセンタ1は以上のような構成を有するの
で、マシニングセンタ1を用いてワークの加工を行なう
際には、作業者は、まず加工すべきワークに対応した加
工プログラムPRGを参照しつつ、第2図に示すマシニン
グセンタ1を構成する工具マガジン7の工具収納ポケッ
ト7aに、これから行なう加工に実際に使用する工具9を
収納する。こうして、これから行なう加工に使用する工
具9がマシニングセンタ1の工具マガジン7にセットさ
れたところで、該工具マガジン7にセットされた工具9
の指定動作(即ち、工具マガジン7の各工具収納ポケッ
ト7aにどの工具9が収納されているのかを指定する動
作)を行なう。
それには、作業者は、第3図に示す入力部13を介して
主制御部11に対して工具データ表示指令DCを出力する。
すると、主制御部11は表示部14の表示制御部14aに対し
て、拡張工具データファイルETDに格納された工具デー
タDATを表示するように指令する。これを受けて表示制
御部14aは、工具データメモリ16に格納された拡張工具
データファイルETDを読み出し、該読み出された拡張工
具データファイルETDの各工具データDATをディスプレイ
14b上に表示する。
すると、ディスプレイ14b上には、例えば第5図に示
すように、各工具9に関する工具データDATが表示され
る。なお、第5図に示すディスプレイ14bの場合には、
ディスプレイ14bのサイズの関係上、「TNo.」の桁に格
納された工具番号TNが「1」〜「16」の16本の工具9に
関する工具データDATのみが表示されているが、ファイ
ルETD内の残りの工具9、即ち「17」〜「160」の工具番
号TNを有する144本の工具9に関する工具データDATも次
画面以降に格納されており、入力部13を介した所定の指
令動作により、任意の工具番号TNを有する工具9に関す
る工具データDATをディスプレイ14b上に表示させること
が出来る。
こうして、拡張工具データファイルETD内の各工具9
に関する工具データDATがディスプレイ14b上に表示され
たところで、作業者は入力部13を操作して、ディスプレ
イ14b上の工具9の内、これから行なう加工に使用する
工具9を選定する。即ち、これからの加工に備えて前記
工具マガジン7にセットされた工具9(即ち、これから
行なう加工に使用する工具9)に対してのみ、当該工具
9が収納された工具収納ポケット7aのポケット番号PKN
を入力部13を介してディスプレイ14b上の「PKNo.」の桁
に入力し、それ以外の工具9に対しては工具収納ポケッ
ト7aのポケット番号PKNを入力せず、空白のままにして
おく。
例えば、工具番号TNが「1」、「3」、「4」、
「5」、「6」及び「10」である6本の工具9を用いて
ワークの加工を行なうべく、工具番号TNが「1」の工具
9を工具マガジン7の1番ポケット(即ち、ポケット番
号PKNが「1」である工具収納ポケット7aを意味する。
以下、同様。)に、工具番号TNが「3」の工具9を工具
マガジン7の5番ポケットに、工具番号TNが「4」の工
具9を工具マガジン7の20番ポケットに、工具番号TNが
「5」の工具9を工具マガジン7の21番ポケットに、工
具番号TNが「6」の工具9を工具マガジン7の22番ポケ
ットに、更に工具番号TNが「10」の工具9を工具マガジ
ン7の30番ポケットにそれぞれ収納した場合には、第5
図に示すように、「TNo.」の桁に格納された工具番号TN
が「1」である工具9の「PKNo.」の桁に「1」をポケ
ット番号PKNとして格納し、「TNo.」の桁に格納された
工具番号TNが「2」である工具9は当該加工に使用しな
いので該工具9の「PKNo.」の桁は空白のままにしてお
き、「TNo.」の桁に格納された工具番号TNが「3」であ
る工具9の「PKNo.」の桁に「5」をポケット番号PKNと
して格納し、「TNo.」の桁に格納された工具番号TNが
「4」である工具9の「PKNo.」の桁に「20」をポケッ
ト番号PKNとして格納し、「TNo.」の桁に格納された工
具番号TNが「5」である工具9の「PKNo.」の桁に「2
1」をポケット番号PKNとして格納し、「TNo.」の桁に格
納された工具番号TNが「6」である工具9の「PKNo.」
