JP2846108B2 - 紙送り装置 - Google Patents

紙送り装置

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JP2846108B2
JP2846108B2 JP32942990A JP32942990A JP2846108B2 JP 2846108 B2 JP2846108 B2 JP 2846108B2 JP 32942990 A JP32942990 A JP 32942990A JP 32942990 A JP32942990 A JP 32942990A JP 2846108 B2 JP2846108 B2 JP 2846108B2
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recording
recording paper
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雅敏 野口
幸広 金子
宏二 清水
満 横山
俊哉 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は記録装置に使用する紙送り装置に関するも
のである。
[従来の技術] 第3図及び第4図はそれぞれ従来のこの種の紙送り装
置を示す側面図で、各図において(1)はプラテンロー
ラ、(2)は記録紙、(3)は記録ヘッド、(4)はイ
ンクリボン、(11)は前方ガイドローラ、(12)は後方
ガイドローラ、(21)は用紙ストック、(41)はインク
リボンストック、(42)はインクリボン巻取りである。
なお、第3図は順方向への紙送り、第4図は逆方向へ
の紙送りを示し、図面の矢印は各ガイドローラ(11),
(12)の回転方向を示す。
記録ヘッド(3)には、例えばサーマルヘッドが使用
され、インクリボン(4)には各色のインクリボン
(4)が使用され、記録は順方向への紙送りにおいて行
われるが、一つの色のインクリボン(4)による記録が
終了すると逆方向に紙送りを行って記録紙(2)を巻き
戻し、インクリボン(4)の色を変えて順方向へ紙送り
を行い、重ね書きができるようになっている。
以下、説明の便宜のため記録紙(2)が記録ヘッドに
当接する面を表面、記録紙(2)がプラテンローラ
(1)の表面に当接する面を裏面、紙送りの順移送方向
を前方、逆移送方向を後方として説明する。
前方ガイドローラ(11)は記録ヘッド(3)の前方、
後方ガイドローラ(12)は記録ヘッド(3)の後方にそ
れぞれ設けられ、各ガイドローラ(11),(12)とプラ
テンローラ(1)との間で記録紙(2)を挟んで紙送り
を行う。
プラテンローラ(1)はモータ(図示せず)によって
回転し、プラテンローラ(1)と記録紙(2)との接触
部(第3図に示すP,Q,Rの3点で確実に接触する。普通
はQ−P−Rの弧全体で接触する)では、十分な摩擦力
が存在し、記録紙(2)とプラテンローラ(1)との間
に滑りが生ずることなく、紙送りの速度はプラテンロー
ラ(1)の外周速度と一致する。
ガイドローラ(11),(12)と記録紙(2)との間の
摩擦力も、プラテンローラ(1)と記録紙(2)との間
の摩擦力と同程度に設定され、従って記録紙(2)に対
し各ガイドローラ(11),(12)は滑ることなく、記録
紙(2)から伝達されるトルクによって紙送りの速度に
従動して回転する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の紙送り装置は以上のように構成さ
れているので、ガイドローラ(11),(12)にはその回
転軸の摩擦などガイドローラの回転阻害要因が存在し、
この阻害要因がプラテンローラ(1)の外周速度よりガ
イドローラの外周速度の方を遅くしようとする。記録紙
(2)とガイドローラ(11),(12)との間は滑らない
ので、順方向の場合(第3図)はPQの間で、逆方向の場
合(第4図)ではPRの間で、それぞれ記録紙(2)の浮
きを招き、そのため記録紙(2)の紙送り精度を悪くし
ている。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもの
で、記録紙に張力をかけてその浮き上がりを防止し、且
つ記録紙とガイドローラとの間で滑りが生ずることのな
い紙送り装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明に係わる紙送り装置は、後方ガイドローラを
モータで回転し、後方ガイドローラの表面と記録紙の表
面との間の摩擦を介して記録紙へ後方への張力を与える
が、この張力の大きさを後方ガイドローラと記録紙との
間の摩擦力より小さくなるように制御することとしたも
のである。
[作用] 記録紙に与えられる張力がガイドローラと記録紙との
間の摩擦力を超すことがないので、ガイドローラに滑り
を起こさせることがなくなる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第
1図及び第2図はそれぞれこの発明の一実施例を示す側
面図で、これらの図において第3図,第4図と同一符号
は同一又は相当部分を示し、(5)はモータ、(51)は
ベルト、(52)は後方ガイドローラシャフトである。
第1図に示す順方向への紙送りの場合も、第2図に示
す逆方向への紙送りの場合も、記録紙(2)へは後方に
向けて張力Fが与えられるようにモータ(5)を制御す
る。
記録紙(2)と後方ガイドローラ(12)との間の摩擦
係数をμ,圧着力をTとすれば、その間の摩擦力はμT
となり、F≦μTにしておけば、滑りが発生することは
ない。
このようにして記録紙(2)の浮き上がりを吸収する
のに必要な張力Fを決定し、このFに対しF≦μTとな
るように、μ{後方ガイドローラ(12)の表面の性質に
よって定められる}とTとを決定すればよい。
以上のようにして記録紙(2)へは浮き上がりを生ず
ることのない張力が与えられ、ガイドローラ(11),
(12)は滑ることなく記録紙(2)の運動に従動して回
転させることができる。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、順方向及び逆方向へ
紙送りを行う紙送り装置において、紙送り精度を向上さ
せることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの発明の一実施例を示す側面図、
第3図及び第4図は従来の装置を示す側面図。 1……プラテンローラ、2……記録紙、3……記録ヘッ
ド、5……モータ、11……前方ガイドローラ、12……後
方ガイドローラ。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示すものと
する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 満 東京都品川区西品川3―19―6 グラフ テック株式会社内 (72)発明者 渡辺 俊哉 東京都品川区西品川3―19―6 グラフ テック株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−207663(JP,A) 特開 昭60−214983(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 11/00 B41J 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンローラの回転を摩擦力によって記
    録紙に伝達して記録紙を順方向および逆方向に紙送り
    し、順方向への紙送りの際に該プラテンローラに当接す
    る記録紙の部分に記録ヘッドから記録が行われる紙送り
    装置において、 記録紙が記録ヘッドに当接する面を表面、記録紙がプラ
    テンローラに当接する面を裏面、紙送りの順移送方向を
    前方、逆移送方向を後方とし、上記記録ヘッドの前方に
    おいて上記プラテンローラとの間で記録紙を挟み、上記
    プラテンローラに従動して回転する前方ガイドローラ、 上記記録ヘッドの後方において上記プラテンローラとの
    間で記録紙を挟む後方ガイドローラ、 この後方ガイドローラに回転力を与え、順方向の紙送り
    の際にも逆方向への紙送りの際にも記録紙と当該後方ガ
    イドローラとの間の摩擦力より小さな張力を後方に向け
    当該記録紙に加えるように制御する後方ガイドローラ回
    転制御手段、 を備えたことを特徴とする紙送り装置。
JP32942990A 1990-11-30 1990-11-30 紙送り装置 Expired - Fee Related JP2846108B2 (ja)

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