の桁に「22」をポケット番号PKNとして格納し、「TN
o.」の桁に格納された工具番号TNが「7」、「8」及び
「9」である工具9は当該加工に使用しないのでこれ等
工具9の「PKNo.」の桁は空白のままにしておき、「TN
o.」の桁に格納された工具番号TNが「10」である工具9
の「PKNo.」の桁に「30」をポケット番号PKNとして格納
し、更に、「TNo.」の桁に格納された工具番号TNが「1
1」以上の工具9は当該加工に使用しないのでこれ等工
具9の「PKNo.」の桁は空白のままにしておく。こうし
て、ディスプレイ14b上の「PKNo.」の桁に格納された各
ポケット番号PKNは、工具データメモリ16の拡張工具デ
ータファイルETDに格納され、ここで当該加工に使用す
る工具9の選定動作が終了する。
この際、上述したように、工具マガジン7の工具収納
ポケット7aに収納された工具9に対して該工具収納ポケ
ット7aのポケット番号PKNのみをディスプレイ14b上で適
宜入力することにより、工具データメモリ16の拡張工具
データファイルETDに予め登録された工具データDATから
当該ワークの加工に使用する工具9に関する工具データ
DATを選択することが可能となる。従って、ワークの加
工に際して、該加工に使用する全ての工具9の工具番号
TN、名称TNM、呼び径、実際の直径、長さ、切刃位置補
正量、推力係数、馬力係数、寿命時間及び使用時間等の
工具データDATをいちいち入力する必要はなく、ワーク
の加工に必要な工具データDATの設定を簡便かつ迅速に
行なうことが出来る。
こうして、これから行なう加工に使用する工具9の選
定動作が終了したところで、作業者は、加工すべきワー
クを第1図に示すテーブル3上に載置し、その状態で入
力部13を介して主制御部11に対して加工開始指令SCを出
力する。すると、主制御部11は入力ミス判定部19に対し
て、ポケット番号PKNの入力ミスの有無を判定するよう
に指令する。これを受けて入力ミス判定部19は、加工す
べきワークに対応した加工プロプログラムPRGを加工プ
ログラムメモリ15から読み出し、該加工プログラムPRG
中において加工に使用するように指示された工具の全て
の工具番号TNを読み込む。更に、これ等読み込まれた工
具番号TNに対応した各工具9を収納した工具マガジン7
のポケット番号PKNが拡張工具データファイルETDにそれ
ぞれ格納されているか否かを判定し、ポケット番号PKN
が格納されていない工具9が1本でもあると判定された
場合には、適正な加工を行なうことは不可能であると判
断し、入力ミス判定部19はアラーム制御部20に対してア
ラーム信号SG1を出力する。該アラーム信号SG1を受けて
アラーム制御部20は、異常警告灯等のアラーム手段(図
示せず)を作動させて、作業者に対してポケット番号PK
Nの入力ミスが発生していることを知らせる。
一方、前記読み込まれた工具番号TNを有する各工具9
に対するポケット番号PKNが拡張工具データファイルETD
にそれぞれ格納されていると入力ミス判定部19による判
定された場合には、テーブル3上に搭載されたワークの
加工を開始すべく、入力ミス判定部19は加工制御部17に
対して加工開始信号SG2を出力する。該加工開始信号SG2
を受けて加工制御部17は、加工すべきワークに対応した
加工プログラムPRGを加工プログラムメモリ15から読み
出すと共に、工具データメモリ16を検索して工具マガジ
ン7の各工具収納ポケット7aに収納された工具9に関す
る工具データDAT(即ち、「PKNo.」の桁にポケット番号
PKNが格納された工具9に関する工具データDAT)を読み
込む。更に、加工制御部17は、該読み出された加工プロ
グラムPRG及び該読み込まれた工具データDATに基づい
て、工具マガジン7を回転駆動し、工具交換装置6によ
り該工具マガジン7と主軸5との間で工具交換を行ない
ながら、加工すべきワークの搭載されたテーブル3を水
平に移動駆動しつつ、主軸5に装着された工具9により
該ワークに対する加工を行なう。
このようにして、加工プログラムPRG及び工具データD
ATに基づくワークの加工が完了し、次のワークの加工を
行なう際には、作業者は、これから行なう加工に使用す
る工具9がマシニングセンタ1の工具マガジン7にセッ
トされた時点で、該工具マガジン7にセットされた工具
9の指定動作を拡張工具データファイルETDに対して行
なう必要がある(直前の加工と全く同じ工具9を使用す
る場合には、その必要はない。)。この際には、既に述
べたように、工具収納ポケット7aのポケット番号PKNを
ディスプレイ14b上で適宜入力するだけで、工具データ
メモリ16の拡張工具データファイルETD内に予め登録さ
れた工具データDATの内、当該ワークの加工に使用する
工具9に関する工具データDATを簡便に選択設定するこ
とが可能となる。
なお、上述の実施例においては、マシニングセンタ1
について述べたが、本発明は、工具マガジン7等の工具
収納手段及び、拡張工具データファイルETDを格納する
工具データメモリ16等のメモリ手段を有する限り、どの
ような工作機械に対しても適用可能であることは言及す
るまでもない。
(g).発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、工具収納ポケ
ット7a等の工具収納位置の設定された工具マガジン7等
の工具収納手段及び、工具データDATを格納する工具デ
ータメモリ16等のメモリ手段を有するマシニングセンタ
1等の工作機械において、前記工具収納手段の工具収納
数を越える工具9に関する工具データDATを前記メモリ
手段に格納しておき、ワークの加工に際して、当該加工
に実際に使用する工具9を前記工具収納手段の工具収納
位置に収納すると共に、前記メモリ手段に格納された工
具データDATの内、該工具収納位置に格納された工具9
に関する工具データDATを、当該工具収納位置に対応し
たポケット番号PKN等の位置情報を入力することにより
選定し、該選定された工具データDATに基づいて前記ワ
ークの加工を行なうようにして構成したので、ワークの
加工に必要な工具データDATの設定が、位置情報の入力
動作等の簡単な動作だけで完了する。その結果、ワーク
の加工に際して、工作機械の工具収納手段の工具収納位
置に収納すべき工具9が変わっても、該工具9の工具デ
ータDATをいちいち入力し直す必要はなく、ワークの加
工に必要な工具データDATの設定を簡便かつ迅速に行な
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による工作機械における加工制御方法の
一実施例が適用された工作機械の一例であるマシニング
センタの正面図、 第2図は第1図に示すマシニングセンタのII矢視図、 第3図は第1図に示すマシニングセンタの制御ブロック
図、 第4図は工具データメモリに格納された工具データの一
例を示す模式図、 第5図はディスプレイ上に表示された工具データの一例
を示す図である。 1……工作機械(マシニングセンタ) 7……工具収納手段(工具マガジン) 7a……工具収納位置(工具収納ポケット) 9……工具 16……メモリ手段(工具データメモリ) DAT……工具データ PKN……位置情報(ポケット番号)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23Q 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具収納位置の設定された工具収納手段及
    び、工具データを格納するメモリ手段を有する工作機械
    において、 前記工具収納手段の工具収納数を越える工具に関する工
    具データを前記メモリ手段に格納しておき、 ワークの加工に際して、当該加工に実際に使用する工具
    を前記工具収納手段の工具収納位置に収納すると共に、
    前記メモリ手段に格納された工具データの内、該工具収
    納位置に収納された工具に関する工具データを、当該工
    具収納位置に対応した位置情報を入力することにより選
    定し、該選定された工具データに基づいて前記ワークの
    加工を行なうようにして構成した工作機械における加工
    制御方法。
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